このページでは白浜仁吉衆議院議員の26期(1953/04/19〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は26期国会活動統計で確認できます。
○白浜委員 今回の中間漁区船に対する水産庁長官初め関係当局の御苦労を多とするものでございますけれども、まさに沿岸漁民の犠牲において今回一応の解決を見たことに対しまして、私はこの際大いなる不満を申し上げておきたいと思うのでございます。従来水産庁は、口を開きますと沿岸漁民の保護育成ということを申しておるのでございますが、今回とられました措置におきましては、その従来水産庁の述べました沿岸漁民の保護育成についての真意をくみ取ることができなかつたと私は申し上げたいのでございます。しかしながら、昨年八月以来もみにもんだ問題をようやく解決されました御苦労に対しまして、繰返して申し上げるようでございますが、敬……
○白浜委員 石狩湾における中型機船底びき網漁業と沿岸漁業との操業上における調整の件に関しまして、本小委員会におきますところの審議の経過並びに結果について御報告申し上げます。 本問題につきましては、去る七月八日水産委員会におきまして松田委員より提案になつたのでございますが、七月八日委員会の決議によりまして、当小委員会は協議会の形をとりまして、出品、椎熊、赤路、小高、松田、川村各委員出席のもとに、水産庁、北海道庁当局及び北海道機船底びき網漁業者並びに沿岸漁業者の両代表を招致いたしまして、慎重調査検討をいたしたのであります。その結果一、石狩湾における水産資源の保護維持の重大なること、二、沿岸漁業者……
○白浜委員 この際水産庁長官にお尋ねしたいことが二、三点ありますので、お答えをお願いしたいと思います。 第一点は、漁業制度についてでございますが、終戦後、占領治下におきまして制定されました漁業法、水産業協同組合法などは幾多の改正を要する点がありますことは御承知の通りでございます。免許料、許可料の撤廃、その他局部的の改正は漸次これを行つておるのでございますが、なお根本的、抜本的の改正が業界から要望されておるのでございます。つきましては、政府においてもそれぞれ調査研究中のように伺つておるのでございますが、その進捗の程度はいかがでございましようか。また来る第十七国会にその改正案が提出の運びになりま……
○白浜委員 山中不動産部長にお尋ねいたします。長崎県の三爆撃演習地の補償の問題について申請書が出ておつたと思うのでございますが、その後の経過について一応御報告を受けたいと思います。
【次の発言】 ジヨージ、フオツクス、ハウ区域の水面の爆撃演習地の問題であるのでありまして、この問題についての取扱いの経過をお尋ねいたしておるのでございます。
【次の発言】 資料が非常に不備であるということは、この水産関係の資料については私もほぼ想像ができるのでございますが、この問題はいろいろな観点から見て早急に解決してもらわなければならない。なせかと申しますと、今問題になつております内灘問題のように、私どもは大騒ぎ……
○白浜委員 外務大臣にお尋ねいたします。先ほど来各委員からいろいろな観点から質問があつたのでありますが、大臣の御答弁を聞いておりますと、非常にたよりない気持がいたすのでございます。先ほどから赤路委員も申しましたし、また遠藤委員も今申したのでございますが、現地の空気は、おそらく近い将来に必ず強行出漁をするだろうということが考えられるのでありますが、その場合におきまして、安全操業の保障は一体どういうような方法で講じようとするのか、この点につきまして大臣の御答弁をお願いいたします。
【次の発言】 先ほど来赤路委員に対する答弁におきましても、管轄違いだというような話であつたのでございますが、少くとも今……
○白浜委員 私はたまたま長崎に帰つておりまして、朝鮮からの帰還船員に接する機会を得たのでございますが、非常にみじめなありさまで帰つて来たのを、現実に私は見て参つたのでございます。その間におきまして、いろいろ現地の事情も承つたのでございますが、非常に衰弱をして帰つて来ている、特に病人をかかえて帰つて来た一組の者も見たのでございますが、こういうような実情を見まして、私はどうしてもこの前から問題になつておりましたところの、見舞金その他につきましても、いろいろな見方はあるにしましても、やはり相当の休養期間を考慮していただかなければならないであろうということを考えて参つたのでありまして、この点につきまし……
○白浜委員 私はいろいろ大臣の御答弁を今まで承つておつたのでございますが、ここでもう一つ大臣のお考え方を聞いておきたいと思いますのは、今利子補給の問題にからみまして、大臣が財政当局としてのお考え方を一応述べられましたことにつきましては、いろいろ議論があるにしましても納得される点もあるのでございますが、私が申し上げたいのは、政府は李承晩ラインを認めてないという声明を幾度かにわたつて出しておるのでございますが、これを守つておる。ということは政府は全然これについて保護の手を延べていない。しかも漁民に対しましては、行つてはならぬということは一度も言つていない。そうしますと韓国は、かつて総督府の船籍にあ……
○白浜委員 ただいま海上保安庁長官並びに岡井次長から詳しく承つたのでございますが、私もう一点赤路委員の質問に関連してお尋ねしたいと思います。今二十七年に比較いたしまして非常に拿捕隻数が減つておるということを申されたのでございますが、二十七年と比較しまして二十八年の操業区域がどういうふうになつておつたか、また拿捕隻数が減つた、あるいは被害件数が減つたということは、結局政府の保護がたよりにならないということで、漁民が自粛した、あるいはこれは縮まつたという字が適当かと思うのでございますが、そういう形において隻数が減つたのではないかという見方もあると思うのでございます。その間のお考えを承つてみたいと思……
○白浜委員 水産庁長官にお尋ねしておきたいと思うのです。これは少し資料が古いかもしれませんが、漁業改革速報の第三十号、一月一日の末尾を見ますと、許可料、免許料が母船式の鮭鱒漁業で入つていないというふうに私はこの資料で見るのでございます。先ほど昨年の三船団はすでに許可をしたというふうな答弁であつたようにも思うのでございますが、十月二十八日付の北海道知事からの長官に対する免許料、許可料滞納者を漁業法違反として扱うことの疑義についてという質問に対して、十一月の十四日付で長官は回答をしておる。その中には、どうもこれを違反者として扱うかどうかということについて非常にあいまいな利巧な回答のようでございます……
○白浜委員 ただいま御説明を受けました今度の措置法案について、若干質問をいたして、政府当局の御意見を承つておきたいと思うのでございます。先ほどから、鈴木委員からいろいろお話があつたのでございますが、この法案を見ます場合に、私は政府が今度の問題につきまして、なお国際漁業と申しますか、公海漁業についてどういうふうな考えを持つておられるのかということにつきまして、冒頭に御意見を承つておきたいと思います。 鈴木委員も先ほどいろいろお話があつたのでございますが、私は本問題は、こういうふうな観点から政府は提案をされたのではないかというふうに了解をいたしているのでございます。すなわち私どもが当然公海漁業と……
○白浜委員 石油課長にちよつとお尋ねしますが、第三表のところに農、水産というふうにわけてございますが、このうちの農業、水産の比率が大体でもわかりましたら御説明願いたい。
○白浜委員 この事件は、かつて見ない非常に深刻な、漁業者として、また国民としてのわれわれに対する打撃であったと思うのでございまして、関係者の皆様方に対して、まことにわれわれ国会としても議員としても申訳ないと思うわけでございます。参考人に、どなたでもけっこうでございますが、お伺いしますが、この視界二ということは、どういうふうな明るさであるのか。それと非常に至近な距離にあったのでございますが、これがこの書類で見ますというと、国府の艦艇ではなかったかというふうなことが書かれてあるのでございますが、何かこれについてはっきりとお認めになった点があるかどうか、この点お話願いたいと思います。
○白浜委員 川村委員から詳しく私の言いたいところを言い尽したようでございますが、終戦後非常に苦しい中から、海上保安庁が特に沿岸漁民その他海上の安全航海のために努力を尽されておるということを、当事者として私ども非常に多といたしておるのでございますが、ともすれば従来大蔵省の考え方が、この消極面の救助と申しますか、そういうふうな面についての関心が非常に少かつたのじやないかということを、私ども常に痛感をいたしておるのでございます。今主計官から非常に好意ある御意見を承つて、非常に安心をいたしたのでございますが、私どもは、ただいたずらに建設面だけを考えずに、この建設した面をどういうようにして維持し、また育……
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