このページでは水谷長三郎衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。
○水谷長三郎君 私は、日本社会党を代表いたしまして、鳩山総理その他の閣僚の所信を問わんとするものであります。なかんずく、鳩山総理の御答弁は、おそらくこの臨時国会が最後になるでありましょう。議会政治家の有終の美を飾る上からも、誠意ある御答弁をお願いする次第であります。(拍手) まず、質問の第一点は、臨時国会の遅延についてでございます。わが社会党は、第二十四国会終了後、憲法第五十三条の規定に基きまして、日ソ交渉の中間報告、参議院選挙後の参議院の構成、北海道の冷害、九州の水害等に対する補正予算の編成等、再三再四にわたりまして臨時国会の開催を要求してきたのでありますが、政府は、てんやわんやの党、閣内……
○水谷長三郎君 私は、日本社会党を代表いたしまして、政府の施政方針演説に対し、若干の質疑を行わんとするものであります。 まず第一に、総理並びに企画庁長官にお尋ねしたいのは、日本経済の見通しについてであります。御承知のように、政府が、昨年八月三十日の閣議の決定によりますれば、来年度の経済運営については、当面経済の発展を控えぎみとし、輸出の増大をはかり、財政規模については中央、地方を通じて極力抑制し、あわせて、消費の抑制、貯蓄の増進について国民の協力を要請しようとするものであります。この基本的態度を受けまして、政府は、九月十日、三十三年度予算の基本構想について閣議の決定を行いました。それによりま……
○水谷委員 まず総理大臣に御質問を申し上げたいと思う次第であります。総理大臣は去る二日の本会議におきまして、わが党の委員長の鈴木茂三郎君が、政権の移動は総選挙によるべし、しかもそれは鳩山総理が前の国会におきまして、まさにそれは天の声であり神の声であるというような言葉まで述べられまして、満腔の賛意を表されたのでありますが、そういう質問に対しまして、総理は今度の国会におきましては、鈴木茂三郎君の意見は原則論としては同意できる、しかし今度の場合は、政権の移動ではなしに政権の強化であるから、そのようないわゆる民主的ルールの適用は受けないものと考えるという工合に答弁されておるのであります。果してしからば……
○水谷議員 私は日本社会党の提出にかかわりまする中小企業組織法案、中小企業の産業分野の確保に関する法律案、商業調整法案、中小企業組織法の施行に伴う関係法律の調整に関する法律案、以上四点の提案理由を御説明申し上げます。 今日、中小企業の悩みは過度の競争、原料高の製品安、金融難、税金高、設備の不備、技術の後進性、外資導入の圧迫等、教えきれないほどでありますが、要約すれば、政府の大企業超重点の施策、中小企業へのしわ寄せが、その大きな原因であることは、もはや明々、白々たる事実となっております。経済企画庁の昭和三十一年六月現在で、資本金一千万円以上の大企業、二千四百六十社、一千万円以下の中小企業法人十……
○水谷委員 ただいま委員長からも仰せられました通り、本法案は、衆議院におきまして、自民党並びに社会党の共同修正の結果成ったものでございますが、御案内の通り、この法案は、中小企業の皆さん方にとっては、革命的な法案とも言われ、従って、相当各方面において問題が起ったところの法案であることは、これは何としても否認することができないと思うのであります。従って、わが参議院の社会党におきましても、非常な熱意を持ちましてこの法案の審議に当ったのでございます。わが参議院の社会党が出しましたところの強制加入反対を中心にいたしました十一項目の修正案は、不幸にいたしまして少数で否決されたのでございますが、そのわが党の……
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