佐竹晴記 衆議院議員
27期国会発言一覧

佐竹晴記[衆]在籍期 : 23期-24期-26期-|27期|
佐竹晴記[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは佐竹晴記衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院27期)

佐竹晴記[衆]本会議発言(全期間)
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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 衆議院本会議 第23号(1956/03/16、27期、日本社会党)

○佐竹晴記君 日本社会党を代表し、総理大臣に対し、自衛隊と憲法違反の問題に関しお尋ねいたしたい。  第一、首相は今月八日、参議院予算委員会において、亀田議員の質問に対し、「私は憲法の成文には、自衛隊を持つということは、憲法の成文には合致しないと思います。この疑いがある。」と答え、他面、日本が独立国家となった以上、正当防衛権を持っている、その防衛のための自衛隊は合法的である、自衛隊法が成立した後は憲法違反にはならないと解釈を変えた、と述べております。一体、首相の真意はどこにあるか。自衛隊を持つことは憲法の成文に合致しないというのは、明らかに自衛隊は憲法違反であることを答えたものと言わざるを得ませ……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 衆議院本会議 第17号(1957/03/08、27期、日本社会党)

○佐竹晴記君 ただいま上程されました裁判所法等の一部を改正する法律家につき、日本社会党を代表いたしまして質疑いたします。  まず、総理大臣に対して、その所見をただしたい。  第一点は、憲法八十一条の最高裁判所と、裁判所法にいうところの最高裁判所とは、同一なものであるのか、それとも別異なものであるのか。今回の改正は、裁判所法に規定する最高裁判所小法廷は憲法八十一条の最高裁判所ではないという見地に立っているようてありますが、その点を伺いたいのであります。  憲法八十一条には「最高裁判所は、一切の法律、命令、規則又は処分が憲法に適合するかしないかを決定する権限を有する終審裁判所である。」と規定いたし……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 衆議院本会議 第6号(1958/01/31、27期、日本社会党)

○佐竹晴記君 本院議員従三位勲二等宇田耕一君は、去る十二月三十日、病のため逝去されました。私は、諸君の御同意を得て、議員一同を代表し、つつしんで哀悼の辞を申し述べたいと存じます。  私は、宇田君とは同じ高知市で、住居もごく近所であり、政治的立場こそ異にしていましても、平素何かと御懇意に願っておりました。君が病床につかれたことを承わり、御全快の一日も早からんことを祈っていたのでありますが、思いがけない訃報に接し、驚愕おくところを知らなかった次第であります。年長の私が年少の君のため追悼の辞を述べなければならぬようになろうとは、夢にだに思わなかったところでありまして、まことに痛恨のきわみであります。……

佐竹晴記[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院27期)

佐竹晴記[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 決算委員会 第4号(1955/03/31、27期、日本社会党(右))

○佐竹(晴)委員 私はあとでゆっくりお尋ねしようと思っておりましたが、ちょうど先ほどお言葉が出ておりましたので、関連してこの際一つ承わっておきたいのであります。幽霊人夫を用いたり、使えない機械を買い入れたり、あるいは架空の建築物を移転したごとくいって国費を取り込んだり、あるいは木橋がなかったのにあったごとく偽わって工事をやらせたり、これは全く綱紀弛緩の一つの現われであると存じます。このことは中央政局の腐敗堕落、汚職が多大なる原因を与えておることを否定することはできないと考えます。ことに工事を党利党略に用いるということは何としても否定ができない。この点はまとめてゆっくりお尋ねいたしたいと存じてお……

第22回国会 決算委員会 第13号(1955/06/07、27期、日本社会党(右))

○佐竹(晴)委員 一応葛さんに対する総括的な質問を終って、もし必要があれば、あとで補充的にやるとして、今おっしゃっておるようなことだけでは、私もなおよほどお聞きしなければならぬ点がある。一つ相談をなさらずに、葛さんの頭の中で答弁のできるだけでけっこうですから、御答弁を願いたいと思います。
【次の発言】 先ほどあなたは「梨」の払い下げ契約をしたことがあるとお認めになった。そしてそれはくず鉄として払い下げを受けることを目的としてしたことである、そして代表取締役ではないが、その目的だから当然その権利があるという趣旨の御答弁でありますが、これは間違いありませんか。いま一度確かめておきたい。

第22回国会 決算委員会 第14号(1955/06/09、27期、日本社会党(右))

○佐竹(晴)委員 あなたが先ほどおっしゃっておった判こを押したというのはいつですか。
【次の発言】 売買契約書は六月二十一日になっておるようですが、そうではありませんか。
【次の発言】 それではお尋ねいたしますが、当時本件は、これは実は競争入札をするのが原則であるけれども、特に随意契約による払い下げをすることに内諾を与えたことはありませんか。
【次の発言】 この物件のうちには、いわゆる富士製鉄の必要であるくず鉄のほかに、相当数の非鉄金属が含まれておることを御存じでありませんでしたか。
【次の発言】 くず鉄と非鉄との歩合は、一体どの程度のものと思われますか。

第22回国会 法務委員会 第3号(1955/03/30、27期、日本社会党(右))

○佐竹(晴)委員 ただいま人権擁護局長から御説明がありましたが、それは構成と組織に関する一般の御説明でありますが、それでなしに、活動状態を一つお示し願いたいと思います。世間にややともすると人権擁護局というものは盲腸的存在ではないか、また当局としてもややともすると予算を減縮し、あるいは人員を減し、だんだんその局をなくしようとする傾向すらも現われておりまする現下の情勢において、それはそうあってはならない、それどころではない、こういう活動もいたしておる、またこういう必要もあるんだという活動の面から御説明をいただかなければ、世間の疑問にこたえることができないと存じますが、これはここで直ちに御説明いただ……

第22回国会 法務委員会 第6号(1955/05/09、27期、日本社会党(右))

○佐竹(晴)委員 前回、「人権擁護の組織と活動状況」と題する資料を頂戴いたしました。その際ただちにお尋ねをいたしたいと考えておりましたが、ちょうど時間の関係等でそれができもせず、その後日曜、祭日等が重なりましてやや時間を経たのでありますが、この点戸田局長から御答弁をいただきまして十分でありますので、この資料に基いてまず二、三の点をお尋ねし、その余法務大臣等にもお尋ねを申し上げたい点がございますので逐次御質問いたしたいと思います。この人権擁護の組織と活動状況の二枚目の裏に(一)公務員による侵犯事件千二百四十八件、(イ)警察官等によるものが六百七十三件(ロ)教育職員によるもの百六十二件、(ハ)刑務……

第22回国会 法務委員会 第7号(1955/05/11、27期、日本社会党(右))

○佐竹(晴)委員 それでは法務大臣、刑事局長にお尋ねをいたします。なお検事総長その他検察当局、第一線の監督者にお尋ねをいたしたいと存じておりましたが、お見えになっておらぬようでありますので、あとからお伝えを願いまして、この問題は本日だけで済まされない問題と存じますから、後日またゆっくり承わる機会を得たいと存じます。  本日お尋ねをいたしたいのは、横浜市西区南浅間町八十七番地、会社社長名取実、大正三年三月十五日生まれが、昨年一月の十日午後一時ごろ、静岡県賀茂郡城東村向山において、長井隆正、横内和美及びアメリカの兵隊などと狩猟中に、同行者より射殺された事件に関するものであります。本件については事件……

第22回国会 法務委員会 第10号(1955/05/20、27期、日本社会党(右))

○佐竹(晴)委員 それでは紫雲丸沈没事件に関しまして、運輸大臣、国鉄副総裁並びに運輸省の政府委員各位及び法務大臣、刑事局長等にお尋ねをいたします。この件についてはすでに各委員会並びに本会議等で論議されて参りましたが、日を追うて新しい事実もわかって参りますし、また検察権の発動を見るに至り、偽証事件まで発生いたしましたようなことでありますから、法務委員会においてもここにさらに事件の真相を追及して法律上、政治上の責任を究明しなければならぬと思います。  まず第一に、本件第三宇高丸が紫雲丸に衝突いたしましたのは、いかなる原因に基くものであるかということを伺いたいと思います。私は本月の十一日すなわち事件……

第22回国会 法務委員会 第30号(1955/07/05、27期、日本社会党(右))

○佐竹(晴)委員 選挙管理委員会並びに法務省の刑事局長にお尋ねをいたしたいと存じます。  去る本年四月に行われた市会議員の選挙に際し、全国各地にいろいろな不正投票の行われた事例があげられております。そのうち私が特に伺いたいのは、徳島市会議員及び同市長選挙に際して、市の選挙管理委員会の職員が、すでに投票を了した用紙を抜き取って別の用紙を数百枚それにすりかえて差し入れた事件が起きて、すでに刑事事件として検挙されておると承わりますが、その内容はどのようなものでございましょうか。さらにその選挙に関係いたしまして、徳島市の選挙管理委員会において刑務所に対して選挙用紙の印刷を依頼いたしました枚数と、市の ……

第22回国会 法務委員会 第35号(1955/07/12、27期、日本社会党(右))

○佐竹(晴)委員 まず法務省の刑事局長にお尋ねをいたします。前回、本年四月に行われた徳島市の選挙に関係して、投票用紙のすりかえをいたしました事件が起っておりまして、お尋ねいたしましたところ、由利武雄外二十一名の不正の事実が上って、取調べ中の旨の御説明がありました。その後十分お調べを願ったことと存じますので、その事件の全貌を御説明いただきたいと存じます。
【次の発言】 それでは引き続きお尋ねをいたしますが、徳島市の選挙管理委員会の事務局長郡磯吉が逮捕された旨当時報道されております。ところがただいまの御答弁によりますと、第四の事実のうちで米延、岸などが郡磯吉と共謀して市役所内の事務局で負担金三万円……


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第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 法務委員会 第7号(1955/12/16、27期、日本社会党)

○佐竹(晴)委員 被疑者に対する捜査の行使と人権擁護の限界の点について承わりたいと思います。  最近警察や検察庁において被疑者を取り調べるに当って、被疑者が病気で重態に陥ったような場合でも、一たん拘引、勾留をいたしました限り、容易にその拘束を解きませず、取り調べを強行する例がたくさんに現われております。しかし、いかに捜査権の行使だといっても、人が倒れようが、人命にかかわろうがおかまいなしにやってよいということは断じてあり得ないと思います。捜査権の行使と人権尊重との間にはおのずから一個の限界がなければならぬと考えますが、法務大臣の御所見はいかがでございますか。


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第11号(1956/03/30、27期、日本社会党)

○佐竹(晴)委員 関連して。総理大臣は、先ほど、小選挙区制は前から考えていた、二大政党になったので当然やるべきであると考えて、今度の改正案を提出するようになったということを答えられた。次いで、あなたはかようにおっしゃった。二大政党になれば政策の近似性ができるので、そこにおのずから政局の安定を見ることができるとあなたはおっしゃった。それならば、二大政党ができれば政策に近似性ができる。近似性ができるならば、それはなごやかにいくでしょう。しかし、あなたは語を継いでこう言っている。現在においてはイデオロギーが違う、なめらかにいかない。――なめらかにいかない今日の状態においては、まっ正面から衝突いたして……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第13号(1956/04/04、27期、日本社会党)

○佐竹(晴)委員 私ども社会党においては、今回の公職選挙法改正案に対し、質疑要綱を七、八項目に大別いたしまして、各委員においてこれを分担し、極力その重複を避くると同時に、できるだけ詳しくお尋ねをいたしたいと考えまして、すでに島上委員より選挙制度調査会の答申を中心とする疑問をただしました。次いで、竹谷委員その他の委員より、一事不再議に関連いたします質疑を試みたのでありますが、私は、今回の改正案に対する総汎的なもの、特に政局の安定と小選挙区制並びに二大政党制問題について、お尋ねを申し上げたいと考えます。  今回の政府提案理由の説明によれば、「現在のわが国の政治において最も必要なことは、政局を安定せ……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第16号(1956/04/11、27期、日本社会党)

○佐竹(晴)委員 前会に引き続いて、質問をいたします。御承知の通り、前会までに、一事不再議の問題が重大となっておりまして、私どもからしばしばこれを主張し、昨日は参考人を呼んでその意見を聴取したのでありますが、その結果は、ほとんど決定的に、一事不再議の原則に反する、違法のものであるという結論に達したと考えます。政府は、この際、この法案を撤回する意思はございませんか。
【次の発言】 この問題については、私ども社会党といたしましては、とうていこの程度で大臣の御所見を承認するわけには参りません。強く一事不再議の問題をさらに取り上げて、その結論を求めたいと存じますが、本日はこれと並行いたしまして、過日私……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第26号(1956/05/04、27期、日本社会党)

○佐竹(晴)委員 広島における第三班の現地調査について、班長大村清一氏より報告書が提出されまして、その要綱はあげられておりますが、その調査会は午前と午後と約五、六時間にもわたって、長時間に及んでの意見陳述並びに質疑応答でありましたので、簡単なその報告書だけでは十分その実情を尽し得たものとは考えられません。ところで、本法案、審議に当って、地方の実情を十分しんしゃくいたしますることは最も必要であるのはもちろんのことであり、これがためには、政府並びに与党の考え方が地方民にどういうふうに響いているのか、また地方民としてはどのようなことを求めているかというようなことを十分検討しなければなりませんことは、……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第33号(1956/05/15、27期、日本社会党)

○佐竹(晴)委員 総理大臣にお尋ねいたします。今回与党が大修正案を提出し、政府もこれをうのみにするのでなければ時局収拾がつかないような異常な事態に陥ったのは、一体何に原因するものと思われますか、これを一点承わりたいと思います。
【次の発言】 質問に対してお答えがないのでありますが、私より申し上げましょう。  今回政府がこの大修正案をのまなければならぬようになった、また与党がそういう大修正案を出さなければならぬようになったということは、結局、政府並びに与党が、当初党利党略の案を一方的に強行しようとしたのによるものと私は考えます。政府は権力を持ち、与党は絶対多一数を占めているから、野党がなんと反対……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第36号(1956/08/23、27期、日本社会党)

○佐竹(晴)委員 先ほどの大臣の御答弁では、議員が出ておると、何か拘束されるようなことにもなるし、むしろ、議会でどうせ論ずることだから、そのときに論ずればいいのだ、なるべく議員は入っていない方がいいのじゃないかというような疑問が起きたというお話でございますが、しかし、この答申案が一たん出ますと、その答申案に変更を加えることは、それ自体が議会人の党利党略であると見られるととは必然だろうと思う。ところが、ここに調査会が開かれて、さて、その調査会の入々が、政党人の、また政治運動の内容を十分知悉しておればいいのでありますが、学者先生たちの御意見などというものは、往々にして空理空論です。実際机上でりっぱ……

第24回国会 法務委員会 第4号(1956/02/08、27期、日本社会党)

○佐竹(晴)委員 それでは質問いたします。  本法案は法務省提出でありますが、その内容は裁判所の職務権限に関するものでありますから、最高裁判所ともよくお打ち合せをなさって協議の上に出されたものと思いますが、さようでございますか。従って、最高裁判所の宇田川家庭局長の提出されました資料も法務省とよく相談の上にその内容を互いに検討の結果お出しになったものと思われますが、いかがでありますか。まずこれを承わっておきたいと思います。
【次の発言】 今回の改正についての説明によれば、家庭裁判所において審判がなされ、あるいは調停が成立いたしましても、これらの審判または調停で定められたる義務の履行が十分保障され……

第24回国会 法務委員会 第5号(1956/02/10、27期、日本社会党)

○佐竹(晴)委員 これは立法技術等にも関係いたしますので、その面は法律家その他専門家にお尋ねをいたしたらと思っておりましたが、ただいまの質疑応答に現われております点を考慮いたしますならば、少しばかりお尋ねをいたしておいた方がかえっていいじゃないかと思いますので、一、二お尋ねをいたしておきたいと思います。  先ほど特におっしゃるのは、家庭裁判所へかかってくる案件は普通裁判所の事件と同様ではないのだ、特別に扱う必要があるのだということを強調なさいまして、幾多の例をあげられました。離婚をした際に子供を抱いて、その子供の養育もできないといったような場合、これは生命にかかわるような事件で、普通の貸借や何……

第24回国会 法務委員会 第6号(1956/02/13、27期、日本社会党)

○佐竹(晴)委員 履行の勧告、それから履行命令、これはいずれも裁判所の決定でなされましょうか。
【次の発言】 それに対する制裁もやはり非訟事件手続法による決定でなされるでございましょうか。
【次の発言】 そこで、村上局長にお尋ねをいたしたいのでございますが、審判並びに調停によって決定された債務を履行しない者に対して履行命令を発し、これに応じない者に対して過料の制裁を加えることができるという規定は何回も繰り返してできるのである、こういう御説明がありました。正当の事由のある場合に限りますことはもちろんでありまするが、数回繰り返して履行命令を発することができるという御見解は間違いないでありましょうか……

第24回国会 法務委員会 第7号(1956/02/14、27期、日本社会党)

○佐竹(晴)委員 一、二伺っておきたいと存じます。ただいまの御説明でよく理解されましたが、さらにいま一つ、裁判制度と執行制度の関係について御所見を承わっておきたいと存じます。  先ほどの御説明の中で大体もう説明し尽しておられまするけれども、私どもの考えから言いますと、旧来、裁判をする者は裁判をする、第三者の立場にあって超然と裁判をする、それから、執行する者は別に執行する機関を置いて執行せしむる、こういう建前をとっておるのでありますが、今度は、裁判をする者に、その裁判をした内容の履行を確保せしむるために行政罰を与える権利までも与えるということになりますと、裁判をした者は、みずからなした裁判の権威……

第24回国会 法務委員会 第8号(1956/02/15、27期、日本社会党)

○佐竹(晴)委員 昨年十二月十六日の当委員会におきまして、堂森代議士夫人に対する人権じゅうりん問題をお尋ね申し上げましたが、その際・法務大臣は、「すでに調査のある程度のものは手元に来ておりますが、納得がいきません。十分調査いたしまして、善後措置に遺憾なきを期します。」とお答えになりまして、その内容の詳細には触れられなかったのであります。その後十分の御調査が行われたものと信じますので、この際この件に関する詳しい御答弁を承わりたいと存じます。
【次の発言】 先日の委員会におきまして、井本刑事局長は、堂森夫人が勾留された昭和三十年二年二十四日の病状と勾留の適否に関しましてこう申しております。「荒川と……

第24回国会 法務委員会 第9号(1956/02/17、27期、日本社会党)

○佐竹(晴)委員 この際自由民主党並びに日本社会党共同で次の附帯決議をいたしたいと考えます。    附帯決議  一、家事々件の小額債権について   は、その執行を容易ならしめ、且   つ簡易化するため、政府は速かに   適切なる方策をたてること。  二、第二十八条の過料制度運用につ   いては、慎重を期し適正に行われ   るよう深く留意すること。   右決議する。  この附帯決議案を提出いたしまする理由は、第一、家事事件の小額債権については執行費用が多額にかかりますし、また、手続の煩瑣のために、せっかく審判血いし調停によって債権が確定いたしましても、その実行が容易でなく、泣き寝入りになる場合が……

第24回国会 法務委員会 第10号(1956/02/20、27期、日本社会党)

○佐竹(晴)委員 昨日の朝日新聞朝刊十一ページに、「法廷で睡眠薬のませ、精神喪失を再現、福岡、強盗殺人犯に実験を許す」と題し、次の通りの記事が載っております。「福岡発、致死量に近い睡眠薬を強盗殺人犯に飲ませて、精神喪失の状態を調べるという生体実験を、福岡地裁の公判廷で裁判長が許可、来る三月一日九州大学医学部精神科中脩三教授らの協力を求めてこの実験の影響が調べられる。本籍熊本県下益城郡松橋町住所不定無職鍬富克(二〇)は昨年四月十八日夜、福岡市香椎町香椎タクシーの車に乗り、福岡県筑紫郡太宰府町観世音手付近で運転手小野寺正男さん(三六)を後からバンドで首を絞めて殺し現金千七百円を強奪、福岡地裁に起訴……

第24回国会 法務委員会 第11号(1956/02/22、27期、日本社会党)

○佐竹(晴)委員 一点だけお尋ねしておきますが、十七条の規定をもし任意規定にいたしましたときは、公的な機関との関連関係を規定しないでもよいでしょうか。
【次の発言】 でき上った限りは、そこにその存在を認めて、法務大臣との関係等についてやはりそこに関係か出て参りますから、その関係を規定いたしておく必要はないでしょうか。
【次の発言】 ただいまの御説に対して別にとやかく言うわけではありませんが、任意にしろ、やはりでき上った団体は行政機関との関係が出てくるだろうし、そこで強制的にそういう団体を作る場合と任意にそういう連合会を作る場合との区別なしに、でき上った以上は結局同じなんだから、従って、でき上っ……

第24回国会 法務委員会 第12号(1956/02/24、27期、日本社会党)

○佐竹(晴)委員 それでは私よりお尋ねいたします。外国人が本邦に六十日以上在留するときは、外国人登録法第三条によって登録申請しなければならぬことになっておりますが、これは日本に在留する外国人に対し例外なく適用されるのでありましょうか。それとも、登録申請をしないで六十日以上在留することを認められる者がございましょうか。ありとすれば、その根拠はいかがでございましょう。これを承わりたいと存じます。
【次の発言】 そういう扱いをすることに何か法規上の根拠がございましょうか。先ほどの御説によりますと国際慣行によってとありますが、国際慣行だけのことでございましょうか。いま一度確かめておきたいと思います。

第24回国会 法務委員会 第13号(1956/02/27、27期、日本社会党)

○佐竹(晴)委員 日本社会党を代表して、希望意見を付して賛成の意を表します。  まず、外国人登録に際し指紋押捺を強制することについては、大いに考慮しなければならないことがあると考えます。わが党といたしましては、この指紋制度を廃止するため適当な方策がないものかと考えまして、すでに政策審議会にこれを諮り、当局よりも御出席をいただきましていろいろと検討を加えたのでありますが、今日の情勢においてこれを廃止することは至難であるという状況をつぶさに承わりましたので、本法案の審議に当りましては、わが党として、しいて指紋押捺の制度を廃止すべきであるという意見を強行することを避けたのでありまして、他面、通商代表……

第24回国会 法務委員会 第16号(1956/03/12、27期、日本社会党)

○佐竹(晴)委員 そうすると、結局、事実を認めたのは、十七項目のうち、矢沢町長が高藤信吉に暴行を加えた点、それから本間工士が公職選挙法違反の事実があった点、これだけなんでございますか。
【次の発言】 この間資料として写真を差し上げておいたのでありますが、町民のうちの一人が、ショーウインドーや店のガラス戸なんかをぶち破られたような事実があるのでありますが、この点についてはどうなったんでございましょうか。
【次の発言】 この問題は、これだけの暴行をやっておるとすれば警察も動いているはずなんでございますが、警察についてのお調べは御照会でもなさったのでございましょうか。

第24回国会 法務委員会 第17号(1956/03/14、27期、日本社会党)

○佐竹(晴)委員 先日お尋ねをいたしました福岡高等裁判所における催眠薬による精神喪失状態再現の鑑定の件、これはその後お調べの結果いかがでございましたでしょうか、一つお答え願いたいと思います。
【次の発言】 よくわかりました。ただいまの御報告の通りだといたしますと、新聞に報道されておるのとはよほど相違いたしておりますのみならず、法廷において用意周倒なる鑑定が命ぜられておることがわかりましたので、この席ではこれ以上御質問申し上げることはいたしません。  次いで、和歌山の判事の泥酔による誤判事件、これはお調べの結果どうなっておりましょうか。一つお尋ねいたします。

第24回国会 法務委員会 第21号(1956/04/02、27期、日本社会党)

○佐竹(晴)委員 堂森一枝さんの人権問題についてこの間の委員会でお尋ねいたしましたが、当時十分のお調べができていなかったと見えまして、満足のできるような御答弁をいただくことができなかったのであります。その際、横井課長であったと思いますが、次回までに必ずよく調べておくからということで、その結果をお待ちいたしておりました次第であります。もう十分御調査ができたことと思いまするから、この際詳細の御答弁をいただきたいと思います。
【次の発言】 一応それでよろしゅうございます。  ただいま御答弁をいただきましたが、これは前にお答えになったよりは正確な御答弁であることがうかがわれます。しかし、なおただしてお……

第24回国会 法務委員会 第36号(1956/05/28、27期、日本社会党)

○佐竹(晴)委員 ただいまの御説明は納得いたしかねるのであります。過日来私どもは極力意のあるところをお訴えいたしております。ところが、ただいまの御説明によりますと、全く否定されたかのごとき、結論を得られたかのごとき御説明であります。地元のいかなる反対があろうとも、断固決行なさる決意がもうすでになされているのでありますか、この際承わっておきたいと思います。
【次の発言】 敷地に関連して何か紛争が起っておるようであります。すなわち、仮処分等が行われて問題になっておるようでありましたが、その問題は解決いたしておりますか。

第24回国会 法務委員会 第37号(1956/05/29、27期、日本社会党)

○佐竹(晴)委員 大臣がお見えになっていただかないと、ちょっと工合が悪い。
【次の発言】 堂森夫人に対する人権問題については、過般来数回質疑応答がかわされて参りましたが、あいにく大臣の御出席をいただきませず、次官もお見えにならなかったので、その御所見を承わることができなかったのであります。課長よりはいろいろと承わりましたが、この問題はやはり相当責任に関する問題でもありますので、この際次官よりも御所見を承わっておきたいと存じます。  次官は前回お見えになっておられませんでしたので、この際、前回と少し重複はいたしますけれども、さらに堂森夫人の健康状態等について申し上げまして、御所見を承わりたいと考……


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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 法務委員会 第6号(1956/12/13、27期、日本社会党)

○佐竹(晴)委員 それでは警察庁にお尋ねいたします。石井長官お見えでなければ、山口警備部長からお答え願います。  国鉄の第五波職場大会が行われた本年十二月七日、宮城県新松島駅と松ヶ沢駅の大会において、塩釜警察署の巡査が、産業経済の渡辺という新聞記者と称してもぐり込んで内偵をいたしております。当時その際にはそのことがわかりませんでした。ところが、翌八日に現地の検証が行われた際に、その前日渡辺という記者と称して参っておりました老齢、今度は巡査として臨席をいたしておりました。よって取調べをいたしましたところ、阿部という巡査であることがわかりました。そこで、お尋ねをいたしておきたいことは、第一に、この……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 法務委員会 第3号(1957/02/14、27期、日本社会党)

○佐竹(晴)委員 私からもただいまの案件について少々お尋ねいたします。  相馬ケ原もしくはその他の軍事基地ないしは演習場等において、これに類似した殺傷事件等が過去において起った事例はないでしょうか。この点をお伺いいたします。
【次の発言】 私が本件について非常に感ずることは、この問題は、当国会において問題が提起されて重大となりました結果、当局においても捨ておかれずに慎重なるお取調べを進めた結果今日の段階になっておるではないかと思われます。ただいま御答弁の東富士の問題についても、ほとんど類似の事件でありながらも、今日なお捜査中であるとの御答弁であります。われわれがここに問題を提起し、声を大にしな……

第26回国会 法務委員会 第4号(1957/02/15、27期、日本社会党)

○佐竹(晴)委員 前の質問者がちょうど要点を質問いたしております際に、所用のため先ほど席をはずしましたものですから、重複をおそれまして、ほんの一、二点なお確かめておきたいと思うのであります。  昨日質問いたしました中の、相馬ヶ原の事件に関しまして、ラスク・岡崎交換公文の公的性質とその効力は一体どういうものであるか、これを一つ結論的にお示しを願いたいと思います。
【次の発言】 その交流公文の中かあるいは官報に告示してあります公文に、特に何か注意的に記載されたのかわかりませんが、「保留」とありますが、この「保留」という意味はどういう意味でございましょうか。

第26回国会 法務委員会 第26号(1957/04/16、27期、日本社会党)

○佐竹(晴)委員 私は、さきに外務大臣を通じてなされましたレムニッツァー琉球列島民政長官の招請によりまして沖縄に参り、現地の実情を視察いたしました。レムニッツァー長官はわれわれを賓客として迎えられまして、礼儀を尽し、きわめて友好的気分をもって接待これ努められましたことは感謝の至りでありました。また、長官は、三日間にわたってみずから親しく各所を案内されまして、実地について種々説明をなされましたが、なかんずく、第二日目には、琉球足政府において現地民政官代理ギリース氏をして琉球におけるアメリカ民政府の機構並びに施政の状況をつぶさに説明されました。この説明は、要するに、アメリカの沖縄に対する施政が適正……

第26回国会 法務委員会 第27号(1957/04/19、27期、日本社会党)

○佐竹(晴)委員 法務当局にお尋ねをいたしたいと思いますが、昨年の春衆議院の決算委員会において中古エンジンが問題となりましたときに、参考人として原田源之助という者が喚問せられることになりました。同人は五月の十六日に開かれました同委員会に出頭をいたしまして質問を受けております。ところが、この参考人は、昭和二十一年の十二月ごろに軍事裁判所で、懲役二年の刑に処せられていたということでありますが、果してそういう事実がございましょうか。また、その刑に処せられておるにかかわらず同委員会に出られたというのは、精神分裂症のために刑の執行を停止せられていたからだということも聞知いたします。果してさような事実があ……

第26回国会 法務委員会 第34号(1957/05/18、27期、日本社会党)

○佐竹(晴)委員 先日、例の衆議院決算委員会において中古エンジンの問題がありましたときに、参考人原田源之助が喚問せられることになって、昨年の五月十六日同委員会に出頭をして取調べを受けたのでありますが、その参考人は、二十一年の十二月ごろに軍事裁判で懲彼二年の刑に処せられましたが、精神分裂症で執行を停止中の者だということを聞いておるのであります。果してそのような受刑の事実があるかどうか、刑執行停止の事実があるかどうかということを、先日お尋ねをいたしまして、御回答に接しておりませんので、この際一つ御答弁を願いたいと思います。
【次の発言】 金銭の授受は、実は最近になって、その取調べをいたしました後に……

第26回国会 法務委員会 第35号(1957/08/08、27期、日本社会党)

○佐竹(晴)委員 水産庁長官に、ビキニの補償額決定のいきさつについて承わりたいと存じます。すなわち、いかなる機関との間にいかなる折衝が行われて、どのような解決をせられたか、その説明を承わりたいと思います。
【次の発言】 それでは、いかなる被災に対して補償をされることになったのでございますか。それを承わりたいと思います。私の聞くところによれば、第一が危険区域設定に伴う被害、第二が漁獲物の値下りの被害、第三が廃棄物に関する補償、農林省水産庁関係においてはこのような被災に対して補償をきれることにきまったということでございますが、その通りでございましょうか。

第26回国会 法務委員会 第37号(1957/10/14、27期、日本社会党)

○佐竹(晴)委員 ただいま吉田委員よりいろいろお尋ね申し上げましたが、私は、報告さえも受けていないということでありまするのでこの際あまり多くを申し上げることは差し控えましょう。ただし、先ほど法務大臣のお答えには、大臣は検察当局を信頼してその推移を見る、こういうお話でありますが、果してそれだけで法務大臣としての職責を十分尽しておるものと言えるであろうかどうか、私は一つの疑問を持たざるを得ないのであります。ただいまお述べになった通り、本件は東京地方検察庁がその捜査の衝に当っておる、その上には最高検があり検事総長が控えておることはその通りであります。しかし、検事総長はあなたの監督に服しておることも間……


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第27回国会(1957/11/01〜1957/11/14)

第27回国会 法務委員会 第2号(1957/11/04、27期、日本社会党)

○佐竹(晴)委員 それでは私より質疑いたしたいと思います。  売春汚職の問題について検察当局が活躍せられておりますその御苦労に対して、それを多とすると同時に、大いに敬意を表するものであります。なおこの上徹底的に究明されまして、世論にこたえられますよう、冒頭切望いたしておきます。  先ごろ、売春汚職の報道を読売新聞の立松記者がいたしたというので、同記者が逮捕されたという情報が伝わりまするや、世間では、売春汚職事件報道は逆に弾圧され、このまままた葬られてしまうのではないかと懸念される向きもあったのであります。従いまして、この記者逮捕問題は、世論にこたえる意味においてきわめて重大な問題であると考えま……

第27回国会 法務委員会 第6号(1957/11/14、27期、日本社会党)

○佐竹(晴)委員 関連して一言お尋ねしたいと思います。  この間私が質問をいたしましたときに、いわゆるマル済と頭に書いてある人について問題になったときに、法務大臣は、容疑なしとはっきりお答えになりました。しこうして、その他については捜査中であるから言えないとおっしゃった。マル済と書いてある二人の人については容疑なしとはっきり言い切られました。それは捜査がお済みになったという証拠と見ていいのでありましょうか。これを承わりたい。
【次の発言】 問題になっておりました名誉棄損の告訴をされました二人の人の頭にマル済という判のついてありますことは、大体においてこれは否定することはできないだろうと思う。さ……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 法務委員会 第6号(1958/02/20、27期、日本社会党)

○佐竹(晴)委員 私も関連して伺いたいのでありますが、今刑事局長のお話では、受け取らないのに担当者が受け取ったように文書を偽造して、何もかにも偽造してやったのだから、やらないのがやったようになっている、そういったことで結局刑の執行を免れておる、こういうお話でございますが、そういうことは刑務所の担当者だけでできることでは絶対にないと思いますが、いかがですか。いま一度承わっておきたいと思います。
【次の発言】 私は、共犯者があるか、さもなくば検察庁がその職務の執行を怠っておった結果ではないかと思うのです。私は、まず第一にお尋ねいたしたいのは、先ほど逓送簿をもってやる、それから身柄をつけてやらないの……

第28回国会 法務委員会 第16号(1958/03/26、27期、日本社会党)

○佐竹(晴)委員 それでは私から総括的な質問をいたしたいと考えます。  まず、根本の問題は、被害法益は何かということが一番先決問題であり、むずかしい問題だと思います。今回の御説明によればこうあります。「最近に至り、再び斡旋贈収賄罪に関する規定を刑法中に加えることにより、一そう公務員の綱紀粛正をはかるべきであるという世論が高まって参ったのでありますが、政府におきましても、同様の観点からその立法の必要を認めまして、鋭意その研究を遂げました結果、ここにようやくその成案を得た次第であります。」と大臣は説明をされております。しかし、これはきわめて不明確でありまして、その実体をつかむことができません。公務……

第28回国会 法務委員会 第23号(1958/04/08、27期、日本社会党)

○佐竹(晴)委員 私も時間が制限されておりますのできわめて簡潔に一、二の点をお伺いしたいのであります。  小野先生にお伺いをいたしますが、百五条の二について、本日の参考人の中にも、戒能先生のように、報道人の取材について大へん懸念を持たれておる方があります。これはひとり戒能先生のみではないと思います。ところが、この百五条の二の解釈に当りまして、小野先生は、「故ナク」という文字があるから、これでその危惧はないのだ、こういう説明を先ほどなさいました。しかし、これは刑法の大家であられる小野先生の講義等によっていつも現われておると思いますが、この「故ナク」といったような文字は、そんなに重きを置いて見るこ……

第28回国会 法務委員会 第29号(1958/04/23、27期、日本社会党)

○佐竹(晴)委員 議事進行について……。  大臣がお差しつかえのようでありますが、午後は二時ごろからお達しつかえないようでありますから、そのとき続行願います。

第28回国会 法務委員会 第30号(1958/04/25、27期、日本社会党)

○佐竹(晴)委員 法務大臣にお尋ねをいたすのでありますが、高知地方公安調査局の局員の柴岡という方が、高知県教職員組合所属の公務員である小島義行に対して金銭を供与してスパイさせたという事件があるようでありますが、当局のお調べはどういう工合になっておられましょうか、これを承わりたいと思います。
【次の発言】 大体わかりましたが、ただいま私が御質問申し上げたのは、最も重要な点は、柴岡調査官が小島義行に金銭を提供して情報を得たという点であります。いつごろからどれだけの金を供与しておったでありましょうか、これを承わりたいと思います。
【次の発言】 定時に三十二年二月から八月まで毎月二千円供与いたしており……


佐竹晴記[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院27期)

佐竹晴記[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 建設委員会法務委員会連合審査会 第1号(1956/04/18、27期、日本社会党)

○佐竹(晴)委員 それでは建設大臣にお伺いいたしたいと思います。今回の改正は十七条の一項に三号を加えまして、府県知事の権限に属しましたものを大量に建設大臣の権限に移管をいたしておりますが、何ゆえに大臣の権限にしなければならなかったのであるか、府県知事の権限にしておくということは何か弊害があるというのでございましょうか、これを承わりたいのでございます。
【次の発言】 旧来、二都道府県にわたって利害の影響を及ぼす事業等については、各府県ごとに勝手な決定をいたしておったか、あるいはその利害関係のある都道府県が協議の結果処理いたしておったか、旧来の処理はどうなっておりますか。

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会公聴会 第1号(1956/04/23、27期、日本社会党)

○佐竹(晴)委員 時間がないそうでございますから、ほんの一、二の点をお尋ねいたしたいと思います。小選挙区制になると、婦人の出る余地が少くなるとおっしゃったのでありますが、現在当選されておりまする方々の地位を、辛うじてでも維持する程度とお考えでございましょうか。さらに激減するおそれありとお考えでございましょうか。
【次の発言】 もし中選挙区なりあるいは大選挙区制をとるといたしますと、婦人の方々の進出する余地は、相当に開けてくるとお考えでございましょうか。
【次の発言】 そうすると、結局小選挙区制になって一対一でやられると、非常なハンディキャップがつく、そのハンディキャップというのは、男の方だった……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会公聴会 第2号(1956/04/25、27期、日本社会党)

○佐竹(晴)委員 時間が少いようでございますから、二、三の点をお尋ねいたしたいと思います。ただいま吉村公述人より根本的に小選挙区制に反対する理由をお示しいただきまして、納得をいたしました。ただ、ここでお尋ねをいたしてみたいことは、政府が提案をいたしております法律案を中心といたしまして、政府の言うところが正しいかどうかということに対する御批判を仰ぎたいものと思うのであります。今回の政府の提案理由によりますれば、二大政党の維持育成と政局安定のためには小選挙区制が必要であるというであります。しかし、先ほど御説明のように、小選挙区制をとったからといって、二大政党制を生み出すだけの力のないことは、これは……

第24回国会 内閣委員会法務委員会連合審査会 第1号(1956/02/09、27期、日本社会党)

○佐竹(晴)委員 ちょっと一、二お伺いいたしたいと思います。なかなか大臣はその道の通であられるようであります。そこで一つお教え願っておきたいのでありますが、お言葉によると売春婦とおっしゃっておる、そのお言葉の中に婦人が気の毒であるといって、婦人を対象にするお言葉が出て参りました。ところがこの婦人でも売りと買いがあるそうであります。そこでこの売る方はなるほど売春でもよろしゅうございましょうが、この買う方は相当のオールドミスが大へんしきりにほしがるそうであります。またとてもしつこいそうであります。こういった者を禁じないと、今度売る方の若い男の精神を非常に乱ることが今日非常に重大化しておるようであり……

第24回国会 法務委員会閉会中審査小委員会 第3号(1956/09/11、27期、日本社会党)

○佐竹(晴)小委員 関連して。先ほど浅草の暴力団が射殺された、それが最高裁判所の判決を受けて確定しておるのに、執行しないでそのままに二年も三年もほうってあったものであるということを猪俣委員から指摘されました。なぜそうなったかということについて御質問いたしますと、何かもやもや、先ほど言ったようないやな空気でそうなったのだという。これは容易ならぬお答えであります。一体もやもや、いやな空気というのはどんなことなんですか。これは明確にしておいていただきたい。
【次の発言】 前に、その犯人をつかまえてはならぬといって指揮権を発動された。ああいうようなことは始終やっておるのですか。それと同種類のものですか……

第24回国会 法務委員会閉会中審査小委員会 第4号(1956/09/24、27期、日本社会党)

○佐竹(晴)小委員 本日は昭和二十六年法律第二百四号高圧ガス取締法並びにその施行規則関係についてお尋ねをいたしたいと思います。当法務委員会で特にお尋ねいたしますゆえんは、本日質問しようとする案件が、罰則に関係のある右法規の解釈並びにその取締りの当否に関することであり、かつその被害が甚大で、人権問題にまでなっていると思われるからであります。従いまして、通産省の方のみならず、法務省におかれましても十分お聞き取り願いまして、適当の御答弁を伺いたいと存じます。  まず高圧ガス取締法施行規則第十一条の解釈について通産省の説明員の方にお尋ねをいたします。  同規則十一条には、「製造施設(冷凍のためのものを……

第24回国会 法務委員会閉会中審査小委員会 第6号(1956/10/11、27期、日本社会党)

○佐竹(晴)小委員 それでは調達庁長官にお尋ねいたします。急迫した事態でありながら、何がゆえんに権力によって強制的にくいを打たなければならぬ理由があるのか、こういう点についてはどうも明確にされておりません。この際私は御答弁を楽にいたしますために具体的に承わってみましょう。何かアメリカからこの際実力によってでもこれを遂行せよという命令――命令というと語弊がありますが、そういう強い要求でもアメリカからありましたかどうか、これを承わります。
【次の発言】 重ねて承わっておきますが、それならば、全く日本政府あるいは調達庁御自身の任意のお考えで強行しようとなさるのでございますか、これをまたさらに一つ確認……

第24回国会 法務委員会閉会中審査小委員会 第7号(1956/10/12、27期、日本社会党)

○佐竹(晴)小委員 それでは、質問をいたしました事項について逐次お答えを願いたいと思います。  まず田中大阪商府工部次長にお尋ねを申し上げます。  大阪府では、大同酸素株式会社に対して、堺市南島町にあります土居冷凍株式会社に隣接をいたしております大同酸素の工場を許可なさったそうでありますが、それはいつごろでございましょうか。
【次の発言】 昭和二十六年八月の増設拡張に関します許可については、どういう規模の申請で、どういう許可が与えられたのでございましょうか。
【次の発言】 だいぶん大きな機械のようでありますが、何馬力の機械でございましょう。


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 法務委員会公聴会 第1号(1957/04/09、27期、日本社会党)

○佐竹(晴)委員 団藤先生にお尋ねいたしたいと思います。  小法廷の性格の問題ですが、先ほど、国法上の独自の下級裁判所であるかとの問いに対して、肯定されました。その独自の下級裁判所であるかということの意味は、独立の下級裁判所であるかという意味も含んでおるように理解されますが、小法廷を独立の下級裁判所とお認めになっての先ほどの御答弁でございましょうか。
【次の発言】 憲法八十一条には最高裁判所とあって、現在までの裁判所法にはやはり最初裁判所という言葉だけを用いて参りました。ところが、今度の改正の裁判所法では条章に至るまで最高裁判所及び最高裁判所小法廷と二つに分けまして、そしてその小法廷が仰せのご……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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