このページでは浅香忠雄衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。
○淺香委員 食管特別会計に関連して、農林大臣に政府の食糧政策並びに食糧対策等について質疑をしたいと思っておりますが、まだ大臣が予算委員会の方からこちらへ参られませんので、食糧庁の長官に伺いたいと思っておりましたが、これも差しつかえがあって第一部長が見えておられるだけでありますので、事務的な問題につい二、三質問をしたいと思います。 質問の第一点は米国政府と日本政府との間できめられました一億ドルに及ぶ余剰農産物の買い入れ協定によって、米国政府は使用額の二千五百五十万ドルのうちから二百万ドル、すなわち邦貨に直して七億二千万円、これを農産物の市場開拓費として充当せられるかのように聞いておるのでありま……
○淺香委員 議事進行。先週のたしか金曜日であったと記憶しておりますが、私から食糧庁に対して、輸入の小麦の数量に対して二十九年度並びに三十年度の比較表その他を要求しておきましたが、いまだに資料が出て参りません。また一昨日厚生、文部、農林の方へも要求いたしましたのが、厚生省だけはただいま資料を入手したようなわけでありますので、特段の促進方を委員長において一つ御努力いただきますようお願いいたします。
○淺香委員 本委員会に食管特別会計その他農林関係の法案が出まして以来、農林大臣の出席をそのつど要求して参りましたが、本日に至るもまだ農林大臣の出席を見ないことは、まことに遺憾であり、また本委員会を軽視せられているものと断ぜざるを得ないと私は考えます。この点につきまして、委員長の善処を特にお願いしたいと思いますことと、またただいま理事会において、明後日に食管特別会計を上げるというお話し合いが済んだようでありますが、私の党からも両理事が出ておられまして、このお話の結果につきましては、党の一人として異議をはさみません。しかしながら、かような私の要求に対して何ら誠意を示されないことに対しまして、本日は……
○淺香委員 関税定率法とか、いろいろな議題があとにあるようでありますので、きわめて簡単に管財局長に要点だけ伺っておきますが、実はあなたも御承知の通り、大阪の枚方並びに寝屋川におきまして、元の砲兵工廠の跡の敷地でありますが、これが終戦以来ずっと今日まで休閑地になっておりました。それが今度住宅公団が発足するに当って、これを住宅地に転用したい、こういう考えのもとに、大蔵省の方にその下交渉方、調査方等の交渉があるやに聞いておるのですが、そういう意思があるかどうか、またその交渉の過糧、そういったものをこの際一つ明らかにしていただきたいと思います。
○淺香委員 どうも今の取扱いに関しては、委員長におかれてはその態度があまりにも不明確で、ちょっと私ども納得できかねるのです。速記録を調べると言われますけれども、今の情勢と、それから速記録に記載されておる事項とは一致しないと思うのです。この情勢は、すでに体験しておられろ委員諸君だけに初めてわかる問題であって、速記録を読んだからというて、的確にこの情勢は私は看取できるものではないと思います。それが一点。 事の起りは、春口君の発言が、だれもやる者はないから、時間つぶしにおれはやるのだ。との発言に対して、わが党からは古川丈吉君が、それはけしからぬじゃないか、やる者がないから、その時間つなぎに質問して……
○淺香委員 自動車損害賠償責任再保険特別会計法案に関連して、運輸省の自動車局長に二、三疑問の点をこの際ただしておきたいと思います。 第一点は、この法案は非常に進んだ社会保障制度であると思いますし、またこの制度そのものについて、あるいはこの趣旨については何人も賛成であろうと思うのでありますが、ただこういう性格の社会保障制度を大いに加味した法案は、国庫補助が相当あってしかるべきものだと私は考えるのでありますが、それが再保険だけにとどまって、三十年度においてわずか千八百万円程度のものしか計上しておらぬということについて、これが立案の衝に当られた政府当局として、どういう考えでおられるのか、その点を第……
○淺香委員 この会期末になってこういう質問をいたしますのは、この前に公正取引の関係法案が本委員会に議題となっておりましたときに、これに関連して質問をしようと思ったんですが、それが私どもの方の理事との連絡不十分のために、ほかの議題に差しつかえがあってはならぬと思いまして、今日まで委員長の了解を求めて延び延びになっておりました。こういうわけで、この会期末に質問をせざるを得ないような立場になりましたことを皆さん方の御了承をお願いしたいと思います。 そこで、最初に銀行局長にお伺いしたいのですが、損害保険事業、あるいは損害保険ということについては法律上定義はいかになっておりますか。その問題について、実……
○淺香委員 今の質問に対して森本さんに私からちょっと関連的に質問をさしてもらいます。鹿児島県の屋久島を初め、九州でたしか二カ所であったかと思いますが、新しく審議会の答申に基いて国立公園に指定されたように記憶しておりますが、新しく指定されました国立公園の道路整備とか、そういった費用をどの程度に現在見ておいでになりますか。
【次の発言】 私のお尋ねしておるのは、御承知のごとく、あの審議会へ全国各地から公園指定の希望があり、そして審議会の方で慎重審議をされたその答申に基いて、厚生省では新しく何カ所か指定されたはずなのです。そうしてその何カ所かは新しく指定されたものですよ。その方面に予算措置として道路……
○淺香委員 今石山君から、地方の財務局が中小企業に対する監督なり注意が非常に行き届かぬということを指摘されて、局長に対して質問されておったわけです。ところが局長さんとしての答弁は、その責めを果しているかのような御答弁のように私は聞きました。私も石山君と一緒にある方面へ先般国政調査に参りました。ところが一例を申しますと、私どもが参りました局で、普通銀行以外に、中小企業者が取引するところの相互銀行、あるいは信用金庫等々の資料を求めましたところ、その資料がないのです。たまたま商工会議所で調製した資料を出してもらえた。ところが手元に資料が全然ないのかといえばある。出された資料がまちまちなんです。従って……
○淺香委員 当委員会でも最近起りつつあるところの相互銀行あるいは信用金庫、信用組合等の不祥事件について、質疑応答がかわされましたのです。第一相互とか、あるいは常磐とか、あるいは福井の信用金庫、東北にもあると思うのですが、その後大阪におきましても、御承知の通り大阪では商工貯蓄信用組合、それから生野の信用組合、それから大黒信用組合、また最近は第一貯蓄信用金庫を閉鎖したというようなことで、次から次へとこうした閉鎖もしくは倒産が続出しつつあるのに対して、一体大蔵省で、これが経過と並びにこの起りつつある事態に対して、どういうようにこれを収拾し、さらには中小企業者の重要な金融機関であるところのこれらの金融……
○淺香委員 関連して……。正示局長に、私から今石山委員から質問をされたことに関して明らかにしておきたいと思いますのは、昨年の夏九州へ国政調査に参りましたときに、不肖私が班長として参りました関係上、この質問をするわけでありますが、今局長の石山委員からの質問に対する答えの中に、しかるべくこの問題は報告をしたはずでありますと、この一言が速記録に載っておりますから、私はこの点を明らかにいたしておきたいと思うのでありますが、石山委員の質問の要点は、北九州財務局へ参りましたときに、北九州財務局で保管をしておったかつての軍の船をある業者に払い下げをした。しかもその契約は、五カ年の延納という契約であって、払い……
○淺香委員長代理 本日はこの程度にとどめ、次会は明十一日午後二時より開会することとし、これにて散会いたします。 午後零時十九分散会
○淺香委員 きょうは、各公庫から理事の方におでましを願って、最近の情勢をつぶさに御報告をいただいて、私ども非常に参考になった点が多々ありました。そこで、そのお話の結論を伺いますと、やはり資金ワクが足らぬ、需給関係が不円滑だというような点が結論になっておるかのようにお聞きいたしたのでありますが、私がこの三公庫の方々にお伺いしたいおもなる点は、直接貸しか、それとも代理貸しかということですが、私の考えを先に申しますと、まだまだ直接貸しの方に力を入れてもらいたい。なせこれがもっと伸びぬのか、その伸びない原因としては、あなた方の御説では、審査要員が不足である、人員が足らぬということである。また、先般も国……
○淺香委員 この際、公社の当局に、ちょっとお尋ねと同時に、今後の方針を伺っておきたいと思いまするのは、たばこの種類はずいぶんたくさんありますが、私ども先般国政調査等で地方を回りまして、そうして専売局の皆さんにお目にかかって、一番不評判のたばこ、売れ行き不振のたばこは何かと質問しますと、光、冨士等が一番売れ行きが悪い、こういうことを聞く。また消費者の意見を聞いても、光はまずい、また冨士は日本人の口に合いにくいというようなことを申すのであります。しかるに最近ハッカ入りのたばこ等をまた新たに発売されました。私は、こういう種類をふやすことも、販売政策上考えられる一つでありましょうけれども、こうした不評……
○淺香委員 正示局長に……。私は与党の議員であるのに、こういう質問をすることは少しおかしいかわかりませんが、私は、与党の議員であっても、非常に重大な問題だと思うのです。これは、与党であるから、あなた方のやられることを、ただうのみにしていかなければならぬ立場のものではないと思う。井上委員の言われたこと、これは非常にもっともな話です。また委員長の言われるところも、実にわれわれの言わんとするところを言われたが、早々としてこういう発表をされたということは、これは、大臣もそれをすでに承認され、閣議でも了承されたのですか、この点、どうなのですか。
○淺香委員 主税局長に、物品税のことでお伺いいたします。御承知の通り、今度酒税が引き下げられました。つきましては、物品税の問題で、この委員会が数年来あらゆる角度から検討して参ったことも、主税局長は御承知のはずなんであります。そこで、この物品税に対して、担当の局長としてどうお考えになっておられるのか、その基本的なお考えをまず承わりたいと思います。
【次の発言】 今の答弁のようなことは、従来からあなたの口より何回も聞いておる。今のお話では、根本的な検討をしておると言われるが、どうも私どもには、そうは考えられぬ。今のあなたの答弁では、それじゃどういうことから根本的な検討をしているのかということについ……
○淺香委員長代理 次に、食糧管理特別会計法の一部を改正する法律案、及び食糧管理特別会計における資金の設置及びこれに充てるための一般会計からする繰入金に関する法律案の両案を議題として質疑を続行いたします。足鹿覺君。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめ、次会は明十三日午前十時三十分より開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後四時二十四分散会
○淺香委員 税の執行に関する調査小委員会の調査の経過並びにその結果について御報告申し上げます。 まず、小委員会の設置の目的から申し上げます。戦後の混乱時においては、納税道義が極度に低下した結果、必然的に課税、徴収面においても強力に執行がなされたが、現在では経済も安定し、その間数次の減税措置により、租税の負担も相当軽減されるとともに、納税道義も漸次高揚されて来たのであります。しかし、現在の課税執行面の状況を見るとき、戦後の混乱時における執行そのものがなお存続しており、これがため行き過ぎと見られる点が多くあり、より民主的にして納税者の納得する税務への改善は、必ずしも十分とはいえない実情にあります……
○淺香委員 議事進行。横路君の話では、理事会では、この問題を発表するということになっておるのに、なぜ委員会で真相発表ができぬかというふうに御質問がありましたが、委員長、お聞きの通り、この問題は、理事会において一つ相談をして、そして理事会で発表せよということならば、局長としては、これを発表するに決してやぶさかではない、こういう話のように私は理事の一人として聞いておったのですが、その点、一つあやまちのないように、委員長において取り計らうことを希望いたします。
【次の発言】 それは、理事会としてそれを承認し要求する場合は、という前提事項がついているように、私は解釈するのですが……。
○淺香小委員長 これより会議を開きます。 税の執行に関する諸問題について調査を進めます。 本日は、お手元に配付いたしました名簿の通りの参考人の方々が出席せられております。参考人各位には、御多忙中を御出席いただきまして、まことにありがとうございました。実は参考人の方にちょっと御了解をお願いしたいと思いますが、大蔵委員会の中に、昨年税の執行に関しての小委員会が生まれ、今日まで東京の国税局、名古屋、大阪等へこの委員の者が出張いたしまして、現地におているろな資料に基づき事実調査を行って参りました。第一番に査察の問題、それから特別調査、あるいは協議団の関係等を中心にきょうまで調査を進めて参ったのであ……
○淺香小委員長 これより会議を開きます。
税の執行に関する諸問題について調査を進めます。本日は、税の執行上における労働問題について、全国税職員労働組合副執行委員長坂根茂君が参考人として出席しておられます。
参考人には、御多用中のところ御出席をいただきまして、まことにありがとうございました。
それでは質疑の通告がありますので、これを許します。横田利秋君。
【次の発言】 関連質問を許します。奧村又十郎君。
【次の発言】 関連質問を許します。神田大作君。
【次の発言】 足鹿覺君。
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