このページでは河上丈太郎衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。
○河上丈太郎君 私は、日本社会党を代表しまして、鳩山首相に対し、施政の根本方針に関しまして、簡単に二、三の質問をいたしたいと存じております。 私は、本日、鳩山首相以下関係閣僚の施政演説を残らず拝聴いたしましたが、率直に申しまして、はなはだ失望いたしたのであります。(拍手)何ら新鮮の意味もなく、平坦なことであるので、残念にたえないのであります。鳩山内閣が成立してからすでに一年有余になりまするが、おそらく、国民は、鳩山内閣は何ができるか、何ができないか、一言で申すならば、鳩山内閣の限界と正体とを十分に知っておると私は信じておるのであります。(拍手)私は、謙譲の精神を唱えておる鳩山君が、本日、組閣……
○河上丈太郎君 私は、ただいま議題と相なりました岸内閣不信任決議案に対しまして、日本社会党を代表して提案の趣旨を弁明せんとするものであります。(拍手) まず、決議案の案文を朗読いたします。 決議 衆議院は、岸内閣を信任せず。 右決議する。 岸内閣は、石橋内閣のあとを受けて、保守政権の遺産相続者として登場したものでありまするが、成立以来いまだ三カ月を出ていないのであります。通常の常識をもっていたしますれば、三カ月間の実績しか持たない内閣に不信任の理由があるべきはずはないのでありまするけれども、岸内閣に限っては、とうていわれわれの許しがたい多くの理由が存在するのであります。(拍手……
○河上丈太郎君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま上程された岸内閣不信任決議案の提案趣旨を説明いたしたいのであります。(拍手) まず、主文を朗読いたします。 本案は、岸内閣を信任せず。 右決議する。 われわれ社会党が岸内閣を信任することのできない第一の理由は、岸内閣が国民の信託を得た内閣でないということであります。(拍手)昭和三十年二月の総選挙以来、三年二カ月にわたり、保守党内閣は五たび政権を変えております。第二次、第三次鳩山内閣、石橋内閣、岸内閣、岸改造内閣、これであります。自民党の歴代内閣は、民主的な政権移動のルールをじゅうりんし続けて参ったのであります。(拍手)岸内閣……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。