このページでは河上丈太郎衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。
○河上丈太郎君 私は、日本社会党を代表いたしまして、池田総理の施政方針演説に対して二、三の質問をいたしたいと思います。 質問の第一点は憲法に関することでございます。 このたびの総理の施政方針演説は、これを一言で批評いたしまするならば、国民に対する精神訓話というふうな感じがいたすのでございます。(拍手)その言わんとするところを端的に私流に表現いたしまするならば、池田総理の演説は、国民よもっと働け、政府のやることには口を差しはさむなということになるのではないかと思うのであります。(拍手)私は政府が国民に対して訓話をたれることを先日承りまして、戦前の不幸なる歴史を思い出さざるを得ないのであります……
○河上丈太郎君 私は、ここに日本社会党を代表いたしまして、日韓会談に関し、政府に対して重要なる諸点について若干の質問をいたしたいのであります。(拍手) 質問の第一点は、日韓会談に対する自民党政府の基本的態度についてであります。 現在、朝鮮は三十八度線によって南北に分割されており、かつてはこの南北両朝鮮の間に戦争の砲火さえ交えられたのであります。これは、米ソ二大陣営の間の冷たい戦争の結果であり、朝鮮民族の意思から出たものではなかったことであります。従って、朝鮮民族としてはあくまで平和のうちに統一することが南北に共通した悲願であることは、多くの事実によって明らかにされておるのであります。(拍手……
○河上丈太郎君 私は、日本社会党を代表いたしまして、過日行なわれました池田内閣総理大臣の所信表明の演説に関しまして、若干の質問をいたしたいと存じます。 質問の第一点は、国会の解散についてのことでございます。 社会党は、さきに、政府に対して、災害対策、公務員給与の改善、ILO条約批准などの案件を処理するために、すみやかに臨時国会を開くことを要求いたしたのでありまするが、幸いに政府はこれに応じてここに臨時国会を開かれたのでございます。社会党としては、これらの案件をすみやかに処理するために、補正予算その他の審議については、自民党との話し合いの上で、これを促進する用意があることを再三にわたって明ら……
○河上委員 最近にアメリカ政府が太平洋上において行なわれた核実験に関しまして、国内において非常に多くの不安をもたらしていると思いますので、核武装に関しまする総理の御見解を承りたいと思いまして、次のような質問を申し上げる次第であります。 まず第一にお尋ねしたい点は、沖繩が核武装地区になっておるかどうかということでございます。先日藤枝防衛庁長官が沖繩にはすでにアメリカの核兵器が入っておるというふうな重大なる言明をされたのを新聞で知ったのでありますが、総理は沖繩がすでに核武装地区になっておるとお考えになっておるのでありましょうか、まずこれをお尋ねしたい、こう考えております。
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