このページでは笹本一雄衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。
○笹本一雄君 ただいま議題となりました中小企業信用保険法の一部を改正する法律案につきまして、商工委員会における審議の経過並びに結果の概要を御報告申し上げます。 中小企業信用保険法は、中小企業者に対する事業資金の融通を円滑にするため、中小企業者に対する貸付及び中小企業者の債務の保証につき政府が保険を行いまして、中小企業者の信用を補完することを目的として昭和二十五年十二月制定せられ、自来今日まで、その付保件数は十五万四千六百七十一件、金額にして八百四十七億九千万円に上り、中小企業者に対する信用補完作用として、いささか貢献して参つたのであります。しかしながら、中小企業金融の現状は、一般金融の緩慢化……
○笹本一雄君 ただいま議題となりました下請代金支払遅延等防止法案について、商工委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 まず、本法案の概要を申し上げます。親事業者の下請事業者に対する下請代金支払い遅延などの不公正行為は、従来、独占禁止法等の措置によって、これが防止に努力して参ったのでありますが、経済情勢が好転して参りました今日においても、遺憾ながら、改善されたとは必ずしも言い得ないのでありまして、わが国経済において重要な役割をになっている中小下請事業者の事業経営を圧迫し、ひいては、わが国経済の健全な発達を阻害している現状であります。従って、下請事業者の利益を保護するためには、……
○笹本一雄君 ただいま議題となりました、内閣提出、日本製鉄株式会社法廃止法の一部を改正する法律案、並びに、内閣提出、機械工業振興臨時措置法案につきまして、商工委員会における審議の経過並びに結果につきまして御報告申し上げます。 まず、日本製鉄株式会社法廃止法の一部を改正する法律案について申し上げます。 日本製鉄株式会社法廃止法は、昭和二十五年八月五日施行後、昭和二十七年四月十二日第一次改正を経て、昭和二十九年四月二十四日第二次の改正が行われ、この措置により、旧日鉄の第二会社である八幡製鉄、富士製鉄両会社が本年八月四日までに発行する社債と、明年八月四日までの日本開発銀行の両社に対する貸付金につ……
○笹本一雄君 ただいま議題となりました商工組合中央金庫法の一部を改正する法律案につきまして、商工委員会における審査とその結果の概要を御報告申し上げます。 商工組合中央金庫は、中小企業等協同組合の系統金融機関でありまするが、最近の中小企業金融の情勢にかんがみまするとき、同金庫の果す役割はいよいよ重要となって参ったのであります。この際商工組合中央金庫の機能の強化拡充をはかり、もって中小企業の組織化の推進とその振興に資することといたしたいというのが、本法律案の提案の理由であります。 次に、法案の内容を御説明いたします。 第一は、政府が昭和三十二年度において十五億円を商工中金に出資することであり……
○笹本一雄君 ただいま議題となりました自転車競技法等の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、商工委員会における審査の経過とその結果の概要を御報告申し上げます。 現行の自転車競技法等の臨時特例に関する法律は、昭和二十九年に一年間の限時法として制定されたものでありまして、競輪、オートレース及びモーターボート競走の施行者は売上金の一部を自転車振興会連合会等に納入し、それを関連産業の振興のために支出すべきことを規定しているのであります。その後、期限到来の翌昭和三十年におきまして、法律の有効期間がさらに二ヵ年間延長され、本年三月三十一日限りその効力を失うことになっております。 この……
○笹本一雄君 ただいま議題となりました合成ゴム製造事業特別措置法の一部を改正する法律案外一案について、商工委員会における審議の経過及び結果の概要を御報告申し上げます。 まず、合成ゴム製造事業特別措置法の一部を改正する法律案について申し上げます。 この法律は昨年の第二十六回国会において制定され、三十二年六月一日施行され、この法律に基いて同年十二月日本合成ゴム株式会社が設立されたのであります。現行法は、この法律によって設立される会社に対し日本開発銀行が出資することを定めておりますが、一方、その附則において、法律施行後一年を経過したときは政府の出資による方式に切りかえられなければならないことを規……
○笹本委員 この際繊維産業に対する総合施策について大臣のお考えを伺っておきたいと思います。繊維産業は戦後の復興に一期を画すると言ってもよい重大な転換期に来ておることは皆様御承知の通りでございます。ここにおいて今度この法案が出された機会に大臣のお考えをお伺いいたしておきたいのであります。 近来政府が繊維産業に対しましていろいろな政策を持ち、一方においてはまた織物業者の設備制限あるいはまた綿紡業者の操業の短縮であるとか、他方においてまた合成繊維、酷酸繊維の育成対策に対しましていろいろな施策を講じ、その影響はまことに関係業者の関心事であることは言うまでもありませんが、また消費者もこれに非常な注目を……
○笹本委員 私は自由民主党、社会党、並びに各派を代表いたしまして、この際外資導入等に関する決議案を発議いたしたいと存じます。 決議案を読み上げます。 外資導入等に関する決議案 わが国産業の再建に当り、外資導 入の必要性はあるが、これが導入に 当っては、わが国産業経済及び国民 生活を直視し、その自主的支障を来 たさないよう配意すべきである。 もし、不用意な導入を許さんか、 わが国産業の将来は、憂慮にたえな いものがある。 政府は、すみやかに、事態に即 し、善処の措置を講ずべきである。 右決議する。 この決議案を提出いたしました趣旨を簡単に御説明申し上げます……
○笹本委員 今また問題になっております例の可燃性繊維、あれは昨年この委員会で私が主になりまして質問をし、そうして政府もそれに力を入れて昨年はアメリカの上院であの程度の効果をおさめた。これは当時出先も非常に孤軍奮闘しまして、向うの情報をとり、またあらゆる作戦を練って昨年はあそこまで行ったのでありますが、最近これがまた問題になってきまして、特に福島あたりとか群馬県の業界の人はこれに対して非常に心配しておるわけであります。そこで最近の話を聞きますと、ハンカチとアクセサリーですか、あれだけは買ってもいいということになったようでありますが、スカーフが非常に問題になっておる。そうしてスカーフそのものはもち……
○笹本委員 湯川さんや繊維局長からいろいろ対米輸出問題の経過についてのお話を拝聴しました。今の処置については万全を尽しておるというふうに拝聴いたしましたが、しかしこの問題が起きてくる原因をもっと研究してもらわなければならぬ。わが国においても今この委員会で、たとえばシンガー・ミシンの輸出に対して業界は非常に反対してこれを阻止している。やはりそれと同じように向うもやっている。繊維局長は新しいのでありますが、ワン・ダラー・ブラウスの問題なんかにつきましても、向うのアメリカの国民は安くていいからこれを非常に望んでおる。向うで作ると加工が入りますから、とてもワン・ダラーではできない。だから需要者はこれを……
○笹本委員長代理 本日はこの程度にとどめます。 次会は来たる二十一日午後一時より開会することにし、これにて散会いたします。 午後一時二十二分散会
○笹本委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。 機械工業振興臨時措置法案を議題とし、質疑を続行いたします。松尾トシ子君。
○笹本委員 日本経済の総合的施策並びに国土総合開発に関する小委員会の調査はいまだ終了しておりませんが、現在までの経過について簡単に御報告申し上げます。 小委員会は、二月十七日、三月五日及び十七日と三回開会いたしました。日本経済の総合的施策に関しましては、経済自立五カ年計画、昭和三十一年度経済計画につきまして、計画の大綱及び内容の詳細について政府委員より説明を聴取し、質疑を行いました。この計画は、政府の経済諸政策の根幹となるものでありまして、ひいてはわが国経済発展の将来をトするものでありますから、各委員よりきわめて熱心な質疑検討が重ねられたのであります。質疑の内容を通じまして、経済自立五カ年計……
○笹本委員長代理 これについて質疑の通告がありますから、順次これを許します。篠田弘作君。
○笹本委員 今の永井委員の質問に関連してお尋ねいたします。それはガス事業についてでありますが、二十四国会の商工委員会において、木材利用合理化に関する決議が採択されたのであります。これは御承知と思いますので、決議の内容は申し上げませんが、その中に都市ガスの拡充について税とか資金、金利等の点で電気事業者に準ずる優遇措置を講ぜよという一項が明記されておるのであります。政府は、本決議をどういうように尊重して実現方に努力しておられるか、その点について政府の説明を伺いたいと思います。
【次の発言】 生活燃料ではガスが一番安いということは、これはもうみなわかっておることであります。ガス事業は、そのようにして……
○笹本委員 先日来熱心に審議が続けられておりまするこの委員会におきまして、これは全国民の視聴を集めて、また絶大な関心と議論の的になっておることは、今さら言うまでもありません。そこで委員諸君においてもあらゆる角度から熱心に質問されております。委員長が御心配になっておられたところの重複しないように質問しろというお話でありましたが、どうしても多少重複いたします。私は、五項目にわたって総理大臣及び外務大臣、松本全権、また法務大臣に伺いたいと思っております。時間の関係上、質問を一問一答でいきますと非常に時間がかかりますので、私は五項目全部質問の形式で申し上げます。それに対して懇切な御答弁をお願いしたいと……
○笹本委員 私はわが国の産業経済の発展にとって最も基本的な重要な四つの部分に関しまして、大臣並びに事務当局に対して質問をいたしたいと思うのであります。その四つの部門と申しまするのは、すなわち石炭、電気、石油及び鉄鋼でございます。この順序によりまして質問をいたしたいと思うのでありまするが、長い時間を食う関係上一問一答の形式を避けまして、総括質問の形で進みたいと思うのであります。どうか十分メモをとられまして、落ちなく明快なる御答弁をお願いいたします。 まず第一に石炭問題でありますが、政府は最近上高しつつありまするところの経済事情を考慮して、三十二年度の石炭計画としては、石炭の換算六千五百カロリー……
○笹本委員 ただいまの石炭鉱害に関する法律案にも関連する問題でありますが、北九州にある三菱化成株式会社の黒崎工場所有になっておる瀬板貯水池のことについて質問いたしたいと思うのであります。 昨年の夏私たちが北九州調査団の一員として同貯水池を視察、見学したのであります。その際同貯水池の地下には日本炭砿が石炭鉱区を持っておりまして、現在その貯水池の周囲を採掘しておるため、数年前より同貯水池の水が漏水しておるということであります。三菱化成側は瀬板の貯水池の水は黒崎工場を操業するために多額の金を投じて貯水したものであるから、同工場の生産に重大な関係があると同時に、万一陥落でもした場合には公安上ゆゆしき……
○笹本委員長代理 本日はこの程度にとどめます。 次会は明十三日午前十時より開会することにいたしまして、これにて散会いたします。 午後零時三十三分散会
○笹本委員長代理 本日はこの程度にとどめ、次会は明十四日午前十時より開会することにいたします。 これにて散会いたします。 午後三時十六分散会
○笹本委員長代理 本案に対する質疑は後日にこれを行うことにいたします。
【次の発言】 去る四月三十日本委員会に付託せられました水谷長三郎君外十三名提出、中小企業に対する官公需の確保に関する法律案、下請代金支払遅延等防止法の一部を改正する法律案、百貨店法の一部を改正する法律案、以上各案を一括議題とし、審査に入ります。中小企業に対する官公需の確保に関する法律案について、趣旨の説明を求めます。八木昇君。
【次の発言】 次に下請代金支払遅延等防止法の一部を改正する法律案並びに百貨店法の一部を改正する法律案について、その趣旨の説明を求めまする。田中武夫君。
○笹本委員長代理 本日はこの程度にとどめます。次会は明十六日午前十時より開会することとし、これにて散会いたします。 午後一時三十六分散会
○笹本委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。
福田委員長が所用のため午後の委員会に出席がおくれますので、委員長の指名により暫時私が委員長の職務を行います。
電気料金に関する問題について質疑を続行いたします。田中利勝君。
【次の発言】 渡邊良夫君。
【次の発言】 松平忠久君。
【次の発言】 今の内藤委員からの動議は後刻理事会において決定いたします。
ただいま自由民主党及び日本社会党の共同提案により電気料金に関する件について本委員会において決議せられたい旨の提案がなされております。この際提案者の趣旨弁明を許します。南好雄君。
【次の発言】 お諮りいたします。電気料金に関する件を本委員会……
○笹本委員長代理 内田常雄君。
○笹本委員長代理 田中武夫君。
【次の発言】 残余の質疑は次会に譲ることといたしまして、次会は明十二日午前十時より開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後零時五十六分散会
○笹本委員 貿易問題について二、三お尋ねしたいのであります。一問一答でいきますと時間がかかりますので、ずっと続けて御質問しますから、メモをとって、一つこの席で御答弁願いたいと思います。 まず第一には、新聞にも出ておりますようは、エジプトとの決済問題が、ただいま問題にされておりますが、同じようなことが、やはり台湾にも韓国にもあるのであります。そして、エジプトの例のように、政府が突然、しかも一方的に輸出停止というような放送をすることは、貿易振興上、あまり好ましくないことであると思うのであります。そこで、台湾と韓国に対する貿易が、現在どうなっているかということを、まず第一にお聞きしたい。わが国の輸……
○笹本委員長代理 長谷川四郎君。
【次の発言】 次に、企業合理化促進法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。
質疑に入ります。通告がありますので、順次これを許します。長谷川四郎君。
【次の発言】 この際、理事の協議により、昨二十七日、本委員会に付託されました合成ゴム製造事業特別措置法の一部を改正する法律案を追加して議題とし、審査を進めたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、合成ゴム製造事業特別措置法の一部を改正する法律案を議題とし、審査に入ります。
まずその趣旨の説明を求めます。小笠政務次官。
○笹本委員長代理 阿左美君。
【次の発言】 蚕糸局長に伺いますが、言うまでもなく生糸は、今中共を別にしまして、世界の生産の八〇%が日本です。イタリアが、まず一割ちょっとであります。あとは南方の方でございます。ところが、戦後におきまして、中共が非常に出てきました。一昨年私らが中共へ行って聞きますと、戦前の五%近いものであるというが、昨年あたり聞きますと、戦前同等ぐらいまでやってきている。しかし、日本の桑と違いまして、質は悪いです。質は悪くてもシルクはシルク、これが香港の市場を通して世界へずっと出ているわけです。今のお話の糸と布の問題ですが、フランスあたりでも、御承知の通り、これはなるべく糸で出し……
○笹本委員 私は合成ゴム製造事業特別措置法の一部を改正する法律案について、二、三質問をいたしたいと思うのであります。
まず第一には、日本合成ゴム株式会社は、昨年の十二月設立されたのでありますが、その設立の経緯並びに最近の状況はどうなっているか、これを簡単にまず説明を伺いたいと思います。
【次の発言】 次に伺いたいのは、今度の法律の題名変更についてであります。現行法の趣旨は、合成ゴムを製造する事業者のうち、その事業計画について通商産業大臣の承認を受けた会社に対して、日本開発銀行が出資することになっているのでありまして、その法文の建前では、対象となるべき会社は、複数制がとられているのでありますけ……
○笹本委員 それでは、今の内田委員の質問に関連して、その間にちょっと伺っておきます。内田委員から、あらゆる質問をされたので、ただ一点だけ聞いておきます。 団体組織法に関する政令については、成案が固まり次第に、この商工委員会に長官はそれを報告するということになっておる。それはどういうことになっていますか。それからもう一つは、団体組織法によって、現在までの組織について、どういう指導をやっておるか、その指導の現況についてお伺いします。
○笹本委員 ただいま審議が行われておりまする日本貿易振興会法案について、先日、通産大臣より説明を拝聴いたしましたが、その御説明の要点は第一には貿易振興事業を強力に実施する中枢機関として、従来のジェトロを、特殊法人に改組して日本貿易振興会を設立し、その行う事業を大幅に拡充強化する。第二には中小企業が、わが国貿易に大きな比重を占めているにかかわらず、経済的負担能力が乏しくて、十分な海外活動ができない実情である。振興会は、その中小企業の貿易振興に、特に重点を置いて事業を運営していく。この二点であったと、私は理解するのであります。そして、この二点においては、私も、もちろん同感であるのであります。ところ……
○笹本委員 工業用水道について、一、二お尋ねしたいと思います。工業用水道事業者を、地方公共団体とその他の者とに分けて、取扱いを区別しているが、それはどういう理由によるものであるか。元来、工業用水道事業は、公共性がきわめて強く、用水料の低廉が要請されておるのでありますが、これは純然たる営利事業として採算ベースに乗りがたい事業であることは言うまでもありません。従って、現在行われている事業は、ほとんど公共団体か組合形態によるものが多く、将来もまた、このような形で発展していくものと考えられるのであります。従って、両者を一本として規制する方がよいではないかと考えられるのでありますが、この点はいかがであり……
○笹本委員 計量法の一部を改正する法律案について、二、三御質問を申し上げたいと思っております。計量法は、いわば経済憲法の一つの柱であり、従いまして、その改正には、慎重を期さなければならないことは言うまでもありませんが、最近数年聞の計量法の改正を振り返ってみますと、二十二国会においては、製造事業、修理事業の許可対象についての緩和、比較検査の種類についての緩和等の四点の緩和が行われたのであります。二十四国会においては、製造事業者の事業場外におけるところの修理の届出制度の緩和、販売業者の修理規定の緩和等五点の緩和が行われておるのであります。今回の改正法案は、さらに五点の緩和を行おうとしておるものであ……
○笹本委員 石炭鉱業は、わが国経済の健全化のために、常に安定した姿であることが望ましいのであるが、戦後十数年の動きを見ましても、常に激しい変動を示していることは、まことに遺憾であります。石炭鉱業においては、安定した時期よりも、むしろ不安定な時期の方が多いとさえ、いわれるのであります。私は、石炭鉱業を健全化し、常に安定せしめることが、日本経済のかぎであるとの信念に立っているものでありますが、現状が、私の意思と異なる方向にあることは、まことに残念であります。政府は、昨年十二月策定の新長期経済計画の結果、近い将来、日本経済を拡充するために、最も障害になるであろうと思われるエネルギー部門を、急速に増強……
○笹本委員 昨日、航空機工業振興法に関連して、国有施設の使用について、委員長に、大蔵省とか労働省とか首都圏整備委員会あるいは調達庁の意見を聞きたいという申し出をしておったのでありますが、今その関係の人たちが見えておりますから、逐次お伺いしたいと思うのであります。これは国有施設の使用に関連しているのでありますが、きのうの委員会において、私はこの具体的な問題をお尋ねしたのであります。それは、私の選挙区に尾島のキャンプというのがある。それと太田小泉のキャンプがある。尾島の方は、すでにもう返還されて、そうして、これに対して、三菱電機が、この施設を大蔵省から払い下げを受ける、そこで電機産業をやるというよ……
○笹本委員 私は自由民主党、社会党両党を代表いたしまして、計量法の一部を改正する法律案に対しまして、附帯決議を付することを提案いたしたいと思います。 まず、その案文を朗読いたします。 計量法の一部を改正する法律案に対する附帯決議 政府は、計量器の店舗外販売制度の運用にあたっては、計量の安全の確保と販売事業の健全な発展に留意するとともに、計量に関する制度については、社会状勢の推移を考慮の上、適切な措置を講ずべきである。 簡単にその趣旨を申し上げますが、店舗外販売制度につきましては、委員会の審議の際、種々質疑が重ねられたのでありますが、運用のいかんによりましては、計量器の安全が阻害さ……
○笹本小委員長 それではこれより会議を開きます。
まず本小委員会の調査の方法について申し上げます。
去る十五日の小委員会打合会で御協議をいただきました通り、最初は経済計画の概要について政府当局より説明を聴取した上で、個々の重要問題を詳しく順次調査検討を進めて参りたいと存じます。
本日は第一回の小委員会でありまするので、これらの問題の調査に入る前に、参考のため経済企画庁の所管事項の説明を聴取いたしたいと存じます。経済企画庁長官官房長酒井俊彦君。
【次の発言】 これにて所管事項の説明は終りました。この質疑はあとにいたしまして、それでは経済計剛の大要について最初に長期経済計画について説明を求め……
○笹本小委員長 これより会議を開きます。 議事に入ります前に、本小委員会の調査の範囲について御了解を願っておきたいことがあります。本小委員会は、日本経済の総合的施策並びに国土総合開発に関する調査のため設置され、自来数回にわたり調査を進めて参りましたが、去る二月二十三日の院議をもって、本院に北海道その他重要地区の開発に関する法律案の審査及び諸政策の樹立のため、国土総合開発特別安貝会が設置せられておりますから、本小委員会といたしましては、国土総合開発の問題については特別委員会との関係を考慮して、今後はそれとの競合を避けて調査を進めて参りたいと存じますので、御了承を願います。 それでは、まず前回……
○笹本小委員 これより会議を開きます。 前会に引き続き、日本経済の総合的基本施策に関し調査を進めます。 この際、小委員長より、先般来の調査検討の結果に基きまして、経済自立五カ年計画自体に包蔵しているところの種々なる困難性、すなわち計画の具体化方策あるいは現実的経済計画の作成方法等の本質的重要課題について問題を提起するとともに、これに対する企画庁当局の所信を承わりたいと存じます。 すなわち経済自立五カ年計画は、わが国経済を一応総合的計画化に体系づけたことは、画期的事業であると考えるのであります。しかし前会の企画庁の説明及び質疑応答によって明らかのように、このままでは現実と遊離した机上計画に……
○笹本小委員長 これより会議を開きます。経済自立計画と最近の経済動向に関して調査を進めます。最近のわが国の経済基盤は著しく拡大して参りました。これがために生産の伸びは経済自立五カ年計画策定当時に比して著しく伸張を示し、ことに鉱工業生産は驚くべき生産実績を上げており、上半期の平均生産桁数は大幅に上昇する見込みであるといわれております。しかしながら他面これらの異常な生産の伸びは経済態勢に不均衡を生じ、なかんずく基礎産業の一部すなわち鉄鋼部門、電力部門、輸送部門等の自給力不足は、産業界にかなり深刻な影響を及ぼしており、これが経済の拡大を阻止する結果となることを懸念されている現状であります。政府におき……
○笹本小委員長 これより会議を開きます。 電源開発計画に関しまして調査を進めます。最近化学、金属等電力需用量の多い諸産業の活況に伴い、電力需用の伸びが著しく、その実績はさきに策定された電力六カ年計画の予定需用量をはるかに上回る現状にあり、なお今後の需用も大幅に増加する見込みであります。従いましてこれに見合うところの増加出力につきましても、相当量の開発が必要とされるのではないかと思われるのであります。政府においても電源開発計画の繰り上げ実施等、鋭意検討を進められておるものと存じますが、この際経済企画庁よりこれらの問題について説明を求めることにいたしたいと存じます。
○笹本小委員 質問じゃございませんが、委員長に要望しておきます。 きょうせっかく中小企業小委員会を開会しまして、団体法案の問題について伺いましたが、この問題は前国会においても、御承知の通り参議院で継続審議になっておりますが、あの審議においてもいろいろ意見があったので、この小委員会を開いて、なおかつ皆さんの御意見を聞くということは、非常に当を得たことであると思います。参考人の方々は、忙しいときに一時になるまでおいでになられ、中小企業の問題に対していろいろ意見を聞かせてもらい、また傍聴の人もたくさん見えておりますが、どうも委員の出席が少く、参考人の人たちもあるいは傍聴の人たちも、国会の商工委員は……
○笹本小委員長 これより会議を開きます。 さきの本委員会における宇田経済企画庁長官の御説明の中に、わが国経済はここ一両年予想以上の進展を遂げ、従来の経済自立五カ年計画は実情に即しないようになったので、できる限りすみやかに計画の改訂を行うつもりである旨の説明があったのでありますが、この際、政府より昭和三十二年度経済計画と関連しつつ、これらの作業の方針等について、その後の経過の大要を承わりたいと存じます。 この際お諮りをいたしておきますが、小委員外の商工委員の御発言の要求がある際は、小委員長において随時これを許可することにいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
○笹本小委員 僕は委員長に要求するのですが、今小出部長の話でさっきの説明の二千万円の予算要求が三百万円になった、非常に残念だということでありますが、あなたが委員長としてやっておるこの木材合理化小委員会というものが非常に軽く見られた。これはこの関係の人はみなよく知っておるのですが、今小出部長の言った通りこの委員会ができましたときには鉄鋼その他が非常な不況の関係で、その人たちが自分らの製品を売りたいという気持もあったのでしょう。しかしながら、木材の合理化、それから山林を擁護する、国土の保全までやるという大きな目的でこの委員会ができた。ところが今部長の予算折衝のお話によると、二千万が三百万に削られて……
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