このページでは笹本一雄衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。
○笹本委員 私は通商問題と繊維問題について質問したいと思うのでありますが、これはせんだっての委員会で通商局長から――繊維局長は出ておりませんでしたが、この委員会で答弁を聞きますと、はっきりしていない点があるのでありまして、この際通商局長及び繊維局長を通して、国民にはっきりした考えを示してもらいたいというのが、質問の趣旨であります。 まず繊維局長にお尋ねしますが、きょうの新聞にもたくさん出ておりまするが、繊維の原料の大宗を占めているところの原綿、原毛の輸入の自由化が、いよいよことしの四月から実施せられることになっているのでありますが、原料の輸入自由化に伴うところの繊維帝業の生産秩序の維持につい……
○笹本委員 国産の輸送用航空機の製造というきわめて重要な仕事をされておるところの中島参考人に、これから少し質問してみたいと思うのでありますが、時間の関係で、続いて項目をあげて質問いたしまするから、それによってお答え願いたいと思います。 現在あなたの会社で試作研究中の航空機がいよいよ量産に入る時期は、昭和三十八年と言われておりまするが、これに対してこの商品としてはたして商業採算に乗せる自信があるかどうか、これが一つ。 次に、量産機について販路の見通しがあるかどうか、これが二点。 次に、将来輸出に大いに期待せねばならぬと思うのでありますが、その価格とか、性能等の点によって国際競争力に対して、……
○笹本委員 私は法案の内容についての質問は後日に譲ることにいたしまして、本日は一般的事項に対する政府の考え方について数点お尋ねいたしたいと思うのであります。 その第一は、割賦販売制度はここ数年来急激な発展をしておるのでありまするが、現在の普及状況から見て、今後ますます助長し、振興すべき段階にあると判断されておりますかどうか、本案は割賦販売の取引秩序の確立を期するいわば秩序法であって、積極的にこれを振興するものではないと言われるのでありましょうが、販売者もまた購入者も安心して取引ができるようになり、さらに今後消費者金融制度、賦払い信用保険制度、消費者信用調査機関の整備等の問題が当然登場して、こ……
○笹本委員 私は石炭鉱業合理化改正案並びに産炭地振興法案につきまして、おもに石炭政策の基本的な問題の数点に対して、大臣に質問いたしたいと思うのであります。 石炭鉱業は、数年来世界的に急激なスピードをもって進出している重油等の流体エネルギーに対抗するために、昭和三十三年当時の炭価を基準にして、昭和三十八年度までには千二百円炭価を引き下げるべく、目下懸命な合理化努力を行なっておるのでありますが、重油価格の値下がりの速度は、当初の予想に比べて、はるかに速いということであります。最近の重油の価格の推移並びに炭価との差はどのようになっているか。さらにまた重油の価格は、今後とも従来のようなスピードでまだ……
○笹本政府委員 過般の内閣改造に伴いまして、防衛政務次官を拝命いたしました笹本でございます。まことに浅学非才でありますが、誠心誠意精進するつもりであります。委員各位においては御支援、御鞭撻のほどを心からお願い申し上げまして、ごあいさつといたします。(拍手)
○笹本政府委員 今の、船舶が備品であるかどうかということは、とっさのあれでわかりません。今調べております。 今の齋藤委員のお話の中に、輸送の問題というお話がございまして、輸送の関係ということになると、自衛隊に触れるわけであります。そういう関係で私をお呼び出しになったと思います。 三十一年から六年間、今、隊長のお話を聞いてもそうでありますが、南極探検をやり、これだけの実績がある今、昨年の九月の閣議了解によって本年からこれをやめる、まことに残念であります。それは齋藤委員と同じく非常に残念に思っております。 そこで、これはほかの話になって恐縮でございますが、前に、日本には自衛隊に潜水艦も護衛艦……
○笹本政府委員 今回の防衛庁の建設本部と調達庁を統合して防衛施設庁、この設置でございますが、これは長年問題になっておったことでありまして、この機会に調達庁と防衛庁の建設本部を統合して、そしてそれを防衛施設庁というふうに改正の法案をお願いしておるわけであります。労働大臣の今お話しになられたうちの人員整理とかいう問題について、どう考えておるかという御質問と思いますが、これは両方を統合しますと、ここに総務とか人事とかあるいは会計とかという管理系統の分野が一緒になりますので、それを他の方に転換しようというので、整理の対象ということは目的でありません。仕事は一緒になりますけれども、これを防衛庁の建設の関……
○笹本政府委員 本年の六月の海外報道につきまして今お話でございますが、これはすでに御承知の通り全く事実無根でございます。しかし、こういうことが海外報道の関係で出されたということは、全く那辺にこういう意図があったのかということも推測に苦しんでいるわけでありますが、今お説のこういうこともあった、また新聞の報道にも自衛隊というものをクーデターに結びつけて新聞の報道が出ておりましたが、自衛隊においては昨日の本会議で長官が申し上げましたごとく、絶対にこれには関係ございませんし、また今の自衛隊の指導方針というものが、御承知の通りほんとうの自由主義、民主主義のもとにやっておりますので、こういうような外からの……
○笹本小委員 今局長より答弁があった、これによってトラブルが起きた例がたくさんありますか。今のような問題で、今までの割賦販売の実績の上に……。
【次の発言】 これは販売上の契約はどういうことになっていますか。これは規則があっても、やはり月賦販売者と購入者との間に契約があるわけでしょう。この契約がこれを裏づけているのだが、これは最悪の場合の規定であって、その間に両方で納得いくなら契約があるでしょうが、そういうような何か参考になるものはありませんか。
○笹本小委員 修正案で追加になった第十五条第三項によると、百貨店業者と製造業者が前払式の登録の申請をした場合に、その申請が中小商業者の前払式割賦販売に著しい悪影響を及ぼすおそれがあると認められるときは、この登録を拒否することができるとなっておりまするが、本法の施行の際、現に営業しているものは認めてよいのではないかと思いまするが、その点に対する政府の御見解を承ります。
○笹本政府委員 昭和三十七年度予算につきまして、その概要を御説明いたします。 昭和三十七年度の防衛庁の歳出予算の総額は、千九百九十三億九千八百四十七万九千円でありまして、これを昭和三十六年度の歳出予算額一千七百四十八億八千九百十七万八千円に比べますと、二百四十五億九百三十万円の増加となっております。 このほか、国庫債務負担行為として、航空機の購入について百四億四千六万五千円、器材の整備について三百九億七千二百五十万円、弾薬の購入について二十一億五千五百七十九万二千円、施設整備について十四億四百十九万円、艦船の建造について十九億一千五百十三万二千円、計四百六十八億八千七百六十七万九千円を計上……
○笹本小委員 ただいま参考人各位から、いろいろな御意見を拝聴いたしました。これに基づきまして、特に化学繊維工業に関しまして、その語問題について二、三質問をしてみたいと思います。 まず、繊維産業の構造上の問題として、政府が第一に取り上げている合成繊維の進出に伴う繊維間の競合調整の問題でございます。化繊協会の説明によりますと、合成繊維工業は、高度の技術と多額の資金を投入して多量の生産方式をとる化学工業として発展してきたので、その結果、合繊の生産は拡大し、輸出に占める割合も年々増大しているというのであります。しかも、外貨手取り率が非常に高くて、また絶えず開拓にも努めているというととでありますが、政……
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