神近市子 衆議院議員
27期国会発言一覧

神近市子[衆]在籍期 : 26期-|27期|-28期-30期-31期
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このページでは神近市子衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院27期)

神近市子[衆]本会議発言(全期間)
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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 衆議院本会議 第44号(1955/07/21、27期、日本社会党(左))

○神近市子君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題になっております売春等処罰法案に対し賛成の意を表示するものでございます。  この法案は、売春に転落している婦人の更生を助け、これら婦人たちの肉体の搾取によって利潤を上げている業者をきびしく処罰せんとする意図を持っている点で、画期的な法案であることは自明の形でございます。(拍手)  日本の敗戦後の様相は、多方面に解決を要する問題を生み出しておりますが、その最大のものの一つがこの売春の問題であるということは論を待たないところであります。戦前、日本の被管理売春、すなわち公娼は約五万でありました。それが、今日では、公娼とこれに類する被管理売春は十二……

神近市子[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院27期)

神近市子[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 法務委員会 第4号(1955/04/01、27期、日本社会党(左))

○神近委員 きょう私は十時半からここにすわりましたけれども、五時には個人的な用事で出なくてはなりませんので、あと二十分しか時間がございません。それできょうは人権擁護に関する御説を拝聴して、皆さんがこんなに熱心に人権を擁護しようというお考えで努力を尽されていることに対して、大へん楽しく拝聴をしていたわけでございます。ただきょうの論議の中心は選挙に関することでございまして、私がここでちょっとお耳を拝借したいのは女性に関することでございますから、あるいはそれほどお耳に入らないかと考えるものでございます。それで婦人は性についてどうしても人権が軽視される傾きがある。これは長い伝統からやむを得ないこととも……

第22回国会 法務委員会 第7号(1955/05/11、27期、日本社会党(左))

○神近委員 井本局長にちょっとお伺いしたいことがあるのですけれども、例の一昨年来法務省の中に設置されております売春問題対策協議会は昨年来どういうふうな回数で御審議をやっておられますか、ちょっとそれを伺いたい。
【次の発言】 そこまでは再三承っております。私がもっと伺いたいことは、今年になりまして、あるいは第一次鳩山内閣になりましてから協議が行われたことがございますか。
【次の発言】 それでは選挙後は行われていないということは明らかでございますね。
【次の発言】 それでは見通しとしていつごろになったらそれができ上るというようなお考えでございますか。一体もう二年くらいに間もなくなると思うのですけれ……

第22回国会 法務委員会 第16号(1955/06/09、27期、日本社会党(左))

○神近委員 私は、戸田人権擁護局長と、それから斎藤長官に、婦人と子供の人権擁護のことで少しお尋ねいたしたいと思います。  きのうの毎日新聞に、上野の人身売買の状態について、富永千枝子という人が奔走してあそこの実態を探ったという記事が出ております。今人権がどんなに侵害されておるかということは、いろいろの事例によってもはっきりしておるものと考えますけれども、その中でも婦人と子供とが最も粗末に扱われえおるという状態が出てきております。上野と新宿では、地方から出てくる婦人と子供たちがつかまるということは、もうかねてうわさにはさんざん上っていたのですが、きのうの記事を見まして、上野の状態がややわかるよう……

第22回国会 法務委員会 第23号(1955/06/18、27期、日本社会党(左))

○神近委員 一昨日あたり鳩山総理に金公使でございますか、面会されまして申し入れたことが二項ほどあったようでございますけれども、次官はその内容をお聞き及びでございますか。
【次の発言】 出入国の関係の問題は、前国会からもしばしば問題になっているのでございます。ただいま大臣であられる花村氏が出入国管理の小委員会の委員長をなさっていらっしゃって、この問題ではしばしばお話し合いをいたしたことがあるのでございますけれども、この密入国の緩和ということでは非常に御熱心にお考えになっていた。今の事態は歴史にも珍らしい韓国人の民族的不幸だというふうに考えまして、私どもも、既往日本人であったという立場から、その扱……

第22回国会 法務委員会 第26号(1955/06/23、27期、日本社会党(左))

○神近委員 ただいま議題となりました売春等処罰法案につきまして、その提案理由を御説明申し上げます。  戦後の混乱期におきまして、社会不安、道義の頽廃等の影響を受け、売春をする婦女の数が著しく増加いたしましたことは、すでに御承知の通りと存じますが、その後わが国が独立を獲得し、社会の秩序も追い追いに回復して参りました今日においても、なお売春をする婦女の数がおびただしいものがありますことは、まことは遺憾のきわみと存じます。  申すまでもなく、売春は健全な性道徳を破壊し、善良な風俗を乱し、またおそるべき性病を蔓延させる原因となるものでありますが、一方それは、婦女の純潔を害し、その基本的人権を無視する行……

第22回国会 法務委員会 第27号(1955/06/25、27期、日本社会党(左))

○神近委員 大体今の猪俣委員からの御指摘によりまして私の申し上げることが尽きておるように思うのですが、一つだけぜひ二人の大臣にも法務委員にも聞いていただきたいことは、横須賀に起ったことでございますけれども、十二の女の子が十円の代償をもらって十四才ぐらいの男の子たちにままごとの売淫をしていたということが起っておるということでございます。これは思春期の子供たちの場合と違いまして、十一か十二の子供たちであったならば、これはままごとだろうと思うのです。子供のままごとというものには、よくそういうことを含んでおるのですが、それが売淫の形態をとり始めたということに私どもは非常におそろしい事態を感ずるのです。……

第22回国会 法務委員会 第31号(1955/07/06、27期、日本社会党(左))

○神近委員 ただいまから売春等処罰法案を逐条説明申し上げます。  第一条。本条は、売春等処罰法の目的を規定するとともに、この法律によって保護される法益を明確にしたものであります。すなわちこの法律は売春及び売春をさせる行為等を処罰することといたしておるのでありますが、これらの行為を処罰するゆえんのものは、売春をさせる行為等は人間の性倫理にもとるものであり、これらの行為の放任は社会における風紀の紊乱を招く重大な原因となる。またその反面において、婦女をして売春という醜業に従事させしめる、すなわち、婦女をしていわゆる白色奴隷化させるという婦女の基本的人権の最大の侵害とも目されるべき事態の発生を招くこと……

第22回国会 法務委員会 第32号(1955/07/07、27期、日本社会党(左))

○神近委員 市川さんは結婚生活以外の性交はすべて危険だという御意見でございますね。
【次の発言】 さっきおっしゃったことでよくわからなかった点があったのですけれども、公娼でも私娼でも危険率は同様だという御意見でございますか。
【次の発言】 今田中委員から間違って御照会がありましたが、行政監察特別委員会で――やはりここだったと思いますけれども、東大の清水博士が参考人としておいでになったことがあるのです。そのときに検診制度について御発言がありまして、それがずいぶん多くの先生方が御支持になっているように伺ったのです。それは今日――さっき業者の方がおっしゃっておりました検診制度をやっているからわれわれ……

第22回国会 法務委員会 第33号(1955/07/09、27期、日本社会党(左))

○神近委員 さっきからいろいろの方方の御質問を伺っておりましたけれども、私どもがきょう松村文部大臣に一番聞きたいのは、今提出されております本案についての大臣のお考えでございます。しかしそれはきょうは一度も出なかったのでございます。教育というものは間接的なものであって、そして警察あるいは裁判のような直接のものでないということはよくわかります。そして間接的な方面ではいろいろの委員方から松村大臣の御覚悟のほどを伺われたのですけれども、現実の問題としてはもう教育が非常に敗北していることは明らかなんでございます。この間の栃木県の鬼怒川温泉の上にあります川治温泉の記事を皆さんきっと御記憶になっている思いま……

第22回国会 法務委員会 第34号(1955/07/11、27期、日本社会党(左))

○神近委員 一番最初に法務省の方々にお伺いします。大臣は御就任以来まだ日も浅くて、売春問題対策協議会のことはあまり御存じないはずだと私は承知いたしますので、井本局長にお尋ねいたしたいと思います。先ほど来法案の内容について三田村委員からいろいろお尋ねがございましたけれども、この前の協議会の成案は半ばできているということでございまして、あのときの協議会の委員の一人でございます山高しげりさんは、半ばできていて、そして処罰面においてはほぼ決定している、これを救護する面でまだ進捗しないというようなことをおっしゃって公述していただきましたのですけれども、私どもも、ほかの委員からも同じようなことを聞いたこと……

第22回国会 法務委員会 第36号(1955/07/14、27期、日本社会党(左))

○神近委員 この点ちょっと説明さしていただきます。御存じのように婦女ということと、代償ということと、不特定の相手ということと、それから性交という四つの要件がございます。ただいま馬場委員が仰せになりましたようなケースは、非常に例外的な場合と思います。これは直接の代償、間接のものも含んでおるのでございまして、たとえば女が精神耗弱者である場合か、ちょっとおばかさんというような婦人か、あるいは相手の男を非常に好いている、ごく軽度の恋愛でもその感情の中に含まれている場合としか想像されないのでございます。もし精神耗弱で少し足りない人の場合は、これは刑法の規定がございます。ただ恋愛感情が半ばであっても、それ……

第22回国会 法務委員会 第37号(1955/07/16、27期、日本社会党(左))

○神近委員 この間の伊藤秀吉先生の証言は、あれはああいう立場の宗教家でございますから、その当時の吉原の業者、それから警視庁とのなれ合いであるということは、おそらく御存じであっても言うべき立場においでにならなかったと思います。今回の法案の提出につきましても、これは長く言い古されたことであって、赤線、青線と周辺と三つ、三重語であります。その中で、赤線は元の公娼制度の行われたところでありまして、そこは純粋な意味の許可によって行われているところ、青線はそれに準ずるということになっておりますけれど、いつもこの間には対立があるのでございまして、青線は、赤線をつぶしてもらえばお客がみんな自分たちの方に来る、……

第22回国会 法務委員会 第39号(1955/07/19、27期、日本社会党(左))

○神近委員 私はただいま議題となりました法案に対しまして、提案者の一人として賛成の意思を表示するものでございます。この法案は非常な不幸な扱い方を受けてきたということについて、私は憤激にたえない点をたくさん持っておるのでございます。どういう点かといえば、私はやむを得ずして筆頭提案者になっておりまして、提案理由の説明をいたす立場にいたのでございます。しかし保守派の民主党あるいは自由党の方々の御質疑は私にはほとんど与えられなかったのでございます。ですから、今日私は、提案者として多少時間の御猶予を願って私どものこの不幸な法案に対する弔辞を述べたいと考えるものでございます。先ほどから伺っておりますと、人……

第22回国会 法務委員会 第45号(1955/07/30、27期、日本社会党(左))

○神近委員 関連して。今の細田委員の事件に非常に似ている事件でございまして、七月十五日付で当法務委員会の世耕委員長あてに実態調査のお願いが来ているのでございますけれども、これは諏訪市大字上諏訪に関する問題でございます。やはり今のお話にあったように、集団的な、ほとんど暴力に類するような状態で、部落できめた候補者に投票しない者をいじめて、選挙後も村八分的な扱いをいたしまして、今日もまだ口もきかない。それから集会があっても呼ばない。選挙前には同調しないという理由でこれを部落の集会からつまみ出している。そういう事態があるのです。そうして三大新聞の地方版、地元の南信新聞、そういうものには何度も出ている。……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 決算委員会 第13号(1956/03/09、27期、日本社会党)

○神近委員 関連して。これは私だけが知らないのかもしれないので、少し気がさすのですが、検査をなさるときには、抜き打ちになさいますか、それとも前もって何月何日はどこをやるというような予定を発表なさいましてなさるのでしょうか。副知事が汽車の中までお仰えに来るというようなことを考えると、事前にそれが通告されているとも考えられます。私どもが知っている限りでは、よく東京都内なんかで手入れが行われるが、あれは抜き打ちにやろうというような気持でやるようですけれども、必ずそれが事前に漏れて、つくろわれた真実を見せるという結果になっているのです。だから、もし会計検査院の旅程とかあるいはどこからどこをやるというこ……

第24回国会 決算委員会 第23号(1956/04/09、27期、日本社会党)

○神近委員 防衛庁の批難事項は、何か非常に不明朗なところがたくさんございますので、私は他日いろいろ御質問したいと思っていることがございますけれども、きょうは不当の問題が出ておりますので、休憩時間も迫っておりますし、ほかの方にはわたるまいと思います。一点御注意しておきたいことは、さっきどなたかが三十年の二月に必要な制服は二万点であったけれども、小さいのが出るので三万五千にしたんだという御返事があった。大体小さいのがたくさん出るということがわかっているならば、なぜその寸法を大きくなさってお置きにならないかということ、大は小を兼ぬといいますから、ちょっと大きくても、袖口かズボンの下を詰めれば、使用に……

第24回国会 決算委員会 第24号(1956/04/11、27期、日本社会党)

○神近委員 関連して。この「「不急の物品を購入したもの」の是正措置調」というのが出ております。これは全体として見まして、いかにも会計検査院の調査が不当であった。いろいろの項目にわたっておりますから、あとで会計検査院の調査の状態と、それから調査をお受けになる官庁の、どういうようなことでなさるのかということを伺いたいと思うのですけれども、今の冬服の関連したところに大体筒井幕僚長がおっしゃったようなことが書いてございまして、「相当不利な状況を基準として補給の万全を期した。」こう書いてあります。それから会計検査院の調査は、あるいはわれわれの今日のお尋ねなども、結果的に見てかくあるべきだとする考え方との……

第24回国会 決算委員会 第25号(1956/04/13、27期、日本社会党)

○神近委員 私はこの前ちょっと冬服の問題が出たときに防衛庁から御提出になりました不急の物品を購入したものの是正措置調べというものを拝見して、いろいろ疑惑を持ったのです。これは会計検査院の調査に対する弁明と申しますか、あるいは応酬のようにとられるのですけれど、会計検査院がお調べになりましたときに、どうしてそういう弁明ができないのか。それから私どもが前に会計検査院のいろいろの案件を調査しましたときに、その調査されるものと調査するものとは、どちらも機構の上では、相対的ではありますけれど、調査なさるときにはお互いに公務員であって、相当緊密な話し合いができるはずなのを、あとになってこういうものが出るとい……

第24回国会 決算委員会 第30号(1956/04/30、27期、日本社会党)

○神近委員 さっきおっしゃったときに、三友産業に渡した千五百万円は税金を含んでいる金だということでしたが、その税率は、ブローカーなさっていれば、大体このぐらいの取引ならどのくらいということがわかるはずですけれど、この中でどのくらいの税金を納めなくちゃならないと考えていらっしゃったのですか。
【次の発言】 さっきの問答を承わっているうちにちょっと疑惑が起きたんです。今まであなたの方では政府関係の仕事にどういう官省と御関係を持っていらっしゃいますか。
【次の発言】 まあそう承われば、農林でも国鉄でも防衛庁でも、官庁の中では非常に仕事が広範囲にわたって大事業と言われるものが多い官庁である。さっきこの……

第24回国会 決算委員会 第44号(1956/09/21、27期、日本社会党)

○神近委員 ちょっと関連して。エバスコの問題が出ました以上、これは少しはっきりしておかなければならないと思うのです。なぜこの問題がこんなにやかましくなったかというと、これは御母衣のあとの工事をだれが引き受けるかということにからんできますから、それで技術的のことをあまり知らない国会でそのうわべをなでるようなことを言い合ってみてもしようがないと思うのです。今、藤井さんのお話を伺っていますと、このエバスコにやらせるかやらせないかということで開発の中に意見の対立がある。われわれが両方側から聞いても一向わからないので、内海総裁にはあとから御質問を申し上げる予定でございましたけれども、これは今の場合の第三……

第24回国会 法務委員会 第4号(1956/02/08、27期、日本社会党)

○神近委員 私、ちょっと遅刻して、佐竹委員の論点が最初の部分ははっきりわからなかったのでありますが、私も、常識的に考えまして、婦人の立場から考えて、こういう制度は必要であるということと、それから、何とかこれがならないものかというように考えておりましたので、御趣旨はよくわかるのです。それで、ぜひ合理的な成立が望ましいということは考えておりますけれども、今日だけしかこれの審議がないということで、用意の不足の点もございますが、今ちょっと一番おしまいのところから御質問を申し上げていけば、五千円の過料というところですが、これが一万円の支払額もあるし、二百万円の支払額もある。そういう場合に、非常に結果が違……

第24回国会 法務委員会 第5号(1956/02/10、27期、日本社会党)

○神近委員 今田邊参考人がおっしゃった点では、――きょうは御婦人の参考人はお一人でございますけれども、私も、役人の義務にしてもらった方がけっこうではないかということ、それから金額の点が安過ぎるという点も御同感でございまして私は、一昨日でございましたか、貧困者と裕福者とでパーセンテージにならないものか、たとえば決定している金額に対するパーセントで示した方がよくないかということを申し上げたわけでございます。それで、大体裕福者に対して非常に安過ぎるということで、何回かけてもこれは過料でございまして刑罰には当らないということにも、私どもちょっと疑問を持っております。それで、今の御趣旨とはちょっと違うか……

第24回国会 法務委員会 第32号(1956/05/10、27期、日本社会党)

○神近委員 関連して。私は長戸さんに、一、二点お尋ねしたいと思うのですが、今世耕委員からいろいろうんちくを傾けたおもしろいお話がございましたけれども、私は芸術の問題と立法の問題とはまるで別のものだと考えるのでございます。それで、むしろ、石原慎太郎のような作家を生んだのは、十年間われわれが無法律で売春の問題を放置しておいてきたことから生まれているというのが一般の考え方であり、――これは、私、人ずてに聞いたことでございますけれども、彼は作家個人としては比較的清潔な良心的な人だそうでございます。それで、ああいう作品に対する批判、これはいろいろ議論がございますけれども、芸術というものは人類的のものであ……

第24回国会 法務委員会 第33号(1956/05/11、27期、日本社会党)

○神近委員 関連してお伺いしたいと思います。  先ほど、芸者さんの問題のときに、これは御答弁済みかもしれませんが、私ちょっと聞き漏らしましたので、長戸さんにちょっと確かめておきたいと思います。私どもは、芸者さんの話が出ましたときに、置屋、それから待合、そういうものは第十二条で規制できるというように考えておりました。それで、それが私の考え通りであるかということと  それから、第十二条は「人を自己の占有し、若しくは管理する場所又は自己の指定する場所に居住させ、これに売春をさせることを業とした者」とあるのですが、たとえば、私どもこの法律が通りましたあとで一番逃げ道と考えられるのは、今のコール・ガール……

第24回国会 予算委員会 第9号(1956/02/13、27期、日本社会党)

○神近委員 私は第二十二国会での売春等処罰法案の否決に当りまして、決議されました決議に基きまして田中官房副長官、法務大臣、文部大臣、厚生大臣、大蔵大臣の方々に多少御質問を申し上げたい事項がございます。  官房長官にお尋ねいたします。最近お持ちになっておられる売春対策連絡協議会で、法案の御作成をお始めになっているそうです。その法案の原案ともいうべきものができたということでございますが、そのA案あるいはB案、両方とも簡単でけっこうでございますから、内容をお聞かせ順いたいと思います。
【次の発言】 私は原案について伺いたかったので、こまかく伺わなくてもいいのですけれども、この立法は大分けにいたしまし……


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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 決算委員会 第6号(1956/12/04、27期、日本社会党)

○神近委員 関連して。性病予防費の補助金についてちょっと伺いたいのですが、八〇二号のところに兵庫県の尼崎市の事項が出ております。尼崎市は、いろいろな理由から、私どもの知っている範囲内では性病が非常に蔓延しやしないかという危険の多いところなんですが、その補助額の百二十五万という金が控除すべき額と同額になっているのです。これは全額控除されるように見えますけれども、これは一体何を建てようとしてほかの費目に使ったのですか。
【次の発言】 今、御存じかどうか知りませんが、簡易水道に対する御婦人方の要求が非常に猛烈に出てきている。それできょうは時間もございませんので、あとでまた詳しくお伺いするとして、予算……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 決算委員会 第6号(1957/02/19、27期、日本社会党)

○神近委員 私は、国鉄の施設の面でちょっとお伺いしたいと思います。  今、今井施設局長がおいでになっておりますけれども、これの監督業務はどなたでいらっしゃいますか。
【次の発言】 私は具体的にいえば、今建設中の池袋の駅のことをちょっと伺いたいと思います。私も一、二度拝見いたしましたけれども、あれは今どの程度工事ができたところでございますか。
【次の発言】 それで四〇%でき上っていて、今停頓しているのでございますか。
【次の発言】 あの工事は大林組だったかと思いますけれども、それは百貨店が直接に依頼したのか、それとも国鉄がそれに御協力になっているのですか。

第26回国会 決算委員会 第8号(1957/02/26、27期、日本社会党)

○神近委員 私は、この委員会を構成していらっしゃる皆様方がお扱いになるのは、一体どういう文書であるかということをちょっと伺いたいのです。さっき工藤さんが、国鉄の発表による資料によって調査した こういうようにおっしゃったのですけれども、国鉄が、たとえば値上げなら値上げの問題というようなときに、委員会にお目にかけるような資料というものは、国鉄が作ったもので御判断を願うというような結果になりはしないかと思うのです。それは特別に、また別途に御調査になるような機関なりあるいは方法なりをおきめになっているのかどうかということが一点。それから、これも工藤さんに伺いたいと思いますが、独立企業体になっていないか……

第26回国会 決算委員会 第9号(1957/02/28、27期、日本社会党)

○神近委員 私も同じことの不審を持っていたのです。こういう年額十五万円の家賃に五百万円の権利金がつくと一いうようなこと、どこでもそういうことが行われているということは、鉄道がお貸しになる地代というものが不当に低いことからこういう汚職的なものをたくさん出すということになるのではないかと思うのです。たとえば鍛冶橋から東京駅付近の鉄鋼ビルに関する譲渡の問題の資料を出していただいたのを見れば、表通りは坪四十万円の価格と査定されている。その裏側だから、あるいは三角地点でどうもそれだけの値打ちはないから、あれは三井信託の査定を受けて六万円に売ってある。そういうような四十万円と六万円というのは非常に私どもは……

第26回国会 決算委員会 第10号(1957/03/01、27期、日本社会党)

○神近委員 今の契約書による事後措置の問題ですけれども、刑事訴訟は、新橋の問題がこんなに長くかかって、調査や何かしているのは、全国的な一つのテスト・ケースと見て、今後国鉄の財産に対する御覚悟と処罰とをわれわれは気をつけて見たいという意味からなんですけれども、今委員たちが指摘をいたしました契約書を見まして、私どもはその事後処置に不満なことがあるのです。百八十万円の家賃で京浜デパートに鉄友会が貸していた。大体これが年間二千万円余りの家賃に当るのです。資本に対する償還というようなこともありましょうが、これは相当に大きな利益である。これを四月から五、六百円の増収を得たいというが、その間の食い違いが一千……

第26回国会 決算委員会 第33号(1957/05/08、27期、日本社会党)

○神近委員 関連して。原糖の原価はどのくらいになっておりますか。それが一点。それからあなたは精白費が大体十円から十一円とおっしゃったようですけれども、これは非常に高く見積ってあるのではないですか。私どもがほかの方面でちょっと聞いたところでは、それはメーカーがなかなか発表しないので、なかなかつかむのがむずかしいということはわかりますけれども、五円から八円というようなところをちょっと教えて下さった方があったのですけれども、あなたの十円から十一円という根拠はどういうところから出てきておるのですか。斤当りでいいです。
【次の発言】 それはちょっと私は納得ができないように思いますから、もう少しよく調べて……

第26回国会 決算委員会 第35号(1957/05/13、27期、日本社会党)

○神近委員 どうも先ほどからの御問答を伺っておりますと、あなたは何も御存じないようなので、もうこの上お尋ねしても無益かと思うので、ずいぶん無能な社長さんだと思うのですが、私このことだけ一点伺いたいのは、今まではカリの輸入に関してお尋ねが出ておりましたけれども、輸出もなさっているわけですね。それは御存じですか。東独は大体原則としてバーター制度をとっている。それでカリが入りまして、日本からいろいろ必要な品物をとっている。それにあなたの会社も輸出をなさっていらっしゃいますか。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 存じておりますって、それはまああなたのお仕事は非常に大きな仕事だから、東独くらい小さ……

第26回国会 法務委員会 第5号(1957/02/19、27期、日本社会党)

○神近委員 私は、時間があまりございませんので、質問は申し上げませんで、要望だけを申し上げます。  婦人問題を専念に扱うのは、政府機構の中で婦人少年局だけなんです。しかも、三代にわたる局長が、どうも婦人たちの状態が見ていられないというので、熱心に御活躍になって、いろいろの資料をいただいて、今日ようやく世論の盛り上りにおいてこの法律ができたのでございます。ですから、婦人少年局は婦人たちの更生と事後の措置については一番よく知っていらっしゃるし、一番熱心に今まで調査もし、立案もしていらっしゃるのでございます。その結果として生まれたこの予算が一割に切られたということは、婦人たちが一生懸命騒いでいるのは……

第26回国会 法務委員会 第21号(1957/03/29、27期、日本社会党)

○神近委員 法務大臣に、四月一日から実施されます売春防止法について、御要請をかねてちょっとお伺いいたしたいことがございます。  この間から毎日婦人たちの会合が三日にわたって続けられたのでございます。そして問題がいろいろ出て参りましたけれども、何を言っても、何をするにしても、予算のことが問題になっているのございます。これは、前に吉田賢一委員から法務大臣に対して、予算のことをもう少し何とか考えていただけないかというふうに、そして閣議でも御相談をいただけないかというようなことのお申し出があったはずでございます。それで、その点について、何かきょうは総理大臣がお出になるということをちょっと伺いましたので……

第26回国会 法務委員会 第25号(1957/04/12、27期、日本社会党)

○神近委員 関連して……。  今中村法務大臣が、非常に微罪なことであったならば検察庁でこれは不起訴にするだろうとおっしゃったので、私は大臣と中川部長の両方にお願いしておきたいと思います。法務大臣の選挙区の北区でございますが、四十軒ほどの戦災後のバラックができておりまして、そこに道をつける予定のところを、最近地主が売ったか何かした。それで、火事やなんかのときに非常に危険でございますので、住民たちが空地の一部を清掃したのでございます。クマザサが非常にたくさんあった。それを地主の了解を得て取り払ったんですけれども、そのクマザサの中に二年生てらいのシュロの木が一本あって、これは腐れれかかっていたのでご……

第26回国会 法務委員会 第34号(1957/05/18、27期、日本社会党)

○神近委員 今長官もおっしゃっていましたけれども、青少年の育っていく環境として今非常に日本は悪い環境だということは、これは外国人の書いたものや何かでも拝見しております。その環境の悪いことの一つは、やはり売春業だったと思うのです。いつか警察庁にお尋ねしたときに、自動車犯罪あるいは凶悪犯罪の青少年の犯罪がもう全部遊興費ほしさということが出てくるのは、作ってつけておおきになるのですかと私はお尋ねしましたら、実情だとおっしゃっている。新聞に出る事件でもあれがついていないことはないのです。それで、この間の売春防止法が通る国会のときには、全国の婦人たちはあの弊害が一番子供たちを毒していると考えたと私は信じ……

第26回国会 法務委員会 第35号(1957/08/08、27期、日本社会党)

○神近委員 御新任の法務大臣にお尋ねしたいと思うのです。その問題は、牧野法務大臣のときに全会一致で通過いたしました売春防止法の問題でございます。  先ほどいろいろ調査事項について派遣委員の方から報告がございまして、それの中にずいぶん詳しく述べられておりましたように、各地の犯罪の急激な増加とか、あるいは京都方面では年少者の輪姦事件というようなことすら起って、まことにおそろしい事態になっていると思うのです。この中で一つだけ調査が落ちていると思いますのは、性病の蔓延の問題でございます。これは私どもがほとんど意識下に置いているようでございますけれども、そして売春防止法のときにもこの非常に深刻な問題はあ……

第26回国会 法務委員会 第36号(1957/08/09、27期、日本社会党)

○神近委員 私は、きょうは過度飲酒に関するこの間からの裁定についてお尋ねするつもりで通告いたしておきましたけれども、一、二問だけ昨日の質問の続きをやらしていただきたいと思います。  御承知のように、きょうは自民党内の風紀衛生対策特別委員会の御結論が出るということが、きのうの公報に出ておりました。きょう午前中にその委員会が持たれまして、党三役との御懇談があったはずでございます。その結果が発表されております。法務大臣はおそらくこれはまだ御存じなかろうと思うのですけれど、私の想像だけでありましようか、ちょっとお伺いしておきます。
【次の発言】 多分そうであろうと思いましたけれど、法務委員会は今日に限……


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第27回国会(1957/11/01〜1957/11/14)

第27回国会 決算委員会 第4号(1957/11/13、27期、日本社会党)

○神近委員 私はどちらかというと、こういうような問題は、議案がいろいろ出てきておりますから、あとでは調査の御相談をしたいと思うのですけれども、徴収部長さんに伺います。長官でもけっこうでございますがタクシー業というものは、あれは全国的に国税庁所管の徴税をやっていらっしゃるのですか。
【次の発言】 今主として徴税のことを伺ったのですけれども、その調査課というのは徴税のための調査ですね。
【次の発言】 オデオン座のことに関して、役人とのなれ合いでとかいうようなことが今話題に出ましたが、私が今持っておる事案はありそうな想像が濃厚だというお話でございますので、一つ御調査をやっていただきたいと思うのです。……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 決算委員会 第1号(1957/12/23、27期、日本社会党)

○神近委員 このほど問題になっておる官吏の汚職に関する問題でありますが、「不正者の天国」という本が出ております。これに扱われている項目は、当委員会で扱いました国鉄あるいは防衛庁その他の項目を見ますと、大体において私どもが理解している真実がうたわれているということを感じます。ところがこの本が出たことが動機になって、行政管理庁事務官の高田茂登男という人が首になっております。この行政管理庁の任務はちょうど決算委員会の任務とやや似ておりまして、ただ行政庁内での処理という点が違っておるかに思われますけれども、今日官吏の汚職あるいは収賄ということがほとんど無数に現われておる。それでもまだ氷山の一角だといわ……

第28回国会 決算委員会 第2号(1957/12/26、27期、日本社会党)

○神近委員 ちょっと伺いたいことは、この新聞の様子を見ましても、各省間の接触のときに起っているように思われるのです。今もおっしゃったように、大部分の人たちが調査旅行に出て、そういう場合に、これは私どもの出張のときなんかもちょっと感じるのですけれど、田中委員がこの前の長官の出張のときのことを問題にされたのですけれど、調査に行ったところとまるで無関係に宿泊するとか飲食するとかいうことでなければ、やはり十分に綱紀の粛正は保たれないと思うのです。一体私ども委員会の者が出張しまして、必要以上に高級の旅館を指定されたり何かすることに非常に矛盾を感じているわけなんですけれど、それは改められなければならない。……

第28回国会 決算委員会 第3号(1958/01/13、27期、日本社会党)

○神近委員 関連して。今田中委員からちょっと数字が出ました千百万円の保管料ですね。それがどういう内容なのかということを聞きたい。というのは、岸壁使用料は一日千円、それでちょうど一年間係留してあったから、それを積算してみると約百五十万かそこらで済むわけなんです。それが千百万出ているというのはどういう内容であったか、それを一緒に調査していただきたい。

第28回国会 決算委員会 第8号(1958/02/18、27期、日本社会党)【議会役職】

○神近委員長代理 承知いたしました。それではあとでこちらで取り計らいます。小川豊明君。

第28回国会 決算委員会 第9号(1958/02/25、27期、日本社会党)【議会役職】

○神近委員長代理 以上をもちまして昭和三十一年度決算に関します概要説明の聴取は終りました。  次に日程につきまして総括質問の申し出がありますので逐次この際これを許します。山本猛夫君。
【次の発言】 次に吉田賢一君。
【次の発言】 関連して。私も辻委員と同じように問答を伺っていて感ずるのですが、一、二ちょっと武内本部長にお尋ねしたいことは、入札のときに予定の予算があって、そしてそれと入札のときに照合したというお話があったのですが、それはどのくらいの金額であったのでしょうか。その価格を伺いたい。
【次の発言】 私は今こう伺っていて、吉田委員が見てきたとおっしゃる品物の評価の方が信じられるように思う……

第28回国会 決算委員会 第10号(1958/03/04、27期、日本社会党)

○神近委員 私は日本の自然改造の問題について少し伺ってみたいと思います。  なぜ私が自然改造ということに関心を持つかと申しますと、日本の国土は御承知の通りに大へん狭い、そして食糧が国民を養うに十分でないということはもう御承知の通りでございまして、そのために莫大な食糧を輸入しなくてはならない、そういうことで非常に国費がたくさん使用されるというようなことでございますので、実はいろいろこの問題についての翻訳本などをあさって、アメリカのTVAなんというものは、もう一番先に私は関心を持って見ていたのでございます。終戦になりまして、いよいよ国土の狭隘さというものが痛感されるようになりまして、有明の干拓だと……

第28回国会 決算委員会 第14号(1958/03/12、27期、日本社会党)【議会役職】

○神近委員長代理 吉田君。
【次の発言】 ちょっと速記をやめて。
【次の発言】 では速記を始めて。  この際本件につきまして、さらに実情を調査するために、千葉精糖株式会社、東京出張所長鈴木公直君を参考人として出頭を願いたいと存じますが、これに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、御承認を願ったものと決します。  それではこの際、暫時休憩いたします。午後一時半から再開いたしますが、参考人の方は御苦労様ですが、全部お残りを願いたいと思います。     午後零時四十五分休憩
【次の発言】 兼子参考人が、さっき劈頭に、今度の取引は詐欺にかかったようなものだという述懐をなさったようなこ……

第28回国会 決算委員会 第16号(1958/03/17、27期、日本社会党)

○神近委員 関連して。大体いろいろの経緯はわかるような気がするのですけれども、この前立川さんがお見えになったときには、大体年間四百数十万の金が研究所の機構に要るとおっしゃったのです。あなたは、立川氏はそれだけの財力のある人だというふうにさっきおっしゃった。ところがそのあとで、自分も貸金があるくらいだということをおっしゃったのですが、それはちょっと矛盾していやしませんか。
【次の発言】 それから今特許権のことでいろいろ御質問があったようですけど、ベルギーということをしきりにさっきからおっしゃって、ベルギーにロイアリティが入るようになっている、そしてヨーロッパに関心が強くて、東洋にはあまり関心が立……

第28回国会 決算委員会 第17号(1958/03/18、27期、日本社会党)

○神近委員 関連。この前くつの問題について調達実施本部長に伺ったときは、あれを一足塗るためには六円かかるんだそうです。それであなたがおっしゃるところを伺えば、中村あるいは桜組ですか、そっちの方はこれを塗ってある。そうして塗っている方が違法だ、注文書に違うところだ、違背だ。そうすると、六円かけて注文に違背しているということになるのですか、あるいはあなたの話を聞いていれば、彼らは悪い革を使っているから、てれ隠しに塗っているんだというふうにとれるのです。それはどっちだとあなたは考えますか。私は注文書に違反してまで六円かける必要はないように思うのですけれども、その点どう考えますか。

第28回国会 決算委員会 第18号(1958/03/19、27期、日本社会党)

○神近委員 関連して。通産省からお出しになっておる許可書ですね。それの条件としては積出港もあるいは産地も指定してないのです。それはどういうわけなんですか。
【次の発言】 砂糖十六万トンは台湾からいつも入っていた。そのうちの一万トンを控除しておいてこの立川研究所に許したということになっていますね。台湾にこれを許すときに、台湾の産地と積出港とを指定しなかったというところにもうすでに何かあなた方がその後に起ることを予期されたような印象があるのです。いつでも砂糖を割り当てるときに産地の指定、あるいは積出港の指定は一切なさらなかったのが常例なんですか。

第28回国会 決算委員会 第19号(1958/03/20、27期、日本社会党)

○神近委員 私は松平証人には他の方に譲りましてお尋ねすまいと思っていたのですけれども、今小川委員の答弁の最中に、ちょっと気にかかる名前が出てきたのです。国際信義にもとるということで、日本のことを考えて周に協力したとか、あるいは千葉精糖の問題に協力したとおっしゃったときに、国際信義にもとると考えて北とも話し合ったとおっしゃったのですが、それは私の聞き違いだったか、その点、人名ですからちょっと必要があってお尋ねします。
【次の発言】 大体私がお尋ねしたかったことは、委員長の御質問と山本委員の御質問で尽きているように思いますので、私は補足的に少しお尋ねしてみたいと思います。この問題はいろいろ疑惑を生……

第28回国会 決算委員会 第20号(1958/03/28、27期、日本社会党)【議会役職】

○神近委員長代理 これより会議を開きます。  本日は委員長が所用のため不在でございますので、理事であります私が、指名によりまして委員長の職務を行います。  歳入歳出の実況に関する件につきまして、前会に引き続き調査を進めます。  本日は右件につきましてお手元に配付いたしてあります通り、四名の参考人を予定いたしておりますので、ただいまより参考人各位から事情を聴取することといたします。  参考人各位には御多用中のところを当委員会に御出席いただきましてまことにありがとうございました。  それではこれから参考人各位に対しまして、質疑応答の形式で実情を聴取することといたします。発言の通告がありますので順次……

第28回国会 決算委員会 第22号(1958/04/04、27期、日本社会党)【議会役職】

○神近委員長代理 これより会議を開きます。  本日は委員長が不在でございますので、理事であります私が指名により委員長の職務を行います。  昭和三十年度決算並びに三十一年度決算を一括して議題に供します。  本日は、右両年度決算中、日本国有鉄道関係につきまして前会に引き続き質疑を行います。発言の通告がありますので順次これを許します。淡谷悠藏君。
【次の発言】 本日の質疑は以上をもって終ることといたします。  本日はこれにて散会いたします。次会は公報をもって御通知いたします。     午後零時十五分散会

第28回国会 決算委員会 第24号(1958/04/18、27期、日本社会党)

○神近委員 私は、通産省に対して資料の提供を要求いたします。問題は、山下太郎氏とクエートとサウジ・アラビアとの間に今交渉中でございますアラビア石油会社の件につきましての資料でございます。この会社のことは、日本だけでなく、世界の石油業界にいろいろな波紋と話題とをまいております。その内容は、アラビア石油会社とサウジ・アラビアあるいはクエート政府との間の契約についてであります。私どもも多少聞き及んでいること、また新聞等に扱われていることもありますが、事をもっと正確にするために、右の両政府と会社との間に取りかわされたという契約書を、この際委員会に提出していただきたいのでございます。これは日本語の方で出……

第28回国会 法務委員会 第7号(1958/02/21、27期、日本社会党)

○神近委員 私は、時間がほんの五分間ぐらいしかございませんので、一、二問ちょっと伺いたいことがございます。  それは、高橋委員の御質問のあった性犯罪のことについてでございますが、竹内局長が仰せのように、最近起っておる性犯罪というものが売春防止法施行に伴うものというような印象は持たないというふうにおっしゃったのですが、私もそれはそうではないかと思うのです。今まで売春が野放しになっていた結果でございまして、これは二十六年の婦人少年局の御調査の結論としても、赤線あるいは青線の盛んに売春の行われる周囲に一番事件が起っているということで、性犯罪が最近のような状態に非常に多く起っているのは、日本の長い制度……

第28回国会 法務委員会 第13号(1958/03/13、27期、日本社会党)

○神近委員 きょうは本省関係の方々に恩赦法にからまることにつきましていろいろ御教授をいただきたい、また質問にも御回答願いたいと思うのであります。  最近、まだ御決定にもならない皇太子殿下の御成婚があるということを想定いたしまして、また同じような恩赦があるだろうということで、非常に悪質な選挙運動が行われておるといううわさをちらほら聞くのでありますけれども、あれは言論機関その他の想定だけでございましょうか。それとも、そういうような実態がいささかでも出てきているという徴候があるのでございましょうか。それをまず伺わしていただきたい。
【次の発言】 こういう事例があるのでないかという疑いが出てきましたの……

第28回国会 法務委員会 第21号(1958/04/03、27期、日本社会党)

○神近委員 私、こまかい打ち合せというものはこういう質問のときにはできないもんですから、前の質問者といささか重複することがあるかもしれませんが、お許しを願いたと思います。今回の改正案には、あっせん収賄罪と、それからく暴力処罰法が一諸に込められているのですが、私のかねて考えていることは、国民生活というものは、これが体力によるものとあるいは頭脳によるものとを問わず、勤労で生活するということが一番正しい、また健康なあり方だと考えているのです。この公務員の収賄の問題と、それからやくざやグレン隊というものの生活の本質を考えますと、どちらも勤労によらないで不当利得をねらっているという点では、経済的に考えて……


神近市子[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 法務委員会社会労働委員会連合審査会 第1号(1955/07/13、27期、日本社会党(左))

○神近委員 ただいま議題となりました売春等処罰法案につきまして、その提案理由を御説明申し上げます。  戦後の混乱期におきまして、社会不安、道義の頽廃等の影響を受け、売春をする婦女の数が著しく増加いたしましたことは、すでに御承知の通りと存じますが、その後わが国が独立を獲得し、社会の秩序も追々に回復して参りました今日においても、なお、売春をする婦女の数がおびただしいものがありますことは、まことに遺憾のきわみと存じます。  申すまでもなく、売春は、健全な性道徳を破壊し、善良な風俗を乱し、また、おそるべき性病を蔓延させる原因となるものでありますが、一方、それは婦女の純潔を害し、その基本的人権を無視する……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 外務委員会内閣委員会法務委員会連合審査会 第2号(1956/07/13、27期、日本社会党)

○神近委員 かなり御質問が出たようでございますから、私はあまり重複しないように気をつけてお尋ね申し上げます。  外務大臣にお伺いいたしたいことは、プライス勧告が発表されましたときに、アメリカの予算委員会、軍事特別委員会の証言の中にこういうことがあったのです。沖繩が基地として好適である、そして半永久的にこれを使用できるということを言ったときに、民族運動が微弱であるということと、外国の干渉がないことが利点であるということが言われたのでございます。その外国の干渉という中には、アメリカからとれば日本は外国でございますから、これは日本をさしたものではないかという想像ができること。そして今まで伺っていれば……

第24回国会 決算委員会需品調達に関する小委員会 第2号(1956/07/13、27期、日本社会党)

○神近小委員 会計検査院の方に伺います。やはり今の臼井さんの御質問に関連いたしておりますけれど、二年前に研修強化の通達ですか、それを出したところが、それを各省で実行しておるのは半分だとおっしゃったでしょう。その実行していないところをちょっと――これは別に一つの省をあげなさいというのではないから、お差しつかえないと思うのですが、実行していないところの省はどこどこですか。
【次の発言】 それから、それに関連しますが、物品管理法ですか、それにやはり今役人の質の問題が出ました。幾ら機構をりっぱにお作りになっても、それを行使する役人の質によるということは、これは明らかで、その新しく発令される物品管理法の……

第24回国会 商工委員会中小企業に関する小委員会 第3号(1956/09/10、27期、日本社会党)

○神近小委員 私はこの部門には非常に初学者でございますから、ひょっとしたらずいぶんつまらない質問をするかもしれませんから、あらかじめお断りをしておきます。  中小企業の問題は、今まで私どもの知っているところでは、国家的にも今までほうってあった部門で、一度も周到な国家の保護を受けていない階層でございます。今この審議会の審議の過程をいろいろ説明していただきまして、問題のあるところをよく持ち出してあるということを大へん感心して拝見しているのですけれども、この審議会を六ヵ月に期限を切ってあるというのは一体どういうわけなんでしょうか。今度の立法について大体その間の御審議で十分だというような、これは立法の……

第24回国会 商工委員会中小企業に関する小委員会 第5号(1956/11/01、27期、日本社会党)

○神近小委員 ちょっと緊急な御質問を申し上げようと思うのですけれど、この間、二、三日前に百貨店審議会が結論を出して発表したことを御存じでございますね。それでそれについての大臣の決裁が出たというようなうわさがあるのですけれど、それに基いた決裁はもうあったのでございますか、なかったのでございますか。それを一つ伺いたい。
【次の発言】 百貨店法が前国会で審議されましたのは、小売商に対して百貨店の資本の圧迫がはなはだしい。それに対してこれを緩和するための法律であったように私どもは理解しているのです。そのことについて特にもう決裁が出ているんでしたら、私はこまかく百貨店法の精神あるいは小売商との関係につい……

第24回国会 内閣委員会法務委員会連合審査会 第1号(1956/02/09、27期、日本社会党)

○神近委員 一問だけ関連して、牧野さんにお伺いしたいのです。私も質問の通告を出しておきましたけれども、大体吉田委員の応答で内容がわかったように思いますので、一問だけ…。さっき委員会の委員を、まあびっくりするような人選をするということをおっしゃっておりました。それで私すぐにこういうことを感じたのです。まあわれわれがびっくりするといえば、大体売春制度を存続させておきたいというような側の方々が委員に入るのじゃないか、ということは、いろいろ業界の新聞を見ますと、これを存続させておきたいという人たちがこの委員会の中に入るということ、委員会に何名なり獲得するという対国会の運動をするということを決議している……


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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 決算委員会需品調達に関する小委員会 第1号(1956/12/03、27期、日本社会党)

○神近小委員 ちょっと変なことになるかもしれませんが、この前ピースを四十五円になさってから四十円にまた値下げになりましたね。ああいう場合の予算の見通しと、それから急に変動な来たしたときにそれが減るというような場合の支出なり、あるいはそういうものの仕方はどういうふうに調達していらっしゃいますか。
【次の発言】 もう一つ、最近非常に日本のタバコがよくなったという事実がありますね。農民が非常に念を入れて作って上手になったということ、品質が上ったということ、そういう場合に、その品質がよくなったということを鑑定して、買い入れの値段を上げるというときに、その農民との間の契約は、年間の契約になっておりますか……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 法務委員会公聴会 第1号(1957/04/09、27期、日本社会党)

○神近委員 今亀井さんあるいはその他の方々が間接的にお持ちになっている問題とも関係がございまして、私は法律の問題ではしろうとでございますからへんなことをお尋ねするかもしれませんが、団藤さんに私はお尋ねいたします。  この委員会が始まりましてから、この三審か四審かという問題、大法廷と小法廷の問題はしばしば問題になってきているのでございます。それで、この改正の問題が出ましたのは、案件が非常に渋滞しているということ、それから裁判に対する国民の信頼が薄らぎつつあるということ。今高橋委員から逐次お話がございまして、この前もそういう御意見を伺ったのですけれども、最近問題になっている最高裁の判決の状態から考……

第26回国会 法務委員会公聴会 第2号(1957/04/10、27期、日本社会党)

○神近委員 私、きのう真野判事がおいでになったときお尋ねしようと思って、時間が制限されてお尋ねすることができなかったのですが、きょう午前中の公述人の方々や、ことに岩松先生でしたか、やはり憲法の七十九条によってワン・ベンチということが始終主張されている。これが公述の方々の御意見としては非常に多いのでございます。それは峯村先生もその御意見だったし、それから、きょうの午前中の先生方の御意見にもそれが出たんで、七十九条と八十一条、この条文で、大体ワン・コート――きのうの真野先生の御意見なんかはちょっと極端でございまして、アメリカの英文に書いてあるものには限定化してある、一つの、ワンあるいはアという言葉……

第26回国会 法務委員会公聴会 第3号(1957/04/11、27期、日本社会党)

○神近委員 今度の修正の目的が、非常に多くの案件が最高裁にたまっているということで、能率的にしなくちゃならぬということが第一の目的だと思うのです。ところが、きょうで三日にわたる公述を伺って、どなたでも、しろうとから考えますと、ワン・ベンチ論が一番ガンなんです。憲法にそれがワン・ベンチでなければならないという規定は私どもどこにも書いてないように思うのですけれど、一昨日真野判事がおいでになって、日本の憲法では一つの最高裁ということに規定して、あるという根拠をおっしゃっていらっしゃった。それは英語に書いてある、――ちょっときょう英語の憲法見つからなかったのですけれど、たとえば予定されたものがワン・コ……

第26回国会 法務委員会閉会中審査小委員会 第1号(1957/06/04、27期、日本社会党)

○神近小委員 関連して、法務大臣と警察庁長官にお伺いしたいのですけれども、大阪地方ではずいぶん新聞で問題になっており、私が大阪に参りましたときにいろいろ聞きましてそうして、帰ってきてから投書が参ったわけですけれども、飛田という赤線区域がございまして、あの周囲に商店街が三方にあるそうですが、そこだけでなく、天王寺とか布施とか、あの周辺の商店街に対して――ここでは強制すると書いてございます。売春防止法を廃案にするか、これの実施を延期しようという運動が起っているのだそうです。それで、署名運動が起りまして、強制的に署名させられる、そうして、それをやらないと、そこから品物を買わないというような脅迫をして……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1958/02/13、27期、日本社会党)

○神近分科員 今年の四月から売春防止法が実施されるということは御承知の通りでございます。厚生省はみんなが心配した要務をお取り上げになって、その所管省になられたので、実は厚生省にいろいろ文句をつけるのは、私どもとしても非常に苦しいのでございます。でも少し文句を聞いていただかなければならないので、その点お許しを願いたいと思うのですけれども、今ちょうど福田さんが問題を出して下さいました、たとえば精薄児童の問題だとかあるいは先天的なろうあの人たちの問題だとか――ほんとうは売春防止の問題と性病の問題とは別個の建前でなければならないし、日本はあんまり長く売春制度を保存してきましたために、学者によりますと、……



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データ更新日:2023/02/05

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