桜井奎夫 衆議院議員
27期国会発言一覧

桜井奎夫[衆]在籍期 : 26期-|27期|-28期
桜井奎夫[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは桜井奎夫衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院27期)

桜井奎夫[衆]本会議発言(全期間)
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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 衆議院本会議 第29号(1956/03/30、27期、日本社会党)

○櫻井奎夫君 私は、日本社会党を代表いたしまして、本決議案に賛成の意を表明━━━━━━━━━━━━━━━━━━━せんとするものであります。(拍手)そもそも、鳩山内閣は、第一次組閣前の総選挙の公約以来、日ソ国交回復をうたい続けてきたのであります。しかるに、政府は、この日ソ国交回復問題につき、━━━━━━━━━━━━━━━━━特に、この引き揚げ促進問題に関しましては、一万二千四百五名の在ソ抑留同胞及びその家族の方々に対して、一体何という言葉をもってその悲痛なる落胆に報いんとするものでありましょうか、この際、私は、留守家族の人々の言葉をここで語るということも、現内閣の閣僚諸君に対しては、決してむだで……

桜井奎夫[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院27期)

桜井奎夫[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 運輸委員会 第33号(1955/07/22、27期、日本社会党(左))

○櫻井委員 私はただいま陳情がございました新潟の海岸の侵食の問題につきまして、運輸当局及び大蔵省に対して質疑をいたしておきたいと思います。新潟の海岸が非常な侵食の現象を起しましたのは、特に最近この二、三年間にその侵食の状況がひどくなって参ったのであります。その大きな原因は、先ほど市長さんの方からも述べられましたように信濃川の分水工事、あるいは新潟港の突堤工事、こういうものが大きな原因をなしておるのでありますが、最近非常に侵食がはなはだしいために、新潟市民が非常な不安を持って、この侵食の進行状況をながめておるというのが現状でございます。この市民の大きな不安の声が今次の市民大会となりまして、運輸委……

第22回国会 商工委員会 第19号(1955/06/01、27期、日本社会党(左))

○櫻井委員 総合燃料対策及び地下資源開発に関する小委員会の中間報告を申し上げます。  本委員会は、去る五月二十日設置され、自来政府よりエネルギー総合対策及び地下資源対策に関し説明を聴取し、質疑を行う等調査を進めて参りました。去る五月二十八日、この調査の過程におきまして、内田小委員より石油資源総合開発五カ年計画を実施するためには、現行の探鉱助成金制度によってはすこぶる困難であると思われるので、この際政府、民間共同出資による石油資源開発株式会社を設立する必要があると認められる。よって早急に本委員会において立法化のための調査を進められたい。なお三十年度予算に計上されている石油探鉱補助金については、会……

第22回国会 商工委員会 第35号(1955/07/06、27期、日本社会党(左))

○櫻井委員 石油資源開発株式会社法案について質疑をいたします。この法案の大きな趣旨については私どもも賛同をいたしているわけでありますが、この法案を提出される経緯と申しますか、これがはなはだどうも今日まで不明朗な形です。最初は私どもの考え方からいたしますならば、当然国策会社で政府の出資が二分の一以上に達するような会社でありましたら政府提案となさるべきが当然の筋道である、こういうふうに考えているわけでございますが、それにもかかわらず議員で立法しろというようなことで、その衝に当ったわれわれ起草委員は、前後数回の会合を持ちまして、一次案、二次案、三次案、四次案、五次案まで慎重に検討を続けてきたわけです……

第22回国会 商工委員会 第36号(1955/07/07、27期、日本社会党(左))

○櫻井委員 ちょっと関連して……。私昨日資料の提出を求めましてきょう出たわけですが、これは今同僚の佐々木君が言われる通り専業計画と資金計画だけで、大事な人員の受け入れ計画か出ていないのです。これを明日までに提出が可能であるかどうか、明日私どもとしてはこの資料がどうしても要るわけです。
【次の発言】 私ども最も心配しますのは、先ほどから佐々木君が言っておられる通り、この帝石との関係において人員の配置というものが円滑にできなければならぬ、せっかくできる石油資源開発会社内における労使のいたずらなる対立や摩擦を今後避けるために、そういう人員の異動の面についてこの会社の設立の前においてはっきりしておきた……

第22回国会 商工委員会 第37号(1955/07/08、27期、日本社会党(左))

○櫻井委員 時間がないので簡単に意見を述べたいのでありますが、本日、昨日の要求に従って人員の予定表が出ました。私どもがこれを要求いたしました最も重要な理由は、先ほどから同僚の伊藤さん、あるいは佐々木さんの方から、るる話がありましたように、せっかくこういう会社が発足いたしましても、石油開発事業における労使の関係が、このために非常に混乱に陥ったり、あるいは紛争が生じる、こういうことを懸念いたしまして、将来の人員配置の計画についてはっきりと政府及び帝石の当事者から、この公開の場所において考え方を述べてもらいたい、こういう意味合いで、こういう資料も要求いたしたわけでございますが、ただいまの伊藤さん、佐……

第22回国会 商工委員会 第38号(1955/07/09、27期、日本社会党(左))

○櫻井委員 石油資源開発株式会社法案が成立いたしたわけでございますが、この法案に関しまして各党一致の附帯決議が提出せられましたので、私はこれを代表いたしまして、まず案文を朗読いたします。    付帯決議(案) 一、石油資源開発株式会社の目的は、石油資源総合開発五ヵ年計画を実施することにあるはもちろん、可燃性天然ガスの開発も含むものである。よって政府は今後の出資について、万全を期するとともに、債務保証についても、必要に応じ、可及的すみやかに所要の措置を講ずること。 二、石油資源開発株式会社の人員充足に当っては、優先的に帝国石油株式会社よりこれを行い、この計画実施中は、人員整理等のごとき労働不安を……

第22回国会 内閣委員会 第8号(1955/05/19、27期、日本社会党(左))

○櫻井委員 私は飛行場拡張の問題につきまして、先ほど同僚の茜ケ久保君の質問に関連いたしまして一つ御質問を申し上げます。あとでまた同じ問題で木更津の問題もございますようですから、私は主といたしまして新潟の飛行場の問題についてお尋ねいたします。この飛行場拡張の問題は、長官のただいまのお話では、これはアメリカの要請でなくして日本の防衛というような立場から、半ば自主的な決定をなしたというようなことも承わっておるわけですが、しかしこの問題は、政府がアメリカ政府との防衛分担金の削減の問題とからんで、いわゆる日米共同声明となって発表されたのでございまして、日本政府は飛行場を拡張し、また在日米軍の施設提供者へ……

第22回国会 内閣委員会 第16号(1955/06/03、27期、日本社会党(左))

○櫻井委員 この問題につきましては、先ほど来同僚諸君がいろいろと聴取をいたしておりました。私の質問もまたこれに重複する部面もありますし、時間の関係もあり、あとにまだ多数質問者があるようでございますので、二つの問題についてお伺いをいたします。まずその第一点でございますが、今日この基地の問題が、全国的な影響をもって大きくクローズ・アップされておるのでございますが、この基地の周辺においていろいろ基地の反対をしておる人、あるいは学生、そういう人たちについて、警察当局が公式、非公式に何らかの調査をしておるというようなことを聞くのでございます。斎藤警察庁長官にお伺いいたしますが、そのようなことをあなたは指……

第22回国会 内閣委員会 第26号(1955/06/24、27期、日本社会党(左))

○櫻井委員 福島調達庁長官にお伺いいたします。先ほど同僚の茜ヶ久保君の質問に関連する質問でございますが、佐渡の金北山、妙見山麓を中心としたところの基地の拡張に伴うその後の賠償の問題につきまして、実は先般これは現地を私は視察して参ったわけでございますが、これが昭和二十八年から今日までほとんど足かけ三年にわたっていまだ補償の方の解決がついていない。その一番の障害になっておるのはどういう点であるか明らかにしてもらいたい。
【次の発言】 この調達庁から配られました資料によりますと、その補償の内訳は明らかなんです。工事期間中の放牧不能によって受けた損害、それが一つ、それから工事期間中の事故防止のための施……

第22回国会 内閣委員会 第48号(1955/07/27、27期、日本社会党(左))

○櫻井委員 警察庁長官が時間の関係で帰られるそうですから、私は新潟飛行場拡張の具体的な問題について福島長官にお聞きしたいのですが、その前に警察庁長官にお尋ねしたい。去る六月三日の内閣委員会におきまして、前の齋藤警察庁長官に、こういう基地問題についての一般的な警察の態度ということについて御答弁をいただいております。それは御承知の通り、今基地問題をめぐって非常に両者の間に危険な対立の状況が各地に見られるわけでありますけれども、その際地方の警察がやはりそういう反対の人たちの動向を盛んに探っている。これは前の齋藤長官の話だと、地元のそういう人と警察が連絡を密にしてそういう人たちの意向を承わることは何ら……


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第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 建設委員会 第1号(1955/11/29、27期、日本社会党)

○櫻井委員 ただいま大島委員から御提案になりました災害地の新潟市に住宅公団のワクを広げて住宅公団で建設してほしいという要望は、私どもも全面的に賛成でございます。地元といたしましてもこれを非常に要望いたしておるわけでございます。特に、御承知と思いますが、柾谷小路と申しますあの一帯は、今回防火建築の地帯に指定をされまして、その大部分は今回の大火によって焼失をしたのでありまして、ここに防火建築を建てるということになりますと、地元の人が、あるいは中小企業金融公庫等の融資あるいは自己資金で耐火建築を作るということは、現在の状況ではほとんど不可能に近い。これが地元の現状でございます。従いましてこの際今回の……

第23回国会 商工委員会 第2号(1955/11/28、27期、日本社会党)

○櫻井委員 銀行局長はお急ぎのようでありますので、ここでちょっと確認しておきたいと思います。それは年末金融に関連する問題でありませんが、今回の災害地に対する問題であります。特に私がここに取り上げたいのは、新潟の大火に対する金融措置の問題でございます。これについてはあとで中小企業金融公庫の総裁には具体的にお伺いいたしますが、とりあえず銀行局長さんがお忙しいようでございますので、私は銀行局長に質問いたします。この災害につきましては、政府は相当行政的な措置を講ずるということを災害の直後に発表いたしておるのであります。特に金融の面につきましては、これはいかなる災害においても直ちに金繰りということが当面……

第23回国会 法務委員会 第1号(1955/12/05、27期、日本社会党)

○櫻井委員 私は、先般新潟市に起きました大火の状況を簡単に御説明申し上げまして、この大火に伴って新潟県会及び新潟市会が満場一致決定いたしまして政府に要望いたしておりますところの借地借家臨時処理法の適用の一日もすみやかならんことをお願いする次第でございます。  新潟市の大火は皆さん御承知の通り九月三十日で、ちょうど当日は台風二十二号が日本本土を通過中でございまして、新潟県におきましてもこの台風二十二号の通過の警告がございました。新潟市は、当時、新潟気象台の情報によりまして、最大風速三十メートルに達する台風が通過する、こういうことで、十時四十五分に火災警報を発令いたしております。次に、さらに警戒態……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第2号(1956/02/03、27期、日本社会党)

○櫻井委員 ただいま上林山政務次官のお話で、慰問品基金募集切手のことについていろいろ御説明があったのですが、この問題は、われわれの考えているのは、単に資金を集めるということばかりでなく、場合によっては、むしろ国際的な世論なり関心を喚起したい。また国内における世論ももっと強めたい。さらには、切手が添付されてあちらの抑留されている方の手元へ届けば、内地の同胞もこれだけわれわれのために力を入れてくれているのかという、精神的な大きな交援ともしたいというところにねらいがあるのです。ところが、それが国際的に側か逆効果を来たすような懸念があってはというような御配慮に基くような御説明があったのであります。この……

第24回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第17号(1956/08/10、27期、日本社会党)

○櫻井委員 ただいま眞崎委員の方から非常に要を得た簡明な御説明がございまして、これで大体尽していると思うのでありますが、特に私が代表として参りまして感じましたことは、先ほどの報告にもありましたように、一時帰国者、里帰りと呼んでおりますが、これは今回が初めてのケースであります。この問題は今後もこういうことが起ることが考えられますし、なおまた日本と中国との国交の問題というものにも大きく響いていく問題だと思います。先ほど報告がございました通り、この方たち七十八名ですか、大体向うで三カ月の期間の許可を得て帰ってこられました。ところが、日本の方では、次の第十五次の興安丸が出るときに便船させて向うに送り帰……

第24回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第19号(1956/10/05、27期、日本社会党)

○櫻井委員 ただいま御報告がございまして、お迎えに行かれた代表の方々からいろいろな要望が出ておるわけでありますが、戦犯の方々が、第十三次から今日まで数次にわたって引き揚げてこられて、その人数も相当の数になっておると私は思うのでございます。先ほどの報告にございましたように、この方々は、国の一つの責任において向うに抑留されて、刑期を終ってこられたので、こういう方々に対しては、国家として当然責任をもってその生活を保障するということが考えられることでございますが、こういう方々のその後の就職状況がどういう程度にいっておるのか。私どもがタッチしたところによりますと、帰ってこられたこれらの人々は、その日から……

第24回国会 地方行政委員会 第45号(1956/05/11、27期、日本社会党)

○櫻井委員 私は新潟県の知事さんにちょっと御質問を申し上げたい。配付になりました「『地方財政再建促進特別措置法』の適用について県民の皆様にうったえる」という。パンフレットを見ますと、その中に「これからどうしたら赤字はなくなるか」というところで、この促進特別措置法によって新潟県は赤字を克服していくのだといって、そのあとにおいては明るい夜明けが来るというようなことが書いてありますが、この特別措置法によって新潟県の赤字が果して完全に解消されると、知事さんは考えておられるか、この点をまずお聞きしたい。
【次の発言】 この赤字の克服の基本的な考え方につきまして、先ほど中井委員の質問に対して、知事さんの基……

第24回国会 地方行政委員会 第56号(1956/07/27、27期、日本社会党)

○櫻井委員 今の中井君の質問に関連いたしまして、地方によっては昇給昇格の延伸をしておるところがあるわけであります。かりに国家公務員に対する人事院の勧告が実施されたといたしまして、そのような処置をとっておるところの地方団体の地方公務員と国家公務員との間における非常な不均衡、こういう点について自治庁ではどのように考えておられるか、大臣の御所信をちょっとお聞かせ願いたいと思います。

第24回国会 地方行政委員会 第58号(1956/09/13、27期、日本社会党)

○櫻井委員 ただいまの門司さんの御要望ですが、これは非常に大事なことだと思います。私は新潟ですが、新潟の大火の跡始末の問題について非常に問題点として残っておることを御参考までに申し上げたい。  新潟の場合においては、台風のもとにおける大火であった。ああいうものは、先ほど鈴木さんの方からも御質疑がありましたように、まず火事を出さないということが一番の要件であります。ああいうふうに風速二十メートルあるいは十メートルという強風下における火災は、私も実際に経験したわけですが、とにかくポンプが何十台あってもこれを消火することができない。炎が道路の下の方をすうっとはっていって、向うの大きな建物に燃え移る、……


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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第1号(1956/11/12、27期、日本社会党)

○櫻井委員 この際、動議を提出いたします。理事は、その数を七人とし、委員長において指名せられんことを望みます。

第25回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第2号(1956/11/16、27期、日本社会党)

○櫻井委員 一時帰国の問題につきましては、当委員会の再三にわたる決議をおそまきながら政府の方では御尽力いただきまして、この解決のめどがついたということについて、私ども政府の努力を多とするものでございます。  私は、本日は少し問題をそらしまして恐縮ですが、引き揚げ軍人軍属の処理規定の中の、太原あるいは南方地区に残っておりますいわゆる現地除隊の問題、これが私は非常に不当な取扱いをなされておると思うのであります。特に、太原の帰国者の問題につきましては、帰ってきた人たちは、当時軍の命令であそこに残ったのだ、こういうことをはっきり申しております。なおまた当時の第三方面軍ですか、その司令官も現在軍命令を出……

第25回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第3号(1956/11/28、27期、日本社会党)

○櫻井委員 それでは私は引揚者の就職状況について、ちょっとお伺いいたしたいと思います。引き揚げてこられた方々の就職が非常に遅々として停滞しておることは、私ども非常に心痛をいたしておるわけでありますが、特に、戦犯として向うに捕えられて、今回引き揚げてこられた方々の就職が非常にうまくいっていない。これは、向うで戦犯になっておったという一種のハンディキャップもあるかと思うのでありますが、この方々に対しては、政府としてもできる限りの就職あっせんをする、こういうことになっておったはずでありますが、現状は必ずしもそうではない。各府県の状況を調べてみますと、ほとんどこれの受け入れがなされていない。そういう戦……

第25回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第4号(1956/12/03、27期、日本社会党)

○櫻井委員 今回政府の措置によりまして、約九万体の御遺骨のお墓ができる。こういうことは、私どもも双手をあげて賛成するところであります。しかし、この際聞いておきたいことがございますので、援護局長から御答弁願います。この九万体近くの御遺骨があるということですが、これの内訳がおわかりになりますか。軍人とか軍属とか、あるいはそのほかのものがあるかどうか。この内訳をちょっとお知らせいただきたい。
【次の発言】 御遺骨の内容はわかりましたが、これが明日の閣議で決定すると、これは大臣にお聞きいたしますが、どこから予算をお出しになるおつもりですか。
【次の発言】 とりあえず敷地や規模というのは、そう急にきまら……

第25回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第5号(1956/12/12、27期、日本社会党)

○櫻井委員 この前の委員会で、引き揚げ同胞の就職状況につきまして、職業安定局の方からいろいろ説明をいただいたわけですが、特にソ連からの大量引き揚げを前にいたしまして、今度引き揚げてこられる方々に対してどのような方針を持っておられるか、一応その計画を承わりたいと思います。
【次の発言】 大へんけっこうな計画を立てておられる。重点事項のうちの4、公共職業補導所への入所というのは、帰ってきた人が自分の費用で入所するんですか。
【次の発言】 3の家庭訪問の実施は、各地方の職業安定所の職員の方々が、引き揚げてこられた方々の家庭に回っていく、そして職業の補導をする、こういう意味ですか。


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第8号(1957/03/20、27期、日本社会党)

○櫻井委員 マリク名簿につきましてお尋ねしたいのですが、このマリク名簿に記載されておったのは千三十一名ですね。ところが第十一次の引き揚げで帰ってこられた人の中には、名簿外の約四十名の抑留漁夫が入っておった。従って第十一次の引揚者中のマリク名簿に載っている人は、四十名の漁夫をとるから、九百九十一名の人が帰ってきたということになりますか。
【次の発言】 わかりました。そうすると、今度テヴォシャン氏と岸首相との会談で発表した七百九十三名のうち、マリク名簿記載の三十九名、同記載外の生存確実者二百六十名を合せると二百九十九名がシベリアになお残存している、こういうことですが、今度はっきりした三十九名はこの……

第26回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第9号(1957/03/27、27期、日本社会党)

○櫻井委員 私は援護局長にちょっとお伺いいたします。恩給法とちょっと違うわけであります。  実は、先般の文教委員会で、ある委員から、国家総動員法に基いて動員された学徒が出先においてなくなった場合、その遺族は弔慰金をもらっておるようでありますが、傷害を受けた者の遺族は何ら援護の対象になっていない、そのままの状態に放置されておる、これははなはだ不合理であるから、文部省としても何とか善処するようにという強い要望があったわけであります。なおまた、本委員会においても、この問題は、受田委員がしばしば取り上げて政府の善処方を要望してこられたものであります。なお、この委員会に設けられておりますところの小委員会……

第26回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第10号(1957/04/10、27期、日本社会党)

○櫻井委員 外務大臣の考えておられることもだんだんわかって参りましたけれども、どうも政府としては、今ジュネーヴを通じて交渉しているのが政府としての正常な道であって、そのほかのことはできないのだから、国会議員団が行って、向うの好意ある受け入れ態勢を作ってもらいたいということで、国会議員団は国民の代表として、政府とは別個にそのような受け入れ態勢を作るために派遣されるような感じがするわけであります。しかし、今日中共から四万九千の者が未帰還であるということは実にゆゆしい問題で、この解決の責任は、国会ではなくて実は政府にあると思うのです。政府は誠心誠意この解決に乗り出さなければならぬので、従来のごとく民……

第26回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第12号(1957/04/24、27期、日本社会党)

○櫻井委員 この在外公館等借入金の問題につきまして、中川アジア局長の努力を私どもも多とするもの一でございます。なお、政府の方から提案になる法律は、一つ時期を失しないように――御承知の通り、おそらく今月の月末から来月の初旬にかけましては、自然休会の形になると思います。そういうことになりますと、あと会期が非常に短こうございますから、この短かい期間内にぜひ通過するよう、いろいろ事務上の手続等万全を期せられるようお願いしたいと思います。ありがとうございました。

第26回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第13号(1957/05/06、27期、日本社会党)

○櫻井委員 この法案につきましては、かねがね本委員会が強く要望をしておった点でありまして、私どもといたしましても、この法案については、工面的に賛意を表するにやぶさかでないわけであります。この趣旨の一から一、三まで、いずれも同感でございます。ただしかし、これは施行後百五十日の期限が限られておるわけであります。従いまして、この百五十日の期間内に、今までこの法案の恩恵を受けられなかった沖繩地区の人々に対して、この法案の趣旨を周知徹底せしめることが第一の条件かと思うのであります。せっかくこのりっばな法案ができ出しても、何ら該当者が、こういうもができたということを知らずに請求をしないという場合があったと……

第26回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第16号(1957/05/15、27期、日本社会党)

○櫻井委員 それでは、田邊さんは時間がないようでお急ぎのようですから……。  今回の引き揚げにつきまして、政府の所信といいますか、考え方をはっきり向うに御伝達なさった。これはすこふるけっこうなことであると思います。はっきりしていなければいろいろ矛盾が生じてくるのですから……。その場合、私どもよりいたしますと、やはりこの引き揚げの問題は、大きくいえは国交親善への一歩なのです。従って、やはり日中国交回復への一つの歩みを歩いておるので、その逆では決してないと思う。そういう立場からいって、やはり国際情勢は固定しているのじゃないのですから、ずっと移動しておりますから、そういうものにやはりあわせた処置かほ……

第26回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第17号(1957/10/21、27期、日本社会党)

○櫻井委員 時間もありませんし、二時から大臣が御出席になるということでありますので、私の質問はそのときにいたしたいのでありますが、ただ一点だけ松永さんにお伺いしたいと思います。実は私の県にも二十一名ほどの里帰りの人々がおられる。その方たちが盛んに県庁に参られまして、もう滞在の期限が切れようとしているのに、帰る旅費もないし、何とか知事や市町村あたりで自分たちの旅費の工面をしてくれということを盛んに陳情しておられるわけであります。私がお聞きしたいことは 一体援護局あたりから何らかそういうことに対してあなた方に通知がないのですか。たとえばいつごろ帰れる見通しであるとか、十一月の二十日ごろになれば外国……

第26回国会 文教委員会 第7号(1957/02/28、27期、日本社会党)

○櫻井委員 私は定時制の教育の問題につきまして、文部大臣に二、三御質問を申し上げたいと思います。  御承知の通り、昭和二十八年の第十六国会ですか、これで高等学校の定時制教育及び通信教育振興法が成立したわけであります。このことは全くわが国の勤労青年の奨学の措置を講ずる、こういう意味から非常に御同慶にたえない次第ごございますけれども、しかしこの法律の第一条にはこの目的がはっきりとうたわれておりまして、「勤労青年教育の重要性にかんがみ、教育基本法の精神にのっとり、働きながら学ぶ青年に対し、教育の機会均等を保障し、勤労と修学に対する正しい信念を確立させ、もって国民の教育水準と生産能力の向上に寄与するた……

第26回国会 文教委員会 第10号(1957/03/14、27期、日本社会党)

○櫻井委員 私は去る三月二日日本弁護士連合会から法務省、文部省及び厚生省等に善処方を要望いたしましたところの、新潟大学医学部種内科の精神病患者に対するツツガムシの人体実験について、関係各省の考え方を御質疑申し上げたいと思うのであります。三月三日の各新聞は、これは地元の新聞は申すに及ばず朝日、毎日、読売等が一斉にこの記事を大きく取り扱っておるのであります。その内容は、新潟大学の医学部梓内科、これは桂重鴻博士でありますが、これがツツガムシ病治療研究のため、昭和二十八年から三十年にかけて、私立新潟精神病院に入院中の患者百四十九名に対しまして、ツツガムシの病原菌の注射をし、このうちの八人の患者の皮膚を……

第26回国会 文教委員会 第11号(1957/03/20、27期、日本社会党)

○櫻井委員 私は学校給食法の一部を改正する法律案について二、三質疑をいたしたいと思います。今回政府から提案になっておりますところの学校給食法の一部を改正する法律案は、いわゆる準要保護児童の給食費の援助を、さらに中学校にまで及ぼしていきたい、予算の範囲内で所要経費の二分の一を補助する、こういう点でこれは学校給食制度の上にやはり一大進歩でありまして、私どもその趣旨には全く賛意を表する次第でございます。しかしこの問題について私は二、三質疑をいたしたいと思うのでございます。  私の手元には昭和三十年度の資料しかないのでございますが、その資料に基いて御質問を申し上げたいと思います。学校給食の実施状況を見……

第26回国会 文教委員会 第14号(1957/03/29、27期、日本社会党)

○櫻井委員 私は去る三月十四日の当委員会において取り上げました新潟医科大学のツツガムシ病原体注射の件につきまして、御質問を申し上げたいと思います。当時は関係各省の調査、たとえば人権擁護局、文部省、厚生省の調査がまだ不十分でありまして、了解に達する回答をいただけなかったわけでありますが、その後新聞紙等の伝えるところによりまして、法務省の人権擁護局は、係官が当地に行って種々調査をなさったようなことを聞き及んでおります。その調査の結果、現在どのような見解をこの事件について所持しておられるか、お伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 詳細はよろしゅうございますが、根拠のおもな点だけ言って下さい。

第26回国会 文教委員会 第17号(1957/04/10、27期、日本社会党)

○櫻井委員 ただいま議題となりました公立学校施設費国庫負担法の一部を改正する法律案について、その提案理由を説明いたします。  日本国憲法第二十六条は「すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ。義務教育は、これを無償とする。」と規定しており、さらに教育基本法は、日本国憲法の「理想の実現は、根本において教育の力にまつべきものである。」と教育の使命の重要性を明確に打ち出しております。現行法においては義務教育はおおむね地方公共団体が設置、運営しているのでありますが……

第26回国会 文教委員会 第23号(1957/05/11、27期、日本社会党)

○櫻井委員 この政府提案になりますところの公立小学校不正常授業解消促進臨時措置法の一部改正法律案、この法律案の趣旨は、新たにできます集団的な住宅の建設によって発生する不正常授業を解消するための措置を講じられたわけでありますが、本年度これに該当するところの不正常授業を行う学校の見通し、数を大体お聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 まだ数字ははっきり出ておりませんか。まだ資料が整わないという状況ですか。
【次の発言】 まだ実態調査の最中だということであれば、私はそれ以上追及は避けますけれども、この法律の趣旨はわかりますけれども、公立小学校の不正常授業解消と申しますと、実に現在における公立小学……

第26回国会 文教委員会 第27号(1957/05/18、27期、日本社会党)

○櫻井委員 ただいま議題となっておりまする国立及び公立の義務教育諸学校の児童及び生徒の災害補償に関する法律案について二、三の点を提案者に質問をいたします。この法律は、近年義務教育諸学校のいろいろな災害が相次いで起きておりますとき、何ら国家としてその補償の制度がない。このような現下の状況にかんがみまして、このような趣旨の法律を提案なさったことはまことに時宜に適したものである、私どもはそういう趣旨から、本法律案について全面的な賛意を表するわけでありますが、なお二、三の点、特にこまかい点にわたって質問をいたしたいと思うのであります。  第一条の目的というところの「この法律は、国立及び公立の義務教育諸……

第26回国会 文教委員会 第30号(1957/07/11、27期、日本社会党)

○櫻井委員 ツツガムシ病原体の注射の問題につきましては、去る二十六国会以来本委員会で取り上げて参ったわけであります。参考人からもいろいろ御意見がありましたように、医学と人権の問題、その限界をどこに置くか、こういう問題はきわめて微妙なことであり、なおこの新潟のツツガムシの問題にいたしましても、事患者の人権に関する問題であります。私ども疑点が完全に払拭されたという段階ではなかったわけであります。従って今日当時のこの実験の中心になられた桂博士等の御意見を十分聞かしていただいてわれわれの判断に資しよう、こういうつもりで当委員会では桂博士の臨席を心から待望しておったわけでありますが、不幸にして桂博士が病……

第26回国会 文教委員会 第31号(1957/07/12、27期、日本社会党)

○櫻井委員 昭和三十二年七月六日に、佐賀地方検察庁の検察官である森崎猛氏より中島勇氏外四名にかかる起訴状が提出されておりますが、私はその起訴状についての法務省あるいは検察庁の御見解を承わりたいと思うのであります。この問題は非常に大きいのでありまして、遺憾ながら今日は私ども文教委員会は午前中から文教行政にかかる諸種の審議を続けておりまして、なおまた今現在の昼飯なしでやっておるわけです。時間が限られておりますので、私は最後まであるいは質問ができないかもしれませんが、残った分はあとにまた機会をあらためて質疑を続行する、こういうことで井本局長にお尋ねをいたしたいと思うのであります。  この起訴状により……

第26回国会 文教委員会 第33号(1957/09/26、27期、日本社会党)

○櫻井委員 私はただいま大きな問題になっておりまする教員の勤務評定についての質問をいたしたいと思うのでありますが、その前にちょっと文部大臣にお尋ねしておきたいのです。あなたは七月十日に文部大臣になられて、この委員会には一度あいさつに見えたきり、その後いろいろ新聞等においては松永文教行政の構想等を発表しておられるようでありますが、当委員会において公式に発言なさったのは今日が初めてであります。従いまして私どもは、あなたの文教行政の大筋というものを公式にきょう聞いたということになるわけであります。大臣のおっしゃっておることは一々ごもっともでございます。たとえば教員定数の増大であるとか、すし詰め教室の……


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第27回国会(1957/11/01〜1957/11/14)

第27回国会 運輸委員会 第1号(1957/11/05、27期、日本社会党)

○櫻井委員 私はこの新潟市の地盤沈下につきまして、政府、運輸大臣が来ておられるようでありますから、運輸大臣に三点について御質問申し上げたいと思います。  実は私は現地を再三にわたって調査いたしたわけでありますが、この地盤沈下は非常に予想以上に深刻でございまして、そこに図表が出ておりますが、突堤の一番先端は一メートル八〇くらいの沈下でございます。それも昨年の三月からことしの三月、この短かい一年間の期間において一メートル八〇の沈下をしておる。それからその手前の方の臨港埠頭がございますが、そこが一メートル六〇くらいの沈下であります。それからさらに市街地の方に参りますと〇・六メートルと、こういうふうに……

第27回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第3号(1957/11/12、27期、日本社会党)

○櫻井委員 里帰り婦人の問題で、まだ話し合いがつかないということですが、十一月二十日というのは、あれはどうなっていますか。政府が言っておられた十一月二十日に外国船に乗せて帰すということ、これも私は解決の一段階だと思うのです。全面的の解決はできなくとも、やはりそういう前進があるやに聞き及んでおりますが、そういうこともまだ未定なんですか。その点を一つ確めておきたい。
【次の発言】 三団体から向うに電報を打って、向うからの、返事はまだ参っていないのでありますか。それから、もし外国船で帰られる場合、厚生省としては何名の手はずを完了しておられるのか、あるいは手続等については未完了のままであるのか、その点……

第27回国会 文教委員会 第3号(1957/11/08、27期、日本社会党)

○櫻井委員 大臣はきょうは午前中時間がないようでありますので、私は差し迫った問題といたしまして、勤務評定について少しお尋ねをいたしたいと思うのであります。  この勤務評定につきましては、かねがね大臣も非常に心を痛めておられるようでありますし、今や全国的にも非常に反対の声も大きくなりつつある。これはやはりわが国の教育界にとっても大きな問題であろうと思うのであります。大臣も反対の声を十分聞いておられることだと思うのでありますが、この反対というのも、単なる反対でなくて、反対にも十分論拠があるということで、従って常に文部当局が言っておられるように、これは、法律にあるんだから、どうしても実施するんだ、こ……

第27回国会 文教委員会 第4号(1957/11/11、27期、日本社会党)

○櫻井委員 実は今の小林委員の質問に関連して質問いたしたいのでありますが、大臣は非常にお急ぎのようですから、実は私は公立学校施設費国庫負担法の改正案を出しておるわけであります。その提案者といたしまして、この国庫負担をどういうように考えておられるかを大臣にお聞きしたいのでありますけれども、時間がございません。今参議院に行かれるそうでありますから、それが終ったらこちらにおいで下さることをお約束願えるかどうか、大臣にお聞きしなければならぬ。必ずこっちにおいで下さるならばその機会に譲ってよろしいわけですが……。
【次の発言】 私は休会中の委員会で文部大臣に、一体松永文教行政の最重点は何であるかというこ……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第1号(1957/12/21、27期、日本社会党)

○櫻井委員 動議を提出いたします。この際、理事はその数を七人とし、委員長において御指名あらんことを望みます。

第28回国会 文教委員会 第3号(1958/02/21、27期、日本社会党)

○櫻井委員 ただいま松永文部大臣から、岸内閣の文教行政の重点的な面について御説明がございました。実は私ども先般来、大臣から親しく今年度の文教行政の施策の重点をお聞きしたい、こういうことでお待ちを申しておりましたわけでありますが、大臣がおかぜで御出席ができない、こういうことで今日まで延び延びになっておったわけであります。もっとも私どもといたしましても、こまかい問題を取り上げて委員会を開催するなら、そういうこともできたわけでありますが、何分にも今回は通常国会の初めであり、従ってやはり冒頭には大臣から一応の政策の説明があり、それに対する十分な質疑を行い、その後個々の法案の審議に入ろうと、こういうよう……

第28回国会 文教委員会 第15号(1958/04/02、27期、日本社会党)

○櫻井委員 私はこの義務教育諸学校施設費国庫負担法について少し大臣にお尋ねをいたしたいのであります。こまかい点は先ほど佐藤委員の方から質問がありましたので、重複を避けて、私はこの法案の大筋について大臣の考えをはっきりしておきたい。  この法案は、先般の第二十六国会において、御承知の通り公立小学校不正常授業解消促進臨時措置法の一部を改正する法律案が通過いたしました際に、本院といたしましては附帯決議をつけております。その附帯決議は一、二と分れておりますが、その中に特に「公立義務教育諸学校の施設、設備についても、政府は、すみやかに、義務教育費国庫負担法の精神に則り、これに必要な経費の二分の一を国が負……

第28回国会 文教委員会 第16号(1958/04/04、27期、日本社会党)

○櫻井委員 私は学校統合に関する問題についてお伺いをいたしたいと思います。御承知の通り新市町村建設促進法の精神にのっとりまして、全国的に今学校の統合が行われておるわけでありますが、この統合につきまして、今全国的に各地にいろいろな紛争が起きておるのであります。このことはおそらくまだ文部大臣の耳には達していないものもあるかと思います。それは開校が四月一日ということで、この時点を境にして各地で紛争が起きておる、私が申し上げたいのは新潟県では二ヵ所の学校においてただいま紛争が起きております。一ヵ所は北蒲原郡の紫雲寺町における紛争であります。もう一ヵ所は西蒲原郡の吉田町における学校紛争でございます。これ……

第28回国会 文教委員会 第18号(1958/04/16、27期、日本社会党)

○櫻井委員 公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律案について質問をいたします。  この法律は第一条に目的が明記してあります通り、公立の義務教育諸学校に関しての学級規模と、教員の配置の適正化をはかるために、学級編制及び教職員定数の標準についての必要な事項を定めて、もってわが国の義務教育水準の維持、向上をはかる、こういう法律でございまして、その法の精神、趣旨、こういうものについては私どもは全く賛成の立場をとるのでございます。この法律をしさいに検討して参りますならば、全くこの義務教育水準が向上する面もあるし、あるいはまた逆に逆行する面も出て参るし、またせっかくこの法律を作りなが……

第28回国会 文教委員会 第19号(1958/04/23、27期、日本社会党)

○櫻井委員 先ほどから野原君及び高津さんからいろいろ質問がありましたので、私は簡単に質問を申し上げておきます。大臣はきょうのこの事態に対してあまり大した責任を感じておられないというふうにも見受けられるのですが、きょうの事態は、私は昨年愛媛県の問題が起きましたときに、この勤務評定の問題についてだいぶ大臣に突っ込んだ質問をしておる。この勤務評定の問題も文部省の指導いかんによっては非常な大きな問題に発展するおそれがある、従って文部省としては十分この点については慎重な態度をとられたいということを、これは速記録を見れば明瞭に書いてある。大臣もそれについていろいろ慎重な態度をとる、文部省の試案ということに……


桜井奎夫[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
26期-|27期|-28期

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各種会議発言一覧(衆議院27期)

桜井奎夫[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
26期-|27期|-28期
第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 商工委員会日本経済の総合的施策並びに国土総合開発に関する小委員会 第3号(1955/06/01、27期、日本社会党(左))

○櫻井小委員 大臣が来られませんが、政務次官の答弁を大臣の答弁と解釈してよろしゅうございますね。――私は離島振興法のことにつきまして少し質疑をいたしたいと思うのでございます。  離島振興法の実施状況を見ますと、これが二十八年の七月に成立いたしまして、二十八、二十九年度と実施してきたわけでありますが、その実施の跡を振り返ってみますと、先ほど政府委員からも報告がありましたように、二十八年度は八億九千九百八十五万、これは人口による、国から補助しております事業費の割合にいたしますと、本土の三分の一の実施にしかなっていない、二十九年度は十二億七百万円、本土の事業費から比較いたしますと、わずかに二分の一足……

第22回国会 商工委員会日本経済の総合的施策並びに国土総合開発に関する小委員会 第5号(1955/06/21、27期、日本社会党(左))

○櫻井小委員 それでは少しお聞きいたしたいと思うのですが、この愛知用水の問題は昨年度も計画が立てられておったようでございます。昨年度の計画と今お聞きしました計画と非常に変更があるようでありますが、この改訂変更に何か特別の理由がございますか。
【次の発言】 そうするとこのダムの構築方法が違ったから、従って発電所の位置も二子持から牧尾橋に移ったということでございますが、この牧尾橋の方には地質的に何か問題があるように聞いておりますが、その点は解決をいたしましたか。
【次の発言】 そうすると、これはアメリカから資金を借りる必要もあり、いろいろ技術的にアメリカと相談をされたので、変更した大きな理由という……

第22回国会 地方行政委員協議会 第2号(1955/10/14、27期、日本社会党(左))

○櫻井奎夫君 私は、台風二十二号に伴います被害状況等が、今日全国知事会会長の安井東京都知事から提出されておるわけでありますが、これは二十二号及び二十三号も多分含んでおるのだと思いますが、この災害状況が、七百億から一千億に達するような、ここにデータが出ております。この一環といたしまして起きました新潟市の大火、このことは、地元の方からもしばしば政府各方面に陳情がありまして、長官も十分御承知のことだと思います。特に私は自治庁関係の分について今日長官に御質疑を申し上げたいと思います。各地のこの膨大なる被害状況については、まだ詳細にわかっていないわけでありますが、私は新潟市の大火の被害について申し上げま……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会閉会中審査小委員会 第1号(1956/10/10、27期、日本社会党)

○櫻井小委員 恩給法や未帰還者留守家族等援護法等、いろいろな法規に関係しますので、私どももなかなかこまかい問題はわからないわけでございますので、一応お聞かせを願いまして、それから疑議のある点は質問いたしたいと思います。  未帰還者の問題ですが、これは恩給法の附則第三十条によりまして、「昭和二十年九月二日から引き続き公務員として海外にあつてまだ帰国していない者に対しては、その者が左の各号の一に該当する場合においては、それぞれ当該各号に掲げる日に退職したものとみなして恩給を給する。」こういうことになって、一、二、三号とございまして、未帰還公務員にはそれぞれ恩給がついておるわけでございます。その場合……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会海外同胞引揚に関する小委員会 第2号(1957/08/13、27期、日本社会党)

○櫻井小委員 両大臣は時間がないそうでありますし、またほかの委員からも大別に対する質問が種々あると思いますので、私は委員長とそれから外務大臣、厚生大臣に、それぞれ簡潔にお尋ねいたしたいと思います。  まず委員長への質問であります。これは本委員会が北京に派遣団を出して、永らく懸案になっておった諸問題を解決したい、これが留守家族の悲願にこたえる唯一の道であるというようなことで、委員会として決議をいたしまして、これが具体的な段階に移ったわけでありますが、私どもはこの委員会の考え方そのものは、これは全く同じような考え方をしておったのでありまして、全面的に賛成をし、また委員長のその後の御努力に対しても、……



桜井奎夫[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

桜井奎夫[衆]在籍期 : 26期-|27期|-28期
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