保科善四郎 衆議院議員
27期国会発言一覧

保科善四郎[衆]在籍期 : |27期|-28期-29期-30期
保科善四郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは保科善四郎衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院27期)

保科善四郎[衆]本会議発言(全期間)
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第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 衆議院本会議 第7号(1955/12/12、27期、自由民主党)

○保科善四郎君 ただいま議題となりました、内閣提出、一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、内閣委員会における審議の経過並びに結果の概略を御報告申し上げます。  御承知のように、国家公務員に対しましては夏季及び年末にそれぞれ期末手当及び勤勉手当が支給されておるの民間の給与、生計費、そのほか給与に関係ある諸条件、財政その他の事情を考慮の上、本年七月十六日付の人事院の勧告を尊重いたし、年末に支給される手当につき若干の増額の必要を認め、本改正法律案が提出された次第であります。  次に、改正点の要旨を御説明申し上げますと、十二月十五日に支給する手当につきまして、期末手当の額を……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 衆議院本会議 第19号(1956/03/08、27期、自由民主党)

○保科善四郎君 ただいま議題となりました法務省設置法の一部を改正する法律案につきまして、内閣委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。  まず、本案の要旨について説明申し上げますと、その第一は、広島矯正管区内の少年院に送致される少年がかなり増加しておりますので、岡山県に少年院一ヵ所を新設することであります。第二は、精神薄弱少年を収容している福岡少年院分院の貞志寮並びに女子少年を収容しております北海少年院分院の紫明寮を、それぞれ特殊性にかんがみ、いずれも本院に昇格させ、その整備充実をはかるとともに、福岡少年鑑別所の分所たる小倉鑑別支所も、その収容人員及び施設の整備状況が他の本院たる……

第24回国会 衆議院本会議 第45号(1956/05/08、27期、自由民主党)

○保科善四郎君 ただいま議題となりました運輸省設置法の一部を改正する法律案につきまして、内閣委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。  本案は、気象業務の利用価値が交通、産業、学術等、広範な分野にわたって近年ますます高まりつつあることにかんがみまして、気象業務の運営に万全を期するため、運輸省設置法等に所要の改正を加えようとするものであります。  その改正のおもなるものは次の三点であります。第一点、運輸省の付属機関である中央気象台を運輸省の外局とし、気象庁とすることであります。第二点は、気象庁は気象業務を行うことを主たる任務とし、その長は気象庁長官とすることであります。第三点は、……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 衆議院本会議 第26号(1957/03/29、27期、自由民主党)

○保科善四郎君 ただいま議題となりました行政機関職員定員法の一部を改正する法律案について、内閣委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。  本案は、三十二年度における各行政機関の事業予定計画に即応して行政機関全般の定員の適正化をはかろうとするものであります。すなわち、各行政機関職員の現定員の合計六十四万千二十八人に対し、四千三十八人を増加する反面、千九十二人を縮減し、差引二千九百四十六人を増加いたしまして、結局定員の合計を六十四万三千九百七十四人といたすことであります。  増員のおもなるものは、電気通信施設の拡張に伴うもの千七百三十二人、郵便取扱い業務量の増加に伴うもの六百九十六……

第26回国会 衆議院本会議 第40号(1957/05/14、27期、自由民主党)

○保科善四郎君 ただいま議題となりました法務省設置法の一部を改正する法律案につきまして、内閣委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。  本案の改正点は次の二点であります。第一点は、連合国軍によって接収され、わが国の独立後も引き続き米軍の刑務所として使用に供して参りました施設が昨年九月に使用解除となりましたので、これに所要の整備を加えて、新たに中野刑務所を設けることであります。第二点は、現在浦和市に所在する豊多摩刑務所を浦和刑務所と改称することであります。  本案は、三月二十二日本委員会に付託され、政府の説明を聞き、五月十一日質疑を終了し、討論もなく、直ちに採決いたしましたところ……

保科善四郎[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院27期)

保科善四郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 内閣委員会 第48号(1955/07/27、27期、日本民主党)

○保科委員 私はここに日本民主党を代表いたしまして、国防会議の構成等に関する法律案並びに自由党の修正案に賛成をいたしまして、社会党の所論に反対討論をなさんとするものであります。  元来われわれ日本という国に住んでいる以上は、国家の安全と存続とを保持することは、われわれ国民の基本的な重大使命であると存ずるのであります。これすなわち国防であって、この使命を政府の行為によって、再び戦争の惨禍の起らないように達成せねばならぬと考えるのであります。しかしこの国防における平和維持の要請は、わが国はこれを憲法の前文に明記いたしておりますから、必要になったというだけではございません。もっと現実的に見まして、こ……


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第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 内閣委員会 第3号(1955/12/09、27期、自由民主党)

○保科委員 最近における民間給与あるいは生活費そのほか、給与に関係あるところの諸条件を考慮いたしますと、政府が提案されましたこの改正法律案は適当であると考えます。ただし地方公務員に対する財源に関しましては、しばしば政府当局が言明されました通りに、その節約でもってできない部分の財源の措置に関しては、必ずその言明通り実行されんことを期待いたしまして賛成するものであります。

第23回国会 内閣委員会 第4号(1955/12/12、27期、自由民主党)【議会役職】

○保科委員長代理 それではこれから会議を開きます。  委員長が不在でありますので、理事の私が委員長の職務を行います。  お諮りいたしたいと思いますが、総理府設置法の一部を改正する法律案及び原子力委員会設置法案について、科学技術振興対策特別委員会に連合審査会開会の申し入れをいたしたいと思いますが、これに御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議なければさように決します。  次会は公報をもってお知らせいたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時二十七分散会


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第11号(1956/04/02、27期、自由民主党)

○保科委員 関連して。山下厚生次官にちょっとお伺いをしたいのですが、慰問物資を送る場合、何か向うと相談をして、定期便のようなものを出して、そして向うだけにたよることなく、こっちからそういう物資を送るというような手配ができないものですか、それをちょっとお伺いしたい。

第24回国会 内閣委員会 第3号(1956/02/09、27期、自由民主党)

○保科委員 私は自由民主党を代表いたしまして、昨日の板付飛行基地移転に関する石橋君の動議に対しまして反対の討論をいたすものであります。  この飛行基地は、御承知のごとく、日米安全保障条約によりまして、日本の防衛の重要なる任務を遂行しておる場所でございます。従って直ちにこれを内閣委員会の決議といたすことは適当でないと考えるのでございます。  何となればこれは関係各部、特に実際にこれを使用して防衛の任務を遂行している米軍との十分なる折衝も必要であります。またその代換地等に対しても十分なる見込みをつけてそうしてこの問題を扱うべき性質のものと考えるのであります。従ってこれを動議として直ちに決定すること……

第24回国会 内閣委員会 第5号(1956/02/14、27期、自由民主党)

○保科委員 ちょっと関連して。私は今の茜ケ久保委員の質問並びにそれに対する政府当局の御答弁を聞いて、実は非常にうれしく感じたのであります。こういう問題は、とにかく日米安全保障条約によって米軍が日本の防衛を担当してくれておるのでありますからして、向うに対しても親切に、こういうことが日米の間を裂くような、反米宣伝の材料になるようなことにしないように当局は十分に注意してもらいたい。今言うたようなことをほんとうに親切にやっておれば、未然にそういうことが防止できると私は思うのです。せっかく何千里という遠方から来ておる米軍に対していやな感じを与えたりするということは、日本人も好まないわけです。どうぞそうい……

第24回国会 内閣委員会 第9号(1956/02/21、27期、自由民主党)【議会役職】

○保科委員長代理 休憩前に引き続きまして会議を開きます。  委員長不在でありますので、理事の私が委員長の職務を代行いたします。  労働省設置法等の一部を改正する法律案を議題といたし、政府より提案理由の説明を求めます。倉石労働大臣。
【次の発言】 本案に対する質疑は次会に渡ります。
【次の発言】 次にアメリカ駐留軍基地問題につきまして調査を進めます。質疑の通告がありますので、順次これを許します。福井君。
【次の発言】 福井君の前の調査団派遣の件は、理事会に諮りましてきめたいと思います。あとの件は、委員長から防衛庁長官に要請をすることにいたします。茜ケ久保委員。

第24回国会 内閣委員会 第11号(1956/02/23、27期、自由民主党)

○保科委員 私は現行憲法は、国民の自由意思によらざる占領悪法であるということは、何人も否定することはできないと考えております。もちろん民主主義と平和主義あるいは基本的人権の尊重に対しては、これは当然だとは考えますが、その権利あることのみを強調いたしまして、義務に関することを落している京、特にソ連や中共ですらも憲法に明記しているような国家を守るというような義務を規定していない点は、非常に遺憾であると考えております。従って私は独立した今日、この現行憲法を毎検討すべき時期に当然到達しているという見解を持っているものであります。私は以下二点につきまして総理大臣に対し、その所信を伺いたいと存ずるのであり……

第24回国会 内閣委員会 第12号(1956/02/24、27期、自由民主党)【議会役職】

○保科委員長代理 片島君。
【次の発言】 暫時休憩いたします。午後は二時より再開いたします。    午後零時五十九分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続きまして、会議を開きます。  委員長不在でありますので、理事の私が委員長の職を行います。  防衛庁設置法の一部を改正する法律案、及び自衛隊法の一部を改正する法律案を一括議題とし、質疑を続行いたします。横井太郎君。
【次の発言】 次会は来たる二十七日午後一時半より開会することにいたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後三時三十九分散会

第24回国会 内閣委員会 第19号(1956/03/06、27期、自由民主党)【議会役職】

○保科委員長代理 休憩前に引き続きまして会議を開きます。  委員長不在でありますので、理事の私が委員長の職務を行います。  臨時教育制度審議会設置法案を議題とし質疑を続行いたします。受田君。
【次の発言】 残余の質疑は後日に譲ります。  次会は明七日午前十時より開会することとし、本日はこれにて散会いたします。    午後四時三十二分散会

第24回国会 内閣委員会 第31号(1956/04/04、27期、自由民主党)【議会役職】

○保科委員長代理 暫時休憩いたします。午後一時半より再開いたします。    午後零時十四分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  委員長不在でありますので、理事の私が委員長の職務を行います。  質疑を継続いたします。石橋君。
【次の発言】 残余の質疑は次会に譲ることといたします、次会は明後六日午前十時より開会いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後三時四十五分散会

第24回国会 内閣委員会 第32号(1956/04/06、27期、自由民主党)

○保科委員 私はまず国防会議の性格、目的といったようなものにつきまして、一応政府の見解をお尋ねいたしたいと思います。  最近におきまする科学技術の躍進的発達や、国際情勢の進展の状況などをまじめに研究いたしておるものにとりましては、今日における国防、つまり憲法前文にありますところのわれわれの安全と生存の保持ということは、自衛隊とかあるいはそれを運営する防衛庁だけではとうてい達成し得ないものであることは、直ちに理解ができると思うのであります。ところが世の中には、昔の惰性によって物事を考えようとするものが少くないのでありまして、こういう人たちは、国防で言えばすぐに昔流の軍隊だけを思い起して、今日の国……

第24回国会 内閣委員会 第40号(1956/04/26、27期、自由民主党)【議会役職】

○保科委員長代理 今協議しています。

第24回国会 内閣委員会 第45号(1956/05/11、27期、自由民主党)【議会役職】

○保料委員長代理 次は経済企画庁設置法の一部を改正する法律案を議題とし、政府より提案理由の説明を求めます。齋藤経済企画庁政務次官。
【次の発言】 次は国家行政組織法の一部を改正する法律案及び国家公務員法の一部を改正する法律案の両案を一括議題とし、政府より提案理由の説明を求めます。倉石国務大臣。
【次の発言】 次は内閣法等の一部を改正する法律案を議題とし、政府より提案理由の説明を求めます。根本官房長官。
【次の発言】 次に内政省設置法案及び内政省設置法の施行に伴う関係法令の整理に関する法律案の両案を一括議題とし、政府より提案理由の説明を求めます。馬場国務大臣。

第24回国会 内閣委員会 第54号(1956/06/03、27期、自由民主党)【議会役職】

○保科委員長代理 これより会議を開きます。  委員長不在でありますので、指名により理事の私が委員長の職務を行います。  この際お諮りいたします。旧軍人等の遺族に対する恩給等の特例に関する法律案及び一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律の一部を改正する法律案の両案を、閉会中もなお審査いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議がなければさよう決定いたします。  暫時休憩いたします。    午後九時二十六分休憩

第24回国会 内閣委員会 第56号(1956/09/05、27期、自由民主党)

○保科委員 私は実は向うに行って向うの陳情を聞いた一人であります。それで政府のとられておる考え方にはそれで満足をするわけなんですが、ただ訴訟をやって大体状況がはっきりしておるのですから、これを何だか一々ごちゃごちゃやらずに、どうせやるものだったら少し政治的に早くやってもらいたい。いつまでもぐずぐずやっておると効果がないので、手っとり早くやってもらうことを、現地の状況を視察した一人として特に強く要望をいたしておきたいと思います。

第24回国会 内閣委員会 第62号(1956/11/05、27期、自由民主党)

○保科委員 ただいま砂川基地問題と原水爆の基地に関連する質問応答がございましたが、この問題は砂川問題の非常に重要な点でもあると存じます。また新聞紙によりましても、社会党、共産党それから総評、全学連等も、やはりこれは原水爆基地反対ということで反政府行動をとった、こう言われております。また、ただいまもそうおっしゃっております。特に日本共産党は、砂川基地問題について全国の皆さんに訴えるという声名の中で、政府と自民党はアメリカに協力し、ソ同盟や中国を仮想敵国とする原水爆戦争を始めています。砂川基地拡張はその第一歩ですと言うております。そこで私は、私の専門的立場からこの問題を解明いたして、長官に御所信を……


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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第4号(1956/12/03、27期、自由民主党)

○保科委員 関連して、援護局長にちょっとお伺いしたい。先ほどの閣議決定の、遺族の引き取り手のないというのは、全然わからないという意味ですか。
【次の発言】 先ほど逢澤委員の質問に答えられた厚生大臣の御答弁から見ますと、靖国神社は、これは外国にはアンノウン・ソールジャーズ・セミタリイというものがあるから、無名戦士の墓というものは、それと対照して、非常にアンビギァスになるのだと思う。日本のアンノウン・ソールジャーズ・セミタリーは靖国神社である。今度の無名戦士の墓というものは、援護局長からはっきりと申されましたように、無縁仏の、ほんとうに引き取り手のない人たちだ、こうはっきりしているように思うのです……

第25回国会 内閣委員会 第2号(1956/11/30、27期、自由民主党)【議会役職】

○保科委員長代理 ではこの際午後二時まで休憩をいたします。     午前十一時五十八分休憩

第25回国会 日ソ共同宣言等特別委員会 第5号(1956/11/22、27期、自由民主党)

○保科委員 私は、この委員会の応答並びに本会議における鳩山総理大臣の御演説を拝聴いたしまして、大事な点で、どうも疑問が残るのであります。そこで、私は、これは重複になるかとも存じますけれども、きょうは、主としてわが国の国防上の観点から、領土問題に関連をいたしまして、鳩山総理大臣に若干の御質問をいたしたいと存ずるのであります。  申すまでもなく、だだいま議題となっております日ソ共同宣言案は、日本の長き将来にわたって、また世界の平和に対して重大なる意義を持っておることは、これは申すまでもございません。従って、何とかしてこの真相をほんとうに国民にも、あるいはわれわれ議員にもよくわかるようにしていただき……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1957/02/05、27期、自由民主党)

○保科委員 これより会議を開きます。  私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条四項により、委員長の職務を行います。  これ、より委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいま有田喜一君から提出されました動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、菅野和太郎君が委員長に当選いたしました。(拍手)  委員長菅野和太郎君に本席を譲ります。

第26回国会 国土総合開発特別委員会 第16号(1957/04/18、27期、自由民主党)

○保科委員 私、長官にこの東北開発に関する全般の問題について、若干御質問をいたしたいと思います。  従来の同僚委員の質問や、あるいは長官の御答弁によって、だいぶ私の質問しようとするところは明瞭になった点もございますが、実は私は、東北局時代に東北局の顧問をやっておりまして、東北開発の問題については、相当これに関係を持って参ったものであります。それで、その観点から見まして、従来どうも東北の開発なり、東北のいろいろな事業というものは成功しない、という理由は、いろいろありますが、結局は、政府がほんとうに本腰を入れなかったところに、私は大きい原因があったと思います。御承知のごとく東北は後進地域でありまし……

第26回国会 内閣委員会 第2号(1957/02/06、27期、自由民主党)

○保科委員 今の質問に関連をいたしまして。今茜ケ久保委員のいろいろな質問とそれからただいま各当局の返答を聞いてみますと、どうもこれは私は遺憾に思うておる。こういうような人命を失うような重大なる事件が起ったにもかかわらず、もっと日米関係をとにかく悪化させないような考慮において、きわめて迅速にこういう問題を片づけなければいかぬと思うのです。その点に対する考慮が非常に欠けているように思う。これはただいま要請があった通りに関係の大臣を呼びましてそうしてすみやかにこの問題を――これはきわめて明瞭だと思うのです。私なんかの過去の経験に見ましても非常に明瞭な事件であり、何も複雑性はないと思う。やはり率直に非……

第26回国会 内閣委員会 第3号(1957/02/08、27期、自由民主党)

○保科委員 私はただいまの茜ケ久保委員の質問に関連をいたしまして、両大臣に御質問をし、また私も所信を一つ申し上げたい思います  この前からずっと茜ケ久保委員と事務当局並びに今日の責任大臣との間の質問応答を見ましてまた私の過去の経験から申しまして、この問題はきわめて明瞭であると思うのです。ほんとうに米軍当局が虚心たんかいに事の真相を解決するという誠意があれば、これはきわめて明瞭に解決できる問題だと私は考えておる。私もこういうことには長く関係しておった関係上から、私ははっきりそれが言えると思います。そこで私が特に申し上げたいと思うことは、これはきわめて明瞭なできごとでありますので、しかも遺憾なるで……

第26回国会 内閣委員会 第4号(1957/02/12、27期、自由民主党)

○保科委員 関連して……。今最新の兵器に対しての秘密保護に関する防衛庁長官の所信を承わったので若干意を得たのでありますが、過般来こういう最高の兵器を日本に導入するために、機密保持法なんか要らないのだというようなことが、新聞に出ておりましたので、私はすこぶる遺憾に考えておったのでありますが、何といいましても最近の国防力をほんとうに向上さして、そして日本の平和を維持するためには、私はやっぱり最高の技術を導入することが必要だと思う。従って何年もかかって、そうして多大の費用をかけてやったものをすぐ今日導入して、すぐ晩にどっかへ飛んでいってしまうというようなことでは、これはとうてい日本に導入することはで……

第26回国会 内閣委員会 第6号(1957/02/15、27期、自由民主党)

○保科委員 ちょっと関連して。今の大坪委員の質問なり御意見なり、非常に感銘をしておるものでありますが、私、四十二年間軍隊生活をやり、三回の大戦争に従事し、今もって私が、軍隊として、自衛隊として最も必要と思うのは良識の養成であると思う。良識のない軍隊は決して強い軍隊にはならないのです。昔から良民良兵といって、良兵たる者はやはり良民である。この点で、今度の事件を通して、良識の存在を若干疑うような点が非常に多いと思う。私はこの点で非常に心配をいたしておるのでありますが、どうしても国民の信頼をほんとうに回復して、今長官が言われるような、国民から愛される、ほんとうに信頼される軍隊になるには、良識をもって……

第26回国会 内閣委員会 第10号(1957/02/27、27期、自由民主党)

○保科委員 私は防衛全般に関して長官に御質問をいたしたいと思います。私この内閣委員会に出ておりましていつでも感じておりますことは、国の安全保障の問題に関して、どうも防衛当局の答弁がすこぶる消極的である。それから国民一般も、何か国の安全保障問題に人のことのような感じを持っておるのではないかという感を私は深くしておるのであります。国の安全保障は国家のよって立つ基本問題であることは言うまでもございません。国民がまずまっ先にこの問題と取り組んで、そうして国の安全というものをやはり第一に考えていかなければいかぬと考えておるのであります。防衛の目的は、申すまでもなく国民に安心感を与えるということであると私……

第26回国会 内閣委員会 第14号(1957/03/07、27期、自由民主党)

○保科委員 受田委員の質問に関連して、私はちょっと意見を申し上げておきたいのです。もちろん旧軍隊には悪い点もありましたけれども、日清、日露の戦役に輝やかしい戦果をあげた美点もたくさん持っておるわけであります。従って、何もかにもが旧軍人がだめだというようなことは、これはそういうことは考える必要はないと思います。やはり過去のいいところも取り入れ、そして行き過ぎもあったのであり、過去のこの間の戦争において欠点がわかっているのですから、教育の面においてもそういう点を勇敢に改めて、そしてりっぱな自衛隊を作るということにやっていただかぬと、あるいはせっかく一生懸命にやっている方々がディスカリッジされるよう……

第26回国会 内閣委員会 第21号(1957/03/23、27期、自由民主党)

○保科委員 私、総理大臣に、国防一般に関してごく簡単に所信をお伺いいたしたいと思います。その第一点は、先ほど来総理の御答弁にも現われておるのでありますが、日本は、現在の国際情勢上、また現憲法下において国家の安全を保障する上において、適当なる自衛力を持つことは必要であるという国策に基いて、今防衛力を増勢しておるわけであります。ところが、現実問題として、わが国内のいろいろなところを歩いてみましても、終戦後日本が置かれた特殊の環境からして、この防衛力の増勢ということに対する国民の関心は、非常に薄いと思います。この内閣委員会においてもしばしばこの問題が論議されるのでありますけれども、政府当局のこの防衛……

第26回国会 内閣委員会 第22号(1957/03/25、27期、自由民主党)

○保科委員 私はただいま議題となっております防衛二法案について、自由民主党を代表いたしまして原案に賛成の討論をいたします。  この両案は数よりも質に重点を置くというまことに当を得たる方針に基きまして、主として航空、海上自衛隊の内容充実を主眼とするものであります。その内容はおおむね適当であって、私はこういう観点からこれに賛成をするものであります。しかし今日までの質疑応答を通じまして明らかにされております通りに、いまだに基本的な防衛計画の決定もできませず、依然として防衛生産の裏づけも確定的なものがない、いわゆる防衛六カ年計画なるものに基本を置いておることに対しましては、何と申しましてもこれは不満の……

第26回国会 内閣委員会 第31号(1957/04/18、27期、自由民主党)

○保科委員 私ちょっと恩給局長に伺いたいのですが、臨時恩給等調査会と「等」をくっつけたのは私こういうように承知をしておるのです。今の説明だと少し物足らぬような感じがするのです。これは戦争という異常状態によって、それに原因してできたいろいろな、国家として処理すべき事項が不均衡になっておる、あるいは全然やらなかったというようなもの、そういうようなものをこの際全般的に――ここの提案理由の説明にもありますように、問題の全般を見きわめつつ適当な対策を講ずる、これは全般について取り上げるか取り上げぬかというようなことも検討して、今大村先生からお話がありました通り、とにかくすべてこの問題を取り上げて検討して……

第26回国会 内閣委員会 第41号(1957/05/15、27期、自由民主党)

○保科委員 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となっております建国記念の日を設定することに対しまして賛成の討論をなすものであります。  建国を記念いたしましてこれを祝おうということに対しては、ただいま反対の討論をされました受田委員においてもこれを認められておる。また、先ほど来小川提案代表者の説明にもありました通り、二十三年に、文化委員会において、これは受田委員も入っておられたと承知をしておるのでありますが、満場一致、二月十一日を建国記念の日とすることになっておったと聞いておる。その後何年かたちまして、いろいろの世論調査の結果もすでに発表されておる。また、本委員会においてもしばしば……


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第27回国会(1957/11/01〜1957/11/14)

第27回国会 内閣委員会 第6号(1957/11/09、27期、自由民主党)【議会役職】

○保科委員長代理 次に駐留軍関係離職者等臨時措置法案を議題といたします。  本案は予算を伴う法案でありますので、国会法第五十七条の三の規定によりまして、内閣に対して意見を述べる機会を与えることといたします。藤原総務副長官。


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1957/12/20、27期、自由民主党)

○保科委員 これより会議を開きます。  私が年長者でありますので、委員長が選任されるまで、衆議院規則第百一条第四項により、委員長の職務を執行いたします。  これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいま菅野和太郎君より提出されました動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、齋藤憲三君が委員長に当選いたしました。  委員長齋藤憲三君に本席を譲ります。

第28回国会 内閣委員会 第11号(1958/03/07、27期、自由民主党)

○保科委員 私は本日、実は岸総理に対して防衛の基本に関する所見をただしたいと思っておったのでありますが、岸総理は参議院の審議のために御出席にならぬということでありますから、岸総理に対する質問は保留いたしまして、御出席のあったときに質問をいたしたいと思います。これから防衛庁長官に対しまして、若干の質疑を試みたいと存じます。  第一は、わが国の防衛計画の基本として現在の国際情勢を勘案をいたしまして、極東における平和護持のために日米両国の分担すべき任務を検討いたしまして、日本としてはこれに応じてどういうように自主的な防衛体制を整備するかということを十分に検討いたしまして、私は結局において日米安全保障……

第28回国会 内閣委員会 第13号(1958/03/12、27期、自由民主党)【議会役職】

○保科委員長代理 これより会議を開きます。  委員長が不在でありますので、私が委員長の指名により委員長の職務を行います。  農林省設置法の一部を改正する法律案を議題とし、政府に提案理由の説明を求めます。瀬戸山政務次官。
【次の発言】 本案に対する質疑は、次会以後に譲ります。
【次の発言】 次に、科学技術庁設置法の一部を改正する法律案及び科学技術会議設置法案を議題とし、質疑を続行いたします。岡良一君。
【次の発言】 午前中の会議はこの程度といたしまして、午後一時十五分まで休憩いたします。     午前十一時五十三分休憩
【次の発言】 関連。今の問題私も全然同感でありまして、政党人の中にも科学技術……

第28回国会 内閣委員会 第14号(1958/03/13、27期、自由民主党)

○保科委員 私は、一国の安全保障は国の独立を達成する上において最も重要なものであると考えております。従って各国においても、この国の安全保障に関する問題は、非常に重要な問題としてこの問題と取り組んでおるわけであります。しかるに何というかわかりませんけれども、わが国ぐらいこの問題に対して不可思議な、全く現実離れのした議論の行われている国は私は世界広しといえどもないのではないかと思うのであります。ことに政府もまた与党もこの問題に対してはすこぶる消極的であって、どうもことさらに避けようとしておるような感さえ私には感ぜられるのであります。そこで私は今から総理に対して防衛の基本的な問題に関しまして御質問を……

第28回国会 内閣委員会 第15号(1958/03/14、27期、自由民主党)

○保科委員 関連して。今大橋委員から言われたことは、恩給等調査会でも十分検討された問題であると思いますけれども、いずれにしても満州国の実態というものをやはり検討していただきまして、これは端的に言えば、日本の代行機関であったわけですから、実質的にやはり精神的にこの問題を解釈していただいて、十分に一つ再検討をしていただくことを特に私は政府に要望をいたしておきたいと思います。

第28回国会 内閣委員会 第17号(1958/03/19、27期、自由民主党)【議会役職】

○保科委員長代理 これより会議を開きます。  委員長不在でありますので、委員長の指名によりまして、理事の私が委員長の職務を行います。  漁業制度調査会設置法案を議題とし、質疑に入ります。質疑の通告がありますのでこれを許します。赤路友藏君。
【次の発言】 西村君。
【次の発言】 承知いたしました。  次に北委員。
【次の発言】 次会は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。     午前十一時四十六分散会

第28回国会 内閣委員会 第28号(1958/04/08、27期、自由民主党)

○保科委員 私は自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となっております恩給法等の一部を改正する法律案に対しまして賛成の討論を行わんとするものであります。  御承知のごとくいわゆる六八勅令によりまして停止または圧縮をされました旧軍人等の恩給につきましては、政府は昭和二十八年に、不十分ではありましたが、戦没軍人の遺族並びに戦傷病者に対する補償に重点を置きましてこれが復活の措置を講じ、その後またさらに仮定俸給年額を引き上げたりあるいは公務死の範囲を拡大するなど、国家財政を考慮しつつ逐次改善の措置をとったのであります。当時社会党の左派は旧軍人の恩給の復活は再軍備の前提であるとして強く反対されました……

第28回国会 内閣委員会 第29号(1958/04/10、27期、自由民主党)【議会役職】

○保科委員長代理 これにて本会議散会後まで休憩いたします。     午後零時十五分休憩

第28回国会 内閣委員会 第30号(1958/04/17、27期、自由民主党)

○保科委員 ただいま議題となりました行政機関職員定員法の一部を改正する法律案に対する修正案を朗読いたします。   行政機関職員定員法の一部を改正する法律案の一部を次のように修正する。   附則第一条を次のように改める。(施行期日)  第一条 この法律は、公布の日から施行し、昭和三十三年四月一日から適用する。  理由、各省を通じまして、今回定員化を予定しております常勤労務者の給与予算が、従来の常勤職員給与という目から職員俸給という目に組みかえられています関係上、及び新規増員についても、昭和三十三年度における各省庁の事業予定計画遂行に相当の支障を来たす等の関係から、本案の附則第一条を「交付の日から……

第28回国会 内閣委員会 第32号(1958/04/22、27期、自由民主党)

○保科委員 ただいま議題となりました各修正案につきまして趣旨説明をいたします。この案文はお手元にある通りでございますが、その朗読を省略いたしまして、その趣旨を御説明いたすことにいたします。  まず厚生省設置法の一部を改正する法律案に対する修正案は政府案の提案理由にありますごとく、国民の生活環境に関する諸問題が高度に複雑化しております今日におきましては、公衆衛生行政、特に環境衛生行政の一そうの向上増進をはかりますとともに、その機構の強化をはかりますことは、必要なことではありますが、この際これを取りやめることにいたしたのであります。なお施行期日につきましては、これを公布の日に改めることにいたしまし……


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第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 科学技術振興対策特別委員会内閣委員会連合審査会 第1号(1955/12/12、27期、自由民主党)

○保科委員 大臣に御質問いたしたいと思いますが、原子力アジア・センターがフィリピンに設けられる可能性が非常に多くなったという新聞報道を見たのでありますが、何かこれに関する情報がございます。
【次の発言】 いろいろな観点から見ると、日本が非常に適当なように思うし、また極東の将来の情勢から見ましても、日本に置くことが一番いいのじゃないかと思われるのですが、何かフィリピンに置かなくちゃならぬような、日本では工合が悪いというような点があると大臣はお考えになっていらっしゃいますか。
【次の発言】 私は今の大臣のお考えに非常に同感なんですが、実際何かわけのわからぬことを言うているから、日本を避けるようなこ……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 内閣委員会公聴会 第1号(1956/03/16、27期、自由民主党)【議会役職】

○保科委員長代理 片島君。

第24回国会 内閣委員会文教委員会連合審査会 第2号(1956/02/25、27期、自由民主党)【議会役職】

○保科委員長代理 これより内閣委員会文教委員会連合審査会を開会いたします。  法案の付託を受けました内閣委員会の委員長が不在でありますので、内閣委員会の理事であります私が委員長の職務を執行いたします。  この際御報告を申し上げます。前回の連合審査会におきまして河野君より申し出がありました参考人招致の件は、内閣委員会理事会において協議をいたしました結果・文教委員会で適当に処理せられたいということになりました。本連合審査会においては参考人を招致しない、ということになりましたので、これを御報告申し上げます。  臨時教育制度審議会設置法案を議題とし、質疑を続行いたします。質疑の通告がありますので、順次……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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