このページでは保科善四郎衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。
○保科善四郎君 ただいま議題となりました昭和三十六年度一般会計、同特別会計補正二案に対しまして、私は自由民主党を代表いたしまして、政府原案に賛成し、日本社会党提案の組み替え案に反対するものであります。(拍手) 最近におけるわが国の経済は、目ざましい躍進を遂げまして、国民生活の向上、雇用の増加、産業の近代化等、顕著なる成果をおさめつつあります。しかしながら、一面、国際収支の悪化、物価の上昇等、景気過熱の憂うべき現象が出て参りましたことも事実であります。これらの現象の根本的原因は、民間設備投資の急増に基づく経済成長のテンポが、予想を上回る速度をもって行なわれて参りました結果でありまして、国際収支……
○保科委員 防衛二法案に関連をいたしまして防衛庁長官、そのほか関係の所管に若干の御質問を申し上げたいと思います。
第一に自衛隊の任務の中で、直接侵略及び間接侵略に対しわが国を防衛することを主なる任務とする、こういうように自衛隊法に書いてありますが、二月十三日の私の治安に関する質問に対して長官は、間接侵略は自衛隊の補足任務であるという答弁をされております。この点に関する長官の間接侵略と直接侵略に関する自衛隊の任務について御所見を伺いたい。
【次の発言】 そこで一つ伺いたいのですが、日本に対する間接侵略というのは一体どういう形でくると想定されておりますか。
○保科委員 私はただいまから総理大臣に対しまして、特にわが国の防衛のあり方について基本的な考え方をお伺いいたしたいと思います。 なぜ私がこういう御質問をいたしたいと考えましたかというと、今回の防衛二法案の中には相当基本的なものが含まれております。統合幕僚会議の権限の強化とか、三自衛隊の編成に関すること、こういう重要なる問題が含まれておりますし、またすでに赤城構想というようなものが発表されておって話題をまいておることは承知の通りでございます。特にケネディ大統領が登場いたしましてから、一月三十日の一般教書において、アジアにおける中共の態度を相当激しく批判いたしておるわけであります。また三月二十八……
○保科委員 時間も切迫いたしましたから、きわめて簡単に二、三点、要望と質問をいたしたいと思います。 今度の恩給法の改正法案は、昭和三十三年に全面的に行なわれましたものを補足されておるわけでありますが、その当時九項目重要な問題が残っておったわけであります。政府は内閣委員会において、委員長の質問に答えて、それを善処するというお約束をいたされ、それを今度着々実行をされた、このことは私は大へんけっこうだと思う。ただ一つ、恩給局長にお伺いをし、かつ御配慮を願いたいと思いまするのは、七十五万失権者があるわけでありまして、その中では軍歴がなくなっておる人もある。これは大へんな年月がかかるのではないでしょう……
○保科委員 私はただいまから良識の作興、安全保障の問題、防衛力の整備、そういう問題に関しまして関係閣僚に質問をいたしたいと思います。時間の制約もありますので、どうぞ簡明誠実にお答えを願いたいと思います。 まず良識の作興に関する問題でありますが、近ごろの世相は、まことに憂うべき状態にありますことは御承知の通りであります。私は良識の麻痺していること今日よりはなはだしきはないと考えております。こういう観点に立ちまして、私は文部大臣に対し、良識の作興について特にどういう所見を持っており、またいかなる対策を持っておられるかを、お伺いをいたしたいと思います。
○保科委員 これより会議を開きます。
私が年長者でございますので、衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されますまで、委員長の職務を行ないます。
これより委員長の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいまの齋藤君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、前田正男君が委員長に御当選になりました。前田委員長がお見えになりませんので、本日は、これにて散会いたしま
す。
午前十一時十七分散会
○保科委員 藤原委員の質問に関連しまして、総務長官に特にお願いをしておきたいと思います。 この法案に関連しまして、いろいろ御質問がありましたが、はっきりしない、非常にむずかしいような御答弁でございます。このベース・アップの問題は、物価の値上がりとか、そういうために起こる問題であって、ほかの公務員の給与が上がれば、扶助料とかあるいは恩給とかいうものは、それに関係して当然上げてもらわなければいかぬ。私は、こういうことを一々国会へかけなくても、スライドするような工合に処置すべきものだと思う。そういうようなことをぜひ考えてもらいたい。この点に関して総務長官のお考えを伺っておきたい。
○保科委員 第二十八国会で、福永委員長から、恩給法に関して今後解決を要する問題として、金鵄勲章問題を含めて九項目の要望をいたしました。そして政府に対して、すみやかに熱意をもって検討し、適当な措置をとるようにというととを申し入れてあるわけであります。これに対しまして、当時の今松総務長官から、十分検討の上善処するという約束がありまして、政府では着々この線に沿うて実行されましたが、その中で、まだ全然実施されてないもの、それから実施されても措置が不十分なものがありますので、それについてさらに御検討を願って、すみやかに善処をいただきたいという観点に立って、総務長官はきょうおいでになりませんから、副長官な……
○保科主査代理 午後二時半より再開することとし、この際、暫時休憩いたします。 午後一時四十一分休憩
○保科委員長代理 木原委員。
【次の発言】 辻原委員。
【次の発言】 三浦委員。
【次の発言】 岩佐公述人に対する質疑は、これにて終了いたします。
岩佐公述人には、御多用中御出席をいただきまして、貴重なる御意見をお聞かせいただき、まことにありがとうございました。委員長よりあつく御礼を申し上げます。(拍手)
午後は一時半より再開することとし、暫時休憩いたします。
午後零時五十三分休憩
○保科主査代理 午前の会議はこの程度でとどめまして、午後二時四十分まで休憩いたします。 午後一時五十一分休憩
○保科主査代理 これより予算委員会第一分科会を開会いたします。
前会に引き続き、昭和三十七年度一般会計予算総理府所管中、防衛庁関係を議題といたします。
質疑の通告があります。順次にこれを許します。楢崎弥之助君。
【次の発言】 田口誠治君。
【次の発言】 午前の会議はこの程度にとどめ、午後一時十五分より再開することとし、休憩いたします。
午後零時十五分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。淡谷悠藏君。
【次の発言】 横路節雄君。
【次の発言】 それはいつまでですか。
【次の発言】 明後二十六日は午前十時より開会することとし、本日はこれにて散会いた……
○保科主査代理 一時中止して……。
【次の発言】 川俣清音君。
○保科主査代理 淡谷君。
○保科委員 私は、御承知のとおり、四十有余年にわたり海上の経験を持っており、あらゆる艦種にも乗り組み、艦長もやりました。そういう観点から、自分の体験に基づいて、この原子力潜水艦の運航上の安全性ということですか、それについて若干の所見を申しつつ、御質問をいたしたいと思います。もう一つは、安全保障条約に関連をいたしまして原子力潜水艦の寄港に関し防衛庁長官と外務大臣にお伺いをいたしますが、きわめて簡単に御質問申し上げますから、簡明にお答えを願いたいと思います。 私の体験によりますれば、やはり、船乗りとして一番注意を要する時期は、出入港であります。したがって、出入港時の部署というものがございまして、……
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