このページでは片山哲衆議院議員の28期(1958/05/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は28期国会活動統計で確認できます。
○片山哲君 私は、諸君の御同意を得まして、議員一同を代表し、故衆議院議員従二位勲一等芦田均君に対し、つつしんで哀悼の辞を申し述べたいのであります。(拍手) 芦田君は、去る六月二十日午後十時五十七分、病のために芝白金の自邸において逝去せられたのであります。 私は、芦田君とは大学時代の同級の友として、以後半世紀の長きにわたって親交を重ねて参り、また、かつて相ともに国政を担当したのでありまして、今この友を失って、心から深い悲しみに打たれておるものであります。(拍手) 顧みれば、君、昨年九月、この壇上において、故松岡元議長の功をたたえ、徳を慕う言葉を述べられ、私どもは粛然としてえりを正し、傾聴い……
○片山哲君 私は、日本社会党を代表して、今行われました岸総理大臣の所信表明に対して、主として安保条約改定問題と日中国交回復問題につきまして質問をいたしたいのであります。(拍手) まず最初に、ただいま総理大臣が所信表明の冒頭において申し述べられましたる、選挙の結果国民の大きなる支持を得たという点と、いま一つは、その信頼にこたえるために内閣の改造と党人事の刷新をはかることとしたという点について、一つの警告を発したいのであります。(拍手) 総理自身も、選挙応援中、数回にわたり警告を発せられつつ各地を回ったということであります。(拍手)また、総理自身が最後に述べられました通り、公明にして合理的なる……
○片山委員 私は、これより岸総理大臣に対しまして、本警職法と憲法の関係を質問いたしたいのであります。この両者は、きわめて密接な関係を持っておるのであります。何となれば、現行憲法は国民主権の憲法、民主憲法と俗に言われておりますのは、国民主権憲法。こういう討議の際においては、はっきりそういう表現を用いた方がいいと思います。そうして近代的な様相に切りかわっておるのにもかかわらず、警察法は依然として国家主権か、あるいはしからずんば天皇主権の旧憲法のもとにおける警察法の域を、いまだ脱していないと思うのであります。そのために非常な矛盾が起る、今日の混乱を来たしつつあるゆえんを考えてみまするならば、警察法は……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。