石坂繁 衆議院議員
28期国会発言一覧

石坂繁[衆]在籍期 : 25期-27期-|28期|
石坂繁[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは石坂繁衆議院議員の28期(1958/05/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は28期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院28期)

 期間中、衆議院本会議での発言なし。
石坂繁[衆]本会議発言(全期間)
25期-27期-|28期|

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委員会発言一覧(衆議院28期)

石坂繁[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
25期-27期-|28期|
第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 農林水産委員会 第1号(1958/06/19、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 私は、従来皆様の驥尾に付しまして、当委員会におきまして、わが国の重要政策である農林水産政策にいささか努力をいたして参ったつもりでございますが、今回はからずも農林政務次官を拝命いたしまして、元来はなはだ魯鈍の者でございまするがゆえに、その責任の重大であることを痛感いたしておる次第でございます。しかしながら、大臣といたしましては農林省の先輩である練達堪能の三浦氏をいただき、さらにまた、同僚の次官といたしましては、これまた非常に優秀なる高橋次官を得ておりますので、私は、この大臣並びに同僚と協力いたし、皆様方のこの上ともなる御支援によりまして、私の全力を尽して職責を果させていただきたい……

第29回国会 農林水産委員会 第4号(1958/06/25、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 ただいま議題となりました繭糸価格の安定に関する臨時措置法案につきまして、その提案の理由及び概要を御説明申し上げます。  政府は、昨年以来の生糸の需給事情の悪化に対処いたしまするために、つとに三十三年度においても生糸及び繭の最低価格は従前の水準を堅持する方針を明らかにいたしまして、これを実現するために必要な施策を逐次講じて参ったのであります。すなわち、本年三月には、内外市場の生糸価格に対する不安を解消いたしまするために、例年より早く、生糸の最高、最低価格及び繭の最低価格を従前通りこれを据え置くことを決定いたしたのであります。さらに、本年初め以来生糸の政府買い上げが急速に増加して参……

第29回国会 農林水産委員会 第11号(1958/07/08、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 協同組合の本来の性格とその運営について、本来のあり方を逸脱しないようにやるということについての芳賀さんの御意見には、われわれも同感であります。さて、それをいかに政府が指導していくかという問題でありますが、この点については、水産庁長官よりるる御答弁申し上げておりますような趣旨でありまして、政府といたしましては、今日の段階におきましては水産庁長官の答弁から出ておりません。どうぞ御了承を願います。
【次の発言】 重ねての御質問でありますが、協同組合の本来の性格、あり方というものにつきましては、芳賀委員つとに十分御承知の通りであります。それに対しまして、ただいまその指導について政府がか……

第29回国会 農林水産委員会 第13号(1958/08/01、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂説明員 ただいま磯崎局長の答弁のうちに、農林、運輸両大臣の話し合いできまった、こういうふうなことでありますが、私はその点の事情をつまびらかにいたしておりません。ただ、しかし、松浦委員の御発言はごもっともと思いますから、私も、事情を確かめ、その後に両省との間にこの問題の解決について努力いたしたいと思っております。
【次の発言】 だんだん産業が発達し、工業施設その他の関係からいたしまして、損害賠償の問題については、必ずしも従来の法律観念でいかないこともあるようであります。従いまして、無過失損害賠償責任論とかいろいろな問題が出て参りますが、この問題につきましては、実は私もけさほど陳情書を見てよ……

第29回国会 農林水産委員会 第14号(1958/08/26、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂説明員 大臣が本日やむを得ざる公務のために出席いたしておりませんことはまことに恐縮でございますが、ただいま丹羽委員からの北海道における中型底びき網の禁止区域拡大の問題についてでありますか、これは私どもも北海道関係のいろいろの立場の方から陳情を承わっております。先ほどはまた沿岸漁民の代表の方の熱烈なる陳情も御一緒に拝聴いたしたのでありまして、農林省といたしましてもこの問題はきわめて重要に考えておるのであります。  元来、北海道庁からこの中型機船底びき網漁業の総合対策案が水産庁あてに提出されましたのは昨年の七月であります。水産庁といたしましても、道庁の資料、試験場の研究の結果、業者の報告のみ……

第29回国会 農林水産委員会 第15号(1958/08/27、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂説明員 ただいまの倉成委員の今回の旱害に対する対策に関しての御質疑でございますが、倉成委員のお話の通りに、今回の旱害は異常な旱害でありまして、私もとりあえず七月の半ば及び八月の半ばに熊本、佐賀、福岡方面の旱害地を視察いたしたのであります。予想以上のひどい実情と、この異常な旱害に処しましての農民の方々の涙ぐましい努力とたくましい農魂に対しましては、おのずから私は頭の下るものがあったのであります。そこで、政府といたしましては、七月四日の閣議決定の要綱に基きましてすでに旱害対策を実施いたしておりますることも御承知の通りであります。しかるに、ただいまの旱害に対する措置の締め切りの時期でありますが……

第29回国会 農林水産委員会 第16号(1958/08/28、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂説明員 九月以降の乳価について当委員会で農林大臣がどういう発言をされたかということは、私も正確な記憶がありませんので、これは速記を見なければわかりませんが、要するに、今までの経過は、ただいま塩見次官からお答え申し上げておりますように、七月、八月分についての折衝をしてきて、その点について答弁の通りに決定した、こういうことでございます。
【次の発言】 たびたび同じことを繰り返すようでありまりすけれども、七月、八月につきましては、農林省が介在いたしまして折衝、決定いたしたのであります。しかるに、九月以降の乳価の決定につきましては、原則として生産者団体と乳業者との間の自主的交渉によって行う、こう……


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第30回国会(1958/09/29〜1958/12/07)

第30回国会 内閣委員会 第1号(1958/10/02、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 ただいま上程になりました臨時生鮮食料品卸売市場対策調査会設置法案の提案理由を御説明申し上げます。  青果物、魚介類、肉類等いわゆる生鮮食料品の流通の改善をはかることは、農畜水産業の経営を改善する上からも、一般消費者の利益を増進する上からもきわめて重要であります。これら生鮮食料品の流通におきましては、品質が変化しやすく、迅速な取引を要するという生鮮食料品の特質から、産地あるいは消費地の卸売市場において大量の需要と供給が集中し、その市場取引によって価格が決定されているのでありまして、卸売市場はいわば生鮮食料品の流通機構の中核をなしているのであります。政府は、大正十二年に中央卸売市場……

第30回国会 農林水産委員会 第2号(1958/10/07、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 ただいま議題となりました被害、委員長の宣告は台風第二十二号ということでありますが、台風第二十一号をも合せまして、この両台風による農林水産関係の被害につきまして、今日まで農林省がとりまとめました概要を御報告申し上げます。  まず第一に、台風の状況でありますが、台風第二十一号は、九月十八日覇、伊豆半島南端をかすめ、横浜、東京を経て千葉県北部を通り、午前十時に鹿島灘に抜けて参ったのであります。その後海上を北上し、北海道東海岸沖を経て、十八日夜半にオホーツク海に去りました。また、台風第二十二号は、その規模において当初A型の台風でありましたが、陸地に接近するに及びましてその勢力を弱め、九……

第30回国会 農林水産委員会 第5号(1958/10/15、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 ただいまの倉成委員の御質疑でございますが、御質疑の通り、今回の伊豆地方の台風二十二号によって受けました損害というものは非常にひどいのであります。私も対策本部長と一緒に農林省係官と同道いたしまして現地をつぶさに視察いたしまして、現状は一通り認識をいたしております。従いまして、農林省といたしましては、その所管事項に関する限り、時期を失せず食糧、飼料、建築用材等の供給に迅速的確を期しますと同時に、順次調査を進めて、今日までできる限りの対策を講じておるわけであります。ことに、家を流され田畑を荒廃された人たちの惨状に対しては、最も急を要するのでありまして、それぞれの処置をやって参っており……

第30回国会 農林水産委員会 第6号(1958/10/16、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 ただいま大森委員の御質疑の点でございますが、災害をできるだけすみやかに復旧いたしまして民生の安定をはかるということは根本的の考えでございます。従いまして農林省といたしましては、事いやしくも農地に関する限りにおきましては、明年度の作付に間に合うようにぜひとも復旧を進めて参りたい、こういう基本的の考えで進んでおるわけであります。いろいろの復旧工事その他に関する補助についてのお尋ねが主であるように拝聴いたしましたが、農林関係にいたしましても、補助の種類は各種各様でございます。私も一々その比率等を承知いたしておりません。その点の具体的なことは、これまた結論的には申し上げますけれども、係……

第30回国会 農林水産委員会 第7号(1958/10/17、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 ただいま久保田委員から、みずから今回の災害の罹災者としての御体験から、また災害地を親しくつぶさに視察調査されましたその結果に是きましてのるる御意見があったのであります。久保田委員の御発言の中には、私も深く傾聴いたした点も多うございますし、またごもっともの次第も多数感じております。ただ、問題は、久保田君の御質疑は、単に農村行政と申すよりも、むしろ政治の根本問題に関する深くかつ広範な御質問であります。事柄はお答えすることが非常に困難だと思います。先ほど私に対する質問ではなかったのですが、厚生省関係の質問の中で、今回の災害によって甚大な被害を受けた老人、未亡人あるいは進学途中にある学……

第30回国会 農林水産委員会 第11号(1958/10/28、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 ただいま当委員会において御了承になりました小委員長の報告は、いずれも重要な問題でございまするし、かつ多岐にわたっての御検討でごさいましたが、政府といたしましては、十分にその御趣旨を尊重いたしましてこれに適当なる検討を加え、必要な措置を早急に講じまして、すみやかに災害地の復興をはかりたい所存でございます。

第30回国会 農林水産委員会 第12号(1958/10/29、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 重ねての栗林委員のお尋ねでございますが、問題は、委員会を作るか作らないか、作ればどういう人をその委員にお願いするかというようなことで、かような人事の問題を、当委員会にお諮りをいたしましてその上で決定しますということはいかがなものであろうか、その性格上私もにわかに同意いたしかねるのでございます。いろいろ機会あるごとに皆さん方の御意見につきましては十分に傾聴いたしておりますが、役所といたしましては、ただいま長官からお答えいたしました通りでございます。この段あしからず御了承願います。
【次の発言】 第二次予約の問題についての中澤委員の御質問でありますが、なるほど、お話のうちにありまし……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 内閣委員会 第4号(1959/02/03、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 ただいま上程になりました臨時生鮮食料品卸売市場対策調査会設置法案の提案理由を御説明申し上げます。  青果物、魚介類、肉類等いわゆる生鮮食料品の流通の改善をはかることは、農畜水産業の経営を改善する上からも、一般消費者の利益を増進する上からもきわめて重要であります。これら生鮮食料品の流通におきましては、品質が変化しやすく、迅速な取引を要するという生鮮食料品の特質から、産地あるいは消費地の卸売市場において大量の需要と供給が集中し、その市場取引によって価格が決定されているのでありまして、卸売市場はいわば生鮮食料品の流通機構の中核をなしているのであります。政府は、大正十二年に中央卸売市場……

第31回国会 内閣委員会 第6号(1959/02/10、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 ただいまの受田委員の御質問でありますが、もちろん政府といたしましては漁港行政の刷新強化という点が、単に漁港部を設けることによってのみ解決するとは思っておりません。政府は漁港行政、水産行政全般につきまして鋭意努力をして参り、逐年この予算も増額いたしておりましたが、わけても漁港に関する行政施策というものがおくれておりましたので、特に御要望の両院の附帯決議等の趣旨もございましたので、新たに漁港部を設けることにいたしたのであります。詳細な経過につきましては水産庁次長からお答え申し上げます。

第31回国会 内閣委員会 第7号(1959/02/13、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 漁港整備の実施状況についてのお尋ねでございますが、お話のうちにありました通りに、漁港整備計画は昭和二十六年に制定いたしたのであります。それを昭和三十年度に一部改正いたしまして、その内容は一種、二種、三種、四種の各漁港、合計六百四港が現在整備の対象となっておるのであります。しかるに、一面昭和二十三年に水産庁が設置せられまして、同時に漁港課が新設せられたのでありますが、その当時から漁港関係の事業量は大へんに増大をいたしまして、漁港関係の予算面から見ますと、昭和二十三年つまり漁港課が設けられました年に対しまして、昭和三十三年度におきましては約八倍、昭和三十四年度におきましては約九倍に……

第31回国会 内閣委員会 第10号(1959/02/24、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 正井参事官が来ておりますから、参事官から……。
【次の発言】 ただいま石山委員の御質問のうちには、いかにも人のために役所を設け、もしくは拡大するような御印象をお持ちのように伺ったのでありますが、この名古屋の農地事務局の設置は、提案理由のときも御説明申し上げましたように、従来名古屋建設事務所というものがあったことは御承知の通りであります。しかるに愛知県、岐阜県及び三重県の三県をこの事務所は所管いたしておりましたところ、この三県の農地関係の仕事、農業土木等の仕事は、事業量も非常にふえて参ったわけであります。かたがた従来の建設事務所だけでは十分でございませんので、今回新たに農地事務局……

第31回国会 農林水産委員会 第1号(1958/12/16、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 ただいま上程されました昭和三十三年七月、八月及び九月の豪雨及び暴風雨による被害農家に対する米穀の売渡の特例に関する法律案の提案理由を御説明申し上げます。  御承知の通り、本年七月以降九月に及ぶ間において屡次にわたりわが本土に来襲いたしました台風並びにこれらの台風に前後して各地を襲いました豪雨によりまして、狩野川のはんらんにより惨害をこうむりました伊豆地方等、米穀の生産に損害を生じ、その減収により飯用食糧にも事欠く農家を生じている状態であります。  ここにおきまして、政府は、かかる農家に対しまして、その食糧の不安をなくするために、政府所有の米穀を特別価格で売り渡し、他の災害対策と……

第31回国会 農林水産委員会 第5号(1959/02/03、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 昭和三十四年度農林関係予算案についての概要を御説明申し上げます。  まず一般会計における農林関係予算案の総体について申し上げます。  農林省所管合計といたしましては九百二十八億一百万円となっております。これに総理府所管の北海道関係公共事業費九十三億九千四百万円、離島振興関係経費十五億一千八百万円、原子力平和利用等に要する経費一億円、及び農林漁業基本問題調査会に要する経費一百万円、労働省所管の農林関係公共事業費一億七千五百万円、建設省所管の農林関係営繕費八千九百万円、大蔵省所管の農林漁業金融公庫出資金七億円並びに文部省所管の麦製品学校給食費十五億七千万円を加えました農林関係予算合……

第31回国会 農林水産委員会 第6号(1959/02/04、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 ただいま上程になりました農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申し上げます。  農林漁業金融公庫は、その設立以来六年、その前身である農林漁業資金融通特別会計時代をも通算いたしますとすでに八年間にわたり農林漁業の生産力を維持増進するために必要な長期かつ低利の資金を融通して参りましたことは、各位のよく御承知のところであります。この間公庫の貸し付けて参りました資金の総額は昭和三十三年度末において約二千二百億円、その融資残高は約千五百億円に達する見込みでありますが、昭和三十四年度におきましては、前年度に引き続き重要農林漁業施策に即応して農林漁業の生産基盤の強化と経営……

第31回国会 農林水産委員会 第7号(1959/02/10、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 ただいま大臣からのお話でありますから、私からお答えいたしますが、戦前・戦後の日本の海外移住の問題につきましては、倉成委員とくと御承知の通りであります。ことに、戦後、昭和二十七年十二月、初めて十八家族がブラジルに送出されましてから、昭和三十三年度まで、大体二万七、八千の人間がブラジルに、主として中南米に行っていると思います。  そこで、昭和三十四年度の移住計画でありますが、自由民主党におきましては、昭和三十四年度を初年度といたしまして五カ年計画を立てまして、昭和三十四年度の送出目標を一応一万一千人と定めたようでありますが、昭和三十四年度の予算面におきましては一万人を送出する予算が……

第31回国会 農林水産委員会 第11号(1959/02/24、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 終戦後の日本の問題として、ただいま御指摘になりましたような、四つの島に九千万に近い人が棲息している、この点からいたしまして、結局のところ、人口、食糧の問題というものはせんじ詰めるとすべての問題の根本の問題だと考えているのであります。従いまして、開拓政策ということもきわめて重要な問題となって参りますが、一面におきまして、終戦後とりあえず海外から引き揚げて参りました人たち、復員軍人等に急遽緊急に土地を与え職を与える必要がありましたために、御承知の通りの緊急開拓が行われたのでありますが、これは、入植を急ぎました結果、その後に設定されました開拓、ことにパイロット・フアーム等の実情と比較……

第31回国会 農林水産委員会 第12号(1959/02/25、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 ただいま栗林委員の御質問に対しまして局長から御答弁申し上げましたことは、決しておざなりの答弁をいたしておるのではないのであります。われわれといたしましても、栗林委員のお言葉の通りに、これは開拓者ばかりではないのでありますけれども、当面開拓者の問題は決して一党一派の問題であるとは考えておりません。ことに、一口に開拓者と申しましても緊急にいわゆる緊急開拓で入った人たちと、その後かなり整備されたときに入りました人たちの間にも相当の懸隔があるのであります。それらの点及び開拓者全体としての農業経営、生活状態等につきましては、私どもも大体承知いたしております。従いまして、何とかこの安定対策……

第31回国会 農林水産委員会 第13号(1959/02/26、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 ただいまの久保田委員の御質問は、現在及び将来の日本の酪農経営、ひいては日本の農業経営の基本に関する問題だと存じます。御指摘の通りに、酪農を振興することによりまして日本の農家の所得を増大し、経営の安定をはかり、ひいては国民の食糧政策の解決に当てようということで、政府は近年酪農振興を唱えて参ったのであります。しかるに、久保田委員御承知の通りに、最近の酪農の問題はいろいろ反省もし検討しなければならない問題も出て参っておりますので、昨年来酪農業全体につきましていろいろ検討を加えて参りました。積極的に方策を講ずるとともに、消極的の面についてのこれが対策を講ぜなければならないことも論を待た……

第31回国会 農林水産委員会 第14号(1959/02/27、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 外資導入による農業開発の点でありますが、外資導入することがよいか悪いかということにつきましていろいろ御意見もあろうかと存じますが、愛知用水公団なりあるいは農業開発機械公団等が発足いたしましたころの日本の状態といたしましては、急速にかつ相当大がかりの農地開発をするためには、やはりああいう方法をとった方がその当時の状況としては私はよかったと思うのであります。しかるに、現在の日本の農業土木は、農林省におきましても相当水準の高いすぐれた技術家も多数おります。現にその技術によりまして各地において実施をいたしております。せんだって二月一日に完工式をやりました児島湾の締め切り工事のごときも、……

第31回国会 農林水産委員会 第15号(1959/02/28、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 ただいま議題となりました小かん加糖れん乳等の製造の用に供するため売り渡す国有てん菜糖の売渡価格の特例に関する法律案外二案につき提案理由を御説明申し上げます。  まず、小かん加糖れん乳等の製造の用に供するため売り渡す国有てん菜糖の売渡価格の特例に関する法律案の提出理由を御説明申し上げます。  御承知の通り、今回、畑作振興の一環といたしましてテンサイ生産等のより一そうの振興をはかり国内産甘味資源の自給度の向上を期するため、砂糖に関する関税と消費税との振替が行われることになったのでありますが、この措置によりまして、現在その原料として使用する砂糖の消費税が免税となっておりまする小カンの……

第31回国会 農林水産委員会 第16号(1959/03/03、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 ただいま上程されました海岸砂地地帯農業振興臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして提案理由を御説明いたします。  この法律による海岸砂地地帯は、わが国の海岸線の随所に存在し、その面積はおおむね二十四万ヘクタールにも達するのであります。そこで、これらの海岸砂地地帯の潮風または飛砂による災害の防止のための造林事業及び農業生産の基礎条件の整備を促進するため、昭和二十八年三月この法律の制定を見た次第でありまして、この法律施行以来昭和三十三年度まで、農業振興計画に基きまして、防災林造成、土地改良、小団地開発整備、農山漁村建設総合施設に、総額事業費で約二十六億円、国費で約十三億円の事業……

第31回国会 農林水産委員会 第17号(1959/03/04、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 農林大臣出席の場合に最後の締めくくりに対する御答弁を願うことにいたしますが、ただいま足鹿委員からるる述べられました点は、私どももおおむね同感であります。先ほど来お話しの通り、日本の農業技術の改良の技術員が、明治時代主として地主の出身であったがゆえに、水田農業に傾いた一つの理由もあるという趣旨の御指摘がありましたが、さようなこともあろうかと存じます。長い歴史を申しますならば、日本の農業は、極端に言えば、神武以来あるいは天照大神の時代から水田農業に偏して参っております。畑地農業がややともいたしますとあまり重視されておらなかった点は確かにその通りであります。従いまして政府は近年畑地農……

第31回国会 農林水産委員会 第19号(1959/03/06、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 ただいま芳賀委員から御質問の国内砂糖需給計画に対する基本的な政府の考えという点であります。御承知の通りに、甘味資源は国民生活に必要不可欠のものでありますが、その九〇%は輸入に仰いでおる現状であります。従いまして、この後の国民生活の安定の点から、また海外貿易の振興の点、すなわち外貨節約の点からいたしましても、国内甘味資源の自給力の強化ということはゆるがせにすべからざる重要な問題であると考えます。従いまして、この基本的の考えに立ちまして、この後十年ないし十四、五年の間の日本の人口の増加、生活程度の向上とにらみ合せましての甘味資源の需給の問題でありますが、大体十年後の砂糖の需要を百五……

第31回国会 農林水産委員会 第20号(1959/03/10、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 ただいま議題となりました農業共済基金法第三十九条第一項の特別積立金の処分等に関する臨時措置法案の提案の理由を御説明申し上げます。  農業共済基金は、農業災害補償制度の重要な一環として、この制度の円滑な運営をはかるため、昭和二十七年に設立され、自来会員たる農業共済組合連合会の事業不足金の融資を行なって参ったのでありますが、農業共済基金の資本金三十億円のうち十五億円は政府が設立の当初に出資いたしており、残り十五億円は、この基金の会員たる連合会が主として農家の拠出金を財源として分割して払い込むことになっているのであります。今日まで会員はすでに十二億六千三百八十八万円を払い込んで参りま……

第31回国会 農林水産委員会 第21号(1959/03/11、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 将来の国際情勢ないしは肥料需給情勢の変化によって輸出会社が赤字を生じた場合の処置をあらかじめ講じておかなければ出たとこ勝負じゃないか、こう言われるとまことに恐縮でありますが、この点に関するただいまの政府の考え方は今局長がお答えした通りでございます。しかし、さような事態が生じました場合に、十分に赤字の数額及び内容等も検討いたさなければなりませんが、それを消費者に転嫁するわけにも参りませんし、さればと申して直ちに国が負担するというわけにも参らないことであります。もしさような場合に必要があれば長期の金融等で赤字を消すような方法を講ずる、こういうことになろうかと考えます。いずれ肥料審議……

第31回国会 農林水産委員会 第22号(1959/03/12、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 本案を提出いたしますまでの経緯につきましては、最初議員立法でやるという話もありまして、その後多少のいきさつを経まして、結局政府提案となったその経緯は、大体足鹿さんの御指摘の通りだと思います。しかるに、漸次利用しない会員がふえて参っておることも御指摘の通りでありまして、その利用者と非利用者との間の利益の調節をいかにするかという御意見は、まことにごもっともの問題点だと思います。従いまして、先ほど経済局長からお答えいたしました通り、今回この臨時措置法によりまして積立金を取りくずしますことも、その利益調節の一つの点でありますが、将来は、基本的の対策につきましては、本制度の運用の状況なり……

第31回国会 農林水産委員会 第23号(1959/03/13、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 昨日来の御意見、質疑応答の趣旨は、私は十分に傾聴いたして参りましたが、この後これらの問題につきましても十分に検討いたして参りたいと思います。
【次の発言】 ただいま全会一致をもって附帯決議を御可決になりましたが、この附帯決議の内容は種々の問題点に触れておるのであります。政府といたしましては、この御決議の趣旨にかんがみまして、今後十分検討を進めて参りたいと思います。
【次の発言】 ただいま足鹿委員から御指摘の点は、まことにごもっともなことでございまして、今まで公式な政府の方からの経過並びに結論の発表が遅延しておったことにつきましては、重々恐縮に存じております。

第31回国会 農林水産委員会 第24号(1959/03/17、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 農業法人の課税上の取扱いにつきましては、さきに発表いたしました統一見解の通りでありますが、さらにこれを敷衍いたしますと次の通りであります。すなわち、農業法人が農地の使用収益について農地法上の許可を受けていない場合は一応その所得は個人に帰属するものと推定せられますが、農地法の許可を受けていない場合であっても、法人の経営の実態より見て所得の享受者が法人であると認められる場合は法人として課税することが相当であり、しからざる場合は個人として課税することが相当であると存じます。従って、昭和三十二年度分及び昭和三十三年度分の取扱いについてもこの原則によって処理せざるを得ないと存じております……

第31回国会 農林水産委員会 第26号(1959/03/19、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 ただいま御指摘の点は、まさにその通りであります。酪農振興を進めておりながら、当然それと随伴していかなければならぬ、むしろ先行すべきであると思える自給飼料の対策がおくれておりまして、従いまして、今御指摘のように、乳価を下げる、生産費を下げるということが十分でなかったことは御指摘の通りであります。そこで、政府もおそまきながら自給飼料の確保のために草地改良事業等の計画を樹立推進いたしておりますが、今何でも百三十七万町歩くらいの牧野を利用して酪農の振興に資したいと考えております。従って、高度集約牧野あるいは牧野の改良等を近年進めて参っておりますが、何分にも、この全国的かつ総合的な計画と……

第31回国会 農林水産委員会 第28号(1959/03/24、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 詳細なことは部長が参りましてから御答弁申し上げますが、ただいまの問題につきまして、講和発効前の見舞金につきましては、水産庁といたしましては、再三長崎県の県庁の方に照会をいたしまして、損害の事実は数回催告いたしまして、それに基きまして適当な一応の処理はいたしておるのであります。
【次の発言】 先ほどの私のお答えがあまり味もそっけもない形式的な答弁になりまして、はなはだ恐縮でありますが、私も、地域、場所等につきましては損害の実状等につきまして、詳細に承知いたしておりません。なおあとで係官が出まして補充して答弁をいたしますが、私といたしましても、なおよくこれは取り調べてみたいと思いま……

第31回国会 農林水産委員会 第29号(1959/03/26、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 ただいまの高田委員の御発言はまことにごもっともでございます。お言葉の通り、今後とも一そうその点につきましては注意いたします考えでございます。
【次の発言】 澱粉の価格の問題につきましては、農林省といたしましてもずっと配慮を続けて参ったのでございます。すなわち、昨年の十月、澱粉の買い入れ、売却の方針につきまして、価格の安定のため優先団体の販売調整を強力に推進するようにはかって参ったのでありますが、最近の澱粉の価格は、ただいま倉成委員御指摘の通りに、基準買い入れ価格を下回っておるような状況でございます。優先団体の自主調整を強化するよう勧告いたしますとともに、たしか本年の三月十八日だ……

第31回国会 農林水産委員会 第30号(1959/03/27、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 ただいま全会一致をもって御可決になりました決議は、その影響するところは日本農業の基本的問題にも関係のあることでございまして、きわめて重大な問題だと存じます。従いまして、政府といたしましては、御決議の趣旨をかんがみながら、十分慎重に検討を進めて参りたいと思います。

第31回国会 農林水産委員会 第31号(1959/04/30、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 ただいま議題となりました養鶏振興法案の提案理由を御説明申し上げます。  わが国の養鶏は、今次の戦時及び戦後の諸事情から一時大きい打撃を受けましたが、その後、一般的な食糧事情の緩和と国民経済の成長を背景とし、農業経営及び国民生活の近代化の要請に促されまして、その勢いを回復し、昭和二十八年前後には、産卵鶏の羽数においては戦前の水準に復帰いたしました。さらに、昭和三十三年におきましては、養鶏農家数は全農家戸数の約七割を占める四百二十万戸となり、産卵能力の上昇を伴いつつ、飼養羽数は約五千万羽を数えるに至りました。この結果、鶏卵の生産量は年間約八十億個に達しようとしており、これに鶏肉等を……

第31回国会 農林水産委員会 第32号(1959/05/06、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂説明員 農家の負債整理に関しましては、単に北海道の農家のみならず、日本の農家全体に関してもきわめて重要な問題であります。従いまして、政府といたしましても、その対策について十分の関心を持っておることは当然であります。しかして、現在の政府の考え方につきまして、先ほど経済局長よりお答え申し上げた通りであります。すなわち、自作農資金の拡大とこれが運用によりまして対処していきたい、こういう考えであります。しかし、問題はきわめて重要でありますから、政府といたしましては、過去における負債整理の実績、現在の農家の負債の状況等よく調査し、さらにまた、諸外国の負債整理の法制等も、彼此総合考覈いたしまして、十……

第31回国会 農林水産委員会 第33号(1959/06/08、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂説明員 お答えいたします。  ただいま神田委員からのお話のように、ひょう害につきましては、トータルとしては少いといいますか、霜雪害ほどの重要性を持たないのでございますが、偶々の農家につきましてはほとんどの作物が全滅するということで、個別農家の被害あるいは打撃というものは非常に大きいこと、御説の通りでございます。  先ほども統計調査部長から御説明がありましたように、被害の金額等については目下調査中でございます。詳細なものがまだ出ておりませんので、その対策について今からお答え申し上げるということは少し早過ぎるのではないかと思いますが、従来の天災との関係におきまして、個別農家に対する被害対策と……

第31回国会 農林水産委員会 第34号(1959/06/10、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂説明員 ただいまの御質問の国鉄運賃法の第一条の問題でありますが、これは、政府としてというお話でありましたが、農林省の直接の関係ではございませんので、私といたしましては十分の知識を持っておりません。ただ、あとで御質問もあろうかと思いますが、今回の公共政策割引につきましては、先ほど局長からも御報告のうちにありました通りに、去る五月三十日の日付で品目の調書を国鉄に送りますときに、それにつけ加えまして、引き続きこの割引の延長方を申し入れております。
【次の発言】 国鉄運賃の問題、わけても農林水産物に関する運賃についていろいろ御意見を開陳され、御激励を受けたのでありますが、お話の点はいろいろ私ども……

第31回国会 農林水産委員会 第35号(1959/06/11、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂説明員 ただいま農政課長からお答えいたしました通りでありますが、今回の果樹の被害につきましても、樹勢回復なり、あるいは農薬等についての陳情も受けております。従いまして、統計調査部で調査いたしております調査の詳細な被害額が判明次第、過去の対策とも対照いたしまして、適当に対策を講じて参りたいと考えております。
【次の発言】 ただいま金融課長からもお答えいたしました通りに、現在被害額の実態をつかむべくせつかく努力をいたしております。そこで、天災融資法の指定についてでありますが、現在判明いたしております程度では天災法の発動は困難かと存じております。しかしながら、御指摘の通りに、被害の特質もよくこ……


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第32回国会(1959/06/22〜1959/07/03)

第32回国会 農林水産委員会 第1号(1959/07/02、28期、自由民主党)

○石坂繁君 ただいま委員長から特別の御許可を得ましたので、この際一言ごあいさつを申し上げます。  私は、過去一年余り農林政務次官といたしまして皆様方に大へんお世話になって参りましたが、去る六月三十日退職することになり、昨日事務引き継ぎ等も完了いたしました次第でございます。この間、私といたしましては誠意をもって努力いたしましたつもりではありますけれども、微力、皆さん方の御期待に沿うことのできなかったことを今日はなはだじくじたる思いをいたしております。しかしながら、皆さん方の与えられました御好意に対しましては深く感謝いたしております。  なお、私の後任といたされましては、経験の深い、また練達な小枝……


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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 外務委員会 第6号(1960/03/31、28期、自由民主党)

○石坂委員 関連して。ただいまの国の債権に関する時効の問題でありますが、念のために伺っておきたいと思います。ただいまの説明員の御答弁では、国の債権については債権管理官がその職務を怠らざる限りにおいては、時効の進行するはずがないすなわち催告等の方法によって時効中断の手続をとっているから、時効の進行するはずがない。ただし特別の場合、債権を免除するような場合は、債権管理法の規定にある場合には免除することもあるが、しからざる場合において免除する場合においては、特別の立法を必要とする、そうして渡航資金貸付については、今まで特別立法を必要とするようなケースは出ておらない、こういうふうに承知してよろしゅうご……

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第6号(1960/03/11、28期、自由民主党)

○石坂委員 安保条約の改定問題は、内外に対しまして重大なる影響のある問題でありまするだけに、これにいろいろの議論があるのは、まことにやむを得ないことだと考えております。われわれは、国会におきまして十分の審議を尽くしまして、われわれ自体も認識を深めますとともに、国民の皆さん方にも十分納得していただきたいのでありますが、私はかような趣旨をもちまして政府の所信を伺いたいと存じます。  さて、先日の愛知委員の総括的質問によりまして、重要な点が質疑応答されたのでございますが、そのおもなる点は、第一は、条約の改定に至るまでの経過、第三は、現下の世界情勢の判断についての政府の考え方、第三は、安全保障の必要性……


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第35回国会(1960/07/18〜1960/07/22)

第35回国会 農林水産委員会 第4号(1960/09/01、28期、自由民主党)

○石坂委員 大臣の時間の御都合もあるようでありますから、私は主として恒久対策について簡潔に伺いたいと思います。  その前に、先ほど大臣の答弁で言葉が足りなかったと思うのですけれども、今回の旱魃は北九州、山口という御理解のようでありましたが、北九州だけではなく、中部九州、南九州、すなわち熊本県、鹿児島県、宮崎県等も旱魃はひどい、この御認識の上に立って、なお大臣を含めました農林省首脳部が適当なときに親しく現地を御視察せられますように、まず要望いたしておきます。  ところで恒久対策を伺います前に、一応応急対策について倉成君の質疑応答のうちで伺っておきたいことは、今回の旱魃に対する施策も三十三年度の措……


石坂繁[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院28期)

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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 内閣委員会各省設置法改正案等審査小委員会 第2号(1959/02/13、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 官房長が参っておりますから、官房長からお答えいたします。

第31回国会 農林水産委員会農業法人等に関する調査小委員会 第2号(1959/03/31、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 成文法はある固定した性格を持つものであります。しかるに、人間の社会生活の諸種の現象、経済現象というものは、日に新たに変化していくものだと思います。従いまして、現実の問題と成文法との間に往々にしてギャップのできておることは否定できないのであります。先ほど足鹿委員からいろいろ御指摘になりましたが、この農業法人の現実の問題は農地法等からはるかに前進いたしておるわけでありまして、この点の現実と法との調和をいかにするかということが大きな問題になっておるかと思いますが、問題は決してそのような便々として推移すべきものではないのであります。お前たちの処理がおくれておるじゃないかとおっしゃれば、……

第31回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1959/02/27、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 井手委員の御説の通りに、災害資金はきわめて急を要する問題であり、またできるだけ要望の線に沿うような金額であることが望ましいことは言を待たないのであります。しかるにただいま御指摘の通りに、積み上げた総額十二億、しかもそれもまだ全額きまらず、のみならず五割程度しかきまっておらぬじゃないか。現実の状態は被災者に対しまして私どももまことに気の毒に存じております。そこで井手委員の第一の質問でありますが、中金を相手にしておっては、どうも早急にいかないから、他の政府資金を回したらどうかという御質疑のようでありますが、この点はいろいろ検討を要する点もございまして、これはなかなか困難な問題だと思……

第31回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1959/02/27、28期、自由民主党)【政府役職】

○石坂政府委員 建設青年隊に関しまして非常に関係の深かった田村委員の御質問でございますが、農林省関係の農村青年建設隊は、御承知の通り昭和二十七年に創設いたしましてから今日まで、主として農村建設を目的といたしまして開墾、建設、土地改良等に訓練を向け、またこれに従事して参ったのであります。従いまして修了後の就職あるいは仕事の場もこういう方面に多く働いておるような状態であります。古来の農村の二、三男対策ということは、この農村青年建設隊の大きな目的の一つであります。さらにこの後はこの青年隊の活動の面を今申しましたような面で充実いたして参りますと同時に、漸次海外移住関係といたしましても強力に取り上げて参……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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