斎藤憲三 衆議院議員
29期国会発言一覧

斎藤憲三[衆]在籍期 : 26期-27期-|29期|-31期
斎藤憲三[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは斎藤憲三衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院29期)

 期間中、衆議院本会議での発言なし。
斎藤憲三[衆]本会議発言(全期間)
26期-27期-|29期|-31期

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委員会発言一覧(衆議院29期)

斎藤憲三[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
26期-27期-|29期|-31期
第37回国会(1960/12/05〜1960/12/22)

第37回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1960/12/21、29期、自由民主党)

○齋藤(憲)委員 関連して。  この南極問題に関しましては、本年がちょうど白瀬中尉が第一回南極探検を始めましてから五十年に相当するのであります。白瀬中尉は、私の出生地のごく近くの出身でございまして、郵政省では、この白瀬中尉南極探検五十周年を記念いたしまして、本年は記念切手を発行したのであります。十円切手八百万枚と私は聞いておるのでございますが、ようやくこの国際地球観測年に日本も参加するだけの実力を持ちまして、南極の実態を数年にわたって調査することができたわけでございます。西堀越冬隊長にいろいろな話を聞きますと、日本が獲得いたしました昭和基地は、南極における最もすぐれた基地であって、ここに日本が……

第37回国会 商工委員会 第6号(1960/12/21、29期、自由民主党)

○齋藤(憲)委員 私は簡単に御質問申し上げますが、きょう御答弁いただかなくてもいいのでございます。それは、私、石油資源開発株式会社に関する法案を全部取りまとめまして、昨日からこれを読み返しておったのでございますが、先ほど田中委員から御質問がございましたように、石油資源開発会社を作りました立法精神は、あくまでも日本の国内に実在する石油資源の状態を確保するということにあったのだろうと思うのであります。それを実行しますために、まず五カ年計画を立てて、目標を国内産を百万キロリットルにするというので実行して参ったのでありますが、探鉱開発の実情から、初年度、次年度は成績は上がらなかったけれども、年を追うに……

第37回国会 商工委員会 第7号(1960/12/22、29期、自由民主党)

○齋藤(憲)委員 関連して。今の鉄鋼行政ですが、昭和四十五年度には四千八百万トン、そうしますと、原材料並びに強粘結炭というものは、これも非常に大きくなってくる。そこで私の伺っておきたいことは、こういう所得倍増計画に準じて、日本の鉄鋼生産というものが、急速度に大きくなっていかなければならない。溶鉱炉だけにたよって、はたして原材料としての日本の鉄というものが、世界のあらゆる機械産業あるいは自動車工業というものに比肩して、所得倍増のために、いろいろな貿易の自由化に対処していけるかどうかということ、これはいろいろ議論がありますから、ここであえて御答弁を求めようとするものではございませんが、そういう点も……


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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1961/03/22、29期、自由民主党)

○齋藤(憲)委員 私も、次会に新技術開発事業団について質問いたしたいと思いますが、その質問の予備知識を得るために、一つだけ伺っておきたいのは、「新らしく発足した新技術の開発」という理化学研究所の発行したものに書いてありますが、この理化学研究所で従来新技術開発部としておやりになった構想を、新技術開発事業団はそのまま受け継いでいく構想であるか、それとも、今回新しく事業団として発足するのであるから、そうではなくて、もっと別な構想を加えて発足するつもりなのか、それだけ私ちょっと承っておきます。
【次の発言】 次会の適当な機会に瞬間を一つ与えていただきまして、質問いたしたいと思います。

第38回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1961/03/23、29期、自由民主党)

○齋藤(憲)委員 私は、ただいま議題になっております新技術開発事業団法案に対して、簡単に御質問申し上げたいと思います。  昨日の委員会で、当局に、今回提案された新技術開発事業団のやり方は、従来、理化学研究所の一部として置かれておった新技術開発部のやり方と同じ考え方で、同じことをやるのかと御質問申し上げたのに対して、その通りだという御回答を得たのでありますが、私の考え方からいきますと、せっかくこの新技術開発事業団法というものが制定されようという機運になっておるのでありますから、従来理化学研究所の一部として併置されておった新技術開発部というものからもう一段と飛躍した体制、もう一段と飛躍した考え方に……

第38回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1961/03/29、29期、自由民主党)【議会役職】

○齋藤委員長代理 それでは、この際、先般原子力委員に御就任になられました駒形作次君及び西村熊雄君より発言を求められておりますので、これを許します。駒形作次君。
【次の発言】 西村熊雄君。
【次の発言】 両原子力委員の発言が終わりましたので、引き続き質疑を続行いたします。
【次の発言】 石川次夫君。
【次の発言】 ただいまの石川委員のお申し出につきましては、委員長の万で適当に取り計らいます。  本日は、この程度で散会いたします。   午後三時二十五分散会

第38回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1961/04/06、29期、自由民主党)

○齋藤(憲)委員 念のために、私は、当局の御意向を承っておきたいと思うのでありますが、いやしくも科学技術の振興というものは、科学技術庁設置法第三条に書いてあるまでもなく、「国民経済の発展に寄与する」という目的を持って科学技術の振興をはかる、これが科学技術庁設置の大眼目であろうと私は思うのであります。との科学技術庁設置法に「人文科学のみに係るもの及び大学における研究に係るものを除く。」こういうことが書いてあるのであります。でありますから、人文科学に関するものは国家経済に関係のないものもある。それからまた、大学の研究というものは、あえて国家経済を考えないでいろいろな方面に対する研究を行なうのだ、し……

第38回国会 科学技術振興対策特別委員会 第9号(1961/04/12、29期、自由民主党)

○齋藤(憲)委員 時間もおそくなっておりますし、長官少しかぜぎみだということも承っておりますので、なるべく大臣に御答弁をちょうだいいたしたい点にだけ局限をいたしまして、簡潔に御質問を申し上げたいと存ずる次第であります。  この原子力損害の賠償に関する法律案は、原子力平和利用を推進して参りますにつきましては、どうしてもこれを制定しなければならない重大法案でございまして、日本の原子力平和利用の推進の最初から、なるべく早くこの法律を制定して、一般国民大衆に安全感を与えなければならないということをわれわれも考えておったのでございますが、なかなか問題がむずかしいために、今日までまだ制定を見ないでおるもの……

第38回国会 科学技術振興対策特別委員会 第12号(1961/04/19、29期、自由民主党)

○齋藤(憲)委員 関連して。私は、この間御質問申し上げて、大体この法案に対しましては、満足でなくても、緊急必要性上、この法案の通過を心から希望しておるものであります。ただ、これは私の欠席しております間に質問があったかどうかわかりませんが、第二条第二項に「当該原子力事業者の従業員の業務上受けた損害を除く。」というのがあるのです。これは労災法によって十分補いがつくから、この点は心配がないという御答弁がございましたので、私は、一応それを了といたしたのでありますが、家へ帰って考えてみますと、どうもこの点がまだふに落ちない点があるわけであります。というのは、私から申し上げるまでもなく、原子力平和利用は、……

第38回国会 科学技術振興対策特別委員会 第17号(1961/05/11、29期、自由民主党)

○齋藤(憲)委員 簡単に質問を申し上げて、最後に池田長官に御答弁を願いたいと思うのでございます。  問題は、無過失責任及び責任の集中と、これに対する求償権の第三条ないし第五条に関する問題であります。この前も、私がこの求償権につきまして質問を申し上げた速記録を読み返してみますと、私自身、言葉が足りなかったために、得心がいかない点が残っておりますので、これを一つはっきりさせておきたいと思うのであります。  第三条には「原子炉の運転の際、当該原子炉の運転等により原子力損害を与えたときは、当該原子炉の運転等に係る原子力事業者がその損害を賠償する責任に任ずる。」とあります。そして、この求償権は、故意また……

第38回国会 科学技術振興対策特別委員会 第18号(1961/05/16、29期、自由民主党)

○齋藤(憲)委員 ちょっと関連して。今のレントゲン障害ですが、この原子力問題が国会の特別委員会で扱われるようになった最初に、このレントゲン障害に対しての取り扱いはどこで行なうべきか、原子力局でやるべきか、あるいは厚生省でやるべきかという問題が起きて、その当時、厚生省からも係官にこの委員会に来てもらって、いろいろ論議をしたのですが、どうしても厚生省所管にしてもらいたいということで、私の記憶からいたしますと、原子力局で取り扱わないことになったように思うのです。しかし、本質的な点から言うと、エックス光線もガンマ線でありますから、強弱はあっても、当然放射線障害としては同等の災害が起こるものと考えなけれ……

第38回国会 科学技術振興対策特別委員会 第20号(1961/05/31、29期、自由民主党)

○齋藤(憲)委員 私は、過去二カ年半、国会における原子力問題の戦列を離れておったために、その間、国会を中心として日本の原子力問題がどういう態勢のもとに進展を続けてきたかはよく知らないのであります。また、二年半の間あまり勉強もいたしませんでしたので、原子力問題についてはすでに時代おくれの頭しか持っておらない、そう自分では考えているのであります。  原子力予算が昭和二十九年に初めて国会を通過いたしましてから八年になるわけであります。この間に、外観的には、予想以上に日本の原子力体制というものは整った、こう私は見ておるのでありますが、ただいまいろいろお話を承りますと、特に河合さんの十カ年計画に対する御……

第38回国会 科学技術振興対策特別委員会 第22号(1961/06/07、29期、自由民主党)

○齋藤(憲)委員 きょうは科学技術会議の梶井、内海両議員の御出席をお願いしたのでございますが、私は、この科学技術会議設置法の立案当時は国会におったのでございますが、科学技術会議設置法が通過をいたしますときは、私は落選中で、この国会に議席を持っておらなかったわけであります。それで、この科学技術会議設置法の一番大きなねらいというものは、この(目的及び設置)第一条、それから(諮問)第二条、これに明記されておるわけであります。その設置法の精神に基づきまして、総理大臣から第一号の諮問として、「十年後を目標とする科学技術振興の総合的基本方策について」という諮問が出まして、それに対しまして、昨年十月四日、答……

第38回国会 商工委員会 第7号(1961/02/22、29期、自由民主党)

○齋藤(憲)委員 関連質問をさしていただきます。例の炭層ガスの問題は数年前から国会で取り上げられておったようでありますが、これは根本的に鉱業法に欠陥があるので、石炭と天然ガスは同種鉱物に取り扱っておらない。従って常磐炭田のごときは、石炭鉱区の上に石油鉱区を申請すると、石炭鉱区を許可していかなければならないという不合理性があったために、その炭層ガスをどう取り扱うかという困った問題が起きて、これは石炭層上下百メートルを限って賦存する天然ガスは石炭ガスだ、こういう便法を今とっているはずであります。従いまして、こういう根本的な問題を解決して参りませんと、炭層に賦存しておるところの天然ガス全部の開発とい……

第38回国会 商工委員会 第9号(1961/02/28、29期、自由民主党)

○齋藤(憲)委員 去る二月七日の当委員会において通産大臣から通商産業政策の重点について御説明があったのであります。私もこれを拝聴いたし、またその速記録をも拝見いたしたのでございますが、広範多岐にわたる通産行政に対するところの大体の骨子の御説明であったのでありまして、私もこれに対しては大体賛成を表しておる一人であります。ただわが国の総合エネルギー問題に対しましては、最後の石炭対策にちょっと触れられただけで、一言もそれに言及しておられないのであります。きょう私はここに貴重な時間をいただいて御質問申し上げようとしておるのは、その総合エネルギー対策の小の石油及び天然ガスについて御質問申し上げたいと思っ……

第38回国会 商工委員会 第11号(1961/03/10、29期、自由民主党)

○齋藤(憲)委員 私は本日参考人の方々の御熱心な御意見を伺いまして、非常に益するところがあったことを深くお礼を申し上げたいと思うのでありますが、二月二十八日私は天然ガス開発を目的として、政府当局にいろいろ質問いたしておりますから、それを一応参考人の方もお読みを願えれば私非常に光栄だと思うのであります。私といたしましては、なるべく国定財源を豊富にいたしまして、たとえて申しますと、ガソリン税の一割くらいは海外及び国内の石油、天然ガス探鉱開発費というようなものに充当しまして、内外を問わず大いに石油、天然ガスの大増産を行なって、日本の将来における総合エネルギーの確立をはかりたいと考えておるのであります……

第38回国会 商工委員会 第19号(1961/03/29、29期、自由民主党)

○齋藤(憲)委員 関連して。ただいまの通産大臣の御答弁ですが、これは今度総理大臣の出席を要求して、科学技術行政という全般のあり方から科学技術庁というものの所掌事務及び通産省としての科学技術に関する所掌事務という本筋に、これから国策的に入るのじゃないか、私はこう思っておるのであります。ですから今の御答弁を聞くと、何か科学技術行政に関して、はっきりとした現実的な線が引かれておって、それでもってずっと科学技術行政というものは、将来も推し進められるように受け取られるのですが、私はそうでなく、科学技術庁を設置したのは、科学技術行政というもののあり方を大局から判断して、世界各国の科学技術行政におくれないよ……


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第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1961/10/05、29期、自由民主党)

○齋藤(憲)委員 新任三木長官の所信表明を承ったのでありますが、この所信表明に対しましての質問は、今後委員会開催のつど、私の方でも、科学技術振興に対する想を練って御質問を順次申し上げて参りたいと思うのでありますが、本日は臨時国会における本委員会の最初の日でございますので、希望をまぜて御質問を申し上げたいと思うのであります。  まず、劈頭に委員長に一つお願いを申し上げておきたいのは、従来、科学技術振興対策特別委員会の委員の出席率はきわめて低調であります。長官の御所信にもございました通り、科学技術が国の繁栄のための基盤であるということが真実であるといたしますならば、国家最高の機関における当委員会の……

第39回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1961/10/11、29期、自由民主党)

○齋藤(憲)委員 きょうは、長官並びに科学技術会議の梶井、内海両先生おそろいでございますから、簡単に基本法に関して御質問申し上げたいと思います。もちろん、私は、基本法ほかくあらねばならないという考え方を、コンクリートして御質問を申し上げるのではありません。私も、どうしても基本法というものはなければならないと思うのでありますが、しからば、どういう基本法が適当であるかというととを自分なりに一つ勉強してみたい、そういう観点から、長官の御構想なり諸先生方の御構想を承っておきたい、こういう立場で御質問申し上げたいと思うのであります。  過日、長官の御所信御表明の際に、私も御質問を申し上げたのでありますが……

第39回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1961/10/13、29期、自由民主党)

○齋藤(憲)委員 原子力問題もだいぶ実質的に発展を見まして、専門的な分野が多くなったために、そういう点に関しましてしろうとの私は御質問申し上げる段階にないと思うのでありますが、いずれ、きょうお話願いました点に関しましては、会議録が手元に届きまして、これを一読いたしましてから了解に苦しむ点がございましたら、また御質問申し上げたい、そう思います。  ただ、この際、きょうの機会をとらえまして伺っておきたいことは、原子力問題が日本に発生いたしましてからもう五カ年以上を経過いたしておるわけでございますが、今、原子力委員会ではどこに焦点を一番大きくしぼって原子力の日本におけるレベルを上げようとしておられる……

第39回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1961/10/25、29期、自由民主党)

○齋藤(憲)委員 大臣にお伺いしたいのであります。  原子力局に五十メガトン核爆発実験の被害について、早急善処するようにという御指示をなさったそうでありますが、これは私の考えからいたしますと、なかなか困難な、しかも、緊急を要する問題だと思うのでありまして、こういう点につきましては、ただ関係各省庁の間でこの問題について論議を重ねておりますうちに、どんどん汚染した空気の被害はくるし、灰は降ってくるし、これに対する緊急対策というものは、やはり科学技術庁長官として断行せられる以外に方法はないのじゃないかと私は思う。そう考えておるのでございますが、それに伴う国費というものも相当必要だと思うのであります。……

第39回国会 科学技術振興対策特別委員会 第9号(1961/11/02、29期、自由民主党)

○齋藤(憲)委員 国会も終了いたしまして、これから長官に委員会でお目にかかる機会も当分ないと思うのであります。きょうは、私は委員各位並びに参考人各位の質疑応答を承っておって、特にこの通常国会開催までに長官にぜひとも努力をしていただきたい、そう思う点を感じましたので、一つお願いを申し上げておきたいと思うのであります。  それは、この五十メガトンの核爆発実験に伴いまして、ただいまここで展開されましたような質疑応答、並びに世間では大騒ぎをしておるわけですが、私の考え方からいたしますと、国会もこれは責任があるし、また、政府も責任がある、特に原子力委員会も責任がある、こう思うのであります。というのは、こ……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1961/12/15、29期、自由民主党)

○齋藤(憲)委員 動議を提出いたします。委員長の互選は、投票を用いないで、前田正男君を委員長に推薦いたしたいと存じます。お諮り願います。

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1961/12/20、29期、自由民主党)

○齋藤(憲)委員 動議を提出いたします。  理事は、その数を八名とし、参員長において指名せられんことを望みます。
【次の発言】 きょうは長官も御出席がありませんので、あえて御質問ということではなしに、私の了解できない点についてお話を一つ伺っておきたいと思うのでありますが、これは先ほどの御説明にございました通り、六月のケネディ・池田会談によって、日米科学協力に関する委員会を設けるということになったのであります。その後新聞紙上でいろいろ了知いたしただけで、われわれといたしましては、どういう性格を持ってこれが行なわれるのであるか、その会議が終わった今日でも、これはどういう性格のものであるかがちょっと……

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1962/02/01、29期、自由民主党)

○齋藤(憲)委員 長官の所信に対する質問の参考として、資料の要求を申し上げておきたいと思います。総理大臣の施政方針の演説にも、文教と科学技術の振興というものが一括して取り上げられておるのであります。きょうは長谷川政務次官が出席されまして、まさに文教と科学技術振興が渾然一体をなしたような感がありまして、この委員会も将来の運営において、特に文部当局の出席をたびたびお願いをして、文教と科学技術の一体化をはかって参りたいと思うのであります。  施政方針演説の中には「政府が、明年度の予算編成にあたり、新時代に即応する科学技術の開発並びに科学技術者の養成とともに、最も力点を置いたところであります。」という……

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1962/02/08、29期、自由民主党)

○齋藤(憲)委員 私は、ここにお許しを得まして、これから三木長官の三十七年度における基本的施策に関する御所信に対し質問を申し上げんとするものでありますが、長官の御所信に対しましては、もとより私も衷心より賛意を表するにやぶさかでないのであります。しかしながら、その申し述べられた長官のお言葉から私が感じ取った意味と、長官がお考えになっておる意味との間に、もし食い違いがあったり相違があったりしては、あとあとに支障がくると考えますので、重大な科学技術振興に関する長官の御所信でありますから、念のためお伺いをいたして、はっきりとした御所信に対する認識を得たいと考えているにほかならないのであります。従って、……

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1962/02/15、29期、自由民主党)

○齋藤(憲)委員 この南極観測につきましては、ちょうど昭和三十一年の四年十八日に、科学技術振興対策特別委員会に茅誠司先生、永田武先生、長谷川万吉先生の御三人がおいでになりまして、日本学術会議南極特別委員長という資格、南極地域観測隊長という資格、日本学術会議国際地球観測年研究連絡委員長という資格でお三方が、南極観測を行なう目的並びに計画その他準備について、懇切丁寧にわれわれに御説明をして下さったのでありますのそれに対しまして、当委員会といたしましては、南極観測というものは地球観測年間に関する行事であるけれども、いわゆる自然科学という観点からいくと、きわめて重大な意義を有するものである。従って、そ……

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第8号(1962/02/21、29期、自由民主党)

○齋藤(憲)委員 最初に質問の趣旨を申し上げて、それに沿うて御答弁をお願いいたしたいと思います。  南極観測が、宗谷及びヘリコプターの問題から継続不可能であるという理由のもとに、昭和基地が閉鎖されたのであります。このことに関しましては、かねてこの特別委員会を通じまして、再三再四にわたって、継続するように当局の善処を促して参りました委員の一人としては、まことに遺憾を表明せざるを得ないのであります。と同時に、新聞紙あるいはその他の報道機関の文意にも、きわめて国民的な遺憾の意が表されてあるのであります。私が本日御質問を申し上げんとすることは、一たん昭和空地が閉鎖ときまりました以上、直ちにこれを再開を……

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第9号(1962/02/22、29期、自由民主党)

○齋藤(憲)委員 日本原子力研究所法の一部を改正する法律案につきまして、簡単に御質問申し上げたいと思います。  この一部改正法律案は、第十条中理事「「六人」を「七人」に改める。」この理由は、「放射線化学の研究業務に係る管理機能を強化するため、同研究所の理事の定数を一人増加する必要がある。」という提案の理由でございます。まず第一にお伺いいたしておきたいのは、事務当局に対して、放射線化学という概念、これは一体どういうことを意味するのか。これを一つ御説明願いたい。
【次の発言】 ただいまの御説明で、大体今回原子力研究所に新たに付置せられる放射線化学中央研究所の業務の目的がわかったような気がするのであ……

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第10号(1962/02/28、29期、自由民主党)

○齋藤(憲)委員 地球観測年から宇宙観測年に急テンポで進み、ソ連、アメリカが人工衛星の打ち上げに成功いたしまして、国会といたしましても、この急速な進歩について参りますにはよほど勉強いたさなければならぬのであります。とにかく、しろうとではなかなか了解に苦しむ分野に問題が展開して参っておるわけであります。そういう意味で、きょうお二人の先生においでを願いまして、科学技術庁が数年前から取り上げております宇宙開発の問題にわれわれも協力して、なるべく先進国に劣らないように一つ国会でも努力をいたしたい、こういう意味でお話を承ったのであります。何分にも、いわゆる何十万光年とか何百万光年とかいう、ちょっと私らの……

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第11号(1962/03/01、29期、自由民主党)

○齋藤(憲)委員 私の関連質問はごく簡単でございますからお許しを願いたいと思います。  今、安倍委員並びに中曽根委員から原子力発電の十カ年計画についていろいろ御質問がございました。私の関連質問は、今中曽根委員からもお話がございました通り、日本の貿易の自由化を前提といたしまして初めて大きな問題にこのエネルギーという問題がぶつかっておるわけでございます。それは石油業法をどう規制するかということで、今非常に大きな問題となっておることは御承知の通りであります。今後十カ年間に二億キロリットルの石油というような大きな目標が出て、わずかに一%ないし二%が国内石油であり、アラビア、スマトラを加えてもなかなか一……

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第12号(1962/03/08、29期、自由民主党)

○齋藤(憲)委員 関連して。第二号炉敷地問題について、きょうは長官は見えておりませんが、政務次官並びに原子力局長がお見えになっておりますからお伺いしておきたいのであります。  私といたしましては、日本の総合エネルギー対策の前途を考えますと、どうしてもある時期において、大幅な原子力発電によって総合エネルギーに大きな筋金を入れなければならない時期が到達すると思うのであります。それについては、ただいまの安倍委員からの御質問にもございました通り、第二号炉を目標として、数カ所、もしできるならば数十カ所の候補地を選定して、これに対して調査を遂行していくということが望ましい形ではないかと思うのであります。た……

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第13号(1962/03/14、29期、自由民主党)

○齋藤(憲)委員 私は、長官の所信御表明につきまして、きょうは最後の締めくくりをしておきたいと思いまして、大へん御多忙中長官の御出席をお願いしたわけであります。  この前、長官の所信に対しましては私も御質問を申し上げて、大体そのお考えを了解いたしたのであります。きょうお伺いいたしますことは、科学技術を振興するには一体基本的な考えとしてどういうことをお考えになっておるのかという点であります。これは非常に当たらないかもしれませんが、私といたしましては、やはり科学技術というものは、人間個々の頭脳から生まれる、英知から生まれる創意工夫に基盤があるのであって、これを引き出すにはどうしても科学技術教育を徹……

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第14号(1962/03/15、29期、自由民主党)

○齋藤(憲)委員 三月八日の本委員会で、安倍委員、岡委員の質疑応答によっての結論が明確に得られませんでしたので、候補地問題、射爆場問題、アイソトープ・センターの問題、原子力アジア会議の問題、燃料問題、こういうものに対して当局の統一見解を御発表願いたいということを申し上げておったのですが、きょうは長官お忙しいようでありますから、この統一見解を承りまするのは後日に譲って、一つゆっくり承りたい、こう思うのであります。  ただ、先ほど候補地選定の問題について、岡委員からの御質問に対しての御答弁があったのであります。私ちょっと頭が悪いので、了解しがたかったのでありまして、大へん失礼ですが、もう一ぺん御答……

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第15号(1962/03/22、29期、自由民主党)

○齋藤(憲)委員 今の京都大学の研究用原子炉は、全然性質が違うのです。これは石川委員も御承知の通り、原子力委員会に何らの相談なくして、文部省が単独にあの予算をとったのです。ですから、あの当時、これは文部省と大蔵省とのやみ取引きだとわれわれは言ったのです。そして今度、宇治川のところを候補地に選んだら反対を食ってまごついて、どこへいってもきまらないので、土地選定というものはどうしたらいいか、原子力委員会にきめてもらえないか、と言ってきたのです。けれども、これは大学の研究であるからノー・タッチの方がいいだろうというので、あまり深入りしなかったということです。この原子力平和利用の発電計画というものは、……

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第16号(1962/03/23、29期、自由民主党)

○齋藤(憲)委員 第五次南極地域観測隊越冬隊長として、村山さんは第二回目の重責をお果たしになってお帰りになったわけでありますが、国民の一人といたしまして、まことに御苦労千万で、厚く御礼を申し上げる次第でございます。  ただいまいろいろ御説明を賜わりましたが、未知の世界に対して、しろうとのわれわれはちょうだいしたグラフあるいは映画等によってわずかに南極の実態というものを知るだけであります。国民といたしましては、この未知の天地に対して、日本が科学技術的な調査、研究を遂行して、世界の進運に劣らないような体制を形作っていくということに対しましては、心ある者は、考若男女を問わず、みな非常な関心を抱いてお……

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第17号(1962/03/28、29期、自由民主党)

○齋藤(憲)委員 ただいま岡委員の御質問にも、フォールアウトの問題に対しては政府は早急に強力な対策を立てなければいかぬじゃないか、もう、少し手おくれの状態にあるのではないかというような御意見もございました。過日御提案になりました原子力委員会設置法の一部を改正する法律案、これをなるべく急速に衆参両院を通過せしめて、この法律の趣旨に基づいて、政府当局は強力なフォールアウト対策を立てていただきたいと思うのでございます。もちろんこの改正法律案には賛成でございます。一日も早くこれが実現を望むのでございますが、何らの審査を行なわずして法案の通過を見たいということは、後日非常に形が悪いと思いますので、一応簡……

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第18号(1962/04/04、29期、自由民主党)

○齋藤(憲)委員 時間もだいぶおそくなりましたから、私は簡単に御質問申し上げて、後学のために御答弁をいただきたいと思うのであります。  中性洗剤問題を二日ほど前に聞きまして、それから三月二十一日の朝日新聞で山越先生の「中性洗剤問題に対策を」という記事を拝見いたしまして、これは相当各家庭に甚大な影響がある問題だと考えて、私のうちへ帰って聞いてみましたら、やはり中性洗剤を盛んに使っておる。それで、身体に危険があるといけないからといってストップを命じたのです。私だけでなく、こういう記事が出ますと、各家庭に非常な大きな影響がきているんじゃないか、こう思うのであります。ところが、きょうお集まりを願いまし……

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第19号(1962/04/06、29期、自由民主党)

○齋藤(憲)委員 私は、この際簡単に、国内問題で原子力局に御質問申し上げたいと思います。  日本の原子力平和利用推進の根底をなします日本国内における燃料の問題でございますが、今日まで人形峠に対してどれだけの探鉱試掘費をかけられたか、概算をちょっとお知らせ願います。
【次の発言】 この人形峠の予想鉱量を含めて二百四十万トン、〇・〇七%の原鉱石に対して、埋蔵地方はもちろんのこと、われわれも一刻も早く国内において適当に処理をして国際市価に追いつくような体制を早く見出してもらいたいということを考えておるのでございますが、去る三月二十四日の日刊工業新聞に、低品位ウラン鉱石から炉燃料を経済的に処理すること……

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第20号(1962/04/12、29期、自由民主党)

○齋藤(憲)委員 今の御説明を承りまして、選定基準ですが、注目発明「新技術の開拓に役立つか若しくは実施効果が顕著なものと認められるもの。」そうしますと、新技術開発事業団の対象となるものは特許の中でも注目発明がおもであるかどうかということです。「新技術の開拓に役立つか若しくは実施効果が顕著なものと認められるもの」それ一つと、それから「実施効果が顕著なもの」ということは、この発明が特許になって、そして特許を実施して効果があったと認められなければならないわけですから、必ず特許を一ぺん実施させるわけですね。実施をするときに、官庁が立ち会ってその効果を調べるのかどうか。  それからもう一つは、実用発明「……

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第21号(1962/04/18、29期、自由民主党)

○齋藤(憲)委員 きょうは発明の日で、参考人各位においでを願いましていろいろお話を承りましたことを非常にうれしく、また記念日に相当するわれわれの行事の一つとして喜んでおるのでございます。いろいろ参考人各位に対してもお話を承りたいと思うのでありますけれども、もう時間もおそくなりましたので、それは一切後日に譲ることにいたしまして、ただ感謝の意だけを表させていただきたいと思うのであります。  ただ、この際、国会も終末に近づきましたので、特にこの科学技術の振興という問題に思いをいたしますと、常に発明というものがその中核をなしてくるわけであります。この発明を国家の法的措置をもって擁護しまた発展せしめると……

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第22号(1962/04/25、29期、自由民主党)

○齋藤(憲)委員 ただいま参考人の牛山博士、荻原博士のお話を伺いましたが、事はきわめて専門のお話で、しろうとの私にはほとんど、従来関係のない問題でございますので、了解は困難でございますが、これは岡先生その他専門の方があとで御質問下さることと思いますので、私といたしましては、ただ政治的に、ガンというものを将来日本はいかなる方法によって克服すべきものであるかというような観点から一つ御質問申し上げて、お答えをいただきたいと思うのであります。  ガンの最近の猛威は、われわれの同僚をたくさん幽明境を異にさしておるのであります。昨日の夕刊にもありましたが、私の親友であります前代議士佐竹晴記君が食道ガンでと……

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第23号(1962/04/26、29期、自由民主党)

○齋藤(憲)委員 私の御質問を申し上げたいのは、ずいぶん前に原子力発電所候補地選定に関して、当局はいかなる構想をもってこれに当たられるかという点に対して、御答弁が統一されておらないようなうらみがありましたので、十分原子力委員会においてもこの問題について御協議を賜わり、また、行政担当の原子力局としても、それについて関係通産当局とも御協議を願った上で、はっきりとした将来の原子力発電所候補地選定に関する統一見解を承りたいという御要求を申し上げておったのであります。国会ももうすでに会期末に近くなって参りましたので、この際これに対して御答弁を願いたい、こう思っております。  と申しますのは、原子力発電は……

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第24号(1962/05/08、29期、自由民主党)

○齋藤(憲)委員 関連。簡単に今の問題で当局に何っておきたいと思います。この前、兼重原子力委員の統一見解御発表によりまして、原子燃料の国産化については「公社及び民間において開発された最も有利な製錬方式を採用する。」これに対して、どういう具体的の方法かという御質問を申し上げましたところ、原子力局長並びに兼重原子力委員から、専用部会を設けてその製錬方法の適否について検討を加えるということも一つの考え方であるという御答弁があったのでございますが、もちろんこれは技術的な問題でございます。今、舟木工大教授と古河電工で共同製錬の研究をやっておりまする問題は、すでに六つか七つ特許権が確定しておる。それから原……

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第25号(1962/06/01、29期、自由民主党)

○齋藤(憲)委員 本日は御多忙のところ、民間側における原子力発電に関する責任の地位におられる参考人各位が、おのおののお立場で御高説を御発表下さいまして、まことにありがとうございました。うらむらくは、私のこの委員会の参考人各位の御陳述に期待いたしましたのは、BWR、PWR、コールダーホールないしは一般的な情勢の分析の御意見のみでなくて、原子力発電に対する根本的なお考えから、政府当局並びに国会に対していかなる御要望があるのかということを大いに期待して参ったのでございますが、その点はきわめて微温的な御要望に終わったようなうらみがあるのであります。  私たちといたしましては、国会において率先して昭和二……

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第26号(1962/07/10、29期、自由民主党)

○齋藤(憲)委員 この科学協力に関する日米委員会の性格につきましては、この委員会でも前にいろいろ当局へお尋ねいたしましたが、はっきりしてないのです。これは勧告をする委員会だということであったのでありますが、ただいま兼重、鈴江両出席委員からお話を承りますと、来年もこれはやる。アメリカ側ではナショナル・サイエンス・ファンデーションから金を出し、日本では外務省と科学技術庁から金を出す。科学技術庁ではどういう金を出すかというと、調整費もあるのだ。こういうお話でございますが、私から申し上げるまでもないことだと思いますけれども、一体来年もやる日米科学委員会に調整費から金を持ってくるなんという調整費は、私は……

第40回国会 商工委員会 第24号(1962/03/29、29期、自由民主党)

○齋藤(憲)委員 石油界のエキスパートがおいでになりましたから、参考のために一つ簡単にお伺いをいたしておきたいと思います。ただいま御陳述を承りましたお三方は、相異なった立場においていろいろ御意見の御開陳をされたのでありますが、南部参考人の結論は、統制をやる意味における法律でない限り、時限法程度ならばやむを得ないというようなお考えのように承ったのであります。また三村参考人の御開陳は、大いにやってもらわなければいかぬ、これでも弱い、特に国内石油資源の保護育成及び民族石油の将来に対しては大いに行政指導を強化していく、あるいは将来においては買取機関の強力な設備等をやって、あくまでも国内石油資源及び民族……

第40回国会 石炭対策特別委員会 第20号(1962/03/28、29期、自由民主党)【議会役職】

○齋藤(憲)委員長代理 岡田利春君。
【次の発言】 私は専門家じゃないのです。ただ私の選挙区は石油地帯でありまして、またそれと同時に、長い間原子力発電というものにタッチしておりますので、この総合エネルギー的な立場から、石炭の抜本策というものは一体いかにあるべきかということは、私も、一人前の頭でないとしても、考えておるわけであります。そこで、一つ簡単にほんとの参考の意見として拝聴いたしたいと思うのでありますけれども、私から考えますと、日本の国家安全の立場から考えたエネルギーというものは、今では石炭しかない。それは二百億トン石炭があるわけです。しかも炭層地帯における天然ガスというものは、まだ未調査……

第40回国会 石炭対策特別委員会 第22号(1962/04/04、29期、自由民主党)【議会役職】

○齋藤(憲)委員長代理 それでは、次会は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。    午後零時十一分散会


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第41回国会(1962/08/04〜1962/09/02)

第41回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1962/08/22、29期、自由民主党)

○齋藤(憲)委員 関連して。ただいまの佐々木委員の日米科学委員会に関する質問でございますが、これは先国会におきまして私も質問いたましたし、また他の委員の方も当局に向かって御質問申し上げた問題であったと思うのであります。これは日本の総理とアメリカの大統領の話し合いの上に日米科学委員会というものが設けられまして、永続的に日米間の埋もれた、または重大な科学上の問題をお互いに取り上げて共同研究をやる。こういうことに対して、その性格いかんという質問をたびたびこの委員会でやったのでありますが、これは勧告機関である、その勧告しっぱなしでいいのかという問題でございます。新しい長官の所信表明の中に、先ほど佐々木……

第41回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1962/10/10、29期、自由民主党)

○齋藤(憲)委員 簡単に一点だけお伺いいたしておきます。きょうは原子力基本法並びに原子力関係法案の最初の起案執筆者の菅田理事も見えておるのでありますが、私の考えておりますことは、法治国家において一番大切なことは、立法精神がなくなった場合における法の存在であります。われわれが原子力に関する諸法案を与野党一致の形で起草いたしましたときの立法精神というものは、原子力の実体を把握して、それから人生観、国家観、世界観を築き上げるということにあったわけであります。それがいつとはなしに、どうも茶番化されたといっては語弊がありますけれども、そういう本筋をそれて、何か常住茶飯事的な問題と混同された原子力体制にな……

第41回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1962/11/10、29期、自由民主党)

○齋藤(憲)委員 質問をなるべく簡潔にいたしますから、御答弁も簡潔にお願いいたしたいと思います。菊池理事長がプルトニウムを中心とした御視察を一カ月にわたっておやりになりまして、その御報告を承ったのでありますが、私もあまりプルトニウムというものに対しては知識がございません。ただ、研究所の方針として一応承っておきたいことがございますので、御質問申し上げます。  原子力研究所を開設いたしまして、最初の時期における問題は、一体日本の原子力研究所は、これは初めて原子力に取り組むのであるから、一応基礎的な問題も急速度に研究をしなければいかぬし、それから欧米先進国の原子力平和利用に関する研究体制もこれをどん……

第41回国会 商工委員会 第2号(1962/08/22、29期、自由民主党)

○齋藤(憲)委員 関連質問で、簡単に大臣にお伺いをいたしたいと思います。  石油業法審議の過程におきまして、われわれは、本年十月、貿易自由化を前提としての石油に関する国内市場のあり方ということをいろいろ検討いたしたのでありますが、これはなかなか論ずべくしてその見通しというものはむずかしい。そこで、当局の立案になります石油業法というものの制定に賛成をいたしまして、まず、先ほどから御論議がございました通り、非常な混乱はないだろうが、多少の混乱はあるだろう、その混乱の生じた場合に、適切な処置を講じていくというのが一番いいんじゃないかということで私も賛成いたしたのでありますが、そのときに問題になりまし……


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第42回国会(1962/12/08〜1962/12/23)

第42回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1962/12/22、29期、自由民主党)

○齋藤(憲)委員 関連して。私は御質問申し上げますよりは、文部当局並びに科学技術庁当局へ要望を申し上げておきたいと思うのであります。  それは、科学技術振興対策特別委員会において、昭和三十七年二月十五日と二月二十一日の両日にわたりまして、南極観測再開に関する質問を私は申し上げておるのであります。その質問の要点は、南極条約を締結しておりながら、いずれの国にも何らの通報なしに南極観測を中止したのは、南極条約に盛られた精神をじゅうりんしていないか、南極条約の義務違反してないかというような質問を申し上げてあるのであります。これに対して当局は、南極条約に盛られておる義務の違反とは思わないけれども、その精……


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1963/02/20、29期、自由民主党)

○齋藤(憲)委員 きょう御提案の御説明がございました日本原子力船開発事業団法案につきましては、よく勉強をいたしまして、また次会に御質問を申し上げたいと思うのでありますが、長年待望いたしておりました原子力船がいよいよ計画に乗りまして、九年の歳月を経ますと、わが国の原子力の平和利用の一環としてこれを稼働するということは、まことに国家的に慶賀にたえないと思うのであります。  ただ一点、原子力局長にお伺いをいたしておきたいのは、われわれといたしましては、原子力平和利用の体系というものは、こういう大きな問題が台頭するごとにはっきりとした形を整えてやってもらいたい。それは、原子力基本法並びに原子力委員会設……

第43回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1963/02/21、29期、自由民主党)

○齋藤(憲)委員 きょうは時間がありませんから、資料を要求いたしまして、私の質問はこの次にいたしたいと思います。  本日御説明になりました科学技術庁設置法の一部を改正する法律案、それの航空宇宙技術研究所と改称するというその内容を、文書をもって御提示願いたい。  もう一つは、第三の、国立防災科学技術センター、これに対する内容も、文書をもって参考までに御提示をいただきたい。  それから、水戸原子力事務所、これも同様に御提示いただきたい。  もう一つ、昨日ですか、原子力局長にお願いをいたしました日本原子力船開発事業団法案の参考としまして、第二十条の「その業務の運営に関する重要事項に参画させるため、顧……

第43回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1963/02/27、29期、自由民主党)

○齋藤(憲)委員 ただいま議題となっております日本原子力船開発事業団法案並びに一般科学技術振興対策の問題につきまして私は質問をいたしたいと思うのでありますが、だいぶ時間もおそくなりましたから、委員長のお取り計らいで、あした第一陣に質問さしていただければ、きょうは保留しておきます。

第43回国会 科学技術振興対策特別委員会 第8号(1963/02/28、29期、自由民主党)

○齋藤(憲)委員 きょうは、私の質問の課題は、  日本原子力船開発事業団法案。  二つは科学技術基本法案。  三つは、近藤国務大臣の所信について。その所信の内容は、一つは防災、一つは資原、一つは原子力発電、もう一つはウランの粗製錬、放射線障害防止、アジア原子力会議、特別研究促進調整費に関し、日米科学協力に関し、それからガンの問題。  こうたくさんあるのであります。しかし、これだけきょう一日に質問しようとするのではないわけでありますが、なるべくこういう問題に対してきょうは質問申し上げまして、あとは質問をなるべくしないようにいたしたいと思っておるわけであります。  第一の、日本原子力船開発事業団に……

第43回国会 科学技術振興対策特別委員会 第14号(1963/06/13、29期、自由民主党)

○齋藤(憲)委員 ただいまの岡委員と当局の質疑応答につきまして、一点だけ関連質問をさせていただきます。  大気汚染、特にスモッグ問題は、新聞紙上によりますと、学童にはっきり影響がある、東京都の研究グループの医学的証明が出ております。したがいまして、主として工業都市におけるスモッグ問題は、通産行政の面、それから厚生行政の面、またはその他の面からも、だんだん重大な社会問題となっており、特に政治的にこの問題を解決しなければならない時期に立ち至っておるのではないかと思うのであります。私は主として、そういう問題が各省間にわたっての大きな問題となってきておる際に、科学技術庁として当然こういう問題には手を染……

第43回国会 科学技術振興対策特別委員会 第15号(1963/06/27、29期、自由民主党)

○齋藤(憲)委員 科学技術振興に関して御質問を申し上げますが、発明奨励に関する助成金交付の条件というものをひとつお示し願いたい。あれは一体どういうことで交付をするのか、それをひとつ御説明願いたい。
【次の発言】 それでは、その問題は当該局長が出席するまでお預けにしておきます。  日米科学技術合同委員会においてもさらに継続して重要研究課題になっておりますガンの問題、これはぜひひとつ今国会において、われわれがかねてこの委員会において主張しておるような解決の方向に持っていっていただきたい、こう思うのであります。  最近私が手に入れました「アサヒグラフ」というのを見ますと、ここにまた再びガンの問題が大……

第43回国会 科学技術振興対策特別委員会 第16号(1963/07/04、29期、自由民主党)

○齋藤(憲)委員 関連質問でありますから簡単に申し上げますが、科学技術に関する日米科学委員会ですか、あれが毎年連続して行なわれることになっておるわけでありますが、ことしもこれはやるのですか。
【次の発言】 日米両首脳者が話し合いのもとに、日米科学委員会というものを設けて、そうして重要テーマを取り上げて共同研究をやる。私は、これは予算を伴うことでありますから、一体どこの主管事項で、どういうような組織をもってやるのかということをたびたび質問してあるのですけれども、まだ的確な行政的な責任体制というものができてないように考えられるのですが、やはり従来どおりあいまいな状態でこれはやっているのかどうか、何……


斎藤憲三[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
26期-27期-|29期|-31期

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各種会議発言一覧(衆議院29期)

斎藤憲三[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 商工委員会金属鉱山に関する小委員会 第3号(1962/03/16、29期、自由民主党)

○齋藤(憲)小委員 金属鉱山に関して御質問を申し上げます前提として、鉱業法規定の鉱物中、この小委員会で主として取り上げる金属というものは、どの限界であるか、御答弁をお願いいたします。
【次の発言】 そうしますと、この第三条の鉱物を規定している中に、今御説明がございました以外に鉄と砂鉄はどうですか。
【次の発言】 この十月から石油が貿易の自由化品目に入るということで、今石油業法というものが非常に問題になっている。この法定鉱物に規定されている金属の中で、貿易の自由化品目に指定されているものと、まだ指定されてないものがあるわけですか。
【次の発言】 その貿易自由化品目に指定されておる中で、現在の関税……

第40回国会 商工委員会金属鉱山に関する小委員会 第4号(1962/03/27、29期、自由民主党)

○齋藤(憲)小委員 今の海外経済協力基金ですが、これは局長よほど勉強してここで答弁してもらわぬと、所管は経済企画庁にあるので、あなたがここで答弁して、あとでもって問題が起きるようだといけないから、老婆心ではないけれども、一つ慎重を期してもらいたいと思うのです。今の御答弁だと、海外経済協力基金を五億持ってくるんだ、一体どういう会社を建てれば五億くれるのかというようなことは、はっきりした線を出さなければ、だれも共同出資に応ずる人はないわけです。ところが、従来までの海外経済協力基金の使途を見ると――今度は政府提案でもって海外経済協力基金法の一部改正法律案が出てくるのだが、そういう金の使い方というもの……

第40回国会 商工委員会金属鉱山に関する小委員会 第5号(1962/04/06、29期、自由民主党)

○齋藤(憲)小委員 関連して。ちょっとおくれまして参考人の御高見を拝聴することができませんでしたが、結局銅を原料とするメーカーの方では、国際価格並みに日本の銅を引き下げてくれ、日本の中小鉱山の現状では、よほど国策をもってあんばいを加えないと、世界市価に平均するわけには参らない。実はきょうも私の出身地の秋田県知事が参りまして、中小鉱山の現状というものは、将来非常な不安が醸成されておるために、早く国策を決定してもらわなければならぬ、金属鉱山小委員会に、来週か再来週資料を持って陳情に来たいということがあったのでございますが、私の観点から参りますと、これは日本の国策が大きく展開をいたしておる。すなわち……


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第41回国会(1962/08/04〜1962/09/02)

第41回国会 商工委員会金属鉱山に関する小委員会 第1号(1962/08/23、29期、自由民主党)

○齋藤(憲)小委員 私も一問だけお尋ねをしてお願いをしておきたいと思うのですが、二十三名の審議会の委員は今回まで四回会合を開いておられるわけでありますが、これは大体各委員が自己の考えをお述べになった程度でもって、実質審議には私はまだ入っておられないのじゃないかと思うのです。この大問題を控えて二十三人の委員が、四回の会合をお開きになって各項目に対して実質的な審議をかわされていくということは、私はなかなかむずかしかったのじゃないかと思います。そこでわれわれが考えております探鉱助成措置とかあるいは需給安定、価格安定、それから税制の問題、雇用関係、こういう問題に対して三十八年度の予算にどう措置を講ずる……

第41回国会 商工委員会金属鉱山に関する小委員会 第3号(1962/10/25、29期、自由民主党)

○齋藤(憲)小委員 多賀谷委員から鉱業審議会の中間答申について、大体細大漏らさず御質問がございましたから、私は簡単に二、三、主として当局のこの答申を具体化するについてのお考え方を一つ承っておきたいと思うのであります。  私といたしましては、この金属鉱業及び非金属鉱業、昭和三十六年度の鉱山数千四百四十の企業者並びに従業員は、貿易の自由化の波に対処いたしまして、大小その差はありましょうけれども、みな一応の危惧を持っておる。そこでこれに対処するにはいかなる対策が一番適切であるかということで当小委員会もつくられて、今日まで何回となくこの問題について論議を重ね、答申案の出てくるのをお待ちをいたしておった……


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 外務委員会科学技術振興対策特別委員会連合審査会 第1号(1963/07/04、29期、自由民主党)

○齋藤(憲)委員 時間もだいぶ経過いたしましたし、また、私はこの問題で政府当局に質問いたしたいと思いましていろいろ参考書類をあさりまして質問条項を列記いたしましたが、その質問を並べておりますと、また深夜国会、未明国会ということにまでなりますので、そういうことは与党の立場からきわめて慎重に御遠慮を申し上げまして、核心の点だけをひとつ御質問申し上げたいと思うわけであります。  私は、ここのかばんの中に、クラウチの「原子力船」をはじめとして、いろいろな原子力船に関する参考書類を集め、また、これに対する賛否両論の根本をなす議論というものも、私なりにあさってみたのでありますが、結局するところ、いま問題と……

第43回国会 商工委員会金属鉱山に関する小委員会 第1号(1963/03/15、29期、自由民主党)

○齋藤(憲)小委員 簡単に二点だけをお伺いいたします。これは直接鉱山局の関係ではないと思いますが、過日、融資事業団の質疑応答の中に出て参りました金属鉱床密集地帯調査費八千万円の使い方、あれは地質調査所がやるのですから、鉱業権者のいかんにかかわらず、国原の権力としてどこでもやれるという組織になっておるのか、あるいはやはり鉱業権者と相談をして、鉱業権者の承諾を得なければやれないということになっているのか、どちらなんですか。
【次の発言】 もちろんボーリングをしてもらうのでありますから、拒否する鉱業権者はないと私は思う。ただあれは三千メートルくらいやるのですかな、どういうふうなボーリングをやるのかよ……



斎藤憲三[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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