川俣清音 衆議院議員
30期国会発言一覧

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このページでは川俣清音衆議院議員の30期(1963/11/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は30期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院30期)

川俣清音[衆]本会議発言(全期間)
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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 衆議院本会議 第23号(1964/04/10、30期、日本社会党)

○川俣清音君 私は、日本社会党を代表いたしまして、森林基本法案について、その提案の理由及び概要を御説明申し上げます。  現在わが国の山林原野は、国土総面積の約六七%を占めております。これを有効かつ高度に開発することによりまして国民経済の発展と国民の福祉の増進に寄与することは、国の重要な債務であります。  ところが、現状をながめてみますと、山林原野の三分の一を占める国有林は特権的支配を受け、健全な経営が行なわれず、地元住民の利用が阻害されております。地方公共団体の所有する公有林は、地方財政窮迫のしわ寄せを受けて、過伐や乱伐におちいり、粗放な状態に放任されております。私有林はどうかといいますと、山……


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第49回国会(1965/07/22〜1965/08/11)

第49回国会 衆議院本会議 第5号(1965/08/07、30期、日本社会党)

○川俣清音君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました昭和四十年度補正予算(第1号)に対する反対の討論を申し上げます。(拍手)  まず初めに、私は、今日の財政の破綻をもたらした自民党政府の責任を糾弾いたしたいと思います。(拍手)  自民党政府は、経済高度成長政策を推進する大きな柱として、財政の規模を無軌道に膨張させる政策をとってまいりました。すなわち、金づくり政策と称して、毎年の予算編成にあたっては、いわゆる租税の自然増収をぎりぎり一ぱいに見込み、これを織り込んで予算の規模を大幅に拡大してまいりました。予算の規模の対前年比の拡大率は、はなはだしい場合は二四%にものぼったので……

川俣清音[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院30期)

川俣清音[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第45回国会(1963/12/04〜1963/12/18)

第45回国会 予算委員会 第3号(1963/12/13、30期、日本社会党)

○川俣委員 まず第一に、委員長に警告を発したいと思う。先般の理事会で、極力補正予算の成立に協力するということで、異例の三日間という審議日程をきめたにかかわらず、このような政府の出席率では約束の三日間で終了するということは困難になってきた。この責任は委員長が負われるのか、政府が負われるのか、これを明らかにしてほしいと思う。審議を進めるにあたりまして警告を発しますが、委員長の答弁を求めます。
【次の発言】 了承できませんけれども、審議は進めます。ただし、三日間という約束が、このような政府の怠慢によっておくれることが生ずるおそれがあることだけは警告いたしておきます。  次に、官房長官にお尋ねをしてお……


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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 建設委員会 第20号(1964/04/10、30期、日本社会党)

○川俣委員 私は建設省に二、三お尋ねをいたし、後に農林省にお尋ねをしていきたいと思うのでございます。  まず、建設省には、河川の区域または保全区域の境界と申しますか、幅と申しますか、上限等について、どのようにお考えになっておりますか、この点を明らかにしてほしいと思うのであります。
【次の発言】 どうも説明が足りないですね。河川区域という幅はどれだけをさすのか、あるいは堤防までとか、堤防ののりまでとか、あるいはのりから何メートルぐらいまでが河川区域であるとか、あるいは上限は――特に上限の場合には、どの辺までを河川区域とするものか。流域という表現ですけれども、河川法の河川に指定された河川の流域なの……

第46回国会 建設委員会 第27号(1964/05/08、30期、日本社会党)

○川俣委員 清水先生から、るる土地問題について御高説を承ったのでありますが、その他先生の論説を拝見しておりまして、疑問を持っておった点が、依然として氷解されませんので、お尋ねをしなければならぬと思うのであります。  そこで、ひとつ基本的にお尋ねをいたします。はなはだ失礼でございますが、先生の説明の中に非常に強い批判が加わっておることは、私はこういう露骨な批判が出てくることは非常にけっこうだ、それは理解します。しかしながら、先生の説明の中になお矛盾があるように私は思うのです。それは、たとえばことばじりでございますが、土地収用法で収用されたのは、時価の二倍で収容されておるのは好ましくないというお話……

第46回国会 大蔵委員会 第35号(1964/04/21、30期、日本社会党)

○川俣委員 大臣がおられる間に伺いたいと思います。  国有財産の適正化並びに円滑化ということを目的として今度改正されるのでありますが、これは必要の前にやらなければならない問題をいま解決されるわけでございます。おそきに失する傾きがありますけれども、趣旨としては当然なことだと思います。そこでお尋ねしなければならぬのは、現在当然適正化または円滑化が行なわれていなければならないのに、従来の惰性でいまだ未処理になっておる問題がたくさんあるようでございます。これは法律を要しないでも適正化のできる問題がたくさんございます。一つの例をあげて言うならば、前にも予算委員会で質疑したことがございますけれども、北千島……

第46回国会 大蔵委員会 第36号(1964/04/22、30期、日本社会党)

○川俣委員 私はきのうに引き続きまして、国有財産のあり方について、さらに具体的に質疑を申し上げたいと思うのでございます。  まず第一に、国有林野の立木についてどのような評価をされておるのかをお尋ねいたしたいと思います。  国有林野特別会計財産の中における立木価格でございますが、大蔵省ちょっと答弁しにくい点があるかと思いますから、もう少しわかりやすくお尋ねいたします。立木と樹木とございますが、大蔵省よくおわかりだろうと思いますが、樹木というものは一本、二本存在しているのが樹木であって、立木というのは森林形態をなしておるのを立木というようでございます。おそらくそうであろうと思いますが、そのことは別……

第46回国会 内閣委員会 第38号(1964/05/28、30期、日本社会党)

○川俣委員 時間がありませんので、要点だけお尋ねいたしますが、この内閣委員会に付託されております農林省設置法の中で、大いに今後試験研究を充実させようとする意図のもとの改正については、むしろおそきに失したという感じは持ちますけれども、その趣旨は最も了とするところでございます。しかしながら、機構だけを充実させる前に、もう一ぺん考え直さなければならぬ事態が、農林省の試験研究の中にあるのではないかという感じがするわけです。その要点は、一つは日本のような気候風土というものについての認識が、試験研究の中に足りないのではないかという点であります。すなわち、気候風土によって病虫害の発生する余地が非常に多い。ま……

第46回国会 農林水産委員会 第24号(1964/03/24、30期、日本社会党)

○川俣委員 私はきよう主として林業信用基金関係法案について、政府の所見をお聞きいたしたいと思うのでございます。  これは改正法案でございますが、基金ができました際に、本委員会におきまして私どもから質疑が行なわれております。その要点は、公社、公団あるいは他の基金と比較して、その組織が小規模ではないかという心配のあまりの質問をいたしておるわけであります。業務の運営上その円滑化をはかり、その業績の向上に資するためには、理事の充実が必要ではないかという質問に対しまして、農林当局は、公社、公団、基金の機構がいたずらに膨大であっては、かえって運営を阻害するおそれもあり、極力簡素に運営いたして、しこうして業……

第46回国会 農林水産委員会 第26号(1964/03/26、30期、日本社会党)

○川俣委員 基金について、質疑が打ち切られる予定だそうでございますので、残されております二点について、先にお尋ねをし、保安林について、続いて質疑をいたしたいと存じます。  基金の問題で問題として残されておりますのは、基金法に基づいて、理事長、理事並びに非常勤理事が役員とされておりますが、民法及び商法の規定によりますと、法律辞典の解釈によりますと、理事とは法人を代表するものであるという学説、通念がございます。そうなりますと、この基金の非常勤役員であります理事もまた、商法、民法の規定から見まして、特別に指定のない限り、基金を代表する理事であるという解釈になるのではないかと思うのですが、農林省の見解……

第46回国会 農林水産委員会 第38号(1964/04/16、30期、日本社会党)

○川俣議員 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました森林基本法案について、その提案の理由と概要を御説明申し上げます。  現在わが国の山林原野は、国土総面積の約六七%を占めております。これを有効かつ高度に開発することによりまして、国民経済の発展と国民の福祉の増進に寄与しますことは、国の重要な責務であります。  ところが現状をながめてみますると、山林原野の三分の一を占める国有林は特権的支配を受け、健全な経営が行なわれず、地元住民の利用が阻害されております。地方公共団体の所有する公有林は、地方財政窮迫のしわ寄せを受けまして過伐、乱伐におちいり、粗放な状態に放置されております。私有林……

第46回国会 農林水産委員会 第56号(1964/06/09、30期、日本社会党)

○川俣委員 時間がないそうですから、簡潔にお尋ねをいたしたいと思います。  第一は、特に学識経験者の参考人としておいでになられました倉沢さんにお尋ねをいたしたいのですが、次には全員の方にお尋ねをいたしたい。まず、倉沢さんにお尋ねをいたしますが、一体、森林についてどうあるべきかということの研究が日本においてまだ十分でないのじゃないかという感じを非常に強く受けるわけです。そういう立場から、具体的にお尋ねをいたしたいのですが、いまここに三案が出ております。私どもの森林基本法、政府と民社党の林業基本法というものが出ておりますけれども、どれが一番適切だとお考えになるか、これをお尋ねいたしたいと思うのでご……

第46回国会 農林水産委員会 第57号(1964/06/10、30期、日本社会党)

○川俣議員 御質問にお答えいたします。御指摘のように、日本の国土の中の土質が、耕作農業用に適しておるというところもあるし、林分として必ずしも適しておらないけれども、太くてしかも目のこまかい木をつくるということになりますと、たとえば木曽のヒノキのように、非常にりっぱな木をつくることになると、必ずしも土質のいいところを選ばないでもいいということになる。しかしながらこれは経済的にはなかなか成り立たない林業でございまして、木曽のようなところは生長が非常におそいところで、それだけにりっぱなヒノキができるわけですけれども、これは経済的にはなかなか成り立たない。したがいまして日本全国を林地として適当なもの、……

第46回国会 農林水産委員会 第58号(1964/06/11、30期、日本社会党)

○川俣議員 ただいまのお説のとおりでざいまして、日本の林政史をひもといてみましても、徳川時代の林政に対する考え方からいたしましても、今日のような日本の狭い国土の中でどうして耕作農業の安全を期するかというようなこと、御承知のように、日本は水田農業でございまして、水の利用が非常に旺盛であり、今後畑地農業にいたしましても、水の利用というものを考えなければ耕作農業が発展しないわけでございまして、そういう意味で、単に保安林だけがあって公益的機能を果たせばいいのだというわけにはいかないのではないか。森林全体が持つ機能から生ずるものでありまして、保安林だけが水資源を確保しておるのではなくて、付近の山全体が緑……

第46回国会 農林水産委員会 第61号(1964/06/17、30期、日本社会党)

○川俣委員 いまちょっとよく聞いておりませんで、聞き落としがあるといけませんから、どうぞもう一度お尋ね願いたい。
【次の発言】 林業の問題及び農業の問題で入り会い権の問題は、一番むずかしい問題でございます。なぜかというならば、入り会い権は、判例等によりましても、慣習法的取り扱いを受けておりまするので、画一的に法律的に定めることは非常に困難な状態にございますけれども、これが農業及び林業の近代化の障害になっておることもまた明らかでございます。  そこで、どう整理するかということになりますと、私どもの考え方は、近代化と申しておりますが、これを共同経営の形式に持っていくならば、慣習とも衝突をしないであ……

第46回国会 農林水産委員会 第62号(1964/06/19、30期、日本社会党)

○川俣委員 時間の制約の中で質問を申し上げますので、総括的な点は大臣が見えてから質問することにいたしまして、具体的な問題について、御当局にお尋ねをいたして進行したいと存じます。  第二条に政策の目標を掲げておるわけでございますが、この政策の目標は、単に林野庁の方針あるいは政府の方針として宣言するばかりでなくして、国民の協力を得なければなりません。したがって、目標というものを明らかにすることによって協力を得られるものでありますから、他産業との格差が是正されるように生産性を向上させるということでありますが、現在他産業との格差がどのくらいあるのか、またこの格差の解消は何年ごろまでを目ざして行なおうと……

第46回国会 予算委員会 第2号(1964/01/29、30期、日本社会党)

○川俣委員 私は、この際、本委員会に付託されました予算案件を迅速にしてかつ充実した審議を行なうため、議事進行の発言を求め、池田内閣並びに荒舩委員長に善処を要望したいのであります。  すなわち、その一つは、各省別予算明細書をすみやかに本委員会に提出すべきであるという点であります。  その二は、国は、地一方財政について、国の方針、地方公共団体に対する国の財政措置等を明らかにするために、毎年地方公共団体の標準的行政に必要な財源の見通しを考慮して、地方公共団体全体の歳入歳出を推計した地方財政計画を提出する義務をすみやかに履行すべきである。地方財政法三十条の二に基づきその報告を求めるものであります。さら……

第46回国会 予算委員会 第8号(1964/02/05、30期、日本社会党)

○川俣委員 途中交通事故のためにおくれて、まことに申しわけないと存じます。  私は、ここに質問するにあたりまして、第一に、政府の答弁が非常に無責任で、あやまちを起こすような思いつきの答弁がありまするので、厳に慎んでいただきたいと思うのであります。それは、一昨日のわが党の石田委員の質問中、固定資産税の再評価問題の答弁中に、農地の再評価は行なわないような答弁があったわけでありますが、あるいは農地の再評価によって固定資産税が引き上げられないような答弁でございましたが、その際の農地とはどんな定義を持っておるのか、どんな定義をもって説明されたのか、ここに明らかにしていただきたいと思うのであります。池田総……

第46回国会 予算委員会 第20号(1964/06/02、30期、日本社会党)

○川俣委員 井手以誠君並びに淡谷君から質問中に起こっておりまする消費米価の問題について、大蔵大臣並びに農林大臣から御答弁をいただきたいと思うわけでございます。  それは、消費米価は上げないような答弁もありまするし、総理大臣からは、所得が上昇するならば消費者が一部負担することもあっていいのじゃないかというような答弁も行なわれておりまするので、上げないような、上げるような答弁になっております。消費米価は上げないというのが、予算委員会の予算の審議中に明らかにされたところでありまするし、また国会で承認をいたしました予算案にも、消費米価は上げないことになっておりますが、一体上げるのか、上げないのか、この……


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第47回国会(1964/11/09〜1964/12/18)

第47回国会 予算委員会 第1号(1964/11/27、30期、日本社会党)

○川俣委員 本予算委員会の運営上、理事会において申し合わせいたしました事項がございますので、とくと政府において考慮されまするよう要望いたしたいのでございます。  一つは、委員会を円滑に運営するために、お互いに時間を厳守していただきたいということでございます。きょうなどは、閣僚の出席はまことに良好でございますが、このような状態を続けていただくことを要請いたします。  第二は、資料の要求でございますが、各委員諸君から資料の要求がございますが、いつも審議の途中または終わりころでなければ資料の整備ができません。そのためにいたずらに時間を空費することが非常に多いのでございます。答弁する政府の側におきまし……


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第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 災害対策特別委員会 第5号(1965/04/01、30期、日本社会党)

○川俣委員 時間が制約されておりますので、問題をしぼってお尋ねをしたいと思いますが、災害について、特に林業の立場から、天然資源であり民族資本である林業の培養の立場から、または国土保全の上から未然防止の立場から、森林火災について、特に和歌山の森林火災についてお尋ねをし、後に豪雪による災害についての政府の見解をただしたいと思うのでありますが、質問に入る前に、第一にお尋ねしたいことが二点ございます。  一つは、国営森林保険の保険料というか掛け金は、どのように利用されておるのか、これを明らかにしてほしいと思います。並びに、共済制度による保険料はどのように活用され利用されておるのか、これを明らかにしてほ……

第48回国会 災害対策特別委員会 第8号(1965/04/28、30期、日本社会党)

○川俣委員 雪害対策について、緊急対策と並びに今後の対策についてお尋ねをしようと思うのでございます。  いま農林省のほうの答弁を聞いておりますると、自信のある対策が立てられておるとは理解しがたいのでお尋ねしたいと思うのでありますが、ことしは例年になく天候が不順であるということで気象庁から予報を出されておる、こういうことですが、天候が不順だという中に、説明によりますと、低温だという説明のように聞き取りますが、農林省は気象庁から本もう少し確実な資料をお求になっているのじゃないかと思うのですが、天候不順の中には低温ももちろんございましょうけれども、農林省として関係の深い農作物の作況には日照もかなり重……

第48回国会 内閣委員会 第44号(1965/05/13、30期、日本社会党)

○川俣委員 質疑をする前に委員長に警告をしておきたい。それは昨日の合同審査ですが、なぜ合同審査が行なわれたかというと、農林委員会がたくさんの法案を背負っておりますので、自民党の国対からも早く上げてくれという、それに対して農地問題も起こっておることだからして、そういう問題も質疑をしなければならないという要請が出ておったのでありますけれども、委員会の法案を主として審議をしよう、内閣委員会にかかっておる農地補償の問題については、今回審査の際に十分質疑をしてほしいということで、農林省関係の法案を上げてきたわけです。それにかかわらず、時間の約束があるということで打ち切られますならば、これからも農林省関係……

第48回国会 農林水産委員会 第15号(1965/03/17、30期、日本社会党)

○川俣委員 いずれあとで質問するつもりでおりましたが、ここで問題が出てまいりますので、この際、関連してお尋ねしたいと思います。  それは八郎潟干拓で未解決の問題があるはずであります。未解決の問題とは何かというと、私は指摘しておるから、御承知のはずですが、八郎潟周辺のいわゆる埋め立て権、これは御承知のように、農地法でも土地所有権に匹敵するものでございます。これが未買収でありまして、いずれ八郎潟干拓ができた際は、土地の配分権を持つもので、当時発言をされておるわけです。これらに対する土地改良法に基づく土地配分権を要求された場合どうするか、この問題が未解決のままであります。約三十八町歩くらいの地先埋め……

第48回国会 予算委員会 第1号(1965/01/30、30期、日本社会党)

○川俣委員 私は、予算委員会の開会にあたりまして、三点を委員長並びに政府に要望いたしておきたいと存じます。  第一点は、いま委員長就任のあいさつにありましたように、本委員会が国権の最高機関の予算委員会として、時間を厳守して快速に、しかも十分な審議を尽くしたいと思いますので、政府においては特にこの点に関心を持たれまするよう要望いたしたいと思います。  第二点は、予算案の審議にあたりまして、この実行の裏づけとなります法律案が、予算の審議に並行して提出されない向きがいままであったわけでございます。予算だけを早く上げましても、執行上の基礎になります法律案が未提出のままであるとか、あるいは審議にも入らな……

第48回国会 予算委員会 第18号(1965/03/03、30期、日本社会党)

○川俣委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、本委員会における最終の締めくくりの質問をいたしたいと存じます。本来は締めくくり質問は三時間の割り当てでございまして、今日までその用意をしておったわけでございますが、本日のごたごたからいたしまして、議事を進行する上においてこれを半分に節減をいたし、さらに節約をして質問をいたしたいと思いますので、答弁の政府側におきましても、要点を、要領よく明確に答弁されまして御協力を得なければ、私の協力はむだになりますので、この点だけ申し上げておきます。  佐藤内閣が成立以来、日は浅いとは言いながら、ここに国会を迎えて初めての予算審議でありますので、やはり基本の態度……


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第49回国会(1965/07/22〜1965/08/11)

第49回国会 災害対策特別委員会 第3号(1965/08/03、30期、日本社会党)

○川俣委員 細田副長官がお急ぎのようでありますから、一問だけ質問して、あと続けたいと思います。  今度の梅雨前線並びに集中豪雨による災害は、これは天然災害でもありますけれども、むしろ大蔵省災害が拡大さしたものだ、私はそう判断をするのですが、総務副長官にひとつお尋ねをしたいのです。なぜかというならば、一ぺん国会で議決をいたしました予算の執行に当たる大蔵省が、予算削減の措置を事業官庁に命じた、大体こうしたことが許されるということは、大蔵省災害であると思うのです。こういう災害起こして税収のもとを断ち切らしたのが大蔵省であります。それで税収財源が足りなくなったなんというのは、大蔵省の見通しの誤りばかり……


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 建設委員会 第35号(1966/06/27、30期、日本社会党)

○川俣委員 いま議題になっているこの法律案は建設大臣にお尋ねするのは少し無理な点があると思いますが、総合的に建設省が引き受けたのでございましょうから、やはりお尋ねをしなければならないことになりますが、私非常に無理だということを承知しながらお尋ねすることをお許し願いたいと思います。  そこで順序を追うてお尋ねしますが、流通業務という考え方はどういう考え方が流通業務に当たるのでしょうか。私がこういうことをお尋ねするのは――ただ私の意見を先にしたほうがいいと思いますが、自動車交通の渋滞を来たしておる大都市、こういう表現になっておりますが、御承知のとおり東京の市場はもとは日本橋にあった。日本橋の時代は……

第51回国会 農林水産委員会 第47号(1966/06/10、30期、日本社会党)

○川俣委員 入り会い林野等にかかる権利の近代化については、多年要望されたところでございますが、これをどのように解決するかということはなかなか困難な問題であるということで敬遠されてきた問題でございます。それだけに、よく踏み切ったともいえないわけではございませんけれども、こういうことではたして目的が達成されるのかどうかということになりますと、長い慣習であると同時に、また地方的に範囲が非常に林野以外にも関係する点もございますので、この法律ではたして妥当であるかどうかということについては、一点の疑問がございますので、これを究明していって、この法律案が施行される場合、何といいましても関係者が非常に多いの……

第51回国会 予算委員会 第2号(1965/12/22、30期、日本社会党)

○川俣委員 関連して。私は質問しないつもりでおったのですが、農林大臣がわざわざ答弁をされましたその答弁の中に、たいへん誤解があるようでございますので、この際お尋ねしておきたいと思います。  それは、ことしの買い入れ米価をきめられた価格と実際の価格との間に開きがあるはずであります。決定した生産者米価と今日まで買い入れられました米価との間に開きがあるはずでございます。その開きを考えないで逆ざやとおっしゃいますが、一体何等米が逆ざやになっておるのか、平均が逆ざやになっておるのか。逆ざや、逆ざやと言うけれども、計算の基礎がわからないで逆ざやと言われますから、あえてお尋ねをしなければならないわけです。一……

第51回国会 予算委員会 第6号(1966/02/05、30期、日本社会党)

○川俣委員 予算委員会の審議に入る前に、政府並びに予算委員会を構成しておる者といたしまして、ぜひ、この国会における予算委員会は、国民の特に注目しておるところでございますだけに、最も能率ある運営をしていただかなければならぬと存じますと同時に、充実した予算委員会として終了させたいと願うものでございます。予算の提出が、政府の手違いによるのか怠慢によるのか別にいたしまして、非常におくれておりますので、国民は非常な心配をいたしております。それだけに、国会の正常化ということの具現のためにも充実した予算委員会として運営していかなければならないのがわれわれに課せられた任務だと存じます。と同時に、政府もよほど心……

第51回国会 予算委員会 第15号(1966/02/16、30期、日本社会党)

○川俣委員 審議に入る前に、委員長、一つは予算関係法案をいま法制局で審議中のものがたくさんあるようでございます。
【次の発言】 法案で出されているものもございますが、さらに十八日あるいは二十五日という予定のものもございます。私どもが予算関係法案をあえてここへ要求いたしましたのは、予算の前提となる法律案がいつ出てくるかわからないということでは審議ができないから、予算関係法案を早く提出するように、並びにその用意のあるところを示すようにということを再三要求しておるわけでございます。そこで、法制局で審議中の予算関係法案は何件あるか、これによって審議が進められると思いますので、御報告を願いたい。

第51回国会 予算委員会 第24号(1966/06/25、30期、日本社会党)

○川俣委員 私は、主として生産者米価の算定方式をめぐる世論の動向やあるいは政府の所見を聞きただし、次に、食管会計の赤字が非常に世論を刺激いたしておりまするので、はたして赤字なのか、あるいはつくられた赤字なのか、作業上の赤字なのかという点について学者ですら検討が足りないようでありまするので、この点を明らかにしていきたいと思います。次に、農業用ガソリン税について、前の予算委員会から懸案が大蔵委員会の小委員会に回っておりますが、この点について大蔵大臣の所見を聞きただしたい。さらに最後には、国有林の開放の問題が起きておりますが、佐藤総理が大いに進めているやの印象も受けるわけですけれども、この問題は、各……


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第52回国会(1966/07/11〜1966/07/30)

第52回国会 予算委員会 第2号(1966/07/19、30期、日本社会党)

○川俣委員 行政府が決定すべきことだと言うならば、総理の裁断があったのですが、あの裁断は、過去の行政の内容からして、買い入れ価格というのはどういうことを意味するのですか。もっとわかりやすく言うならば、総理はわからないでしょう。わからないで裁断をするくらいあぶないことはないと言うのです。去年の買い入れ価格は、政府が買い入れ価格と称したものは一万六千七百三十五円なんです。去年買ったのは幾らで買ったのですか。再生産を確保するという趣旨に基づいて買ったのは、幾らで買ったのですか。一万六千円を割っておる。平均価格一万五千七百八十円で買っておるじゃないか。これがほんとうの買い入れ価格ですよ。知らないでしょ……

第52回国会 予算委員会 第3号(1966/10/20、30期、日本社会党)

○川俣委員 この際、一問だけお尋ねをいたしたいと思います。  主として大蔵大臣にお尋ねをしたいと思うのですが、私は糸川さんの研究所へ行ってみまして、一番感心をいたしまして深く反省もいたしましたのは何かというと、糸川さんが、あるいは全部の研究員が、非常な大きな夢を持って研究をされておるというところに非常な感激を覚えたのです。ところが、大蔵省というところは元来夢を持たないところです。政治家に夢がなくなってまいりますと、今日のような問題が発生してくると思います。今日のような事態が発生したということは、大蔵省流が横行しておる結果出てきたのではないかと思うのです。効率的だとか、経済的だとか、おそらく一番……


川俣清音[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院30期)

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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 予算委員会公聴会 第2号(1964/02/13、30期、日本社会党)

○川俣委員 一楽さんにだけお尋ねしたいと思うのですが、日本の国土の置かれております自然的地理的条件の中での農業というものは、常に自然に支配される方向が非常に多いわけで、そういう中での農業であり、特に日本の米麦というものは、季節的にいって気象状態に支配されることが非常に多いのでございますが、そういう結果、期待されておるような食糧の生産が上がらないで、いまでは食糧の需給が逼迫をしておるということを、農業に関係の深い中央会としては一番痛切にお感じになっているのではないかと思います。そういうところから、ことしの生産者米価をどのように計算すべきかというようなことについてすでに検討されておると思うわけでご……

第46回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1964/02/17、30期、日本社会党)

○川俣分科員 会計検査院にお尋ねをいたしたいのですが、こういう分科会でもないと会計検査院の仕事についてお尋ねをする機会がないものでありますから、特にこの機会を選んだわけでございます。会計検査院は現金会計につきましては相当きびしく審査をしておられるようでございますが、国有財産につきましては案外十分な監査をしておられないのじゃないかという印象を受けるのでございます。そういう意味でお尋ねをしたいのでございます。  一つは、会計検査院が最近土地の値上がりによって、国有財産もまた土地価格が上がったと称しまして国有地の貸付料の引き上げを各省に強く要請されておるようでございますが、一方、行政府は地価の値上が……

第46回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1964/02/18、30期、日本社会党)

○川俣分科員 法務大臣が健康を害しておられる不快なときに質問を申し上げることは、少し恐縮に存じますけれども、一点だけお尋ねしたい。それは、法務大臣が賀屋さんであればこそお尋ねをしたいのでございます。  昭和二十九年十一月二十六日に法制局総発第八十九号で、今後国民生活に関係のある法令用語について統一していこうという研究がなされまして、閣議を経まして、法令用語改善実施要領なるものが発表されております。これは、いまでも法務省としてはこの決定を尊重してやろうというお考えでおられますか、これは不十分だというような見解でおられますか、この点をお尋ねしたいと思うのです。

第46回国会 予算委員会第一分科会 第5号(1964/02/21、30期、日本社会党)

○川俣分科員 私は、この際、国家公務員の人事管理に関して内閣の所見をただしておきたいと思うのでございます。  政府は、常日ごろ国家公務員あるいは地方公務員に対しましても、また一般の国民に対しましても、順法精神を説いて、そうして公の秩序を維持いたそうと努力を払っておられるようでございまして、そのこと自体はまことにけっこうだと思います。しかるに国家公務員法百三条の改正によりまして、いわゆる営利企業への就職を本来は禁止いたしておるのですが、特別な認可、許可があった場合にはこれを認めるという特例を開いておることはそのとうりでございますが、本来は監督下にありました営利企業への就職は、基本的な考えとしては……

第46回国会 予算委員会第一分科会 第7号(1964/02/25、30期、日本社会党)

○川俣分科員 大蔵大臣にお尋ねいたしますが、こまかいことは国税庁長官にお尋ねをいたすことにいたしますが、私の手元にまいりました資料によりますと、ことしの水稲収穫高に対して、ことしの農業所得税の特に水稲所得水準につきましては、少し見積もりが過大であるのではないかという印象を受けるわけでございます。私の手元にあります水稲所得標準によりますと、仙台局管内と関信局管内だけの資料でございますが、これを農林省の統計、すなわち十二月の二十四日閣議報告の全国収量高よりも一六、七%収穫が多く見積もられておるようでございます。農林省の収穫高として閣議報告されました際に、これを大体お認めになったんじゃないかと思うの……

第46回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1964/02/18、30期、日本社会党)

○川俣分科員 時間も十二時を過ぎておりますので、きょうは簡潔に終わって、次の機会に残りを質疑することの御了承を得た上で質疑を進めてまいりたいと存じます。  そういう意味で、ひとつ簡潔にお尋ねいたしますが、いま農林省が農業基本法に基づいて構造改善事業を進めておりますけれども、この障害となっておりますのが土地価格の高騰だと思うわけでございます。農業の基盤、生産の基盤であります土地の価格の高騰が一番大きな障害となっておることは、もうこれは説明を要しないと思うのです。土地価格の高騰がまた物価の高騰を誘発する大きな要因でもあると思います。ことに生鮮食料品のうちの野菜等の値上がりは、土地の価格の値上がりが……

第46回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1964/02/20、30期、日本社会党)

○川俣分科員 私はできるだけ与えられた時間内に質疑を終了いたしたいと存じますが、お尋ねいたしたい点をあらかじめ申し上げておきたいと存じます。第一は肥料の問題でございます。第二は地域開発に対する通産省の態度につきましてお尋ねをいたしたいと存じます。  そこで、第一の肥料の問題についてお尋ねいたします。  御承知のように、農林省及び通産省の共管になっておりまする肥料二法がございます。これが今年をもって、時限立法でございまするので、この法律の期限が来るわけでございますが、立法当時から、十年くらいを要するのではないかという議論が国会においても激しく行なわれたのでございますが、その後の様子を見てさらに改……

第46回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1964/02/21、30期、日本社会党)

○川俣分科員 まず大臣に総括的なことをお尋ねいたしまして、部分につきましては、あるいは数字につきましては、事務当局にお尋ねをすることにいたしたいと思います。  農林漁業の飛躍的な発展策として、生産基盤の整備事業、構造改善事業、農林漁業近代化を相互に開運して資金的裏づけを行なう金融対策、及び農林水産物の流通対策とその上の価格安定措置を講ずることは、最も適切なものであることは、これは認めます。これは農林省のとっております大臣の方針は非常にけっこうだと思いますが、しかし、その達成には幾多の障害や自己矛盾に逢着するのではないか、ついには破綻を来たすのではないかとおそれるのであります。破綻どころでなくて……

第46回国会 予算委員会第三分科会 第7号(1964/02/25、30期、日本社会党)

○川俣分科員 淡谷委員の質問に関連して、企画庁長にお尋ねをしたいと思うのです。  この前も申し上げたように、大正年間から東北に埋もれている資源の開発について非常な決意を政府が示したわけでありますが、その一つに、東北に存在する特殊鋼の材料である砂鉄について、内務省時代から非常な関心を示しまして、特に川崎財閥が大きな犠牲を投じて製鋼計画をいたしました。そのあとを受けまして、当時青森及び東北全体に認可を受けた砂鉄鉱区が七百三十幾つあったと思うのです。それを川崎財閥が特殊鋼製錬に乗り出したわけですが、ついに失敗をいたしまして、帝国銀行はじめ大きな銀行に被害を与えて、大正パニックの原因をつくったわけです……

第46回国会 予算委員会第三分科会 第8号(1964/02/26、30期、日本社会党)

○川俣分科員 私は、第一に中央卸売市場のことについてお尋ねをし、第二には肥料二法案の問題についてお尋ねをし、第三には農林省の農林統計について、その充実をはかる必要があるだろうという点についてお尋ねし、第四に国有林のあり方並びに民有林等の構造改善事業についてお尋ねをしたいと思います。  そこで、先に質問を全部並べますから、答弁は文書でもかまいませんからお出し願いたいと思います。  第一は、中央卸売市場の目的は、私が申し上げるまでもなく農産物及び水産物の価格の形成及び売買の取引を公平にして公正価格を保持することによって農産物の生産及び流通を円滑にして、もって国民経済の適正な運営に資することにあるの……

第46回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1964/02/18、30期、日本社会党)

○川俣分科員 消防長官にちょっとお尋ねしておきたいのですが、いまお聞きしておりますと、消防士に対する報償制度を設置するそうですか、この場合の「ほうしょう」というのはどういう文学で表現されるのですか。「ほうしょう」というのは二つありますね。「むくいる」の報、「つぐなう」の償、それから「ほうしょう」の「しょう」は、奨励の奨とありますが、これはどっちで制度化されるつもりでありますか。
【次の発言】 これは大臣もお聞き願いたいのですが、法律用語は非常にでたらめなんです。昭和二十九年十一月六日か、閣議決定をいたしまして法令用語の統一をはかっておりますね。これは閣議決定をして、法制局から通達が出ておるはず……

第46回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1964/02/19、30期、日本社会党)

○川俣分科員 質問の前に、大臣に大体の資料を用意しておいていただくほうが、途中で資料を取りまとめられるより楽かと存じますので、ここにお出し願わぬでもいいから、資料を用意願いたい。  一つは国鉄関係で、国有財産の貸し付けを受けておる面積及びその価格、私の手元にあるのは秋田県の秋田営林局管内、生保内管内のものでございますけれども、そのほかのものが手元にございませんので、概要でよろしゅうございますから、用意だけしておいていただきたいと思います。  それから運輸省所管の組織として航空官署、項として航空官署ですが、三十四、三十五ページにわたるのですけれども、同じ目で、たとえば目の九で通信業務庁費というの……

第46回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1964/02/20、30期、日本社会党)

○川俣分科員 私に質問の機会を与えていただきましてまことにありがたいと存じますが、質問する前に主査及び大蔵省にひとつ意見を申し上げておきたい。  私が質問するにあたりまして大蔵省の出席を求めたのは、政府委員である主計局長または次長の出席を求めたのであります。委員部御承知のとおり、記録に明らかと思いますけれども、政府委員の出席を求めたのであります。しかるところ、説明員をもって代行させるということでございます。あえて私はそれにはこだわらない。しかしながら、代行するのでありますから、当然政府委員と同格の立場をとって答弁されるものと期待したのは私の誤りではないと思う。政府委員にかわるに説明員でかんべん……


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第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 建設委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1965/03/16、30期、日本社会党)

○川俣委員 私は、この際せっかく建設大臣がお見えになっておりますので、農林省ともあわせて、ひとつ総論的な点を先にお尋ねをして、さらに深く掘り下げて、各論的に御質問いたしたいと思います。  そこで第一の問題は、一体ことしの天気予報は、年次から申して、非常に異常な天候であるということが予報されておりまするし、またこれは災害の歴史的な経過から見ましても、ことしは災害の年ではないか、気象異変の年ではないかといわれておるのでございますが、こういう点について、建設省はどういう見解を持っておられますか、また農林省はどういう見解を持っておられますか、この際明らかにしてほしいと思うのでございます。

第48回国会 大蔵委員会農林漁業用揮発油税に関する小委員会 第2号(1965/07/09、30期、日本社会党)

○川俣小委員 私は根本論については後日に譲ります。いま提出された資料についてお尋ねをしたいと思います。  まず、資料の第一ですが、「揮発油税等の収入額調」――その前に、一体揮発油税というものの課税目的は何であるか。単純な消費税であるのか、目的税であるのか、その点をひとつ明らかにしてほしいと思うのです。きょう答弁は要りませんから、追って文書で出してもらいたいと存じます。  それから四十年度の揮発油税の二千六百七十九億円の積算の基礎をひとつ明らかにしてほしい。並びに三十六、三十七、三十八、三十九、これは決算の数字だと思いますが、予算と決算との開きを明らかにしてほしい。  それから第二ページ第二、昭……

第48回国会 内閣委員会大蔵委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1965/05/12、30期、日本社会党)

○川俣委員 私、時間の許す範囲で、いま旧地主の被買収者に対する補償の法律案が提起され、しかも強行されようとする段階に立って、日本の将来の農政の展望から見て、はたして妥当なものであるかどうか、または国の予算的な財政措置から見て、はたして妥当であるかどうかということを詰めで、いきたいと思うのでございます。  そういう意味でまず第一に農林大臣並びに総務長官にお尋ねいたしますが、佐藤総理大臣は、本会議または他の委員会におきましても、旧地主が日本の農地改革に対して非常に協力された態度に対して何らかの報償の道を講ずるのが妥当ではないかという意見を述べられております。そういう立場でおそらくこの法案を出された……

第48回国会 予算委員会公聴会 第1号(1965/02/17、30期、日本社会党)

○川俣委員 時子山先生に簡単にお尋ねをいたしたいのですが、公述の中に、アメリカのジョンソン大統領と佐藤首相との比較がございましたが、これは比較にならないという感じを持ってお尋ねをするのですが、アワ粒と人間との比較みたいなもので、人間をさすのではなくして社会開発なんということは、何だか意味がわからないですね。先生もわからないように御説明になったと思うのですが、ジョンソンは、少なくとも偉大な社会を建設するということが大きな目標になっておる。しかも、その中に教育、貧乏の追放、保健衛生から都市計画まで入れておりまするし、アメリカの自然美をどうして保持しようかということも入っておるわけです。日本で社会開……

第48回国会 予算委員会公聴会 第2号(1965/02/18、30期、日本社会党)

○川俣委員 中村公述人にお尋ねをしたいのですが、実はもっと率直な御意見があるのじゃないかと思っておったのです。というのは、貯蓄のことについて銀行が非常に関心を持つことは当然だと思えまするけれども、私、いま非常に危険に感じておりまするのは、日常生活品がこう値上がりしてまいりますると、貯蓄どころではなしに、預金の引き出しが旺盛になってくるのじゃないか、そうすると、銀行は破綻の寸前にきているんじゃないかという危険を非常に感ずるのです。しかし、そういうことをここで言うことは危険なことでありまするから、避けられたのかもしれませんけれども、銀行にとっては非常におそろしい状態ではないかと私は心配するのですけ……

第48回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1965/02/24、30期、日本社会党)

○川俣分科員 法務省にごくわずかな時間をさいてお尋ねしたいと思うのですがまず第一に法務大臣にお尋ねしたい。  なかなかむずかしい質問になるかもしれませんが、農林省が所管しております保安林は、公有財産と見るのでありますか、あるいは事業財産と見ますか、あなたの見解をお聞かせいただきたいと思います。というのは、山形の問題に入るわけですが、国有林野特別会計で管理しておる財産で、これは明確じゃないのですが、明確にする必要があると思うのです。というのは、保安林整備臨時措置法によりますと、保安林は公共性が非常に高いものだということで、公有財産とは説明しておりませんけれども、他人の財産を簡易に取得するために、……

第48回国会 予算委員会第一分科会 第5号(1965/02/26、30期、日本社会党)

○川俣分科員 私は、きょう、主として、国会の予算に関して、衆議院の事務総長にお尋ねをいたしたいと思います。  事務総長御存じだと思いますが、あえて衆議院の厚生施設とは見かねるようでございますが、実質上厚生施設でございまする医務室がございます。たびたび私指摘をいたしておるわけてすけれども、一体衆議院の議員でどのくらいが、医務室を利用しておりまするか、お知らせを願いたいと存じます。
【次の発言】 いま説明のありましたように、大体毎日四十人前後、それに職員も利用せざるを得ない状態でありますことは御存じだと存じますが、この点どうでしょう。
【次の発言】 職員がこれを利用するから悪いという意味でお尋ねを……

第48回国会 予算委員会第一分科会 第6号(1965/02/27、30期、日本社会党)

○川俣分科員 法制局長官にお尋ねしたい点が一点ございます。  それは憲法に三権分立の基本方針がありますることは、国民も十分理解しておるところでございます。 そういう意味でお尋ねしたいと思うのですが、この委員会でも問題になった国有財産の境界等は、これは行政の範囲内だと思いますが、いかがお考えになりますか。国有財産法等に基づいてその境界の査定にあたっては、大蔵大臣の諮問機関として国有財産審議会があり、しかもその審議会の中に、境界の紛争が非常に多い、民間におきましても土地の境界等の紛争が非常に多い。しかも境界等については専門家でなければならないというところから、行政として境界等査定に関する部会を開い……

第48回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1965/02/22、30期、日本社会党)

○川俣分科員 時間の都合もあるようでございまするので、問題を提起すると同時に、検討されて御回答を得たいと思います。また、本年度予算の終結に近づいたこの際、明らかにしておきたい点がございますので、その点に限ってきょうはお尋ねし、あとの点は保留いたしておきたいと存じます。  一つは、道路予算を見ますと、地方の事業に非常に関係の深い二級国道の予算がございますが、この積算の基礎が明らかでございません。毎年のことでございますが、予算がきまってから配分をするという方式を取っておられるようでございますが、国会審議の上からいうと、予算ができてから配分をするということは、予算審議を制約するものでございますし、会……

第48回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1965/02/25、30期、日本社会党)

○川俣分科員 運輸大臣に、毎国会ごとにお尋ねをするのですが、言うほうがむしろひけ目を感ずるくらいです。私は、国家の公務員法の法律案を出した責任者でもありまするので、かなり注目をして見ておるのであります。すなわち、高級公務員の営利企業へ就職承認を求める案件が、運輸省はかなりいままで多かったのでございますが、昨年の件数は減っておるとはいいながら、依然として好ましくない状態が出ておると思うのです。承認は与えられておりまするけれども、承認の与えられなかった件数もまた出ておるようでございます。これは運輸省として、運輸大臣が運輸行政を監督する上に非常に重大な問題だと思うのです。こういうことをやっておるから……

第48回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1965/02/25、30期、日本社会党)

○川俣分科員 限られた時間でありますので、簡潔にお尋ねしたいと思います。  いよいよ予算委員会も最終段階に近づいておりますので、懸案問題をどうしても解決しなければ予算委員会が終了を見ることが困難じゃないかという事態にきておるのです。よしあしは別にして、そこへきている。そこで、政府全体の問題でございましょうけれども、医療費の問題――私、内容は触れません。問題は何とか解決していかなければこの国会の有終の美がおさめられないようでございますし、また予算委員会も終了を見ない。延びるという結果になるのではないか。及ぼす影響は非常に大きいと思いますので、これは政府の答弁でしかるべきですけれども、担当の厚生大……

第48回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1965/02/23、30期、日本社会党)

○川俣分科員 企画庁長官に土地の問題と水の問題についてお尋ねをしたいと思うのですが、いずれも物価安定の重要な基盤でありますので、お尋ねしたいと思うのです。  きのうも会計検査院にいろいろお尋ねをしたのですが、長官御存じのように、国有財産である土地を、大蔵省所管または農林省所管の国有地を払い下げ等売り払いをいたしておるわけですが、この場合の指摘事項として取り上げられておる点は、たくさんございます。会計検査院としては、国有財産をなるべく国に有利になるように処分すべきだという考え方をしておる、これはまた当然なことだと思うのです。ところが、ここをひとつ企画庁長官にお尋ねしなければならぬのですが、政府は……

第48回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1965/02/22、30期、日本社会党)

○川俣分科員 私は、会計検査院の昭和三十八年度決算検査報告を非常に多とするものでございます。毎年国有財産あるいは国の会計について非常に御苦労なすって検査報告をされるその努力に対しては非常に敬意を払うものでございます。  そこで、せっかくの独立した官庁であります会計検査院に対して、一つの逆に指摘したい事項があるわけです。というのは、旅費、超過勤務等の手当を見ますると、これではたして十分な検査ができたのかどうかという点でございます。特に地方でいろいろ検査の実態を見まするときに、調査事項が多いために、夜非常におそくまでかかっておられる場合をときどき見受けるわけです。これらについての旅費もないものです……

第48回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1965/02/24、30期、日本社会党)

○川俣分科員 大臣お疲れだろうけれども、これはぜひ詰めておかなければ最終になりませんために、あえて時間をさくわけですが、予算委員会もだんだん終わりに近づいてきておるわけですが、この分科会である程度詰めて、早く結論を出したいというところからあえてお願いするわけですが、その前提として、実は本論は、大臣だからはっきり言いますけれども、農業用ガソリン税の問題なんです。これは懇案になっておる問題で、いずれ片づけなければならない問題で、これはどうも大臣だけ責めてもなかなか解決しにくい様子が見える。これは、大臣が詰めにくいとか解決しにくいというはずはないと私は思いますけれども、幾分弁護の意味でも、これをお尋……

第48回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1965/02/25、30期、日本社会党)

○川俣分科員 いよいよ予算委員会も最終の段階に来ておりますので、特に外務大臣にお尋ねしておきたい、こう思うのです。大臣は御苦労に韓国まで行ってこられたのですが、その結果国の予算に影響を与えるようなことが起こるのではないかと思いますが、その場合は補正予算あるいは債務負担行為の形をとって予算化されるのかどうか、その予算措置がどうなるのであろうかという点で確かめておかなければならないと思うのであります。政府はこの国会中は補正予算を組まない、こういうことでありますが、あるいは四十一年度に持ち越すのであるかどうか、そういう点をひとつ明らかにしてもらいたい。それについても、いま横路委員からの要求の資料が提……

第48回国会 予算委員会第二分科会 第5号(1965/02/26、30期、日本社会党)

○川俣分科員 大臣もお急ぎのようですからひとつお尋ねしたいのですが、それは、予算委員会も大体終結に近づいてきておりますが、予算委員会の中に設けました三矢小委員会が進行しませんと、中に設けた小委員会でありますために、予算全体の審議の上に非常に影響するところが大きいと思いますが、聞くところによりますと、資料の提出等がないために進行しておらないようにも承るわけでございますが、いよいよ最後の段階に来ておりますので、――私は最後の段階とは思いません。十分審議するのでありますから最後とは思いませんが、政府の要請によると、もうこの辺で終わりとしたいという目安をつけておられるようでございます。これは、自民党が……


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 大蔵委員会農林漁業用揮発油税に関する小委員会 第1号(1966/05/31、30期、日本社会党)

○川俣小委員 資料を要求したいと思います。  大蔵省に農業生産費の、特に米麦の所得基準というのがあるはずですね。基準または標準と称しますか、各局別にあるはずです。これは一昨年度でけっこうですから、お出し願いたい。
【次の発言】 これはなかなかあなたのほうでしぶっておられることは毎年ですけれども、これは申告納税ですから、当然そういう説明があるはずですから、更正決定をする場合に標準に合わせて決定されているわけで、これはかくれもない事実です。出すことは出さないけれども、持っておって、標準に合わなければ更正決定はされるのじゃないですか。そういうことがあるから、参考のためにお出しになったらどうか。ガソリ……

第51回国会 大蔵委員会農林漁業用揮発油税に関する小委員会 第2号(1966/06/07、30期、日本社会党)

○川俣小委員 まず基本の問題に入る前に、資料について農林省及び通産省にお尋ねしたいと思います。  農林省がガソリン税の問題を解決するための農機具の台数を出しておられますが、一体、農機具について農林省は理解があるのかどうか、非常に疑問に思うのです。というのは、台数よりも馬力数に変わってきておるときに、ただ台数で出しておられるのは矛盾を感じておられないかどうか、この点をまずお聞きします。  あわせて、通産省にお尋ねをするのですが、通産省の報告が有価証券報告書よりも少ないではないかということを指摘しておったのでございますが、それについて、訂正じゃないのですが、明らかな資料が出てまいりました。これによ……

第51回国会 大蔵委員会農林漁業用揮発油税に関する小委員会 第4号(1966/06/23、30期、日本社会党)

○川俣小委員 先般この委員会で農林省に対して、ガソリンを原動力とする農業用機械の台数についてお尋ねをしておったのですが、農林省自身の最近の統計を見ますと「農業機械統計要覧」を見ますと明らかにしておるところでありますが、やはり馬力数をかなり重要に資料として持っておられるわけです。これを見ましても、かつては四馬力以下だったのを、十馬力以下、十一馬力以上というふうに台数を分けておられるくらい、または総延べ馬力を出しておられるのでございますから、当然、従来のように一台どのくらいのガソリンを原動力にしておるかという計算の基礎を変えなければならないはずだと思うのです、こういう資料を出しておられるのですから……

第51回国会 予算委員会公聴会 第1号(1966/02/21、30期、日本社会党)

○川俣委員 私は、せっかくおいでになった公述人に対しましては、質問をしようとは思いません。その持っておられます学識を発揮していただきたいということでありますので、いわゆる質問ではございませんで、教えを受けたいという考え方でひとつお尋ねをいたしたいと思うのであります。二点あります。  一つは、高度成長に伴って、需要が増大いたしてまいりました木材、この供給に応じかねて天然資源がだんだん枯渇してきておるようでございます。このことは住宅建設にも大きな制限を加えるでありましょうし、それ以上に水資源を枯渇させることになりまして、住宅問題の解決にはならないと思うのですが、これに対する対策なりお考えなりがあり……

第51回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1966/02/24、30期、日本社会党)

○川俣分科員 いま本分科会にかかりました予算についておのおの説明を承ったのでございますが、国会関係予算につきましては、当面の責任者である議長が説明するのが当然だと思いますけれども、議長は議員でありますために、慣例上、議員が議員に質問をするということは他に影響するところ大きいので、その議長の直接指揮下にある事務総長が来て説明するのが当然だと思います。地方議会におきましても議会事務局長が説明をいたしておるようでございますが、国会だけなぜ一体庶務部長であるとか管理部長が説明をしなければならないのか。これは全く国会をみずから軽視しているものだと思います。したがって、国会予算だけは本分科会から削除してほ……

第51回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1966/02/25、30期、日本社会党)

○川俣分科員 多く時間がございませんので、ごく簡略にお尋ねをいたしたい。  一番最初は、総理府にお尋ねをしたいのですが、あなたの所管の中に、臨時農地被買収者給付金業務室というのがございますね。農地被買収者給付金の業務を扱っておられますが、一体いまお考えになって、こういう農地被買収者の給付金制度が、今後の宅地行政、土地行政に非常な大きな悪影響を与えておるとお考えになりませんかどうか。今後土地行政が非常にやかましく論ぜられていくときに、これに大きなブレーキをかけておるというふうに感じておられますかどうか。この影響が非常に大きいと思いますが、どのようにお考えになっておりますか、お尋ねをしたいと思いま……

第51回国会 予算委員会第一分科会 第5号(1966/03/01、30期、日本社会党)

○川俣分科員 中村文部大臣にお尋ねをしたいのですが、時間がありませんので、簡潔にお尋ねをしたいと思うのです。  私、今度予算を担当して、文部省の予算を拝見いたしまして、非常に感服しておる点があるわけでございます。感服の点では二つに分かれます。一つは、どういう点で感服したかというと、各官庁の上級幹部が常利企業へ就職することを、厳重に規定する国家公務員法百三条を改正いたしまして、毎年人事院から報告を受け取るようにいたしたのでございます。ことしで三回になりますが、文部省が、この営利企業への就職の承認を求める人事院の報告書に一つも載ってこない。さすがはやはり教育者であるだけに、営利企業に就職する人がな……

第51回国会 予算委員会第一分科会 第6号(1966/03/02、30期、日本社会党)

○川俣分科員 私は、この際、いま議題となっておりまする国会関係予算について、事務総長並びに関係者に質問をいたすのでございますが、国会という内部の問題であるだけに、実は、非常に議員全体が関心を持ちながら、部内の問題であるという考え方で常に――政府関係機関についてはかなり内部にわたっていろんな意見が出ておりますが、国会については、慣例上もありまして、議運のほうにまかせっきりだという弊害もあるようでございますので、あえて私、この際国会関係予算について取り上げる次第であります。  国会当局側も、内部の問題であるということで、予算は当然無審議で国会を通るものというふうに安心しておられるようでございまする……

第51回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1966/02/28、30期、日本社会党)

○川俣分科員 大臣のおられる間にまとめてお尋ねをしたいと思いますが、日本国有鉄道で通行税を取っておられますが、一般の利用者から言うと、これは運賃のように考えられて支払いをされておりますが、運輸省はこの通行税をどういうふうに理解をしておられるのか。早く言うと流通税だという考え方に立つのか、あるいは使用税的な奢侈税だというふうにお考えになっておるのか、この点をひとつ明らかにしてほしいと思います。
【次の発言】 しかし世界的にこれを見ますと、大体流通税だという考え方のようでございます。そこで流通税であり奢侈税であり、当然利用者に還元さるべきものだと思うのであります。したがって、これが国の財政に一ぺん……

第51回国会 予算委員会第五分科会 第5号(1966/03/01、30期、日本社会党)

○川俣分科員 私は、この際主として大臣にお尋ねをすることがございますが、あとからは事務的な問題が多いので、事務当局にお尋ねをしようと思います。  建設行政を大臣が担当されてから、おそらく、建設行政で、これでいいのかという疑問が出てきている点があるのじゃないかと私は思うのです。あまり広範にわたると時間がないから、簡単に申し上げますが、各省ともそうですけれども、官庁行政として、ほんとうに真剣に建設行政のために打ち込んでおるのかどうかという疑問が幾多出てきておると思うのです。  その例として、大臣、あなたのほうのわりあい高級官僚が、すでに在職中に就職先をさがしておるような状態が見えますことは、ほんと……

第51回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1966/02/28、30期、日本社会党)

○川俣分科員 時間がないので、なるべく簡略にお尋ねをしたいと思います。  第一にお尋ねしたいのは、各官庁と比較してみて旅費が非常に豊富だとも見えるわけですが、行動を必要とする自治省職員の旅費が、必ずしも多いとも思われませんけれども、各官庁と比較してみると非常に大きい。千七百万というのですから、ほかの官庁の約十倍くらいな予算になっておると思うのです。まあこれでも足りないのじゃないかと思うわけですが、それは問題ないのですが、そこでお尋ねしたいのは、そういうふうに見てまいりますと、目の十七、交際費四百五十万というのがございます。これも各官庁と比較してみると、大体四、五十万の交際費が四百五十万という多……

第51回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1966/02/25、30期、日本社会党)

○川俣分科員 初めから予算についてお尋ねいたしたいと思うのですが、予算のほうは長官でなくてけっこうです。担当の者でけっこうですから、あとで水の問題に入りましたならば、長官の御意見をお伺いいたします。  第一に、経済企画庁のほうにお尋ねをいたしたいのは、経済調査等委託費がございます。特に消費者行政推進調査委託費は年間四百五十万円でやっておられますが、どういうことを調査委託をしておられますか、この点をまずお尋ねいたしたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、いろいろおやりになることの必要性は、私どもはもっと積極的でなければならぬということは認めますが、予算の編成から言うと、目の9の庁費です……

第51回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1966/02/26、30期、日本社会党)

○川俣分科員 私は、この際農林大臣のおられる機会に、国有林の問題、農地の問題、食糧関係の問題等をお尋ねをし、農林大臣を大いに鞭撻いたしたいと思うのであります。質問よりも鞭撻になると思いますが、坂田さん、声は非常に大きく出しますけれども、どこかふ抜けのところがあるのじゃないか、そこがあるいはあなたの長所かもしれませんが、私はあまり声を大きくいたしませんけれども、十分お聞き取り願いたいと思うのであります。  まず第一に農林大臣、農林省に訓令なるものがたくさん出ておりますね。訓令というものは、これを徹底させることが歴代の大臣の任務だと思う。その職についたからには、過去の訓令を、自分が出した訓令でない……

第51回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1966/02/28、30期、日本社会党)

○川俣分科員 一番先にひとつ耳の痛いところから始めていきたいと思います。  確かに三木さんが通産大臣になってから、どういう意味かわからぬけれども、相当実績をあげたと思うのです。というのは、政治家的実績。大臣をやって、どういうところにわれわれ目をつけておるかというと、自分の役所内の者がやめたときにどれだけ産業界に手づるをつけておくかということが大臣の実績だと、こういうふうに私どもは見るわけです。政治家としてはそういう見方があるわけです。産業の実績なんというのはなかなかわかりにくいから、われわれそういう判断をするわけです。なぜそういうことかといいますと、なるべく政治家のやめたあとの勢力をひとつ押え……

第51回国会 予算委員会第四分科会 第6号(1966/03/02、30期、日本社会党)

○川俣分科員 質問する前にあらかじめ主査にお断わりいたしておきたいのですが、時間をできるだけ詰めて質問をしたいわけでございます。それは明日からの予算委員会の審議の打ち合わせをいたしておる途中で参りましたので、時間を長く質問することができないということが一つ。また、この委員会の運営からいっても、早く終わりたいという主査の補佐役からの御依頼でありますので、早く終わりたいと思いますが、しかし、あまり残るとまた明日の一般質問に譲らなけれならないということもどうかということになりますので、しかしできるだけ時間を詰めるお約束はいたします。  そこで、お尋ねをいたしたいのですが、第一は、四十一年三月三十一日……

第51回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1966/02/28、30期、日本社会党)

○川俣分科員 きょうは分科会でございますので、大臣を要しない点も多いのですけれども、大臣を要する点を先にいたしましょうか、あと回しにしましょうか。――大蔵大臣、少し耳の痛いところが多いのですが、これは大臣としての責任だと思うのです。ときたま少しは各省の予算などを削った報いも出てくるでしょうから、痛いところから始めなければならぬと思うのですが、私、数年来、高級役人が営利企業に就職をすることについていろいろ警告をしておったのですが、わざわざ国家公務法百三条を改正いたしまして、国会に報告するようにいたしたのでございます。これは、在職中に監督をされる側に対して手かげんをするおそれがあったり、あるいは就……


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第52回国会(1966/07/11〜1966/07/30)

第52回国会 大蔵委員会農林漁業用揮発油税に関する小委員会 第1号(1966/07/21、30期、日本社会党)

○川俣小委員 中澤小委員から質疑があったし、私も前にお話ししてありますので、要所だけを取りまとめて質問いたしたいと思います。  ただ、質問する前に一言申し上げたいのは、ガソリン税の免税について非常に熱心であった青木正君がなくなられて、きょう百日祭が行なわれたのでありますが、私はその霊前に、ガソリン税の問題も先生の熱意がようやく実現しそうになってきたということを実は報告をしてきたのでございます。  そういう点から見ましても、このガソリン税の免税の問題は予算委員会で強く要望されまして、大蔵省側から、どうも予算委員会だと苦手だが、大蔵委員会ならば親戚だという考え方をしたのかどうかわかりませんけれども……



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データ更新日:2023/02/05

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