穂積七郎 衆議院議員
30期国会発言一覧

穂積七郎[衆]在籍期 : 26期-27期-28期-29期-|30期|-31期
穂積七郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは穂積七郎衆議院議員の30期(1963/11/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は30期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院30期)

穂積七郎[衆]本会議発言(全期間)
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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 衆議院本会議 第32号(1964/05/29、30期、日本社会党)

○穗積七郎君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました日米間における領事条約に反対の態度を明らかにいたしたいと思います。(拍手)簡潔にその理由を明らかにいたします。  御承知のとおり、領事とは、国際通念によりまして、両国間の経済、文化の交流に関する職務または在外自国民の身分関係に関する法律手続、自国民並びに受け入れ国に入港いたします自国船舶に対する権利の擁護を職務とするということは明瞭でございます。したがいまして、領事は外交官とはこれを区別いたしまして、軽く取り扱ってその特権は外交官よりはなはだしく制限されていたのでございます。したがって、今日まで諸国間におきましては、ほと……


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第50回国会(1965/10/05〜1965/12/13)

第50回国会 衆議院本会議 第9号(1965/11/09、30期、日本社会党)

○穗積七郎君 私は、日本社会党を代表して、ただいま楢崎君によって提案されました椎名外務大臣不信任決議案に対して賛成の討論をいたしたいと存じます。(拍手)  昨年七月でありますが、当時の池田内閣が、内閣改造を行ないましたときに、世人は、急速に激動を続けてまいりました国際情勢を背景にして、新しい内閣の外務大臣はだれをもって充てるかということに最も深い関心を持ったのでございます。ところが、ふたをあけてみますと、外務大臣椎名悦三郎の名を聞きまして、世人はあげてこの突拍子もない人事に対して、あるいは驚嘆をし、あるいは失望し、あるいは不満の意を表明いたしたのでございます。(拍手)  それは何ゆえかというな……


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第52回国会(1966/07/11〜1966/07/30)

第52回国会 衆議院本会議 第5号(1966/07/22、30期、日本社会党)

○穗積七郎君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま追加提案をされましたアジア開発銀行設立に関する協定の承認を求める案件に対して、反対の意思を表明いたしたいと存じます。(拍手)  実は、本日とっさの追加上程でありましたので、原稿を用意するいとまがありませんでしたが、これは決して国会における討論を軽視する精神から出たものではありませんから、議長並びに同僚議員諸氏の御了解をいただきたいと思います。  さて、承認に反対をする理由を簡潔に申し上げたいと存じます。  この案件は、国連のエカフェを隠れみのといたしますアメリカ帝国主義者の北爆拡大に伴う、いわゆるジョンソン構想を推進するものであることは……

穂積七郎[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院30期)

穂積七郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第45回国会(1963/12/04〜1963/12/18)

第45回国会 外務委員会 第2号(1963/12/18、30期、日本社会党)

○穗積委員 時間がありませんから簡単にお尋ねいたしますので、答弁も明確に一問一答で終わるようにお願いをいたしたいと思っております。  順を追ってお尋ねいたしますが、まず第一に外務大臣にお尋ねいたしたいのは、この周鴻慶氏の帰国問題に関連をして、台湾政府から日本政府に何らかの申し入れがあったように承っておりますが、その事実はいかがでございましょうか。
【次の発言】 それはあとでまたわれわれが文書として委員長を通じてわれわれ外務委員に提出を要求いたしたいと思っておりますが、きょうそれを読んですることはできませんから、ちょっとお尋ねいたしますが、そうすると、周鴻慶氏は中華人民共和国に帰すべきでない、理……

第45回国会 法務委員会 第4号(1963/12/17、30期、日本社会党)

○穗積委員 関連して。ちょっと具体的にお尋ねしておきますが、それでは朝鮮赤十字代表と日本の赤十字代表のいままで四年間のお互いの協力に対して、礼儀上東京に招待したいという東京招待の申請書が出ましたときには、法務省はこれを受理なさいますか。――受理するわけですね。この申請書を受理なさるかなさらないか。その審査と決定は別ですよ。別ですけれども、受理するかしないかということを聞いておきたい。当然受理すべきだと思いますが、大臣のお考えを具体的に伺いたい。
【次の発言】 招待の計画の申請書を入管で受理するかしないかということです。当然受理すべきでしょう。


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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 オリンピック東京大会準備促進特別委員会 第4号(1964/04/07、30期、日本社会党)

○穗積委員 私は、オリンピック大会の準備状況全体について、それから選手の強化対策等についてお尋ねしたいのですが、きょうは時間がありませんので、いま議題になっております入国問題にしぼって簡単にお尋ねいたしますから、時間を要しないように簡潔な御答弁をわずらわしたい。  最初に、組織委員会のほうにお尋ねをいたします。  四月二日の一部新聞におきましては、組織委員会は、北朝鮮、朝鮮民主金義人民共和国オリンピツク委員会に対しまして、入場券の種目、枚数及びエ―ジェント、それから調査団に対する希望等々について、審議をされました結果、近く北朝鮮に対してそれの通告をして回答を求めるということを決定したということ……

第46回国会 オリンピック東京大会準備促進特別委員会 第5号(1964/05/22、30期、日本社会党)

○穗積委員 私は、時間の都合で、たいへん恐縮ですが、あとの設備状況の進捗について簡単に質問したいと思いますが、この分については、書類で報告のありましたものをよく検討いたしまして、次の機会にお聞きしたいと思います。

第46回国会 オリンピック東京大会準備促進特別委員会 第6号(1964/06/25、30期、日本社会党)

○穗積委員 いまの問題に関連して―御検討中ということですから、いい結論が出ることを期待して、それを数日間お待ちいたしましょう。  ただ、いまお伺いますと、柳田委員も言われましたけれども、三つの理由のうちの第三の、承認国、未承認国の問題については、この委員会でオリンピック開催については、承認国、未承認国の区別をしない、これは政治と切り離して、スポーツ精神に従って、無差別平等の原則でやりたいということは、政府当局から、特に佐藤担当大臣から説明されております。  それから第二の、現地でテストをするということですけれども、これは、私も学生時代にいささかスポーツをやった経験がありますが、いま柳田委員は、……

第46回国会 外務委員会 第1号(1964/02/06、30期、日本社会党)

○穗積委員 議事進行について……。  実は、私きょう遅刻して、他の用でやむを得ざる事情ですけれども、申しわけありませんでしたが、中国問題も含む最近の国際情勢に対する政府の認識と、それから、基本的な外交路線、並びに中国にアプローチする具体的な方策について、大臣からとっくりお伺いしたいと思っていたのです。ところが、伺いますと、十二時半というのですが、十二時半はどうしても動かせませんか。もう少し延ばすことができればなにですが、もし延ばすことが政府の要務で不可能であれば、私は、必ずしもきょうでなくて、次の機会に適当な時間をいただいて御質問をしたいと思います。それによって、帆足君に続いてやってもらうよう……

第46回国会 外務委員会 第2号(1964/02/12、30期、日本社会党)

○穗積委員 大平外務大臣にお尋ねをいたしたいと思います。問題はやっぱり中国問題を中心にして、政府のアジア外交政策、近隣外交政策の内容についてお尋ねいたします。  いままで他の委員会あるいは本委員会等において、政府の御答弁は、はなはだしく情勢の判断も不十分であり、かつ甘くもあり、しかも、主体的な方針というものは、様子を見てということで、自主的な政策というものは何ら国民に示されていない。はなはだわれわれは不満であるとともに不安に思うわけでございます。  そこで、私は、その後だんだんと情勢が進んできておりますから、単に政府の責任を追及するとか、あるいはあげ足を取って答弁の食い違いを指摘するとかいうよ……

第46回国会 外務委員会 第12号(1964/03/25、30期、日本社会党)

○穗積委員 きょうは外務大臣に日韓会談の近況についてお考えをただしたいと思います。  第一に、最近の日韓会談の様子を見ておりますと、われわれ国民としては非常に不可解かつ非常な不満を感ずるわけです。第一、交渉の形式から見ましても、両国の農林大臣会談、あるいはまた本会談が並行して行なわれておるのですが、実際は、もうすでに、万人が見るとおり、奥座敷のまた奥座敷で金鍾泌と大野伴睦氏との間でこれが潜行的にどんどん進められておる。それで、あなたと池田総理は、総裁公選を前にいたしまして、たな上げをされたようなかっこうになっている。どうでもひとつよろしく頼みますというようなことになっている。だから、実際は、表……

第46回国会 外務委員会 第15号(1964/04/03、30期、日本社会党)

○穗積委員 関連。
【次の発言】 関連でございますから、いまの呉学文の問題について一括してお尋ねいたしますから、漏れなくお答えをいただきたいと思います。  まず第一に、外務大臣に御注意申し上げますが、呉学文の発言と称せられるものは、日本の外交政策について、その部分の特に中国に対して影響の甚大な部分について中国側の意見を言ったにすぎない。こういうことは当然承り得ることです。たとえば、われわれが北京へ参りまして、中ソ同盟条約の中の対日軍事条項というものは好ましくない、だからこれはわが国の今後の外交路線と話し合いの中で修正または削除してもらいたいという意見を、われわれは堂々と述べています。それに対し……

第46回国会 外務委員会 第20号(1964/04/22、30期、日本社会党)

○穗積委員 きょうは、久しぶりですから、大臣に、その後の韓国の政治情勢、それから、中国との関係について、あなたのほうの松村使節団が行かれていろいろ重要な話をされて、すでに新聞発表にもなっておりますので、それらのことに関する政府の御方針を伺っておきたいと思います。  最初にお尋ねいたしますが、これはもうわかり切ったことですが、この前の委員会の当時、すなわち先月の二十四日にソウルにおいて学生の日韓会談反対デモが起きましたし、同時に韓国における日韓会談を中心とする諸情勢について外務省はどういう分析と判断をしておられるかを述べられた。それに対して、私は、この問題は簡単な問題ではなくて、この反対運動は相……

第46回国会 外務委員会 第21号(1964/05/06、30期、日本社会党)

○穗積委員 ちょっと関連して局長にお尋ねしますが、この点はっきりしていただけばわかると思うのです。権利義務関係は他の多数国間条約の場合と違うかどうかということです。あとから追加参加した国、つまり、いまでも多数国間ですけれども、新しく参加したその国との間に国交が夫回復であるという場合でも、多数国間条約になるわけでしょう。多数国間条約が成立した場合には、すべての多数国が相互に国交かすべて回復しておる諸国における多数国間条約と、国交が回復してない国が参加しておる多数国間条約との場合においても、相互間の権利義務関係というものに違いはない、あるべきではない、こう解釈するのが条約解釈上・法理上当然だと思う……

第46回国会 外務委員会 第22号(1964/05/08、30期、日本社会党)

○穗積委員 大臣が見えるまで事務当局から、最初に出入国の問題について具体事実に即してお尋ねをいたします。われわれの判断では、最近から、平和共存といい、あるいは開放経済に即した人の出入国は自由を原則としてやるという答弁に反する事実があるように私ども強く感ずるわけです。そういう意味で、具体的な事例に即しながらお尋ねをいたします。  入管局長、あるいは治安当局は次長がお見えになっておるようですが、並びに、パスポートにつきましては所管の外務省にお尋ねをいたしたい。移住局長はお見えになっておりますか。
【次の発言】 課長は。
【次の発言】 外務省はまだのようですから、それじゃ、法務省所管のビザの問題、特……

第46回国会 外務委員会 第23号(1964/05/13、30期、日本社会党)

○穗積委員 いまの問題に関連しまして、まだ大臣の御答弁がどうも不明確で納得がいかないので、続いてお尋ねいたしましょう。  まず第一にお尋ねいたしますが、ベトナムに対して、いまのお話のように、特にいろいろな物資その他による経済援助をしなければならない、してもらいたいとアメリカは言ってきた、日本はしたほうがいいと考えるということについては、何か緊急なる理由があると思うのですが、それは、ベトコンとの戦いで政治的または軍事的に敗色の一途をたどって、もうくずれるかもわからぬ、総くずれになるかもわからぬという緊急事態が今度の要請になり、これを援助するというのが目的ではないのですか。他に理由がございましょう……

第46回国会 外務委員会 第24号(1964/05/15、30期、日本社会党)

○穗積委員 昨日ミコヤン代表団一行が国会の招待でまいりましたが、直ちに政府との接触もあったようで、きょうもまた続いて行なわれるようですけれども、   特にきょうの会談はやや内容にわたるものだと思いますから、それに関連をして政府の態度をこの際二、三お尋ねいたしておきたいと思うのです。  まず第一にお尋ねいたしますが、フルシチョフの池田首相に対する親書というのは、新聞その他に発表されているもの、あれは間違いございませんですね。
【次の発言】 幾つかの原則を含む具体的な提案もあるわけですが、時間が十分ありませんから、政府のほうから、これらに対する、きょうの会談に臨むまたは今後の日ソ間問題処理に対する……

第46回国会 外務委員会 第25号(1964/05/20、30期、日本社会党)

○穗積委員 関連。
【次の発言】 大事な発言です。単に民間ベースで日本の商社と向こうの商社との間でいろいろな経済取引をすることと、それができてから日本政府がこれをどう処理するかということとはこれは別なんです。民間ベース民間ベースと言っていますが、あなたと金との間の話し合いで、日韓交渉に伴う請求権処理の内容の一つとして包括されているんじゃないか。日韓交渉の条件じゃないですか。第三の、民間ベースによる経済協力一億ドルというのは、これは日韓交渉の条件ですよ。したがって、日韓交渉で日本政府がその問題を出せば、あの場合民間ベースという名前になっておるけれども、政府がある程度の政治的責任を持ってやるという……

第46回国会 外務委員会 第26号(1964/05/22、30期、日本社会党)

○穗積委員 大臣にお尋ねしたいこともありますけれども、あとにいたしまして、まずその前段として条約局長にお尋ねいたしますが、外交官と領事官というものの区別並びに領事官の任務ですね。これは慣例上国際的に理解があると思うのですけれども、その区別は外務省としてどういうふうに規定をしておるか国際上そういうことに対しての了解事項みたいなことがございますか。
【次の発言】 私も常識的に理解をしておったのですが、特に私がなぜこういうことを聞くかということを大臣も御理解いただきたいが、領事の任務並びに権限ですね、職務といいますか、そういうものを明確にしておくことが必要だと思いましたことは、いろいろな免除・特権を……

第46回国会 外務委員会 第27号(1964/05/27、30期、日本社会党)

○穗積委員 この前の質問に継続いたしまして大臣にお尋ねしますが、問題の十七条について、この前申しましたように、この(b)項というのは、これは私も再検討してみましたが、どうもいい条項ではないように思いますが、外務省、どんなお考えでございましょうか。一週間たって少しは反省されるところがあったでしょうか。ございませんか。ものは話し合いだから……。
【次の発言】 こういうような規定が、いままで日本が他国と結んだ条約例の中にございましょうか。
【次の発言】 私の聞いているのは、領事条約については仰せのとおりで心得ておりますが、こういう条項の入った条約が他に例がありますかということを聞いておるのです。何条……

第46回国会 外務委員会 第28号(1964/06/03、30期、日本社会党)

○穗積委員 時間がありませんから、大臣に簡単にお尋ねいたします。  実は、緊急な問題なんですが、従来、北ベトナムから経済代表がわが国を訪問して、北ベトナムと日本との経済交流は促進をされてきておるわけです。そこで、最近、日本経済の実情を視察しながら日本を訪問したい、人数はごくしぼりまして六名でございます。これに対しましては、外務省、法務省、通産省、事前にお尋ねいたしましたところが、大体異議はないということで、前例もあることですから、経済交流ですからよかろうということになったのですが、最近になりまして、外務省筋ではないかと思われるのだが、これに対して異議の御意見が出てまいりまして、実は難渋をしてお……

第46回国会 外務委員会 第33号(1964/06/26、30期、日本社会党)

○穗積委員 議事進行について。最初に委員長と御相談でございますけれども、実はきょうは最後の今国会の委員会になったので日中関係の外交政策について結末をつけておきたい問題があったわけです。それは、大臣にもちょっとお聞き取りいただきたいが、第一はLT事務所の駐在員の相互交換の問題、それからビニロン・プラントに対する政府の処置の問題、これらはあなたの近く計画されておると伝えられておる台湾訪問の御計画と関連のある問題だとわれわれは推測しておるのです。ですから、台湾訪問の御計画と関連しながら、その方針も伺いながら、この問題について明らかにしておいていただきたいと思うのです。あと、新聞記者交換に対する政府の……

第46回国会 外務委員会 第34号(1964/08/10、30期、日本社会党)

○穗積委員 新任の椎名外務大臣、小泉防衛庁長官に敬意を表しながらお尋ねをいたしたいと思います。  ただいま鯨岡委員あるいは戸叶委員からお尋ねしたことに対する特に外務大臣の御答弁を伺って、あなたは経済官僚としては非常にすぐれた経験と御意見を持っておられるが、外交上のことについては、はなはだ失礼ですが、今度のトンキン湾事件についてただいまお話しになったような程度の認識と日本の立場を主張しておられるのでは、私ははなはだしく不満足に思うわけです。大へん失礼でありますけれども、率直にお尋ねをいたします。  まず第一に、このたびアメリカの作戦行動というものは、六月ホノルルで、東条内閣そこのけのようなインド……

第46回国会 外務委員会 第38号(1964/10/07、30期、日本社会党)

○穗積委員 外務大臣にお伺いいたします。  実は私は、あなたが外務大臣に御就任になりましてから、ごらんのとおり、先進国における過剰生産と市場競争の問題、この圧力を背景にして、東西問題並びに南北問題が重要な転換期に来ていると思うのです。そういう意味で、椎名外務大臣の今後の国際情勢の分析なりあるいはそれに対処する日本外務省の外交路線について、一度基本的に、あなたに敬意を表しながらわれわれの意見も述べてお尋ねしたいと思っておった。ところが、たまたまきょうの委員会もまた、先般のようにトンキン湾事件が起き、原潜の問題が起き、続いていま、自民党の委員からお尋ねになりましたように、韓国の不当なわが国漁船に対……

第46回国会 法務委員会 第46号(1964/07/31、30期、日本社会党)

○穗積委員 私もオリンピック委員の一人でございまして、この問題で発言しているのですが、いまの問題についてはどうぞひとつ、ぜひ委員長の御提案まことに時宜を得て、われわれ賛成でございますから、そのゆるやかな態度でひとつ進めていただきたい。これはこれで打ち切っておきます。  もう一つは、御就任早々でなんでございますけれども、同様なような問題が起きているわけです。これは中国の趙安博氏の入国ビザの問題でございます。御承知のとおり、今度は原水禁第十回世界大会に中国代表として参加するために入国申請をしたわけですけれども、伺いますと、世界大会の評価を理由にして入国を拒否されたわけではないように、客観的にもそう……


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第47回国会(1964/11/09〜1964/12/18)

第47回国会 外務委員会 第1号(1964/12/15、30期、日本社会党)

○穗積委員 久しぶりに外務大臣にお尋ねいたしますが、他に質問者もおられますので、簡潔にお尋ねいたします。  日本にとってのみならず、今日の国際外交の中で、中国問題というのは最大の問題になってまいりました。しかも、外務大臣は今度国連総会に御出席になりまして国連を中心とする諸国の動き等を見てこられて、中国の国連における代表権問題について、従来の外務省が判断しておりましたものをさらに進めなければならぬ情勢に来たように見受けるわけです。  最初に、この際、あなたが国連総会に御出席になりました結果、中国の代表権問題に対する見通し、判断について、国会を通じて率直に御報告をいただきたいと思うのです。

第47回国会 外務委員会 第3号(1964/12/17、30期、日本社会党)

○穗積委員 委員長と総理大臣にお尋ねをいたしまして、きょうの議事のあとの進行を決定いたしたいと思います。  実は大臣、総理も御了承の上だと思いますが、一昨日の当委員会の理事会におきまして、本日は十時から総理、外務大臣そろって、総理の在席される時間が約九十分、そういうことを確約の上できょうの委員会が開かれたわけです。ところが、緊急な政府の御要務で約四十分おくれになられたわけですね。しかし、私どもはその予定で、あと私のほうの党では、黒田壽男、私穂積、続いてあなたに緊急な当面の外交問題についてお尋ねをするつもりだったわけです。ところが、いま伺いますと、もう時間がないということですね。これはわれわれの……


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第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 外務委員会 第2号(1965/02/24、30期、日本社会党)

○穗積委員 日韓交渉の問題点並びに日中問題について、重要な点を二、三お尋ねしたいと思っております。  お尋ねに先立ちましてちょっと委員長にも申し上げ、同時に外務省にも要求いたしますが、本日日韓基本条約に関するメモ程度のものが資料として配付されておりますが、これははなはだ不届きだと私は思うのです。全文この際なぜ一体国会に報告し、かつ資料として提出にならないのか。これはわれわれ非常に不満に思っております。不当に考えております。ぜひこの際、委員長の御理解もいただいて、委員会として外務省に要求をして、交渉経過を添えて全文文書として提出をしていただくことを、まず第一に要求いたします。委員長、おはかりくだ……

第48回国会 外務委員会 第7号(1965/03/19、30期、日本社会党)

○穗積委員 いまのわが国と対四カ国との間の租税条約について一点だけちょっと事務当局にお尋ねいたしまして、あとの運営について方針を明らかにしておいていただきたいと思います。  それは、フランスとの関係について、この条約の第十条でございますが、私も最近知ったのでありますけれでも、フランスの統一税法によりまして、動産の源泉課税の問題について、わが国との関係から見て追いかけ課税になるのではないか。それから、一括して質問しておきますが、もう一つは、向こうはこれは地方税も含まれるわけでしょう。それらの事情をひとつこの際つまびらかにして、それが不公平な課税にならないために日本政府としてはいままでどういう交渉……

第48回国会 外務委員会 第8号(1965/03/24、30期、日本社会党)

○穗積委員 内外とも認めておるように、アジア・アフリカ地区がいま東西南北の交差点の激流の中に立たされて、われわれ自身の安全と独立あるいは世界の平和のためにやはり一番重要な地点になっております。したがって、そのちょうど交差点に立っておるわが国の政府、これはアジア外交を中心に自主的な立場で日本の独立と平和のために努力したいということです。当面は、そのことに関連をして、ベトナム問題、日韓問題、対中国問題等、重要な問題が出ておりますけれども、きょうは実は大臣の御都合で一時間足らずということでございますから、日韓会談につきましては、関係各大臣そろっていただいて、ひとつ時間も十分とっていただいた上でわれわ……

第48回国会 外務委員会 第10号(1965/03/27、30期、日本社会党)

○穗積委員 関連して。いまの問題は、われわれいままで在日朝鮮人――朝鮮というのは南北含んでおりますが、朝鮮人の基本的人権の問題について取り扱った経験からいきますと、非常に大事なものを含んでいるわけです。  そこで、順を追うて二問ばかりお尋ねいたしますが、まず第一に、韓国籍、すなわち、いま交渉の相手になっておる三十八度線から南の地域の限定政府としての朴政府と今度協定を結ぶ、それを結んだ結果、その国に国籍を有する在日朝鮮人、それにのみ今度の協定による永住権が設定される。そのときに、先ほど八木局長が御報告になりましたように、三十九年の外国人登録法による登録によると、韓国という国の名を選んで自分の所属……

第48回国会 外務委員会 第11号(1965/03/31、30期、日本社会党)

○穗積委員 マレーシアとの航空協定の機会に一、二お尋ねをいたしておきたいと思います。  今度の航空協定そのものにつきましては、これはマレーシアの最近のアジアにおける政治的あるいは外交上の傾向についてはわれわれ理解しがたいというか賛成できない面が多数ありますけれども、航空協定は、言うまでもなく、相互平等主義、内政不干渉でいくべきだということは自明の理でありますから、したがって、その国の思想、政治的立場等々のいかんにかかわらず、私はたいへんけっこうなことだと思って、今度の協定そのものについては賛意を表する次第でございます。ただ、最近の国際上の人間のみならず通信物あるいは貨物あるいはまた貿易に伴う連……

第48回国会 外務委員会 第12号(1965/04/02、30期、日本社会党)

○穗積委員 私は、社会党を代表いたしまして、ただいま毛利委員から御提案のありました対米航空交渉を積極的に進めるべきという決議につきましては、積極的にこれを支持、賛成をいたしたいと思っております。  その理由は、去る水曜日の、わが国とマレーシヤとの航空協定審議に際しまして、私はこれに関する意見を申し述べながら御質問をいたしておりますので、われわれの賛成する趣旨はそれで明瞭であると考えますが、結論的に一言申しますならば、航空業務というものが今日の国際関係における経済・文化の交流、人の交流のために決定的な重要性を増していることは明瞭でありまして、にもかかわらず、わが国の航空業務の国際的な発展というも……

第48回国会 外務委員会 第13号(1965/04/07、30期、日本社会党)

○穗積委員 私は予定をいたしておりませんでしたけれども、昨日中国から対日貿易問題について重大な通告がございました。したがって、そのことだけに関して緊急に一問お尋ねして、政府の今後の態度を明らかにしておいていただきたいと思います。  元来、ニチボーその他の対中国プラント輸出問題につきましては、政府の中において、通産省は、これを早く輸銀を使って契約を実行に移すべきである、こういう態度を省議をもって決定されていたのです。ところが、外務省が非常に誤った外交上の政治的偏向にまりまして、この正しい判断に対して、並びに輸銀の問題についても、これは、できましたときの政治的要求並びに法律によりまして、政府が干渉……

第48回国会 外務委員会 第14号(1965/04/09、30期、日本社会党)

○穗積委員 これから国連憲章改正に関連をいたしまして質問をいたしたいと思います。政策に関することでありますので、その分は大臣から直接お答えをいただきたい。  今後の憲章改正は、安保理事会並びに経済社会理事会の増員でございまして、これはもう十八回総会前からの強い要望のあったところでございます。昨年の夏にコペンハーゲンで行なわれました世界各国の議会の代表による会議におきましても、このことが強く決議として全会一致で要請をされたわけです。それがようやく実現しましたことは、まことにこれを多とするものですが、いささかおそきに失するくらいに考えております。  そこで、私はこれに関連をしてお尋ねをいたしますが……

第48回国会 外務委員会 第17号(1965/04/23、30期、日本社会党)

○穗積委員 お三人の参考人に感謝を申し上げます。  そして、時間がありませんから坂本教授に一問だけいたしたいのですが、一緒ですから一問ですが、内容は二問でございます。  第一は、今度のアメリカのエスカレーション政策を許すに至りました要因の中に、ソビエトがトンキン湾事件以来この問題に対して非常にあいまいな態度をとった、これがアメリカのエスカレーション政策を決定せしめるために非常に大きな役割りを果たしていると私は評価しております。したがいまして、今後の問題としては、ソビエトがこの問題に対して重要な責任を今後解決にあたっても持っておる。日本の外務省ごときがこの平和解決に何らかの寄与をするかのごとくし……

第48回国会 外務委員会 第19号(1965/05/07、30期、日本社会党)

○穗積委員 議事進行について最初に委員長に理解をお願いしておきたいのですが、先ほど理事会で相談いたしましたとおりでございましたが、大臣がお約束よりおくれて見えましたから、それだけうしろにずれるようにお願いをいたしておきます。  連休が続きましたので、ちょっと時期おくれになりましたけれども、政府のアジア外交について、最近の具体的事実とも関連をしてお尋ねをいたしたいと思うのです。  佐藤内閣の外交の新しい目標としてアジア外交を積極的に推進するということでしたが、現状は、無原則、無思想のために支離滅裂というか、混乱または後退であって、池田内閣当時よりははるかに国民は不満に思い、戸惑いを感じているとい……

第48回国会 外務委員会 第20号(1965/05/12、30期、日本社会党)

○穗積委員 外務大臣にお尋ねいたします。  この前の委員会で佐藤内閣のアジア外交政策について質問を始めたのですが、時間がなくて、きょうはその続きで、条約を審議するお約束もありますから十分時間がありませんが、当面二点についてお尋ねをいたしたい。第一は対中国政策について、第二は予想されるAA会議に対する政府の方針、これはベトナムに対するアメリカの侵略行為を目の前に控えてのAA会議でございますから、その点において特に重要であると考えるわけです。  そこで、順を追うてお尋ねいたしますが、先般、非常に無理解な妨害の態度をとられて、四月末に期限になっておりましたビニロンプラントに対する取引は、ついに政府の……

第48回国会 外務委員会 第21号(1965/05/17、30期、日本社会党)

○穗積委員 関連ですから一緒に……。  いまの戸叶さんの資料提出については、非常に大事ですから、漁種別に隻数とそれから漁獲高制限数ですね、これのいままで暫定的にしろきまっております分は、取り扱いは秘密であろうと公開であろうと政府の判断にまかせますけれども、資料提出をぜひ要求をいたしたいと思っております。漁種別の洋紙な内容を報告していただきたいと思います。
【次の発言】 大臣にいまのことに関連をしてちょっとお尋ねをしたいのですけれども、私どもの入手しておる資料によりますと、いまの戸叶委員のお尋ねいたしました漁業の合意書に対する向こう側の最近の修正意見は、この協定は三年間の暫定的なものにしたい、こ……

第48回国会 外務委員会 第23号(1965/06/01、30期、日本社会党)

○穗積委員 きょうは最後の日でございますが、時間が非常に限られておりますので、私は近く政府が参加されるAA会議に対する政府の方針について具体的に問題点をあげてお尋ねをいたしますから、各問題につきまして再質問を要しないように的確にお答えをいただきたいと思います。  まず第一に、参加問題でございますが、新聞を通じてわれわれの承るところによると、ソビエトの参加については反対の態度をいままでもとり、今後もとる方針のようでありますが、それで間違いございませんね。
【次の発言】 それに対して向こうは何と言いましたか。
【次の発言】 この問題は、昨年の四月にジャカルタですでに予備会議が開かれている。それに従……


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第50回国会(1965/10/05〜1965/12/13)

第50回国会 日本国と大韓民国との間の条約及び協定等に関する特別委員会 第2号(1965/10/25、30期、日本社会党)

○穗積委員 ただいま法制局長官と外務大臣から取り扱いの問題についてお話がありましたが、特に外務委員会において従来政府を代表する外務省が条約、協定等を提案される場合におきましての解釈と、いまの椎名外務大臣の解釈との間には、いささかズレがあると思うのです。もう一ぺん整理いたしますと、形式上または名目が条約であろうと協定であろうと、交換公文であろうと覚え書きであろうと、場合によれば、政府を代表する行政機関が相手国の政府を代表する行政機関との間に、文書によらざる口頭による約束をする、それらによって生ずる、合意によって生じた国際関係の取りきめは、文書の形式はどうであろうと、あるいは口頭によるものであろう……

第50回国会 日本国と大韓民国との間の条約及び協定等に関する特別委員会 第6号(1965/10/29、30期、日本社会党)

○穗積委員 関連でありますけれども、重要な問題で総理にお尋ねしたい。実は、私はもう少し先で基本問題についてゆっくりお尋ねする予定になっておりますけれども、たまたま戸叶委員の御質問で、非常に相手国である大韓民国政府のオーソリティーに関する重要な問題でございますから、便宜的にここで関連してお尋ねしておいたほうが議事の進行上よかろうと思うことと、今後の討議に非常に大事なことであります。すなわち、いまの御質問は、日本政府が交渉をして解決しようとしておる相手政府のステータスに関する基本的な問題なんですね。そういう意味で私はお尋ねいたします。  従来、南朝鮮を支配しておるいわゆる大韓民国政府をどういうわけ……


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 外務委員会 第1号(1966/02/11、30期、日本社会党)

○穗積委員 ただいまは高瀬委員長の誠実かつ御謙虚なるごあいさつをいただきまして、ありがたく拝聴いたしました。私どもは野党を代表いたしまして、委員長御就任の歓迎のごあいさつを一言申し上げたいと思います。  委員長は、年来非常に率直かつ広い御見識を持っておられて、この委員会の委員長としてまことに適切な方であると思って、われわれは歓迎いたしております。もとよりあなたは自民党におられるわけでありますけれども、自民党とわれわれ社会党との間におきましては、特に外交路線において相当きびしい意見の違いのあることは御承知のとおりです。しかし、あなたは自民党の党籍を離脱されないにいたしましても、委員長は野党委員を……

第51回国会 外務委員会 第2号(1966/02/18、30期、日本社会党)

○穗積委員 外務大臣とは久しぶりですから、私のほうもいろいろお尋ねしたいし、あなたのほうもいろいろお話ししたいことが多かろうと思うのです。しかし時間が、きょうあと質問者もありますので、実は率直にベトナム問題を中心とする日本政府のアジア外交について、最後に、一、二中国、北朝鮮問題等の具体的なこともあわせましてお尋ねいたしたいと思います。  その前に、けさの各新聞によりますと、下田外務次官がきのう記者会見におきまして、拡散禁止協定に対する従来よりはややニュアンスの違った談話を発表しておられますが、これはもとより慎重な下田次官のことですから、政府部内で多少の打ち合わせをされた後に発言されたものと思う……

第51回国会 外務委員会 第7号(1966/03/30、30期、日本社会党)

○穗積委員 先ほど西村委員が申されましたように、私は、きょうは中国人民外交学会、この使節団の入国を拒否されたことについてお尋ねしたいのです。ですから、外務大臣だけでなくて法務大臣の出席も昨日来強く要求いたしておきましたが、どういうことになっておりましょうか。
【次の発言】 いまの時間はそうであっても、事がはなはだしく緊急かつ重大でございますから、きょうじゅうでも、あるいは途中にでも短時間ちょっと出席をしていただくようにお取り計らいをいただきたいと思いますが、いかがですか。
【次の発言】 向こうが済んだあとでもけっこうです。だから法務大臣に対する質問だけ保留いたしまして、きょうは本会議もありませ……

第51回国会 外務委員会 第10号(1966/04/20、30期、日本社会党)

○穗積委員 きょうは外務委員会に佐藤総理に来ていただいたわけですが、これはほかの委員会と違って、政策の問題ですから、総理自身も積極的に来て発言をしていただく機会を得たい、これは政府のほうも歓迎していただけると思ったし、私も実は質問したかったのですが、伺いますと、時間が非常に制限されておるというので、きょうはこのあと戸叶委員から別の問題で質問いたしますから、私は割愛いたしまして、いまの中国問題に関連をして具体的問題について一点だけお尋ねいたします。ですから、具体的にお答えをいただきたいのです。  いまお話がありましたように、政経分離の原則がいいか悪いかの問題はここで議論しようと思っておりません。……

第51回国会 外務委員会 第11号(1966/04/22、30期、日本社会党)

○穗積委員 実は私は、航空行政または航空業務については全くしろうとでございまして、愚問を発することがあろうと思いますけれども、御親切にひとつ御教示をいただきたい。と申しますのは、実は私ども外国へ出まして、戦後日本の航空業務というものは、制空権並びに営業権ともに剥奪されておりましたために、非常な立ちおくれになって、それにいささかならされておる感を持たざるを得ないのであります。したがって、きょう参考人として御出席いただました趣旨は、政府も議会も与党も野党も、あるいは直接の業務の責任者も、これは前向き一体になってわが国の国際航空の業務の発展を実現しなければならない、そういう意味でお願いしたわけです。……

第51回国会 外務委員会 第12号(1966/04/26、30期、日本社会党)

○穗積委員 参考人はお忙しいお方でありますから、政府に対する質問となるべく切り離しまして、この前私も御答弁をわずらわしたわけですが、ちょっと補足して二、三質問をしたい、締めくくりになりますから。  実はこの委員会におきましては、きょう審議が順調に進みましたら採決する予定でありますが、それに対しては、政府に対する要望の決議をつけてしたいという大体の話し合いになっております。ところが、前回から審議を進めてみますと、われわれがこの協定に対してイエスかノーかをきめるためには、外交上のこともありますけれども、経済上の利害得失をあわせてうらはらに判断してからでないと、実は審議の責任を果たしておらぬことにな……

第51回国会 外務委員会 第14号(1966/05/06、30期、日本社会党)

○穗積委員 椎名外務大臣に久しぶりに二、三の点についてお尋ねをいたしたいと思います。  第一は、最近、政府・与党の中で、共産主義のアジア侵略に対する脅威が増してきたという情勢分析をされまして、それに対抗するために、安全保障調査会を中心にしていろいろ、むしろアジアの緊張を、緩和するというよりは、激化をせしめるような、促進をするような、たとえば核の持ち込みの道を開くとか、あるいは日米間における協議会を共同防衛委員会に切りかえるべきであるとか、あるいは現在の安保条約を十年間、――自動延長でなくて、十年間の長期にわたる期限を付して延長すべきである、こういうような、われわれとしては、むしろ日本がアジアの……

第51回国会 外務委員会 第19号(1966/06/01、30期、日本社会党)

○穗積委員 関連して――先週はお目にかかれなくて御心配をおかけいたしましたが、おかげでだんだん回復してまいりました。  これからちょっと議事進行上お尋ねしておきますが、大臣、あなたはきょうは何分までいいですか。
【次の発言】 毛虫どころか悪魔のようなアメリカの潜水艦、航空母艦を入港させるという、こういう重要な時期に、われわれ衆議院の外務委員会は当面重要な委員会だと思うのですが、あまり時間に制限もされないで、これから好んで出席される心がまえを要望いたしておきます。  はなはだ遺憾でありますが、時間がありませんからごく簡単にいたしますが、先ほどからお話を伺っておりましたし、それからさらに最近のアメ……

第51回国会 外務委員会 第20号(1966/06/08、30期、日本社会党)

○穗積委員 きょう実は私は緊急に、中国の記者二名の人が横須賀の統一デモに参加したという、事実に反する報告がなされて発表がありましたから、そのことについてお尋ねをいたしたい。それからもう一点は、近くソウルの外相会議に外務大臣自身もお出かけのようですが、その前に北との関係についてお話を伺っておきたいと思うのです。あと、中国の記者問題については関係大臣の御出席を待ちまして、それに先んじて、この前の委員会で関連質問でいたしました中に、時間がなくて途中で打ち切りましたけれども、重要な問題が残されておりますから、その点についてお尋ねをいたしたいと思います。  時間がありませんから率直にお尋ねいたしますが、……

第51回国会 外務委員会 第22号(1966/06/24、30期、日本社会党)

○穗積委員 きょうは今国会の最後の外務委員会ですから、少しゆっくり時間をいただきたいと思いましたが、時間が非常にないようですから、はなはだ残念ですけれども、二、三の点について、具体的に限ってお尋ねをいたしたいと思うのです。  まず第一には、来月に日米経済合同委員会が予定されておりますけれども、これは経済といいながら、実は仄聞するところによると、ベトナム問題あるいは中国問題等、あるいは日本を中心とする安全保障体制の強化の問題等々が論議されるようであります。ベトナム問題についてはただいま西村委員からもお尋ねがありまして、私も補足質問したいのですが、これは割愛いたしまして、中国問題について、すでに外……

第51回国会 体育振興に関する特別委員会 第3号(1966/02/17、30期、日本社会党)

○穗積委員 建設省の方にお尋ねするのがいいのかどうか、私は体育委員会に出たのは初めてですから、間違っておったらそっちからサゼストしてもらいたい。  いまの佐藤さんの御質問と、ちょっと関連したことですから、一点だけ関連してこの際伺っておきたいのですが、代々木の旧練兵場のところを体育のセンターにするという御計画だそうで、私も、実は学生時代はいろいろな運動を熱心にやってまいりましたけれども、最近忙しくて、最近の体育に関する施設を全部見ていないのです。見ていないので見当違いな質問かもしれませんが、あそこへもしつくるとすれば、相当の広さもあります。私は幹部候補生で歩兵でございましたから、あそこでいつも訓……

第51回国会 予算委員会 第21号(1966/03/04、30期、日本社会党)

○穗積委員 質問に入ります前に、賢明なる大臣各位にお願いいたしておきますが、実は私は四、五日前から奥歯をはなはだしく痛めまして、痛くて熱がありまして寝ておったのですが、国事を憂えるのあまりきょう出てきたわけです。ですから、私の一の質問に対して賢明なる皆さんは十を悟って、どうぞひとつ適切な誠意のある御答弁をいただいて、なるべく早く済むようにしていただきたいと思っておりますから、あらかじめお願いしておきます。  質問に入ります前に、簡単な資料を二つ要求をいたしたいと思うのです。一つは、ベトナム問題につきまして日本の松井大使が国連の安保理事会の議長をつとめたわけですが、これがまとまらなくて、はなはだ……


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第52回国会(1966/07/11〜1966/07/30)

第52回国会 外務委員会 第1号(1966/07/20、30期、日本社会党)

○穂積委員 外務大臣にちょっと議事進行について。これは委員長から言っておいていただきたいんだけれども、先ほどの理事会で冒頭にあと二人国際情勢、これはアジアの情勢に限りますが、お尋ねをいたしました後に、私のアジ銀に関する質問に入るという申し合わせになっております。私は冒頭に北朝鮮の技術者入国の問題に限ってお尋ねいたしますが、その前に、いまの帆足委員の質問に関連して、もう一ぺんちょっと一言だけ確認をしておきたいと思うのです。  いままであなたや外務省、政府の関係当局が御答弁になりましたのは、ことしの十一月で期限の切れる帰国協定について、これを延長するという方針について何ら変わらない、変える必要はな……

第52回国会 外務委員会 第2号(1966/07/22、30期、日本社会党)

○穗積委員 外務大臣に昨日に続いてお尋ねいたしますが、この前私はこのアジ銀の発生の背後並びに経過の一端に触れました。その中でこれはジョンソン構想の一環をなすものであり、場合によればアメリカのドル防衛の利己主義な立場に立って武力はアメリカが担当する、そうして経済の協力は日本に負担をさせる。これは京都における日米会談の大体のアメリカの眼目で、そのような話しに屈したわけですけれども、そこで、これを証明するものとして私はこの前信託基金に一億ドルの拠出の関係をジョンソン構想の隠れなき事実としてこのつながりを申し上げました。これは外務省御承知だと思いますが、ことしの一月十八日にこのアジア開銀参加に関するア……

第52回国会 外務委員会 第3号(1966/08/12、30期、日本社会党)

○穗積委員 いま委員長のお話しのとおり、実はこういう重要な緊急な問題でございましたので、私は総理にも出席していただくべきことの経過であるというのでお願いいたしておきましたが、きょう御出席がありません。ところが、しかも伺いますと、両大臣とも時間が非常に制限されて御出席というようなことでございますので、はなはだ不満足でありますけれども、特に法務大臣の御事情も考慮いたしまして、法務大臣に対する質問をまとめて先にお尋ねいたします。  そこで、総理はおられませんけれども、石井さんはこの北朝鮮の技術者の入国問題について所管大臣であるとともに、自他ともに副総理をもって認じておられるようでありますから、ひとつ……

第52回国会 外務委員会 第4号(1966/10/12、30期、日本社会党)

○穗積委員 きょうは久しぶりの委員会でありますから、緊急な重要な問題についてたくさんお尋ねしたいのですけれども、森長官が時間をお急ぎのようでございますから、関連いたしまして、先に簡単にお尋ねいたします。  ただいまの施政権の中の教育権を分離返還をしたいというあなたのものの考え方というのを、私は他党でありますけれども、いささか理解ができるような気持ちでおりますから、あなたは部分返還が可能であればそれを実現をし、三歩三歩前進をしてすべての施政権を返還をしたい、こういう主観的希望を持っておられることを発表されておりますし、私もそれを疑いたくはありません。しかしながら客観的なこういう行為、国際関係ので……


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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

穂積七郎[衆]在籍期 : 26期-27期-28期-29期-|30期|-31期
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