このページでは中村時雄衆議院議員の30期(1963/11/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は30期国会活動統計で確認できます。
○中村時雄君 私は、民主社会党を代表して、脚府提出の昭和四十年度予算三案について、反対の意向を表明するものであります。 まず、私がどうしても納得がいかないのは、政府の予算編成の態度についての政治的無責任と不用意さであります。まことに討論の冒頭から失礼ではありますが、今回の予算案ほど、審議の過程で満身創痍になった例もきわめてまれなのであります。佐藤総理みずから、前内閣の所得倍増政策を人間不在の政治ときめつけ、佐藤内閣ができたならば、三千億円の減税と、強力な物価政策を実施すると公約されたにかかわらず、予算案に盛られた減税規模はわずか八百億円にすぎず、所得税の免税点引き上げは物価の上昇幅に及んでお……
○中村(時)委員 資料の提出を願いたいと存じます。 一つは、レモンに関しての問題で、過去五年間における輸入量及び輸入価格並びにそれに対する輸入税、それから卸売り価格、現在の国内の小売り価格。それから第二点は、国内の取り扱い業者、会社名、資本金、代表者の氏名、住所。この点を至急に資料として提出していただきたいと思います。
○中村(時)委員 私は時間がありませんので、三点ないし四点にしぼってお尋ねをしていきたいと思います。
御存じのように、三十一年に自由化をされて三十三年に突如自由化が禁止になっていった、その理由は一体どこにあったのか。これが第一点であります。
【次の発言】 どうもレモンの問題でだいぶ通産大臣もすっぱくなったらしいですが、この理由はそういうところじゃなかったらしい。当時競馬の問題で農林委員会でいろいろな問題が起こった。そのときにいろいろな商社がその中に介在をした。その中にレモンの問題もからんできたのであります。そのときレモンは禁止のたてまえをとっておったが、政府のほうに向かって、レモンが腐ってお……
○中村(時)委員 民社党を代表いたしまして、農林大臣の所信表明に対し、若干の質疑をやってみたいと思っております。質疑であるということよりも、どちらかといえば、私は何もあげ足をとったりどうするこうするという考えは持っておりません。そこで、ただ、その中で、皆さん方が考えていることが正常に軌道に乗るように、いろいろその欠陥を私も考えてみたいと思っておるわけなんです。そういうわけで、農林大臣のほうも心して正直にそのままの姿で打ち出していただきたい、こう思っております。 まず第一に私がお伺いしたいのは、過般の総選挙で、池田総理が、農業近代化の革命的な施策を講ずることを再三明らかにいたしましたことは記憶……
○中村(時)委員 農林省のほうに資料の要求をひとつしておきたいと思うのであります。いま砂糖二法が出ておりますので、これに関連するビートに関価してでありますが、昨年の十月の生産開始前に決定されたところの工場別原料配分の内訳、この工場別原料配分の内訳に基づいた操業の日数予定及び生産数量の予想、それからその後の実際における操業日数及び生産の実績、それから四点としては、原料の買い上げ価格、昨年指示価格として六千五百円というものが出されましたが、それにプラスアルファがあったはずであります。そのプラスアルファの実情及びプラスアルファの根拠、それから第五点としては、作付面積に対する工場別の反当たり収量、もち……
○中村(時)委員 私は、政府の提出されておる現在の甘味資源特別措置法案に対して、時間の関係がありますので、四、五点に問題をしぼって、大臣にお尋ねをしてみたいと思うのであります。 その第一の点は、この法律の目的であるところの国内甘味の保護育成、自給度の向上及び国際競争力の強化等、これがはたしてできるかどうか、こういう問題であります。すでに粗糖の自由化も実施せられまして、また新聞なんかを読んでおりますと、精製糖なども将来自由化をやっていくんだ、このように予定されておると聞いております。また事実、そういうことは、自由化の目的としては当然考え得るところであります。したがって、将来は、この国内甘味が国……
○中村(時)委員 ただいま提案になりました松浦君外二名の修正案に対しまして、本来なれば内容的にはいろいろな問題を含んでおると思いますが、一応生産的な確保をするということを原則にして、前国会から継続審議になり、各党のこの法案に対するところの衆議院における審議の経過においても、一応皆さん賛成をしておるので、私どもも、基本的にはこの問題に賛成をいたしますが、内容的には、いままで御存じのとおり各委員からいろいろな質疑応答があったわけであります。この問題に関しましては農林大臣も十分配慮せられ、今後の運営を間違えないようにしていただきたい。その点を明確にしておいて、この問題に賛成をいたしたいと思います。
○中村(時)委員 大臣に質問する前に、和田漁政部長にひとつ資料の提出を願いたい。あなたは、一般にいわれる和田私案なるものを、韓国側に対して、交渉の過程における日本側の考え方というものを、一つの文書にして提出をしたことがあるかどうか、それを一点お聞きしておきたい。
【次の発言】 それでは、そのときの提案を当委員会に詳細に資料として出していただきたい。
【次の発言】 あなたが部長であって、外交上の責任者としてそういうことをやられたかどうか、それだけの責任を政府から与えられたかどうか。また、その問題が文書になって韓国側にいっているはずなんだが、少なくとも韓国側にそういうふうな提示をしておきながら――……
○中村(時)委員 議事進行。先ほど私たちの理事から聞いた意見は、大体持ち時間をきめられて、その順位をきめられたはずなんですね。その時間に食い違いがあるなれば、それでもけっこうです。ならば、この問題を継続するならする、二時間でも五時間でも六時間でもやるならやるという方法で結論をつける、そうでなくして、時間どおりにきめられた限度においてやっておって、その時間がはみ出した場合には、もう一度日にちを変えて審議のし直しをする、どちらにするか、やはり明確にする必要があると思うのです。それをやらないと、みんながたがたになってしまって、まっすぐに委員会の進行ができなくなるんじゃないか。その点委員長にお願いをし……
○中村(時)委員 ただいま議題になりました韓国産ノリの輸入の問題について、時間が非常に制限されておりますので、簡単に質問をしていきたい、このように思っております。 農林大臣も御存じのとおり、韓国ノリの輸入についての原則は、これは十年前に、昭和二十九年ですか、そのころから国会においていろいろ問題とされ、衆参両院においては決議が行なわれて、その決議の内容は、年間輸入量は一億枚以内とすること、及びその輸入時期は国産ノリの生産期を避けて四月から九月とすること、これが原則となって確立され、従来政府もこの方針を忠実に現在まで守ってきて処理されたのであります。大体決議が守られて処理されたということは、ほと……
○中村(時)委員 私は、簡単に二、三点だけ要点をしぼってお尋ねしたいと思います。 第一点は、今度酪農振興法の一部改正を出す予定でいたのが、これを引っ込められた。その理由は納得がいくのです。その引っ込めていった理由というものは納得がいきます。しかし、それだけでは私は問題がまだ残ろうと思う。そこで、一応お尋ねしたいのは、この一部改正をしようという改正の本質的なものは、どこを目的として改正しようとしていらっしゃるのか、一応の原案はあったはずでございますから、何を改正しようとしておったのかということをまず第一点にお伺いしたい。 次の国会に改正しようという骨子、それは一体何を取り上げようとしているの……
○中村(時)委員 実は私は今度の新法の資料を見まして、まず第一に、生産費の問題、続いて現在の化学工業内部におけるところの構造の変化の問題、それから輸出の赤字に伴う国内価格との関連性、さらにまた現在の農家経営の中で肥料費の占める地位、そういう問題について、いろいろ話し合いをしてみたいと思ったのですが、時間の関係もありますので、一、二点にしぼって簡単に質問をしてみたいと思います。 まず第一番には、価格の決定についてであります。この法律を見てみますと、価格を決定をされるにつきましては、いままでと形を変えまして、生産者と販売業者の団体交渉で価格の決定を行なうのだ、そうして両者間で価格の決定の調整がつ……
○中村(時)委員 自由民主党並びに民主社会党の両党を代表いたしまして、ただいま採決されましたところの肥料価格安定等臨時措置法案に対し、附帯決議を付するの動議を提出したいと思います。 まず、案文を朗読いたします。 肥料価格安定等臨時措置法案に対する附帯決議 政府は現在農業のおかれている重要な地位を認識し農業基本法制度の趣旨に従い、農業の重要生産資材である肥料については、農業生産の発展を旨として肥料工業の合理化を促進し、国内肥料供給を増大しその価格を低減するよう適切な措置を講じ本法の運用に萬遺憾なきを期すべきである。 以上が、附帯決議の案であります。 先ほど来御存じのように、社会党並……
○中村(時)委員 ただいま社会党の芳賀委員から国会法七十一条に基づくところの各大臣の出席要求をされたことは、当然の結果だと思う。この重要な時期において、本日、米価の問題がその頂点に達して今日に至ることは、当然わかっているはずなんです。にもかかわらず、大臣自身が辞句を左右にして本日出席しなかったこと自身が、私は非常に大きな責任があろうと思っておる。また与党の中においても、常に大言壮語しておりながら、事実は数名しか出てきていない。この出席はどういう結果なのですか。この点も明確にしておいていただきたい。さらに先ほど申されました、足鹿委員から出されました社会党並びに民社党提出にかかる昭和三十九年産米価……
○中村(時)委員 時間の関係があるようなので、一括して御質問をしておきたい、こう思っております。 先ほどからのお話を聞いておりますと、自分の意見も一部でありますけれども、ファンとしての立場から言った場合には――先ほど中川さんのおっしゃったことなのですが、ファンとしての立場からいいますと、共存共栄ということばが私も出てくると思います。その中でもたもたして紛争を招いていくようなことはやってもらいたくない。ただ自分たちは見るだけである。ちょうどゴルフを楽しむ者が、ゴルフを楽しむだけで、勝負はどうでもいいんだ、そういうような感じ方があろうと思うのです。そういう立場をとって、ファンとしてお立場が共存共……
○中村(時)委員 ちょっと関連。官房長にちょっと尋ねたいのだけれども、先ほどあなたは、いまの二・五ヘクタールにしておいて、そうして将来の夢を持って、農家戸数の増減という問題を取り上げておった。そこで、農家戸数の増減という問題に関して、一点か二点お尋ねしたい。関連でありますから、簡単に言います。 農業基本法ができて、その結果において一審中心課題になったのは何かといえば、構造改善と選択的拡大の二つが支柱になっておる。その選択的拡大の中において、あるいは構造改善の中において、そういう農家の変遷をやっていく場合には、農地の拡大と農家の減少ということを中心にとっておる。そこで、農家の減少という問題を取……
○中村(時)委員 きょうの一番のしょっぱなにお尋ねしておきたいのは、バナナに関する台湾と日本側の輸入に関する諸種の問題について、通産、農林当局にお尋ねをしたい。 まず一番にお尋ねしたいのは、最近、バナナの問題が、昨年の暮れから本年現在にかけて、非常に問題をかもしておるのであります。たとえば、昨年、国内において、四団体が、一応その規制を明確にしようというたてまえから、輸入に対する受け入れ体制の確立をはかっていった。ところが、台湾側のほうは、御存じのとおりに、この規制をされてくると、非常に自分たちの輸出に対する困難性が伴うというたてまえから、アウトサイダーであるとか、あるいは華僑であるとか、それ……
○中村(時)委員 非常にお忙しいようなので、もう一点だけ、まとめて明確な答弁をしてもらいたい。先ほどから大臣のおっしゃるのには、少なくともこの競馬法によって、競馬を財源にして地方財政の確立はやりたくない、早く競馬というものはやめさしていきたいという意図は、この競馬というものがギャンブルであるということを内心思っておられるからだと思うのです。ある意味で言うならば、そういうような姿の中で地方財政を確立するということは、少なくとも私はよき習慣ではないと思うのです。そういう立場から、あなたはこれを取りやめたい、こういうふうにお考えだろうと思うのですが、その点を一点明確にしておいていただきたい。 それ……
○中村(時)委員 私は質問をする前に、せっかく有能な大臣がいらっしゃるのだから、食糧の需給に対する問題の基本的な問題から、酪農問題、畜産問題にひっかけて、飼料問題の基本的考え方を四、五点伺って、赤城農相の構想をひとつお教え願いたいと思うわけです。 そこでまず第一に考えられるのは、いままでの農業政策をながめてみますと、ほんとうに基本的な問題としての食糧需給ということが、確固とした一つの方向を持っていないのではないか。そのために自由化の問題であるとか、何か一つの現象が起こってくると、つけ焼き刃的な一つの方途だけを一生懸命にやっていかなければならぬ。それにはそれの価値がありますけれども、やはり一つ……
○中村(時)委員 農林大臣は三時からお出かけのようで、時間の関係があるので、私は、この事業団の問題に入る前に、赤城農林大臣に一言お伺いしておきたい。 今度の赤城農相の構想の一番重点であったのは農地事業団ということであった。幸いにして衆議院は通りました。しかし、その金額たるや、御存じのように二十四、五億円、ところが、先日国会で非常に問題になった農地報償に至っては一千五百億円である。そうすると、その一千五百億円を、実際いまの時点から前向きになって、ほんとうの農業政策に導入するくらいな がまえが私はほしかった。そうすれば、赤城構想というものが非常に大きく重要視されていくのではなかろうか。過去の問題……
○中村(時)委員 きょうは、農林大臣の所信表明に対する質問の前に、委員長に一言言っておきたい。ただ、舘林委員長代理のようなまじめな方がここにすわっていらっしゃると言いにくいのですけれども、委員長によく伝えていただきたい。いま現在の出席数を見てごらんなさい。これでほんとうに委員会を成立さして真剣に農林行政を検討しようとしているのかどうか。私たちは少数だからめったに発言ができないので、ここで日ごろそういうふうに感じていることを明確にしておきたい。これは真剣に考えてもらわないと、ほんとうにただ冗談半分にやっておる事柄ではないと思う。このことは、特に現在いらっしゃる与党の方々、この方方は常日ごろ出席し……
○中村(時)委員 関連して。 ちょっとお尋ねするが、藤井通商というのは、私が間違ったらごめんなさい。少なくともこの前、レモンの輸入のときには、そういう自由化には絶対反対をしておって、農林省に詰めかけたはずです。ところが、このコンニャクに関しては、今度は自由化のような方向をとって、ただ自分がもうけたい意思によって、そういうような価格変動までしていくというのは、これは一体どういうことなんですか。あなた方そういうような実態をしっかり把握してやっているのですか。今度のバナナの件においてもそうです。いま紛争している最も大きな原因は藤井通商でしょう。しかも実績がないにかかわらず、自分が理事長になろうとし……
○中村(時)委員 その前に、委員長に申し入れておきますけれども、この委員会の数は申しません。しかし、こういう事態がいつも常日ごろ行なわれるということになれば、これはいつの日にか、やはり国会法に照らして追及しなくちゃならぬという状態が行なわれてくるであろうと思う。だから、きょうは私は申しませんけれども、特にまた時間の制限が一時から二時までということに、農林大臣に対してなっておりますが、事実は、もうすでに一時十八分、一時間だから、十八分というものは、いずれまたこれは保留というかっこうになるだろうと思いますから、その点お含みの上で、私は質疑をやっていきたいというように思っておりますが、委員長、いかが……
○中村(時)委員 私は、自由民主党、日本社会党及び民主社会党を代表して、内閣提出にかかる入会林野等に係る権利関係の近代化の助長に関する法律案及び同案に対する修正に対し、賛成の討論を行ないます。 御承知のとおり、入り会い林野等におきましては、旧来の複雑な権利関係により、その利用状況は一般に粗放であり、農林業経営の発展及び農山村民の所得の向上に十分寄与しているとは言いがたい現状から、従来入り会い林野等の整備に関して多くの努力が払われてきたところであります。しかしながら、これら権利関係はきわめて複雑であり、法律的にもその解決に多くの困難があったため、十分な成果を見ることができなかったのであります。……
○中村(時)委員 それはちょっとおかしい。いま大石委員が、新聞の発表に六〇%病菌があるということを出されておる。ところが、あなた方のほうは、そういうようなことは皆無である、ただ、実験上そういうような実証があらわれたのだ、こういうふうに逃げていらっしゃる。何も私は言おうと思っておるのじゃないですけれども、しかし、国民に与えた影響というものは非常に大きい。国民というものは食肉に対して非常に敏感な反応度を持っておる。それを、いまのようなごまかしで云々するならば、もっと究明して、あなた方のほうで、新聞の発表が実際間違いであるなら間違いであるということを言明しようし、そうでなかったなれば、少なくとも、ど……
○中村(時)委員 私は、今般の、十一月十二日午後八時三十分ごろ、松山空港西約二キロの海上で、全日本空輸株式会社所属YS11型旅客機オリンピック号が墜落、乗客四十五名、乗務員五名、合わせて五十名のたっとい生命が一瞬にして失われた事故に対して、運輸大臣並びに関係局長にお尋ねをしたいと思っております。 そこで、お尋ねする前に、各党でそれぞれその立場を表明されたわけでありますが、私もちょうどその当日その現場におったわけであります。そういう立場から、党を代表いたしまして、このたびの事故によって不幸不慮の災難にあわれました五十名の痛ましい犠牲者に対して、つつしんでその御冥福をお祈りするとともに、御遺族の……
○中村(時)委員 関連。これは研究をしておいてもらいたいのだがね、長官。いま事業団の問題から、補給金制度をとって、てん菜糖と一般の外糖との割合の問題が御承知のように出てきておる。いまの外糖のほうは非常に価格が安くて、おそらく大きな赤字を生んでおる、こういう状態なんです。その赤字を生んでおるところが補給をしておる、こういう状態になっておるのは御承知のとおりでありますが、詳しいことはいずれお互いに委員会で明確にしていこうと思っておりますけれども、一応そこで問題は、農業政策の基本の問題で、北海道では何としてもやはり地場作物としてのビートをどのように発展さすかということが重要なことは御承知のとおりです……
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