このページでは中村時雄衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。
○中村時雄君 私は、民主社会党を代表して、昭和四十二年度農業動向に関する年次報告並びに昭和四十四年度において講じようとする農業施策に関して、総理大臣及び農林大臣に対し、二、三の質問をいたしますが、私は、個々の数字的の計数の問題は委員会でやるといたしまして、少なくとも、本日は農政の根源をもって重点的な質問をいたしたいので、簡明率直なお答えをお願い申し上げます。 農業白書の提出は、今回をもって八回に及んでおります。すなわち、農業基本法制定後八年を経たということであります。八年という歳月は決して短いものではございません。子供なら、生まれてからもう小学校の三年生であります。にもかかわらず、今日の農政……
○中村時雄君 私は、ただいま議長から提案がありました本国会の会期を八月五日まで七十二日間延長したいという提案に対し、民社党を代表いたしまして、反対の討論をいたしたいと思います。(拍手) 討論の前に、私がこの壇上に立って見ますと、社会党、公明党、共産党が欠席しておりますが、与党たる自民党は、誠意を尽くし、理を尽くして、社会、公明、共産三党を説得し、正常な形でこの本会議が開かれるべきであると存じます。同時にまた、社会、公明、共産各党も、党内事情もいろいろありましょうが、この本会議に出席して、それぞれの反対の立場を本院を通じて国民の前に明らかにすべきであると信ずるものであります。(拍手)この点、き……
○中村(時)委員 私は、質疑に先立って、委員長に一言お願いをしたいと思っております。 先ほどいきなり農林大臣がいらっしゃって、リンゴの問題に関する学童給食という件に対する御答弁がありました。本来なれば、各政党間においていろいろ――農林大臣もいま参議院の予算委員会でお忙しいさなかだと思う。その理由もよくわかります。それから長野県を中心にしたリンゴを中心にした学童給食の問題、これも農民の姿の前に一歩前進の体系である、この点も私は大いに賛同いたします。だがしかし、もう一つ委員長に考えてほしいのは、せっかくそこまでくるなれば、もう一歩、たとえば民社党もあれば、公明党もあり、それぞれの立場で党を代表し……
○中村(時)委員 先ほどからいろいろ社会党の質問に対して御答弁をされている。しかし、確定的な一つの結論というものがなかなか出てないようなので、時間の許す限り私も米価問題まで進めていきたいと思います。 まず第一に、私ちょっとお聞きしておきたいのは、現在ジュネーブで開かれておりますケネディラウンドにおいて、十五日の夜、きょうの新聞を見ますと、日本時間にすると本日の朝になるわけでありますが、宮澤長官の談話の中に、穀物援助の問題は政府が考えておるようなところで落ちつくであろう、こう言っておりますが、一体政府はどういう考えを持ってこの問題に臨まれたのか、お聞きしたいと思うのです。
○中村(時)委員 きょうは参考人の方々にほんとうにお忙しい中を来ていただきまして、御苦労さまでございます。 私、先ほどから皆さん方の御意見を聞いておりますと、事業団法が四十年にできて以来、今度の改正をするわけなんですが、皆さん方の御意見は、輸出を中心として、その確保と価格において増産を行ないたい、こういうふうに言っていらっしゃる。輸出と価格のみであるならば、いまいらっしゃる四つの団体だけで十分話し合いによって解決し得るものではないかというふうに考えるわけなんです。そういうふうに考えた場合に、私はこの事業団というものをもう一度振り返ってみたい。事業団というものは、輸出と価格も重大なことですけれ……
○中村(時)委員 関連して。ただいまの神田委員の質問に関連して、畜産の関係全般に対してはこれは短時間でできるわけはないので、関連質問ですから、一、二点だけ明確にしておいていただきたい。 あなたの話を聞きますと、非常にきれいごとでたくさん羅列をされて、文章にはなります。しかし、本質はちっとも突いていない。その一、二の例を私が申し上げますから、それに対して答えてもらいたい。 たとえば、いま事業団のほうで三万数千トンの手持ちの豚肉がある。これを一体どういう方向で処理しようとされているのか、そういう問題に対しては明確さを欠いておる。一体今後この大きな手持ちはどうされますか。本年度は数千トンのものを……
○中村(時)委員 ちょっと関連で一問だけ……。 いまの園芸局長の話を聞いておると、私は実に心外なんです。いまあなた、農林省で農業政策の基本として農業構造改善をやっておる。それは御承知のように、農地を拡大して専業農家をつくって、しかも選択的拡大でやっていこうという考え方を持っておる。ところが、あなたのは放任的に集団的にそういうものができ上がるのを待っておる。そうではないでしょう。そういう集団をつくってどういう基礎資料をつくるかということを指示し、指導するのがあなた方の立場なんです。あなたの答えは逆なんです。だから、そういうような方向で、クリであるとか、カキであるとか、ビワであるとか、そういうも……
○中村(時)委員 きょうはまた参考人にはお忙しい中を、しかも米価の決定を目前に控えて御出席願い、いろいろ高邁な御意見を承りましたことは、党をあげて深く感謝する次第です。 そこで、私、四、五点にしぼりまして、個々の項目という問題はまた何かの機会にお教え願うとして、概念的な問題についてお尋ねをしてみたい、こう思うわけです。 まず一番に吉田さんにと思ったのですが、吉田さんがいらっしゃらないので、池田さんにお尋ねをしてみたい。 先ほど倉成委員からもおっしゃいましたが、毎年毎年定期的にこの大会をつくっていらっしゃる。この大会の意義、なぜ大会をつくらなくちゃならないのか、そういう観点に対してどういう……
○中村(時)委員 関連ですから、時間をしぼって、いまの問題の中から発生した重要な問題の二、三点をお尋ねしたいと思います。 米価の決定というのは、生産者と消費者とがお互いに話し合ってきめる、これが一番理想的なんです。しかし、政府が決定権を持っているので、そこでお尋ねするわけですが、毎年毎年この米価の大会になってきますと、各地域から数万の人が押し寄せてくる。そうして、いまのような農協を中心にしたところのいろいろな大会を催していく。これは膨大な費用を伴って、また膨大な――一般には圧力団体とも言われておりますが、そういうような問題に対して大臣はどのような見解を持っておられるか。いろいろな話から、いま……
○中村(時)委員 議事進行。 先ほど東海林君が言ったように、さっきの理事会において、この森林法の一部改正を上げてもらいたいんだというくらいの熱意をもってあなた方はおっしゃったのです。そうしてきょうはお経を読ましたのです。ところが、実際言っている本人たちはどうなんですか。国有林払い下げの問題がお経が読まれれば、こういうかっこうになっておると言われてもしかたがないでしょう。これはともかく一応理事会を開いて、これを明確にしておいていただきたい。いま呼びに行かれるというから、私たちも黙って見ておった。会期の期日がもうきょうあすに迫っている。どういうためにこういうことをやっているのですか。
○中村(時)委員 これは委員長代理で悪いのですけれども、第一に委員長にお尋ねをしておきたい。 本日が本国会の最終日です。そこで、そういうことは賢明な自民党さんだからないと思うし、政府もないと思いますけれども、もしかりに、この法案がここを通過したとしましても、本会議場においていかなる不測の事故が起こるかもわからないという現状であります。そういう際、これがあるいは審議未了になるおそれもなきにしもあらずと危惧される。もしそういう不測の事態があった場合には、次国会あるいは臨時国会において必ず優先的に取り扱っていただきたい。そういうことをまずお願いをしておきたいのですが、どうでしょう。
○中村(時)委員 実は私も、農地の問題で、農民の方々が十分内容を知らないうちに、農業委員会であるとか、あるいは一部の業者間においてそれを利用されて、そして自分たちのわからないうちに農地の利ざやかせぎが行なわれている。こういう例が全国に多々あるわけなんです。 そこで、実は愛媛県の松山市においてもそういう問題が生じてきたわけなんですが、御承知のように、松山市の浄水場を今度つくる計画ができまして、四十一年、浄水場を建設用地買収に伴う用地の測量が始まったわけなんです。そして同年九月に市会でこれが立案計画され、その後、市の公営企業局から用地買収の取りまとめを三人の区長に依頼して、十六人の地主から五千四……
○中村(時)委員 私は質問する前に、どうせあとから大事な問題がたくさん出てくると思うが、農林省と大蔵省とのおそらく災害に対するところのものの考え方の基本的な食い違いがあろうと思う。そういう意味において、大蔵大臣をやはり呼んでおいていただきたい。これをひとつお願いしておきます。 実は、これは農林大臣も御承知のように、今般の四国、九州における干害というものは、非常な大激甚になっておる。そこで、一つ一つを取り上げておりますと非常に時間がかかりますので、愛媛県を一つの例にとって私が話をしてみたい。 本年の五月中旬から六月の下旬にわたって、七十年来の異常干天と、さらに七月中旬以降三カ月に及ぶところの……
○中村(時)委員 途中で関連ですが、われわれ農林の関係としては、漁業者擁護という立場を中心にその政策の判断を進めていく、これが原則的な問題だろうと思うのです。ところが、実際の問題としては、そういう方向に行ってない。まだ案でありますが、提出されておりませんので資料要求をしたい、こう思っているわけです。 まず第一は、海上交通法案ですか、これは何という案で出されてくるのかわかりませんけれども、提出するにあたって、それまでにおけるところのいろいろな基礎資料があったと思うのです。その基礎資料を御提出願いたい。 それから第二点は、この法律案に対しての関連法律、どういう法律がこれに関連してくるか、その法……
○中村(時)委員 加藤先生と佐伯先生には、実は貴重な時間をいただき、また御高説を拝聴し、ありがとうございました。私も、この金融制度そのものは、これは一つの大きな意義を持つものだ、こういうふうに考えておるわけなんです。しかし、実際問題として、いままでの農業政策の上から見ますと、へたをするとこの金融制度そのものが孤立をしていくようなかっこう、そういう傾向が出てきはしないか。あるいはその結果として地方において、金があるからというので、在来行なわれているような強制的な姿になって運用されてくるおそれすら出はしないか、こういうことを危惧するわけなんです。 御承知のように、農業基本法ができて以来構造改善、……
○中村(時)委員 自治大臣、農林省並びに提案者に一言お尋ねしたい。 これは過ぐる国会で、競馬法の一部を改正する法律案というものが出されてきた。その際に自治大臣並びに農林大臣は、このような法案に関しまして、今後一切行なわないことを言明しておる。これはその際の速記録をよく読んだらわかると思う。ところが、突如としてまた再びこういう問題を出してきた。一体政府としての責任はどこにあるのか、これが第一点。 第二点は、なぜ私がそういう主張をするかといえば、少なくとも地方自治体において、終戦直後においては、荒廃しておった中で、終戦処理の問題にからんで競馬というものはある程度の認識を深めていった。そうして、……
○中村(時)委員 私は民社党を代表いたしまして、先般来、外交方針で曾祢外交委員長、さらには一般経済論で竹本委員等々によりまして、一応の方向というものの定め方が出ていったわけですが、それに加えまして、今般農林行政一般に対して質問をしていきたい、このように思っております。 ただその前に一、二点、農林大臣並びに総理にお尋ねをしておきたい。それは先般の二月十五日以降の暴風雪の雪害の問題でありますが、これに伴いまして実質的に非常に大きな額としての災害があった。たとえば、四国においては百四十八億、九州においては六十九億、これらすべて温暖地区において行なわれたという特異性を持っておるわけです。そういうよう……
○中村(時)委員 官房副長官、私は、やはり閣議決定というものは、一つの権威を持ったものでなければいかぬのじゃないかと思う。だから、少なくとも議運なら議運というものは一つのスケジュールを組んでやっておる。たとえば今度の場合でも、租税に関する三法というものは一括して一つの方向をとろうという一つの議題として取り上げておる。その後のスケジュールというものがあるわけです。そこで一つくずれればあとの問題が支障を来たしてくる。これはおそらく、議運の委員長は同じ与党ですから、あなた方のほうでそういう話し合いはついていると思う。また同時に、一つの法律案を提案する場合には、少なくとも与党の関係を持っていらっしゃる……
○中村(時)委員 参考人の方、どうも御苦労さまです。 私、時間の関係があるので、三点だけお聞きしておきたいのですが、まず天下りとしての本人の生活上の問題、たとえば生活上からくる問題というものは、五十歳前後にして云々されていくということになると、将来自分の生活の保障というものを考えなくてはならぬ。そうすると、よその会社へ出ていく。やめるときには、たとえば三百万なら三百万もらっていく。今度常務なら常務になった。三年間たって役職が交代すると一千万円もらう。今度専務になってやめるときは、また一千万円もらう。ひどい者になると、一時空席にして、またもとに戻ってくるという方法をとって、生活本位にものを考え……
○中村(時)委員 これは関連でまことに申しわけないのですけれども、時間の関係もあるから質問をしないつもりでおりましたが、いまおっしゃったことは、長官、よく考えてもらいたい。公団をつくる場合には、ほとんどがおば捨て山だ。これだけ役人が多いということですよ、反面から見たら。そうして、おば捨て山ができ上がって、一つのものができる。いま農林省の関係が話に出ましたが、長期金融の貸し付け、短期の貸し付け。かりにここに農業に対する金融機関ができますと、すぐに今度はセクトのなわ張り争いになる。農業のほうでやるならば、林業でもやろうじゃないか。林業ができるならば、今度は漁業のほうもやろうじゃないか。やると役人は……
○中村(時)委員 私は、いま賛成という方向は、制度として委員長の招集によるこの委員会なるがゆえに、私たちは賛成というところでここへ列席をしてきたわけなんですが、しかし、私たちの党としても、議長に対して、明日の午前中を通じても努力を続けていただきたいという申し入れをしているわけなんです。で、本日も社会党並びに公明党が来ていない。で、委員会を正式に開く場合においては、あらゆる努力を通じて、今後は、やはり委員長の一つの何といいますか、資格においてこれを必ず入れるような努力をしていただきたい。明日、たとえば理事会あるいは委員会を開くとするなれば、それまでに至るまでの過程においてもその努力は続行していた……
○中村(時)委員 いまのことで、反対の意見は同様な立場をとりますけれども、ただここで考えてもらいたいというのは、二年前の健保特例法のその理由、その当時におけるところの私たちの立場、二年間の延長はどうしてやったのか。また第二点は、総理が、異例なことではあったけれども、国会においておわびをした。ところが、おわびをしたにもかかわらず、御承知のとおり今度はいきなり――いいですか、委員長、聞いておってください。昨日話し合いもなく、いきなり修正案をバーンと出してくる。質疑もなければ内容もわからない。そういうような状態で一挙に可決をしていった。しかも、表題は全部変わっておる。そういうようなことを今後ともやっ……
○中村(時)委員 いま神田委員が言った面に関して、どうも私は建設大臣のおっしゃることに納得いきかねるので、一、二点だけ明確にさせておきたい。
建設大臣はもと農林大臣をしていらっしゃる。だから農業委員会法というものは御存じのとおりであります。農業委員会法の六条、これは御承知ですか、どうですか。答弁してください。知っておるか、知らぬか。――じゃ、農地局長に。第六条の第三項にはどう書いてあるか。
【次の発言】 もう一つ、第六条にはこう書いてある。「農業及び農村に関する振興計画の樹立及び実施の推進に関する事項」こういうふうになっておる。すなわち、農業の運営に対するところの問題を適確に法的根拠に基づい……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。