滝井義高 衆議院議員
30期国会発言一覧

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滝井義高[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは滝井義高衆議院議員の30期(1963/11/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は30期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院30期)

 期間中、衆議院本会議での発言なし。
滝井義高[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院30期)

滝井義高[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第45回国会(1963/12/04〜1963/12/18)

第45回国会 社会労働委員会 第3号(1963/12/14、30期、日本社会党)

○滝井委員 生活環境施設整備緊急措置法案に関して二、三質問をさしていただきたいと思います。  まず、厚生省が当初、昭和三十五年を第一年度とする昭和四十五年までのこれらの環境施設整備のための十ヵ年計画をおつくりになったわけです。この十ヵ年計画というものを、どういう風の吹き回しか知りませんけれども、今度は五ヵ年計画に変更されてきたわけです。一体この十ヵ年計画を五ヵ年に変更した理論的な根拠というものはどこにあるのか、まずそれをひとつお教え願いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、この清掃とか下水道とか下水道の終末処理とかいうような計画は、池田内閣の所得倍増計画の一環だと私は思っておるのですが……

第45回国会 社会労働委員会 第5号(1963/12/18、30期、日本社会党)

○滝井委員 ちょっと関連して。いまの問題ですが、福岡には国家公務員の共済組合のものがもう一つあるでしょう。聖福病院ともう一つ浜の町にあるはずです。二つありますね。そうすると、一つの福岡市に数少ない国家公務員のいわば専属の病院が二つ要るかどうかということですよ。こういう点も、金があるから、したがって大蔵省のように、予算編成もわりあい自由にできるところだからどんどんやっていくんだ。こういうことになると、強いところはどんどんできていってしまう。これがいけない点です。いわゆる池田さんの高度成長政策は大蔵省出身の典型的なもので、大蔵省のふるさとにあらわれておる。弱い厚生省は、こういうものを一挙にチェック……

第45回国会 石炭対策特別委員会 第4号(1963/12/17、30期、日本社会党)

○滝井委員 私は先日、十三日の予算委員会で――石炭鉱業の合理化の進行が、有沢調査団の報告と全く違った姿で進行しておる。そのために再就職計画においても、資金計画においても非常な狂いが出てきておる。離職者の滞留が非常に目立ってきた。同時に、産炭地振興のかけ声は非常に強いけれども、具体的な産炭地振興は遅々として進まない。たとえばボタ山整備事業を見ても、あるいは国営工場を誘致すると池田総理が再三、再四にわたって言うけれども、たった一つちゃちなフィルター工場が田川に一つできただけで、自衛隊の飯塚への移転をやるといったが、まだそれも進んでいない。同時に災害は非常な勢いで激増をしておる。日本における典型的な……

第45回国会 予算委員会 第3号(1963/12/13、30期、日本社会党)

○滝井委員 私は、まず第一に、石炭鉱業の合理化の問題を中心にして、同時に、十一月九日に起こりましたあの悲惨な三池の事故の問題に関連をし、同時に、当面問題になっております医療費の問題を厚生大臣、大蔵大臣に尋ねてみたいと思います。  まず、いま御存じのとおり、石炭の産地の中心である筑豊は非常に落ばくたる姿になっております。こがらしが吹き始めると、ボ夕山というものが、われわれ住民に一そうの寒々とした気持ちをそそることになります。そして、そのボ夕山の下には失業と貧乏が渦巻いております。同時に、多くの未亡人たちが、その失業と貧乏の中で嘆き悲しんでおります。農家や中小企業の皆さん方は、売り掛け代金や鉱害を……


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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 社会労働委員会 第4号(1964/02/04、30期、日本社会党)

○滝井委員 ちょっと関連。いまのインターンの問題ですが、私も少し質問をしたいと思いますけれども、いま小林さんの質問に関連をして、実はことしの厚生省の予算要求を見ると、五億一千四百万円程度の予算要求をされたわけですね。その中で、三億六千万円程度の貸与というのがあるわけです。これは、予算編成の過程でこういうものは全部削減されてしまっておりますけれども、一体このインターンに金を貸すというのはどこを通じて貸すことになるのか、直接厚生省がインターン生の全部に貸すのか、それとも借りたいと希望する一部の人に貸すことになるのか。何か聞くところによると、日本育英会等の奨学資金を貸すとかいうような話があるのですが……

第46回国会 社会労働委員会 第5号(1964/02/05、30期、日本社会党)

○滝井委員 厚生大臣の社会労働委員会における所信表明に関連をして二三問題がございますが、きょう時間がございませんから、まず第一に一つだけにしぼってお聞かせを願いたいと思うのです。  それは、所信表明の中に、「次の問題としては、医療保障の充実強化でございます。特に緊急に改善をはかる必要がございます国民健康保険につきましては、昨年の世帯主に対する七割給付の完全実施に引き続き、明年度以降四ヵ年計画をもちまして家族全員に対する七割給付の実現を期することとし、これに伴う必要財源につきまして所要の措置をとる所存であります。なお、社会保険の診療報酬につきましては、昨年十二月中央社会保険医療協議会に対して諮問……

第46回国会 社会労働委員会 第9号(1964/02/13、30期、日本社会党)

○滝井委員 ただいまの入院料の中における給食の問題、これは百二十五円とか六円とか、いろいろ問題になっておりますけれども、国立病院の場合に多く甲表を採用していると思うのですが、たとえば乙表では、基準給食というときには二十二点ですかね。そうすると、二百二十円の健康保険の給食費をもらっておって――国立病院というのは、私は利益を取るところではないと思うのです。それが一体、どうして百二十円とか百三十円になるのかわからないわけです。これは、健康保険との関係は一体どうなっておるのか。健康保険の基準給食は、これは私はちょっと調べなければわからぬのですが、たぶん二百二十円だったと記憶しておるのです。甲表と乙表で……

第46回国会 社会労働委員会 第15号(1964/03/04、30期、日本社会党)

○滝井委員 医療金融公庫法の一部を改正する法律案について、少し質問をしたいと思います。  まず、われわれは、私的医療機関を中心とする金融機関である、しかもコマーシャル・ベースに乗らない金融を目ざしてできたこの医療金融公庫法の今回の改正の第一の大きな目的である政府の追加出資を行なうにあたって、特に医療機関の配置について、当然政府の基本的な方針をここでお聞かせを願っておく必要があると思うのです。  そこで、まず第一にお尋ねをいたしたいのは、昨年の八月の七日に、小林厚生大臣が、就任早々、静岡で、現在ある二百七十三カ所の国立病院、療養所を縮小をする、設備の近代化をはかって、療養所は郊外に移したいという……

第46回国会 社会労働委員会 第16号(1964/03/05、30期、日本社会党)

○滝井委員 医療金融公庫法の一部を改正する法律について、昨日、年金福祉事業団と医療金融公庫との間の貸し付けの条件にアンバランスがあるということについて、いろいろ御質問申し上げたわけです。ただいまこの点については、小林委員からも、るる過去におけるその歴史的な経過についても、速記によって質疑をされたわけですが、当時中野委員長、それから厚生大臣等、すべてその方向に向かって努力をするということになったけれども、なかなか努力の実が結ばないわけです。私たちは時には山吹の花を望むこともあるけれども、やはり山吹の花ばかりでは、実の一つだになきぞ悲しきで、困るわけです。したがって、法案審議における野党の役割とい……

第46回国会 社会労働委員会 第17号(1964/03/10、30期、日本社会党)

○滝井委員 まず第一に、労働保険審査官及び労働保険審査会法の一部を改正する法律案について御質問を申し上げる前に、労働省にお尋ねをいたしたいのは、この法律案を作成するにあたって、御存じのとおり厚生省にも同じ種類の法律があるわけです。社会保険審査官及び社会保険審査会法という法律があるわけです。これはやはり最近において社会立法というのが非常な急速な勢いで国民各界各層に広がっておる現状ですから、当然労働省だけがわが道を行くというわけにはいかないと思うのですが、この立法にあたって厚生省のほうとも相談をされて、足並みをそろえてこれはおやりになるのでしょうね。

第46回国会 社会労働委員会 第22号(1964/03/19、30期、日本社会党)

○滝井委員 社公福祉事業振興会法の一部を改正する法律案について御質問を申し上げるわけですが、御質問申し上げる点は、おもな点三、四点でございます。時間の関係がございますから、あまりこまかいところは質問ができません。そこで大きな点だけを三、四点御質問申し上げるわけです。  今度のこの改正で、まず第一に、振興会に金の入る道は一般会計からの出資というのが一つあるわけです。それから同時に、今度振興会が社会福祉事業振興債券を発行することができるわけです。そのほかに、今度さらに政府から資金運用部資金の貸し付けを受けることができる。こういう形になっておるわけです。  まず第一にお尋ねをいたしたい点は、こういう……

第46回国会 社会労働委員会 第25号(1964/03/26、30期、日本社会党)

○滝井委員 麻薬取締法の一部を改正する法律案について、二、三点河野さんと重複しないように政府のほうにお尋ねしたいと思います。  まず第一に、今回の麻薬取締法の一部を改正する法律案の提案理由を見てみますと、最近における麻薬事犯の巧妙化、潜在化等の傾向が顕著であることにかんがみ、麻薬取り締まりの態勢を整備強化するために麻薬取締官と麻薬取締員をふやすことになっておる。この巧妙化、潜在化というのは、四十三通常国会でわれわれが審議したときはいわば麻薬ブームみたいなものが出ておったわけですが、麻薬ブームが出たためにそういう巧妙化、潜在化になったのかどうかわかりませんけれども、四十三国会当時、すなわち昨年の……

第46回国会 社会労働委員会 第26号(1964/03/30、30期、日本社会党)

○滝井委員 先日二点だけ残したわけです。一つは麻薬の免許の関係であり、一つは退去強制事由に関する問題です。  まず第一の麻薬免許の有効期間の問題ですが、これは「免許の日からその年の十二月三十一日までとする。」ということになっておるわけです。御存じのとおり、麻薬施用者に免許を与えられる場合は、医師という職業があって初めて麻薬施用者としての免許が与えられる、すなわち医師免許の上に麻薬免許というものが重なるわけです。いわば麻薬施用者としての免許というものは、医師であるという前提に立っているわけです。したがって、これは何も「免許の日からその年の十二月三十一日までとする。」という理由は一つもないわけです……

第46回国会 社会労働委員会 第30号(1964/04/08、30期、日本社会党)

○滝井委員 久保先生にちょっと二、三点お尋ねしたいのですが、問題は、生ワクを投与する場合に、国産生ワクチンでは人体実験をやっていないので、野外実験をやっていないので、いろいろと障害が起こる、したがって母親の気持というものが非常に不安になっておる、これが現状だと思うのです。そうしますと、端的に言って、いまわれわれはこの母親の気持をやわらげることが一番必要なんです。具体的に一体どうすれば母親の気持をやわらげることができるか、これをひとつお示し願いたい。
【次の発言】 そうしますと、一番問題は安全テストの問題になるわけですね。あとの問題は、実施したあとの患者の効果の判定とか、投与後の経過の調査という……

第46回国会 社会労働委員会 第31号(1964/04/09、30期、日本社会党)

○滝井委員 予防接種法の一部を改正する法律案について質問をいたしたいと思います。  昨日参考人からいろいろと御意見を聞かしていただきましたので、重複をしないように二、三お尋ねをしたいのですが、まず第一は、今度の改正では、第一回を生後六カ月から生後二十一カ月に至る期間にいままでなっておったものを、今度三カ月から十八カ月に至る期間というように、三カ月ずつ予防接種の時期を、特に急性灰白髄炎については早めておるわけですね。この早めた理由というのは、一体どういう学問的な検討の結果早めることになったのでしょうか。
【次の発言】 そういう技術的な問題もあるかと思いますが、もっと根本的に生後三カ月でやる場合と……

第46回国会 社会労働委員会 第32号(1964/04/14、30期、日本社会党)

○滝井委員 春闘の問題について、労働大臣並びに国鉄の総裁なり専売公社の総裁に二、三点お尋ねをいたしたいのですが、重複しないようにお尋ねをいたしますので、明確な御答弁をいただきたいと思います。  例年の春闘の時期と違って、今年は少しく、まず背景の客観情勢が違ってきておると思うのです。それは、すでに日経連が春闘の相場の見通しについて調査したものがあるわけですが、それを見てみましても、やはり定期昇給を含めて約一割というものがもうすでにことしは相場になるような状態であります。すなわち、過去二年間、大体ベースアップというのはずっと漸減してきておった。ところが今年は昨年に比べて二百円程度上回っておるわけで……

第46回国会 社会労働委員会 第34号(1964/04/16、30期、日本社会党)

○滝井委員 私もちょっといまの点、質問しようと思って準備しておりましたので、時間の関係でちょっと関連させて聞いておきたい。  御存じのとおり、この条項は、御丁寧にさかのぼってことしの一月一日から実施することになるのですよ。それでこれは二十四万人程度対象者があるわけです。七万を八万に引き上げないと、二十四万人程度の人が没になってしまう。だからこれを急速に救済しなければならぬ、こういうようなことなんです。それならば、一体なぜ恩給を引き上げるときに、そういうことも見越して初めから八万円にしてあげないのかということです。私の言いたいのはここなんです。いいですか、一昨日も中小企業の退職金の共済法の審議の……

第46回国会 社会労働委員会 第35号(1964/04/21、30期、日本社会党)

○滝井委員 国民年金法及び児童扶養手当法の一部を改正する法律案について、まず先に予算の面からちょっと二、三お尋ねをしたいと思います。  ことしの国民年金の予算を見ますと、保険料の収入が二百五十一億あるわけです。それから一般会計からの受け入れが、端数を切り捨てますと百四十五億。その百四十億円のうちに免除分が十九億六千万円程度、約二十億あるわけです。この免除の対象になっておる総数は、人数にしたら一体幾らになるのですか。
【次の発言】 もっとこまかく聞きたいのですが、時間の関係がありますから、次に積み立て金の運用収入が八十四億あるわけです。この八十四億の運用利子収入を得るためには、積み立て金の累計は……

第46回国会 社会労働委員会 第36号(1964/04/22、30期、日本社会党)

○滝井委員 国民年金法及び児童扶養手当法の一部を改正する法律案について、昨日に引き続いて質問をさしていただきます。  本日は各論になるわけですが、昨日までに総論の御質問を申し上げました。途中で時間が切れましたので、あらためて昨日と同じことを各論の冒頭で繰り返すことになるわけですが、今回、障害福祉年金等の支給範囲の拡大が行なわれまして、特にその中で、内部障害を新たに年金の支給対象にすることになったわけです。その場合に、結核による全障害と非結核性疾患による呼吸器機能の障害、このように結核性のものと結核性でないものとを新たに内部障害で加えております。そのほかに、精神病質と神経症と精神薄弱を除く精神障……

第46回国会 社会労働委員会 第41号(1964/05/13、30期、日本社会党)

○滝井委員 大蔵省と自治省、ひとつ早く来るように言ってもらいたいと思います。  母子福祉法案について、初めに逐条的に御質問を申し上げて、そのあとに概括的なことをお尋ねするわけですが、昨年の五月でございましたか、厚生省のほうで児童福祉白書をお出しになったわけです。これは黒木さんがみずからお書きになったと思いますが、その中で、池田内閣の高度経済成長政策が過渡的な状態で日本の児童を危機に追い込んでおるという、きわめて大胆率直な書き方をおやりになったわけですが、私たちは、その書き方について、厚生省が実にずばり思い切ったことを言ってくれたと思って敬意を表しているのです。昨年五月あれが出てから、すぐにこの……

第46回国会 社会労働委員会 第44号(1964/05/20、30期、日本社会党)

○滝井委員 社会保障研究所法案について、重要な二、三の点を質問いたしたいと思います。逐条的にやっていったほうがわかりやすいと思いますので、逐条的に質問をさしていただきます。  こういう社会保障研究所というような特殊法人で、それぞれの各省の外郭団体のようなぐあいに、第一条の目的を達成するために、すなわち、社会保障に関する基礎的かつ総合的な調査研究を行なって、その成果を普及して国民の福祉の向上に寄与する、そういう目的でこういう研究所をつくることが、一体行政の上でどれほどのプラスになるのかという点でございます。厚生省としてこういう特殊法人をおつくりになるについては、当然、すでに各省が持っておられるこ……

第46回国会 社会労働委員会 第45号(1964/05/21、30期、日本社会党)

○滝井委員 昨日の続きをさらにやらしていただきます。法案を上げるために与党に協力を惜しまぬわけですから、しばらくごしんぼうを願いたいと思うわけです。  昨日は十五条の代表権のところまでいっておったわけですが、次は、第十六条で「研究所の職員は、所長が任命する。」ということになっておるわけですが、昨日の御説明によりますと、所長及び監事は厚生大臣が任命するが、理事は厚生大臣の認可を受けて所長が任命するわけです。そうしますと、研究所の職員は所長が任命するという、この場合の職員の中には理事も入るのかどうか。
【次の発言】 そうしますと、ここの職員の数は何人になるのですか。昨日の説明でわかってきたのは、所……

第46回国会 社会労働委員会 第46号(1964/05/26、30期、日本社会党)

○滝井委員 先日小山さんの名答弁が行なわれている最中に、小沢君のアインワントが入ったために、頭の回転がどうもうまくいかなかったので、中断をいたしたわけですが、社会保障研究所の基礎的な研究課題と医療費基本問題研究員制度の関係について質問中だったわけです。同時にそのことは同じく三千三百九十万円の金を三十九年度に投じております厚生科学研究費との関連にも交錯を及ぼしてまいりますので、もう一回ごめんどうでしょうけれども、小山さんの意見を、少し重複するところが出てきてもやむを得ませんが、問題の質疑の進行をうまくやるために御説明願いたいと思うのです。  まず医療費基本問題研究員というのは、われわれの聞いたと……

第46回国会 社会労働委員会 第49号(1964/06/02、30期、日本社会党)

○滝井委員 先日、七条の勧告の問題についていろいろ議論をしましたが、大体その内容がわかりましたので、七条はそのくらいにして、次は十二条の安全管理士及び衛生管理士に関連をしてでございますが、一九四九年当時においては、労働基準法の適用事業所は七十万そこそこだったと思うのです。最近はそれが約百七十万ぐらいの事業所数にふえておるわけです。そうしますと、七十万の事業所を監督しておった監督官の数は、たぶん当時二千四百人そこそこだったと思うのです。この基準監督署の監督官の数は、現在むしろ減っておるのじゃないですか。
【次の発言】 ちょっと雑音があって、声が小さくて聞こえなかったのですが、いまから十六、七年前……

第46回国会 社会労働委員会 第50号(1964/06/03、30期、日本社会党)

○滝井委員 重度精神薄弱児扶養手当法案について、まず質問をいたしたいと思いますが、精神薄弱に関係のある法律をちょっと拾ってみますと、まず第一に学校教育法があるわけです。それから児童福祉法、精神衛生法、精神薄弱者福祉法があるわけです。ちょっと見ただけで四つばかり見当たるわけですが、今度新しくこの重度精神薄弱児扶養手当法という、福祉年金に非常に近い、あるいは児童手当法に近い、精神薄弱児を保護する法律ができたわけです。  そこで、まず第一にお尋ねをいたしたいのは、児童福祉法と精神衛生法の関係についてです。児童福祉法は、十八歳未満の精神薄弱児を対象にしているわけです。それから、精神衛生法は十八歳以上な……

第46回国会 社会労働委員会 第52号(1964/06/09、30期、日本社会党)

○滝井委員 労働災害の防止に関する法律案を、前回時間がなくて途中までで終わっておりましたので、きょう簡単に二、三点お尋ねいたしたいのです。それは五十四条に関連をする点でございますが、「政府は、労働災害防止団体に対して、労働者災害補償保険特別会計の予算の範囲内において、その業務に要する費用の一部を補助することができる。」こうなっておるわけです。この五十四条で、今回のこの法律によって生まれる協会に補助金を出すことになるわけでしょうが、この予算書を見てみますと、労働災害防止対策費として今年は一億八百四十一万二千円あるわけです。それから労働災害防止対策費交付金三億四千万円あるわけですね。この両者の関係……

第46回国会 社会労働委員会 第55号(1964/06/16、30期、日本社会党)

○滝井委員 きょうはILOのほうもあるそうでございますから、また向こうが終わったら来ていただきたいと思うのですが、社会党は、きょう労働問題全般をそれぞれ分担をして、約一時間ずつの時間で六、七人の者が質問をすることになっております。まず私の分担は、職業安定行政とそれから一般失対の一、二の問題点について質問をいたしたいと思います。  まず第一に、職業安定行政のことについてでございますが、先日池田総理も言われておりましたように、所得倍増計画の中で、これほどまでに労働力が不足しようとは思わなかった、特に、所得倍増計画で中学を卒業して高等学校その他上級学校に行く人が非常にふえてきておるというようなことを……

第46回国会 社会労働委員会 第57号(1964/06/19、30期、日本社会党)

○滝井委員 戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案について質問をいたします。  その前に、いま新聞記者が来て、社会党は戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律をなかなか通さないのは、何か八月十五日の遺族の慰霊祭に社会党が反対だから通さぬのだというようなことを言っておるが、ほんとうかというお話がございました。(「厚生省が流しているんだろう」と呼ぶ者あり)決してそういうけちな気持ちはさらさら持っておりません。ただ問題は、御存じのとおり、党と党とが約束をした公約を、ILOの問題を実行しないわけです。政治に信義がなくなったら、もう一切のものはおしまいになるわけです。したがって私たち……

第46回国会 社会労働委員会 第58号(1964/06/25、30期、日本社会党)

○滝井委員 毒物及び劇物取締法の一部を改正する法律案、それから保健所において執行される事業等に伴う経理事務の合理化に関する特別措置法案、両案について御質問を申し上げます。  最近の科学技術の進歩によって、いろいろの毒物、劇物が工業方面にも非常に多く使われるようになったわけです。あとでいろいろ御質問申し上げますけれども、たとえば四日市における新しい石油コンビナートをつくってみたところが、思いもよらず亜硫酸ガスが充満をして、そこに住んでいる人間が、新しい産業のためにみずからの命を断たなければならぬというような、こういう問題も起こってきたわけです。そこで、そういう問題もありますので、まず私は初めに、……

第46回国会 社会労働委員会 第60号(1964/07/31、30期、日本社会党)

○滝井委員 二点お尋ねいたします。  さいぜんから吉武自治大臣なり神田厚生大臣から、東京都の水の不足の問題について、利根川、荒川、長野県の千曲川、山梨県の笛吹川、こういうところから水を動員して東京都に持ってこられる、非常にけっこうなことだと思います。その場合に、御存じのとおり、水道を営む公営企業は赤字なんです。バス、水道、都道府県の経営する病院、これらのものはみんな赤字で困っているわけです。その場合、利根川や千曲川、笛吹川等に相当の公共投資をやることになる。そのことは、御存じのとおり水道が公営企業である限りにおいては、その料金は住民が負担しなければならぬ原則があるわけです。水を持ってきていただ……

第46回国会 社会労働委員会 第61号(1964/09/30、30期、日本社会党)

○滝井委員 実は私、官房長官を総理のかわりにお呼びして、やはり内閣としての医療費問題に対する考え方を聞きたいと思いましたが、何か総理との連絡があって来られないということで、これは次会に回さざるを得ませんが、午前中における河野君の質問を通じてある程度の厚生大臣の考え方は理解することができましたけれども、もう少し詰めて質問をしておきたいと思います。何せ一カ月に一回しか開かれない委員会ですから、したがってやはりわれわれ野党としても、この問題に対する党の態度の決定なりわれわれ自身の方向も決定しなければなりませんので、政府のものの考え方なり資料というものをある程度出してもらって、同じ土俵の上でものを考え……

第46回国会 社会労働委員会 第63号(1964/10/30、30期、日本社会党)

○滝井委員 少しおそくなりまして申しわけございませんけれども、医務局長と保険局長と薬務局長、できればひとつ大臣も催促をして来てもらいたいと思います。これは大臣に、ぜひ聞いておいて実態を知ってもらわなければならぬのです。話はそんなに長くかかる話ではないと思います。あとは八木さんが血液のことをやりたいと言っておりますから……。  最近、主として保険者側に近いと思われる雑誌その他を読んでみても、あるいはその他の雑誌を読んでみてもこういうことが書かれておるわけです。最近、保険診療費の中に占める薬剤費の割合が著しく増大をしてきた。しかもそれが甲乙二表とも一般的に増大をしておる。保険診療報酬中薬剤費が約三……

第46回国会 商工委員会 第32号(1964/04/10、30期、日本社会党)

○滝井委員 鉱業法の一部を改正する法律案について質問をさしていただきたいと思います。  御存じのように、メタル・マインにしても、石炭、亜炭等にしても、非常に客観的な情勢が変わってきたわけです。特に金属鉱業については、自由化の波が押し寄せてきているし、石炭鉱業については合理化の激しい波が押し寄せてきております。したがって、明治三十八年でございましたか、明治の御代にできたこの鉱業法というものが、現在の自由化や合理化の激しいあらしのもとにおける法律として耐え得ないことは当然でございます。したがって、今回学識経験者等の意見も聞いて、鉱業法の改正が行なわれたと思うわけです。先日多賀谷委員から、改正のいろ……

第46回国会 石炭対策特別委員会 第4号(1964/02/26、30期、日本社会党)

○滝井委員 大臣が四時半までだそうですから、あと残りの質問はあすにしてもらいまして、とりあえず大臣にだけ先にやらせてもらいます。  まず第一に、多賀谷君と重複しないようにやるつもりですが、石炭鉱業の労務者の確保についてでございます。  先般、予算委員会で御質問を申し上げたように、炭鉱に就業している労務者の数は、すでに四十二年の目標を達成したわけです。十二万人台になってきたわけです。このことは、いわゆる新規若年の労働力が不足して、平均年令三十九歳になる、こういう状態です。したがって出炭の能率を上げるという点について、労働力の面から一つの隘路が出てきたわけです。そればかりでなくて、いわゆる技術労働……

第46回国会 石炭対策特別委員会 第5号(1964/02/27、30期、日本社会党)

○滝井委員 通産省のところだけを先にひとつやらしていただきます。  まず第一に、最近閉山が相次いで出まして、その結果、残った炭鉱に異常な状態が起こってきたわけです。それは御存じのとおり、筑豊における遠賀川の両岸にたくさん炭鉱がある間は、それぞれの炭鉱が毎日水を揚げておったわけです。そのために各山の揚水量というのは、それぞれ分担をされておるので、大して多くなかったわけです。しかし付近の炭鉱がやめてしまったために、まず第一に、石炭の生産部面にどういう影響があらわれてきておるかというと、一番典型的にあらわれてきているのが、三井山野です。これは石炭局長御存じのとおりだと思うのです。付近の大手の山が全部……

第46回国会 石炭対策特別委員会 第7号(1964/03/11、30期、日本社会党)

○滝井委員 天日さんにひとつお尋ねしたいのですが、いま石川さんからも鉱害というのは全部を国がやるべきだというお話がありましたが、法律的には旧方式では、炭鉱が第一の賠償の責任を持ち、炭鉱がやれなければ、その炭鉱を買い上げた復旧事業団が連帯責任を持って復旧したわけです。ところがそういう連帯方式では事務が渋滞をするというので、これを新方式に改めて、交付金と鉱業権者の財産で鉱害復旧を全部おやりなさい、合理化事業団は連帯責任なし、こういうことになったわけですね。この結果、一体鉱害復旧が進捗する情勢が出たのか出ないのかということです。お聞きしたいのはそこです。  それからついでに、今度佐藤さんにお尋ねをし……

第46回国会 石炭対策特別委員会 第9号(1964/03/19、30期、日本社会党)

○滝井委員 関連して。二点あるのです。  まず第一点は、三十九年度の閉山炭鉱の水道の資金ワクは、一千万円しかないのです。昨年は三千万円ちょっとあったわけです。ところがこれは、福岡県だけでも、二億円くらいの要求が出てきているわけです。そうしますと、これはたまたま閉山炭鉱の水道の補助金として一千万円つけたのですが、水道全体の予算のワクは非常に多いわけです。これを少なくとも、二億円の水の要求ですから、そのほか佐賀、長崎とあるわけですが、まず第一に、資金ワクをとにかく移流別してふやしてくれるかどうかということです。これを先に答えてくれませんか。

第46回国会 石炭対策特別委員会 第11号(1964/03/26、30期、日本社会党)

○滝井委員 大臣がお急ぎのようでございますから、石炭の需給計画やその他の問題については次会にしまして、特に石炭鉱害賠償担保等臨時措置法の鉱害に関係のある部面を二、三、大臣のおられる間に質問したいと思います。  まず第一に農地復旧でございますが、これは農地局のほうに来てもらわなければ最終的な御答弁はできないと思うのですけれども、やはり通産省のほうがその側面的な推進力となってもらわないと、なかなか実現しない問題です。それは御存じのように、農地の復旧は反当三十五万円が限界になっておるわけです。ところが最近赤城農林大臣が予算委員会で私の質問に対して、反当三十五万円までだけれども、運用によって、広い耕地……

第46回国会 石炭対策特別委員会 第14号(1964/04/13、30期、日本社会党)

○滝井委員 石炭問題の基本的な二、三の問題について政府にお尋ねをいたしたいのですが、まず第一に最近における炭鉱労働者が、有沢調査団の見通しに比べて非常に急激な減少を来たしておることは、すでに先般来再三当委員会で御質問を申し上げました。当時政府のほうの答弁としては、希望退職者が当初の計画に比べて非常に増加をしておる、それから合理化が鉱業権者の恣意によって繰り上げられてきた、それから石炭会社の配置転換に対して、労働者がどうもその配置転換のとおりに応じていかない、こういうようなことから、当初の見込みよりか炭鉱の離職者が急激にふえておるのだという説明があったわけです。こういう炭鉱労働者の不足は、即その……

第46回国会 石炭対策特別委員会 第20号(1964/05/14、30期、日本社会党)

○滝井委員 鉱山保安法の一部を改正する法律案について二、三質問をしたいと思います。  労働省がいらっしゃっているから、労働省のほうから先に伺います。鉱山保安法の五十四条の関係、労働大臣及び労働基準局長の勧告でございますが、いままでこの五十四条が具体的にどういうように動いたか、ひとつ御説明を願いたいと思います。過去の三池の災害とか上清炭鉱の災害とか、いろいろ大災害があったわけであります。その大災害にあたって、鉱山保安法の五十四条、労働大臣及び労働基準局長の勧告というものが、具体的にどういう形で発動されていったか、それをまず御説明願いたい。

第46回国会 石炭対策特別委員会 第21号(1964/05/28、30期、日本社会党)

○滝井委員 ちょっと関連して。いま井手さんからいろいろ御質問がございましたが、こういう場合にはぜひひとつ前もって知らしてもらわなければならぬと思うのです。というのは、実は御存じのとおり、いなかの学校は広い校庭を持っておる。炭鉱地帯ではいままで人口が多くて、千五百人とか二千人の子供がおる。したがって相当大きな校舎と広い校庭を持っておるわけです。突如としていままで豊富であった学校の井戸水が脱水してき始めた。そこでこれはどうもふしぎだ、いままで二千人の子供をまかなう十分な井戸の水もあったし、その井戸の水をくんでプールにも入れておった。ところがいつの間にか脱水陥落してしまって、これは一体どこが原因だろ……

第46回国会 石炭対策特別委員会 第24号(1964/08/11、30期、日本社会党)

○滝井委員 さいぜんの石炭局長の御説明では、大臣の御説明の中にそのニュアンスが出ておったのですが、石炭鉱業審議会の会長の植村さんに御相談をされて、委員は主として部会長あたり――部会長という方は、前の調査団の主たるメンバーが大体部会長です。そこで、三十七年の十月に出た答申を見ますと、当時の答申としてはそれはりっぱであったかもしれませんけれども、結果的に見ますと、昭和四十三年の三月三十一日までに炭鉱労働者を十八万を十二万台にするということになっておるわけですね。それが、一年半で十二万を割ることになってしまったわけです。労働力はふんだんに余って、炭鉱はむしろ過剰な労働力をかかえておるんだという意見だ……


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第47回国会(1964/11/09〜1964/12/18)

第47回国会 社会労働委員会 第2号(1964/12/16、30期、日本社会党)

○滝井委員 ちょっと私、最後に一問だけお聞きしておきたいのは、さいぜん二十七年五月の速記録その他を中心にして官房長官の意向が表明をされたわけです。そうして官房長官の意向では、次官会議の最終的結論が出ていないけれども仲裁制度の問題と調停の問題がある、仲裁の問題についてはもう当事者の意思が入っていなくてずばり上からきたんだから、当然予算総ワクは変更できるのだ、その場合調停がちょっとひっかかります、こういう意見があった。これは答弁としては前向きな答弁になってきたわけです。  それで、これは大橋さんと郵政大臣にお尋ねしたいことなんですが、小林さんの御質問の中で、十二月十日に出した回答というものは、これ……

第47回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1964/12/03、30期、日本社会党)

○滝井委員 ちょっと関連して。  その点、こういう場合があり得るわけです。いま多賀谷さんの言うように、債権者が判をつかなかったという場合もありますが、いま御説明のように、採掘権についてはトン六百円と、租鉱権については四百円の場合があるわけです。その場合に、過去の三年間の出炭の実績というのが、租鉱権者ですから非常に小さい場合があるわけです。そうしますと、額が五十万とか三十万になってしまう場合があるわけです。出炭実績が非常に少ない。そうすると、その鉱区をもうやめよと言われても、三十万か五十万ではとても売れない。売ったって、そんな金は租鉱権者に一文も入ってこない。御承知のように、めんどうくさい手続き……

第47回国会 石炭対策特別委員会 第6号(1964/12/17、30期、日本社会党)

○滝井委員 今度の答申は、新聞などにはビジョン不在の答申といわれているわけです。さいぜんじょうだんごとに話したのですが、私は実は総論から読まずに、各論から逆に読んでみたのです。そうしましたら、第一次の答申よりかはるかにきめがこまかくなっているわけです。しかも、幾ぶん有沢先生自身がお認めのように、抽象的なところ、あるいは検討いたしますというようなところが相当あるわけです。  しかし、問題は、気息えんえんたる患者であるこの石炭鉱業に対して、いまは長期のビジョンを出したところでいかんともすることができないわけです。まずこの気息えんえんたる病状を、とにかく何とか呼吸が楽になる状態に持っていくことが、当……

第47回国会 石炭対策特別委員会 第8号(1964/12/19、30期、日本社会党)

○滝井委員 いま厚生年金については多賀谷さんがお尋ねになりましたが、大臣御存じのように、厚生年金法の改正というのが次の通常国会に出てくるわけです。今度の改正というのは、いわば日本の厚生年金制度に非常に大きな方向転換を与える画期的な改正であることは、大臣御存じのとおりであります。というのは、企業年金というものが今度できてくるわけです。いわゆる調整年金ができてくるわけです。したがって、退職金というものが今後くずれていくことになるわけです。そういうときに炭鉱労働者の問題が偶然に登場してきているわけです。多賀谷君が御指摘になったように、かつて五十才からもらっておったものを改悪をして五十五才にしたという……

第47回国会 地方行政委員会 第1号(1964/11/18、30期、日本社会党)

○滝井委員 関連して。いまの後藤田さんの答弁の中にきわめて重要な点がございます。それだけちょっとここで、質問の経過中ですから明らかにしておいていただきたいと思うのです。それは十二日において楢崎代議士がおれは代議士だということを言った。そして現場の警官が代議士だと言ったのでおびえたということなんですね。したがって、その当時においては、署は違っても楢崎代議士がそこにおったということはもう認めておるわけですね。したがって楢崎代議士が現地におったということは、まずあなたは確認するでしょうね。これが一つ。それからいま一つは、当時十二日に警官が五日間の負傷を楢崎君から負わされた。これは現在捜査中であるとい……

第47回国会 地方行政委員会 第2号(1964/11/19、30期、日本社会党)

○滝井委員 稻留本部長には、十二、十三、十四日と、佐世保に参りましてたいへんお世話になりましたし、本日はまた遠路わざわざ国会までおいでいただきまして、まず同じ日本人として心から御礼を申し上げます。事は、与党の藤岡議員も言われたように、かつてなかった一国会議員を逮捕したという重大な事件でございます。したがって、軽々に扱うわけには参らぬ。  まず第一に後藤田さんにお尋ねします。昨日は、あなたは、私の質問に対して、十二日の事件は取り調べ中であるので、答えるわけにはまいらぬと言って拒否をした。ところが、本日はぬけぬけと与党の議員の質問に対しては答えてしまったじゃないか。明らかに与党と野党とで国会におけ……

第47回国会 地方行政委員会 第3号(1964/11/20、30期、日本社会党)

○滝井委員 ちょっと、いまの細谷君の質疑応答の中で重大な点が出てきておりますから、関連をして確認をしておきたいと思います。  中里巡査の隣におった警官もそれをそう証明しておるという発言があった。そこで、その隣におったおまわりさんの名前をひとつ教えておいていただきたいと思います。まずそれが一つです。
【次の発言】 そうしますと、隣といっても両側あるので、右田さんと中野さんは、中里巡査の左におりましたか、右におりましたか。
【次の発言】 中野さんは。
【次の発言】 そうしますと、後藤さんに尋ねます。あなたが楢崎君の問題について証言をしたのは、いま右田と中野の二人を本部長が言われたわけですが、あなた……

第47回国会 予算委員会 第6号(1964/12/04、30期、日本社会党)

○滝井委員 池田内閣は、高度経済成長政策に始まって、ひずみの是正で終わってしまったわけです。それが終わると、今度は新しく佐藤さんが登場をしてきて、演説のたびごとに、社会保障のニュアンスを含んだ社会開発というものをしばしば口にするようになった。いわば社会開発というのが政治の本番に登場することになった。そこで、政府はこの社会開発というものについて一体その柱を何にするのかということを、私まず冒頭に尋ねておきたいのです。だんだん調べてみますと、日本で社会開発というものを行政上一番先に取り上げたのは厚生省のようであります。これは、人口問題研究所あるいは人口問題の審議会等で取り上げておるようでございます。……


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第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 社会労働委員会 第1号(1965/01/20、30期、日本社会党)

○滝井委員 一昨年以来非常にもめておりました医療費の問題が、こういう形で解決されようとしておることを非常に残念に思うものでございます。なぜならば、われわれは、三十八年の六月に機能を停止しておった医療協議会を発足させることにずいぶん努力をしたわけです。ところがそれを、厚生省のやり方がまずいためにまた再び空中分解のうき目を見たということは、非常に残念に思うわけです。  そこで、まず第一にお尋ねをいたしたいのは、けさ十時から支払い側にお会いになったということをさいぜんから申し述べておるわけですが、そのお会いになった結論は、事態を収拾する方向にうまく向いておるのか、それとも依然として大臣と支払い側との……

第48回国会 社会労働委員会 第4号(1965/03/04、30期、日本社会党)

○滝井委員 いま出してくれた予算は例年と違うわけですね。特別会計が抜けておるでしょう。何年特別会計を詳細に――日雇い労働者でも健康保険でもきちっと書いて、前年度と今年度との対照表を出してくる、それを出していないわけです。これだけ問題になっている大問題の資料を、特にことし、故意か偶然か知らぬけれども、抜くというのはけしからぬですよ。だからひとつ例年より詳細な資料を次会までに出してもらって、それな説明してください。
【次の発言】 例年やっているものを、ことしだけ抜くというのはいかぬです。そういう点が、あなたたちが不親切だと言われるのです。毎年いままでやっているものを、ことしだけ、しかもこんなに重大……

第48回国会 社会労働委員会 第7号(1965/03/17、30期、日本社会党)

○滝井委員 議題になっております医療金融公庫法の一部を改正する法律案について、少しこまかく質問をさしていただきたいと思います。  まず第一に、医療金融公庫法が昭和三十五年の第三十四回の国会で制定をされて、主として私的医療機関の設置、整備あるいは運転資金というようなものすなわちコマーシャルベースに乗らないものについて金を貸していこう、できるだけ長期低利のもので融資をする、こういうことの趣旨で制定をされて、昭和三十五年七月一日から業務を開始することになったわけです。そこで、いまの提案理由にもありましたとおり、四十年度においては、政府は公庫の貸し付け原資として百七十億を予想しておるわけです。昨年が百……

第48回国会 社会労働委員会 第15号(1965/04/01、30期、日本社会党)

○滝井委員 いま議題になりました三法について、まず逐条的に先にお尋ねをいたします。その逐条の質問の中でいろいろ具体的な問題をあわせて御質問を申し上げますので、明快な御答弁をお願いいたしたいと思います。  まず第一に、戦傷病者特別援護法の一部を改正する法律案から質問いたします。  この法律が昭和三十八年の第四十三国会で制定をされてから足かけ三年ばかり経過することになったわけですが、その場合に、まず第一に、八条の二の戦傷病者相談員の問題についてでございます。この相談員の任務を八条の二の条文で見てみますと、戦傷病者の福祉の増進をはかる、それから戦傷病者の更生、援護のための指導ということになっておるわ……

第48回国会 社会労働委員会 第17号(1965/04/07、30期、日本社会党)

○滝井委員 それでは港湾労働法の質問をさせていただきますが、基本論から少し尋ねていくつもりでございましたけれども、時間の関係で河野理事から指令を受けたところだけ質問をせよということで、非常にむずかしくなったのですが、まず三条についてでございます。この法律で港湾というのは、「政令で指定する港湾をいう。」ことになっておるわけです。その場合に、現在の段階では、結局この法律の施行期日が二年をこえざる範囲でやるということから考えると、非常に限定された港湾しか指定を受けないことになると思うのです。そうしますと、二カ年の間に、結局この法律の実施体系が受け入れられる港湾というものは、政府としても、おそらく非常……

第48回国会 社会労働委員会 第19号(1965/04/14、30期、日本社会党)

○滝井委員 原子爆弾被爆者の医療等に関する法律案について質問をさせていただきます。  この法律案の提案理由を見てみますと、被爆者が現在置かれておる健康上の特別な状態にかんがみ、本年度においては、大きく四つのことに力を入れてやられるということが書いてあるわけです。そのまず第一は、健康診断を強化をするということになっておるわけですね。まず政府のほうから、その健康診断の強化の具体的なやり方というものは、どういう方法で具体的に健康診断の強化をやるのか、御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 いままでは春秋二回やっておったものを、四分の一の人については四回やるという結論になるわけですね。そうすると、……

第48回国会 社会労働委員会 第22号(1965/04/22、30期、日本社会党)

○滝井委員 厚生年金の一部を改正する法律について御質問申し上げたいと思いますが、初め少し総論的なことを御質問申し上げまして、それから逐条的にもお尋ねをいたしたいと思います。そこで、初めは大臣に尋ねますので、事務当局はしばらく控えておいていただきたい。  一体、厚生大臣としては、今後の日本の老後を保障する年金制度というものを、どういう方向に将来持っていこうとされるのか、この基本的な態度というものが明白でないと、年金制度というものが、そのときそのときの、政府の予算折衝の過程における財源の不足その他で風のまにまにゆれてしまって、方向がはっきりしないようになるわけです。いまわれわれの手元に、年金を現在……

第48回国会 社会労働委員会 第24号(1965/04/27、30期、日本社会党)

○滝井委員 先日、厚生年金の審議にあたって、労使、公益、それぞれ意見の一致を見た四つの問題点について質問をいたしました。それは定額分の引き上げ、スライド制、料率、国庫負担、これらのものについて御質問申し上げたのですが、神田厚生大臣はその四つが意見の一致を見たものだということでしたが、実はもう一つ意見の一致を見たものがあるわけです。それが落ちております。それは資金の管理運用でございます。これは政府もお認めになるでしょうね。
【次の発言】 したがって、資金の管理運用の面については、労使、公益、意見の一致を見ておる問題でございます。  この際、あらためて委員長にお願いをいたしておきたいのは、先日の私……

第48回国会 社会労働委員会 第25号(1965/04/28、30期、日本社会党)

○滝井委員 関連。さいぜんの五人未満のところですが、できるだけ早くおやりになるということをるる御答弁されたわけです。そこで、さいぜん労働省の答弁は、今度の労災法改正では二年をこえざる範囲においてやると言う。したがって、当然労災も失業保険もそうなると思う。そうしますと、できるだけ早くやると言っておったって財政の事情その他があるんですが、労災はすでに法律で二年をこえざる範囲において五人未満をやりますとなっている。先般予算をつくるときに、これは共同の調査をおやりになったはずです。五人未満については、厚生省も労働省も健康保険や労災その他失業保険について、事務を共同でやるほうがいいだろうということで、共……

第48回国会 社会労働委員会 第27号(1965/05/07、30期、日本社会党)

○滝井委員 ちょっと一問だけ関連があるのです。  実は今度の厚生年金の一万円年金ができることによって資金運用部資金というのが非常に増加をするわけです。たとえばことしの資金運用部資金は一兆六百三十九億、このうち厚生年金の占める部分は三千二百六十億円、国民年金四百九十二億を加えますと三千七百五十二億円、三割以上がこれは零細な、いわば強制貯蓄にひとしい金が資金運用部に入っていくわけです。ところがその二割五分が労働者の福祉に還元されることになるわけです。あなたのおにいさんの岸さんが昭和三十五年に総理のとき、これは一割五分だったのを三割五分に英断をもって上げてくれたのです。そのとき私たちは、これはやはり……

第48回国会 社会労働委員会 第29号(1965/05/11、30期、日本社会党)

○滝井委員 国民年金法等の一部を改正する法律案について御質問申し上げますが、きょうは時間の関係上、こまかいところは次会に回させていただきまして、まず先に大局論を少しやらせていただいて、そして各論に入らせていただきたいと思います。そこで、各論に入らぬうちに、滝井義高、二時間やったからやめろと言わぬようによろしくお願いいたします。  まず第一に、経済企画庁がいらっしゃっていませんので、その前に厚生省の見解をお尋ねしておきたいのですが、中期経済計画において、御存じのとおり、振替所得が二兆一千百億円を昭和四十三年には支出をすることになっておるわけです。昭和三十八年が九千七百億円程度だったわけですが、そ……

第48回国会 社会労働委員会 第30号(1965/05/12、30期、日本社会党)

○滝井委員 委員長、ちょっと関連があります。いま店員がおって、そして代金やできた品物の受け渡しをやるというときはクリーニング所だ、しかし機械だけをコインを入れて使用するならば、不特定多数の人が次々に来て使用するならばそれはクリーニング所ではないんだ、こうおっしゃる。そうすると、その場合に、チブスあるいは赤痢等の患者の使ったものを持ってきてやってしまった、こういうときには何にも責任がないということになるわけだ。しかしその場合に、その機械を滝井義高が赤痢であって、滝井義高の使ったものを洗っちゃった。そしてそのあとに井村重雄がやってきて洗って伝染した。その場合には、機械の所有者が当然滝井義高が赤痢で……

第48回国会 社会労働委員会 第31号(1965/05/13、30期、日本社会党)

○滝井委員 国民年金法等の一部を改正する法律案について、先日御質問をいたしました残余の部分について御質問さしていただきたいと思います。その前に、この前お願いいたしておきました、今回保険料の徴収が六対四から五対五に変化した、その理論的な根拠についての説明をいただきたいということでございましたが、これはあとでひとつ説明をしていただきたいと思います。  きょうは、まず第一に、この前の続きでお尋ねいたしたいのは、税金と社会保険料との関係についてでございます。現在社会保険料というものは、所得から社会保険料の控除として差し引かれているわけでございます。私はそれがいいとか悪いとか、きょうは言うつもりはござい……

第48回国会 社会労働委員会 第32号(1965/05/15、30期、日本社会党)

○滝井委員 労働者災害補償保険法の一部を改正する法律案について、二、三の点について尋ねてみたいと思いますが、まず第一に、今回のこの改正によって労災の賠償を一時金から、全面的とは言わないけれども、ほとんど年金化した理由というのは、一体どういう理由から年金化を行なったか、それをまず述べていただきたい。
【次の発言】 そうしますと、当然、この年金というものは、最低の保障をしなければならない部分と、それから企業の経営者として労働災害に無過失賠償責任論の立場から賠償しなければならない部分、この二つの部分がくっついておらないと年金の意味がないわけです。そういう考え方に立っておるのかどうかということ。少なく……

第48回国会 社会労働委員会 第33号(1965/05/17、30期、日本社会党)

○滝井委員 逐条的にわからぬことがあるから、少し時間が来るまで尋ねさせてもらいますが、これは労働者災害補償保険法の一部を改正する法律案新旧対照表のほうを見ていただきたいと思います。これの三ページ、三条の四号に「前三号に掲げるもののほか、労働基準法第八条第一号から第十五号まで及び第十七号の事業であって、政令で指定するもの」となっておるわけですね。この「政令で指定するもの」というのは一体どういうものが入ることになるのですか。
【次の発言】 そうすると、現在労災法の適用を受けていなくて災害率の高いものというのはどういうものがございますか。
【次の発言】 そうすると、ただいま御答弁になったそれらのもの……

第48回国会 社会労働委員会 第34号(1965/05/18、30期、日本社会党)

○滝井委員 精神衛生法の一部を改正する法律案について、精神衛生審議会等の答申を見ましても、精神障害のある者について早期発見をして、早期治療をし、同時に、リハビリテーションを十分に、しかも体系的にやるという一貫した治療体系というものをつくらなければならぬということが、非常に強調をされておるわけです。  そこで、早期発見、早期治療をやるために、精神衛生センターというものはどういう活動をすることになるのか、それから同時に、その場合、現在ある保健所の活動というのはどういうことになるのか、これをひとつ簡単に御説明願いたい。
【次の発言】 そうしますと、第一線の中心は依然として保健所にある、こういうわけで……

第48回国会 社会労働委員会 第35号(1965/05/19、30期、日本社会党)

○滝井委員 清掃法の一部を改正する法律案について御質問をいたします。時間を省略するために逐条でやっていきます。この法の参考資料の二一ページです。  そこで一番先に、第五条の質問をするわけですが、これは車両のことを質問をするわけです。したがって、これは国鉄が来てから、いま呼んでもらっていますから、ちょっとあと回しにさしていただいて、六条の二項です。汚物の処分の中で一番重要なのはこの六条のところになると思いますが、実は厚生大臣も舘林さんも思い起こしてもらいたいのは、生活環境施設整備緊急措置法を私たちが通すときに、まず第一に、必ず清掃事業というものは直営でやってもらう、そのとおりやります、それから生……

第48回国会 社会労働委員会 第36号(1965/05/31、30期、日本社会党)

○滝井委員 武田さんと佐々参考人に一、二点聞きたいのですが、先に武田さんのほうがお急ぎですから、聞かしていただきます。  まず第一に、製薬企業についてですが、最近ちょっと調べてみますと、日本の製薬企業のここ三、四年来の成長は、年率二〇%くらいで成長しておるわけです。そうして大手十二社の売り上げの総額の伸びは一四%程度、その利潤率は一割七分くらいで、売り上げの伸びより利潤率の伸びのほうが高いという実態があるわけです。こういう実態を見てみますと、いわば日本の製薬企業というのは、皆保険政策の前進と日本の国民性というか知りませんが、薬をよく飲むということで、一応安定した末広がりの産業の傾向を呈してきて……

第48回国会 社会労働委員会 第39号(1965/07/10、30期、日本社会党)

○滝井委員 選挙のあとで新大臣の鈴木さんもお疲れだと思いますけれども、すでに大蔵委員会においては、この金融不況の問題について昨日鋭意審議を開始いたしております。さらに十二日には日銀総裁を呼んで、金融、証券問題等をやることになっております。したがって、われわれの社会労働委員会といえども、開会されたからにはやはり鋭意国政についてやることが――参議院選挙においてもわかるように、すでに自由民主党と社会党は既成政党として見られているわけです。東京都における政治姿勢が悪かったこと等についても、相当の批判があることは御存じのとおりです。したがって、われわれも真摯な態度で国政に取り組んでいかなければならぬ。こ……

第48回国会 商工委員会 第29号(1965/04/21、30期、日本社会党)

○滝井委員 小規模企業共済法について少し質問させていただきたいと思いますが、労働省と厚生省とを呼んでおりますので、両大臣に来ていただいて、同時に通産大臣にも来てもらって、少し根本的なところを質問したいと思います。  その前に、前準備として、質問の基礎となるところをお尋ねしておきたいのですが、それは、まず第一に、この法案の二条における「小規模企業者」というものの数ですが、二十人以下の個人の数、それから二十人以下の役員の数というものが一体どの程度おるのか。それから五人以下の個人と五人以下の役員の数ですが、これをまずお教え願っておきたいと思います。

第48回国会 石炭対策特別委員会 第5号(1965/02/18、30期、日本社会党)

○滝井委員 三つばかり問題を尋ねたいのです。一つは石炭の需給の状態、それから一つは合理化整備の状態、それからいまの利子補給の問題、この三つを少しお尋ねしたいと思います。  まず第一に、現在昭和三十九年度が進行中なんですが、この三十九年度における石炭の需要と供給の状態を少し明白に把握しておきたいと思うのです。  昭和四十年度の予算を政策的に見ても、今後利子補給とか共販会社の出資金をふやすとか、あるいは新鉱開発の出資金をふやしていくとか、銀行の補助率を引き上げるとか、いろいろおやりになっておりますけれども、何といっても今年の実績の上に立って四十年の歴史が始まることになるわけです。そこで、昭和三十九……

第48回国会 石炭対策特別委員会 第7号(1965/03/04、30期、日本社会党)

○滝井委員 ちょっと関連。いまのガスマスク、救命器の問題ですが、これが自己携帯か坑内常置かということ。いまは坑内に常置しておるわけですね。ところが、それは切り羽のそばに置いておるわけではないわけです。切り羽から相当離れておる。しかもそこまで行くのには、いよいよガスが爆発しそうだとか、あるいはどこかの局所に簡単な爆発があったとかいうようなときに、停電その他が起こりますと、どこにあるかわからぬのです。私も三池の広い坑道の中で、ここに常置しておりますというところを案内してもらったんです。そして今度は切り羽に行きましたけれども、さて今度は、いざ鎌倉というときに、あの狭い坑道で、狭い場所に置いてある救命……

第48回国会 石炭対策特別委員会 第8号(1965/03/10、30期、日本社会党)

○滝井委員 石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律案と電力用炭代金精算株式会社法の一部を改正する法律案の二案について質問をいたしたいと思いますが、きょうはとりあえず石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律案の中で、中心的な役割りを演じておる、主として石炭鉱業合理化事業団の問題を中心にお尋ねをいたしたいと思うのです。それからだんだん電力用炭代金精算株式会社のほうに入ります。  その前に、ちょっと細谷さんの質問に関連して。鉱山保安法の改正をやったわけですが、当時労働者の側から保安監督員の補佐員というのを少なくとも一人は出すことになっておったのですが、これは実行されておりますか。

第48回国会 石炭対策特別委員会 第9号(1965/03/11、30期、日本社会党)

○滝井委員 委員長にお願いしたいのですけれども、他の常任委員会はみな大臣が来てから始まっておるわけです。政務次官で悪いわけではないのですけれども、やはり石炭政策の重要な問題点を質問しておるのですから、大臣が石炭政策がわからぬようでは困るので、ぜひ出るように要請をしていただきたいと思うのです。参議院の総括質問だといっても、そんなに大臣がつきっきりでついておらなければならぬことはないと思うのです。他の常任委員会へ行ってごらんなさい。大臣が出なければ開いておらぬですよ。大臣が出てから開いておる。社会労働委員会なんかもいま厚生大臣が来るということで開いておって、大臣が来なかったら質問をやめることになっ……

第48回国会 石炭対策特別委員会 第11号(1965/03/18、30期、日本社会党)

○滝井委員 この前私の資料要求に基づいて出された「衆議院石炭対策特別委員会提出資料、昭和四十年二月、通商産業省石炭局」と書いた資料がありますね。この資料を大臣が来るまで簡単に説明してくれませんか。特に三表の「関税還付額実績および見通し」というところと四表の「石炭鉱業借入金残高および金利負担」、この内容をちょっと説明してくれませんか。特にこの四表については、開発銀行、合理化事業団等の借り入れ残高が、この前御説明になったのと違うわけですね。これをわれわれは今後の討議の資料になりますから、ほかのはわかりますから、いまの三表と四表とをちょっと説明してください。

第48回国会 石炭対策特別委員会 第12号(1965/03/24、30期、日本社会党)

○滝井委員 電力用炭代金精算会社法の一部を改正する法律案について少し質問をさしていただきたいと思います。  まず第一に、この法律をほんとうに実行しようとするならば、やはり炭価の引き上げの実施体制というものを、もう少しわれわれに――いまの質疑応答でもどうも必ずしも納得がいくような御答弁ではないわけです。もう少し実施体制を明確にしてもらわなければならぬということが一つ。いまひとつは、供給側の責任の履行体制というものを明白にしてもらわなければいかぬ。それから同時にそのことは三百円、二百円上げることによって石炭山の収支改善に対する経営者の態度というものが明白でなければならぬ。少なくともこの三つだけはわ……

第48回国会 石炭対策特別委員会 第13号(1965/03/25、30期、日本社会党)

○滝井委員 ただいま議題となりました諸法律案について質問をいたしますが、農地局長に来てもらってください。それから大蔵省はできれば主計局長、主計局の次長――次長はちょっと来てもらわなければいかぬと思うが、それと、主計官と理財局長を呼んでください。  まず第一に私がお尋ねいたしたいのは、最近無資力の鉱害が非常に多くなってきておるわけです。そこで、無資力鉱害の復旧を一体どういうように今後合理的にやっていくかという問題を一、二の角度から質問してみたいと思います。  まず、われわれが無資力鉱害を議論する場合には、現在石炭鉱業の採掘のために未復旧の鉱害というものが一体幾らあるかということですね。もちろん、……

第48回国会 石炭対策特別委員会 第14号(1965/03/26、30期、日本社会党)

○滝井委員 なるべく多賀谷君と重複しないようにお尋ねをいたします。  今日石炭鉱業が非常な危機に直面しておることは、総理大臣御存じのとおりです。三十七年の十月に第一次調査団が出て、スクラップ・アンド・ビルド方式を確立してくれたわけです。そして四十二年には石炭産業は立ち直るであろうということであった。ところが実際には、四十二年に立ち直るどころでなくして、現実に三十九年度になってみると、非常に苦しい状態になってきたことは大臣御承知のとおりです。そこで昨年われわれが強力に主張して、第二次有沢調査団ができることになって、行ってみたところが、自立ができない理由というのが大きく分けて五つくらいあることがわ……

第48回国会 石炭対策特別委員会 第15号(1965/03/31、30期、日本社会党)

○滝井委員 石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律案について、少し逐条的なことを先にお尋ねをして、それからそれに関連をする二、三の重要な問題について御質問をしたいと思います。  そこでまず第一にお尋ねをしたいのは、条文の二十五条の九号の二です。今度合理化事業団の業務の範囲の中に、石炭資源の開発に必要な設備資金を貸し付けることが加わったわけです。そこで、現在合理化事業団が炭鉱に貸しておる金で利子補給の対象になるものが二百七十億円程度あることは、先日御説明があったわけです。今度新たにこういう開発に必要な設備資金を貸すことになるわけですが、一体四十年度にどの程度のものを予定しており、そして二百……

第48回国会 石炭対策特別委員会 第18号(1965/04/08、30期、日本社会党)

○滝井委員 質問はたくさんあるのですが、自治大臣の分だけを先にまずやらしていただきまして、それから通産大臣なりにお尋ねしたいと思います。  自治大臣御存じのように、臨時石炭鉱害復旧法の一部を改正する法律がいま当委員会に上程されているわけですが、この鉱害復旧法の一部改正に関連して、いままでの自治体の鉱害復旧に対する負担率が無資力分についてはやや少なくなってきたわけです。ところが有資力分について、たとえば農地を見てみますと、県の負担分が一一・〇五であったものが、今度は一四・四五と、三・四%だけ負担がふえるということになりました。それから。家屋等の土盛り、家屋の復旧を見ますと、いままで一〇であったも……

第48回国会 石炭対策特別委員会 第26号(1965/06/02、30期、日本社会党)

○滝井委員 総理にお願いをいたしたいのですが、どういう御要件があるか知らないけれども、やはりこういう重大問題はあなたの政治の姿勢が人間尊重である限りにおいては、やはりこういうときには内閣の責任者として、担当閣僚が辞表を提出しているときですから、他のいかなるものにも優先して、この委員会で誠意をもってこういう災害に対する内閣の基本方針というものを国民の前に明らかにするのは当然だと思います。そこでまず質問に入る前に、いろいろ御用件があるかもしれないけれども、しばらくひとつおっていただきたいと思います。どんな用件があるか知らないけれども、人命は……。

第48回国会 石炭対策特別委員会 第27号(1965/06/18、30期、日本社会党)

○滝井委員 そうしますと、工業技術院に科学技術庁の調整費から――あれは三億か五億くらい、わずかなものじゃないですか。それから出すのですか。工業技術院にその調整費から回すというこうなのですか。
【次の発言】 簡単にひとつ予備費の内容を、どういう方面に支出するか、大きい項目だけでけっこうですから、ちょっと言ってみてください。
【次の発言】 他に……。
【次の発言】 これでけっこうです。
【次の発言】 そうしますと、五千五百万トンの目標というのはくずしておるわけではないでしょう。
【次の発言】 大臣、お聞きのとおりです。したがって五千五百万トンの目標はくずしていない、現実においてその五千五百万トンを……

第48回国会 内閣委員会 第40号(1965/04/30、30期、日本社会党)

○滝井委員 関連して。ちょっといま大原さんの質問をとぎれとぎれにしか聞きませんでしたから、あるいは重複するかと思います。あるいはいま大原さんがやっておったところがそうじゃないかと思うのですが、四月二十二日の東京地裁のああいう決定と関連をして、私五点ばかりちょっとお尋ねをしたいのです。  まず一点は、厚生省は、あの決定が四組合だけしか効力は及ばない、こういう見解ですね。それから支払い側は、これは四組合だけではなくて、全被保険者に及ぶのが当然だ、こうおっしゃっている。それから医療側は、これは料金の形で言っているわけですが、全部新料金である、十二月までの旧料金ではないのだ、こう言っているわけです。そ……

第48回国会 予算委員会 第7号(1965/02/06、30期、日本社会党)

○滝井委員 いま神田厚生大臣の答弁を聞いておりますと、十一月二十日に田中大蔵大臣と取りかわした覚え書きというものは、これは全く政府内部で覚え書きを取りかわしただけであって、それは、別に社会保険審議会その他を拘束するようなものでないようなお話をしておるわけです。そうではないわけです。どうしてそうではないかというと、昨年の臨時国会ですでに九・五%をあなた方は決定して予算を出してしまっておる。このことはすでに政府の意思が先行し、予算を確定しておることを意味するのですよ。去年の臨時国会で九・五を出しておる。したがって、これはもう明らかにあなたが手続を違反してしまっておる、法律違反を。去年の暮れに出して……

第48回国会 予算委員会 第8号(1965/02/08、30期、日本社会党)

○滝井委員 さいぜんの官房長官の答弁ですが、中央医療協議会なり社会保険審議会、あるいは社会保障制度審議会等がなかなか答申がもらえぬ情勢だ、しかし、政府としては政府の考え方を答申願いたい、こういう御答弁があったわけです。この政府の考え方というのは、神田・田中メモが基礎になっておることは明らかです。  そこで、神田さんにお尋ねをいたしたいのは、この神田メモにおける薬剤費というのは一体何ですか。薬剤費の一部負担という薬剤費とは何か。これはあなた方二人がやっておるのだから……。薬剤費というのはどういうものか、ひとつここで御答弁願いたい。――政府委員の答弁じゃだめですよ、あなたと二人でやっているんだから……

第48回国会 予算委員会 第17号(1965/03/02、30期、日本社会党)

○滝井委員 同僚の議員の皆さんからいろいろと医療費問題について各方面にわたって御質疑がございました。私は、きょうは一、二の典型的な医療保険財政に問題を集約をして、大蔵大臣なり、厚生大臣なり、自治大臣なり、官房長官に見解をただしてみたいと思います。  まず第一に、これは官房長官にお尋ねをすることになるわけですが、現在医療費問題はなお星雲状態で、りっぱにおさまったわけではございません。こういう星雲状態にある医療費問題を解決をする政府の基本的な態度というものを、まずここで一応明らかにしておいてもらう必要があると思うのです。ここ二年ばかりこれほどもみにもんだわけですから、政府としては、支払い側とああい……


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第49回国会(1965/07/22〜1965/08/11)

第49回国会 社会労働委員会 第2号(1965/08/09、30期、日本社会党)

○滝井委員 母子保健法について御質問申し上げますが、実は時間があれば保険の問題について少しお尋ねをあわせてしたいと思うのです。先に少し急いで母子保健をやらしていただきます。なお、残ったところは、あす大臣がいらっしてからやらしていただきます。  御存じのように、最近日本の人口構造が急激に変わり始めております。いわゆるピラミッド型からつり鐘型になり、つり鐘型からとっくり型と申しますか、そういう形になってきております。すなわちこのことは、老齢人口が非常に増加をして、十五歳以下の青少年人口が減っているということ、それだけに、佐藤内閣が人間開発の政策を出そうとする場合には、十五歳以下の子供の政策というも……

第49回国会 社会労働委員会 第3号(1965/08/10、30期、日本社会党)

○滝井委員 母子保健法案の昨日の続きで、少し逐条的なところをやらしていただくわけですが、第七条でございます。実は私たちは児童福祉行政の中の児童福祉審議会でいままで母子保健のことをやってきておるわけですが、今後もなお母子保健のことを各段階の児童福祉審議会でやるということについては問題がある、この際母子保健審議会というような独立の審議会をつくって、そして母子保健行政の推進をはかるべきであろうという主張をしておるわけです。この点について一体政府としてはどういうおつもりで、児童福祉審議会というような児童福祉法の中の借りもので母子保健をやることに決意をしてきたのか、その点を明らかにしておいていただきたい……

第49回国会 社会労働委員会 第4号(1965/08/12、30期、日本社会党)

○滝井委員 きょうは、暑いところ非常にお気の毒と思いましたけれども、二、三どうしても至急にお尋ねをしておきたい点がございますので、あまり人権を侵害しない程度に質問さしていただきたいと思うのです。それは医療のいろいろの調査についてでございます。  まず、第一にお尋ねをいたしたいのは患者調査です。これは数年前に、小山前保険局長が局長になって間もなく、健康保険組合が患者調査を始めました。当時私は、これは人権問題にも関係することであり、こういう調査はやらないほうがいいという強い主張をいたした。そして当時、小山保険局長はそれをやめさせるということでやめさしたわけです。ところが、最近、再び患者調査が行なわ……

第49回国会 社会労働委員会 第5号(1965/09/30、30期、日本社会党)

○滝井委員 ちょっと関連。いまのこの問題は、私はここ数回にわたって鈴木さんの前の神田さんの時代から口をすっぱくして政府に警告をしたわけです。それは現在薬価基準に五千種類のものが登載されている。なおあとにメジロ押しで千五百種類のものを政府は全く政治的に登載をしない。こういう科学の問題に政治を交えるということは非常にいかぬ。日進月歩の科学に順応していかなければならない医師という科学者を順応できない形にしておくと、必ず代替請求というものが起こるのだということを私はここで何回も言った。だからすみやかに政府はおやりなさいと言った。あなたは、いまもまた小林さんの質問に近い将来やります、こういうことです。実……

第49回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1965/08/02、30期、日本社会党)

○滝井委員 いまの多賀谷君の質問に対して、三木通産大臣から、石炭対策の今後の根本的な施策については総合エネルギー調査会なり石炭鉱業審議会にはかってぜひやりたい、同時に通産当局としても抜本対策を進んで考えるべきであるという御意見がございました。 そして、歴代大臣が言わなかった、原料炭については新しい方式をぜひ考えなければいかぬのではないか、一般炭とまではいかないが、原料炭については今後やはり新しい方式を考えるというような、画期的な御答弁もあったわけです。ぜひひとつ、石炭鉱業の長期的な、抜本的な施策を講じていただきたいと思います。先日石炭局長ともいろいろ意見の交換をやったのですが、やはり、いまのこ……

第49回国会 文教委員会 第2号(1965/08/11、30期、日本社会党)

○滝井委員 私がお尋ねをいたしたい点は大体同僚の方々からお尋ねしていただきましたが、私、文教委員会に来て発言するのは初めてですけれども、この調査報告その他を見ても、驚くべきものだということを感じたのです。一体こういうことが文教委員会では黙って許されるのだろうか、非常に奇異に感じたのです。もう私、からだの血が煮え狂ったような義憤を感じたわけです。これでは日本の教育はとても守れぬ、何と文部官僚というものは非常に陰惨な権力主義的なものであるかということを、これを読んでしみじみと感じたわけです。それでしかもきょう私はそういうことについて活眼を開いた。根津委員長以下お三人の方が非常に勇気を持って言ってい……


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 議院運営委員会 第40号(1966/05/17、30期、日本社会党)

○滝井委員 問題は三項目の取り扱いについてですが、いま佐々木さんが、三項目については議論をひとつ保留してくれ、こういうことなんですけれども、われわれは実は保留ではちょっとぐあいが悪い。われわれも国会正常化の精神というものは全部失ってしまったわけではないので、その精神をますます高揚して、その努力を前向きにやりたいと思っております。しかし、昨日やられた三項目が、今後の国会審議その他に手かせ足かせとなってしまうことは非常に困るわけです。もしそういう三つのものを少なくとも幾ぶんでもここに残そうとすれば、やはり三十五日の線で議長は出していただかなければならぬわけです。ところが、それをもとに返すと言うと、……

第51回国会 社会労働委員会 第9号(1966/03/17、30期、日本社会党)

○滝井委員 健康保険法等の一部を改正する法律案について質問をいたしたいと思いますが、初めにお願いをいたしておきたいのは、国鉄運賃と並んで今度の国会における非常に重要な法案でございます。したがって、私たちも、でたらめなことを言って審議を引き延ばす意思は毛頭ございません。十分われわれも勉強をしてまいって御質問を申し上げたいと思います。いまから十年前に、同じく健康保険が非常な赤字に直面をいたしまして審議した当時においては、この法案は三十四時間か五時間くらいの時間をとったわけです。当時私は、わりあい元気がようございましたが、そのうち二十八時間やらしてもらいました。きょうは、あれから十年たちましたから実……

第51回国会 社会労働委員会 第12号(1966/03/23、30期、日本社会党)

○滝井委員 ちょっと関連して。私が質問をしたいと思った点、二点、いま長谷川さんが質問されましたので、関連して資料を要求しておきたいと思うのですが、まず第一は、レントゲンの一つの疾患に対する枚数の問題です。特にいま長谷川さんが、ガンの問題を出しましたけれども、これはガンと診断がついてしまいますと、それはレントゲンの枚数はそうよけいには要らないと思うのです。問題は慢性胃炎なんです。慢性胃炎という診断を医者がつけるためには、まず何をしなければならぬかというと、ガンでないということと、胃かいようでないということとの指定をやらなければならぬわけです。これを指定すると、恒久的にずっと胃の悪いというような、……

第51回国会 社会労働委員会 第14号(1966/03/29、30期、日本社会党)

○滝井委員 労働組合法の一部を改正する法律案について御質問申し上げたいと思いますが、労働委員会というのは、船員のほうにも船員労働委員会があるのです。それから、公共企業体のほうには調停委員会があるわけです。船員の労働委員会は、同じ労働委員会でありますけれども、運輸大臣が委員を任命をして、そして地方の海運局が委員会を持っておるわけです。公共企業体の調停委員会の場合は、これは労働大臣が所管をしておって、実質的にはこれは地方の機関になっているわけです。われわれがいま論議しようとする労働組合法の一部を改正する法律案の中における問題の、増員を必要とする地方労働委員会は、これは都道府県の機関になっているわけ……

第51回国会 社会労働委員会 第15号(1966/03/30、30期、日本社会党)

○滝井委員 関連。あとで私が質問する上に非常に重要な点を、いま河野さんなり伊藤よし子さんが質問をしておりますので、大臣の重要な心がまえの一点だけを聞いておきたいのです。現在社会保障制度審議会、社会保険審議会、中央医療協議会、それぞれ法律によって三つの諮問機関があるわけですが、総理の私的な諮問機関として健康と医療の懇談会というようなものをつくる。今度新しく臨時医療保険審議会、昔にもマメ単といってやはりこんなものがあったのです。まあ人間の知恵というのはそう進歩しないもので、昔と同じような名前を持ってきて、また同じようなことをやることになるのですけれども、いまの河野さんなり伊藤さんの御質問に関連して……

第51回国会 社会労働委員会 第18号(1966/04/06、30期、日本社会党)

○滝井委員 いま辻原さんが非常に重要なところをついておるわけですが、所得倍増計画を修正した中期経済計画で、国民所得の七%を振替所得に持ってきたわけです。当時三十九年からこれは実施することになっていたと思いますが、これが出ましたときに、私は衆議院(しゅうぎいん)の予算委員会で質問をしておるわけです。それは、三十七年の大内先生のほうから出ている総合調整に関する長期の構想とこれとは、片一方が国民所得の七%程度を振替所得に持ってくる、片一方は、たぶん一四%くらいだったと思うのです。そこで、非常に数字が違うが、これはどうしたんだ、一体どっちがほんとうなんだ、こういうことになったのですよ、予算委員会で。政……

第51回国会 社会労働委員会 第22号(1966/04/14、30期、日本社会党)

○滝井委員 ちょっと関連して。  三月十七日に、私も独立採算制の問題を質問しているわけです。そして、当時、何を病院の独立採算制の中から分離をして、一般会計の中から補てんをしていくかというその負担区分を明確にする、しかし、現在は、その負担区分は、これは政令でやることになります、こういう御答弁があった。しからば一体政令で明確化する点は何と何か、これを明確にしてくれ、資料を出してくれと要求しておるのでありますが、まだ出してくれないわけです。私は、そのときその質問の留保をしているわけです。文部大臣も来てもらわなければならぬし、自治省からも来ていただかなければならぬ。その点、私はまだ質問は終わっていない……

第51回国会 社会労働委員会 第23号(1966/04/19、30期、日本社会党)

○滝井委員 失業保険法の一部を改正する法律案について御質問申し上げたいのですが、法案自身の問題と、それからこの失業保険法に関連する、たとえば生命保険会社の外務員等の適用の問題、この二点について御質問をいたしたいと思います。  三、四時間ぐらい時間がかかると思いますが、大臣がおそかったので、きょうはいまから四十分ぐらいしかできないのです。まず第一に法案自身から先に入るのですが、今度一級、二級の保険金を、二百四十円、三百三十円を三百三十円、五百円と、こう改正されることになった。賃金日額が、一級五百円のほうは六百六十円以上、二級三百三十円のほうは六百六十円未満、こういうようになっておるわけです。  ……

第51回国会 社会労働委員会 第26号(1966/04/25、30期、日本社会党)

○滝井委員 国民健康保険法の一部を改正する法律案について御質問を申し上げます。まず初めに、健康保険法のときに質問をしたいと思っておりましたが、質問をさせていただけませんでしたので、健康保険のときには医療の供給体制についてだけ、ほんとうに上すべりな質問をしておったのです。なお医療の需要体制と、それから医療の供給体制と需要体制との橋渡しをやる診療報酬体系、これらの三つのものの概要を健康保険のときに質問することを目的としておりましたが、供給体制だけしかできておりませんので、きょうは診療報酬体系と医療の需要体制を質問をして、そして国民健康保険の具体的な問題点の質問に入りたいと思います。  その前に、御……

第51回国会 社会労働委員会 第27号(1966/04/26、30期、日本社会党)

○滝井委員 先日私四十分ばかり失業保険について質問いたしましたが、重要な問題点について大臣十分御研究になっていませんでしたが、きょうは研究されてきておると思います。その問題については大蔵省の責任ある政府委員が参りましてから一緒にやらしていただきたいと思うのです。われわれも子供ではないので、ここで再三再四労働当局が研究をいたします研究をいたしますと言って、また新しい大臣になってもまだ研究されていないというようなことでは、きのうも言ったのですが、国会は何のためにあるかわからないわけです。納得ができない。法案を通すことが目的ではない、悪い法案を直してそれを国民のためによい方向にするのが野党の目的なん……

第51回国会 社会労働委員会 第28号(1966/04/27、30期、日本社会党)

○滝井委員 八木先生が少し頭を冷やしておられる間に、いまの調整交付金の問題ですが、まず保険料の標準賦課総額、問題はここから出発するわけですね。保険料の――保険税でもかまわぬですが、標準賦課総額は、原則として当該年度の初日における療養給付費総額の見込み額から、一部負担総額の見込み額を控除した額の七割五分というのが賦課総額ですね。ところが、いま八木さんが御説明になったように、低所得の人が多いと負担減免の措置がとられることになるわけです。年間九万円未満の所得の世帯ないしこれに準ずる低所得世帯に対しては、均等割り等の四割ないし六割を減額をして賦課することになるわけです。そうですね。そうすると、その減額……

第51回国会 社会労働委員会 第30号(1966/05/06、30期、日本社会党)

○滝井委員 関連。これは資料ですが、さいぜん外務省に依頼して在外公館から主要国のスライドフォーミュラをもらった、西ドイツ、フランス、イタリアですか、その資料をひとつあす委員会があると思いますから、出していただきたいと思うのです。
【次の発言】 関連して。鈴木さん、あなたの前任者、すなわち古井さんのときからこの問題が非常に大きな問題になっておるわけです。そうして当時古井さんは、ある程度政治生命をかけて、この積み立て金の運用については特別勘定でやらなければいかぬという強硬な主張もしたのですよ。そうしてこれはわれわれもこの委員会で相当言いました。できるだけひとつ来年からやる、幾度かそう言ってきている……

第51回国会 社会労働委員会 第31号(1966/05/07、30期、日本社会党)

○滝井委員 ちょっといまの点だけ関連さしてくれませんか。  私の質問したいと思った点にいま竹内さん触れましたから、時間の節約の意味でお尋ねするわけですけれども、障害認定基準の統一の問題については、あなたのほうの国民年金、厚生年金、それから船員保険があるわけですね。このほかに労働省の労災があるわけです。それから同時に、国家公務員の災害補償の問題がある。こういう各法律に、すべてそれが別表として載っておるわけでしょう。これをもはや厚生省ベースだけでやったのではだめだと思うのです。やはりこれは、内閣全体としてそれらの制度の一元化をやる必要があると思うのです。そうしないと、同じような負傷した者が、ある制……

第51回国会 社会労働委員会 第32号(1966/05/10、30期、日本社会党)

○滝井委員 関連。さいぜん河野さんから解雇の理由について、ラーメンを食ったり、借金があるとか、いろいろ言いましたが、いままでそういうことをわれわれは耳にした前例がないわけです。ところが、セメント会社でも第一流の小野田でそういうことが行なわれておるわけです。しかも、御存じのとおりセメントというのは開発銀行その他国の機関からも相当に金を借りてやっておるわけですね。最近社長は放漫な投資のためにやむなく引退せざるを得ない形になりましたけれども、そこで労使双方を呼んでもらうことは当然ですが、その前にひとつ二、三日のうちに資料を――一体どういう理由で解雇しておるのか。津久見の六十八名と、八幡の三名について……

第51回国会 社会労働委員会 第36号(1966/05/24、30期、日本社会党)

○滝井委員 いまの問題とも関連があるのですが、数年前に一応要求してもらったことがあるのですが、政府関係機関並びに各省それから地方自治体における臨時職員の各省別の状況を出してもらいたいと思うのです。前に私が質問したときには、一番長い臨時職員は十五年も臨時にあった例があったわけです。そこでそういう年限の一番長い者はどういうところにあるか、それもあわせてひとつ各省、 それから政府関係機関、地方自治体、これだけの臨時職員の状況を出してもらいたいと思います。

第51回国会 社会労働委員会 第37号(1966/05/25、30期、日本社会党)

○滝井委員 外務省に特に来ていただいておりますので、外務省に一番先にやらしていただきます。  実は御存じのとおり、諸外国では社会保障制度というのが非常に早くから発達をして、ほとんど完成の時期に来ておるわけです。ところが日本においては、明治以来の日本の資本主義は主としてインフレをてこにして発展をしてきておるわけです。そこで、短期のものはとにかくとして、長期のものについては、厚生年金でも昭和十七年くらいに初めて施行されたものであって、国民的な支持というか、深く国民の中に制度自体が浸透をしていないわけです。したがって、日本でこういう制度を将来確立していくためには、スライド制等の問題についても諸外国の……

第51回国会 社会労働委員会 第38号(1966/05/26、30期、日本社会党)

○滝井委員 国民年金法の一部を改正する法律案について、昨日留保しておった分について大蔵大臣においでいただいて質問をするわけですが、非常に時間が制限をされて三十分くらいしかやれないわけです。国会審議というのは、お互いにフェアプレーで与野党がそれぞれの論議を戦わせる場合だと心得ております。したがって大蔵大臣、できるだけ、大事な財政投融資の金を拠出をしておる厚生省所管の法案ですから、ひとつどしどしこれから出ていただきたいと思います。  まず、第一にお尋ねをいたしたいのは、すでに大蔵大臣御存じのように、長期の所得を保障する共済組合、国家公務員の共済組合、それから厚生年金でいまこの国会で審議をしている農……

第51回国会 社会労働委員会 第43号(1966/06/07、30期、日本社会党)

○滝井委員 雇用対策法案について質問をいたすわけですが、先日国会正常化の話を論説委員たちとやりましたら、最近の国会というのはなまけている。大ざっぱな質問はするけれども、法案の逐条的な審議なんていうのはほとんどやっていないのじゃないかというおしかりを受けた。いや、そうではない、私はやっているのですということを言ったわけです。ほとんど私、法案の逐条全部勉強してくるわけですが、なかなか逐条をやるというひまがないわけです。そこで、きょうは逆に逐条から先にやって、そして総論は、大事なところはあとに入っていく、というのは、こういうニューフェースの法案というのは、やはりこれはいろいろこの法案を取り扱って今後……

第51回国会 社会労働委員会 第45号(1966/06/09、30期、日本社会党)

○滝井委員 関連。主管省の文部省が、とにかく総動員法による学徒動員、いわばこれは準軍属扱いです、準軍属扱いされているその学校報国隊と、防空関係でいく学校の報国隊とは実態は同じでございます。こうおっしゃっておるわけです。ここが大事なところです。主管庁の文部省は、実態は同じだと言っているのです。ところが、あなたのほうの援護局長は、いや実態は違います、こう言っているのですから、同じ内閣の中で意見が不統一です。だから、われわれは、この前あなたの前任者の神田さんに質問したのです。もう残っているのは――けさ伊藤さんも御質問しておりましたが、却下されているのはもう十万も二十万もあるわけじゃない。一万か二万、……

第51回国会 社会労働委員会 第48号(1966/06/21、30期、日本社会党)

○滝井委員 関連。実は逐条審議を十一条までしかやっていないのですけれども、委員会の話し合いができたそうですから、あまりじゃまをしておってもぐあいが悪いので、一、二点だけお尋ねをするのですが、御存じのようにいまの産業構造が急激に変化をしつつあるわけです。そこで通産省として産業の再編成構想というものを出しております。これは設備が非常に過剰で、特に技能労働者、いわゆる労働力の不足ということで賃金も上がる。企業に雇っている労働力というものは比較的年齢の多い人が多くなって退職金や給与が多くなってくる。同時に自己資本が少なくなって金利は高くなる。こういうことで非常に急激に企業の合併、合同が行なわれつつある……

第51回国会 社会労働委員会 第49号(1966/06/22、30期、日本社会党)

○滝井委員 逐条的にお尋ねいたします。  まず六条です。六条の中ごろに、「その患者の氏名及び居住の場所並びにその患者に病毒をうつしたと認められる者その他省令で定める事項を質問し、一月以内に、文書をもつて、患者の居住の場所を管轄する保健所長を経て、」云々ということがあるわけです。そこで、この場合に、その患者さんに病毒をうつした者はだれであるかということを患者さんに聞くことになるわけです。その場合に、御存じのとおり、黙秘権というものがあるわけですね。これを患者さんが言わなかったときは一体どうなるのですか。
【次の発言】 どういうことになるのですか。たとえば、虚偽でなくて黙秘権を行使したときには一体……

第51回国会 石炭対策特別委員会 第4号(1966/03/16、30期、日本社会党)

○滝井委員 六月の石炭鉱業審議会が石炭鉱業の抜本的な安定策を本答申として出すということが伝えられておるわけですが、そうなりますと、再び石炭問題というのが、三十六年の、われわれが石炭政策を転換をしていただこうという闘争をやったときと同じような形で、新しく政治の舞台に登場してくることになると思うのです。それだけに私たちとしても、今度の政策というのはどういうものが出るか、かたずをのんで見守っておることになるわけですが、一方、企業側から言うと、おそらく、これが私企業として生き延びていく最後の御宣託というか、もし今度の六月に出る答申で石炭企業が企業としての自立性を確立できなければ、私企業としての石炭企業……

第51回国会 石炭対策特別委員会 第6号(1966/03/23、30期、日本社会党)

○滝井委員 あとにもう一つ会議がありまして、十一時までしかできませんので、質問の準備はしてまいりましたけれども、大事な点だけお尋ねしたいのです。  まず第一に、管理炭鉱というのがあるわけですね。いま空知の災害の問題が起こったわけですが、最近、山をつぶすかどうか、雇用対策上あるいは地域経済上第二会社にするかしないかということが非常に重要な問題になってくるわけです。その場合に、一つの違った形式として、最近は管理炭鉱方式と世間でいわれておるようなものが出てきたわけです。この場合に、労働の基本権というものが非常に制限されるというニュアンスが強く出てくるわけです。そのことがこういう災害を起こす一つの誘因……

第51回国会 石炭対策特別委員会 第9号(1966/03/31、30期、日本社会党)

○滝井委員 大臣が来られておりませんから、審議に協力する意味で条文上の問題を先にして、私は十一時までしか質問できませんから、あとは多賀谷さんにしてもらって、大臣を必要とする問題はあとでまた一括してやらしていただきます。先日質問をいたしまして、原油関税に関連する資料をいただきましたが、その資料の問題点も次回にやらしていただきます。  そこで、きょうは、石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律について質問をいたします。他の産炭地関係のものは次に譲らしてもらいます。  まず第一に、今度のこの石炭鉱業合理化臨時措置法の改正で、機械の貸与をやることになっておるわけです。一体、炭坑の近代化に必要な機械……

第51回国会 石炭対策特別委員会 第11号(1966/04/07、30期、日本社会党)

○滝井委員 昨日多賀谷君から石炭の運賃延納の問題について御質問があったということを聞いておりますが、ちょうど私同席しておりませんでしたので、重複するかとも思いますけれども、ちょっと聞いておきたいのですが、過去において、三十六年に運賃の改正があったときに、その値上げ分の半分について三カ年間にわたって延納を認めました。その滞納額がほんとうはもう支払ってしまっておらなければならぬはずですね。それが幾らいま残っておるか、それをちょっと先に御説明を願いたい。
【次の発言】 今度運賃が平均一四・七%引き上げとなりましたが、これによって年間の負担増というのは幾らになるのですか。

第51回国会 石炭対策特別委員会 第12号(1966/04/13、30期、日本社会党)

○滝井委員 先日当委員会で質問をいたしました続きでございますが、その際大蔵省、自治省が見、えておりませんでしたので、留保した分から先に質問いたしたいと思います。  まず大蔵省にお尋ねするわけですが、御存じのとおり、臨鉱法が昭和四十七年七月三十一日に期限が切れることになります。現在、各鉱業権者においては、四十七年七月三十一日を目途として農地その他の復旧計画を立てておるわけでございます。ところが、予算措置の実態を見てみますと、四十一年度の農地復旧費は三十三億しか予算措置をされていないわけなのです。四十年度が二十一億、三十七年度が十一億です。事業費としてそれだけです。先日の御説明によりまして明らかに……

第51回国会 石炭対策特別委員会 第15号(1966/04/21、30期、日本社会党)

○滝井委員 堀坂さんにちょっと尋ねたいのですが、あなたのほうで造成した土地が至るところ、伊藤さんも指摘しておりましたが、ペンペン草がはえておるわけです。そこで、これは工場が来るのを待っておるといつ来るかわからない。そのうちだんだん筑豊は人口がなくなってしまう。そこで、筑豊を一応北九州のやはりベッドタウン的なものとして考える考え方があるわけです。どうしてそういうことを言うかというと、まず人が住んで北九州なり福岡に通っておるうちに、おれのほうの労働者なり職員が筑豊炭田から通ってきているのだから、ひとつ筑豊に工場を持っていこうか、こういうことになるわけです。それで、まずやはり人間の交流が先なんです。……

第51回国会 石炭対策特別委員会 第19号(1966/06/08、30期、日本社会党)

○滝井委員 産炭地域振興臨時措置法について御質問申し上げるのですが、この産炭地域振興臨時措置法の第四条に、産炭地域振興の実施計画を基本計画に基づいて地域ごとにつくることになっておるわけです。しかも、この法律では、実施計画はこの法律の施行後二年以内に定めることになっているわけですが、当然、政府としては、たとえば筑豊とか常磐とかという地域の区分に従って実施計画をお立てになったと思います。そこで、問題は、その実施計画というものが一体どの程度具体化したかということが問題なんです。これをひとつ、たとえば一番集中的に合理化のあらしが吹いた筑豊でいいですが、筑豊なら筑豊で一体どの程度実施計画が実現できている……

第51回国会 予算委員会 第4号(1965/12/24、30期、日本社会党)

○滝井委員 さいぜん大原君の質疑に対する答弁の中で、政府が今年度の当初予算を編成するときに、当予算委員会で非常に強く主張しておりました総報酬制と、受診の場合の薬価の二分の一を徴収するという医療保険の抜本改正の政策は、今年度においては放棄をした、こういう考え方に立ってよろしいですね。これはひとつ大蔵大臣から答えていただきたい。
【次の発言】 そうしますと、御存じのとおり、政府はこの昭和四十年度補正予算(第3号)を出すにあたって、これは、ことしの法人税を中心とする税収の見込みが違って、そして、そこに二千六百十億の穴があいた、したがって、その穴を埋めるために赤字公債二千五百九十億を発行することを中核……

第51回国会 予算委員会 第13号(1966/02/14、30期、日本社会党)

○滝井委員 私は、まず社会保険関係の財政の問題と、産炭地の地方自治体の困窮した財政の打開策とそれから賠償問題、それから海外経済協力、こういう三つの問題について、関係大臣の所見をお伺いいたしたいと思います。  そこで、ずばりまず問題から、時間の関係上入っていきますが、まず第一に、今年の年頭にあたって、鈴木厚生大臣は、医療問題が非常にむずかしい状態になっておるので、これを大所高所から打開をするために、健康と医療に関する懇談会といったようなものをつくりたいというアドバルーンを上げたのです。あれからすでに一ヵ月半の時間が経過したのですが、この構想については、一体どういうようになりつつあるのか、まずそれ……


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第52回国会(1966/07/11〜1966/07/30)

第52回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1966/11/10、30期、日本社会党)

○滝井委員 関連して。私、喜田村先生と北川先生にちょっとお尋ねをしたいのですが、両先生の御意向がまっこうから対立しておるために、質問もちょっとしにくいのですけれども、率直にお尋ねしたいのですが、まず北川先生にお尋ねするのですが、この鹿瀬の工場の廃液の中には、先生としては有機水銀が幾分でもあるということはお認めになるのでしょうか。
【次の発言】 私のお尋ねしたいのは、鹿瀬の工場排水の中にメチル水銀が北川先生としてはないと断定をされるのか。それともなお疑わしい、もう少し研究をさしてくれとおっしゃるのか、そこらが今後私たちが諸先生方の意見を聞いて論争する上に非常に微妙な重要な点だと思うのです。という……

第52回国会 議院運営委員会 第3号(1966/07/13、30期、日本社会党)

○滝井委員 きょう特に安井総務長官の御出席をいただいておりますが、国民の祝日に関する法律が衆議院を通過をするときには、正副議長さんたいへんお骨折りをいただいて衆議院を通過したわけですが、特に最終的に国民の祝日に関する法律の一番の焦点は、建国記念日審議会の委員の任命の問題でございまして、その委員がどうきまるかによって、いわゆる政令できめるという建国記念日がどうきまるかという結果にもなりますので、この委員の任命については各党注目をしておった。特にこれは各党と十分話し合いをして委員をきめる、こういう御趣旨がありまして、今度法律が成立をして委員の任命をするにあたりまして、特に衆議院における議長の調停等……

第52回国会 議院運営委員会 第8号(1966/11/11、30期、日本社会党)

○滝井委員 国会の召集の問題について官房長官の御意向をお尋ねをいたしたいのですが、それは最近の新聞を見ますと、十一月の三十日に臨時国会を召集をして、十二月の五日開会式をやって、会期は二十六日とか、ある新聞によると三週間と書いてあるのがありますが、そういう報道がなされておるわけです。しかも通常国会は十二月二十七日に召集すると、きわめて明確なスケジュールが発表をされておるわけですが、政府は、ほんとうにそういう新聞に出ておるようなことをおやりになる意思があるのかどうか、そういうことで準備を進めておるのかどうか。
【次の発言】 そうしますと、十一月三十日召集とか、十二月五日に開会式を開くなんというのは……

第52回国会 社会労働委員会 第1号(1966/07/27、30期、日本社会党)

○滝井委員 大臣御存じのとおり、五十二臨時国会は相当日にちがありますので、ひとつゆっくり腰を落ちつけて質問を受けていただきたいと思うのです。朝から私質問をしたいという通知も申し上げておったし、委員長にも先日お会いしたときに、ぜひ質問をしたいからということもお願いをしておったのです。  まずお尋ねをいたしたいのは、行政管理委員会から地方事務官制度の改革に関する意見が出たことは、大臣御存じでしょう。
【次の発言】 厚生大臣はいらっしゃっておりますか。朝から要求しておるのですが、どうしておるのですか。
【次の発言】 百里の道を歩く人は九十九里をもって半ばとするわけです。まだ国会は、御存じのとおり議運……

第52回国会 社会労働委員会 第2号(1966/09/09、30期、日本社会党)

○滝井委員 ベテランの鈴木厚生大臣が留任をされましたので、イロハからやる必要はなくなったわけであります。その点は日本の厚生行政のためにわれわれも大いに喜ばなければならぬことだと思います。したがって、まあホヘトくらいからやることになるわけです。  まず第一に、私きょうお尋ねをいたしたいのは、いま流行をいたしております日本脳炎についてでございます。一体、あの西日本に非常にしょうけつをきわめておる日本脳炎の発生状況というものは、いまどういう形になっておるのか、それをまず、時間が一時間半に制限されておりますし、医療保険の抜本策についても少しお尋ねをいたしたいので、要点だけを御説明願いたいと思います。

第52回国会 社会労働委員会 第3号(1966/11/09、30期、日本社会党)

○滝井委員 きょうは、医療保険の抜本改正のその後の状態について、三、四十分の間、要約をして御質問を申し上げたいと思います。  まず第一に、九月でございましたか、当委員会で大臣に、私は医療保険の抜本改正について御質問を申し上げました。当時大臣は、まず第一に、四十二年度の予算を審議する通常国会の冒頭に医療保険の抜本改正の提案をしたい。そのためには、まず事務当局に命じて、いわゆる牛丸委員会ですね、ここで調査研究を一年くらいかかってやっておるから、大体目鼻がつくつもりだ。そうすれば、その資料を十分自分が検討して、足らないところはさらに追加の検討を命ずる。そして厚生省としての具体案をまとめた上で、自民党……

第52回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1966/07/27、30期、日本社会党)

○滝井委員 非常に重要な答申をいただいたんですが、植村会長は説明しただけでお帰りになるし、お二人の方も一時までだというので、非常に不満なんですよ。非常に歌声のいいウグイスは、自分の卵をほかの鳥の巣に産みつけてそして逃げてしまうということがあるんだけれども、私はウグイスになってもらっちゃ困ると思うのです。いかにきれいな歌を歌い、いかにきれいな答申を出しても、それがほんとうに石炭産業を扱い、日本経済の安定のために役立つものでなかったら、もう釈迦の説法屁一つで、だめになっちゃう、こういうことです。  私なぜこんな悪口を言うかというと、すでに三十七年と三十九年の二回の答申において、私たちは非常にあつも……

第52回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1966/07/28、30期、日本社会党)

○滝井委員 時間がございませんから、単刀直入にお尋ねをいたしますが、昨年六月の十六日に、通産大臣から石炭鉱業の抜本的な安定策について諮問を受けて以来、ようやくここに答申が出てきたわけです。そこで、一年有余かかった非常に重要な答申でございますが、内閣の責任者として、総理はこれを政治的にどういうスケジュールで具体化していくつもりなのか。こまかいところは、まだ出たばかりで御検討になっていないかとも思いますけれども、やはり自分としては瀕死の重体にある石炭産業について当面こういう政治的スケジュールで実施していきたい、こういうものがなくちゃならぬと思うのです。これをまずひとつお答え願いたい。

第52回国会 石炭対策特別委員会 第4号(1966/08/11、30期、日本社会党)

○滝井委員 三、四点、大蔵大臣だけにしぼって関連さしていただきたいのですが、まず第一にいまの金融の問題についてであります。  御存じのとおり、答申の具体化の過程で、融資にあたっては銀行とそれから石炭業者との間に懇談会をつくることになっておるわけですね。ところが、これは銀行側から言わせると、いま岡田さんも指摘しておりましたが、商業ベースでやることになるわけです。そうしますと、現在ばく大な貯炭をかかえて、あらゆるものが担保に入る。しかし千億の肩がわりをしたものは担保を抜いてくれるかと思ったら、抜いてくれずにそのまま銀行が持つ、こういうことになっているわけです。そうしますと、千億の肩がわりをとって銀……

第52回国会 石炭対策特別委員会 第5号(1966/08/12、30期、日本社会党)

○滝井委員 ちょっとわかりやすいように一つ一つ聞いていきたいのですが、さいぜん麻生さんから多賀谷君に、いわゆる安定をするためには二百円程度あれば安定をするというお話があったのですが、この答申で千億の肩がわり、安定補給金百円出しているのですが、そのほかに二百円程度上積みをしてもらえば大手としては大体安定をする、こういう意味なんでしょうか。
【次の発言】 わかりました。  それではちょっとお尋ねするわけですが、この答申を実施する場合に、肩がわりの千億と百円の安定補給金とがどういうように各山にいくかというと、まず千億の肩がわり分だけしかいかないグループが一つできますね。それから千億の肩がわり分と百円……

第52回国会 石炭対策特別委員会 第6号(1966/10/17、30期、日本社会党)

○滝井委員 ちょっと大臣、お尋ねしておきたいのですが、それはいまの大牟田の療養所のことですが、安河内所長さんから幾、ぶん専門的なことを聞かしてもらったわけです。その見解によりますと、入所している患者さんは自覚症というのはある、しかし他覚的な症状というものは非常に少なくなっているという御意見なんです。ここを出ていっていただいて、ある程度いろいろ連動その他もやったほうがいいと思うがというようなニュアンスなんですね。そこで療養所から次の段階は、荒尾のリハビリテーションセンターがあるわけですね。もしそういう認識であれば、療養所からリハビリテーションセンターに移してもいいことになるわけです。ところがそれ……

第52回国会 石炭対策特別委員会 第7号(1966/11/08、30期、日本社会党)

○滝井委員 いまの基準局長の御答弁では了承できかねるのです。三年したら労災で打ち切りがくることは知っておるわけです。知っておるからこそ、五十一臨時国会の最後で参議院でああいう話し合いをしているわけです。そうでしょう。それは知っておったのですか。
【次の発言】 そうではないのです。三年したら当然なるとおっしゃるから、この覚え書きは知っているか、こういうことなんです。しかもわれわれがいま問題にしておるのは、この了解事項というものは、明らかに患者さんがなおっていないと言えば、片一方医者がなおっておる、こういった場合に、そこに患者と医者との間に開きが出てきておるわけでしょう。医者はなおったと言う。患者……


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第53回国会(1966/11/30〜1966/12/20)

第53回国会 議院運営委員会 第3号(1966/12/14、30期、日本社会党)

○滝井委員 今度の国会は、私は綱紀粛正の国会だと思うのです。御存じのとおり、いま中嶋さんも御指摘になりましたけれども、前官房長官である愛知揆一君は、当委員会において十一月の二十日ぐらいには臨時国会を開きたいという言明をされたわけです。ところが、国会召集が旬日ならずして十一月二十日の線がくずれて十一月三十日になってしまったわけです。ここに一つの食言があった。しかし、その人はすでに内閣を去ってしまった。そうしましたら、今度はわれわれの非常に尊敬をしておった山口衆議院議長に遺憾の問題が出てきた。そうして山口さんもついに十二月の二日に議長の職を去られた。そうして佐藤内閣は十二月の三日に内閣を改造して、……


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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 商工委員会石炭対策特別委員会連合審査会 第4号(1964/04/25、30期、日本社会党)

○滝井委員 前回百条の三のところまでいっておったと思いますが、それは施業案を市町村長なり利害関係人に見る権限を与えてもらいたいという主張を私のほうでいたしたわけでありますが、それについては百八十七条の鉱業の実施に関する説明で足りる、こういうお話があったわけです。しかし第二類の石炭あるいは亜炭の問題に関連して考えるならば、自分の家の下なり自分の土地の下を一体だれがいつどういうぐあいに掘っているかということは全然わからないわけです。これは私自身の例ですが、私はたまたま私のうちのふろに入っておった。ところがふろの洗い場がぽっこり大きく陥没をしたわけです。そして五右衛門ぶろだったのですが、陥没すると同……

第46回国会 大蔵委員会社会労働委員会連合審査会 第1号(1964/03/12、30期、日本社会党)

○滝井委員 租税特別措置法の一部を改正する法律案の医療法人の問題について、二、三お尋ねをいたしたいと思います。  前の人の質問を聞いておりませんでしたので、幾ぶん重複するところがあるかと思いますけれども、まずお尋ねしたい第一点は、持ち分の定めのあるものとないものとに税法上差別ができてきているわけです。これは一体いかなる理論的な根拠から、同じ医療をやっておる医療法人に対して、持ち分があるなしによって税法上の差別ができてくるのか。
【次の発言】 その場合に、利益が分けられる時点でおやりになったらいいんじゃないでしょうか。医療行為の結果がまだ分けられないうちにかけるのではなくて、それは医業を行なうと……

第46回国会 予算委員会第一分科会 第5号(1964/02/21、30期、日本社会党)

○滝井分科員 私が質問をしたい相当の点は横路さんから御質問がございましたので、少し重複するところがあるけれども、なおそれを突っ込んで質問をさしていただきたいと思います。ちょっと三十分では無理ですから、予算は慎重審議をやることがたてまえですから、一時間は優にかかると思います。前もって言っておきます。  同じ沖繩の問題です。一月二十五日に沖繩の自由民主党の幹事長がやってまいりまして、たぶん池田総理に面会をいたしたと思うのです。そのときに四点の要望をしているわけです。それは、まず第一点はマイクロ回線の早期使用開始をぜひやってもらいたい。二つには、日米琉の協議委員会の早期発足です。いまの問題です。三番……

第46回国会 予算委員会第一分科会 第8号(1964/02/26、30期、日本社会党)

○滝井分科員 日韓会談の政治的な動きと申しますか、そういう動きがここ二、三日非常にあわただしくなったような感じがするわけです。そこで日韓会談に伴う予算処理上の問題について一、二質問をし、時間があれば、厚生年金の改正に伴う調整年金の問題をお尋ねしたいと思うのです。まず政治的な動きが非常にあわただしくなったというのは、具体的に見てみますと、二月十四日に自由民主党が四役会議を開いて、今国会の会期を大幅に延長して、そして日韓の問題なり、ILOの批准というものをぜひやり遂げたい、こういう意思表明を四役会議で出しておるわけです。同時に、二十四日のソウル放送によると、金鶴烈韓国経済企画院次長は、二十四日の午……

第46回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1964/02/17、30期、日本社会党)

○滝井分科員 厚生省予算の二、三の点についてお聞かせを願いたいと思いますが、文部省関係の方いらっしゃっていますか。それから、主計局は来ていますか。それから、あとで専売局と科学技術庁、それから気象庁に伺いたい。  第一にお尋ねをいたしたいのは、すでに予算委員会の一般質問でもあるいは社会労働委員会でも問題になりましたインターンの問題です。新聞その他を見ると、予算委員会というのはどうも低調である、二十数人が立っていろいろ質問をしたけれども、何ら見るべき言質がとれていないというようなことを書いておるわけです。そこで、総括質問なり一般質問でとれなかったものを、今度はきめこまかくこの分科会でとっていかなけ……

第46回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1964/02/18、30期、日本社会党)

○滝井分科員 国立学校特別会計と教材費の問題とミルク給食の問題、三点について御質問をいたします。  まず第一に国立学校の特別会計の問題です。予算の編成期になって、予算の編成が困難になるというようなことになると、いつもその予算のしわというものは文教面、厚生面の予算の編成に寄ってくる。今後も予算の編成にあたって、ある日突如として国立学校特別会計というものがあらわれてきた。まさにこれはある日突如としてあらわれてきたという感じが濃厚なんです。そこで一体国立学校特別会計というものは、いかなる意図を持ってつくったものであるか。われわれが外から見ておっても、これはどうもある日突如としてあらわれた感じがしてよ……


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第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1965/02/23、30期、日本社会党)

○滝井分科員 私は二点お伺いいたしたいのです。第一点は、最近における新規若年労働力の不足、それから技能労働者あるいは技術者の非常な、不足にあたって、その激しい奪い合いが起こって、その結果学校教育に重大な影響を与えつつあるという問題が一つ。一つは、インターン教育の確立というものが混迷の中にあって、例年同じようなトラブルを繰り返しつつあるという、いわば政治不在の姿、この二点についてお尋ねをしたいと思うのです。  そこで、まず第一点の、労働力の非常な不足によって、各事業場が、新規若年の労働者なり技術者を奪い合う姿が学校教育にどういう影響を与えておるかについてお尋ねしたいのですが、その前に、昭和四十年……

第48回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1965/02/22、30期、日本社会党)

○滝井分科員 私、二点質問をいたします。第一点は、交通保全対策の問題です。第二番目は、国民健康保険財政の問題です。  まず、第一の交通保全対策の問題についてでございますが、御存じのとおり、最近都市におきましては非常に交通事故が多くなってきたわけです。この交通事故の多くなるにつれて、地方自治体、特に各県の交通保全対策の経費というものも、ウナギ登りにのぼってきておるわけです。同時に、それにつれて、この交通事故の増加による懲罰、すなわち、スピード違反を除いた人身、物件等の事故を起こしたために罰金を受けることになるわけですが、この罰金額がまたウナギ登りにのぼってきておるわけです。そこで、これらの関係に……

第48回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1965/02/25、30期、日本社会党)

○滝井分科員 三点お尋ねをいたします。要領よく御答弁をお願いいたしたいと思います。まず第一は、清掃事業です。第二番目は、看護婦の量と質との確保です。第三番目は、老人福祉の中の、伊藤さんもちょっと触れておりましたが、老人クラブです。その三点です。政府に質問内容はいっておりますので、十分の答弁ができることを期待して質問をいたします。  まず第一に、清掃事業でございますが、この清掃事業の質問に入る前に政府に特にお尋ねをいたしたいのは、われわれはかつて生活環境施設整備緊急措置法という、下水道や下水道の終末処理、それからし尿処理、ごみの処理、これらのものの五カ年計画をつくる法律を通したのでございます。こ……


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1966/02/28、30期、日本社会党)

○滝井分科員 いま丹羽さんが愛知県の学芸大学の苦悩を述べましたが、私は福岡県ですが、福岡県はその苦悩を乗り越えたのですが、そのあとにまたたいへんな悩みが出てきているわけです。その悩みについてきょうお尋ねするわけですが、きょうは予算委員会の分科会ですから、一般質問や総括質問と違って、文部当局も具体的にひとつお答えをいただきたいと思います。  まず、そもそもの苦悩の一般論をお尋ねするわけですが、大臣御存じのとおり、最近における日本の人口構造というのは、いわゆるピラミッド型から、だんだん、つぼ型というか、とくり型になってきたわけです。老人人口が多くなって、生産年齢人口が比較的多くなって、十五歳以下の……

第51回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1966/02/28、30期、日本社会党)

○滝井分科員 きょうは自治省関係で、定年制の問題と、それから石炭山における鉱害復旧の地方財政との関係、この二点についてお尋ねをいたします。大臣、少し元気よく大きい声で答弁をお願いします。  まず第一に、定年制の問題についてでございますが、最近、新聞紙その他の伝えるところによりますと、地方公務員法を改正をして、地方公務員の定年制を実施するという報道があるのですが、それに対する大臣の考え方をひとつお聞かせをいただきたいと思うのです。
【次の発言】 地方公務員の定年制を地方の実情に応じて自主的にやるといっても、何かそこに科学的な基準がないと、これはできないと思うのです。そこで、国としては何か基準らし……

第51回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1966/03/01、30期、日本社会党)

○滝井分科員 まず最初にお尋ねをいたしたいのは、環境衛生関係の美容理容、クリーニング等の零細企業に対する問題でございます。  昨年の夏ごろから、自由民主党なり厚生大臣は、これらの零細企業というものは非常に近代化、合理化がおくれておる、いままでは中央環境衛生適正化審議会等で、料金の問題や営業時間の問題を非常に厳重に論議をしてきたけれども、金融上の措置がとられていない、したがって、これらの零細な企業、特にクリーニング以外はオートメーション化が大して進んでいない、これらの企業は、やはり料金や営業時間のほかに、金融面を積極的にやるために環境衛生金融公庫というようなものをつくって、そして、これらの業種の……

第51回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1966/02/24、30期、日本社会党)

○滝井分科員 通産行政の中で、特に石炭の問題とそれから国連の経済制裁に関連をする問題について、通産大臣の所見を少しお伺いをいたしたいと思います。  そこで、まず第一に、石炭の斜陽化というのは世界的な傾向であるけれども、ヨーロッパ諸国においては相当前進した政策が行なわれて、日本ほどの危機感が石炭労働者その他には及んでいないと私たちは考えておったわけです。ところが、最近の新聞報道その他を見ますと、最近ベルギーの東部の炭鉱地帯で暴動が起こって、そして軍隊が出動するという事態が起こっておるわけです。この事態というものを一体通産省としてはどういうように見ておるのかということですがね。



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