このページでは西宮弘衆議院議員の30期(1963/11/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は30期国会活動統計で確認できます。
○西宮弘君 ただいま趣旨説明のありました土地収用法等の一部を改正する法律案に関連いたしまして、私は、日本社会党を代表いたしまして、若干質問いたしたいと存じます。 土地収用についての問題は、言うまでもなく、公益と私益との衝突に対して、できるだけその両者の調和を円満にはかろうとする点にあるわけであります。ところが、最近、次第に公益の名のもとに私益、私権に対する圧迫が強まりつつありますことは見のがすことのできない重大問題であります。(拍手)もちろん、私権といえども、私の権利といえども、公共の目的のために収用される場合のあり得ることは、憲法第二十九条に明らかに定めるところであります。したがって、問題……
○西宮弘君 田中副議長は、この議会において不信任案を突きつけられました。おそらく御当人は、われとわが身を省みて、良心の苛責に耐えかねているのではないかと思います。(拍手)みずから犯した罪の深さにおそれおののき、身も世もあらぬ思いで悶死するのではないか、狂い死にするのではないか、かように心配している向きさえあるのであります。そこで、私は、いやいやそういう心配はない、それはだいじょうぶだから気にすまい気にすまい、こう答えておいたのでございます。なぜならば、彼は、たとえこの議会において不信任案をたたきつけられても、やがてこの日韓条約を曲がりなりにも片をつければ、朴政権はもとより、ジョンソンやライシャ……
○西宮委員 住宅問題について若干お尋ねをいたします。できるだけ重複をしないように注意をいたしますが、何ぶんにも建設委員会は初めてでございますので、いろはの質問が多いと思いますので、どうぞその点あらかじめ御了承願いたいと思います。
まず第一に、住宅政策につきましての政府の熱意とでも申しますか、住宅政策についてどの程度のウエートを置いて考えておらるのか、建設行政の中に占める住宅政策の位置という点について伺いたいと思います。
【次の発言】 建設行政といいましてもたいへんに幅が広いわけでありますが、その中でかりに住宅行政をランクするとしたら何番目くらいになるものでしょうか、こういう点はいかがですか。
○西宮委員 私は、この間、住宅局関係の問題につきまして、いろいろ質問をしておりましたら、途中で中断いたしましたので、続いてお尋ねをしたいと思います。 この間お尋ねをした最後の問題は、公営住宅について、政府で示している補助単価と実情がそぐわない、そういう点を指摘しておいたわけですが、その点について、もう少し具体的にお尋ねをしたいと思います。 この前の局長のお話だと、若干現実と補助単価が違っておるけれども、せいぜい一割程度だろう、こういうお話でありましたが、それはどういう調査、あるいはどういう資料で、どの範囲を調べた結果でございましょうか。
○西宮委員 私は実は道路行政の今度の五カ年計画に関しまして、大臣の考え方を伺いたいと思っておったのでありますが、大臣があいにくおりませんので、大臣にあとで伺いますための、いわゆる準備資料のような形で、局長に二、三お尋ねをいたしたいと思います。 第一は、現在輸送機関は、自動車あり、鉄道あり、あるいは船あり、そういうようなことでありますが、これがおのおのどの程度の分野を受け持っておるか、パーセンテージにして、どの程度輸送の任務を果たしておるか。さらに今後見通される将来において、特に今度の計画が五年計画であり、あるいはまたさらにもう一つ、政府のほうで、昭和五十五年までの計画をいろいろ練っておられる……
○西宮委員 道路整備に関しまして、少しお尋ねをしたいのであります。この間局長に、若干の、いわゆる大臣の言われました事務的な問題についてお尋ねをいたしましたが、きょう大臣から少し基本的な問題について伺いたいと思います。何ぶんにも、例によってイロハでございますから、そのつもりでお答え願います。 第一は、この前の、昭和三十九年度、本年度の建設行政の基本施策に関する建設大臣の所信表明というのがあるわけでありますが、その中に、「建設行政も、いままでのように、単に経済成長の隘路を打開していくということを中心とした行き方を改め、われわれ国民」云々、飛ばしますと、「長期的に見た将来の国土のあり方を想定」して……
○西宮委員 私、お尋ねしたい点が二、三あるのでありますが、その前に、局長にちょっとお尋ねをいたしますが、この前、私、資料をお願いしたのですが、なぜ届けていただけないのでしょうか。
【次の発言】 詳細と言われましても、あれからもう一月以上たっているわけです。それができないはずはないと思うのですがね。いまお持ちになっているのがそれだと思いますけれども、その程度のものをつくるのに何カ月かかるのでしょうかな。
【次の発言】 それでは政務次官にお尋ねをいたしますが、実はその資料をちょうだいしたいということを局長に申し上げたとき、局長は、これは外部に出さない書類だ、こういうことを言われたのであります。しか……
○西宮委員 それでは、土地収用法の改正案について若干お尋ねをいたしますが、私はこの前、本会議で、大臣あるいは総理の御所見も伺ったのでありますが、なおそれらの問題について、もう少しこまかい点についてお尋ねをしたいと考えておるわけでございます。 一体、そもそも、この法律の改正案を今度なぜ提案をしなければならないことになったかということが、まず問題だと思うのでありますが、申すまでもなく、土地の取得が非常に困難だ、こういうことから、この法律の改正案を提案になったのはもとよりだと思いますけれども、その土地取得が困難になる理由でありますが、第一は、土地の絶対量が足りない、こういうことはもちろん当然だと思……
○西宮委員 簡単にお尋ねをいたしますが、今度の計画について、所要経費は、全部完成するまで、どのくらいになるか、各線別に……。
【次の発言】 いまの数字の計算の基礎になっておるのは、たとえば何車線というような予定は、どういうことになっておりますか。
【次の発言】 それでは、キロ当たりの単価はどうですか。
【次の発言】 この前、全体の構想を、これから取りかかっていく順序ですか、そういうことをお尋ねしたわけですけれども、数本の線があるわけですが、これはどういうふうに手をつけていきますか。全部同時に手をつけるのか、あるいは何か一定の基準を設けて、前後の区別をつけていくのか、その辺のお考え方をお聞かせ願……
○西宮委員 それでは、土地収用法に関連いたしまして、若干お尋ねをいたしたいのでありますが、時間もないようでありますから、ごく要点だけお尋ねをいたします。 私は、北上川の支流にあたります石淵川に設けられた石淵ダム建設の際に行なわれた土地補償を具体的な一例として、それに関連して、そこからいろいろな問題が考えられるので、そういう点について三、三お尋ねをしたいと思うのです。 石淵ダム建設に伴っての補償の実態については、これは政府筋からも報告がなされておりますので、十分御承知だと思うのです。それによりますと、この石淵ダムは、昭和二十一年に着工して、二十八年に完成しております。十三億三千六百万という工……
○西宮委員 ただいま提案されておりますこの法案に関しまして、若干お尋ねをしたいと思うのでありますが、特に既存のと申しますか、あるいは現行のと申しますか、そういう現在行なわれております法律との関連について、そういう点を主として伺いたいと思うのであります。 まず第一は、縦貫高速自動車道路のあの法律との関係でありますが、ただいま御提案になっておりまするこの法案が出る過程、沿革におきましては、いわゆる産業開発道路協会、こういう団体がありまして、これを推進していったことは御承知のとおりですし、当時にさかのぼってみますと、片やこの産業開発道路協会、片や縦貫自動車道協会、こういうことで二つが並列をいたしま……
○西宮委員 それでは、二、三、お尋ねをしたいと思います。
ます、類似の法律に、たとえば新住宅市街地開発法とか、宅地造成等規制法とか、そういう類似した法律が二つばかりありますけれども、これに関連をしてお尋ねをしたいと思うのですが、こういう法律をどうしても一本にできないものでしょうか。
【次の発言】 たとえば、古い話でありますが、かつて終戦間もなく、戦災復興院の当時、宅地法という法律をつくるべきだというので、その法律の内容などまで当時公表されておったのでありますが、いわばいま私があげたような問題についての統一法に当たると思うのであります、あるいは基本法というべきものだと思うのですが、そういう問題……
○西宮委員 できるだけ簡単にお尋ねをいたしたいと思います。ただいま大久保委員の御質問にもありましたが、天災融資法の関係、これは厳密にいつ発動されますか。
【次の発言】 この前の凍霜害については、一番初めは、大体五月二十日ごろを目途にという話で、それが長野のその次の災害のために延びたということはこの間説明があったわけですが、そのときは、六月の中旬、こういう答弁であったはずであります。そうすると、まさにその中旬になっているわけですけれども、もう少し正確な見通しを、お聞きしたいと思います。
【次の発言】 それでは、長野方面に発生いたしました五月の災害、それと抱き合わせで今度の措置をするということにな……
○西宮委員 いろいろお尋ねしたいこともありましたけれども、だいぶおそくなりましたから、簡単にかいつまんで二、三お尋ねしたいと思います。
要するに、私のお尋ねしたいのは、ちょうどいま予算編成の過程にあるわけですが、来年度の予算に対する、住宅政策をどの程度に考えておるかという点なんです。大臣としては、住宅政策というものを、建設省の政策全体の中で、どの程度に、どういうところに位置づけておるか、まず第一にお尋ねしたいと思うのです。
【次の発言】 私が住宅政策の位置づけということでお尋ねをいたしましたのは、河野大臣の時代に、この席上で、来年は住宅をやるのだということを特に強調されたわけです。私どもも、……
○西宮委員 建設大臣に、住宅問題につきまして、若干お尋ねをしたいと思うのであります。
第一は、先般この国会の冒頭におきまして、建許大臣が述べられた本年度の施政方針についてでありますが、住宅問題については、こういうふうにうたっております。「住宅対策につきましては、社会開発の中核として、最重点を置いてその推進をはかる考えであります。」こういうふうにうたっておるのでありますが、この社会開発の中核として最重点を置いている、これは一体どういう根拠によってこういうことをおっしゃっておるのか。
【次の発言】 いや、私も、いま局長が述べられたような数字はもちろん見ておりますから、わかっておるのですが、そうい……
○西宮委員 最初にお尋ねいたしますが、四十年度の予算編成にあたって、各省でそれぞれいろいろな、住宅についての構想を持っておったようです。それは新聞等で私は承知をいたしておりますが、建設省をはじめとして、あるいは大蔵省、厚生省、労働省等がそれぞれ計画を持っておったわけです。それについて、最終的に、住宅問題については、政府の責任官庁というのは建設省だと思うのでありますが、その点は、全体の中ではどういうふうになっていますか。
【次の発言】 いま大臣も言われましたように、たとえば厚生年金の還元融資ですね、こういうやつを住宅金融公庫に投入するということによって、一元化というようなことが相当できる。特に厚……
○西宮委員 できるだけ簡単にお尋ねをいたしますが、私ども、そもそも勤労者の住宅というようなものは、政府の責任においてこれを供給すべきものだというふうに考えておるわけですけれども、今日まで、その政府の施策が十分でないために、民間の団体が自主的にいろいろな仕事をしてきているわけです。その問題と今度のこの供給公社との関係について、その問題にしぼって二、三お尋ねをしたいと思うのです。 具体的に申しますと、たとえば労働者の住宅を建設いたしますために、日本労働者住宅協会というようなものができているわけです。こういうものに対して、そもそもこういう民間の自主的な団体に対して、大臣としてはどういうふうにこれを……
○西宮委員 去る八月十六日より七日間にわたり、中央、東名両高速自動車国道等、主として道路問題を中心といたしまして、山梨、長野、岐阜、愛知、静岡県下における建設省関係公共事業を調査してまいったのでありますが、その詳細を申し述べますことは相当長時間を要することとなりますので、要点のみを御報告申し上げ、あわせて、これに対する関係当局の御見解を承りたいのであります。 まず、中央自動車道について申し上げます。 本道路は、去る昭和三十二年第二十六回国会において成立を見、同年四月十六日に公布されました国土開発縦貫自動車道建設法の別表に示されている東京―吹田間を連結する高速自動車国道でありますが、そのうち……
○西宮委員 いま問題になっておりますことについて若干、関係の役所の方並びにきょうは参考人の方もお見えでありますから、一緒にお尋ねをしたいと思います。 私は、まず、この農薬の害と申しますか、農薬を使用することによってあらわれたマイナス面と申しますか、そういう点を考えてみると、三通りあるんじゃないかと思うのです。一つは、農薬を非常にたくさん使うことによって、たとえばいわゆる天敵がいなくなってしまうとか、あるいは新しい菌が発生をする。つまり、抵抗力を備えた新しい菌が発生するとか、そういう問題、あるいはまたこん虫がいなくなってしまって、そのために虫媒花の受精作用ができないとか、そういったような問題、……
○西宮委員 この委員会におきまして質問の機会を与えていただきましたことを、委員長並びに委員の各位に感謝をいたします。 私は、いままでこの問題の審議が始まりましてから、つとめてこの委員会に出席をいたしまして、皆さんの質問その他を伺っておりましたが、たまに出ないこともありましたので、私が以下質問をいたしますことについて、もし重複した質問等でありました際は、答弁される政府委員のほうでも、その旨断わっていただけばけっこうでございます。あとで速記録等で調べることにいたしますから、そういうふうにお願いしたいと思います。 私は、きょうは水道の問題をお尋ねをしたいのでありますが、その前に若干、一般的な問題……
○西宮委員 昨日、御承知のように、私の質問の途中で突然散会になりましたので、きのうに続いて質問いたしますが、きのうの最後はこういうことをお尋ねしたと思いまするので、その点を再度確認いたしまして、そこからきょうの質問を出発をさせていただきたいと思います。 と申しますのは、水道のあり方について、水道をどのように認識するかということを厚生当局にお尋ねしておったわけでありますが、最後にお尋ねをいたしましたのは、水道事業について、現在の水道法の前に、水道条例というのが昭和三十二年まであったわけでありますが、その水道条例にうたわれておるような重大な原則は、今日もなお原則として継承されておるのか、こういう……
○西宮委員 先日に引き続きましてお尋ねをしたいと思うのであります。その前にお断わりをいたしておきますが、できるだけ時間を節約して能率をあげたいと思いますので、私、いろいろ私の意見として申し上げることが多いと思うのでありますが、そういう点について一々各省のこれに対する見解をお答えを願うといいのでありますが、一々やっていると時間が足りないという問題もありましょうから、そういう際にはどらかそちら側から気のつかれた点を、それは君の考えが間違っているということを御指摘を願いたいと思うのであります。私が自分の意見を述べる場合がたびたびあると思いますので、そういう方法で進行したいということをお願いしておきた……
○西宮委員 若干の問題についてお尋ねをしたいと思いますが、実は私はかつて農林委におりまして、その後しばらく、二、三年留守にいたしておりまして、出戻りなわけであります。したがって、最近の事情にはなはだうとくなってしまいましたので、そういう点について、いろいろお尋ねしたいと思いますので、ほんとうにイロハに属する基本的な問題が多いかと思いますが、そういう点は先輩あるいは同僚の委員の皆さんには御迷惑かもしれませんが、しばらくお許しを願いたいと思います。 そこで、私はいままでよそに参っておりまして、よそから見ておりました農林行政、そういうものを考えてみますと、農林行政は何となく目標というか、そういうも……
○西宮委員 果樹振興法について若干お尋ねをいたしますが、法案の内容に入る前に、第一に、今度の法案の形式がずいぶんこっけいなんじゃないかと思うのですが、どうなんですか。この程度の大幅な追加、ないしは修正などをするならば、むしろ全文改正をすべきじゃなかったかと思うのだけれども、それはどういうわけですか。
【次の発言】 題名が変わらなくても、全文改正している例は幾らでもあると思う。従来十四条あったのに新たに八条を加えて、十四条に対する八条ですから、相当大幅に加わっておる。それに目次を加えましたり、章を分けたり、ずいぶんでいさいを改めているわけです。あるいは、特にその中でも五条の二なんというのはずいぶ……
○西宮委員 つい最近でありますが、栄養白書というものが発表されております。これは五月二十八日に発表になっておりますが、それを見ると、日本人の食料がだいぶ向上してきたけれども、特に劣っておるのは、ビタミン食料が非常に不足をしておることだということが指摘されておるわけです。その点が特におくれておりまして、過去五年間で全くふえていない、あるいは四十五年の目標に比べると、わずかに六、七割である、こういうようなことが、これは新聞記事でありますから、まだ本物が私どもにも入っておらないので、私は新聞記事を見ただけでありますが、そういう点が指摘をされておるわけであります。したがって、これに対する対策は、当然に……
○西宮委員 私は、台風四号の被害の中で、特に宮城県に関連をする部分について若干お尋ねをしたいのであります。いろいろこまかい点にわたりましてお尋ねをしたいと考えておりますが、いまちょうど地元の知事が参りましてここで陳情をされましたけれども、それは非常に基本的な問題を要約して要望しておられ、非常に大事な点だと思いますので、私はまずそれらの点からお尋ねしたいと考えます。 実は今度の災害は、私どもも東京におりまして、必ずしも大災害だと思っておらなかったのでありますが、先般現地に参りまして実情を見て、想像以上の大きな災害であるということを現地を視察して感じ取りまして、非常に私も驚いたのであります。私の……
○西宮委員 実は、きょうは大臣が最後に出席をするというものですから、大臣に対する質問を保留して、せっかく大臣も最後の機会ですから、いままでの大臣の労をねぎらいながら、ぜひきょう最後のお尋ねをしたいと思ったのですが、どうも大臣もこないしするので、しかも農林省の幹部の皆さんもそれぞれ近いうちに異動だということで、これは非常にタイミングの悪いときにぶっかかりました。私は、もし大臣がこられたならば、お尋ねをしたいと思っておったことは、まず米価問題について、なぜこういうふうに米価問題が毎年毎年やかましく論議されるのか、こういうことについて、いわば米価問題の背景というようなことをお聞きをしたいと思ったので……
○西宮委員 それでは、委員長の御注意もありましたので、個条書きにして、一ぺんだけお伺いしたいと思います。これは大内先生にお伺いしたいと思います。 今度の法律改正は、従来の特例法にうたわれておったような原則を、全部一般法、普通法、その中の原則にしてしまったわけであります。それがいいかどうかという問題が第一であります。といいますのは、従来の特例法、いわゆる公共用地の取得に関する特別措置法ですか、あの法律は、特に公共性が強い、さらにまた緊急性の強い、こういうことを条件にして設けられた特例法であるわけでありますが、あの中に扱われております手続などが、今度は一般法の中に原則としておさまってしまったとい……
○西宮分科員 二、三の問題をお尋ねいたしますが、最初に財政局長にお尋ねをいたします。 いわば地方交付税の配分の基準という問題でありますが、これは普通交付税あるいは特別交付税を合わせましてどういう基準によって配分するのかということをお尋ねをしたいわけです。ただし、あまりこまかいことはおっしゃっていただかなくてもけっこうなのでありますが、私の聞きたいと思う要点は、その交付税の配分にあたっては自由裁量の余地はどの程度にあるのか、あるいは自由裁量というよりももう少し俗な言い方をすれば、もっと恣意的な要素あるいは気分的なと言うことはどうかと思いますが、そういうものを加える余地が相当あるのか、あるいはそ……
○西宮分科員 私は、上水道の問題についてお尋ねをしたいのでありますが、劈頭、大臣にお尋ねいたしたいと思いますことは、上水道をどういうふうに認識をしておられるかということであります。つまり、これは要するに個人個人が、ほしい人が金を出して飲む、いわば個人の経済力にまかせておる、そういう筋合いのものであるのか。あるいはそれとも、生活のため、生命のために必要なものであるというふうな認識であるか。もし前者であるならば、いまやっておることを適当にそのままほうっておいてよろしいと思うのでありますが、もし、後段であるとすれば、まず第一に、水道料金なるものも、あくまでも公平な原則で算定されなければならぬし、さら……
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