このページでは西宮弘衆議院議員の32期(1969/12/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は32期国会活動統計で確認できます。
○西宮弘君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題になっております昭和四十四年度の追加補正予算に対しまして、反対討論を行なおうといたすものであります。 反対の第一の理由は、政府の言行不一致にあります。 すなわち、昭和四十四年度の予算編成にあたりましては、あくまでも総合予算主義を主張し、年度内に追加補正は一切行なわないことを言明してまいりました。私どもは、それが経済の変動、国民生活の実態を無視したものとして、その不合理を強く指摘をしてまいりましたが、政府は、これを強行する姿勢を変えなかったのであります。しかるに、いまここに増額補正案の提出を見て、その態度の豹変にあ然たらざるを得ない……
○西宮弘君 佐藤内閣の閣僚中には、この予算審議なるものを、ただ単なる時間つぶしのためのお祭り騒ぎだと、こういう認識に立つ者があるのでありまするが、私どもは、この予算審議のあくまでも重要性を自覚をし、真剣に熱心に審議をいたしてまいりました。ただしかし、残念ながら昭和四十五年度補正予算については同意いたしかねますので、私は、ここに日本社会党を代表し、反対の討論をいたそうとするものであります。(拍手) 佐藤内閣成立以来すでに六年有余、その間政府は、相も変わらず大企業中心、産業優先の成長政策を続け、国民生活の安定、福祉の増進を置き忘れてまいりました。 その結果、著しい経済成長の反面、経済の矛盾は次……
○西宮弘君 ただいま議長から御報告のありましたとおり、本院議員古内広雄君は、去る五日逝去されました。まことに痛惜の念にたえません。私は、諸君の御同意を得まして、議員一同を代表し、つつしんで哀悼のことばを申し述べたいと存じます。(拍手) 古内君と私とは所属政党を異にし、政見、政策には幾つかの違いはありまするが、人間古内広雄には無条件に魅せられ、君の温厚誠実な人柄と、国際人として洗練された識見をもって着実に国政に取り組んでいかれる姿に、私は心から尊敬の念を抱くとともに、同じ選挙区に君を持ち得たことを常に誇りとしておったのであります。 私は、いまこの壇上に立つとき、ありし日の君の温顔がほうふつと……
○西宮委員 私は公職選挙法の問題について若干お尋ねをいたしますが、まずこの間、いわば天下の耳目をさらった感があるわけでありますが、京都の選挙に関連いたしまして、済みましてからいろいろ社会的な批判もあるわけであります。あの問題についてどういうふうにお考えになっておられるか、自治大臣並びに取り締まり当局もきょうおいでを願っておるので、何か概括的な御感想でもあれば、まず最初に伺いたいと思います。
【次の発言】 警察庁、だれかおりませんか。――実はいま取り締まり当局にも所感をお伺いしたのでありますが、まだ見えてないそうでありますから、それでは続けます。
私は、基本的にはあくまでも選挙が自由に、選挙民……
○西宮委員 私も、堀委員に引き続きまして、いわゆる事前運動の問題について若干お尋ねをしたいと思います。
第一は、新聞に報道されました小林章さんの問題でありますが、小林章といえば、これは全く選挙違反の神さまとして天下に名をなした小林さんであります。この人が先般あいさつ状を出した。こういうことで、しかも警視庁がこれを取り調べをしておるということでありますが、その後の捜査の状況はどうなっておりますか。
【次の発言】 単に警告するというだけのもので済むのかどうか。このあいさつ状の中には、先般自民党の公認決定をいただきましたので、皆さまの御期待に沿うよう努力をいたします、こういうことばも入っておるわけ……
○西宮委員 私も一点運輸大臣にお尋ねをいたしますが、こういう、局長が退任をし、あるいはさらに新任するという場合には、全国各地をあいさつに回るというのが慣例でございますか。
【次の発言】 私のことばが足りなかったと思うのですが、前の話の継続ですからお察しいただけると思って詳しく言わなかったのですが、私があいさつに回るかと言ったのは、いわゆるごあいさつと称してその業界の代表を呼んで懇談する、こういうことをやるのが慣例かどうか。いま大臣が言われたような寒冷地を視察するとか、こういうことは当然のことでしょう。しかし、いわゆるごあいさつと称して、やめた人、新任した人、この人が回って歩くのは慣例か、こうい……
○西宮委員 私は、きのう物価対策閣僚協議会が開かれましたので、この問題についてお尋ねをしたいのであります。ただし、この席は厚生省所管の事項について審議をする場所でありますから、私は、きのうの問題の中で特に生協、消費生活協同組合の問題にしぼってお尋ねをしたいと思います。 私は、過般の予算委員会でこの生協の問題について質問をしたのでありますが、それから間もなく佐藤総理がこの生協育成の方針を関係閣僚に指示をした、こういうことが新聞で発表されたわけでありまして、私はそれを見てたいへんに喜び、かつ佐藤総理の英断に深く敬意を表したのであります。つきましては、それから後この生協問題について、所管大臣として……
○西宮委員 労働大臣がいないのは残念でありますが、労政局長、しかも新たに局長になりましたから、ひとつ抱負をお聞きしたいと思うのです。
労働行政、労働政策、きわめて抽象的な質問ではありますが、労働行政、特に官公労あるいは公共企業体の労使の関係等について、基本的にどういう姿勢なりあるいは方針なりを持っているか、そういう基本的な問題についてまずお聞きします。
【次の発言】 いわゆる模範的な労使関係をこの国鉄において期待をしたい、こういう局長の話でありますが、私は特に注意しなければならぬ問題として、この公共企業体としての経営者の立場が政治的に非常に片寄っているのではないかという点が非常に目につくわけ……
○西宮委員 私は、ただいま農業の問題が非常に大事になっておりますので、この問題についてお尋ねをしたいのでありますが、何しろ総理に対するお尋ねでありますから、きわめて基本的な問題をお尋ねをしたいと思います。
そこで、その基本的な問題の第一として、政府で国民と言う場合には農民を含むのかどうか、こういうことを伺いたいと思います。
【次の発言】 もちろん全国民だから含む、こういう話でありますが、私は、先般佐藤内閣が閣議で決定をされた昭和四十五年度の予算編成方針でありますか、これを見ますると、「国民生活の充実向上を図っていくために」こういうことで左記の事項を実施をするとうたいまして、その中に書きました……
○西宮委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、昭和四十四年度補正予算に対して、反対の討論を行ないます。 まず、総合予算主義を振りかざして編成されました四十四年度予算は、四十三年度に引き続き増額補正を行なわざるを得なくなったのであります。これは政府の総合予算主義が完全に破綻したことを示すものであり、しかもこのことは、政府の総合予算主義が、すでに四十四年度予算審議を通じてわれわれが指摘してきたとおり、経済の変動と国民生活の実態を無視したものであるばかりでなく、予算編成時における民主的経費の抑制のための口実として悪用されたことを暴露しているのであります。その結果物価の値上がり、自然増収による税の……
○西宮委員 ただいま農林大臣から、いわゆる百万トンと五十万トンとに区分けをしてそれぞれの計画がある、こういうお話でありましたが、その具体的な計画、これをぜひお聞きをしたいと思うのです。ただいま五十万トンの分について、これはおそらく道路をつくったり、あるいは学校をつくったり、あるいは民間の工場が来たり、いろいろそういうことで土地がつぶれていく、こういうことになるのだろうと思いますが、そういう点をどういうふうに見通しておられるのか、具体的な計画についてお聞きいたします。
【次の発言】 目下調査中だということであります。それはそれとして、その可能性については十分な自信をお持ちでございますか。
○西宮委員 ただいま北山委員が質問いたしました件について、私も先般お尋ねをしたわけでありますが、農林大臣は私の質問に対しまして、この問題について具体的な計画を立てますために各省で鋭意調査いたしております、こういうことでございますという答弁でありましたので、私は重ねてそれが一体可能であるかということをお尋ねをいたしましたところが、農林大臣は、可能性については十分信用しておるわけでございます、確信しております、こう答えておるわけでございます。いま北山委員に対する御答弁を聞いておりますると、どうもさっぱりどこをつかまえて信用していいのかわからぬ、こういうのが実は率直な実感でございます。一体そういう具……
○西宮委員 たいへんに時間がおそくなりましたので、ごく切り詰めて二十分前後で質問できるように要約をしてお尋ねをしたいと思います。 実はことしの九月に私ども数名の者が国政調査に参ったわけであります。そうして長崎、熊本、大分三県を回ってきまして、その回ってきた結果については当委員会にも報告をしておりますので、報告書としてごらんになっておると思うのですが、しかし私は、これが報告のしっぱなしということでここで取り上げておらないことは非常に残念なのです。日本全国の中でわずかに三県でありますから、その三県をもって全般を推すということはもちろんできないと思うのです。しかし、それにしても、ことしの国政調査は……
○西宮委員 最近新聞にちょいちょい出るのでありますが、ことしの春の地方選挙を前にいたしまして、いろいろ現在の選挙法に違反をした、そういうケースが各地で見られておるわけであります。その問題について、私が新聞で見ておりますのはごくわずかでありますので、一応私が見た点を申し上げたいと思います。さらに、同じようなケースがまだまだたくさんあるのではないかと思うので、そういう点をまず政府のほうから知らしていただきたいと思います。 たとえば一つは、千葉県で行なわれる市長あるいは市会議員の選挙に際しまして市長が市民との対話集会を開いておる。団地に出かけていって対話集会を開いておる。その対話集会の席上で、一緒……
○西宮委員 私は元来当委員会の所属でありませんので、この質問の機会を与えていただきましたことを感謝をいたします。
つきましては、きょうは建設大臣に下水道の問題についてお尋ねをしたいのでありますが、その前に、いわば建設行政の重点施策とでもいいますか、それは一体何であるかということをまず伺いたいと思います。
【次の発言】 きょうは下水道問題に関連をした問題を取り上げるわけでありますが、そういう立場からいうと、下水道事業というものは建設行政の中でどの程度のウエートを占めているかということを伺います。
【次の発言】 いまも指摘されましたように、いわゆる公害問題なるものが――公害の最たるものは大気の汚……
○西宮委員 山中長官にお尋ねをいたしますが、いま横路君がお尋ねした最後の問題に関連をいたしまして、まずお尋ねしたいと思います。 それは、この間同僚議員の質問に答えて、たとえば現在通産省では企業の立地、そういう任務を持っているけれども、将来はこういう企業の立地というような問題も環境庁が所管すべきであるというような意味の答弁をされたわけです。しかし私は、企業の立地そのものを環境庁が所管するというのは必ずしも適当ではない、これは通産省プロパーの仕事だと思うのです。しかし、その際にいわゆる公害をチェックする、そういう立場からは重大な発言がされなければならない、あるいはそういう点で重大なチェックが行な……
○西宮委員 私は、まず農業問題についてお尋ねをいたしますが、この予算委員会が始まりまして今日まですでにかなり時間を費やしましたけれども、農業、農民の問題があまり論ぜられておらなかったわけであります。先ほど二見委員の質問がありまして、若干の問題点が指摘をされたわけでありますが、まだまだ解明されない事項が多いわけでありますので、これからぜひその問題について、総理あるいは関係大臣から明確に御答弁をいただきたいと思うわけです。 先般、先月の二十二日でありますが、農政局長会議が農林省で行なわれましたが、その際に、出席をいたしました農政局長が、農家の将来に不安があるということを発言をいたしておるわけであ……
○西宮委員 非常に限られた時間でありますので、ごく問題をしぼってお尋ねをいたしたいと思います。 ただいま堀委員から、いわゆる高級公務員の選挙違反について、従来あった大きな事件をあげてくれ、警察のほうで説明をしてくれ、こういう話がありましたが、実は私も用意をしてまいりまして、昭和二十二年四月二十五日に行なわれた第一回から第九回までのいわゆる高級公務員と称する人たちのリストをつくってきたわけであります。ですから、さっき堀委員が指摘をされたような問題について、もし調査をされるのでありましたならば、私も若干やってまいりましたので、ぜひこれも参考にしていただいて、私もその結果をぜひ聞かしてもらいたいと……
○西宮委員 私は、実はぜひ総理にお尋ねをしたかったのでありますが、総理が所用があってお帰りになりましたので、総理に総理個人の心境を聞いたり、そういう点はあとでまた聞かしてもらいたいと思うのでありますが、いわばその前段の問題点を整理をする、こういう立場で関係大臣にいろいろ御所見を伺っていきたいと思います。 そこで、まず第一は、近く佐藤・ニクソン会談が持たれる、こういうことでありますが、これが開かれましたならば、そこで論議をされる議題は、あるいは中国問題があり、あるいは通貨調整の問題があり、あるいはまた当面する沖繩の問題等があり、その他等々、重要な問題がたくさんあると思うのでありますが、 特に沖……
○西宮委員 先般若干お尋ねをしたのでありますが、ちょうどあいにく総理がお留守でございましたので、総理に簡単にお尋ねをしたいと思います。 五点だけお尋ねをしたいのでありますが、時間を極力節約するために私は文章にして書いてまいりましたので、これを朗読いたしますから、一つずつお聞き取りを願って御回答いただきたいと思います。お尋ねとお願いでございます。今度おいでになりますので、それについての心がまえみたいなことをお尋ねをしたいのであります。 一つ、ニクソン大統領との会談の際、沖繩の基地縮小についていかなる姿勢で臨まれるか。すなわち、従来共同声明にしばしばうたわれた、沖繩にある米国の軍事施設が重要な……
○西宮委員 わかりました。 総理からただいま実態を調査してというお話がありましたが、それはもちろんその実態は十分調査をしていただきたい。ただ、私はその基本原則についてお尋ねをしたわけです。それはおとといですよ。しかもその前の日に私はこういう印刷物を配って、問題点を全部指摘をしておる。それには全部赤い線を引いて、ここをちょっと見てもらえばわかるんだ、こういうことでこの印刷物を全部閣僚の皆さんにお配りをいたしまして、その上で質問をしたわけです。さっき総理は、その前提がわからない、西宮君の質問の前提がわからない、こういうお話でありましたが、これを配って御説明をいたしまして、したがって、今日までとら……
○西宮委員 私は、特に沖繩について農業問題を主にいたしましてまずお尋ねをしたいと思うのでありますが、その前に、沖繩に関連がありますので一言だけ簡単に伺いたいと思うのであります。 世上伝えられるところによりますると、沖繩返還が実現をすると恩赦をやる、こういう話があるわけであります、うわさがあるわけでありますが、はたしてやるかどうか。私どもは、もちろんわれわれの立場では今度の沖繩返還、いまのような形で返ってくる沖繩に対してはとうてい納得できない、したがって、これが国の慶事であるというような理解はもとよりとうていできないのでありまするけれども、ただ世間ではそういうことのうわさをいたしておるわけであ……
○西宮委員 私は、通告をいたしておきましたけれども、いわゆる経済援助、海外経済協力という問題についてお尋ねをしたいのでありますが、まず第一に、この問題に対する基本的な理念とでもいいますか、そういう点について一言総理の御見解を伺っておきたいと思います。
【次の発言】 総理の言われましたように、民間べースも加えると確かに相当の成績になっておるわけであります。その絶対額からいうと、あるいはGNPに対するパーセンテージというような点でいうと、アメリカの次ということになりますけれども、いま総理の言われたいわゆる政府べースの、政府開発援助という点になりますと、これは格段に低い。そこで、DACの勧告もありま……
○西宮委員 私は先般、今月の十一日でありますが開かれました当委員会において資料の要求をしておったわけです。きのうの午後それについての回答をもらったのでありますが、私は、実ははなはだ不満であります。こういうことに文句を言うつもりはないのだけれども、なぜあの十一日に要求した資料がきのうの午後になってようやく出てきたのか。しかも、おそらくきょう私が質問することになったので、あわてふためいて出してきたのだろうと思うのだけれども、あまりにも不親切だと思う。どういうわけでそんなにおくれたのですか。林野庁の長官いないのだけれども、長官のかわりに答弁してください。
○西宮委員 農林大臣は限られた時間の御出席だそうでありますから、まず基本的な問題について農林大臣にお尋ねをいたしたいと思います。 先般、本会議でも林業政策について、総理大臣、農林大臣の御回答がわが党の千葉議員の質問に対して行なわれたわけであります。それらを見ましても、実は問題が全く具体的に把握できない。問題の指摘は、あるいは森林のになっております任務、そういったものは非常に明快に取り上げられておりまして、したがって、その認識については少しも問題はないのでありますが、さて、それに対する具体的な施策ということになりますと、ほとんど抽象的に終わっているわけでありますが、一体日本の林業振興にどういう……
○西宮委員 私は大蔵大臣に、現在問題になっておりますいわゆる対外経済緊急対策、この問題について少しお尋ねをしたいと思うのであります。 第一にお尋ねをしたいのは、先般閣議におきまして、郵政審議会で決定がなされなかった、こういうことに対しまして大蔵大臣あるいは佐藤総理大臣から廣瀬郵政大臣に対してたいへんおしかりがあった、こういうことが新聞に出ておるわけであります。おしかりということばが適当でないならば、いろいろ責任の追及等が行なわれたということがかなり詳細に新聞に出ておるわけです。各新聞とも大体似たり寄ったりのことを書いておりますから、新聞報道はその意味においては一致をしておるわけですが、大蔵大……
○西宮委員 私は専売事業について若干お尋ねをいたしますが、まず冒頭に、会計検査院が指摘をいたしました指摘事項について御説明をお願いしたいと思います。ただし、会計検査院が指摘をいたしましたこの事項については、実は私も衆議院の調査室を通じまして資料を徴しておりますので、一通りは承知いたしておりますから、ごく要点だけお答えいただきたいと思います。時間の関係がありますから、要点だけかいつまんでお答えをいただきます。
【次の発言】 この問題については、政府委員室を通じて連絡をしておきましたので、専売公社のほうでも答弁の用意をしておられたと思うのでありますが、私が特にお聞きをしたいのは、一体この問題はどち……
○西宮委員 私は委員部を通しましていわゆる明正選挙、明るく正しい選挙、この問題を中心にして、恩赦の問題にも触れてお尋ねをしたいということを申し入れをしておったわけであります。
そこで、まず伺いたいのでありますが、明るく正しい選挙という運動には、どういう理念を持ってどういう計画なり運動が行なわれているか。したがって、これに伴う予算なりあるいは事業の実績なり、そういったものをまず第一にお知らせ願いたいと思います。
【次の発言】 ここ何年か、最近の予算の伸びぐあいはどういう状況であったのか。それからいまお話しのような、たとえば自治団体に対して三億九千七百万の金を上げた、こういうお話でありますが、こ……
○西宮委員 私は主として請求権の問題を中心にして若干お尋ねをしたいのでありますが、その前にいま木原委員もるるお尋ねをいたしましたけれども、いま沖繩の心をきわめて暗くしている問題が二つあると思うのです。一つは例の外務省関係の機密が発覚したという問題、もう一つはこの間の久米島問題でありますが、この問題が沖繩の現地の人たちにとりましてはこれは何ともやりきれない問題、こういう気持ちが非常に強いと思うのであります。これは向こうのたよりなどを見ておりますと、そのことがひしひしと痛感をされるわけです。 私は、この問題についていま詳細質疑をされましたので、この久米島問題についてはあえて繰り返しませんけれども……
○西宮委員 私は、恩赦の問題についてお尋ねをしたいのでありますが、きょうは法務省、それから最高裁判所、さらに選挙に関連をいたします自治省、あるいは取り締まりに当たります警察庁、そういう担当の関係者においでを願っておりますので、それぞれの立場で御意見を聞かしていただきたいと思うのであります。 まず、質問の第一は保護局長にお尋ねいたしますが、一体恩赦は必要なのかどうかという点であります。 恩赦の存在理由というのは、たとえば法の画一性に基づく具体的不妥当の、妥当でないものの矯正とか、あるいは事情の変更による裁判の事後の変更であるとか、あるいは三番目、他の方法をもってしては救えない誤判の救済である……
○西宮委員 私、この前お願いいたしました資料が提出をされましたので、それによって若干質問したいと思うのでありますが、その前に、大臣にお尋ねをいたします。
ちょうどこの前私がここで質問をしているその同じ日でありますが、その日に佐藤総理は、沖繩恩赦を実施するというような意向を伝えたようでありますが、そのいわゆる沖繩恩赦というのはどういう状況にありましょうか。
【次の発言】 いま私がお尋ねをしておりますのは、沖繩県民でアメリカの施政権下で罪に問われた、こういう人に対するいわば救済策、こういうことで行なわれる恩赦のことをお尋ねしているわけですが、五月十五日が目の前に迫って、いま何にも方針が立っておら……
○西宮委員 私は、佐藤総理その他関係閣僚に若干お尋ねをいたしますが、一般の庶民がだれでも抱いておるような疑問、そういうきわめて素朴な疑問を取り上げてお尋ねをいたします。いわば国民にかわってお尋ねをいたしますので、どうかそういう意味で、きわめて率直に、真摯にお答えをいただきたいと思います。 第一は沖繩に関連する問題でありますが、質問の第一は、佐藤総理は沖繩返還なったならばちょうちん行列をやるのか、こういうことなんであります。もっとも、その時点ではあるいは佐藤総理はおかわりになっておるかもしれません。したがって私の質問は、ちょうちん行列をやらせたり、あるいはまた、やるように指導したり、そういうこ……
○西宮委員 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となっております昭和四十七年度一般会計予算、特別会計予算、政府関係機関予算の三案に反対し、日本社会党、公明党及び民社党三党共同提案の編成替え動議に賛成し討論を行なうものであります。(拍手) 国民生活を犠牲にし、労働者には低賃金と重労働を押しつけ、農業、中小企業を踏み台にした大企業本位、輸出重点の高度成長政策は、円の大幅切り上げを余儀なくされ、不況は長期化し、公害と環境破壊は一そう激化して、内外ともに大きな矛盾に直面しております。 佐藤内閣は、その政策の失敗を反省し、産業優先の政策を国民の生活と福祉優先の政策に、抜本的転換をはかるべきであり……
○西宮委員 質問に先立ちまして、ひとつ委員長にお願いをしておきたいと思うのでありますが、先ほど理事会で、きょうは大臣が参議院のほうに行かれる、こういうことで質問の時間の設定をいたしたわけでありますが、そのとき想定いたしました当局のそれぞれの説明が、予定された時間等から見ますと、これを何倍もオーバーしているわけであります。したがって、最初予定したようなそういう時間帯ではとうてい質問ができませんので、大臣にはせめて一時ごろまでぜひおっていただきたい。しかし、もちろん質問の進行いかんによりまして、各委員の質問が終わればすぐお引き取り願ってけっこうでございますから、これは進行状況と見合って委員長にしか……
○西宮委員 私は運輸行政に関連をいたしまして、特に国民の最も関心の深い交通安全の問題、つまり最近非常に激増しております交通事故、こういうものを防ぐにはどうしたらいいのかというふうな問題等を中心にしてお尋ねをしたいと思います。運輸省の局長あるいは関連して建設省の担当官にお尋ねをいたしたいと思います。将来の運輸行政の中心になります今後の輸送の展望でありますが、ただしかし、そう申し上げても非常に範囲が広いわけでございますから、私は限られた時間でありますので、きょうはもっぱら貨物輸送についてお尋ねをしたいと思います。したがって、これは当然に道路問題等に関連をいたしますので、それらをあわせてお尋ねしたい……
○西宮委員 ちょうどだだいま予算編成の時期にも当たっておりますので、私は主として四十八年度の予算編成の状況等について、現在の厚生省の考え方、こういうことをお尋ねをしたいと思うわけです。
そこで、まず第一に、四十八年度の予算編成、あるいは大蔵省との事務的折衝が行なわれていると思いますが、まず第一にその概略について、どなたでもけっこうでございますから、政府のほうから御説明をお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 前に厚生省の方針として、これは四十五年、六年当時ですか、その当時の厚生大臣のいわゆる重点事項というのは、老人対策と児童手当、さらに国民健康保険の抜本的な改善だ、こういうことを繰り返し……
○西宮委員 私は、政治資金規制の問題で、前に代表質問でわが党の委員長も質問をいたしておりまするし、これらの問題をもう少し具体的にお尋ねをしたいというふうに考えておるわけでございます。したがって、政治資金規制の問題について総理のお考えをお尋ねをいたしますが、ただその前に、政治資金に関連をいたしまする問題で、実は本日たまたま決算委員会において若干の問題が提起をされましたので、これはいわば政治資金の具体的な問題でありまするから、私はまずその点を、事実問題としてお尋ねをいたしまして、そのあとで一般論としての政治資金の問題をお伺いいたしたいと思います。 そこで、田中総理にまず一言お伺いをいたしますが、……
○西宮委員 両先生に簡単にお尋ねをいたします。 まことに初歩的な質問でございますけれども、第一は、物価の上昇率はどういうふうにごらんになっておられるか。特に金融機関などは政府の見通しと違うというようなことを伺っておりますので、それをお聞きをいたしたいと思います。 第二は、経済の変動、景気の変動というようなものを人為的にどの程度コントロールできるのかという点でございます。たとえば財政とか金融とかいうのがその手段だと思いますが、財政の場合はとりわけ公共事業費を圧縮するというようなことが景気を刺激しない方策として考えられるのでありましょうが、昭和四十三年は特に公共事業費を強く圧縮をしたと思います……
○西宮分科員 私は、憲法二十条に関連をいたしますいわゆる宗教と政党の問題というような問題についてお尋ねをしたいと思うのでありますが、実は私どもはこの問題はきわめて重要だと考えておりますので、この分科会の最初に、私はこの問題について御質問をするわけでございますから、どうか明確な御答弁をいただきたいと思います。
まず、宗教団体の行なう政治活動というようなものに対してはどういう限界等をお考えなのか、伺いたいと思います。
【次の発言】 私は、いま大臣の言われました、本来の宗教団体の目的を逸脱する行為があってはならぬ、こういうことにつきましてお尋ねをしたいのでありますが、その前に具体的な例として一つ申……
○西宮分科員 私は、実は社会福祉の仕事は、私にとりましてはいわゆる昔とったきねづかなんであります。そういう意味で、私自身かなりの郷愁を感じておるのであります。ただ、しかし私のきねづかは、まことに昔々でありまして、ほんとうに大昔になってしまいました。したがって、まず、ほんとうに基本的な問題をお尋ねしたいと思うのであります。 昔から、救貧から防貧へというようなことをいわれてきたのでありまするが、いわゆる救貧から防貧へということは、実は古くして新しい問題だと考えるわけでございます。そういう意味で、いわゆる防貧対策、そういう立場で現在何がなされておるか、あるいは何をしようとしておられるか、まずお尋ね……
○西宮分科員 たいへんに時間がおそくなりました。私が最後でございますから、もうしばらくおつき合いをお願いしたいと思います。 これで分科会はいよいよ終わりでございます。大臣はたいへんに分科会は愉快だからもう少しやりたいとおっしゃっても残念ながらこれで終わりになってしまうわけであります。もうあとはやれないわけですから、ひとつあまりかたくならないでゆっくり――私も落ちこぼれた問題を少し拾い上げて、いわば大臣と意見の交換をしたいというようなつもりでごく断片的な問題を幾つか拾ってお尋ねをいたしますから、かたくない答弁をお願いいたしたいと思います。 第一は、問題になっております作付制限の問題であります……
○西宮委員 檜山公述人に二、三お尋ねをいたします。 実は今回の公聴会には八人の公述人の方が御出席をいただくことになっておるわけでありますが、ほんとうの純粋の経済人というのは檜山公述人お一人のようでございますので、私はそういうほんとうに経済の、産業の現場におられる方としてどういうお考えを持っておられるか、二、三の点をお尋ねしたいと思うのであります。 第一は物価の見通しでございます。政府では五・五%といっておりまするけれども、それがことしはその程度でおさまるだろうかどうだろうかということであります。私ども見る限りでは、ことしの四十六年の予算もかなり景気を刺激するそういう性格を持っているのではな……
○西宮委員 お尋ねをしたいことがたくさんあるのでありますが、時間がありませんからほんとうに簡単に二つだけお尋ねいたしたいと思います。 一つは、全販連が経営しております戸田橋の配送センターですか、あそこの問題に関連して、せっかく生協があそこで荷受けをする場合にも、他の四つの市場で扱われておる値段の平均以下であってはならぬ、こういう制約を受けるという話であります。これは残念ながら今日生協のシェアが非常に低いので、そのためにほかのお客さん、ほかのお得意を失っては困るというような産地側の心配だと思う。これは非常に残念でありますが、生協の実力がそこまで行っておらない、そういうところから来るのだと思うの……
○西宮分科員 私は、開発の仕事と自然環境の調和といいますか、そういう問題について若干お尋ねをしたいと思います。 実は、国会の中に衆参合わせまして、あるいは超党派で野鳥を保護するという議員連盟ができておりまして、私もその一人でありますので、そういう連盟の一員という立場でお尋ねをしたいと思うのであります。 一体、これから開発の仕事はきわめて重要な問題でありまして、われわれはそのために一生懸命努力をしなければならぬと思うわけでありますが、しかし同時に貴重な自然がそこなわれてきた、そういう例が今日まで非常に多かったわけです。これは特に日本の場合には経済成長が激しかったために、ある意味においてはやむ……
○西宮分科員 この分科会も厚生省関係がだいぶ続いてまいりましたけれども、大体終わろうとしておるわけです。厚生大臣は、終始非常に楽しそうに分科会をエンジョイしておられるようです。野党の面々を手玉にとって、まことに楽しそうです。しかし、大体これで終わりですから、これから先もっとやろうと思ってももうやれないわけですよ。残念ながらこれ以上やれないわけですから、張り切ってひとつやっていただきたいと思います。 昨年、私大臣にお尋ねしたときに、経済企画庁が担当しておりますけれども、新経済社会発展計画、この中で厚生省の所管する社会福祉の問題、これを大幅に取り入れたい、こういうことを言っておりましたけれども、……
○西宮分科員 私は、現在の物価高に苦しんでおる現状の中で消費者は一体何をやったらいいだろう、消費者はみずから自衛するためにいろいろなことをやらなければならないということを当然考えるわけですが、消費者のやるべき仕事は何だろうということをいろいろ考えてみて、そのうちの一つに生活協同組合運動がある。これも消費者の自衛運動の一つとして非常に大事な運動だ、そういう考え方に立ちながら、一体いまこの物価高の中で消費者がやらねばならぬ仕事は何だろう、さらに、そういう中で生協の位置づけといいますか、これなどは経済企画庁としてはどういうふうに見ておられるか、そういう点もお尋ねしたいと思います。
○西宮分科員 農林大臣にお尋ねをいたしますが、実はこの前総括質問で若干お尋ねしたのでありますが、補足のような意味におきまして数点お尋ねをしたいと思います。 まず第一は、農政の基本方針でありますが、これは本来ならば総理にお尋ねをするところでありましょうけれども、総理にお尋ねをしても、かえって抽象的なお答えしかいただけないのじゃないかというふうに考えましたので、むしろ所管大臣として農林大臣おそらく非常な苦悩も重ねておられるのではないかと思うのでありますが、そういう苦悩の中から生まれてくる今後の展望、しかもそれは可能性を持った展望でなければ何の意味もないと思うのであります。ですから、そういう意味で……
○西宮委員 中林公述人にお尋ねをしたいのでありますが、先生は生活協同組合の仕事を専門にやっておられるそうでありますが、端的にそのことで伺いたいのであります。 いま公述のおことばの中に最後に、生協運動が日本の物価を抑制する、そういうおこがましいことは私は考えておらないというお話があったのでありますが、実は私はむしろ、そんなにおこがましいことなどと言って遠慮をされないで、生協がぜひそこまで成長してもらいたいということを願っておるわけであります。と申しますのはスウェーデンであったかと思いまするけれども、労働組合の賃上げ運動に際して生協が一枚加わる。それで、ことしはどの程度に賃上げをするかということ……
○西宮分科員 私は厚生行政について若干お尋ねをいたしますが、他の省からもおいでを願っておりますので、その関係者のおられる水道の問題を先にお尋ねしたいと思います。ですから、その問題が終わりましたならば他省の関係の方は引き取っていただいてけっこうでございます。 私もここでずっと大体の皆さんの発言を聞いておりましたけれども、水道の問題についてあまり議論をする人もないようでありました。これは一般的に認識がまだ乏しいのではないかと思うのですが、一般の人に認識が乏しいのはやむを得ないとして、もし政府の中でもこの問題について認識に欠ける点があるというようなことであれば、これはまさに大問題だということになる……
○西宮分科員 私は昨日の厚生省関係の分科会で水道の問題についてお尋ねをしたのでありますが、その水道の問題で一番重大な問題ということになりますと、水資源の開発ということになるわけです。 水資源の開発は、法律に基づいて、経済企画庁が基本計画の策定あるいは調査をする、こういう任務を持っているのです。同時に開発公団についても、公団の事業実施方針の認可であるとか、あるいは事業計画及び資金計画の認可であるとか、そういう意味で、公団の事業に対しても最も基本的な点について経済企画庁が握っている、こういう立場にありますので、これに取り組む企画庁長官としての認識あるいは決意、そういう点をまず伺いたいと思います。
○西宮分科員 なるべく大臣にお尋ねしたいと思いますが、適当にかわっていただいてもけっこうでございます。 昨年予算審議の際に、日本の農政をどうするのか、こういうことでお尋ねをいたしますると、目下生産調整の実施中なのでそれが済まないことにはあとの見通しが立たない、何はともあれ生産調整に協力してもらいたい、こういう答弁が繰り返し繰り返しなされたわけであります。したがって、それ以上のお尋ねができなかったわけでありますが、ことしはその点については生産調整も一応軌道に乗ったわけでありますので、現時点に立って考えてみますると、今後日本の農政をどういうふうに展開していかれようとしておられるのか、まず基本的な……
○西宮分科員 私は共産圏貿易についてお尋ねをしたいということで通告をしておったのでありますが、主としてキューバの問題について、これはたまたま私が昨年現地に行ってまいりましたので、あそから拾った問題等についてお尋ねしたいと思うのですが、冒頭にいわゆる共産圏貿易というものに対する大臣の一般的な御所見をお聞きしておたきいと思います。 要するに、最近の国際情勢はだいぶ変わってまいりまして、緊張緩和のムードにある。もちろんムードだけで戦争の火種が全部なくなってしまうということはあり得ないことで、われわれもそんな甘い考えをもちろん持っておりませんけれども、数年前には全く夢想もできなかったというようなこと……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。