このページでは谷垣専一衆議院議員の30期(1963/11/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は30期国会活動統計で確認できます。
○谷垣專一君 ただいま議題となりました内閣提出、農地開発機械公団法の一部を改正する法律案について、農林水産委員会における審査の経過及び結果について御報告いたします。 本案は、酪農等の健全な発展に資するため、農地開発機械公団が農事組合法人等の行なう乳牛等の飼養育成の事業の用に供する草地及び農業用施設の造成または売り渡し等を一体として行ない、もって共同利用模範牧場を設置することができることとし、あわせて同公団の役員及び債券の発行に関する規定を整備しようとするものであります。 本案は、二月十二日提出され、二月十六日及び三月三十一日に提案理由の説明とその補足説明を聴取し、その後数回にわたり慎重に審……
○谷垣委員長代理 長谷川四郎君。
【次の発言】 次会は来たる二十五日午後一時より開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後零時四十五分散会
○谷垣委員 ただいま議題にのぼっております二法案、甘味資源特別措置法案に関します点につきましては、修正部分を除く原案並びに松浦委員外二名から提案されました修正部分に関しまして、今日の状況にかんがみ、きわめて適切な案であると思いますので、自由民主党を代表いたしまして、賛成をいたします。
○谷垣委員 食料品総合小売市場管理会法案に関しまして質問させていただきたいと思います。 最近、特に生鮮食料品の価格問題がやかましく言われて、この対策もその一つかと思うのでありますが、何せ昨年生鮮食料品の価格が急騰して困る、こういうことで、いろいろ対案が考えられたと思うのでありますが、それがことしの冬になりますと、野菜、青果物その他が暴落をしておる。こういうような形で、実はこの分野におきましての施策は、本質的に非常にむずかしい問題があるかと思いますけれども、またそれだけに、これからどうしてこれを伸ばしていくか、農林政策の面におきましても、一つのポイントであろうと思うのであります。そこで、この昨……
○谷垣委員 ただいま議題となりました、自由民主党、日本社会党、民主社会党、三党共同提案によりまする農林漁業団体職員共済組合法の一部を改正する法律案に対する修正案について、提案者を代表して、その趣旨及び内容を御説明申し上げます。 修正案につきましては、お手元に配付してございますので、それをごらん願いたいと思います。 農林漁業団体職員共済組合法の一部を改正する法律案については、今日まで慎重審査を進めてまいったのでありますが、最近に至り、厚生年金制度をはじめ各種の共済組合制度における給付内容等の改正が具体化し、その改正案が本国会に提出されました。したがいまして、この際、農林漁業団体職員年金制度の……
○谷垣委員 関連して官房長にちょっと伺いたい。特殊作物の災害がどうしてもおろそかになりがちだと思うのです。いままでの対策でそういう感じがするのですが、いま京都、兵庫県、あるいは九州の福岡、熊本等から、クリの木のしん食い虫、木食い虫の被害の連絡がございました。これはおそらく異常天候のために発生したものであって、その報告の時期から考えますと、おそらく全国的にこれが蔓延しているように推測されるのですが、その問題に対してお調べのものがあれば御報告願いたい。
【次の発言】 まだおそらく被害ははっきりしないと思いますが、ただ問題は、いつもこういう作物の概念からちょっとはずれておりますし、それから果樹の概念……
○谷垣委員長代理 ありがとうございました。次に喜多正治君。
【次の発言】 半田先生にお伺いします。先ほどの技術の開発の問題についてでございますが、私聞き落したのかも知れませんが、経営循環の中に定着する技術の開発という御発言があったかのように思いますが、そのことの意味をもう少しお聞かせ願いたい点と、もう一つは、協業の推進をするあり方について、経営規模と言われましたか、規模の拡大と言われましたか、そういうお話がございました。当然、問題は協業であればそういうことですが、それをもう少し現状の中小の林家の現状に即しつつ、どういうふうなことをしたらその中に含めていけるか、この二点を、先ほどの質問と連関がご……
○谷垣説明員 去る六月八日に建設政務次官に任命されました谷垣專一でございます。 建設関係につきましてはいわば全くのしろうとでございます。もともとの浅学非才のものが、ことに建設部門に不案内のものが政務次官を拝命いたしましたわけでございますので、ずいぶんと皆さん委員の各位からはお目だるい点があろうかと思いますが、大臣の御指導を受けつつ勉強をいたして、そうして全力を尽くしてまいりたいと念願をいたしております。どうか先輩の委員各位の一そうの御鞭撻を賜わりまして、日本の建設行政のために力を尽くしてまいりたいと念願をいたしております。どうぞ、ひとつよろしくお引き回しをいただきますようお願いをいたす次第で……
○谷垣説明員 六月の十九日及び二十一日の間におきまする豪雨、さらに、六月の末から七月の三日にかけましての豪雨によって、熊本県、広島県等を中、心にいたしました地帯に非常な被害が発生いたしました。政府のほうにおきましても、関係各省集まりまして、熊本県におきまする状況を主といたしまして視察をいたし、調査をいたしてまいりまして、昨日帰ってきましたような状況でございますが、この期間にわたりまして非常に大きな降雨量が被害をもたらしております。山手のほうにおきましては千ミリをこえる状況であり、平野部の熊本市におきまする集計も七百ミリをこえるというような状況でございまして、被害地の皆さん方の惨状はまことに同情……
○谷垣委員 いまの日本の農村、また農民が非常に転換期に入っておると申しますか、混迷をしておると思うのであります。きょうは、尊敬する赤城大臣に、全国の農民のために、それらの基本的な問題につきまして御質疑をいたしたいと思います。 まず一番初めに申し上げたいと思いますことは、食糧需給に関しまする基本的な考え方がどういうふうになっておるかという問題であります。現在、日本の農村は、農地が相当激しく壊廃が進んでおりますし、また労働力が非常な勢いで流出いたしております。同時に、需要の面から申しましても、量的並びに質的な変化が非常に激しいのであります。こういうような需要の大きな変化に対しましても、なおかつ八……
○谷垣委員長代理 次会は明二十四日開会することとし、本日はこれにて散会いたします。 午後一時二十四分散会
○谷垣委員長代理 森林開発公団法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を続行いたします。湯山勇君。
【次の発言】 いま呼んでいるようです。
【次の発言】 続きまして森義視君。
【次の発言】 関連質問を許します。湯山委員。
○谷垣委員長代理 栗原俊夫君。
【次の発言】 次会は来たる十六日開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後四時五十八分散会
○谷垣委員長代理 午後二時から再開することとし、これにて休憩いたします。 午後零時五十分五分休憩
○谷垣議員 提案者を代表しまして、お答えをいたしたいと思います。 東海林委員の御質問並びに御意見にございましたように、この現在問題になっております競馬法の一部改正は、三十七年に、公営競技調査会が行ないました答申をもとにいたしまして、政府から提案をいたしたものでございます。当時の政府提案等の説明並びにその後の本委員会における質疑を通じて明らかになっておりますように、戦災復興等の原因、これが戦後ずいぶんたちました当時の時点におきまして、それを理由にしてやるのにはいささかもう古い、それよりも、市町村の経営というよりも、府県営というようなものを主体にして考えていくほうがいいのではないかということが、……
○谷垣委員長代理 東海林稔君。
【次の発言】 林百郎君。
【次の発言】 次会は来たる二十六日、月曜日、開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後五時四十一分散会
○谷垣委員 市乳と本法の関係を中心に、簡単に政府の所信を問うてみたいと思います。 本法は非常に思い切った、画期的な法律であろうと思うのですが、この提案の根本の趣旨に、乳製品及び原料乳の需給が逼迫する状況であるから、こういうような対策をとるのだ、しかし、相対的に有利な飲用乳比率というものを高めるように将来はやっていきたい、あるいは基本方針としてはそういう考え方を持っておるのだ、こういう基本的な考え方の御説明を受けておるわけでございます。これはどちらに割り切ってやるわけにもなかなかいかぬ問題だと思いますが、少なくとも表面的に出てきております考え方からいうと、加工料乳の確保をするということと、それ……
○谷垣委員長代理 これにて内閣提出の加工原料乳生産者補給金等暫定措置法案、砂糖の価格安定等に関する法律案及び沖縄産糖の政府買入れに関する特別措置法の一部を改正する法律案の各案に対する質疑は終局いたしました。 次会は来たる十七日月曜日開会することとし、本日はこれにて散会いたします。 午後五時十九分散会。
○谷垣委員 私は、自由民主党、日本社会党及び民主社会党の三党を代表し、加工原料乳生産者補給金等暫定措置法案に対し、修正案を提出いたします。 修正案の内容、すでにお手元に配付してございますが、第五条中「委託を受けて行なう生乳の販売若しくはその委託又は委託を受けて行なう生乳の処理若しくは加工及び当該処理若しくは加工に係る飲用牛乳若しくは乳製品の販売若しくはその委託をいう。」を「委託を受けて行なう生乳の販売又は委託を受けて行なう生乳の処理若しくは加工及び当該処理若しくは加工に係る飲用牛乳若しくは乳製品の販売をいい、生乳生産者団体が直接又は間接の構成員となっており、かつ、全国の区域を地区とする農業協……
○谷垣委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。 農林水産業の振興に関する件について調査を進めます。 質疑の申し出がありますので、これを許します。赤路友藏君。
○谷垣委員長代理 冷害の関係は予算委員会で質疑が始まりますから、冷害関係の方はそちらのほうに回ってください。
それでは赤路友藏君。
【次の発言】 次に請願の審査を行ないます。
今国会において当委員会に付託になりました請願は全部で百三十九件であります。
これより日程第一から第一三九までの各請願を一括して議題といたします。
まず、審査の方法についておはかりいたします。
各請願の内容につきましては、請願文書表等により御承知のとおりであり、過般の理事会におきましても慎重に御検討をいただきましたので、各請願についての紹介議員の説明等は省略し、直ちに採決いたしたいと存じますが、御異議ありませんか……
○谷垣説明員 去る九月二日の新聞によりまして御存じかと思うのでありますが、住宅公団の地カ所長の問題について不正事件の報道がございました。たいへん遺憾なことでございますが、ただいままでわかっておりまする状況を御報告いたしたいと思うわけであります。 住宅公団の青梅宅地開発事務所長の熊井正煕が、本年四月ごろに、当時熊井所長は工事課長として板橋宅地開発事務所に勤務をいたしておったわけでありますが、この板橋地区の宅地造成工事の請負に関しまして、安井工務店及び東企業株式会社から現金を収受した容疑で一日に逮捕、取り調べを受けている事件が発生いたしているわけでございます。まことに遺憾な事件でございますが、た……
○谷垣政府委員 どうも話が少し政治的なものになったものでありますから恐縮ですが、政務次官から答えさせていただきます。 先ほど河川局長が答えておりますように、総理が新聞記者会見でどういうお話をなすったか、実は直接聞いておりませんので、私たち確かめるすべをまだ持っていないのですが、沼田ダム建設が各方面でいろいろ議論されておりますことは、御存じのとおりだと思います。先ほど来申し上げておりますように、建設省といたしまして沼田ダム建設についての具体的な計画を持っていないことは、先ほどから河川局長が言っておりますけれども、はっきりしておるのであります。もちろんこの利根川全体の治水問題、あるいは用水の問題……
○谷垣政府委員 宅地問題が非常に庶民の住宅に対しまする隘路になっておりますることは、御指摘のとおりでございます。特に宅地問題に明確に出ておるわけでございますけれども、いろんな理由が錯雑して、今日の地価対策の非常にむずかしい状況を来たしておると思うのでありますけれども、しかし、今日のこのような状況では、私たちの考えておりますような住宅政策はもちろん、さらに他の公共施設、道路等の問題につきましても、これが進行のために非常に大きな障害になっておりますので、建設省といたしましては、この土地問題についてひとつこのあたりで腹をきめて、対策を考えていく必要があるという基本的態度を持しております。すでに宅地の……
○谷垣政府委員 ただいま地震予知研究の推進に関します決議が行なわれましたが、建設省といたしましても、国土地理院において実施いたしております水準測量、三角測量などの測地観測をさらに計画的に実施いたしまして、関係各省と緊密な連絡をして、今後決議の趣旨に沿うよう努力をいたす所存でございます。
○谷垣政府委員 建設省所管の昭和三十九年度歳入歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。 歳入につきましては、一般会計の歳入予算額十五億四千五百余万円に対し、収納済み歳入額は二十七億二千九百余万円となっております。 道路整備特別会計は、歳入予算額三千四十三億七千四百余万円に対し、収納済み歳入額は二千九百八十八億一千六百余万円、また、治水特別会計の治水勘定は、歳入予算額八百三十八億六千百余万円に対し、収納済み歳入額は、八百二億五千五百余万円、同特別会計の特定多目的ダム建設工事勘定では、歳入予算額百七十九億五千百余万円に対し、収納済み歳入額は、百七十六億二千百余万円となっております。……
○谷垣政府委員 先般、一号線のバイパス問題につきましては、お答えをいたしましたとおりでございます。いま御指摘のございます清水の興津港の問題、これに関しましても十分に検討しました上、それに対応する交通の関係を考慮いたしたいと思います。
【次の発言】 本件につきましては、すでに関係者のほうから陳情等受けております。いま道路公団の総裁から申しましたような趣旨に沿いまて、建設省といたしましても、関係方面とよく打ち合せをいたしたい、かように存じております。
【次の発言】 御指摘のように、住宅の宅地をいかに入手するかという問題が、いまの住宅政策の中で一番根本の問題だと思います。地価が非常に値上がりいたして……
○谷垣政府委員 建設省関係の昭和四十一年度歳入歳出予算につきまして、その概要を御説明いたします。 まず、総額について申しますと、建設省所管の一般会計歳入歳出予算といたしましては、歳入は三十一億二千八百余万円、歳出は五千四百七十四億三千九百余万円であります。歳出におきましては、このほかに、総理府及び労働省の所管予算として計上されておりますが、実質上は建設省所管の事業として実施される予定の経費等がありますので、これらを合わせますと、昭和四十一年度の建設省関係予算は、六千二百七十七億九千九百余万円となり、前年度の当初予算に比べまして一千二十三億二千七百余万円、また、前年度の補正後の予算に比べまして……
○谷垣政府委員 ただいま議題となりました住宅金融公庫法及び産業労働者住宅資金融通法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその要旨を御説明申し上げます。 住宅金融公庫は、昭和二十五年設立以来、国民が建設する住宅に必要な資金及び産業労働者住宅に必要な資金を融通する等により、住生活の安定と社会福祉の増進に寄与してまいったのであります。 この法律案は、最近の公庫の貸し付け金に対する要望及び公庫の業務運営の実情にかんがみ、公庫の業務の範囲を拡大するとともに、既存の貸し付け制度の改善を行なおうとするものであります。 その要旨を申し上げますと、まず住宅金融公庫法の一部改正でありますが、第一……
○谷垣政府委員 御指摘の問題は、ことに最近非常なスプロールが行なわれておりますので、問題はことに大きくなっておると思います。都市の膨張に伴いましてのいわゆる土地利用計画をあらかじめ早く確定すべきだという議論が強く出ておりまして、建設省のほうも宅地審議会等の中で、土地利用の専門部会といいますか委員会をつくっていただきまして、いま御指摘の問題について御審議をお願いしておるわけです。 それから、それと連関がございますが、建築基準の問題、これを御指摘のような点に合わして検討をしなければならぬ。これは民間からもそういう希望がだんだん出てまいりました。これは、しかし、新しい資材等がどんどんふえてきておる……
○谷垣政府委員 ただいま議題になりました国土開発縦貫自動車道建設法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその要旨を御説明申し上げます。 国民経済の均衡ある発展を期し、国土の普遍的開発をはかるためには、その基盤となる交通輸送施設の整備拡充、とりわけ近代的な高速自動車道路網の全国的な整備が必要であることは、多言を要しないところであります。 政府におきましては、国土開発縦貫自動車道建設法制定以来鋭意その建設につとめてきたのでありまして、昨年名神高速道路の全線開通を見、引き続き中央自動車道及び東名自動車道の建設を推進いたしているところでありますが、近年急速な発展を遂げつつある自動車交通……
○谷垣政府委員 御存じのように、この高速道路に対します投資は相当大きな投資になります。したがいまして、それだけから考えましても、当然にいまの五カ年計画の改定をお願いせなければならぬということになりますが、さらに一般道路の整備に関しましても非常な要望があるわけでございまして、それらの問題に対しまして、五カ年計画の改定を機に整理をして明瞭にいたしたい、こういう考え方でおります。たとえば財源問題につきましても、はたして現在の有料制度でいいかどうかという問題があります。地元の負担の問題もございますし、利用者の問題もございますし、その他のいろいろな運賃関係の問題等もございます。これをプール制にするかどう……
○谷垣政府委員 御存じのように、政府のほうとしましては、いわゆる道路に関しまする長期構想というものをすでに三十八年ですか、発表をいたしておるわけであります。これは五十五年までに大体わが国の道路、国道及び主要地方道はほぼ完全に整備をいたしたい、もちろん自動車高速道路等もやっていこう、このときの計画がほぼ七千キロぐらいあったかと思います。それを約二十四兆円ぐらいの計画でやっていきたいという長期構想を発表いたしたわけであります。もちろんこれはその後の状況によりまして、長期構想でございますので、改定をしていかなければならぬものも出てくると思いますが、そういうものを一つの考え方の基準にいたしまして、それ……
○谷垣政府委員 政府のほうといたしましてこの制度を設けましたのは、事業が、非常に大規模な事業が多くなっておりますので、事業認定自体はとにかく早くする必要がある。それと同時に、先ほどお話がございましたように、予算の措置であるとかあるいはそれに必要な人的な整備であるとかという問題、さらに具体的な折衝の状況というような問題が事実問題として控えております。したがいまして、実際の運用をいたします場合に、こういう制度が全然なくやっていきますと、かえって事業認定自体がおくれるというような状況が従来のあれから見ましても考えられる。そういたしますと、本来の土地収用法を改正しようとする基本的な線がくずれる可能性も……
○谷垣政府委員 土地収用法に連関してのお尋ねでございますが、御存じのように、土地収用法あるいは税制の問題は、ただいまの地価の非常に急激な上昇の現状に対しましてどういうような措置をとるかということが問題になりまして、政府のほうでは、土地関係、地価問題に関しまする関係閣僚の会議をもちましていろいろとこれの対策を考えてまいったわけであります。 その中で、宅地の開発をいたしまして、宅地の供給をこの際大いにふやしていくという考え方、また、既成市街地の高度利用をはかっていこう、そのために土地開発資金の融通特別会計のような制度を設けていく、それから、土地収用法を改正して、従来裁決時の価格という補償になって……
○谷垣政府委員 建設省といたしまして御返答申し上げます。 特に道路等に比較して河川の改修や海岸の改修が不均衡ではないかという御質問の趣旨でございますが、御存じのように、河川におきましても、それぞれ年度計画を立てましてこれの改修を進めておるわけでございますが、自然の状況に影響される点が非常に多いわけでございます。道路の場合におきましても、もちろん自然条件の影響を受けるわけでございますが、それよりも一そう河川改修の問題は自然条件の制約を受けることが多いわけでございます。確かに、災害の頻発いたします現状から判断いたしまして、もっとより多く河川あるいは海岸というものに手を尽くすべきであるという議論が……
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