谷垣専一 衆議院議員
35期国会発言一覧

谷垣専一[衆]在籍期 : 29期-30期-31期-32期-33期-34期-|35期|-36期
谷垣専一[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは谷垣専一衆議院議員の35期(1979/10/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は35期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院35期)

谷垣専一[衆]本会議発言(全期間)
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第90回国会(1979/11/26〜1979/12/11)

第90回国会 衆議院本会議 第4号(1979/11/30、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職:文部大臣】

○国務大臣(谷垣專一君) 湯山先生からの私に対しまする御質問は二つあったと思います。  一つは、汚職等の問題が教育界に聞こえるけれども、知っておるのか、どうするつもりだ、こういうことでございます。  言うまでもございませんが、ことに教育関係の職務に従事しております者は、常に自分の使命をよく自覚をして、姿勢を正して、社会から信頼を受けるような努力を続けなければならないと考えております。  従来から文部省は、そういうことにつきましても、それぞれ関係の方面に注意を喚起しておりますが、御指摘がありましたような事案が、数はそう多くはございませんとは言いつつ、ありますことは、まことに遺憾なことでございます……


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第91回国会(1979/12/21〜1980/05/19)

第91回国会 衆議院本会議 第10号(1980/03/13、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職:文部大臣】

○国務大臣(谷垣專一君) 放送大学学園法案について、その趣旨を御説明申し上げます。  わが国の高等教育は、近年急速な発展を遂げ、国際的に見ても高い普及率を示すに至っておりますが、科学技術の進歩や経済の発展に伴い複雑、高度化してきている今日の社会において、国民の高等教育の機会に対する要請は一段と高まり、かつ、多様化しつつあるところであります。  このような状況において、放送を効果的に活用する新しい教育形態の大学を設置し、大学教育のための放送を行うことにより、広く一般に大学教育の機会を提供することは、生涯にわたり、多様かつ広範な学習の機会を求める国民の要請にこたえるゆえんのものであると考えます。 ……

第91回国会 衆議院本会議 第11号(1980/03/18、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職:文部大臣】

○国務大臣(谷垣專一君) お答えをいたします。  私に対します御質疑は、人口急増地帯の高校の新増設建物に対します国庫補助の問題でありますが、御存じのとおりに、公立高校の建物の新増設につきましては、地方債、地方交付税で財源措置がなされてきたところでありますが、五十一年度からは、高校生が急増しておる都道府県に対しまして、五カ年の計画で、時限的な特例措置として国の補助を行ってまいりました。  五十五年度予算におきましても、急増都道府県におきまして五十五年度に完了すると見込まれる建物を対象として補助を行い、必要な予算額約二百十九億円を計上しておるところであります。  五十六年度以降の取り扱いにつきまし……

谷垣専一[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院35期)

谷垣専一[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第90回国会(1979/11/26〜1979/12/11)

第90回国会 文教委員会 第1号(1979/12/05、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○谷垣国務大臣 このたび文部大臣に就任いたしました谷垣專一でございます。  私は、いかなる社会、いかなる時代においても、すべての事柄の基礎となるのは人間であると考えております。経済や社会の発展も、科学や文化の進展も、その根本において人間という問題を抜きにすることはできません。そして、その人間を育てるものは教育であると思います。  わが国が内外の諸情勢に対処しながら、その未来を切り開いていくためには、学校、家庭、社会を通じて教育の機能を充実し、たくましくかつ創造力のある、心身ともに健全で国際的に開かれた国民の育成を期していかなければなりません。同時に、世界に貢献し得る独創的、先駆的な学術研究を推……

第90回国会 文教委員会 第2号(1979/12/07、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○谷垣国務大臣 木島先生から非常に、何と申しますか、一面激励を受けると同時になかなかに厳しい御指摘も受けまして、恐縮をいたしております。  御指摘がございましたように、私は、大学を出てすぐ農林省へ入ったわけでございますので、まさに農林省の役人でございますが、その時期から、政治家といたしまして衆議院の方にお世話になりましてからおよそ二十年に近い年月が流れておるわけでございます。したがいまして、私が社会へ出ましてから、役人の生活と政治家としての生活はすでに相匹敵する年限を経ておるわけでございますので、官僚のいいところも悪いところもわかっておるつもりでございます。しかし、新しいこういう文教の責任者と……

第90回国会 文教委員会 第3号(1979/12/10、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○谷垣国務大臣 ただいま御決議がありました事項につきましては、御趣旨に沿いまして十分検討いたしたいと存じます。

第90回国会 予算委員会 第1号(1979/12/03、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○谷垣国務大臣 学校給食の問題でございますが、いま御存じのとおりに、五十一年度から始めました学校給食週二回、これを五十六年度に達成したい、こういうことでやっておりますが、地域的にかなりばらつきがございまして、まだ週二回が完全にできていない、四四%ぐらいしか達成していない、こういう状況でございます。しかし反面、週三回あるいは非常によくやっていただいておるところは週六回の学校給食をやっていただいておる、こういう状況でございます。  ただ、これを考えまして、どういう形でそれを今後進めていくか。大都市における普及状況がよくございません。これはいろいろな理由があろうと思います。大蔵省というか農林省の方と……


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第91回国会(1979/12/21〜1980/05/19)

第91回国会 決算委員会 第16号(1980/04/18、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○谷垣国務大臣 昭和五十二年度文部省所管一般会計及び国立学校特別会計の決算の概要を御説明申し上げます。  まず、文部省所管一般会計の歳入につきましては、歳入予算額七億一千百三十六万円余に対しまして、収納済み歳入額は八億二千二百五十五万円余であり、差し引き一億一千百十八万円余の増加となっております。  次に、文部省所管一般会計の歳出につきましては、歳出予算額三兆二千二百八十億三百十七万円余、前年度からの繰越額百十九億八千四百四十二万円余、予備費使用額五億八千九百万円余を合わせた歳出予算現額三兆二千四百五億七千六百六十万円余に対しまして、支出済み歳出額は三兆二千七十七億八千二百六十五万円余であり、……

第91回国会 文教委員会 第1号(1979/12/21、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○谷垣国務大臣 このたび政府から提出いたしました昭和四十四年度以後における私立学校教職員共済組合からの年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  私立学校教職員共済組合は、昭和二十九年一月に、私立学校の教職員の福利厚生を図る目的のもとに、私立学校教職員共済組合法により設立されたものでありますが、それ以後、本共済組合が行う給付については、国公立学校の教職員に対する給付の水準と均衡を保つことをたてまえとし、逐次改善が進められ、現在に至っております。  今回は、昭和五十三年度に引き続き、国公立学校の教職員の年金の額の改定に準じ……

第91回国会 文教委員会 第2号(1980/02/13、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○谷垣国務大臣 第九十一回国会におきまして、文教各般の問題を御審議いただくに当たり、所信の一端を申し述べます。  私は、教育、学術、文化の振興を図ることは国政の基本であると考えます。  特に、厳しさを増す内外の諸情勢の中で、わが国がその未来を切り開いていくためには、学校、家庭、社会を通じて教育の機能を充実し、たくましくかつ創造力のある心身ともに健全で、国際的に開かれた国民の育成を期していくことが最も重要なことであると思います。また、天然資源に乏しいわが国がその制約を克服して今後とも発展を続けていくための基盤を培う学術研究を一層振興し、世界に誇る特色ある伝統文化を継承しつつ、新しい文化を創造して……

第91回国会 文教委員会 第3号(1980/02/20、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○谷垣国務大臣 いまお話がございましたように、二月一日に政府といたしましてはJOCに対して政府の意向を伝えたわけでございます。  先ほどお読みになりましたように、この意向伝達は私がJOCの会長にいたしたのでございますが、これは先ほど言われましたように、「オリンピック大会は、本来スポーツを通じてより良きより平和な世界の建設に助力し、国際親善を創り出すことを目的としている。従って、モスクワオリンピック大会について、政府は、ソ連のアフガニスタンへの軍事介入、これに対する厳しい国際世論等に重大な関心を払わざるを得ない。日本オリンピック委員会は、この事態を踏まえ、諸外国の国内オリンピック委員会と緊密な連……

第91回国会 文教委員会 第4号(1980/02/22、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○谷垣国務大臣 昭和二十二年に学校教育法が制定されましたが、それ以来の懸案でありますいわゆる養護学校の義務制が昨年から発足を見まして、義務教育はこれで体制的に完成をしたわけでございます。いま御指摘がありましたように、これからやらなければならない問題もございますけれども、養護教育、特殊教育全体を進めまして努力をしていきたい、かように考えております。
【次の発言】 御指摘のとおり財政の問題があるわけでございますが、単に国だけではなく地方の自治体の諸君もいろいろがんばってくれていると思います。国の方といたしましても、先ほど局長が申しておりましたように昨年度に比べてことしはさらに増加をしている、こうい……

第91回国会 文教委員会 第5号(1980/03/07、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○谷垣国務大臣 いずれ詳しくは担当局長の方から答えさせていただきますが、最初に私の方から申し上げておきたいと思います。  昨日、大学の教務部長が文部省の方に参られまして担当課長に会われまして、報告を聞きました。それによりますと、先月二十四日の商学部の試験の当日、済んでからではなくて試験の当日、数名の学生が試験問題のコピーを持参して確認を求めに来た。これを見ましたところ、まさに同じ内容であったので、教務部長と商学部の教務主任等が中心となりましてその対策を講じてきた。その学生やあるいはその学生に解答の作成を依頼しました塾の教師などから事情を聞いて調査をいたしました結果、昨日の報告の段階では、商学部……

第91回国会 文教委員会 第6号(1980/03/19、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○谷垣国務大臣 御指摘のとおりでございまして、地方の大学を整備し、質的にも向上させたい、こういう要望に応じてやったわけであります。
【次の発言】 先ほどからの先生の御意見また私の方の局長の答弁を聞いておりまして、教育研究組織のあり方との関連で問題があることは御指摘のとおり事実だと思います。いまの事務的な一元化が全然悪いというふうにも私たちは考えてはいないわけでございますが、問題点があることは確かに事実でございまして、効率的な組織編成をどうやっていくか、また教育研究組織との関係をどうやっていくか、これは御指摘のように問題点として私たちが始終頭の中で考えていかなければならぬ問題点だと私は受けとめて……

第91回国会 文教委員会 第7号(1980/03/26、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○谷垣国務大臣 御指摘のように、オリンピック記念青少年総合センターは四十年に設立をされたわけでございますし、その後の状況は確かに行政改革の考え方等が出ていろいろ問題があったことは事実でございます。  いまのセンターを特殊法人といたします当時にありましては、オリンピック東京大会の選手村を引き継いだ関係がございまして、どうしても施設の管理運営というようなことが主体にならざるを得なかったわけでありますが、その後いろいろな、たとえば青年の家でありますとかいうような施設がふえて、社会教育の場がふえてまいっておりまして、こういう問題に対します青少年の学習要求が多様化いたしております。また、その他青年の家等……

第91回国会 文教委員会 第8号(1980/03/28、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○谷垣国務大臣 いま御質疑の問題は、特に肢体不自由というよりも虚弱児の問題の御意見だと思いますが、御存じのとおりに、六カ月以上の医療あるいはまた生活規制を必要とする、そういうかなり虚弱の度が激しい児童生徒の諸君は、病弱者養護学校において教育をする、また六カ月未満の医療または生活規制を必要とする児童生徒は、それぞれの小中学校の特殊学級または一般学級の中で教育をしていく、こういうことでやってまいっておるわけでございます。  病弱者の養護学校の場合は、実際問題といたしまして病院等に隣接をして設置をするとか、あるいはその構内に設置するとかいう形になってまいるわけでございまして、現在そういう形の養護学校……

第91回国会 文教委員会 第9号(1980/04/02、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○谷垣国務大臣 二月一日に政府がモスクワ・オリンピック問題に対しましての意向を表明したことはいま御指摘のとおりでございまして、この意向の文章にありますように、「オリンピック大会は、本来スポーツを通じて、より良きより平和な世界の建設に助力し、国際親善を創り出すことを目的としている。従って、モスクワ・オリンピック大会について、政府は、ソ連のアフガニスタンへの軍事介入、これに対する厳しい国際世論等に重大な関心を払わざるを得ない。日本オリンピック委員会は、この事態を踏まえ、諸外国の国内オリンピック委員会と緊密な連携をとって適切に対処されたい。」こういう意向表明でございまして、二月一日という時期は、レー……

第91回国会 文教委員会 第10号(1980/04/09、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○谷垣国務大臣 お答えをいたします。  このたびのいわゆる第五次教職員定数改善計画と申しますか、これは多年の懸案でありました四十人学級の実現をこれによって図ることができましたこと、さらに複式学級それから特殊学級編制基準の改善、それから小学校におきます専科担当教員の充足、中学校の免許外担当教員の解消、教頭とか養護教員とかあるいは学校の栄養職員の充実、事務職員の充実、それから特殊教育諸学校の改善等々の内容を盛っておるわけでございまして、通常言われております四十人学級の着手をすることと同時に、いま申し上げましたものがいよいよ実施をいたそうとするわけでございます。これを昭和五十五年、ことしから始めまし……

第91回国会 文教委員会 第11号(1980/04/16、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○谷垣国務大臣 教育の諸問題はいろいろと問題があろうかと思いますが、やはり何と申しましても学生、児童生徒のそれぞれ持っております能力と申しますか、あるいは将来への期待性と申しますか、そういう能力を引き出して、それを伸ばしていく、そういうことが教育の基本であろうと思います。その観点から考えまして、これはもう当委員会におきましても長い間の懸案としていろいろと御意見がほぼ決まっておったところでございますけれども、学級の定数を四十五人から四十人に引き下げていくというその問題が、いま申します児童生徒と教師との関係をより緊密なものにして、そうしてそれぞれの生徒が持っております能力、可能性というものを引き出……

第91回国会 文教委員会 第12号(1980/04/23、35期、自由民主党)【政府役職】

○谷垣国務大臣 このたび、政府から提出いたしました昭和四十四年度以後における私立学校教職員共済組合からの年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  私立学校教職員共済組合は、昭和二十九年一月に、私立学校の教職員の福利厚生を図る目的のもとに私立学校教職員共済組合法により設立されたものでありますが、それ以後、本共済組合が行う給付については、国公立学校の教職員に対する給付の水準と均衡を保つことをたてまえとし、逐次改善が進められ現在に至っております。  今回は、昭和五十四年度に引き続き、国公立学校の教職員の年金の額の改定に準じて……

第91回国会 文教委員会 第13号(1980/04/25、35期、自由民主党)【政府役職】

○谷垣国務大臣 これはもう先生の方がお詳しいと思いますが、私も二つ同じような法案が一遍に出るのは大変おかしいと思っておったわけでありますが、いままでのあれから申しますと、恩給の改善に伴いました関係で出したことが一つと、それから厚生年金のやはり年金額の問題がございましてやりました、この二つのことの結びつきがなかなかうまくいかなくてそうなったようでありますし、共済関係のほかの法案も、並びの法案と普通称しておりますものも同様のようでございます。どうも私もちょっとわかりかねるところもありますので、局長の方から答えさせていただきたいと思います。

第91回国会 文教委員会 第14号(1980/05/07、35期、自由民主党)【政府役職】

○谷垣国務大臣 何回になりますか、三十五年のときが初回で出まして、五十一年のときに失敗をしました後の補欠選挙が一つ加わっておりますので、何回になりますか、選挙は八回やったことになりますか、ちょっといま数を数え損ねておりますが……。
【次の発言】 村山先生の御意見はごもっともだと思っております。
【次の発言】 遺憾なことだと考えております。
【次の発言】 いまいろいろ先生の御意見を交えてのお話を承りました。現実に筑波大学が新しい構想のもとで大学を始めましてまだ日は浅いわけでございますので、いろいろな問題が試行錯誤的にも行われておるであろうということは推測できるわけでございます。一つ一つの案件につ……

第91回国会 文教委員会 第15号(1980/05/09、35期、自由民主党)【政府役職】

○谷垣国務大臣 きょうは嶋崎先生のいろいろなお話を私も大変傾聴しておったわけでございますが、御指摘のように放送大学が、いわゆる生涯教育なりあるいはそういう表現によって表明されておる新しい学習の期待にこれだけで全部こたえられるというものであってはならない、もっと広い形でこたえていくべきであるというのは当然のことだと私は思っております。ただ、私も余り経験がない立場で教育の問題を考えてみました場合に、教育の場に放送という新しい手段、方法をどうしても取り入れていかなければならぬということも、先ほどからの先生の御意見の中でも言われておるようにむしろ当然であろうと思います。  それから、確かに学習を期待す……

第91回国会 文教委員会 第16号(1980/05/14、35期、自由民主党)【政府役職】

○谷垣国務大臣 先般、田無にあります東大の核研究所の研究の過程におきまして、あの中にありますカリホルニウム252がずさんな管理のために迷惑を及ぼしましたことは大変残念なことと思っております。事の詳細は政府委員の方から後ほど御報告をさしていただきますけれども、ことに文部省の方といたしましては、つい先ほど筑波にございますエネルギー研究所の問題で同じようにストロンチウムの扱いにおきまして問題がございましたことと並びまして大変この問題について心を痛めておるわけであります。実は、筑波の問題が起きました後すぐに、全国の研究所あるいは大学等にありますこういうものの管理をいたしております者に対して警告を発して……

第91回国会 予算委員会 第3号(1980/02/01、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○谷垣国務大臣 御存じのとおり、この学校給食会はいま問題になっておりますが、これは最初は確かに脱脂粉乳の問題で仕事があったということでございますが、その後米の給食で米の扱い、小麦粉の扱い、それから海外から輸入いたします輸入牛肉の問題、こういうふうに、片一方で一つの統制的になっております物資を受け取って、そしてそれを配給していくという、その業務がどうしても残るのです。  いま申しましたように、その業務自体をどういうふうに改善していくかという問題はあると思いますけれども、しかし、その業務自体はどうしても残さざるを得ない。こういうことで、両方を合併いたしました定員の縮減でありますとか、それから役員の……

第91回国会 予算委員会 第4号(1980/02/02、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○谷垣国務大臣 正木先生から前から言われておった問題でございます。老朽校舎の建てかえ問題は、五十二年十二月の六百五十万平米という建てかえの必要な建物を三年間でとにかくやろう、こういうことで、あのとき以来事業量を約二倍ぐらいにいたしまして続けております。五十五年度の予算も前年に比べましてかなりの増額をいたしまして、これで大体予定量を百万平米くらい超過してやれるような状況にまでなっております。今後とも努力を続けたい、かように考えております。
【次の発言】 教科書の無償問題はかなりもう経過を経ておりますし、またいわゆる義務教育無償の精神を拡大してやっておるところでございますので、文部省といたしまして……

第91回国会 予算委員会 第7号(1980/02/06、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○谷垣国務大臣 オリンピックを目指しまして選手の諸君が非常に日夜厳しい訓練をいたしております。この諸君がその環境にふさわしい状況におきましてオリンピックに参加されるようになりますことは大変私たちも願っておるところでございますが、このオリンピックの開催あるいは延期等のことも含めまして、これはIOCが自主的に決めることでございますし、参加するしないは、これは各国のオリンピック委員会、日本におきましてはJOCが決定をするところでございます。  先般の政府の意向を伝えましたのは、これらの状況を踏まえまして、JOCが現時点において適切な対処をしてもらいたいという意向を伝えたわけでございまして、JOCとい……

第91回国会 予算委員会 第11号(1980/02/15、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○谷垣国務大臣 お答えいたします。  先ほどから先生のいろいろな家庭教育に対します御提案、非常に興味深く敬意を持って聞かさせていただきました。幼稚園と保育所の問題は大変長い間なかなか統一のとれない問題でございますが、これも御存じのとおり、幼稚園が幼児を対象とする教育施設だという立場をとっておりますし、保育所は保育に欠ける乳幼児を保育するという立場をとっておりますわけでございまして、なかなかこの調節がしにくい状況でございますので、両省で相談をそれぞれいたしまして、学識経験者の方々に、幼保一元がどういうふうなところに問題があるのか、こういう問題に対しての懇談会を発足させていろいろ議論をしていただい……

第91回国会 予算委員会 第12号(1980/02/16、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○谷垣国務大臣 お答えいたします。  御存じのとおり、米飯給食は五十一年から始めておるわけでございまして、五十六年までにはぜひ週二回の米飯給食を実現いたしたいということで、現在それを実行しておるところでございます。  ちょっと古い統計ですが、五十四年度におきましては、米飯の学校給食を二回以上やっておりますものはまだ四四%ぐらい、学童数でまいりますと二八%程度の状況でございますので、五十六年度に週二回を完全実施してまいりますためにはよほどの努力をいたさねばならない、こういうふうに考えておるわけでございます。  それで、将来これをどういうふうに拡大していくかという問題は、いろいろ意見がございます。……

第91回国会 予算委員会 第13号(1980/02/18、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○谷垣国務大臣 お答えをいたします。  御存じのとおり、昭和四十五年に厚生省は人口十万当たり医師百五十人を確保する必要があるというお話がございました。そういうことを目途としながら四十八年から各府県にそれぞれ医科大学をつくってまいりまして、ほぼこれが完成を見たわけでございますし、また、私立大学の医学部もその間に十六ほどふえておりますから、現在、五十六年度におきます国立、公立、私立大学医学部等の入学定員は八千三百六十人になっております。これは人口対比十万に対しまして百二十七人ということになりますので、四十五年に確保したいと言っておりました人口対比の医師数は昭和六十年を待たずに達成される見込みでござ……

第91回国会 予算委員会 第14号(1980/02/19、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○谷垣国務大臣 お答えをいたします。  私たちの方から、行くとか行かないとかいうことを何も申し上げておるわけではありません。JOCの方として判断をされるわけでございまして、聞くところによりますと、JOCの方ではそのための小委員会等をつくって対処をされておる様子であることは十分承知をいたしております。
【次の発言】 参加するかしないかという決定――開催するかしないかという問題はこれはIOCが決めることでございますが、そのオリンピックに参加するかしないかということは各国のNOC、日本の場合はJOCが決定するということもこれも明らかにしておると思います。そのいまの御指摘になりました罰則なるもの、ちょ……

第91回国会 予算委員会 第16号(1980/02/21、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○谷垣国務大臣 お答えいたします。  先ほどお話がございましたように、いまの申請どおりでありますと一八・九%の値上がりになるわけであります。これはいま大学生の定期を使っておる者を平均して考えますと、月五百二十円の増加ということになるわけでございます。文部省といたしましては、こういうふうに国鉄の財政で再建に非常に努力しておられることは重々承知をいたしておりますし、こういう状況である程度の受益者負担がかかるのもやむを得ぬということも全然了解せぬわけではございません。了解できるのでございますけれども、先ほど来御指摘もございますように、学生生徒のいまの状況から考えまして、相当な負担が急にかかるというこ……

第91回国会 予算委員会 第17号(1980/02/22、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○谷垣国務大臣 お答えをいたします。  児童の心理的な影響というものは非常に大切なところだと思いますが、これは児童の発達段階に応じまして善悪の基準をはっきり判断させる、こういうことがまず大切だと思います。そういうことは単に道徳の科目だけじゃなしに、全教育の中であれさせなければいけませんが、特に道徳の問題においては、正しきを愛して不正を憎んで、勇気をもって行動しろということを指導要領の中に含めまして指導をしておる、教育をしておるところでございます。そういうことで判断をさせたい、かように考えておるところでございます。
【次の発言】 文部省所管のオリンピックセンターの問題がございましたのでお答えをさ……

第91回国会 予算委員会 第18号(1980/03/03、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○谷垣国務大臣 お答えをいたします。  委員がいま御質問をいたされましたように、現在の国体、国民体育大会自体は、財団法人の日本体育協会が定めております国体基準要綱によって運営をされておるわけでありまして、それはまさに日本国籍を有する者という実は規定があるわけでございます。したがいまして、先ほど例を挙げられました王選手等の事案が、国民体育大会には出場できないということになって物議を醸したことがあるわけでございます。こういう問題は今後もまた起き得ることが考えられます。先ほどもお話がございましたように、これは十分ひとつ慎重に検討を要する問題だと思いますが、いまのこの問題に対しまして担当いたしておりま……

第91回国会 予算委員会 第20号(1980/03/08、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○谷垣国務大臣 お答えいたします。  学校給食、ことに米飯の導入を五十一年から始めまして、五十六年度に週二日の実施を目途にやっておることは御存じのとおりでございます。施設設備の方の補助は、毎年若干単価の改善をいたしておりまして、五十五年度は、五十四年度に比しまして六億四千万増の四十七億五千万の予算を計上してやることができるようになっております。それから、学校給食用の米の、六〇%の大幅値引き、これは五十四年度からのことでございますが、五十五年度も引き続いて六〇%の値引きをいたしたい、かように考えております。  それから、いま御要望がございました学校給食調理員の定員の基準は、残念ながらまだその基準……


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第91回国会(1979/12/21〜1980/05/19)

第91回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1980/03/04、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○谷垣国務大臣 昭和五十五年度文部省所管予算の概要を御説明申し上げます。  文部省所管の一般会計予算額は、四兆二千六百六十八億三千八百万円、国立学校特別会計の予算額は、一兆二千九百五十八億八千四百万円でありまして、その純計額は四兆六千四十億二千三百万円となっております。  この純計額を昭和五十四年度の当初予算額と比較いたしますと、二千七百五億二千百万円の増額となり、その増加率は六・二%となっております。また、文部省所管の一般会計予算額の増加率は五・七%となっております。  何とぞよろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。  なお、時間の関係もございますので、お手元に配付してあります印刷……

第91回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1980/03/05、35期、自由民主党・自由国民会議)【政府役職】

○谷垣国務大臣 いま中西先生のお話で、そういう事情があることはよくわかりました。ただ、さっき私の方の局長からもお話ししておりますように、文部省といたしましては、やはり全国的に統一をした整合性の問題がございます。地方の特殊な状況で、県とのお話し合いでそういう形の実情があることはわかりますけれども、こちらといたしましては整合性を持ってやっていかざるを得ない。確かにそういう問題に対していまの法律の中で言ってみますと、優先的に行政的に手配するという運用はできると思いますけれども、それだから特別にいまの学級数を、現行は四十五人、これから四十人ということになりますけれども、それ以外のものを認めろということ……



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データ更新日:2023/02/05

谷垣専一[衆]在籍期 : 29期-30期-31期-32期-33期-34期-|35期|-36期
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【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。