田中龍夫 衆議院議員
31期国会発言一覧

田中龍夫[衆]在籍期 : 26期-27期-28期-29期-30期-|31期|-32期-33期-34期-35期-36期-37期-38期
田中龍夫[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは田中龍夫衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院31期)

田中龍夫[衆]本会議発言(全期間)
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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 衆議院本会議 第10号(1967/04/28、31期、自由民主党)

○田中龍夫君 私は、自由民主党を代表いたしまして、政府提出の昭和四十二年度予算三案に賛成し、日本社会党の予算の編成替えを求めるの動議に反対の討論を行なおうとするものであります。(拍手)  いまや、わが国は不況を脱して新たな発展段階に入りました。今年度の経済運営にあたっては、長期にわたり安定的な成長を持続するよう拡大の速度を適度に調節していくことが最も大切であります。昭和四十二年度予算は、このような当面の要請に対して適切な配慮を払いながら、国民福祉向上のための諸施策を準備し、国民各位の期待に十分こたえ、適切かつ妥当に作成されていると思うのであります。  第一は、公債政策のあり方についてであります……


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第57回国会(1967/12/04〜1967/12/23)

第57回国会 衆議院本会議 第5号(1967/12/12、31期、自由民主党)【政府役職:総理府総務長官】

○国務大臣(田中龍夫君) 一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案及び特別職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を便宜一括して御説明申し上げます。  本年八月十五日、一般職の国家公務員の給与について、俸給表を全面的に改定いたし、宿日直手当及び勤勉手当等を改定すること、及び都市手当を新設するとともに、暫定手当について、その一定部分を逐次俸給に繰り入れて、その整理を進めること等を内容とする人事院勧告がなされたのでありますが、政府といたしまして、その内容を慎重に検討した結果、実施期日につきましては、例年より一カ月繰り上げて本年八月一日からとし、内容につ……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 衆議院本会議 第4号(1968/01/31、31期、自由民主党)【政府役職:総理府総務長官】

○国務大臣(田中龍夫君) すでに総理からお答えがございましたので、簡潔に担当者といたしましてお答えを申し上げます。  御案内の人事院に対しまする政府の考え方でありますが、人事院を、その公平保護の機能につきまして、あくまでも尊重いたします。同時にまた、ひいてはその勧告権に対しましても十分尊重いたしております。総合予算主義をとりました今日、予備費の中にこれを繰り入れてございますことは、むしろ人事院の勧告を円滑に処理しよう、これを十分に尊重しようという善意のほとばしりでございまして、これを圧迫しようとかなんとかいうことは断じて考えておりません。なおまた、もし不足がございまするような場合におきましては……

第58回国会 衆議院本会議 第21号(1968/04/05、31期、自由民主党)【政府役職:総理府総務長官】

○国務大臣(田中龍夫君) 沖繩島那覇に駐在する諮問委員会の委員となる日本国政府代表の設置に関する暫定措置法案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  この法律案は、沖繩の復帰に備え、本土との一体化を進めるとともに、沖繩の住民の福祉等を増進するため、琉球諸島高等弁務官に対して助言し及び勧告することを目的として、このたび那覇に設けられることとなりました諮問委員会の委員となる日本国政府代表を総理府に置くこととし、その任務、給与等について所要の事項を定めようとするものであります。  以下、この法律案の概要につきまして申し述べます。  すでに御承知のように、昨年十一月に行なわれた佐藤内閣総理大臣とジ……

第58回国会 衆議院本会議 第26号(1968/04/19、31期、自由民主党)【政府役職:総理府総務長官】

○国務大臣(田中龍夫君) 小笠原諸島の復帰に伴う法令の適用の暫定措置等に関する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  この法律案は、南方諸島及びその他の諸島に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定に基づく小笠原諸島の復帰に伴い法令の適用についての暫定措置を定めますとともに、小笠原諸島の旧島民及び現島民の小笠原諸島における権利または利益の保護、並びにこれらの者の生活の安定をはかるため、特別の措置を講じ、あわせて小笠原諸島をその区域とする村の設置、及び現地における国の行政機関の設置等について、所要の特例を定めようとするものでございます。  以下、この法律案の概要につきまして申し述べ……

第58回国会 衆議院本会議 第28号(1968/04/25、31期、自由民主党)【政府役職:総理府総務長官】

○国務大臣(田中龍夫君) お答えいたします。  私に対します御質問の第一点は、社会保障制度審議会におきましてこれに反対であるがごとくお話がございました。これは社会保障制度審議会が国立病院の特別会計の問題に関連をいたしまして、その年金の問題におきまして論議になったのでございまして、社会保障制度審議会におきましても定年制ということにつきましては賛成であるということになっております。  次に、国家公務員に対しまする定年制の問題でございますが、御案内のとおりに、これは離職管理の一つの方法でございまして、今日各省庁におきまして国家公務員はおのおの人事管理をいたしております。将来におきまして各省庁の人事管……

第58回国会 衆議院本会議 第34号(1968/05/16、31期、自由民主党)【政府役職:総理府総務長官】

○国務大臣(田中龍夫君) 昭和四十三年十勝沖地震の被害状況につきまして、御報告を申し上げます。  まず最初に、今回の震災によりまして、不幸にもおなくなりになられました多数の方々に対しまして、つつしんで哀悼の意を表しますとともに、お気の毒にも罹災されました方々には、政府といたしましてでき得る限りのことをいたし、一日も早く立ち直っていただけまするように努力をいたす所存でございます。  まず、被害状況とそれに対する政府の対策につきまして御説明を申し上げます。  昭和四十三年五月十六日午前九時四十九分ごろ、北海道、東北地方を中心に中国地方にまで感じたほどのかなりの地震がありました。  震源地は、十勝沖……

第58回国会 衆議院本会議 第35号(1968/05/17、31期、自由民主党)【政府役職:総理府総務長官】

○国務大臣(田中龍夫君) ただいまの御質問中におきまして私のお答えいたすべき点は、まず、地方公共団体が第一義的な責任を持つべきであるという点におきましては、まさにそのとおりでございまするけれども、政府といたしましては、非常対策本部を持ちまして、また直ちに現地に各省庁の関係官等を派遣いたしまして、そうしてこれらと一体になりまして万遺漏なきを期し、すみやかな対策を講じてまいりたい、かように考えておる次第でございます。  それから激甚法の指定が年度末になる、たいへんにおくれるという問題でございます。その理由は、ただいま田中さんもおっしゃいましたごとく、よく御存じのとおりでございますが、しかしながら、……

第58回国会 衆議院本会議 第39号(1968/05/23、31期、自由民主党)【政府役職:総理府総務長官】

○国務大臣(田中龍夫君) 昭和四十二年度観光の状況に関する年次報告及び昭和四十三年度において講じようとする観光政策につきまして御説明いたします。  この報告及び政策は、観光基本法第五条の規定に基づき、政府が毎年国会に提出することと相なっており、今回は第五回目のものでございます。  初めに、観光の状況に関しまする年次報告につきまして御説明いたします。  まず、国際観光につきましては、昭和四十二年の来訪外客数は、国際政情の不安定、ポンド切り下げ、ドル不安等の影響から、前年に比べまして一〇%増の四十七万七千人にとどまりました。他方、邦人の海外旅行者数は、依然として増加を続けまして、前年に比べまして二……

田中龍夫[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院31期)

田中龍夫[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 予算委員会 第13号(1967/04/06、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 ただいまの、明らかにされました総理大臣の発言の内容を見ますると、これは政策論議に該当するもの、これすなわち、利益誘導として取り上げるべき筋合いのものではないと見受けられます。
【次の発言】 中央高速道路という一つの例証を引き出しまして、例をあげまして、道路政策に関する所見を申し述べたもの、この判断が私は当たるものと考えるのであります。
【次の発言】 今年の二月の答申、一昨年の八月の答申、この二つの答申の上に八木先生の御意見を加えまして、これを総合いたしまして、考えることが二つございます。  私の役所には基本的人権をめぐる担当官といたしまして、本省には十六人の少数でございますが役……


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第56回国会(1967/07/27〜1967/08/18)

第56回国会 内閣委員会 第7号(1967/11/29、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 今回、総理府の総務長官に就任いたしました田中でございます。  当委員会に対しましては、またいろいろとお世話に相なる次第でございます。  就任にあたりまして一言ごあいさつにかえさせていただきます。何とぞよろしくお願いいたします。(拍手)


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第57回国会(1967/12/04〜1967/12/23)

第57回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1967/12/14、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 私は、このたび総理府総務長官に就任いたしました田中龍夫でございます。よろしくお願いいたします。また私は、総理府に設置されております交通対策本部の本部長もつとめさしていただいておる次第でございます。就任に際しまして一言ごあいさつを申し上げます。  御承知のごとくに、ここ数年来、自動車の保有台数の急激な増加に伴いまして、交通事故も逐年増加する傾向を示しております。このような趨勢に対処いたしまして、政府は、人命尊重、特に歩行者保護の見地から、交通安全対策を政府の最重点施策の一つに取り上げまして、交通安全施設の整備拡充、交通安全活動の推進、交通秩序の確立及び被害者救済対策の強化の四本の……

第57回国会 内閣委員会 第1号(1967/12/14、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 ただいま議題となりました一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概略を御説明申し上げます。  本年八月十五日、一般職の国家公務員の給与につきまして、俸給表を全面的に改定いたし、宿日直手当及び勤勉手当等を改定すること、及び都市手当を新設するとともに暫定手当についてその一定部分を逐次俸給に繰り入れてその整理を進めること等を内容とする人事院勧告がなされたのでありますが、政府といたしまして、その内容を慎重に検討いたしました結果、実施期日につきましては、例年より一カ月繰り上げまして本年八月一日からとし、内容につきましては、都市手当を調整……

第57回国会 内閣委員会 第2号(1967/12/15、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 ただいまお話がありましたとおりに、いわゆる給与表の改定その他につきましての完全実施をいたしたいという私の一つの願い、それをいかに財政、さらにまた財政法上の関係と人事院の機能を喪失しないでこれを調整するかということが、私は一番念頭を離れない点でございます。さようなことから、これはただいま党におきましてもいろいろと研究を重ね、また外部のほうにおかれましても、さらに野党から、また組合の方々に至りますまで非常な関心をお持ちいただいて、皆さんで一生懸命に御研究をいただいておる過程にあると存じますので、気持ちだけを申し上げましてお答えいたします。

第57回国会 内閣委員会 第3号(1967/12/19、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案に対しまする修正につきまして、政府といたしましては、本年度の財政事情にかんがみまして賛成いたしがたいことをここに申し上げます。
【次の発言】 ただいまの附帯決議につきましては、御趣旨に沿いまして、暫定手当の地域区分、これをば十分に尊重いたしまするよう、人事院とも連絡をいたしたい、かように存じておる次第でございます。

第57回国会 予算委員会 第2号(1967/12/11、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 御案内のとおりに、ただいまの対策本部を緊急に設置いたしまして、ここで今後いかにするかということを十分検討いたしたいと存じます。  なおまた、東京都あるいはまた関係団体も参加いたすようになっております。同時にまた、それを所轄いたしておりまする自治省から本部員が参加することになっております。  以上でございます。
【次の発言】 お答えをいたします。  これらの問題は、何ぶんにも二十年間荒廃に帰しておりまして、無人の島も多いといったようなことで、いろいろな事前に処置いたすべきこともたくさんございます。かようなことで、こういうふうな問題一切あげまして、この対策本部においてこれから検討し……

第57回国会 予算委員会 第3号(1967/12/12、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 同和問題につきまして、私のほうの所管事項でございますので、お答えをいたします。  まず同和問題につきましては、ただいま御承知の協議会がございまして、全国基礎調査と、それから抜き取り精密調査、これをいたしておる次第でございまして、その協議会の答申を待ちまして善処いたしたい、かように考えております。

第57回国会 予算委員会 第5号(1967/12/14、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 お答えいたします。  昭和四十二年に発生しました災害によります被害は、死者並びに行くえ不明が二百八十九名、負傷者が九百二十五名、家屋全半壊四千五百二十九棟、被害額は公共土木施設でもって一千百五億円、農地等八百二十八億円、農作物等千二百六十一億円、商工関係が百五十六億円等、総額が約三千八百九十億円に達しております。  その災害のうち、主要なものは六、七月の豪雨災害、八月の豪雨災害、それから台風第三十四号災害、さらにまた、これに加えまして干ばつの災害がございました。
【次の発言】 この問題につきましては、よく承知いたしております。関係各省庁と連絡をとりまして、鋭意努力中でございます……

第57回国会 予算委員会 第6号(1967/12/15、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 お答えいたします。  ただいまの小笠原漁業という会社のことにつきましては、詳細承知いたしておりませんから、担当官からお答えいたさせます。
【次の発言】 ただいまの六百万ドルの米国からの資金の問題につきましては、詳細はたぶん御承知であろうと存じますので、もし必要がございますれば、配分の問題を申し上げます。なお、その間におきまする御質問の詳しい点は詳細私、存じません。担当官をしてお答えいたさせます。また、そういうことがございませんように、われわれのほうでは今後ともに十分注意もいたし、警戒もいたしてまいります。


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会 第6号(1968/04/09、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 ただいま議題と相なりました沖繩島那覇に駐在する諮問委員会の委員となる日本国政府代表の設置に関する暫定措置法案につきまして、その提案の理由及び概要を御説明申し上げます。  この法律案は、沖繩の復帰に備え、本土との一体化を進めるとともに、沖繩の住民の福祉等を増進いたしまするため、琉球諸島高等弁務官に対しまして助言し、及び勧告することを目的として、このたび那覇に設けられることに相なりました諮問委員会の委員となる日本国政府代表を総理府に置くことといたし、その任務、給与等につきまして所要の事項を定めようとするものでございます。  以下、この法律案の概要につきまして申し述べます。  すでに……

第58回国会 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会 第7号(1968/04/16、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 御指摘のごとくに、佐藤・ジョンソン会談によりまして新たに諮問委員会が設置せられたのでございますが、高等弁務官に対して助言と勧告をいたすということから、先般沖繩に参りました際におきましても、非常に新時代ということばを使っておりまして、従来とは全く段階を異にして、新時代が来たのだ。その新時代においては、この諮問委員会が中心になって、今後の一体化を進める。弁務官におきましても、この諮問委員会を非常に高く評価いたし、またこれを活用しようと考えております。  これが従来と違いますことは、日本政府の代表として諮問委員が出ておるという点でありまして、日本政府の意向が直接、あるいは民政府に、あ……

第58回国会 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会 第8号(1968/04/18、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 御質疑の点が非常に詳細な問題にわたっておりますので、担当者からお答えをいたさせます。
【次の発言】 この諮問委員会の内容という永のは、いわゆるアドバイザリーコミッティーとして助言し勧告をするということになっております。だから問題は、議題とするかしないかというよりも、勧告をするか助言をするか、その対象になるかということになると思うのでありますが、それで社会的、経済的並びにそれに関連するというんですが、この中の軍労働者の労務条件の問題等、百十六号の問題それ自体が取り扱われるか扱われないか。私は扱われるものもあるし、そうでないものも具体的にはあるのではないかと思います。それからまた予……

第58回国会 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会 第9号(1968/04/19、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 お話の件でございますが、私ども総理府といたしまして、渡航管理業務をいたしておる限りにおきましては、日本からの渡航の申請に対してできる限りの御協力をいたしております。しかし、施政権を先方が持っておる関係から、出入国管理業務というものは施政権に伴います基本的な権利でございますので、われわれはそれを要望はいたしておりますけれども、なお遺憾な点が多いことを残念に思っております。
【次の発言】 先ほど外務大臣が申しましたように、私どもは日米信頼の基本に立ってこの話を進めてまいりたい。大衆活動による交渉というものとは立場を異にいたしております。佐藤内閣の外務大臣も、総理府の総務長官も、同じ……

第58回国会 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会 第10号(1968/04/22、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 お答えをいたします。  ただいまお話しのまず第一点は、北方同胞援護会のごとき新団体をつくってはどうか、今日ございますのは、御案内のとおり、北方協会並びに南方同胞援護会の一つのブランチと申しますか、千島関係のものと、それから千島連盟の三団体でございますが、非常に弱体なものであるので、より強力な援護会をつくってはどうかという御意見、私どももまことに御趣旨のほどはよく理解できますので、この点につきましては、さらに検討さしていただきたいと存じます。  次に、墓参団の問題でございますが、昨年択捉島につきまして、外務省を通じて強力にソ連政府に交渉いたしましたが、ついに実現できなかったことは……

第58回国会 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会 第12号(1968/04/25、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 返還のめどはいつかという御質問でございますか。――私どもは両三年内に返還のめどがつくものであるという佐藤・ジョンソン会談の趣旨を体して努力いたしております、
【次の発言】 私は一々のケースにつきまして私からお答えはいたしません。しかし先生が実に愛情を持って沖繩の現実をよくお調べいただいておる、それからまた非常に建設的な御注意やら御研究をいただいておりますことにつきまして、非常に感銘を受けました。ほんとうにありがとうございます。  いまの最後の調査の問題でございますが、これは私ども近く返還される日本の国土になります沖繩でございます。さような意味におきましてもいろいろと調査団の受け……

第58回国会 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会 第13号(1968/05/07、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 ただいま御議決に相なりました附帯決議につきましては、政府といたしましても御趣旨に沿いますように努力いたしたいと存ずる次第でございます。よろしくお願いいたします。
【次の発言】 ただいま議題と相なりました小笠原諸島の復帰に伴う法令の適用の暫定措置等に関する法律案につきまして、その提案理由及び概要を御説明いたします。  この法律案は、南方諸島及びその他の諸島に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定に基づく小笠原諸島の復帰に伴い、法令の適用についての暫定措置を定めますとともに、小笠原諸島の旧島民及び現島民の小笠原諸島における権利または利益の保護並びにこれらの者の生活の安定をはかるた……

第58回国会 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会 第14号(1968/05/09、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 お答えいたします。  同時開発方式ということばを使っていいか悪いか、これはなかなかむずかしいところでございますけれども、しかしながら、現実の問題といたしましてなかなか容易なことでないことは、これはもうよく御承知のとおりでございます。ただ、あなたが御心配になっておられるような、いわゆる火事どろみたいな利権屋が入り込んだり、あとあとそれがしこりになって全体の開発ができなくなるような、そういうふうなこともあってはならない。そんな関係で、この暫定法の中を貫いております考え方と申しますものは、現在おります住民ですね、これに対しては一応落ちついてもらわなければならない、その当面のいろいろ具……

第58回国会 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会 第15号(1968/05/14、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 ただいまの資料の御要求に対しましては、できる限り努力いたしまして、御期待に沿うように精励いたします。
【次の発言】 きょうじゅうに出します。
【次の発言】 こういうふうな非常にむずかしい問題は、法務省の見解を求めなければならぬかもわかりませんが、日本憲法のできますにあたりまして、やはりそこの地域社会に対する一つの前提の条件というものがあっての憲法になっておると思うのでありますが、今日まで施政権がなく、法域を異にし、また客観的条件もほとんど無人島に近いような状態下におきまして、それをいま日本の国土の中に編入されようとする場合に、そこに私は何か常識的に言いましても、それを受け入れる……

第58回国会 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会 第16号(1968/05/16、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 私は、自治省の担当官の方々なり、私の役所の参事官の御答弁のときに、おった場合とおらない場合がございますが、食い違う場合がありましたらばまたあれですが、問題は、ただいま御審議をいただいているのは復興法の問題ではなくて、暫定法の御審議をいただいているわけでございます。それで三十二条の負担金、補助金、復興法の段階におきましては当然奄美の復興法の例その他いろいろな例に徴しましてきまると思いますけれども、何はともあれ、とりあえずこの復興法ができるまでの期間における暫定法の特例の問題であろう、こういうふうに考えます。  それで、その場合に国が直接行なう分野がむしろ先行投資的な意味において非……

第58回国会 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会 第17号(1968/05/21、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 ただいまお尋ねの案件につきましては、交渉の経過並びに詳細な計数上の問題もございますので、担当者から御説明させたいと思います。
【次の発言】 ただいま上村先生からの御質問のとおり、われわれはこういうふうな通信網というものが整備拡充されることが、すみやかな本土復帰のために非常に大きな効果があるということに着目いたしまして、特に推進しておる次第でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
【次の発言】 この点は担当官から詳細お答えをいたさせます。
【次の発言】 やはり現実の法体系は法体系として尊重いたさなければならぬと存じまするし、施政権返還はまた施政権返還で当然われわれの念願する……

第58回国会 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会 第18号(1968/05/23、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 ただいまお話しの問題につきましては、たまたま山野特連局長が打ち合わせその他に現地に参りましたり、その後の各省会議や何かの経過もございますから、担当局長からお答えをさせます。
【次の発言】 川崎先生、いろいろの御議論が立つかも存じませんけれども、しかし、われわれがただ一体化ということを口にするだけでは実効があがらない。そういうことから、一〇〇%のわれわれの希望が一挙に遂げられたとは存じせまんけれども、少なくとも日米琉の諮問委員会をして日本政府に対する調査団の派遣を要請させ、しかもその項目というものは一本化についての非常に広範なかつまた具体的なあれだけの項目について、政府機関を動員……

第58回国会 外務委員会 第25号(1968/05/24、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 私、移住審議会を所管しておりまする関係から御質問があったと存じますが、行政内容の面におきましては、外務省の所掌事項であろうと存じますが、いまの三宅先生の御質問に対しまして私の感じておりますことを申し上げますと、御案内のとおりに、昔は棄民といわれたものが、今日は非常に政府の手厚い保護等によりまして、昔から見ますれば、成功のプロバビリティーは上がっておる、かように信じておるのでございます。ベレーンから御承知のとおりブラジリアのほうに参りますBR14街道の沿線に入植しました移住者なんかは、入植前に非常に計画性を持って、そうしてむすこさんが一年も二年も前から現地の市場調査をやったり、あ……

第58回国会 決算委員会 第15号(1968/05/09、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 ただいま御質問の旧憲法時代の国葬令、これは今日なくなっております。
【次の発言】 いや、なくなっております。
【次の発言】 ただいま御指摘のように、今後これに対する何らかの根拠法的なものはつくらないかという御趣旨でありますが、これは行政措置といたしまして、従来ありましたような国民全体が喪に服するといったようなものはむしろつくるべきではないので、国民全体が納得するような姿において、ほんとうに国家に対して偉勲を立てた方々に対する国民全体の盛り上がるその気持ちをくみまして、そのときに行政措置として国葬儀を行なうということが私は適当ではないかと存じます。  なお、御意見といたしまして、……

第58回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1968/03/05、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 田中龍夫でございます。よろしくどうぞ。  このたび、今国会における交通安全対策特別委員会の審議が開始されるにあたり、交通安全対策に関する政府の方針を申し述べたいと存じます。  御承知のとおり、わが国経済の成長に伴います輸送需要の増加は、ここ数年来自動車台数の急激な増加をもたらし、これが交通事故発生の一つの大きな要因となり、交通事故による死傷者は、逐年増加する傾向を示しております。昨年におきましては、交通事故による死傷者は、死者数一万三千六百十八人、負傷者数約六十五万五千三百人で、一昨年に比べまして、死者数では幸い若干減少いたしておりますが、負傷者数は、遺憾ながら大幅な増加を見て……

第58回国会 交通安全対策特別委員会 第6号(1968/04/04、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 ただいま御指摘に相なりました、自治体が自主的に交通災害共済制度に乗り出しておるということは、必ずしも損害の賠償等々につきまして十分行なわれておらない現状におきましては、被害者の救済に役立っておると考えておりますが、各地域の特殊事情もございますので、これをいま全国的に画一の制度とするということは、まだ考えておらないような状況でございます。政府としましては、交通災害共済事業が地域の実情に応じまして能率的かつ適正に行なわれますように、今後十分に指導してまいりたい、かように考えておる次第でございます。
【次の発言】 御意見に沿いまして、われわれのほうも、この問題は非常にけっこうな問題で……

第58回国会 交通安全対策特別委員会 第7号(1968/04/17、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 全く御意見のとおりでございます。
【次の発言】 まことに基本的な御質問でございますが、その点は、お説のとおり、既定方針どおりまいるつもりでおります。
【次の発言】 ただいまの御質問の計数その他、私のほうで持ち合わせがございませんので、追って調べましてお答えいたしますか、しからざれば、これは大蔵省か経済企画庁と存じますが、担当官を呼びましてお答えいたしたいと思います。
【次の発言】 国全体の財政政策から申すならば、フィスカルポリシーといたしまして、景気が沈滞しておるときに公共投資を充実する、それによって景気の刺激をする。しかし過熱の場合におきましては逆に公共投資を押えていく。こう……

第58回国会 交通安全対策特別委員会 第12号(1968/05/23、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 ただいま御決議のございました事項につきましては、政府といたしましては、御趣旨に沿いまして十分検討をいたし、努力をいたしたいと存ずる次第でございます。

第58回国会 交通安全対策特別委員会 第13号(1968/07/31、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 お答えいたします。  ただいまのお話の御決議に基づきまして、当方におきましていろいろと目下作業中でございます。
【次の発言】 ただいま、ぜひ次の通常国会には出したいということで鋭意作業中でございます。

第58回国会 災害対策特別委員会 第7号(1968/04/24、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 えびの・吉松地区地震総合技術調査団の報告につきましては、先般その中間報告をいたしたところでございますが、今回最終報告書が提出されましたので、一応要約を作成いたしまして、お手元に配付いたしてございます。  報告の主要な点を申し上げますると、まず地質班でございますが、第一に、被災地域の地質は主としてシラスでございまして、非常に崩壊しやすいものでありますので、今後降雨等によりまする崩壊地の拡大、新生が起こります危険性がありますこと。  第二には、地震対策のための地質構造に関する調査研究といたしまして、当面、地表地質、坑井地質の調査研究及び物理探査、地化学探査によりまする調査研究が必要……

第58回国会 災害対策特別委員会 第9号(1968/05/21、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 それでは御報告を申し上げます。  地震の概況につきましては、先般の当委員会で安倍副本部長が報告をいたしましたので、その後判明いたしました被害と政府の対策につきまして御報告をいたします。  一般被害は、二十日現在、死者四十六名、行くえ不明四名、負傷二百九十七名、住家全壊二百五十七棟、同半壊千四百二十八棟、同全焼十三棟、同半焼五棟、罹災世帯二千七百十七、罹災者一万二千百八十二名などと相なっております。  施設関係等被害は、目下集計中でございますが、現在までに判明いたしましたものは、県報告によりますると、公共土木施設六十六億円、公立学校施設十二億円、農地農業用施設、林道三十億円、商工……

第58回国会 災害対策特別委員会 第10号(1968/05/27、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 お答えをいたします。  御案内のとおりに、激甚災の指定という問題につきましては、激甚災の内容が非常に多岐にわたっておりまして、それに該当いたしまする分につきましては激甚災の指定をいたしてまいるわけでございます。  政府といたしましては、直ちに対策本部を設置いたしまして、本日で、隔日に会合いたしておりますが、第五回の会合をいたしました。各部門にわたりまして計数を集計いたしておるのでございまして、それによりますれば、項目別に相当の程度まで当然指定になる段階に立ち至っておることだけを御報告申し上げておきます。
【次の発言】 ただいまは激甚災の立法趣旨三項目をおあげいただいたわけでござ……

第58回国会 災害対策特別委員会 第11号(1968/05/28、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 私から御答弁を申し上げるのもまことに妙なものでありますが、災害の対策本部長でございまして、当面の責任者でございますので、各省大臣もさることでございますけれども、私が万事お話を承り、お答えを申し上げさしていただきとうございます。
【次の発言】 御指摘のように、今回の災害の一つの特色とも指摘されておりまする公共施設災害、特に学校その他の道路等、いろいろとございます。本日は建設省からも、運輸省からもおのおの担当官が出ておりますので、以下詳細なことは担当者からお答えをさせていただきます。
【次の発言】 ただいまのお話の予知の問題でございますが、先般も閣議におきまして運輸省のほうから、地……

第58回国会 災害対策特別委員会 第12号(1968/06/03、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 先ほど八木副長官からお答えをいたしたと存じますが、激甚法の指定基準につきましては先般来中央防災会議の主事会議を開催いたしまして、局地災害の救済を含めてその扱い方を協議いたしておるのでございまして、いろいろと問題点がございますが、何とかすみやかに結論を得て、かような基準の問題等につきましてもひとつ根本的に見直してまいりたい、かように考えております。
【次の発言】 さようでございます。
【次の発言】 いまの時点におきまして、ただいま御指摘の二章に伴います関連の事項につきましては、まだ指定ができない単独条項が多数ございます。

第58回国会 社会労働委員会 第25号(1968/05/15、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 そのとおりでございます。
【次の発言】 拝見をいたしました。
【次の発言】 お話のごとくに、この審議会の答申が、これには触れないということに相なっておりますのでありますが、その間の審議会のいろいろと論議の中には、これは絶対反対であるという方もございますれば、あるいはまたその必要性を認める方もあるやに聞いております。  そこで、この答申が私が賛成であると認めると申しましたことは確かにオーバーでございまして、その点は深く改めなければなりませんが、しかし、この答申が、「本審議会はこれには触れない。」という点が一つと、それからもう一点は、もし定年制を実施しようとする場合において、これが……

第58回国会 内閣委員会 第3号(1968/03/05、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 ただいま議題と相なりました皇室経済法施行法の一部を改正する法律案の提案の理由を御説明いたします。  内廷費及び皇族費の定額は、皇室経済法施行法第七条及び第八条の規定により、現在、内廷費は六千八百万円、皇族費は六百二十万円と相なっております。このうち、内廷費の定額は、昭和三十九年四月に改定されたもので、改定以来すでに四年近くを経過しており、また、皇族費の定額は、昭和四十廣四月に改定されたもので、改定以来三年近くを経過いたしております。その後の経済事情なかんずく物価の上昇及び数次にわたりまする国家公務員給与の引き上げ等の情勢にかんがみ、内廷費及び皇族費について、人件費及び物件費の増……

第58回国会 内閣委員会 第8号(1968/04/03、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 ただいま議題となりました総理府設置法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び概要を御説明申し上げます。  改正点の第一は、沖繩におけるアメリカ合衆国の政府機関との協議に関する事務を、総理府の付属機関であります日本政府南方連絡事務所の所掌事務に追加し、これに伴い、同事務所の名称を日本政府沖繩事務所と改めるものであります。  これは、昨年十一月ワシントンで行なわれました日米首脳会議におきまして、沖繩の本土復帰に備え、本土と沖縄との社会経済体制の一体化の促進及び住民福祉の増進のため、高等弁務官に対し、勧告し助言することを任務とする諮問委員会を那覇に設置することとなったのであり……

第58回国会 内閣委員会 第10号(1968/04/05、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 御指摘の点を承りますと、非常にこの点は問題が存するところだろうと存ぜられます。しかし、冒頭お話がございましたように、国会職員でありますとか、あるいはまた裁判所の職員でありますとか、三権分立の問題から来た一つのエアポケットかもしれませんが、非常に重大な問題でもあると存じますので、十分に調べさしていただきとうございます。
【次の発言】 ちょっと承りますが、冒頭の大出さんのあれは委員長に対する御質問であったろうと存じます。これは国会と裁判所の非常にむずかしい問題でございまして、行政府の介入する問題とはちょっと意味が違うかも存じませんが、しかし御指摘のようないろいろな問題が現存して、し……

第58回国会 内閣委員会 第11号(1968/04/09、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 人事院の機能を十二分に発揮していただけますように、われわれは大いに御協力を申し上げなければならぬ、かように考えております。
【次の発言】 ただいまお話しの災害補償制度の改善につきまして、従来ともに人事院の御意見を尊重し、またお申し出によりまして改善をはかってきたような次第でございます。御指摘のような問題につきましても、今後人事院の調査研究の結果を待ちまして、われわれといたしましては御協力も申し上げ、また改善しなければならぬ、かように考えておる次第でございます。
【次の発言】 人事院の御調査なり御意見に従いまして、われわれとしましては本法のいろいろな今後の改正も改善もいたしたい、……

第58回国会 内閣委員会 第12号(1968/04/12、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 八木委員にお答えいたしますが、いまの同和問題はまことに久いし歴史的な背景を持っておる問題でございます。この点は、時間のないただいま申し上げるいとまもございませんが、しかしながら、今日なお新憲法下において、日本の社会構造の中において差別があるという問題につきましては、われわれは一日もすみやかにこれを解消しなければならない、かように存じまして、政府といわず、あるいはまた各党といわず、あげてこの問題と取り組んでおるような次第でございます。
【次の発言】 八木委員から詳細にわたりましてのお話を承ったわけでございます。私は先般の予算委員会の際にも申し上げましたごとくに、われわれはこの同和……

第58回国会 内閣委員会 第13号(1968/04/16、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 御案内のとおりに、われわれのほうの返還に関しまする具体的な措置と申しまするものは、外交交渉が前提に相なりますので、外務省の関係が、協定が調印されましたらば直ちに暫定法の御審議をいただくようになるわけでございまして、その中におきましていろいろと島民の現在おります者あるいはまた帰還を希望いたしまする者、そういうふうな意識調査の結果に基づく具体的な応急措置をやってまいりたい、かように考えておる次第でございます。暫定措置のほうの御審議は協定調印後にお願いをいたしまして、発効と同時に成立いたすように準備をいたしております。
【次の発言】 そのとおりでございます。

第58回国会 内閣委員会 第14号(1968/04/18、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 いかなる心境で青少年局を廃止するかという御質問でございますが、御案内のとおり、佐藤内閣といたしましては、青少年問題、青少年に対するビジョンというものを掲げるということは、組閣以来の大きな柱でございます。かような意味からいわゆる青少年局といったようなお役所式な静的なものから、より一そう充実した機動性を出す、活動的なものにいたしたいというような意味合いのもとに、このたび青少年対策本部というような、むしろ後退ではなく一歩前進と申しますか、強化いたした、かような次第でございます。つまりいえば八条機関になった、かく申してもよろしいかと思います。

第58回国会 内閣委員会 第15号(1968/04/19、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 この諮問の内容は、基本的に重要な問題につきまして答申を願ったので、戦後における退職公務員及びその遺族に対する恩給上の処遇について、いわゆる軍人恩給の廃止ないしは復活、あるいは公務員給与の改定というものに伴う恩給年額の増額等、戦前には見られなかったこれらの消長と変遷について、特に重要な事項について御答申を願いたい、こういうばく然たる趣旨の要望が出されておるわけでございます。なお、その間の経過につきましては、担当の恩給局長からさらに詳細に御報告をいたさせます。
【次の発言】 特に二条ノ二の問題を諮問いたしたというわけではございません。

第58回国会 内閣委員会 第16号(1968/04/23、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 よく存じております。
【次の発言】 前長官以来、その考え方は変わっておりません。
【次の発言】 ただいまのお話は、審議会は、行政府でございます政府が行政の参考にいたしまするために設けておる次第でございます。法律の御制定等々の問題に相なりますと、これは立法府の御意見を尊重しなければならぬわけでございます。
【次の発言】 これは国家機関そのものではございませんけれども、ほとんど国家機関同様のものであったと存じます。
【次の発言】 日露戦争の後でございまして、当時満州の経営を日本が国家機関として行なうべきところを国民的なあれに均てんするという意味で、会社組織にして株式を国民全体に分け……

第58回国会 内閣委員会 第27号(1968/05/24、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 ただいまの御質問は担当の政府委員からお答えいたさせます。
【次の発言】 受田先生のおっしゃるとおりでございます。

第58回国会 内閣委員会 第28号(1968/07/24、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 給与政策の基本というような問題でありますが、公務員の給与というものはやはり適正なものでなければならない。公務員の給与が不当に一般の水準よりも低いというようなことが万一ありとするならば、これはやはり官紀の問題あるいはまた諸般の経済問題に基因する事件、事犯というものも生じてくるわけでございます。やはり国民の奉仕者としての一定の体面と同時に、また生活を守っていくということが私は非常に重大な問題と思っておりますので、この点につきましては人事院の精密な調査、御検討をまって、私どもはそれに従ってまいる、これがたてまえであろうと存じます。

第58回国会 予算委員会 第1号(1968/02/05、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 ただいま大蔵大臣が御答弁になりましたように、本年度はあらゆる財源をくふういたしまして、そうして総合予算主義をとる、こういうたてまえをいたしてまいったのでございます。さような意味で予備費の充実をいたしてまいっておりますが、したがいまして、公務員給与改定にあたりまして人事院勧告が行なわれましても、予備費でまかなうことが、これがたてまえでございます。しかしながら、これはいかなる場合にも予算補正を行なわないという意味ではないのでございまして、今後の情勢の推移、たとえて申しますれば、予備費をもってはとうてい対処できないような異常な災害等が発生いたしましたような場合におきましては、公務員給……

第58回国会 予算委員会 第5号(1968/02/24、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 災害対策基本法によりまして本部を設け、また各町村にも各種の計画をいたしておる次第でございまして、ただいまの米穀の具体的な備蓄の問題につきましては、担当の者からお答えいたさせます。(「担当の者はいないよ」と呼ぶ者あり)――あまりこまかいことまで申し上げたくございませんでしたのであれでございますが、災害対策基本法の防災計画と並びましてこの対策本部を設け、さらにまた農林関係におきましても、農村施設の災害あるいは天災の融資、そういうふうないろいろな措置をとっておる次第でございます。  備蓄の具体的な計数、あるいはまたどういうふうなことになっておりますかは、私詳細は存じませんので、これは……

第58回国会 予算委員会 第6号(1968/02/26、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 御質問にお答えいたします。  同和対策の問題につきましては、総理もお答えになりましたように、われわれといたしましては、この同和問題の重大性というものに対して十分考えまして、この解決を考えておる次第でございますが、御承知のとおりに、この同和問題は、ただ法律をつくったから解決するという問題でもございません。ことに、ちょうど岸内閣のときに、五千万円から発足いたしました予算が、今日は四十二年度約六十一億五千万円という、対前年比約三〇%増、四十三年は約四十六億八千万でございますが、非常な実は伸びをいたしております。これは一口に申すならば、やはり具体的な一件一件、ケース・バイ・ケースで解決……

第58回国会 予算委員会 第9号(1968/02/29、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 お答えいたします。  原爆の被爆者の方々に対しまする救済処置はとっておるわけでございまして、なお、ただいまお話しのように、日本においでになっておられて病院においでになった、その原爆手帳の取り扱い等等につきまする詳細なことは、担当の局長が参っておりますから、それから詳細にお答えいたします。  ただいまの原爆の問題につきましては、日本といたしましては当然責任を持ちます。
【次の発言】 ただいま御質問の布令第百十六号といわれまする軍関係労務者の権利の問題でございますが、この問題につきましては、日米協議会の議題といたそうということも政府といたしましては申し上げておりまするし、また、先般……

第58回国会 予算委員会 第10号(1968/03/01、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 明治百年の行事は何を祝うかということであろうと存じます。これは過去百年におきまして、日本が非常に繁栄をした、その繁栄を喜び、お祝いをするのでございます。
【次の発言】 ただいま申し上げたとおりに、そういうふうなものの考え方から、一定の主観とか一定の思想とかということを基本にお祝いをいたすのではございませんで、かような意味で、一つの事件とかなんとかというものを対象としてお祭りをするわけでもございません。かような次第で、われわれは静かに過去を顧みまして、同時にまた過去の教訓を反省し、そうして今後百年の思いを新たにする、覚悟を新たにするというところに大きな意義があると私は存じます。

第58回国会 予算委員会 第15号(1968/03/09、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 お答えいたします。  ただいまのところでは、外交交渉がまとまり次第、暫定措置法の御審議を賜わりまして、それから条約たる協定が批准になります。そのときをもちまして暫定措置法は効力を発するというような段取りを考えております。  復興の関係は、先般根本問題を閣議決定願いまして、帰属は東京都に帰属いたしまするが、復興に関しまする事務は自治省が担当するということに相なっておりまして、復興法はまだ調査も不十分でございますので、暫定措置法ですべらせて、その間に十分帰島の希望を調査をいたしますとか、あるいはまた原住民の生活の安定確保をいたしますとか、その後に至りまして復興法を御審議を願うように……

第58回国会 予算委員会 第16号(1968/03/11、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 お答えいたします。  お話しのとおりに、一日も早く既定方針に従いまして公務員制度審議会を開きたいという考えのもとに努力を続けておる次第でございますが、当該前田会長に対しまして、私から正式にお願いをいたす段階にまだ立ち至っておりませんので、その点はどうど御了承賜わりたいと存じます。
【次の発言】 私どもといたしましては、人事の問題でございますので、その経過は詳細に申し上げかねます次第でございますが、われわれといたしましては、そういう期待をいたしておりますことは事実でございます。
【次の発言】 一日も早く公務員制度審議会を開きたいという政府の方針は変わりはございません。  なお鋭意……


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第59回国会(1968/08/01〜1968/08/10)

第59回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1968/10/11、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 一昨十月九日、沖繩に関しまする日米協議委員会の第十五回会合が、日本側から外務大臣と私が、米国側からジョンソン駐日米国大使が出席いたしまして開催いたされました。  議題といたしましては、沖繩住民の国政参加問題及び台風十六号によります沖繩地域における災害の問題が取り上げられました。  まず、沖繩住民が熱望いたしておりまする日本の国政への参加の問題につきましては、去る七月一日に開催いたされました第十四回日米協議委員会におきまして、わがほうから、何らかの形での沖繩住民の国政参加が望ましいので、日本側といたしましても、法律上の問題等、国内的な問題の解決について検討しておる旨を述べまして、……

第59回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1968/08/26、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 どうもたいへんお待たせいたしまして恐縮でございます。  飛騨川のバス遭難事故につきまして、その概況を御説明させていただきます。  奥様ジャーナル社及び名鉄観光サービス社の募集いたしました乗鞍登山者を乗せましたバス十五台は、十七日二十二時二十分ごろに犬山に集合いたしまして目的地に向かいましたが、豪雨のためにモーテル飛騨から引き返しました。十八日の午前一時ごろ、土砂くずれのために通行不能と相なりまして、国道四十一号線の事故現場に停車中、五号車と六号車の中間に山がけから沢水とともに土砂流が押し寄せてまいりまして、これら二台のバスを、道路に平行して流れております飛騨川に押し流して水没さ……

第59回国会 災害対策特別委員会 第2号(1968/08/08、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 まず、台風第四号の被害の状況につきまして御報告を申し上げます。  七月二十一日九時ごろ、マリアナ群島付近で発生いたしました台風第四号は、二十八日十九時三十分ごろに高知県須崎市付近に上陸いたしました。上陸時の勢力は、中心気圧九百七十五ミリバール、最大風速三十メートルと、かなり衰えておりました。その後速度を増しまして、四国、中国地方を横断いたし、二十九日午前一時ごろに島根県の浜田市付近から日本海に抜けまして、弱い熱帯性低気圧となったのでございます。  この台風第四号によりますおもな各地の総雨量は、二十六日九時から三十日九時の間でございますが、奈良県の日出岳におきましては千五百六十四……

第59回国会 災害対策特別委員会 第3号(1968/09/06、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 個人的なことを申し上げて恐縮でございますが、終戦後私が知事をやっておりました当時、御承知のとおりに新しいダムができ、そのゲートの放水によりましていろいろな事件がありました。あるいはまた、その水がいわゆる電力発電用のダムでありまして、あるいはかんがいダムあるいは洪水調節ダム、いろいろな機能を持っております。この辺のダムの操作でありますとか、あるいはそういった被害状況の判定の問題というものでずいぶん苦しんだのでございますが、そういうことに関しましても、全くお話しのようにこれは実は非常にむずかしい問題でございます。当然地元の県なりあるいは自治体の方々と、また電力会社その他関係方面と私……

第59回国会 災害対策特別委員会 第4号(1968/09/19、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 お答えいたします。  ただいまいろいろと御質問がございました中の第一点の、遡及するかどうかの点につきましては、一応たてまえは法の適用は遡及いたしませんが、それについてまた別途いろいろとお話が出て、その間の調整が当然あとで行なわれることも考えられます。  それからいまのお話の三本を一本にできないかというお話でございますが、各県から出てまいりました三本の分を一括いたしますとB基準を若干上回りますが、それが今度査定ということになりまして、普通査定のあれからすると八五%程度になります。そうしますとB基準を、三本を累計いたしましても割るような結果になってまいります。それからB基準適用の際……

第59回国会 社会労働委員会 第2号(1968/08/27、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 私どもは、たびたびお答えをいたしておりますように、人事院の勧告はあくまでも尊重をするというたてまえのもとに、勧告が出ました今日におきましては、完全実施を最高の目標といたしまして鋭意努力いたしておる次第でございます。もちろん政府といたしましていろいろとこれに対します議論がございますけれども、給与の責任者といたしまして、ぜひともこれが尊重を、十分に目的を達したい、こういうふうな意図のもとに閣内で努力いたしております。
【次の発言】 そういった情熱を持って対しております。
【次の発言】 いまだ諸般の情勢の総合的な結論は出ておりません。

第59回国会 社会労働委員会 第4号(1968/09/17、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 御案内のとおり、私ども人事院の勧告をあくまでも完全に実施したい、それに向かって最善の努力を尽くすということを申し上げたわけでございます。これがどうしても八月実施がやむを得ないような状況に相なりましたのは、これは主として国全体の財政の問題からであることは御承知のとおりでございます。
【次の発言】 御質問に対してお答えいたします。  今回の八月三十日の決定が、完全実施に至りません線におきましてまとまりましたことは、私どももまことに残念に存じます。しかしながら、閣議決定はあくまでも閣議決定でございます。さような意味におきまして、本年度の決定に対しましては、私どもこの既定の、決定に対し……

第59回国会 大蔵委員会 第3号(1968/09/04、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 ただいまこの決定の経過につきましていろいろとお話がございましたが、 私どもは、人事院の勧告に対しましてはこれを尊重するという一貫したたてまえに立ちまして、何とかこれを完全に実施したいという願望のもとに、最善の努力を尽くしたわけでございます。御案内のとおりに、この人事院の勧告が、春闘の結果を精細に調査いたしまして、民間ベースとの比較を検出されるわけでございますので、時間的にも八月となるということが非常に実は財政上から申しまするとやりにくい結果になりますが、私どもは、あくまでも人事院の勧告はこれを一〇〇%尊重していかなければならないし、また、それに向かって全力をあげる、そういうふう……

第59回国会 内閣委員会 第1号(1968/08/08、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 お答えをいたします。  御案内のとおりに、公務員制度審議会の委員の一人でございます前田委員につきまして、皆さま方も非常に御推進御協力をいただきまして、ようやっと御就任の御了解をいただきましたことはまことに御同慶にたえない次第でございます。  なおまた、これらの委員会を一日もすみやかに開催いたしたいというために、任期が皆さま方切れておりますので、これらの方々に対しまして――公益、使用者側、労働者側三者構成でございますので、その委員各位の充実を一日も早く完了いたしたいと目下努力中でございます。  なお、御審議をいただきます内容でございますが、御案内のとおりに、第一次の審議会におきま……

第59回国会 内閣委員会 第3号(1968/08/22、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 第一回目は、これはほんとうに勧告が出されましてから直後の関係閣僚の顔合わせの会合でありました。明日からが本来の会合であります。おのおのの閣僚の立場立場もありましょうが、まことに簡単に申し上げて申しわけないのですけれども、総合予算主義で予備金というものが取ってある現状においては、渡れる橋から渡っていくというのがこれが常識ではないかと私は思っております。それについて努力したい、かように考えております。
【次の発言】 つまり言えば、災害の問題でありますとかなんとかということはまだ起こってないのですから、一方においては予備費がとってあり、一方においては勧告がなされておる、そういう意味で……

第59回国会 内閣委員会 第5号(1968/09/10、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 それでは御報告を申し上げます。  政府は人事院の勧告を八月十六日にちょうだいいたしました。直ちに関係閣僚会議を開きまして、以来五回にわたりまして協議を重ねたのでございます。何分にも本年は総合予算主義の原則のもとに予備金に財源を盛り込んでございます関係から、むしろこれをすみやかに決定をいたし得る可能性もあり、同時にまたすみやかに決定をするという御要望にもこたえまして、これを八月三十日の閣議で決定いたした次第でございます。  なお勧告の実施時期につきましては、諸般の情勢を総合勘案いたしまして、最大限の考慮を払ったのでございますが、八月からこれを実施する、ただし通勤手当に関しましては……

第59回国会 内閣委員会 第6号(1968/10/07、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 公務員の諸君とわれわれは、いわゆる資本家対労働者というようなものでは本質的にはない。われわれは同じかまのめしをともに食っておる同士であり、公務員同士でございます。さような関係から申しまして、われわれは財政の許す限りにおいては公務員の諸君の生活の向上なり社会的地位の向上ということについて真剣に取り組まなきゃならぬ、そこに不信感というものがあっては相ならぬと私は存ずるのでございます。さようなことが原則として前提として考えられました今日の時点において、人事院の勧告を私どもはぜひとも完全に尊重いたしたいということで、この委員会で何べんも私は御回答申し上げております。しかるに予備費の問題……

第59回国会 内閣委員会 第8号(1968/11/12、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 経過を一応簡単に申し述べますと、御案内のとおりに、給与担当閣僚会議を開きました直後に大蔵大臣が盲腸炎になられまして、それで手術をされました。予想外長期にわたりまして、なかなか御退院ができない。しかし、その間じんぜん日を過ごすことも愚でございますので、さような関係で関係の各省の事務当局の諸君にお願いいたしまして、これはむしろ事務当局といたしましては非常に真剣に、毎週関係者が集まりまして論議を尽くしてまいりました。私はそのなまの案なるものを存じませんが、大きく分ければ十幾つばかりのいろいろな対案があったわけであります。いまさらいうまでもなく、どうしたらばいいかということにつきまして……

第59回国会 文教委員会 第4号(1968/09/04、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 御質問の要点は、人事院の勧告が五月実施ということになっておるので、完全実施を目標にするならばなぜ五月からすべて実施しないのかという、この点であろうと存じます。御案内のとおりに皆さま方にも再三申し上げてまいりましたように、人事院の勧告につきましては、われわれ政府といたしましてはあくまでもこれを尊重してまいらなくてはならない、この基本的な態度などにつきましてはごうもかわるところはございません。さようなことからいたしまして、勧告どおり一〇〇%完全実施をいたしたいというのでいろいろと協議をいたしたのでございますが、私どもは、何としてでもやはり勧告のとおりに実施するのがたてまえであるばか……

第59回国会 予算委員会 第1号(1968/08/09、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 政府の担当者といたしまして、私からお答えをいたします。  御案内のとおりに、国政参加の問題の形式につきましては、御要望の面は、日本の憲法並びに公職選挙法が妥当いたしておると同様の状態を望んでおられるわけでございますが、しかし現在施政権の及んでおりません沖繩に対しまするこの国政参加の問題は、できるだけ現地の要望を入れたいということで、政府並びに皆さま方も一生懸命に御努力中でございますが、なかなかその点では法制上にもまた外交上にもむずかしい問題が多々ございますことは御承知のとおりでございます。


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 予算委員会 第17号(1969/03/03、31期、自由民主党)【議会役職】

○田中(龍)委員長代理 永末委員に申し上げますが、本件は、これから後の総括質問において総理が当然出席されましたときに答弁の機会があります。その機会におきましてこの問題を明確にしたらよろしい、かように存じますが、どうですか。
【次の発言】 永末委員に発言をお許しいたすか、その点につきましては、後ほどの理事会で詳細検討いたします。
【次の発言】 じゃ、あらためて申し上げます。持ち時間の中におきまして、永末委員の関連質問を明日許可いたします。
【次の発言】 ただいまの永末委員の資料御要望に対しましては、理事会にはかりまして、お答えをいたします。

第61回国会 予算委員会 第18号(1969/03/04、31期、自由民主党)【議会役職】

○田中(龍)委員長代理 はい。
【次の発言】 企画庁長官、簡潔にお願いします。


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会地方行政委員会連合審査会 第1号(1968/05/15、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 その六百万ドルは見舞い金と了承いたしております。
【次の発言】 内容のこまかい点は、担当官から御説明いたさせます。
【次の発言】 その点はわかっておりますので、担当官からお答えいたさせます。
【次の発言】 昨日申し上げました私のほうでいたしました意識調査の中におきまして、なお島別なり何かその他のこまかいデータ、結論が出ておりません。ただいま作業中だそうでございますが、しかし、何にいたしましても、先ほどの代表と申しますか、参考人の意見等も私拝聴いたしておりましたが、お話しのように、母島、硫黄島等にも非常に希望者が多い。しかし、これが開発は、御案内のとおり、硫黄島ともなりますと、不……

第58回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1968/03/15、31期、自由民主党)【政府役職】

○田中国務大臣 川崎先生もその件について総理府のほうにお見えになったこともございます。私は非常にいい構想だと考えております。特に青少年の国際交歓ということはこれから非常に大事だろうと思いますので、この点につきましては、具体的にひとつ御相談し合って計画もつくり、また進めてまいりたい、かように考えております。
【次の発言】 宿泊施設の問題はお説のとおりでございまして、この問題はさらに万博その他の問題とも関連しまして、特に具体的な話の詰めは、やはり文部省だろうと存じますけれども、われわれのほうも中に入りまして、いろいろと協議をしてみたい、かように考えております。


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 予算委員会公聴会 第1号(1969/02/21、31期、自由民主党)【議会役職】

○田中(龍)委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。  昭和四十四年度総予算に対する公聴会を続行いたします。  午後に御出席いただきました公述人は、東京工業大学教授矢島鈞次君、東京外国語大学助教授川崎寅雄君のお二人であります。  この際、御出席の公述人各位にごあいさつを申し上げます。  本日は御多用のところ御出席いただきましてまことにありがとうございます。御承知のとおり、予算は国政の根幹をなす最重要議案でありまして、当委員会といたしましても連日審議を続けておるわけでありますが、この機会に、各界の学識経験豊かな各位の有益な御意見を拝聴いたしまして、今後の予算審議の上において貴重な参考といたし……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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