このページでは小笠公韶衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。
○小笠委員 私は一言希望だけ申し上げるので、答弁はよろしいです。 現在の日本の石油業界ではいろいろ問題があると思うのでありますが、それらの問題の多くにつきましては、すでに同僚委員が触れられておりますが、まだ触れておらない点について一言申し上げておきたいと思うのは、日本におきまして、いわゆる石油の問題ではまず第一に量の問題が一番基本的であると考える。いわゆる安定的供給の道をいかに確保するか、こういう問題が第一であることは申し上げるまでもないのであります。それからさらに、それが備蓄問題にもつながることは当然であります。備蓄問題にもつながるということは、石油業法に関連する問題でもある、こういうふう……
○小笠委員 これより会議を開きます。
私が年長のゆえをもって、衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されますまで、委員長の職務を行ないます。
これより委員長の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいまの大野市郎君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、戸叶里子君が委員長に御当選になりました。(拍手)
委員長戸叶里子君に本席を譲ります。
○小笠委員 ちょっと私、関連して山田公取委員長に伺いたいのですが、いまの答弁の中ではっきりしないところがある。その一つは、いわゆる審判終結前に緊急停止命令をやれるかやれぬか。今村教授は否定論。賛成論もあるが、公取は慎重検討するという答弁です。公取はいかなる学説を持っておるか。慎重ということばではわからぬですよ。今村君の話を非常に強く述べてそういう答弁をしておるが、公取はどっちの立場に立つのか。その点を明瞭にしてほしいと思うのです。
○小笠委員 ちょうど最も重要なところへ来たようですが、経済の動向、企業の動向を見ますと、近代工業というものは順次寡占体制になっていく、流通部門におきましても順次大型化するという形、それは結局そういう寡占への進行過程、そういうような場合に管理価格が出てくるという問題。そこで、管理価格の場合、御調査して何らかの手を打つという御答弁だけれども、現行独占禁止法で可能かどうかという法律論がある。こういう時代の変化に伴って、独占禁止法をその意味において見直すという考え方があるかどうか、それだけ一点聞いておきたいと思います。
【次の発言】 お答え、それでけっこうなんですが、ただ日本経済の動向を考えますと、特……
○小笠委員 ちょっと速記をとめて……。
○小笠委員 関連してちょっとよろしゅうございますか。
【次の発言】 全国肉用牛協会から出している資料の四ページ、五ページですね。いま口蹄疫があるかどうかについていろいろ議論があるんだが、結局五ページの冒頭に、学者諸君の「結論の基に、これまで必しも充分に明らかにされていない点に関して資料の提供が受けられる」云々と書いてある。私は問題はここにあると思う。そこで、中国側から証明すべき資料の提供をこちらは要求したのかどうか、要求しても出さなかったのかどうか、そういう点についてはどういう経緯になっておるか、その点を伺いたい。日本で持っておるいろいろな資料で類推して、ないのだ、あるのだと言ってもこれは意味……
○小笠委員 関連して。いま政務次官の御答弁を聞いて、十七条で問題になるのは、「必要と認めるときは」という、必要と認めるというのはいかなる尺度から認めるかという問題である。それは法律第一条の目的を達成するために必要と認める、こう読まなければいかぬ。法律第一条は非常に広範な規定をいたしておるのであります。すなわち「この法律は、飲食に起因する衛生上の危害の発生を防止し、公衆衛生の向上及び増進に寄与することを目的とする。」こう書いてある。したがって、いま政務次官の御答弁の中で、三つに分けて御答弁なさったが、後段の、たとえば原料の内容が不明である、そういう場合には発動できぬのだ、このようなことは法律解釈……
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