小笠公韶 衆議院議員
27期国会発言一覧

小笠公韶[衆]在籍期 : 26期-|27期|-29期-30期-31期
小笠公韶[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは小笠公韶衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院27期)

小笠公韶[衆]本会議発言(全期間)
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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 衆議院本会議 第8号(1956/02/14、27期、自由民主党)

○小笠公韶君 ただいま議題となりました砂利採取法案につきまして、商工委員会における審議の経過並びに結果について御報告申し上げます。  本法案は、第二十二回国会において首藤新八君外六名より発議せられ、昭和三十年七月十二日本院において可決の上参議院に送付され、参議院におきましては、第二十二回国会、第二十三回国会において継続審査となり、本国会において二月十日修正議決され、当院に送付されたものであります。  参議院において修正を加えられました点は次の通りであります。  本院送付案では、第十一条において砂利採取の許可に当つてのみ砂利採取業の経営を考慮することとなっていましたのを、許可の取り消し、その効力……

第24回国会 衆議院本会議 第44号(1956/05/02、27期、自由民主党)

○小笠公韶君 ただいま議題となりました電源開発促進法の一部を改正する法律案について、商工委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。  御承知の通り、電源開発促進法は電源の開発をすみやかに遂行し、電気の供給を確保し、もってわが国産業の振興及び発展に寄与せしめる目的のため昭和二十七年制定公布されまして以来、逐年電源開発は進捗を見ているのでありまするが、本法実施の経験にかっんがみまして、その運用を一そう円滑ならしめるため、若干の改正が必要となったのであります。  次に、本法案の要点について申し上げます。第一点は、電気事業者が行う電源開発によって増加利益を受ける他の電気事業者は、その受け……


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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 衆議院本会議 第9号(1956/11/30、27期、自由民主党)

○小笠公韶君 ただいま議題となりました、自由民主党及び日本社会党共同提案による中小企業金融年末対策に関する決議案につき、提案者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。   中小企業金融年末対策に関する決議案   近来、わが国経済は全般的には好調を示しつつあるにかかわらず、中小企業は依然として困難な実情にある。   年末を目前に控え、中小企業特に零細企業の金融を緩和することは喫緊の要務である。   よって、政府はすみやかに左記により、中小企業に関する当面の金融対策を実施するとともに、あわせて恒久対策を確立すべきである。     記  一 政府は、市中金融機関に対……

小笠公韶[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院27期)

小笠公韶[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 商工委員会 第11号(1955/05/13、27期、日本民主党)

○小笠委員 ちょっと関連で聞きたいことがあります。今途中から話を聞いたのでわかりにくいのでありますが、最近の独禁法の運用に関連しまして、先ほど御説明にあったような輸出入の取引法の改正あるいは石炭の合理化法案の関係、そういうような形で必要な程度において適用を緩和していく、だかしかし必要以上の場合はあくまでも守るというようなお話があったのですが、その必要とはどこで認定してくるのですか。今後独禁法を緩和する、あるいは独禁法運用に関連してどういう限界をもって運用していくのか、特に輸出部門についてはいくら輸出部門であっても、届出拒否の問題はどうでもよいのです。それはあとで審決の救済規定があるはずです。原……

第22回国会 商工委員会 第18号(1955/05/27、27期、日本民主党)

○小笠委員 ただいま提案理由の説明のありました法案につきまして、一、二具体的な説明を伺いたいと思います。  第一は、この操作のやり方をどうするか。第二号におきまして、「外貨資金の割当を受けた者は、一定額を国庫に納付しなければならないこと。」と書いてありますが、その操作のやり方をどうするか。第二点は、これによって上げられる予想利益が幾らであるか、国庫に納付すべき予想利益は幾らであるか。マージンと納付すべき金額の割合をどうきめておるか、その対策。関連しまして第三点として同様の法案が砂糖に関して提案されると聞いておりますが、それとの関係がどうなのか、もし二つが出るとするならば、その金がどういうルート……

第22回国会 商工委員会 第20号(1955/06/02、27期、日本民主党)

○小笠委員 今の説明を聞いておってちょっと伺いたいことが一つあるのです。長谷川委員の質問に対しまして、中小企業金融公庫の貸出方式も、当初の代理貸しから直接貸しへ持っていく、その直接貸しが、支所が数カ所あるようでありますが、数カ所を中心に、できるだけその方向に広げていこうという感覚を受けたのですが、ここに中小企業金融公庫の性格を、設立当初と全然変更していくという腹のもとに直接貸しを認めていく方針に変更したのかどうか、まずそれを第一に伺いたい。
【次の発言】 今のお言葉のあやでありますが、中小企業は四十六都道府県全部にあるのであります。そうしますと、資金需要の問題にいたしましても、代理機関の存在の……

第22回国会 商工委員会 第26号(1955/06/16、27期、日本民主党)

○小笠委員 私は大臣にごく簡単に要点だけ伺いたいと思います。中小企業対策の基本的な問題として、団結の強化を産業演説に述べられたようであります。団結の強化の一方策として、協同組合法の改正をせられるということになったのでありますが、顧みますと日本の中小企業協同組合というものは非常に萎擁沈滞している、この機会に新しい意気をふるい起させて、組織化の面に、指導面においてもあるいは当事者においても努力しなければならぬ、こういう考え方を実はいたしておるのであります。行政上の方面から組織化団結化を言いながら、いつも口頭禅に終っているというのが、私は率直に言って最近の情勢だと思う。  そこで伺いたいのは、まず第……

第22回国会 商工委員会 第31号(1955/06/28、27期、日本民主党)

○小笠委員 今回商工委員会に付託となりました中小企業安定法の一部を改正する法律案につきまして、提案者といたしまして、その提案の理由を申し上げます。  中小企業の当面する困難な諸問題につきましては、すでに皆様御承知の通りでありますが、なかんずく企業が零細であり、過剰であることから生じまする過当な競争による弊害は、顕著なものがありまして、中小企業がわが国の経済に占めておりまする重要性にかんがみ、すみやかにこれが対策を講じて、業界を安定せしめる必要があることは申すまでもありません。中小企業安定法は、この趣旨に基き制定されたものでありまして、中小企業が、その製品の需給均衡を著しく失し、不況に陥りました……

第22回国会 商工委員会 第37号(1955/07/08、27期、日本民主党)

○小笠委員 私は簡単に楫西参考人、山下参考人、堀江忠男参考人の三氏に対して御質疑をいたしたいと思うのであります。この三氏の供述は共通して今回提案されておる輸出入取引法の一部を改正する法律案が適当でないという結論の供述であったように聞くのであります。その理由とするところはいろいろございましょうが、まず基本的な考え方として、たとえば堀江忠男君の説によりますれば、貿易戦線を強化する前に他の国内経済施策を総合的に、かつ国民購買力の増強をはかることが先決であるべきだ、国民の購買力が増強してある程度の落ちつきを持った後にならば考えられるであろうがというような趣旨の説明であったと思う。私は日本の現在の経済実……

第22回国会 商工委員会 第39号(1955/07/11、27期、日本民主党)

○小笠委員 ただいま議案になっております百貨店法案並びに下請関係調整法案の二法案について一、二提案者にお伺いをいたしたいのであります。その第一点は第一条の目的でありますが、百貨店の事業活動を規制することによりその活動が一般消費者云々と書いてございますが、本法案を通読いたしまして、消費者の利益と小売業者の利益、卸業者の利益は必ずしも一致するものではないのであります。その点におきまして特に本法案によって消費者の公正な利益が守られるということはどこにあるのか、お教えを願いたいのであります。
【次の発言】 ただいまの御説明は実は納得がいかないのであります。それは今日の百貨店業に対する認識の問題からくる……

第22回国会 商工委員会 第42号(1955/07/14、27期、日本民主党)

○小笠委員 附帯決議の案文を朗読いたします。    附帯決議(案)   通商産業大臣は、本法の実施に当って、公正取引委員会の意見を十分尊重し、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の精神を損なわざるよう特に留意すること。  以上であります。御承知の通りに本決議案を提出いたしました理由は、今朝米の論議から見まして十分明らかであります。そういう意味におきまして今後の運用上の指針といたしまして、右の附帯決議案を提出いたした次第であります。

第22回国会 商工委員会 第48号(1955/07/25、27期、日本民主党)

○小笠委員 百貨店法案の提案の理由及びその内容の概略について御説明申し上げます。  小売商業の現状については今さら申し上ぐるまでもなく、その業者数の過剰と一般経済界の正常化に伴う購買力の低減のため、著しい困難な状態に追い込まれつつあるのであります。かつまた大資本を擁する百貨店の発展、購買組合、消費生活協同組合などの街頭進出などにより、少からぬ重圧を受けていることは見のがし得ないところであります。  かかる間に処して、小売業の正常な発展を庶幾するためには、小売業自体の強化発展に抜本的施策をなすことの緊要であることは言うを待たないところでありますが、また一方、小売業の育成に障害となる外部からの不当……


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第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1955/12/13、27期、自由民主党)

○小笠委員 ただいま質疑の終了いたしました三案につきまして、私は、自由民主党を代表いたしまして、賛成の討論をいたさんとするものであります。  ご承知の通り、日本の現状を考えますときに、何をさておいても科学技術の振興による国の再建をはからなければなりません。特に、最近の世界の諸情勢は、すでに指摘されましたように、原子力というものを中心として新しい時代を招来せんといたしておるのであります。こういう事情に対処いたしまして、わが国が原子力の研究に一段の努力を重ねるために、その基盤である行政組織の問題、また原子力に伴う諸般の問題をはっきりと打ち出しておくことが、何よりも大事であります。特に、原子力の持つ……

第23回国会 商工委員会 第1号(1955/11/26、27期、自由民主党)

○小笠委員 簡単に、政府側のもろもろの政策を判断する上の材料としてお願いいたしたいのでありますが、とびらに、金融緩和の状況はきわめて一部にとどまり云々と書いてある。そこで現在の中小企業の金融がどの面に一番逼迫して、最も急なる施策を要するかということについて、どういう認定をとっておるかということが第一、また本年末に当って資金需要をどの程度予想しておるかという数字的な資料をぜひほしいのであります。そういう資料がなければ、これが全部完全にいったって何パーセントの充足を与えるかわからぬ、判断に苦しむのであります。その意味におきまして、今申し上げました資料、認識の点をはっきり次の機会に出していただきたい……

第23回国会 商工委員会 第2号(1955/11/28、27期、自由民主党)

○小笠委員 お急ぎのようですから簡単に伺いたいのですが、実はきょう資金需要計画の表をいただいたのですが、その中に二十二特別国会で大蔵省から参議院の大蔵委員会へ提出の、中小企業の本年度の資金需要の表がある、この表によると、中小企業の金融機関借入れ必要額は、二千二百十一億であります。この二千二百十一億を基礎にして、中小企業庁が資金需要の見込みを書いている。この表の一ページに、第三・四半期において市中金融機関期待額が約九百六億と出ている。この九百六億というのは、昨年同期の八百十五億より約九十億増であります。先ほど東條局長の御説明によりますと、政府機関たる中小企業金融公庫あるいは国民金融公庫に対する予……

第23回国会 商工委員会 第4号(1955/12/09、27期、自由民主党)

○小笠委員 簡単に一、二お伺いいたします。去る当委員会の決議に対する履行の措置についてのお話がございましたが、これはこの前にお出しになりまして、われわれに配付せられました年末金融対策のとびらに、一部は好転しているが、全体的に楽観は許さぬと書いてあったのであります。この状況に対して、全体的に見てどの程度改善ができるとお考えになっておられるか。先ほどの御説明を伺いますと、要すれば第四・四半期分の繰り上げを行なっていこう、それがわずか十数億であります。十数億の繰り上げによって、最初われわれの出した対策案の冒頭に書いてあるものが緩和できる、解決できるものと解釈していいか、それをまず全体論として私はお伺……

第23回国会 商工委員会 第6号(1955/12/14、27期、自由民主党)

○小笠委員 私はただいま問題になっておりますシンガー・パインの問題に関連して一、二の点を政府側にただしたいと思うのであります。  私が申し上げるまでもなく、日本のこれからの経済自立の基本は、貿易の振興と雇用の増大であると思う。特に最近七十二万に上る完全失業者を出しておる今日であります。こういうふうな事態を考えますとき、この雇用の機会の増大をどこに求めていくかということになりますれば、何といっても中小企業面にその多くを求めていかなければならぬと私は思うのであります。この意味から、日本の中小企業対策というものが大きく、また新しい視野から考え直さるべき時期に到達したと考えるのであります。こういうふう……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1955/12/23、27期、自由民主党)

○小笠委員 この際動議を提出いたします。委員長の互選は、投票を用いずに、有田喜一君を委員長に推薦いたしたいと思います。何とぞ御賛成をお願いいたします。
【次の発言】 この際動議を提出いたします。理事は、その数を七人とし、委員長において御指名せられんことを望みます。

第24回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1956/02/13、27期、自由民主党)

○小笠委員 去る一月二十二日、一十三日にわたり、議長の承認を得て、秋葉ダム及び佐久間ダムを視察いたしましたので、派遣委員を代表し、御報告申し上げます。  佐久間ダム、秋葉ダムを建設いたしております天竜川は、御承知の通り、その源を諏訪湖に発しておりますが、河百までの落差七百三十メートルを利用して、古くから電源開発が行われ、本流だけでも、上流部に大久保、南向の二水路式発電所があり、中流部に泰阜、平岡のダム式発電所ができしており、その下流に現在佐久間、秋葉を建設いたしておるのであります。  秋葉発電所は、佐久間発電所で調整放流する川の流量を正常な河川の流量に復帰せしめることを目的とするいわゆる逆調整……

第24回国会 科学技術振興対策特別委員会 第14号(1956/03/14、27期、自由民主党)

○小笠委員 ただいま議決になりました日本原子力研究所法案に関しまして、附帯決議の動議を提出いたしたいと存じます。  まず附帯決議の案文を朗読いたします。   政府は、日本原子力研究所の運営に当っては、特に左記の点につき、遺憾なきを期すべきである。  一、原子力基本法の本義に徹し、原子力委員会の意向を尊重して、その民主的運営に万全を期すること。  一、研究所に対する政府の出資は、民間出資との均衡にこだわることなく、その運営に支障なからしめ、所期の目的を貫徹せしめること。  以上であります。  本動議提出の理由につきましては、すでに皆様方十分御了承のことと存じますので、これを省略いたしたいと思うの……

第24回国会 科学技術振興対策特別委員会 第15号(1956/03/17、27期、自由民主党)

○小笠委員 ただいまの前田先生からの御質問に関連して伺いたいのであります。条文につきまして、第十九条の各号列記の事項につきましては、今のような疑問が出てくるのでありますが、第一条の「設立の目的」において、「核原料物質の開発及び核燃料物質の生産並びにこれらの物質の管理を総合的かつ効率的に行い、」と書いてある。この生産、開発、管理を総合的、効率的に行うという立法の大精神を確保しておる条文がどこにあるか、これをまず伺いたい。
【次の発言】 御説明によりますと、第十九条列記の各号、いわゆる探鉱か精練までやるということが総合だというなら、部分的総合と呼んでよろしいのですか。

第24回国会 科学技術振興対策特別委員会 第26号(1956/05/31、27期、自由民主党)

○小笠委員 もうだいぶ時間もおそいようでありますから、簡単に、昨日正力国務大臣の所信表明を伺いましたその中で、一、二、しろうとの立場から御質問いたしたいと考えております。  昨日の所信表明を伺いまして、科学技術庁の政策の方向はどこにあるかということにつきましては、私は遺憾ながらはっきり意をつかめなかったのであります。すべての面に、あれもやりたい、これもやったらよかろうという表明にすぎないという印象をぬぐい得ません。そこで、まず第一に伺いたいのは、科学技術庁の仕事の重点を指向する方向が、どこかにあるかということであります。すなわち、作品の所信表明によりますれば、科学技術の振興によって、日本の輸出……

第24回国会 商工委員会 第2号(1956/01/13、27期、自由民主党)

○小笠委員 参考人の意見を聞く前に関連して一、二伺いたい。
【次の発言】 両局長のお話を伺いまして大体了解いたしたのでありますが、湯川局長の経過報告の中で、アメリカの綿花栽培業界と紡績業者との提携によって日本綿糸布の輸入の抑圧に乗り出してきているところに問題の困難性がある。これは重大なことだと私は思うのであります。この事実の見方いかんによりましては、日本内地におきます輸出調整措置にどういう手を打つかという問題がおのずから異なってくると思う。その点から考えまして、湯川局長はこういうアメリカにおける情勢を頭に入れて、十二月二十一日の輸出会議において対米輸出一億五千万ヤールときめたと言われるが、一億……

第24回国会 商工委員会 第11号(1956/03/03、27期、自由民主党)

○小笠委員 ただいま首藤委員から動議として提出いたされました附帯決議案に対しまして、追加の動議を提出いたしたいと思うのであります。  まず首藤委員提出の附帯決議案を要望事項案といたしまして、「政府は、東北興業株式会社の事業遂行並びに運営に関し、国土総合開発の一環である東北地方の開発に、最も適当と認められる計画及び方法をもって、これを推進するよう指導監督すべきである。」、この項の次に、「今回提案の事業計画の変更を必要とする場合は、あらためて国会の承認を受けるべきである。」を追加せられたい。  本追加動議は、説明するまでもなく、本政府の提案はセメント事業計画をもって提案されたのでありますが、その内……

第24回国会 商工委員会 第12号(1956/03/06、27期、自由民主党)【議会役職】

○小笠委員長代理 この際午後一時半まで休憩いたします。    午後零時四十九分休憩
【次の発言】 内田常雄君。
【次の発言】 阿左美廣治君。

第24回国会 商工委員会 第13号(1956/03/07、27期、自由民主党)

○小笠委員 まず附帯決議を朗読いたします。    中小企業金融公庫法の一部を改正する法律案附帯決議  中小企業に対する金融措置については、第十六回国会の本委員会の決議の精神を尊重し、政府に於ては、農林中金及び農林漁業金融公庫との均衡をも考慮し、  一、資金源の増加  二、利率の引下げ  三、貸出手続の簡素化について、更に一段の努力を払うと共に商工組合中央金庫及び中小企業金融公庫については、その設立の趣旨を誤らざる様格段の指導監督を強化すること  右決議する 以上が決議案の案文でございまするが、本委員会におきまする論議の大勢を振り返ってみまするとき、今決議に盛られておりますようなところに論議が集……

第24回国会 商工委員会 第17号(1956/03/14、27期、自由民主党)【議会役職】

○小笠委員長代理 今参ります。
【次の発言】 佐竹君。

第24回国会 商工委員会 第19号(1956/03/16、27期、自由民主党)

○小笠委員 ただいま可決になりました特定物資輸入臨時措置法案に対しまして、次の附帯決議を提出いたしたいと存じます。  まず案文を朗読いたします。    特定物資輸入臨時措置法案に対する附帯決議   政府は、本法に基く外貨割当をなすに当っては、正常な輸入秩序の維持に関し特段の留意を払うべきである。  以上であります。  本動議提出の理由は、長時間にわたる本委員会におきまする討議の動向に徴しまするに、本案が、入札制度でやるか、あるいは実績を中心として割当をするか等につきまして論議が重ねられたのであります。しかしてその論議の大多数の意向は、正常な輸入秩序の維持を要望する声が強いのであります。この意味……

第24回国会 商工委員会 第24号(1956/03/28、27期、自由民主党)

○小笠委員 私は自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題になっております工業用水法案に賛成の意を表したいと思うのであります。  御承知の通り、拡大生産の基盤は生産基盤の確立にあることは申し上げるまでもありません。工業における水、輸送施設の整備等々、数えて参りますれば限りがないのでありますが、この生産基盤の確立の一環といたしましての工業用水法案がここに新しくスタートするということは、わが国工業政策上におきまして画期的なる事実であると考えるのであります。われわれはこの委員会におきます審議の過程において明らかにせられましたもろもろの点につきまして、政府がさらに一段の研究を進められんことを特に希望い……

第24回国会 商工委員会 第25号(1956/03/30、27期、自由民主党)

○小笠委員 修正案文を朗読いたします。    中小企業振興資金助成法案に対する修喜正案  中小企業振興資金助成法案の一部を次のように修正する。   附則第一条中「昭和三十一年四月一日」を「公布の日」に改める。  本案の提案の理由につきましては、申し上げるまでもなく、本日は三月三十日であります。本院を通過いたしまして、参議院の審議を考えまするとき、政府原案による施行期日は不可能であります。この意味におきまして、本修正案を提出いたした次第であります。
【次の発言】 本件につきましては質疑および討論を省略して、直ちに採決せられんことを望みます。

第24回国会 商工委員会 第27号(1956/04/04、27期、自由民主党)

○小笠委員 私この質疑応答を聞いておりまして、非常にミス・リードする答弁があるのではないかと考えております。それは何かというと、第六条の二の規定の根拠を受益者負担という観念で割り切っておるところに問題があると思います。この第六条の二の規定というものは、新しい義務関係を規定したものであります。それはあくまで政策的に日本の電源の開発をし、しかも豊富に国民全体に利益を均霑させようという電発法の目的に沿って考えておる。そこで新しい権利義務の構成をするに当って、たまたま法理論として受益者負担の理論とかあるいは不当利得の理論とかいろいろあるのに、通俗的に受益者負担の理論をとったにすぎないと思います。ここの……

第24回国会 商工委員会 第30号(1956/04/11、27期、自由民主党)

○小笠委員 ただいま参考人からまことに貴重なお話を伺ったのでありますが、その御公述の内容を伺いますとき、電源開発促進法の一部改正問題において、問題の焦点でありまする下流増利益負担関係におきましての。法律構成の問題が第一点であります。法律構成の問題に関連いたしまして、先ほど金沢さんから詳しく法理論的なお話があったのでありますが、その際に公法上の受益者負担の理論でいこう、それによって説明ができるのではないかという御陳述があったようでありますが、この公用負担特権によって説明が十分にできるかどうか。たとえばよく聞かれるように、一つの停車場ができる、その付近の商店地区の地価が上るというふうな場合とどれだ……

第24回国会 商工委員会 第31号(1956/04/12、27期、自由民主党)

○小笠委員 ただいまの佐竹委員の資料要求に関連して、年度別の支払い状況、いわゆる項目別の状況で金利状況というのは全体的な金利でありますか、過去に支払ったものの金利負担状況を要求しておるのでありますか。概念が明確でないようであったのでその点もう一度はっきりしていただきたい。

第24回国会 商工委員会 第34号(1956/04/17、27期、自由民主党)

○小笠委員 ただいま議題になっております百貨店法案に対しまして、私は自由民主党及び日本社会党を代表いたしまして、修正の動議を提出いたしたいと考えるのであります。  まず修正案文を朗読いたします。   百貨店法案の一部を次のように修、正する。   第五条第三項中「商工会議所の意見」の下に「並びに通商産業省令で定めるところにより申出をした利害関係のある事業者又はその団体及び参考人の意見」を加える。   第二十条中「六月以下の懲役若しくは百万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。」を「百万円以下の罰金に処する。」に改める。   第二十四条中「罰金刑」を「刑」に改める。  以上であります。  本修正……

第24回国会 商工委員会 第47号(1956/05/11、27期、自由民主党)

○小笠委員 繊維工業設備臨時措置法案に関します質疑は、累次の質疑によりましてだんだんとそのねらい、またそのやり方等についてはっきりして参りましたので、本法案をめぐりますいろいろな問題点につきましても大体出尽したかと考えるのでございます。そういう意味から見まして、私の質問は出て参りました問題点を集約して、はっきりと政府側の意見をただしておきたい、こういう趣旨で御質問を申し上げる次第であります。本法案の第一条に規定いたしますところによりますと、現在の繊維工業の不安定、景気の波にただよっておるその姿は、過剰設備に原因するという考え方のもとに、業界の安定と輸出の振興のために、その基本的原因でありまする……

第24回国会 商工委員会 第51号(1956/05/17、27期、自由民主党)【議会役職】

○小笠委員長代理 本日はこの程度にとどめます。次会は明十八日午前十時より開会することとし、これにて散会いたします。    午後一時十三分散会

第24回国会 商工委員会 第54号(1956/05/22、27期、自由民主党)

○小笠委員 繊維工業設備臨時措置法案に対しまして、修正の動議を提出いたしたいと思うのであります。まず第一に修正案文を朗読いたします。  繊維工業設備臨時措置法案の一部を次のように修正する。  目次中「第三十条」を「第三十一条」に、「第三十一条―第三十八条」を「第三十二条―第三十九条」に、「第三十九条―第四十五条」を「第四十条―第四十六条」に、「第四十六条―第四十九条」を「第四十七条―第五十条」に改める。  第四十七条中「第三十九条」を「第四十条」に、「第四十条」を「第四十一条」に改め、同条を第四十八条とし、以下順次一条ずつ繰り下げる。  第四十六条第二号の次に次の一号を加え、同条を第四十七条と……

第24回国会 商工委員会 第57号(1956/05/29、27期、自由民主党)

○小笠委員 ただいま可決になりました、機械工業振興臨時措置法案に対して次の附帯決議を付したいと存じます。まず附帯決議案を朗読いたします。   政府は、本法施行に当り、機械工業のわが国産業に占める位置および将来加重されるべき重要性に鑑み、左記事項を中心として、その速かな発達に遺憾なき措置を講ずべきである。  一、本法による合理化施策の策定に当っては、特に規格の統一(特に部品)に留意してその互換性の確保に努めること。  二、本法施行に必要な資金の確保について一段の努力を重ねるとともに、指定業種以外のものについても、その設備近代化のため、所要資金の確保に努めること。  三、機械の販路増大を図る方策と……

第24回国会 商工委員会 第65号(1956/10/19、27期、自由民主党)

○小笠委員 私は簡単に五カ年計画についてお伺いをいたしたいのであります。  五カ年計画の実績等につきましては、一昨日御説明を拝聴して了承いたしたのであります。その結果考えられますことは、四年分を二年で達成したということになるので、ありまして、昭和三十二年度を迎えまして、この計画では進められないというごとは自明の理であります。従いまして、この五ヵ年計画を改訂する意思があるのかないのか。今までの論議を通じて、当然改訂されるものという前提のもとに質疑が続行されておるようでありますが、改訂するという意思表示は大臣以下だれもしておりません。これはやる意思があるのか、またやるといたしますならばいつやるのか……


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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 日ソ共同宣言等特別委員会 第6号(1956/11/24、27期、自由民主党)

○小笠委員 私は、通商問題につきまして、一言お伺いいたしたいと思うのであります。通商問題につきましても、すでに各委員からの発言で、大体問題点を尽しておると考えられるのでありますが、念のためにお伺いいたしたいのであります。  まず第一に、日本とソ連との間の貿易の将来性を考えますとき、ともすれば片貿易になるおそれがあるということが一つであります。さらに、貿易の決済手段いかんによりましては、貿易上のトラブルを起すおそれが多分にあると思うのであります。この貿易上のトラブルが政治問題とからんで、好ましくない事態を招来するおそれなしとしないのであります。そういう意味から、貿易と政治との混合を避ける意味にお……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 商工委員会 第6号(1957/02/22、27期、自由民主党)

○小笠委員 先日通産大臣、経済企画庁長官、公正取引委員長、御三方の所信の表明を拝聴いたしまして、これに対する質疑は各方面に及んでおるようですが、私は簡単に一、二について伺いたいと思うのであります。まず事務的なことから伺いますが、経済企画庁の長官にお伺いいたしたいと思いますが、政府委員でけっこうであります。配布されました資料のごあいさつの四ページのところに、「今後の経済活動、経済政策の指針としては実状に即しないようになりました。従ってわが国長期経済政策の目標であります国民生活の向上と完全雇用の達成の線にそってできるだけ速かに計画の改訂を行うつもりであります。」こう書いてあります。先日の質疑におい……

第26回国会 商工委員会 第11号(1957/03/08、27期、自由民主党)

○小笠委員 ただいま可決されました特別鉱害復旧臨時措置法の一部を改正する法律案並びに臨時石炭鉱害復旧法の一部を改正する法律案に対しまして、私は自由民主党を代表して附帯決議案を提出いたします。まず案文を読み上げます。    特別鉱害復旧臨時措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議  政府は、特別鉱害として認定された鉱害にして、本法施行期限内に復旧困難な鉱害については、引きつづきこれが復旧に遺憾なき措置をとられたい。  次に    臨時石炭鉱害復旧法の一部を改正する法律案に対する附帯決議  政府は、本改正法の施行にあたり、次の諸点について、特段の考慮を払い、必要な措置を講ずべきである。  一、……

第26回国会 商工委員会 第24号(1957/04/09、27期、自由民主党)

○小笠委員 ただいままで参考人の方々その他からいろいろお話を伺いまして、問題となるべき点は大体出尽したのではないかと考えるのでありますが、私は、本問題は、産業と金融との関係を正常化して、日本の国の産業経済の発展に役立たしていきたいという念願から取り上げられておるものと確信いたすものであります。その意味で私は二、三の点について一般論としてお伺いいたしたいのでありますが、先ほど来参考人の方々の御意見で、金融の任務は最終的には預金者保護すなわち言葉をかえれば債権の確保にあるということを言っておる。債権の確保を中心とするということは、言葉をかえていえば、金融機関はあくまでも営利主義に堕しても預金者にの……

第26回国会 商工委員会 第26号(1957/04/16、27期、自由民主党)

○小笠委員 関連。今のところは重要な問題ですからちょっと聞きたいのです。公取の委員長にお伺いしたいと思いますが、本案の五十五条と五十六条の関係でありますが、今の五十五条反対論は、中小企業対策として五十六条があれば十分だ、こういう考え方のようであります。私は中小企業に一つのまとまりを与えていく、そのまとまりを与えていく場合に、日本の中小企業の現状から見て、ある程度国の力による支援を要するということは間違いがないと思うのです。こういうふうな体系に本法案はなっておると思います。そういう考え方のときに、五十五条と五十六条との関連において、公取委員会におきましては五十五条と五十六条との差をどう読んでおら……

第26回国会 商工委員会 第30号(1957/04/23、27期、自由民主党)

○小笠委員 僕は春日博士に一言だけ伺います。  昨日から本日と五十五条の問題をめぐりまして、独占禁止法との比較を盛んにしておられるのでありますが、独占禁止法と対比して議論を進めるということは適当でないではないか。御承知の通り、本委員会におきましても、いわゆる独占禁止法につきましては、公正取引委員会委員長もまた通産大臣も、再検討をしておると言明しておる事情もあり、独禁法を一歩もゆるがすべからざるものという前提に立って議論を進めることはおかしいじゃないかと思いますので、その点を一つ……。
【次の発言】 春日委員の立法体系の御議論は他日日をあらためてゆっくり伺いたいと思います。同時に、法案につきまし……

第26回国会 商工委員会 第32号(1957/04/25、27期、自由民主党)

○小笠委員 春日さんの今の問題は、私は社会党案の一つのポイントだと思う。いわゆる団体交渉の問題を早期にけりをつけていく、経済の流れにおきまするタイミングをとっていくという問題は非常に重要な問題であります。今、春日委員の説明によりますと、中央及び地方に調整委員会を置くから、適当な予算をとればこれが事務局の積極的活動と相待って、問題はスムーズに解決していくだろうと言われる。しかも現在の中小企業安定法に基く中小企業定安審議会の例を出して説明されておる。そういう点は、いわゆる問題を迅速かつ正確に解決する保証の説明にはならぬと思う。およそ経済問題に少くとも関係当事者を拘束するような判定を下すことは、一種……

第26回国会 商工委員会 第33号(1957/04/27、27期、自由民主党)

○小笠委員 中小企業団体法案並びに中小企業組織法案外二案の審査のため、議長の承認を得まして名古屋市に派遣され、昨二十六日同市商工会議所において現地調査会を開き、広く各方面の意見を聴取して参りました。現地調査会の経過を、ごく簡単に御報告申し上げます。  派遣委員は、自由民主党阿左美廣治君、日本社会党永井勝次郎君及び小笠公韶の三名でありまして、政府側より中小企業庁振興部長今井善衛君及び福井名古屋通商産業局長等の方々が出席されました。  現地調査会は、名古屋商工会議所の会議室におきまして午前十時に開会いたし、私から班長あいさつを行い、会開催の趣旨説明、派遣委員及び意見陳述者の紹介、並びに会議運営の順……

第26回国会 商工委員会 第35号(1957/05/07、27期、自由民主党)

○小笠委員 中小企業団体法案並びに中小企業団体法の施行に伴う関係法律の整理等に関する法律案に対する、自由民主党及び日本社会党共同提案にかかる共同修正案につきまして、その内容を御披露申し上げるとともに、一言所懐の一端を申し述べます。  本修正案の成案を得るに至りますまでには、幾多の紆余曲折を経まして、与野党とも極力相互を信頼するという紳士道に基きまして、連日連夜審議に審議を重ね、ようやく本日ここに提出するの運びとなった次第であります。  本修正案の内容につきまして簡単に御説明いたしますと、第一点は、法律の題名を、中小企業団体の組織に関する法律に改めることであります。  第二点は、組合交渉の応諾等……

第26回国会 商工委員会 第42号(1957/05/18、27期、自由民主党)

○小笠委員 ただいま継続審査に決定となりました諸法案、特に小売商業特別措置法案、商業調整法案、産業分野の確保に関する法律案等商業部門に関する諸法案は、現下の中小企業の現状にかんがみまするときもっとも重要なる案件でありますが、審議日数の関係上十分なる審査をなすことを得なかったことはまことに遺憾の至りであります。よって、これら商業問題の対策につきましては、本委員会は閉会中においても、中小企業に関する小委員会を中心として、現下の商業、特に小売業の実態の把握、問題点の解決策等につきまして真剣なる審査を進められんことを特に望むものであります。なお、政府においても本問題の緊要性にかんがみまして、行政面にお……

第26回国会 商工委員会 第44号(1957/06/24、27期、自由民主党)

○小笠委員 議題になっております中小企業金融に関連しまして、皮切りに問題を引き出す意味において、一、二政府当局並びに関係者よりお伺いいたしたいと思うのであります。  国際収支の悪化に伴いまして、日本の経済も様相を変えて参ったのでありますが、その影響の端的に現われてくる部門は、申し上げるまでもなく中小企業部門であると考えるのであります。このことは、九千万日本国民のうち、農業人口が三千七、八百万、これに続いて中小企業者の占むる人口数はおよそ二千五、六百万と推定されておるという事実にかんがみますと、重大な社会的、経済的意義を持つものと思うのであります。かような見地から考えまして、この重大なる問題に対……

第26回国会 商工委員会 第45号(1957/08/26、27期、自由民主党)【政府役職】

○小笠説明員 今度通商産業省に御厄介になることになりました。これまで当委員会の理事として、皆様方から格別の御指導と御誘掖を賜わっておったのでありますが、今度は場所を変えまして、攻められる方の立場に立ったようでございますが、すでに長らくの間のおつき合いによってわかっております通りの浅学非才でございます。守備もあまり上手でないかと思うのでありますが、皆様方の格別の御友情を一つのたよりとして、努力を続けて参りたいと考えております。何分よろしく御指導、お引き回しをお願い申し上げまして、ごあいさつにかえます。
【次の発言】 経済は生きものであります。従いまして、ただいまの政策の基調は、国際収支の改善、経……


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第27回国会(1957/11/01〜1957/11/14)

第27回国会 商工委員会 第4号(1957/11/11、27期、自由民主党)【政府役職】

○小笠政府委員 本件の問題につきましては、当委員会でいろいろお話がございました。私ども、部内におきまして相談をいたしておるのでありますが、私どもといたしましては、佐竹委員も御指摘の通り、本問題の考え方は、一つは日韓関係に対する関係という視野から、ものを考えております。いま一つは、国内におきます需給関係がどうなっておるか、特に期限の切れて後の問題であるというところに、問題がひっかかっておるわけでありまして、そこらの点から考えまして、需給の関係等から見てどう考えておるかという面から、問題を考えていくべきものと思うのであります。その線から、私どもの考え方として、この前に前尾通産大臣から御答弁申し上げ……

第27回国会 商工委員会 第5号(1957/11/12、27期、自由民主党)【政府役職】

○小笠政府委員 ただいま当委員会で御決議になりました点につきましては、十分その御趣旨を体しまして、その実現に努力いたしたいと思っております。
【次の発言】 非常に由緒のある炭礦であり、しかも、将来相当な採炭可能の炭量を持っておるようであります。私は、そういうものはつぶさないように、これを盛り立てていくということが、新しい経営形態に持っていくよりも、より早道だと思うのであります。もちろん、この会社の自主的な再建計画を土台といたさなければなりませんが、その再建の方策に対しまして、政府で可能な限り援助して、立ち直るようなふうに持っていきたいものだと、私はこう考えております。

第27回国会 商工委員会 第6号(1957/11/13、27期、自由民主党)【政府役職】

○小笠政府委員 先ほど大臣から御答弁申し上げましたような事情で、国会の意思を尊重して、上期におきましては、総量の一割ばかりを人口割にいたしたのであります。この点につきましては、輸入の対象として問題のあることは、私も全く同感でございます。下期につきましては、国会の請願の趣旨もありますが、今加藤委員のような御発言もありますので、十分に慎重に考えていきたい、こう考えております。


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 商工委員会 第5号(1958/02/12、27期、自由民主党)【政府役職】

○小笠政府委員 中小企業等協同組合法の一部改正の施行に当りまして、小組合の組合員に対する措置の問題でありますが、同法二十四条だと記憶するのでありますが、これの趣旨の達成の問題につきまして、一番最初やられる問題といたしましては、行政措置上やれる問題を、まず第一に取り上げていきたい。それは金融上の問題等におきまして、政府関係の金融機関におきまして、小組合に対する融資というようなものに対して、特別の便宜をはかろうというような措置をとって参りたいと思います。問題は、いわゆる税制上の特別の措置であります。これは審議の過程におきまして、いろいろ議論もあったようでありますが、私どもといたしましては、税制上、……

第28回国会 商工委員会 第7号(1958/02/18、27期、自由民主党)【政府役職】

○小笠政府委員 企業合理化促進法の一部を改正する法律案について、その提案理由を御説明申し上げます。  最近における著しい技術革新の状況にかんがみ、科学技術の振興をはかることは、刻下の急務であります。この科学技術振興方策の一環として、鉱工業技術等の試験研究を奨励助成するとともに、特に試験研究の成果である新技術の企業化を促進する措置が必要と考えられます。本法案は、かかる要請に基いて、わが国で行われた試験研究の成果であるところの未確立の新技術であって、国民経済上緊要であると認められるものの企業化を促進するため、その企業化に必要な機械設備等について、新たに特別償却を行う道を開かんとするものであります。……

第28回国会 商工委員会 第11号(1958/02/28、27期、自由民主党)【政府役職】

○小笠政府委員 役員の選任の問題につきましては、まだ具体的に話は進めておりません。ただ問題は、本貿易振興会というものの日本の輸出振興において果させるべき役割の重大にかんがみまして、その代表者と主要役員については、お話しのような練達たんのうの士をもって充てるべきものとは私は考えているのであります。でありまするが、具体的にどういうふうな人を選ぶかという日程には、まだ実は入っておりません。各種公団その他こういうものはありますが、私は、貿易振興会こそほんとうに働いてもらわなければならぬ団体の一つだ、こういうような考え方でいや、これは国際的な関係がございますので、特に国際的な視野のある人を選ぶのが適当で……

第28回国会 商工委員会 第14号(1958/03/06、27期、自由民主党)【政府役職】

○小笠政府委員 ただいま議題となりました工業用水道事業法案につきまして、提案理由を御説明申し上げます。  わが国経済の発展をはかるためには、道路、港湾、鉄道、工業用水、工業用地等の工業立地条件を総合的に整備し、その隘路を打開することによって、工業生産の急速な拡大をはかることが、基本的な重要性を有することは、あらためて申し上げるまでもありません。なかんずく、工業用水は、原材料、動力と並んで工業生産上不可欠のものであり、かつ、きわめて大量の供給を必要とするものでありますので、豊富低廉な用水の確保は、工業の発展をはかる上において、最も重大な要件をなすものであります。しかるに、近年における工業生産の急……

第28回国会 商工委員会 第15号(1958/03/11、27期、自由民主党)【政府役職】

○小笠政府委員 貿易振興会の機能の上るか上らぬかの大きなポイントになりますことは、御指摘の人事構成だと思うのであります。人事構成につきましては、私どもといたしましては、最終的に決定はいたしておりませんが、まず、従来と違いまして理事長は選任の形をとりたい、こういう考え方をとっております。特に貿易というものは、国内と国外というふうな両面にわたる広い視野を持ち、しかも機敏に行動できる必要がございますので、理事長あるいは副理事長というところにつきましては、いわゆるその道の経験豊かな人をぜひ選任して参りたい、こう考えておるわけであります。  なお、お尋ねの役所出身者との関係がどうかということにつきまして……

第28回国会 商工委員会 第22号(1958/03/26、27期、自由民主党)【政府役職】

○小笠政府委員 この対策の措置といたしましては、お述べになりましたような問題もあろうかと思いますが、すでに申し上げましたように、需給の改善をはかる、こういう趣旨から、操短の制度の励行をはかっていくことをいたしておることは、御承知の通りであります。  第二といたしまして、融資の問題でありますが、先ほど、大臣も、中小企業庁長官も、答弁いたしましたように、これに対しましては、筋のある金は出す、こういう方向で進んで参りたいと考えておるのであります。  税制上の問題につきましては、もちろん輸出所得の控除制というような問題につきましては、なお十分に制度の適用が均分化されていないといううらみがございますが、……

第28回国会 大蔵委員会 第15号(1958/03/11、27期、自由民主党)【政府役職】

○小笠政府委員 私どもとしては、輸出貿易の振興をはかることもとより当然でございまして、それが回収されることは当然考えておるのでありますが、ただインドネシアの問題につきましては、ちょうど六千万ドルの支払いの協定ができまして、その翌年の第二年目に至りまして、輸出額で一挙に一億四千万ドルという数字が出たのであります。ここに一億ドル以上の債権が出たことが、この大きな債権を作った一つの理由であります。私どもといたしましては、今外務当局からお話がございましたように、輸出の制限といいますか、調整措置を講じて、その後の増加を極力押えることに努力いたしたのでありますが、何と申しましても、既契約の関係がございます……

第28回国会 内閣委員会 第5号(1958/02/20、27期、自由民主党)【政府役職】

○小笠政府委員 通商産業省設置法の一部を改正する法律案についてその趣旨を御説明申し上げます。  改正の要点は、第一に通商局に振興部を設置することであります。今後におけるわが国経済の安定的成長を期するためには、輸出の振興がその基本的要件であることはいうまでもないことでありまして、通商産業省としてもあらゆる施策を結集して努力を重ねておりますが、この際通商局に新たに振興部を設置し、海外における貿易振興の中核体としての日本貿易振興会の運営の強化、今後ますます活発化するものと期待される海外諸国との経済協力の促進並びに輸出保険、輸出検査、意匠の奨励及び盗用の防止等の事務をあわせ行うことにより、輸出の振興に……


小笠公韶[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
26期-|27期|-29期-30期-31期

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各種会議発言一覧(衆議院27期)

小笠公韶[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
26期-|27期|-29期-30期-31期
第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 商工委員会科学技術振興に関する小委員会 第7号(1955/06/15、27期、日本民主党)

○小笠小委員 簡単に一つ伺いたいんですが、先ほど冒頭のお話で、科学技術振興の問題として、第一点は総合調整の計画官庁を作りたいというような話、第二は教育問題を取り上げた。その第一点でありますが、総合科学技術行政の総合調整機関を作る場合に、この科学技術開発公社との関係、そのそれぞれの持つ業務の分担関係がどうなるのか。これは目的のところに「政府の行政方針に即応して」こう書いてありますが、見方によりますれば、この開発公社自体が現実の経済諸情勢に即応して、現実的な研究の計画性、重点性を選ぶ、選んだ上においてさらに各機関を動員してその実施に邁進せしめる、こういう行き方になると思うのであります。少くとも前段……

第22回国会 商工委員会科学技術振興に関する小委員会 第11号(1955/07/29、27期、自由民主党)

○小笠小委員 私は朝からの質問を黙って拝聴いたしておりまして、本決議に関連して感ずることがありますので、この際希望意見を一言述べておきたいと思います。それはただいま全員一致で決議になりました本決議案の最後の項目の中に「わが国の自動車工業が真の重要産業として飛躍的発展を遂げるに必要なる諸般の施策を速に講ずべきである。」という結語に関連いたしまして、今朝来の質疑におきまして日本の自動車工業、特に乗用車工業の持っていき方について、意見が必ずしも統一しておらぬように思うのであります。マス・プロダクションの傾向に持っていくとか、政府委員の答弁のように自由競争によってその間に残るものを育てていこうというよ……

第22回国会 商工委員会科学技術振興に関する小委員会及び総合燃料対策及び地下資源開発に関する小委員会連合会 第1号(1955/06/25、27期、日本民主党)

○小笠小委員 実は科学技術行政の総合調整機能を充実せしめ、かつ日本の産業振興とうらはらをして、科学技術を計画的に増進せしむるの要のあることは申し上げるまでもありません。私どもはそういう意味におきまして、現在の行政機構にこの機能を充足する行政部門が欠如しておるというふうにも考えるのであります。従いまして、こういうような欠如しておる、しかも刻下日本の経済再建におきましても最も基礎的事項であるこの問題をやる上におきまして、何らかの補完措置がとらるべきであると思うのであります。この補完措置につきましては、さきに科学小委員会の決議を経まして、商工委員会の決議とも相なり、科学技術庁設置の決議がなされておる……

第22回国会 商工委員会私的独占の禁止並びに公正取引に関する小委員会 第1号(1955/05/16、27期、日本民主党)【議会役職】

○小笠小委員長 これより会議を開きます。  私的独占の禁止並びに公正取引に関し調査を進めます。先般商工委員会において公正取引委員会委員長より概略その説明を聴取いたしましたが、本日はまず私的独占禁止法の最近の運用状況について細目にわたる説明を聴取いたしたいと存じます。横田公正取引委員会委員長。
【次の発言】 それでは丸山調整課長。
【次の発言】 質疑に入ります。  この際、議員長谷川四郎君より小委員外の発言を求められておりますので、これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 それでは長谷川君の発言を許します。長谷川君。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめ、次会は追って公報をもってお知ら……

第22回国会 商工委員会私的独占の禁止並びに公正取引に関する小委員会 第2号(1955/05/21、27期、日本民主党)【議会役職】

○小笠小委員長 これより会議を開きます。  百貨店業における特殊指定に関する件及び下請代金の支払遅延に関する件について調査を進めます。まず政府委員より説明を聴取いたします。横田政府委員。
【次の発言】 この際お諮りいたします。議員永井勝次郎君及び長谷川四郎君より小委員外の発言を求められておりますので、これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めこれを許します。永井勝次郎君。
【次の発言】 永井君、よろしゅうございますか。――それでは長谷川四郎君。
【次の発言】 田中武夫君。
【次の発言】 百貨店問題は、独占禁止法上の問題が一つ、もう一つは規模の面から見た、いわゆる公正競……

第22回国会 商工委員会私的独占の禁止並びに公正取引に関する小委員会 第3号(1955/05/31、27期、日本民主党)【議会役職】

○小笠小委員長 これより会議を開きます。  下請代金の支払い遅延の問題及び操業短縮問題について調査を進めます。まず政府より説明を聴取することにいたします。横田政府委員。
【次の発言】 この際申し上げますが、小委員のほかの商工委員の方々の御発言は随時これを許すことにいたしたいと存じますので御了承願います。  質疑に入ります。通告がございますので田中武夫君。
【次の発言】 秋田君。
【次の発言】 それでは私から一、二お伺いしたいのであります。先ほど二十八年、二十九年の下請支払い促進の調査並びに勧告について御報告がございましたが、対象になりました会社の地域的分布はどうなっておるかということを一つ伺い……

第22回国会 商工委員会私的独占の禁止並びに公正取引に関する小委員会 第4号(1955/06/13、27期、日本民主党)【議会役職】

○小笠小委員長 これより会議を開きます。  生産の集中と企業の合同に関する件につきまして調査を進めることといたします。まず政府よりその説明を求めることにいたします。横田政府委員。
【次の発言】 質疑の通告がありますので、これを許します。  なおこの際、小委員外の商工委員の御発言につきましては、随時これを許すことにいたしたいと存じますので、御了承願います。加藤清二君。
【次の発言】 次に前会に引き続き綿紡績操業短縮に関する件について調査を進めます。前回の小委員会におきまして政府よりその概要について一応の説明を聴取いたしましたが、その後の経過についてまず政府より説明を聴取することにいたしたいと思い……

第22回国会 商工委員会総合燃料対策及び地下資源開発に関する小委員会 第3号(1955/06/09、27期、日本民主党)

○小笠小委員 それでは私は池田参考人のお話を伺いたいと思います。池田参考人のお話を伺いますと、石炭鉱業について、適正生産量をあくまで維持しなければならない、適正生産量を維持しながら、それを高度的に利用することによって、重油その他競争燃料との競争力を確保して参らなければならない、こういう趣旨のお話であったと思うのでありますが、現段階におきまして、石炭鉱業の維持の上におきまして、適正生産量を確保するということは私どもぜひ必要だと思います。私も同感だと思うのですが、ここに経済諸条件が違うのであります。この経済諸条件が違うところをどういうふうにして現実に持っていかれようとするのか。お話の論旨があっちこ……

第22回国会 商工委員会総合燃料対策及び地下資源開発に関する小委員会 第4号(1955/06/17、27期、日本民主党)

○小笠小委員 石油資源開発に関しまして、特別の会社を作って強力に日本の石油資源の探査をやっていこう、こういう必要がありますので、小委員会におきましては、その趣旨のもとに、しからばどんな形の会社を作るのがいいかというような趣旨で、検討を進めて参ったのであります。お手元に配付しておりますような一応の案ができ上ったのでありまして、この案につきましては、もっぱら内田君が中心になって進めて参ったのでありますが、大体の考え方といたしましては、石油資源の開発は、現在のような情勢のもとにおきましては、多きを期待できない。しかも一方、政府においては、石油資源開発五カ年計画というようなものを作っております。この五……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 商工委員会重化学工業に関する小委員会 第2号(1956/02/25、27期、自由民主党)

○小笠小委員 ちょっとお伺いしたいのですが、どなたに伺ってよいか、どなたでもけっこうでありますが、お二人のお話を伺っておりまして、私は一つ抜けておるところがあると思うのであります。それは倉田さんのお話を聞いておりますと、アッセンブル工業としての日本の機械の輸出振興上三つばかりの点が足りない、こういうことをあげられてこれらをよくしていかなければならぬという話が中心であったように思います。それから大塚さんの曲語は、もっぱら下請企業あるいは中小企業の現状についての機械の老朽性を中心としてのお話であったように思います。日本の機械工業というものが将来大きな希望を託されておりながら、今日まだ立ちおくれた産……

第24回国会 商工委員会総合燃料対策及び地下資源開発に関する小委員会 第1号(1956/03/05、27期、自由民主党)【議会役職】

○小笠小委員長 これより会議を開きます。  本日はまず石油資源開発株式会社及び石炭鉱業整備事業団の設立の経緯、現況及び見通し等につき、御出席の参考人、石油資源開発株式会社社長三村起一君及び石炭鉱業整備事業団理事長田口良明君よりそれぞれ御説明を承わりたいと思います。  それではまず三村参考人より御説明をお願いいたします。
【次の発言】 次に田口参考人より御説明をお願いいたします。
【次の発言】 この際参考人並びに政府当局に対し、御質疑があればこれを許します。――淵上房太郎君。
【次の発言】 多賀谷君。
【次の発言】 鉱山局長が見えております。

第24回国会 商工委員会総合燃料対策及び地下資源開発に関する小委員会 第2号(1956/06/03、27期、自由民主党)【議会役職】

○小笠小委員長 これより会議を開きます。  鉱害賠償及び鉱害復旧制度に関して調査を進めます。質疑の通告がありますので、これを許します。多賀谷真稔君。
【次の発言】 この際小委員各位の御了承を得たいと存じます。ただいま調査を進めております鉱害問題は、本小委員会の調査事項のうち当面の重要案件であります。商工委員会におきましても案件の重要性にかんがみ、特に先般来多数の参考人の意見を聴取し、鋭意調査検討を進めておりますが、本小委員会といたしましても、明日からは閉会となりますが、当小委員会も引き続き調査を進めることに相なることと存じますので、閉会中には特に本問題に重点を置いて調査を進めることにいたしたい……

第24回国会 商工委員会総合燃料対策及び地下資源開発に関する小委員会 第3号(1956/07/13、27期、自由民主党)【議会役職】

○小笠小委員長 これより会議を開きます。  鉱害賠償及び鉱害復旧制度に関して調査を進めます。  本日は都合により懇談にて議事を進めることにいたします。  これより懇談会に入ります。

第24回国会 商工委員会総合燃料対策及び地下資源開発に関する小委員会 第4号(1956/09/03、27期、自由民主党)【議会役職】

○小笠小委員長 これより会議を開きます。  鉱害賠償及び鉱害復旧制度に関し調査を進めます。  先般来商工委員会においては各地に委員を派遣し、実情調査を行なって参りましたが、そのうち特に本小委員会の当面の重要課題であります鉱害問題について、参考のためその調査の結果について私から簡単に御報告申し上げます。  御承知のように、現在の石炭鉱害復旧につきましては、特別鉱害復旧臨時措置法と、臨時石炭鉱害復旧法の二法律が施行されております。  福岡県当局の報告によりますと、昭和三十一年七月末における特鉱法に基く復旧事業瞳は、金額にして九十二億円、進捗率は認定事業量の九三・七%に達し、地元市町村を初め関係者の……

第24回国会 商工委員会中小企業に関する小委員会 第2号(1956/04/14、27期、自由民主党)

○小笠公韶君 今日の日本経済におきまして大きな地位を占めておる問題の一つとしまして、中小企業問題、そのうちで中小小売商問題というものが、実は大きな問題として残されておるのであります。今日の小売商における問題の焦点は何であるかといいますと、一つは小売業の企業が多過ぎるということだと思うのであります。  いま一つは、百貨店を中心とする大きな資本による大規模経営が、小売商に圧迫を及ぼしておるということが第二点だと思うのであります。  第三点といたしましては、消費者の自衛的措置から出るいわゆる消費協同組合もしくは購買組合というふうな制度からくる小売商への圧迫の問題であろうかと考えるのであります。  こ……

第24回国会 商工委員会貿易振興に関する小委員会 第1号(1956/02/23、27期、自由民主党)

○小笠公韶君 説明の中で一、二点字句の問題を伺いたいと思います。配付されました「昭和三十二年度上期外貨予算編成方針」、これは口頭で説明されたようですが、その中の最後の「外貨割当方式の改善」の最後から三行目に、「今後輸入量の増加に応じて商社割当比率を増大するとともに、外貨資金割当基準を極力簡素化する方針である。」と書いてある。この「輸入量の増加に応じて」以下を具体的に、私は読んでわかりませんので、一つ御説明を願いたいということが一つ。  それからもう一つ配付された資料の中で、「最近における諸外国との貿易上の問題点」というのがございます。この中の最後から二枚目のアルゼンチンのところで、結びが「買付……


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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 商工委員会総合燃料対策及び地下資源開発に関する小委員会 第1号(1956/12/03、27期、自由民主党)【議会役職】

○小笠小委員長 これより会議を開きます。  本日は、まず金属鉱山の振興対策について、御出席の参考人日本鉱業協会専務理事樋口重雄君並びに同協会中小鉱業対策委員大揚鉱山社長松本万里君より御意見を承わりたいと思います。  それではまず中小金属鉱山の現状並びにその振興策について松本参考人よりお願いいたします。松本万里君。
【次の発言】 次に中小鉱山を含めた金属鉱業全般にわたる現状並びにその振興策について樋口参考人よりお願いいたします。樋口重雄君。
【次の発言】 この際参考人並びに政府当局に対し御質疑があればこれを許します。
【次の発言】 多賀谷君。


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 科学技術振興対策特別委員会商工委員会連合審査会 第1号(1957/03/28、27期、自由民主党)

○小笠委員 ちょっと関連して伺いたい。今の中崎委員の質問に対する政府次官の答弁はそれでいいのですか。情報センターと技術士法案が有機的関係をもって、表裏一体をなす、結果的に見た場合に、科学技術のレベル・アップには役立つが、具体的に表裏一体をなすということはどこから言われるのか。技術士法については後ほど私はいろいろお教えを願いたいと思うのでありますが、これは一つの資格規定であります。資格規定で、実体法ではないことは申し上げるまでもないのでありますが、その点はどういうふうな点で表裏一体をなし、有機的関係を持っておるのか、御説明を願いたいのであります。

第26回国会 商工委員会総合燃料対策及び地下資源開発に関する小委員会 第1号(1957/06/10、27期、自由民主党)【議会役職】

○小笠小委員長 これより会議を開きます。  総合エネルギー対策に関し調査を進めます。まず政府当局より、最近のエネルギー事情、特に当面の問題点並びに長期エネルギー対策等に関する政府の構想について説明を求めます。石井物資調整課長。
【次の発言】 次に中近東における石油事情について特に本日参考人として御出席を願いました石油資源開発株式会社顧問吉田半右衛門君より御説明を承わり、調査の参考といたしたいと存じます。  吉田参考人には去る二月より約三カ月間中近東諸国をお回りになり、つぶさに現地の石油事情を視察され、先月初め帰国されました。  それでは吉田参考人より御説明をお願いすることにいたします。吉田参考……

第26回国会 商工委員会総合燃料対策及び地下資源開発に関する小委員会 第2号(1957/06/11、27期、自由民主党)【議会役職】

○小笠小委員長 これより会議を開きます。  地下資源開発に関する諸問題について調査を進めます。まず最近における金属鉱業の実情について参考人日本鉱業協会専務理事樋口重雄君より御説明を承わることにいたします。樋口参考人。
【次の発言】 次に石油資源開発株式会社の事業運営状況について、参考人石油資源開発株式会社常務理事岡田秀男君より御説明を承わることにいたします。岡田参考人。
【次の発言】 参考人に対し質疑があれば、これを許します。なお、この際政府当局に対し質疑があれば、あわせてこれを許します。
【次の発言】 佐々木君。
【次の発言】 小平君。


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 商工委員会中小企業信用保険公庫法案外一件審査小委員会 第2号(1958/03/28、27期、自由民主党)【政府役職】

○小笠政府委員 御承知の通り、この信用保険公庫のねらいはどこかという、基本的な考え方でありますが、これは、私はこういうふうに理解をいたしておるのであります。中小企業者に保証範囲を広げていく。特に、中小企業者の中でも、小口金融に重点を置いていくというところに、従来の中小企業金融との、性格上の大きな相違を、この制度で来たすものと考えておるのであります。そういうふうな考え方をいたしますと、いわゆる、まず頭の置き方として、中小企業者が、より金融の便が得られるような措置に考えていかなければならぬ、こう考えております。その点からいいまして、一件どの程度の金額のものを中心にそれを推進していくか、こういうとこ……

第28回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1958/02/14、27期、自由民主党)【政府役職】

○小笠政府委員 農産物の輸入の問題につきましては内地の生産業者との調整をはかる、これは絶対に必要であります。調整をはかるという建前から、国内の生産物の最盛期を避けるということが原則になっておりまして、そういう趣旨で扱って参っております。今加藤さんからお話の、最近問題になっておりますのは、この原則に対して、そういうふうなことをやってなぜ問題が起ってきたかと申しますと、御承知の通り本年は暖冬でありまして、ノリの作付は、当初予定いたしておりましたよりも相当減収ということに見込まれておるのであります。従いまして、国内のいわゆる消費者――これを加工する中小企業は、あるいは消費者と言ってもいいかもしれませ……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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