このページでは天野光晴衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。
○天野(光)委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、委員長に田原春次君を推薦いたしたいと思います。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事は、その数を八名とし、委員長において指名せられんことを望みます。
○天野(光)委員 事務的なことを二、三お尋ねしておきます。
今年度の干ばつが相当深刻になっておることは、最近この委員会でも実態調査をやることになりましたが、その干ばつが容易でないという段階において、農林省としてとられた措置ですね、その経過等を具体的にひとつ説明していただきたい。
【次の発言】 それで、私の聞きたかったのは、いわゆる干ばつ対策として井戸を掘らせる、ポンプアップをさせるという指導をした、これにがかった経費が相当ばく大にのぼる、それに対する助成はどうなるのだということを聞きたかったわけです。過去の例によってこれを措置するといういまの説明ですが、いままでの例から言うと、どういう形で、……
○天野(光)委員長代理 渡辺芳男君。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめ、次会は公報をもってお知らせすることとし、これにて散会いたします。
午後零時五十七分散会
○天野(光)委員 第三班の調査概要について御報告申し上げます。 七月の集中豪雨による被害状況調査のため、去る七月十五、十六の両日、永井勝次郎君、小沢貞孝君、鈴切康雄君及び私が大阪府、兵庫県に派遣され、さらに地元選出議員多数の御参加を得まして、つぶさにその実情を調査してまいりましたので、以下御報告いたします、なお、委員会の運営上、ごく簡単に概要を申し上げることをお許しいただき、細部については、府、県、市からの陳情書、資料等を委員長のお手元に提出いたしてありますので、御参照願いたいと存じます。 このたびの集中豪雨は西日本一帯に大きな被害をもたらしたのでありますが、大阪府では七月七日から十日、及……
○天野(光)委員 関連して。これはどういうふうなところに当てはまるか、きょうは各省庁みなおいでですから、お考え願いたい。 今度の災害で、西宮市に起きた災害です。これは住宅地の崩壊による大災害なんですが、たまたま一家全滅で、子供さん一人、奥さんが大重傷で顔がいびつになって入院して、ほとんどどうにもならないという話なんですが、その二人だけが残った。ところが、崩壊した場所はそのまま砂利一つ取り除いていない。一体これはどうしたんだ。これを取り除かないと、崩壊した上のところに、ロープをつないで、うちが三軒も宙に浮いている。その下がやられると大災害が起こるのですよ。それがぺちゃんこになって何もなくなって……
○天野(光)委員 三日間にわたって各被災地の選出の議員の方々から質問がございまして、大体かゆいところに手の届くところまでただされたわけでありますが、その中で二、三点の問題でお尋ねをしておきたいと思います。 私の質問が終わりますと懇談会をやる予定でありますので、その懇談会の席上でいろいろ取りまとめをしたいと思います。そういう意味で質問をいたしますので、できるだけ簡単に御説明をお願いしたいと思います。 一つは、きのう関連質問で申し上げましたが、今度の西宮市の宅地の崩壊による災害の現状でありますが、現在のところでは一体どこの所管でどういう扱いをするのかという問題であります。宅地が崩壊し、一家全滅……
○天野(光)委員 第二班の調査の概要につきまして、御報告いたします。 派遣委員は、自由民主党の私天野光晴、日本社会党の山本弥之助君及び公明党の斎藤実君でございまして、ほかに、地元選出議員の御参加をいただき、九月四日から六日までの日程で、山形県におきます今次の集中豪雨によります被害の状況につきましてつぶさに調査いたしてまいりますとともに、福島県の被害の状況等につきまして、山形県庁において、福島県副知事から説明を聴取してまいったのであります。 山形県におきましては、八月二十八日朝から二十九日の朝にかけて、県の中南部、特に置賜地方を中心にして激しい豪雨があり、小国では、二十八日午後九時からの一時……
○天野(光)委員 関連。各県とも救農土木事業という陳情が出ていると思いますが、その一番問題になるのは、もう全然作物はとれない、そして離農もやむを得ないのじゃないかという状態にある。これを来年の作付まで持ちこたえさすためには、どうしても、いろいろな融資の道もありますが、実際問題として働いて取らせるくふうをしなければいけない。ところが救農土木をやるといっても、いまの農地局長の答弁では、干割れしたようなため池とか水田等をやらせるということですが、これから調査をしてやるのではとても間に合いません。そこでその規格以下のため池も救農土木の一つの対象としてやるのだというふうにただいま聞いたのですが、いままで……
○天野(光)委員 私は、自由民主党、日本社会党、民主社会党及び公明党の四党を代表して、決議案を提出いたします。 まず、決議案の案文を朗読いたします。 昭和四十二年七月以降の干ばつによる災害対策に関する件 本年七月以降九州全域ならびに四国及び中国地方の一部に七十数年ぶりといわれる激甚なる干害が発生した。 このため、被害農家はもとより、県、市町村及び農業関係諸団体等は、あげて干害応急対策事業の推進に万全を期しているのであるが、農作物の被害額は九百億円を越え、なお日増しに増加の一途をたどり、これに要した応急対策事業費も又莫大な額にのぼっている。 よって政府は、この激甚なる干害に……
○天野説明員 この委員会には非常にお世話になりまして、ごめんどうを見ていただいておりましたが、ちょっと私の関係のないところへ今度参りました。何とぞひとつよろしくお願いいたします。(拍手)
○天野(光)委員 委員長、議事進行。委員長、議事進行について発言があります。質疑打ち切りを願います。
○天野政府委員 このたびの内閣改造にあたりまして、はからずも予期せざる科学技術政務次官を拝命することになりました。 皆さま方御案内のように、私の科学技術政務次官というのは、ちょっと木に竹をつないだような感じがいたしますことをみずから自認をいたしておるわけでありまして、よほど勉強しないとおしかりだけをこうむるのではないかという感じがいたしております。一生懸命勉強いたしますので、委員各位の格別な御配慮によりまして、任期中つつがなく過ごさしてもらうようにお願い申し上げまして、ごあいさつにかえます。(拍手)
○天野政府委員 石野先生の御発言、ごもっともだと思いますし、私たちの科学技術庁としても、関連性が非常にある省でもございますので、農林省当局、大臣、あるいは事務次官、政府次官等に、きょうの御発言の内容を申し入れしまして、できるだけ善処するようにお話しいたしたいと思っております。
【次の発言】 ずいぶんむずかしい御質問をいただいたわけですが、私も三年ばかり前にソ連から招待を受けまして、ソ連を約一カ月間ばかり訪問し、各種設備、各種機関、各種研究団体等を特に御案内をいただきました。
いま先生のおっしゃるとおり、原子爆弾ではアメリカのほうが一歩進んでおるが、宇宙開発ではソ連のほうが一歩も二歩も進んでお……
○天野政府委員 科学技術庁の昭和四十年度決算についてその概要を御説明申し上げます。 まず、歳出予算現額は百四十六億三千七百五十九万三千円でありまして、これに対する支出済み歳出額は百四十一億八千三百八十五万六千円となっております。 次に、そのおもなる費途についてその大略を御説明いたしますと、第一に、原子力関係経費として九十六億七千五百八十四万九千円を支出いたしました。これは日本原子力研究所の原子炉等の研究施設整備、原子燃料公社の原子燃料研究施設整備、国立機関における原子力試験研究の実施、民間企業等の原子力試験研究の助成等、原子力平和利用の促進をはかるために支出したものであります。 第二に、……
○天野政府委員 私が答弁するより、兒玉先生のほうがよく認識されておることであろうと思いますが、科学技術庁といたしましては、私赴任して日なお浅いのでありますが、種子島の基地の問題につきまして、いろいろ経過と今日の考え方等をただしておるのでありますが、第一として、種子島の基地を変えることは、現在非常に困難だということ、そして種子島の基地を選んだのは、科学技術庁として、いまの兒玉先生のお話ですと、何か手落ちがあったようなお話でございますが、最良の場所であるという点で種子島を基地に設定されたようでございます。そういう点で、言うなれば沿岸漁民にとりましては生活の基地でもございますし、優先権もあるわけであ……
○天野政府委員 長官の所信の表明につきまして、その補足的な質問に私が答えることはちょっと順序が逆だと思いますが、問題が問題でございますから、私の考えておる点を申し上げて御了解願えればたいへんけっこうだと思います。 ただいまお話がございましたように、現在世界の各国で完全に未開発の地点というのは海の底だけじゃないかという感じがいたします。そういう点で、これからの開発の方向は、やはり海洋開発に注ぐことが全世界の大きな流れであると考えます。そういう点で、特に日本は領土が狭い国でもありますし、今後大きくいわゆる海洋開発に力をいたすことが日本の政治の大きなポイントでなければならないというふうに私は考えて……
○天野政府委員 核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規則に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。 最近における原子力開発利用の進展は、まことに目ざましいものがあり、今後のわが国の経済社会の進展にも大きく貢献するものと期待されております。 このような原子力開発利用を積極的に推進していくにあたりましては、その安全性の確保に万全を期すべきことが不可欠な前提であることは、あらためて申し上げるまでもないところであります。このため、従来とも、原子炉等規制法により適切な規制の実施につとめてまいったものでありますが、最近、核燃料の加工がいよいよ本格的な事業と……
○天野政府委員 加工事業が現実の問題となってまいりましたために、工場を許可する場合、それに関する設計の認可とか工事の方法について認可を受けるようにするとか、施設等の検査をやるとか、あるいは核燃料取扱主任者を置いて安全確保に万全を期するというのを大体の骨子として、規制法の一部改正を行なうようにいたしたものでございます。
【次の発言】 この問題には相当歴史があるようでございますので、そういう点で四囲の状況から相当スピードアップをしなければならない段階に来ておると思いますが、肝心かなめの問題が解決していない状態でございますので、この問題がスムーズに解決できるかどうかということが解決の大きなかぎになる……
○天野政府委員 四十八年度に人工衛星を上げる目標で宇宙開発の一元化をはかりましてやろう、その基礎的な法律がきょう上げていただける予定になっておる今度の法律でございます。そういう点で、まず現在までの状態でいいますと、一つにまとまっていなかったために相当予算のロスがあったのじゃないかと思うのですが、この方向づけが確定されました暁においては、協力一致できる状態まで科学技術庁のほうでは各省との連絡を密にいたしまして、当初の目標である四十八年度に人工衛星を上げられる処置を講ずるような予算措置もとるように努力を続けてまいりたいと考えております。
○天野政府委員 科学技術庁の昭和四十一年度決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。 まず、歳出予算現額は百九十七億八千七百七十二万八千円でありまして、これに対する支出済み歳出額は百九十六億四百五十九万三千円、翌年度繰り越し額は一億三千九百十四万二千円、不用額は四千三百九十九万三千円となっております。 次に、支出済み歳出額のおもなる費途についてその大略を御説明申し上げますと、第一に、原子力関係経費として百十七億二千四十九万五千円を支出いたしました。これは日本原子力研究所における材料試験炉等の研究施設の整備、動力炉の研究開発及び原子炉の運転等、原子燃料公社におけるウラン資源の探鉱、核燃……
○天野政府委員 田川委員は私どもの先輩で、もうすでに科学技術庁は非常にごやっかいになったので、十二分に御理解願っておることと思いますが、科学技術庁の海洋開発に関する問題は、大臣が基本的に重要問題として取り上げられるという意思表示をすでに国会においてされております。日本の国は古来非常に領土が狭うございまして、人口の密度の多い国でありますから、現在の領土の中だけの開発ではとうていやっていけないということは何人も常織であります。そういう点で、最近諸外国でも政策として海洋開発研究に重点を入れております関係から、わが科学技術庁といたしましては次年度から本格的な構想を立ててやるという考え方でございます。現……
○天野(光)委員 関連して。時間がないですから、ごく簡単に答弁をしていただきたいと思います。 この公示法が通れば、さっそく法律が発動するわけでありますが、その仕事の中心的な役割りを果たすのは、やはり地価を評価する鑑定士の問題になってくると思うのです。とりあえず、政府当局は、大都市、東京、名古屋、大阪周辺だけをやるといっておりますから、これは問題ないと思いますが、それ以外の府県にわたってまいりますと、鑑定士が現在の状態では非常に少ないわけでありまして、一人もいない県は現在ないようでありますが、東北地方などに参りますと、一つの県で三人鑑定士がいるという県はほとんどないくらいで、二人くらい。それで……
○天野(光)委員 関連で二つの問題について。
いまも葉梨君が最後に問題にされた、新建材の使用を制限するといういわゆる特殊建築物とは、何と何をさすのですか。
【次の発言】 過去における火災の災害にかんがみて、新建材を使用したということによって人命の損傷が非常に多かったということで、新建材の使用制限をするというふうに踏み切ったわけでありますが、先ほどの葉梨君の質問によりますと、新建材をチェックするその設備もまだできていないというふうに答弁を聞いたのですが、それはどうなんですか。もう完全にやっておるのですか、それとも、まだ完全にその機械等の設備ができなくてできないのか、できるとすれば、いつごろまで……
○天野(光)委員 いま視察結果の報告書を朗読されましたが、その視察の実態に徴しまして委員会がキャッチしたもろもろの問題、意見等が添えてありますが、いまの報告書の内容どおりの運営を今後執行部がやられれば、これは文句はないわけでありますが、そこに非常に問題点が多いと思いますので、その中の一、二の点を具体的に質問したいと思います。おもに営業の許可、建築の許可、消防の取り締まり等に関連して質問をいたしたいと思います。これは、どうかひとつ簡単に答弁をして、要領よくやっていただきたいと思います。 第一に、建築基準法に関してお尋ねするのでありますが、建築基準法に基づいて、旅館、ホテルでの興行、いわゆる遊技……
○天野(光)委員 先日の委員会で質問をいたしまして、厚生省のほうに要求をしておきました事務の取り扱い方についてきょうは質問をいたします。 いま消防庁で消防法の施行令の一部を改正された、これはけっこうだと思うのですが、どのように改正しても、その施設なりそうした設備が完全にできないうちに営業を始めるようでは、これはどうにもならないわけであります。そういう点で、建設省のほうは建築基準法に基づく許可を与え、消防庁のほうでは、消防署関係は消防法に基づく安全性を確認した上で、厚生省が営業の許可をするというのが手順でなければならない。ところがいままではそうではなくて、全然別々にこれをやっておったきらいがあ……
○天野小委員長 これより小委員会を開会いたします。
災害対策の基本問題に関する件について調査を進めます。
本日は、第一回でありますので、各小委員の方々から御意見を出し合っていただいて、本小委員会で取り上げる問題、今後の進め方等について協議懇談いたしたいと存じます。
これより懇談に入ります。
【次の発言】 これにて懇談を終わります。本日はこれにて散会いたします。
午後三時二十四分散会
○天野小委員長 これより小委員会を開会いたします。
災害対策の基本問題に関する件について調査を進めます。
本日は、各党から災害対策の諸問題に関する試案が提出されておりますので、直ちに懇談に入りたいと存じます。
これより懇談に入ります。
【次の発言】 これにて懇談を終わります。
本日は、これにて散会いたします。
午後零時二十五分散会
○天野小委員長 これより小委員会を開会いたします。 災害対策の基本問題に関する件について調査を進めます。 本小委員会は、八月一日より小委員会を開会すること二回、小委員会を開かないで懇談すること三回にわたり、災害対策の基本問題に関して各党から試案を持ち寄り、法改正を要するもの、あるいは予算措置、行政措置によるもの等、それぞれの問題について小委員相互間あるいは政府関係担当官との間で鋭意意見の交換を行なうとともに、小委員会としての草案を得るため、各党一名ずつ起草小委員を選出し、一応の素案の作成につとめてまいったのであります。 本日は、小委員会としての試案を得るため、起草小委員のもとでまとめられ……
○天野小委員長 これより小委員会を開会いたします。 この際、小委員長から申し上げますが、去る二十二日の委員会において、新潟、山形地方の豪雨による被災者の集団移転問題につきましても、本小委員会において検討を進めることに決しましたので、さよう御承知願いたいと存じます。 なお、本問題につきましては、後刻懇談の席において関係当局から説明を聴取いたしたいと存じます。 それでは、災害対策の基本問題に関する件について調査を進めます。 本日は、去る十月六日の小委員会において起草小委員から御報告願いました一応の素案につきまして、さらに検討を進めてまいりたいと存じます。 これより懇談に入ります。
○天野政府委員 昭和四十三年度における科学技術庁の予算について、その概要を御説明申し上げます。 昭和四十三年度総理府所管一般会計予算のうち科学技術庁の予算要求額は歳出予算額三百十八億三千七百二十九万九千円、国庫債務負担行為額百二十八億七千三百五十九万九千円でありまして、これを前年度予算額歳出予算額二百四十一億九千五百八十二万二千円、国庫債務負担行為額七十三億百百円に比較いたしますと、歳出予算額七十六億四千百四十七万七千円、国庫債務負担行為額五十五億七千二百五十九万九千円のそれぞれ増額となっております。 次に、予算要求のうち、おもな経費についてその大略を御説明申し上げます。 第一に科学技術……
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