石川次夫 衆議院議員
31期国会発言一覧

石川次夫[衆]在籍期 : 28期-29期-|31期|-32期
石川次夫[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは石川次夫衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院31期)

石川次夫[衆]本会議発言(全期間)
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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 衆議院本会議 第34号(1968/05/16、31期、日本社会党)

○石川次夫君 私は、日本社会党を代表いたしまして、佐世保港入港の原子力潜水艦による汚染問題の調査報告に対し、若干の質問をせんとするものであります。  佐藤総理は、本国会の施政方針演説にあたりまして、現代を核時代と規定し、まず第一に、「平和利用と科学技術の面における貢献によって、核時代におけるわが国の威信を高める」と申しておりますけれども、わが国が先進国に追いつき追い越して、国民の繁栄をもたらすためには、科学技術の振興が何よりも重要であるということは言うまでもないのであります。しかし、われわれは現代を原子力時代と名づけてきたのでありますけれども、それをことさらに核時代と言いかえておるということは……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 衆議院本会議 第57号(1969/07/08、31期、日本社会党)

○石川次夫君 私は、日本社会党を代表いたしまして、今回提案された特許法の改正案に対し、本法案を否決すべきであるとの少数意見を開陳しようとするものであります。  今日、特許案件が収拾のつかない状態にまで渋滞、山積をいたしまして、審査に五年近くも要するようになった原因は、言うまでもなく、特許の重要性を認識せずに放置し来たった保守政権の無為無策に基づくものでございまして、その前提として、科学政策が皆無にひとしかった自民党政府の無能によるものであります。(拍手)  たとえば、今日にわかに情報産業、海洋開発等の重要性が叫ばれてきたのも当然のことで、むしろおそきに失したうらみがあるわけでございますけれども……

石川次夫[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院31期)

石川次夫[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 科学技術振興対策特別委員会 第8号(1967/05/24、31期、日本社会党)

○石川委員 私は、かねがね農薬の人体に及ぼす影響、あるいはそれを扱う農民に対する影響というものはおそるべきものであることを伺ってもいたし、また新聞等でも取り上げておるわけであります。したがって、これは何としても大いにこの実相というものを究明し、対策を早急に講じなければならぬ、こういうことで質問の通告をいたしたのでありますけれども、実は昭和四十一年、昨年の三月ごろ、この問題についてはかなり詳細な質疑応答があったようであります。したがいまして、私の申し上げることは、極力重複は避けるつもりでありますけれども、重複する点があればお許しを願いたいと思います。  最初に申し上げたいのですが、終戦後、日本の……

第55回国会 科学技術振興対策特別委員会 第15号(1967/06/15、31期、日本社会党)

○石川委員 今度の法案につきましては、だいぶ熱心に、詳細にわたってもう質問が行なわれておるようであります。したがいまして、私はその前提になるきわめて基本的な問題につきまして質問をしたいと思っております。  御承知のように、日本も資本の自由化ということが叫ばれまして、技術の格差という問題が大きくクローズアップをされておるわけであります。ところで、いまさら申し上げるまでもないわけでありますけれども、ヨーロッパにおきましても、アメリカの資本の導入に伴って、この技術の格差ということが非常に大きな問題になっておるわけであります。しかし、ヨーロッパとアメリカとの技術の導入の比率は大体五対一、ヨーロッパのほ……

第55回国会 科学技術振興対策特別委員会 第18号(1967/06/28、31期、日本社会党)

○石川委員 きょうはこの両法案のうち、特に核燃料に関してだけちょっと掘り下げた質問をしたい、こう思っております。  その前に、実は最近の新聞で拝見したのでありますけれども、この前私が質問いたしました科学技術基本法を今国会中に出すつもりであるという長官の答弁であったわけですが、それがどうなっているかということと、それと同時に、科学技術のわりあい長期にわたる予算を伴った計画というものがいわゆるころがし予算というか、そういうものを含めて短期に一年、一年区切ったのではいかぬということで、そういうふうな長期計画みたいなものをつくりたい、こういう意向を長官が発表されておるようでありますけれども、これは科学……

第55回国会 科学技術振興対策特別委員会 第20号(1967/07/05、31期、日本社会党)

○石川委員 きょうは参考人の方、それぞれ皆さんたいへんお忙しいところを長時間にわたりまして貴重な御意見を伺いまして、まことにありがとうございました。  いままで基本的な問題点につきましては、いろいろな方からそれぞれ御答弁をいただきましたので、私はちょっとピントをはずれるかもしれませんけれども二、三点御質問をいたしますから、たいへんお疲れでもございましょうから、簡単に御答弁いただいてけっこうでございます。  原子力の開発が非常に重要なことは、いまさら申し上げることがないわけでございます。ほかのビッグサイエンスと違いまして、この原子力は特に将来のエネルギーの問題である。われわれの生活に密接な関係が……

第55回国会 科学技術振興対策特別委員会 第21号(1967/07/06、31期、日本社会党)

○石川委員 関連。いま三木さんから基本的な問題について質問があったわけでありますが、あしたまた連合審査会がありますから、連合審査会では、大体学術振興会をつくろうとする当事者に対する質問を行なうわけでありますけれども、きょうはその半面の科学技術関係だけにして、ちょっと審議を進める便宜をはかる上から質問したいと思います。それで、ちょっと大ざっぱなものの言い方をします。  きのう、御承知のように、動力炉・核燃料開発事業団法案を審議する過程で、参考人の意見をいろいろ聞いたわけであります。そのときにも、私、申し上げたのでありますけれども、原子力は、OECDの科学政策委員会でも言われておりますように、日本……

第55回国会 建設委員会 第5号(1967/05/08、31期、日本社会党)

○石川委員 実は一般質問の中でいろいろ質問をしたしことがたくさんあったのですが たとえば集中化する都市政策としてたいへん政府としてはポーズの上では熱意を示しておるようではあるけれども、財政の裏づけなり、予算の面から見ると、逆行ではないかという点を実は質問をしたかったのであります。それから基本的な都市政策というものが確立をされておらないという問題、あるいはまた河川をきれいにするというのは国民のたいへん切なる要望でありますけれども、建設省でBOD4PPMにするということに対する各省からの反発があってこれはなかなかきまらぬ、こういう点を何とか推進しなければならぬという問題もあるわけでありますが、関連……

第55回国会 建設委員会 第9号(1967/05/19、31期、日本社会党)

○石川委員 だいぶ時間も経過したようでありますから、要点だけを質問しますから、要領よく御答弁願いたいと思います。  最初に建設大臣に、国務大臣としての西村さんにひとつ伺いたい。それは自民党の中におきまして、最近は公共投資がたいへんおくれておる、社会資本の立ちおくれを埋めるのだという意欲を持って、いわゆる中期経済計画なり経済社会発展五カ年計画が出ておるわけです。ところがこれを見ると、積極的に社会資本を充実させるという意欲が出てないのですよ。それはどういうことかといいますと、固定資本の形成率の伸び率、これは今度の計画でいきますと一〇・五%です。ところが昭和三十三年から三十五年までが一五%、それから……

第55回国会 建設委員会 第15号(1967/06/09、31期、日本社会党)

○石川委員 大蔵大臣が見えられましたので、ほんとうなら財政経済全般を質問したい気持ちで一ぱいでありますけれども、建設委員会でもあるし、時間もたいへん少ないようでありますから、道路財源を中心とする質問点二、三をいたしたいと思っております。  まず最初に伺いたいのでありますが、実は昨年から建設公債というものが発行されてりおります。この前の大蔵大臣福田さんは、建設公債というのの公債という面に非常に力を入れまして、フィスカルポリシーとしての不況対策として建設公債というものを発行する、こういう説明をされておったわけであります。ところが、水田さんにかわられましてから、建設公債の、公債の面ではなくて、社会公……

第55回国会 建設委員会 第16号(1967/06/14、31期、日本社会党)

○石川委員 土地収用法の改正の提案理由の説明を拝見しますと、地価対策に着実に次々と手を打っている。その一環としてこの土地収用法の一部を改正するという趣旨の説明になっておるわけであります。ところで地価対策というからには、地価問題について土地収用法に入る前提条件としての問題に若干触れてみたいと思うのであります。  この地価問題は、十年も前から非常にやかましく取り上げられている問題であります。私もだいぶ古いときに、この地価対策を早急にやらなければならぬというので曲がりなりに一つ要綱なんかも出したこともあるわけでありますけれども、そのときと事情は一向に変わっておらない。したがって、政府の打った地価対策……

第55回国会 石炭対策特別委員会 第15号(1967/06/07、31期、日本社会党)

○石川委員 麻生さんに、御都合があるようですからひとつ簡単に……。  私は茨城県の常磐炭田におるわけなんですが、ことしの初めに七つばかりあった炭鉱で、一つは閉山、あと一つは先ほど早立さんから話がありましたように閉山寸前というところまできておる。これが賃金を上げないで協力するというのじゃなくて、一時間時間を延長して協力するという、非常に悲壮な決意でされておる。そうするとこれの起死回生の道は、先ほど御質問がありましたように、一つは鉱区の整備を強行しなければならぬ、国有とか合併とかいうこともありますが、第一段階としては早急にやらなければならぬだろう、こう思うのです。そのことはあとでまた質問いたします……

第55回国会 石炭対策特別委員会 第22号(1967/06/29、31期、日本社会党)

○石川委員 実はきょう、総合エネルギー政策全体の立場から、石炭をどう位置づけるかということについて、政府としては相当慎重に検討を続けてきたのでありますが、石油がほとんど全部中東に依存しているという問題、原子力の見通しは、ことに科学技術委員会のほうに所属しておりますが、有澤さんあたりと話をしても、原子力の見方が少し片寄り過ぎるのではないか。これはいろいろな点で問題にしなければならぬと思います。そういう点で、日本の国のただ一つのエネルギーである石炭をどう位置づけるかということを再検討しなければいかぬという気持ちがあるわけでございます。そういう点から質問したかったのでありますが、たいへん私、自分かっ……

第55回国会 石炭対策特別委員会 第23号(1967/07/05、31期、日本社会党)

○石川委員 いま細谷委員のほうから産炭地振興の実情に徴しての非常に適切ないろいろの御質問があったわけでございますが、実は茨城県並びに福島県にまたがりますところの常磐炭田、これはそれぞれの県で将来どうなるのだということが最大の課題になっておる、焦眉の対策を必要とする大きな事件になっております。これはいまさら申し上げるまでもないのでありますけれども、私はきょうは実は総合エネルギー関係で詳細に質問したかったのでありますが、午後の委員会にどうしても出なければならぬ関係がありまして、結論的に質問していきたいと思っております。したがって、答弁のほうもひとつ簡明直截にお願いしたいと思います。  その前にちょ……

第55回国会 予算委員会 第13号(1967/04/06、31期、日本社会党)

○石川委員 いよいよ予算委員会の一般質問は私で終わりであります。たいへん関係大臣お疲れでございましょうけれども、なるべく短い時間で打ち上げたいと思いますので、ひとつ具体的に簡潔に御答弁を願いたいと思います。  最初に短時間でケリのつく問題から取り上げいきたいと思っておりますけれども、まず通産大臣に伺いたいと思います。  それは、いままで石炭問題が国会で非常に論議の対象となりまして、いわゆるスクラップ・アンド・ビルド政策というものが進められてまいっておるわけでありますけれども、大体エネルギー総合政策の中に占めるべき石炭の位置づけというものもどうやら固まってきたようではあります。いままでこの国会で……


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第56回国会(1967/07/27〜1967/08/18)

第56回国会 建設委員会 第2号(1967/10/11、31期、日本社会党)

○石川委員 たいへん時間が経過いたしましたので私は簡単に質問をしたいと思っておりますが、実はきょうは、建設白書、並びに、都市政策が非常に時代の焦点といいますか、課題になっておりますから、それを中心にして、一体どう対処するのかということから聞く予定にしておったのですが、何しろ一日の委員会ではとうていそういう質問はできませんから、結論だけを申し上げたいと思うのです。  それはどういうことかと言うと、建設白書というのは、ことしは例年に比べてたいへん意欲的というか、よくできているし、分析も詳しく行き届いておる点は評価をするし、また、未来像というものについての現在の問題意識というものはかなり深く掘り下げ……

第56回国会 建設委員会 第3号(1967/11/10、31期、日本社会党)

○石川委員 実は谷垣委員のほうから超高層ビルのことについて逐一、意見を交えての質問がありましたし、あとからまた重要な質問が控えておりますから、意見を交えずに質問いたしますから、ひとつ簡単に答弁してもらいたいと思います。  それは、市街地建築物法という法律が大正八年からありまして、それを昭和二十五年に建築基準法に切りかえたわけです。そのときには美観というものはちゃんと残っておったのですけれども、その建築基準法によって様式制限というものが行なわれ、丸の内、あと新橋の駅のかいわいと新宿の副都心のところだけが第十種ということで、十分の百ということになったわけです。そうしますと、いま問題になっております……


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第57回国会(1967/12/04〜1967/12/23)

第57回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1967/12/21、31期、日本社会党)

○石川委員 ただいま石野委員のほうから、大宮の育種場の関係については、るる御質問がありましたから、私は別につけ加える余地はないのですが、その前に、実は私、きょう質問をする予定の議題としては、来年度の科学関係の予算について、大蔵省の責任ある人に来てもらって、どうも新聞に伝えられるところによると、科学関係はばっさりやられるのじゃないかと、こともなげに報道されておる、そういうことを質問したかったわけでありますが、大蔵省の人が、ちょうど予算の編成時期で忙しいことはわかっていますけれども、だれも出られないということであります。そのこと自体が、実は科学関係が軽視されているということの一つの証明じゃないかと……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1968/03/11、31期、日本社会党)

○石川委員 先般、第五十八回国会における科学技術庁長官の所信表明を拝聴いたしましたけれども、例年のものに比べて比較的簡にして要を得ているという点を評価をするにやぶさかではございません。しかしながら、問題は、実態がどうかということであろうかと思うのであります。実は、科学技術基本法も今国会に提案になるようでありますから、その機会に細部にわたっていろいろと質問をするつもりでございますけれども、きょうはこの施政方針演説に述べられたことに関して、非常に大ざっぱな質問だけを申し上げたいと思っております。  それでこの施政方針演説を見ますと、「産業の振興、社会開発の促進等、幾多の大きな課題が山積をしておる」……

第58回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1968/03/21、31期、日本社会党)

○石川委員 きょうは早朝から松島部長をはじめとしてたいへん長いことお待たせいたしましたことを恐縮に存じます。  ただいまは齋藤委員のほうから非常に重大な関心の的であるガンの問題について質問があったわけでありますが、私がこれからしようとする農薬の問題も、ガンとは違った意味で日本人全体の健康にかかわる問題ではないか、きわめて重要な問題として質問をしたいと思っておるわけでありますが、この委員会ではかって何回もこの問題を取り上げられておるわけです。去年も五月の二十四日の本委員会におきまして、やはり皆さん方関係者の方にお集まりをいただいて、農薬の問題について逐一質問を申し上げております。したがいまして、……

第58回国会 科学技術振興対策特別委員会 第8号(1968/03/28、31期、日本社会党)

○石川委員 きょうは動燃団の方がわざわざいらっしゃっているようですから、予算にも非常に密接な関係があるので、本来なら大臣がいるところで御質問したかったわけであります。実を申しますと、質問の要領をあまりまとめておりませんし、この委員会で動燃団の今後の運営についての小委員会が設置されているはずであります。したがいまして、その小委員会をいつか開いていただいて、動燃団の今後のプロジェクトの進め方についてのいろいろな検討を一回ぜひやらなければならぬ。そのときにいろいろな詳細の点についての質問をしたい、こう思っておるわけであります。したがいまして、きょうはほんとうの思いつきでたいへん恐縮でありますけれども……

第58回国会 科学技術振興対策特別委員会 第10号(1968/04/15、31期、日本社会党)

○石川委員 関連して。いまの大臣の御説明ですけれども、一応先導技術としての人工衛星の発射ということの意義というものはわかります。非常にコンパクトなものでなければならぬということで、いろいろな技術、そして先導的な役割りを果たす、抽象的には国民の福祉のためにこれを役立たせたい、あるいはまた、人工衛星を実用的といいますか、とにかく飛ばしたいという点に重点を置くのだということはわかるのですけれども、率直に言いまして、それだけで一体いいのだろうかという感じがするのです。実は、私も宇宙開発のことはしろうとで全然わかりません。わかりませんけれども、こういう法案が出た以上は、しろうとなりに何かわからなければな……

第58回国会 科学技術振興対策特別委員会 第11号(1968/04/17、31期、日本社会党)

○石川委員 三時に総理大臣が来られるので、もうあと二十分しかございません。したがいまして、私の質問は、とても思うことの一割も申し上げることができないのではないかと思うのですが、簡単な問題からまず質問をしたいと思います。  その前に、この宇宙開発の問題とちょっと違うのでありますけれども、新聞で最近たいへん大きく取り上げられている阿賀野川の問題が実は一つあるわけであります。この見解の内容は、まだ最終決定にはなっておらぬわけだけれども、日本経済新聞にこれが抜かれたのかどうか知りませんが、通産省の案と非常に近いものができているということでたいへんな論議を呼び起こしているわけであります。したがいまして、……

第58回国会 科学技術振興対策特別委員会 第12号(1968/04/19、31期、日本社会党)

○石川委員 前回のこの委員会におきまして、総理大臣に御出席をいただいて、おおよそのただすべきところはただしたわけでありますけれども、時間の関係で若干質問の漏れた点がございますので、その点を補足的にひとつ質問をしたいと思います。  御承知のように、宇宙開発とはいいましても、今度の委員会設置法案でやられる仕事の範囲というのは、人工衛星及びこれを打ち上げるためのロケットの開発ということにほぼ限定をされておるようであります。ところが、人工衛星それ自体も、人工衛星とロケットとは別個のものじゃなくて、人工衛星とは長い間飛んでおるロケットである、こういう定義もできるわけでありまするし、それから、一つの地点か……

第58回国会 科学技術振興対策特別委員会 第13号(1968/04/25、31期、日本社会党)

○石川委員 いま三木委員のほうから質問がありました、厚生省の臨床研究班、試験研究班、疫学研究班、その中の疫学研究班のほうで出された答申の結論だけを申し上げると、これは「阿賀野川のメチル水銀化合物汚染を受けた川魚を多食して発生したメチル水銀中毒事例で第二の水俣病というべきである。」それからさらに、これは昭和電工鹿瀬工場で、「アセトアルデヒド製造工程中に副生されたメチル水銀化合物が工場排水によって阿賀野川に流入し、アセトアルデヒドの生産量の年々の増加に比例してその汚染量も増し、」その川魚に蓄積されたものを沿岸住民がとってこれを食べることによって「人体内に移行蓄積し、その結果発症するにいたったものと……

第58回国会 科学技術振興対策特別委員会 第15号(1968/05/08、31期、日本社会党)

○石川委員 質問に入ります前に、私も若干資料がほしいのです。  科学技術基本法の問題は、これはあらためてまた質問をする機会があると思いますが、結論だけ申し上げますと、非常に肝心なところが抜けておりまして、かたわな基本法だということが言えると思います。したがって、これをすなおに通過させるということを通じて健全な日本の科学技術というものが進展するかどうか、むしろ非常にゆがんだ形になりはしないかという点をわれわれとしては非常に憂えておるという法案であります。したがいまして、わが党でもこの法案の準備をいたしております。公明党もしておるというふうに聞いておりますので、これはほんとうに真剣に、日本の科学技……

第58回国会 科学技術振興対策特別委員会 第16号(1968/05/10、31期、日本社会党)

○石川委員 いま内海委員のほうから詳細な質問がありましたから、重複を避けまして質問をしたいと思います。経過については、大体新聞その他にも報道されておりますし、私自身も直接聞いておりますから、詳しいことは伺う必要はないと思います。  それで、まず第一点としてお願いをしたいのは、御承知のように、今度の問題が国民に非常に大きな不安を与えておるということは、言うまでもないわけであります。そこで、この国民の不安をなくすということのために、事実を歪曲したりあるいは事を隠蔽したりすることは、これは絶対に逆効果しか出てこない。今度の事件がそれを明瞭に物語っておると思うのです。どういう善意でやられたか知りません……

第58回国会 科学技術振興対策特別委員会 第17号(1968/05/23、31期、日本社会党)

○石川委員 時間が非常にないので、きわめて簡単に質問いたしますから、簡潔に答弁をお願いいたします。  この前の外務委員会の席で原子力局長が、アメリカとの口上書を最終的には変更することもあり得る、こういう答弁をしておるのでありますけれども、この変更することがあり得るということについては、外務省では否定はしておりません。あり得るとすれば、どういう点が変更することの対象になるのか、それを伺いたい。
【次の発言】 答弁になっていないですね。口上書を変更するという、その変更の対象はどうなっておるのか。何を変えるのですか。
【次の発言】 答弁にならぬですね。意味がさっぱりわかりません。それはあとでまた質問……

第58回国会 外務委員会 第17号(1968/05/06、31期、日本社会党)

○石川委員 原子力の問題は、世界的に、国内政治、国際政治を通じてたいへん重要な問題になっておろうと思うのでありますけれども、きょうは、意見を申し上げるのは、あとの外務委員会と科学技術振興対策特別委員会の連合審査会のときに申し上げることにいたしまして、一つだけ申し上げたいのは、EECが生まれた根拠というのは、低開発国と提携するよりは、高度に成長した相手国同士で貿易を盛んにすることのほうがよいという経済の論理に支配されてEECが生まれたことはわかりますけれども、それとあと一つの理由は、やはりアメリカに対抗するという意味もあるでありましょうけれども、ヨーロッパの一国だけで原子力の研究はできない、やは……

第58回国会 外務委員会 第19号(1968/05/08、31期、日本社会党)

○石川委員 関連して。  このJPDRの問題は、外務委員会で取り上げるにはふさわしくないと思いますので、いずれあらためてと思っておりましたけれども、ついでと言ってはたいへん恐縮でありますが、ちょっと念のために伺いたいと思うのです。  JPDRは、もともと自然循環三万五千キロ熱出力ということになっておりまして、強制循環では七万キロということになっております。それで、中性子を倍にするということを通じまして、燃料集合体の国産化をはかるという、非常に遠大な計画で行なわれておるわけであります。  ところで、先ほど三木委員のほうから言われたように、応力腐食という現象でクラックが生じたということで、実は、こ……

第58回国会 建設委員会 第6号(1968/03/15、31期、日本社会党)

○石川委員 きょうは、道路整備特別措置法の一部を改正する法律案に関連して、道路関係について質問をするわけでありますけれども、実は午前中の委員会を予定していて、午後私はちょっと予定がありますので、非常に時間が足りませんで残念でありますけれども、非常に大ざっぱな点だけを申し上げておきたいと思います。  その前に、大臣から所信表明を承ったわけでありますけれども、そこで一つ申し上げたいことは、われわれ新しい保利大臣に非常な期待をしておったわけであります。ところが、今度の全体的な道路を含めての公共投資の予算を見ますと、われわれが考えていたような予算の伸びというものは、いわゆる財政硬直化という名前のもとに……

第58回国会 建設委員会 第12号(1968/04/05、31期、日本社会党)

○石川委員 都市計画法に関して質問をするわけですが、実は私はきょう質問を予定されておらなかったのです。来週質問をするつもりでございましたので、質問をよく整理してありません。しかも、与えられたあと一時間くらいではとても私の質問は終わりそうにないと思いますので、一問一答の形でなくて、大体私の意見を述べながら、皆さん方の御意見を伺いたい、こう思っておるわけであります。  まず最初に伺いたいのでありますけれども、佐野委員のほうからいろいろ質問がありましたように、農業振興地域の整備に関する法律案、それから通産省の工業立地適正化法案、運輸省の特定臨海区域の開発及び利用に関する法律案、そしてここに建設省から……

第58回国会 建設委員会 第19号(1968/04/26、31期、日本社会党)

○石川委員 関連。水資源開発公団をつくるときに、私もこの法案の審議に参画いたしましたので、非常に関心を持っておるわけでありますが、これは関係するところが通産省、厚生省、農林省、それぞれありまして、結局、取りまとめというかっこうでもって経済企画庁が総括をするということに落ちついて今日に至っておるわけであります。その当時心配されたようなことがいまだに尾を引いておる。いま申し上げた農業用水がどうなるかという問題もありますけれども、私が言っていることが間違っていれば訂正していただきたいと思うのでありますが、知多半島のいままでやった愛知用水の関係で、大企業向けの、工業用水といいますか、水は大体四円、それ……


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第59回国会(1968/08/01〜1968/08/10)

第59回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1968/08/08、31期、日本社会党)

○石川委員 さきの国会が閉幕をいたしましてからしばらくたっておりますが、その間に科学技術関係ではたいへんたくさんの問題が提起されておりますので、とてもきょう一日だけの委員会ではその全部を質問し尽くすわけにはまいらぬわけであります。思いつきのようなかっこうでたいへん恐縮でありますけれども、気のついた点を二、三原子力局、調整局の関係でお伺いいたしまして、大臣並びに関係者の御意見を伺いたい、こう思っておるわけであります。  まず、原子力の関係であります。それは、前の国会で佐世保の汚染の問題がたいへん大きくクローズアップされておりますけれども、最終的には山崎さんをはじめとする日本の調査団が報告書を長官……


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第60回国会(1968/12/10〜1968/12/21)

第60回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1968/12/19、31期、日本社会党)

○石川委員 ただいま木内新任科学技術庁長官の所信表明を伺ったわけでありますけれども、その基本的な政策いかんについては、あらためて伺う機会もあろうかと思います。  きょうは、実はたいへんに質問者が多くて時間が制約されておりますので、そういう基本的な問題につきましてはあらためて御質問を申し上げることといたしまして、当面する問題一点だけひとつ伺いたいと思います。きょうは、残念なことには、外務大臣が家庭の事情でどうしても御出席になれません。また、アメリカ局長も出席できないということで非常に遺憾に思うわけでありますけれども、やむを得ませんので、科学技術庁長官を主とした対象といたしまして、質問をしたいと思……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1969/03/19、31期、日本社会党)

○石川委員 きょうはたいへん限られた時間で質問者がたくさんおられるようでありますし、それから私が質問しようとすることは、この前の委員会で、三木委員を中心としていろいろ質問されておるようでありますので、きわめて基本的な問題だけ簡単に質問をしたいと思いますので、お答えのほうもひとつ簡潔にお願いをしたいと思います。  そのまず第一は、これから、きょうも宇宙開発の事業団のことについての提案理由の説明があったわけでありまして、宇宙開発に関するところの原子力基本法に準じた基本法というものを同時につくらなければならぬという主張を、これはわれわれだけでなくて、与野党一致でもって結論が出ておるわけであります。そ……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1969/03/20、31期、日本社会党)

○石川委員 特許法の問題が出たものですから、ちょっと私も一言質問をしたいと思うのです。  これは、実は商工委員会に特許法の改正が提案になっておりまして、現在まだ本格的な審議に入っておりませんけれども、私も特許法の改正に非常に関心を持っておりまして、この問題は、私は社会党の責任者のようなかっこうで審議をしようと思っております。  この特許法の問題は、これだけお話ししても相当の長時間を要するきわめて重要で複雑な内容を含んでおります。それをここで一々申し上げるつもりはありませんけれども、現在滞貨になっておる特許というのは大体六十二万件。毎年二十万件からの出願がでて、出願の件数では日本は世界一というこ……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1969/04/02、31期、日本社会党)

○石川委員 ただいま御説明を受けましたけれども、濃縮ウランの方法は、いまのところ、遠心分離法ということ、あるいはまた化学分離法、ノズル法、いろいろあるのでありますけれども、ガス拡散という方法は、御承知のように、たいへん電力を食う。大規模のものでなければ成立をしないということで、とても日本では、そういう意味を含めて、あと技術的なことも含めて可能性はないんじゃないか、こういうふうに思っておったのでありますけれども、新聞で報道されておりますように、たいへん見通しが一ぺんに明るくなったというほどではありませんけれども、どうやらその曙光が見えてきたというふうな非常な成果を上げてきたことを国民の一人として……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第8号(1969/04/22、31期、日本社会党)

○石川委員 私は、科学技術庁長官の一般施政方針に対する質問を実はしたいのでありますが、きょうは質問者がたいへん詰まっておるようでありますので、ただ一点だけ、これは前から何回も私が申し上げておる核燃料確保の件について質問をしたいと思います。  この点については、商工委員会のほうで私も相当強調をしておきました。どうやらその気持ちになりかけたというところじゃないかと思うのですけれども、通産省だけの考え方だけではまずい。したがって、どうしても科学技術庁のほうはこれとタイアップをして、何らかの目標を立て、何らかの組織をつくる。そして、何とかその資金を確保する、この点を確約してもらわなければ、将来とんだこ……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第10号(1969/05/06、31期、日本社会党)

○石川委員 私、時間の関係であまり長い質問ができないので、あしたの小委員会に譲ろうと思っているのですが、この小委員会のほうで質問すべきことなのか、きょう質問していいのかちょっとわからない事項がたくさんあるのですが、その点はひとつ御了承いただきたいと思うのです。  私は前から、宇宙開発委員会ができましたときからいろいろ御要望申し上げておるわけでありますけれども、宇宙開発はなぜやるのだということが一般国民にはなかなか理解ができない。アメリカでは、御承知のような偉大な成果をあげておるけれども、これは問題にならない膨大な予算を使って、日本ではとうてい考えられないという予算を使った上でのああいう成果であ……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第11号(1969/05/08、31期、日本社会党)

○石川委員 宇宙開発事業団の問題につきましては、前々からずっと、宇宙開発委員会の発足当時から論議が尽くされておりますので、きわめて簡単に取りまとめという形でもって御質問をしたいと思うのであります。  宇宙開発をなぜやるかということの説明が、私はまだまだ不十分じゃないかという感じがいまだにしておるわけであります。それは、御承知のように、宇宙開発をやることによって、それ自体で相当の技術の波及効果がある。あるいはまた、アメリカが世界に冠たる技術帝国主義のようなかっこうになり得たのも、宇宙開発技術の波及効果の最大の成果だということがいわれておるわけであります。ただ日本の場合、宇宙開発をやる場合にそうい……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第12号(1969/06/05、31期、日本社会党)

○石川委員 実は当委員会において前々から宇宙開発事業団法案の審議に専念をした形でございまして、科学技術行政一般についての質問がほとんど行なわれておらなかったわけでございます。ところで、第六十一回国会における科学技術庁の長官の所信表明が実にことしの一月に行なわれておるわけでありまして、それに対して、わが党といたしましては、ただの一回も質問ができなくて今日に至ってしまったということになっております。それで、私は前々から質問をしようと思っておりましたことが、もう五カ月も経過したので、多少色あせた感じになってしまいました。きょうは記憶をたどりながら要点だけを質問します。それで、その要点について答弁をい……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第13号(1969/06/11、31期、日本社会党)

○石川委員 齋藤委員もたいへんこのことを心配されておりますが、もう時間もありませんから、結論的なことだけ申し上げます。科学技術庁あるいは動燃団は、決定的に不足が見込まれるウランについては、先駆的役割り、あるいはまた、その補完的役割り、あるいは貧鉱なるがゆえに特別な技術を持っているという意味も含めて技術指導的な役割りというものは待っておるけれども、事業体としての力は、そう言っては失礼だけれども、われわれとしてはあまりたよれない存在だと思うわけです。ですから、これは通産省の関係が大いに実働部隊として動かなければならぬのじゃないかということで、実は商工委員会でこの件については私は二回ほど徹底的に詰め……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第14号(1969/06/12、31期、日本社会党)

○石川委員 私は、一昨年でありましたか、水銀農薬の件でたいへん関心を持ちまして、外国ではどこも使っておらない水銀農薬というものを日本だけで使っておるのはおかしいではないか。そういうことが相当反映をして、去年の三月からは製造禁止ということになったようでありますけれども、実は依然として水銀農薬が現在農家で使われておるというようなことで暗然としたわけであります。ところが、農薬の許可基準というのは、外国とは違いまして、とにかく正当な防衛具をつけて正常に使って、なおかつ非常な被害があるときには許可しないというような、きわめて製薬会社に甘い基準になっておる。それと同じようなことが食品添加物にもいえるのでは……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第15号(1969/06/19、31期、日本社会党)

○石川委員 参考人にはほんとうに御多忙のところ御苦労さんでございました。  きょう御説明を受けたのは、ほんとうの基礎的な問題だけだと思うのでありますけれども、いまお話を伺ってもわかるように、どうも海洋開発は、海国日本といわれながら宇宙開発以上に引き離されてしまうのじゃないかという危惧の念をわれわれは持っておるわけなんです。海洋科学技術審議会ではいまの四つの部門に分けていろいろ御検討くださっておるようでありますけれども、問題が非常に多岐にまたがる。大陸だなの賦存資源の基礎調査というふうなもの、地形あるいは地質の調査、海水の淡水化あるいは未利用資源というものの開発、海中作業基地、潜水調査船、気象観……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第16号(1969/06/26、31期、日本社会党)

○石川委員 実は私もよく事情、いきさつがわからないのでありますけれども、けさ、茨城県の県会のほうから連絡がありまして、木内長官が東海に行ったときの発言というものが、たいへんな問題になる気配が濃厚でございます。  それで、木内長官にお伺いをしたいのでありますけれども、再処理工場にからんでの、東海か水戸かよくわかりませんけれども、どういう発言をされたのか、それをまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 けさ私どもへ連絡のあったところによりますと、これは新聞情報かどうか、それはよくわかりませんけれども、大体安全審査部会で、再処理の問題は安全であるということは確認をされた。したがって、ことしの十月か……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第17号(1969/07/02、31期、日本社会党)

○石川委員 東海から初めて再処理のために使用済み燃料が送られるということになったわけでありますが、私の地元でありますので、若干不安の点がありますので、確かめたいと思います。  これは二台のトラックで一日一往復で二十日間かかるというふうに伺いましたが、そのとおりですか。
【次の発言】 その五日間は、そうすると、そこの交通は全部ストップしてその作業に従事するわけですか。
【次の発言】 わかりました。それは私も、五日間なら五日間だけ完全に交通をストップされますと、あそこは交通量が最近非常にふえているところであるし、そういう配慮がなされているかどうかという不安があったものですから、念のために伺ったわけ……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第19号(1969/07/09、31期、日本社会党)

○石川委員 ただいま木野委員のほうから出された懇談会の原子力委員会の組織がえの内容を大体伺ったのでございますけれども、まず、有澤さんに最初にその関係について二、三お伺いをしたいと思います。  それは、原子力委員会の存在をわれわれ原子力の関係に携わっておる者はえてして忘れてしまうのです。ということは、たとえば海外探鉱の問題でウランをどうするのか、非常に緊急課題ではないかということでこの委員会でも取り上げました。それから、ここだけではとても力が足りないからということで商工委員会でも声を大にしてこれをやりましたけれども、その間、原子力委員会がこういうことを中心になってやらなければならぬのだという考え……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第20号(1969/07/10、31期、日本社会党)【議会役職】

○石川委員長代理 海洋開発に関する問題について質疑の申し出がありますので、順次これを許します。木野晴夫君。
【次の発言】 答弁者側に申し上げますけれども、時間の関係がございますので、たいへんごていねいな御答弁でありがたいのでございますが、なるべく簡単に御答弁を願いたいと思います。
【次の発言】 関連で、海部君。
【次の発言】 今回、長年にわたっての海洋開発のための科学技術に関する開発計画、これを拝見いたしました。たいへんな御苦労をなされたので、その労に心から感謝をいたしますけれども、非常に、先ほど来御意見が出ておりますように、政治の立場で見ると、もの足りない点が多々あるわけなんです。これは、先……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第22号(1969/07/24、31期、日本社会党)

○石川委員 いま齋藤委員のほうからも御指摘がありましたように、情報化社会といっても、実はとらえどころのないような感に打たれるのですが、アメリカの未来派学者に言わせると、西暦二千年になると、大体情報関連産業というものがすべての産業の三五%から五〇%を占めるというようなこともいわれております。実は私、昭和二十八年のころ、一つの工場の企画課を扱いまして、IBMというものを入れた経験があるわけです。そのときは単なる性能のいい計算機だ、こういうことだけだったわけです。今日それがソフトウエアが相当発展をして、宇宙開発なんかの関連でシステムエンジニアというものが相当高度な発展をしてきた。そうして二十年たった……

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会 第24号(1969/10/14、31期、日本社会党)【議会役職】

○石川委員長代理 これより会議を開きます。  委員長所用のため、委員長の指名により私が委員長の職務を行ないます。  科学技術振興対策に関する件について調査を進めます。  本日は、宇宙開発に関する問題調査のため、宇宙開発事業団副理事長松浦陽恵君及び東京大学教授玉木章夫君に参考人として御出席を願っております。  この際、両参考人に一言ごあいさつを申し上げます。  本日は御多用中のところ、本委員会に御出席くださいましてありがとうございます。どうかそれぞれの立場から、忌憚のない御意見をお述べくださいますようお願い申し上げます。  質疑の申し出がありますので、これを許します。三木喜夫君。

第61回国会 商工委員会 第6号(1969/03/05、31期、日本社会党)

○石川委員 午前中、中村委員のほうからいろいろ質問がございましたけれども、鉄鋼の合併は国民の非常な注目の的でありまして、この合併ができるかできないかということが、ひいては公取の存在価値を認めるかどうかということに非常な関連があると思うのであります。そこで経済学者――近代経済学者とそれから計量経済学者百十名ほどアンケートを出しましたところが、九十名ほどがこの趣旨に賛同する。御承知のように、学者というのはそれぞれ一家の言を持っておりまして、他人まかせで声明文をつくるということに賛成をするというようなことはなかなかやらぬことでありますけれども、ところが事の重大さに気がつきまして、どうしてもこれは声明……

第61回国会 商工委員会 第7号(1969/03/07、31期、日本社会党)

○石川委員 それで、最近においては、昭和三十八年の下期のころから黒字が出て、一割の配当ができるようになったというところまで非常に上昇一途をたどってきたことについては、皆さん方の御苦労をたいへん多とするところであります。  これは加藤委員のほうからも一応の御説明を受けたわけでありますけれども、今日のような好成績になったということについての功労者といいますか、その原因といいますか、それはどこにあったかということをひとつ参考人の川崎さんのほうから伺いたいと思います。
【次の発言】 いま御答弁のとおりだと思うのでございますけれども、これはやはりあなたのほうの関係の従業員その他の非常な御苦労ということも……

第61回国会 商工委員会 第16号(1969/04/11、31期、日本社会党)

○石川委員 私がきょう御質問したいと思ったことは、端的に言ってウラン鉱の探鉱の問題であります。しかしこの問題は、実を言うと、予算の委員会でもある程度の質問を通産大臣に行なっておりまして、相当詰めた議論をしなければならないし、また現在の体制は政府にとって非常な責任問題になるのではないかという問題点をたくさんはらんでおるわけであります。したがって、実を言うと、通産大臣あるいは総理大臣のいるところできちっと政府の態度をきめてもらわなければならない、こういう重要な質問をしたいと思ったわけでありますけれども、残念ながら通産大臣がお見えになっておりません。やむを得ませんので、きょう質問したことをきょう御列……

第61回国会 商工委員会 第17号(1969/04/15、31期、日本社会党)

○石川委員 私は商工委員会で何回か質問したのでありますが、通産大臣の出席をいただいたのはきょうが初めてであります。近代化促進法の質問の途中でそれ以外のことを質問するのはたいへん恐縮なんでありますが、この前の委員会で大臣がいらっしゃらなかったものですから、大臣のほうから答弁をいただくということで質問を中断した問題が一つございます。  いろいろお伺いしたいことはたくさんあるのでありますけれども、きわめて重要な案件でありますウラン鉱の海外探鉱のことにつきまして御意見を伺いたいのでありますけれども、要約して結論的に申し上げますと、御承知のように濃縮ウランは、ウランを制するものは世界を制するということば……

第61回国会 商工委員会 第22号(1969/04/25、31期、日本社会党)

○石川委員 中小企業近代化促進法の一部を改正する法律案でございますけれども、非常に不十分ではありましょうが、方向としてはあえて反対すべきものではないと思いますし、きょう本会議に上程をするという事情もあるようでありますし、それから附帯決議にかなり適切なものが盛られておるということもありまして、いろいろな関係できわめて簡単に要点だけを質問したいと思いますので、御答弁のほうも簡潔にお願いをしたいと思います。  まず最初に、中小企業の問題は、何といいましても大企業との格差、これをいかに是正をするかという問題に尽きると思うのでありますけれども、それにはいわゆる設備近代化の問題、共同化の問題、これについて……

第61回国会 商工委員会 第24号(1969/05/07、31期、日本社会党)

○石川委員 今回特許法の改正が出まして、六十万件にのぼる滞貨が出たということ自体が、発明だけを生涯の生命としておるような人たちに対する基本的人権の侵害ではないかということで、きのう中谷委員のほうからも話があったようでありますけれども、現実に出た滞貨をどう処理するかということで今回改正案が出たわけであります。  ところでこの改正案、私は、何か相当思い切ったことをやらなければいかぬのじゃないかということで今度の案に対しては非常に好意を持って見ておったわけでありますが、調べてみるといろいろな問題が出て、どうもにわかに賛成はしがたいような心境にいまなっておるわけです。デメリットのほうだけの立場に立って……

第61回国会 商工委員会 第30号(1969/06/06、31期、日本社会党)

○石川委員 実は私はきょうは情報産業のことに関して、当面する問題点だけを質問したいと思っておったのでありますけれども、ただいま午前午後にわたりまして合併問題が出ております。私は合併問題を若干私なりに勉強はしておったのでありますけれども、残念ながら通産大臣のおられるとき、あるいは公正取引委員長のおられる場所での質問をする機会がなかったわけであります。しかし、きょうは予定ではございませんので、簡単に所見の一、二点だけを申し上げて、御質問にかえたいと思っております。  午前中の御質問並びにいまの藤井さんの御質問を聞きますと、かなり感情的な面があるのではないかと思われる点が多々あるわけでありますが、そ……

第61回国会 商工委員会 第35号(1969/06/24、31期、日本社会党)

○石川委員 この法案は過ぐる三十九年五月の十三日に衆議院の商工委員会におきまして附帯決議がつけられておるわけでありますけれども、その第五項目に「期限内といえども速やかに本法を廃止するよう努めること。」こういう趣旨に基づいて今回廃止することになったわけでありますので、われわれといたしましては、もちろんこれに反対する理由はないわけであります。ただ、問題点が若干ありますので、念のためにお伺いしておきたいと思うのでありますけれども、軽機械といえば、時計、カメラ、電子部品、トランジスターその他いろいろあるわけでありますが、ミシンと双眼鏡に限ってこの法案を出したというその理由について一応御説明を願いたいと……

第61回国会 商工委員会 第39号(1969/07/04、31期、日本社会党)

○石川委員 この特許法の問題につきましては、たいへん慎重な審議を重ねて今日に至っておるわけでありますけれども、まだまだどうしても納得のいかない点があまりにも多過ぎると思うわけであります。  最初に申し上げておきたいのでありますが、この問題は弁理士の諸君の反対が相当大きい。いわゆる特許庁分会という組合の反対もかなり大きい。しかしわれわれは、この組合が反対をするから、社会党と組合との関係は不離一体であるから、これに同調して反対をするというような狭い量見でこの問題に対処しているのではないということはぜひ御理解を願いたいのです。ただ組合とすれば、当然労働強化になるということは組合員を守る立場から声を大……

第61回国会 商工委員会 第44号(1969/08/01、31期、日本社会党)

○石川委員 私も審議に協力する意味でなるべく簡単に質問したいと思うのですが、答弁のほうも簡潔にひとつお願いしたいと思うのです。  最初に提案者にお伺いをしたいのでありますけれども、議員立法をこういうふうに取り上げて審議をするということは、本来のあるべき立法府の形であるということで、非常に私は賛成をするわけであります。ところが、われわれのほうの党としても、いわゆる中小企業者の事業分野の確保に関する法案、あるいはまた中小企業省というものを設置をしてもらいたい、こういう法案が出ているわけであります。ところが、それは全然審議の対象にならないで、この電気工事業法だけが特に取り上げられたというその理由は一……

第61回国会 商工委員会 第50号(1969/10/09、31期、日本社会党)

○石川委員 たいへん時間が制約されておりますので、本来なら一問一答の形で詳しく究明したいところがたくさんあるのでありますけれども、きょうはいわば自問自答の形で私のほうで申し上げて、その確認を求めるという形式にしないと、ちょっと時間内に質問が終わらないと思いますので、答弁のほうもしかるべく善処を願いたいと思うのです。  私の申し上げたいのは、国の公的機関であるところの金融機関、すなわち、商工中金あるいは住宅金融公庫、あるいは住宅公団は金融機関ではございませんけれども、そういった国民の税金あるいはまた財政投融資に多くを依存しておる金融機関というものは、民間の機関とはまたおのずから違った使命を持って……

第61回国会 予算委員会 第11号(1969/02/14、31期、日本社会党)

○石川委員 私は、限られた時間で科学技術政策全般についての質問を行ないたいと思うのでありますが、まず科学技術の基本政策の問題、それから宇宙時代といわれておるときの日本における宇宙開発の問題、それから最後に原子力政策の問題、三つにわたって質問をしたいと思うのでありますけれども、その質問に先立ちまして、最近原子力潜水艦が横須賀に入港したことについての異常放射能が検出をされたという問題に関連をし、このことが日本の核政策と密接な関係を持つと思われますので、このことをまず最初にお伺いをしたいと思うのであります。  昨年の施政方針演説の冒頭で、ちょうど日本がアメリカに対していろんな高度の技術を導入するとい……


石川次夫[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院31期)

石川次夫[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 文教委員会科学技術振興対策特別委員会連合審査会 第1号(1967/07/12、31期、日本社会党)

○石川委員 きょうは、科学技術振興対策特別委員会のほうから連合審査をお願いしましたところが、関係各位の非常な御好意でこの連合審査会を設けていただいたことに対しまして、心からお礼申し上げます。  私は、科学技術振興対策の面から、この前の科学技術振興対策特別委員会において一応質問をしたわけでありますが、実を申しますと、きょうここへ来て初めてこの提案理由の説明を見た、こういう程度で、学術振興会法案それ自体に対して知識はたいへん薄い次第であります。したがいまして、どうか納得のいくように御説明をいただければ、たいへん幸いだと思っております。  最初にお伺いをしたいのでありますけれども、今度の法案の第一条……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 外務委員会科学技術振興対策特別委員会連合審査会 第1号(1968/05/06、31期、日本社会党)

○石川委員 今回提出をされました日米原子力協定の条約でありますけれども、実は午前中にも参考人がお見えになりましたので、若干の質問をいたしました。そのときにも私は申し上げたのでありますけれども、将来のエネルギー源としての原子力の問題は、国内政府問題だけではなくて、国際的にも非常に大きな影響力を持つ重要な問題である。それは、一つは、軍事的な問題として大きな問題になるわけでありますけれども、この軍事問題は、あとで若干触れたいと思います核防条約に示されているような問題にもなっておるわけであります。それからあと一つは、将来石油の資源が一体どのくらいあるかということは、まだ確定はいたしておりませんけれども……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 科学技術振興対策特別委員会宇宙開発の基本問題に関する小委員会 第1号(1969/04/16、31期、日本社会党)

○石川小委員 きょうは、わざわざ御苦労さまでございます。  私の質問はたいへん素朴な、幼稚な質問なので恐縮なのでございますけれども、インテルサットの協定の会議に参加をされました柏木さんにちょっとお尋ねいたします。  いま、大体、われわれがたいへん心配をしておりました地域衛星の問題、それから一国一票制の問題、それからコムサットという組織の問題、この三つが主として大きな問題点になっておったということはよく理解できました。単純に御質問いたしますけれども、理事会の表決は何か出資金に応じて採決をする、総会のほうは一国一票というふうな主張をしておるんだというような説明を、ちょっと私聞いたことがあるわけなん……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

石川次夫[衆]在籍期 : 28期-29期-|31期|-32期
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