このページでは石川次夫衆議院議員の28期(1958/05/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は28期国会活動統計で確認できます。
○石川次夫君 私は、日本社会党を代表して、今回毎日新聞社を集団暴力をもって襲った問題に関連し、緊急質問をせんとするものであります。(拍手) 岸内閣が発足当時、汚職、貧乏、暴力のいわゆる三悪追放を、まことに軒高たる意気をもってスローガンといたしましたことは、まだ記憶に残るところでございます。しかしながら、今や、岸内閣の実績によりまして、このことへの期待はすでに雲散霧消いたしております。 すなわち、汚職について言えば、たとえば、グラマンからロッキードヘの機種の変更のいきさつ、及び、その製作工場決定事情への疑惑、あるいはまた、ベトナム賠償金額が根拠もなく二十数倍にもはね上がったこと等々について、……
○石川委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となっております河川法の一部を改正する法律案につきまして、賛成の討論をいたしたいと思います。 近時砂利の需要の増大に伴いまして、河川における砂利の乱掘、盗掘によって河床の低下を来たしまして、それによる災害の誘発、あるいは取水の困難等が重大な問題となって参りました。一方河川の砂利採取は、都道府県規則にまかせられておりまして、罰則も、最高二千円という程度にとどまっております。この規則も、実際には、この程度では効果が非常に薄かったわけであります。 本法案は、河川の区域内においての土石の採取を都道府県知事の許可事項として、許可を得ないで土……
○石川委員 大臣に一つだけお伺いをしたいと思います。 九月一日の建設委員会の議事録によりますと、地建の局長及び各道府県の土木部長の会同をいたしまして、三十三年度予算の繰り上げ施工の方針をきめて、それぞれ実行をさせておるのであります。大体道路関係におきまして第三・四半期、すなわち十二月の末までに第四・四半期分を繰り上げて施工させる、この繰り上げ施工を鋭意督励をしておると言われておりますが、この予定通りに第四・四半期の分が第三・四半期に繰り上ったとして、第四・四半期はどういうふうにされるおつもりであったか、それをお伺いしておきたいと思います。
○石川委員 計画局の関係で若干御質問いたします。この前大臣が出られまして、大体私の質問したいことの大半は、山中吾郎委員から質問をいたしておりますので、残余の部分について若干質問したいと思います。 最初に、現在の都市の形成率は非常に高くなりまして、すでに市街地形成面積というものは九億二千万坪で、今後だんだんそれがふえていく、しかしこれに対しまして、区画整理の済んでいるものは、わずかに二億七千万坪しかないというふうなことで、非常に立ちおくれておる。それからこの前山中吾郎委員から質問がありましたように、街路の予算が大部分を占めておりまして、非常に立ちおくれておる。下水道、それから緑地の関係などは非……
○石川委員 今の首都高速道路公団のことに関連してお伺いいたします。幼稚な質問になるかもしれませんが、首都高速道路公団を作るということは、ことに都市計画局の持っておる経輪抱負いかんという意味で計画局の方で担当されるということは、一応一理はあると思います。それで、結局これは計画局で担当されて、完成されたあとの管理は、道路局の所管になるのですか。それとも計画局でそのまま管理をするのですか。どういう格好になるのですか、念のために聞いておきたいと思います。
【次の発言】 そうすると、そのあとの管理の方法は、今のところまだきまっておらぬわけですね。
○石川委員 関連して。次官の答弁を疑うわけではないが、念には念を入れて伺いたい。と申しますことは、向うから公文書でもって確かに取りつけておる。八路線を向うの責任においてやるという答弁があって、信頼をしてよろしいわけでありますけれども、そうなると、東京都知事に対して事業計画の変更をやらなければいかぬと思います。それから占用埋立地の使用許可、そういったものについても、完全にやらせるという約束があるかどうかということを、一応伺いたいと思います。
【次の発言】 さらにまた、非常にくどいようでありますけれども、実はあれは、株式会社という営利会社ですね。そうしますと、株式会社の社長が大臣に対して、事業計画……
○石川委員 関連して。先ほど大臣から、量的な需要じゃなくて、質的な需要を調べて住宅政策の転換をはかるというお話があって、非常にわれわれも賛成なんです。それで、ちょっと調査の仕方といいますか、それについて要望を一言申し上げておきたい。というのは、私の身近な点で、非常に狭い範囲かもしれませんけれども、一つの例として申し上げますが、戦時中に塩だきをやって、雨露をしのぐだけのバラックに住んでいる部落があった。そういうところにいって、千円以下くらいの低家賃住宅に住みかえる意思がないかということを聞きますと、非常にそれを要望しているわけです。ところが、県あたりにいきますと、そういう数字は全然出ておらない。……
○石川委員 まだ正規の法案として出ておりませんけれども、新聞その他で相当問題にされて、関係者の方面では相当取りざたをされておるという問題一、二について、まず当局から現在進捗している状態及びその意向を伺いたいと思います。 まず第一点は、踏み切り法案、これは正式には踏み切り法案というのではないでしょうけれども、踏み切り事故が非常にふえてきて、何とかしなければならぬということで、今後は道路の踏み切りについては、全部立体交差にすることを原則とするというようなことを前に衆議院のこの委員会において問題にされておるように聞いております。結局その平面除去の場合の費用は、原則として国鉄が三分の一、あるいは不適……
○石川委員 科学技術の必要性といいますか、このごろ特に真剣に取り上げられまして、今度の予算の要求では台風防災科学技術、宇宙科学、基礎電子工学、核融合、海洋科学技術、対ガン科学技術というような六つの重点を特に取り上げて、特筆してということにして、その促進の費用が一億円、それから宇宙科学の関係には二億三千五百万円という予算をとることに非常に当局が努力された。そのことについては一応の敬意を払うわけでございますけれども、しかし、何といってもこの基礎科学の充実ということこそが、大前提としてどうしても必要なことではないかというふうにわれわれは考えております。特に最近の科学技術の進歩に伴って非常に細分化され……
○石川委員 大塚参考人から大へん啓発されることが多い御意見を伺ったのでありますが、安全基準で、いわゆる国際放射線防護委員会、ICRPの一応の基準がわれわれの参考になったのですけれども、それだけでは、御意見のように日本の基準としてきめるわけにいかない。それで、安全審査部会の機構の問題、それから日本における危険度の問題、こういう点についての検討が今行なわれたわけでございますけれども、にもかかわらず、一方ではぐんぐん実際の設置が進んでいるわけであります。最初に御意見がありましたように、集中された場合の限度は一体どうなるのかという点で、現実の問題として、東海村では現在ウォーター・ボイラー型、あるいはC……
○石川委員 今、石野委員の方から詳細に質問がありましたので、私は、重複いたしますから、半ば要望のような形で、一つつけ加えておきたいと思います。 実は、この点につきましては、昨日の内閣委員会で、私も防衛庁長官に対して一応の質問は申し上げてあるわけです。そのときにもちょっと触れておいたのでございますけれども、新聞によりますと、東海村の上を飛行機が飛んだのに対して非常に神経質になっておる、ノイローゼぎみだということが出ております。これは今さら長官に御説明するまでもない。あの東海村に初めて原子力研究所ができるときには、私は地元におりまして、将来の産業構造におけるエネルギー源としての原子力産業というも……
○石川委員 関連してちょっと。今の質問で大体尽きておりますが、ただ、私も一昨日内閣委員会で質問をした、それに対する一応公式の回答であるというふうに見てよろしゅうございますか。
【次の発言】 実は、今も話がありましたけれども、県の方から現地の飛行場の隊長に問い合わせをしておるわけですね。そのときの隊長の説明では、波長が合わないからF100でもB57でもない、従って、正体は不明であるという回答があった。しかし、事実飛んだことは、波長でもって応答を確かめたという事実によっても明らかである。飛んだ事実は向こうは認めているわけです。ところが、今の回答によりますと、どうも飛んだのか飛ばぬのかわからぬという……
○石川委員 この前の前の委員会で、砂原委員の方からすでに道路の財源の問題については質問が終わっておりますので、重複を避けて一、二の点だけちょっと伺いたいと思います。 と申しますのは、この前三十四年度の道路関係の予算は九百八十八億、ことしが千百一億ということで、若干の増額を見ることができた。ただ、要求の方からいいますと、これはおそらく千四百億円くらいの道路関係の予算の要求になっておったかと思うのであります。ところで、その財源の問題でありますけれども、実は昨年の財源は、大体八百十億円足らずというふうにガソリン税の収入が見込まれておったわけですが、ことしはこれに対して、千四百億円という要求の中で占……
○石川委員 山中委員の質問に関連いたしますけれども、先ほど総裁の方の御答弁によりますと、道路公団が有料道路として設定をするのは、経済性と観光的な見地からというお話があったのですが、この経済性というのがよくわからないのです。二通りの意味にとれるわけです。ということは、その地方を開発して、日本経済の発展という意味における経済性と、また一つは、あとでもって通過料を払う料金でもって返済をしていく、その返済の可能性という意味での経済性という意味なのか。これを両方ひっくるめて経済性という言葉を使われたのじゃないかと思うのですが、いずれにしても、この経済性の内容をどう分析して、どこに重点を置くかということが……
○石川委員 政府提案にかかる地代家賃統制令の一部を改正する法律案について質問いたしたいと思います。 実は大臣の法案の説明を見ますと非常に簡単で、そのあと住宅局長の方からいろいろ説明があったのですが、そのパンフレットがないものですから、それを確認しながら話を進めていきたいと思います。と申しますのは、大臣の提案理由の説明の中にもありましたけれども、地代家賃統制令を改正するというのは、実質的には廃止ということになりますが、廃止をするという原因の第一としては、まず地代家賃統制令が有名無実になっているということ。家賃が平均坪七十五円、あるいは地代が十一円の平均で、特に都心においてはこういうものは実存を……
○石川委員 ただいま山中委員の方からいろいろ、入会権の問題、契約金の収受の問題について質問があったのですが、そのときの防衛庁からの御回答によりますと、
最後まで円満な了解を得た上で施行したいというお話があったわけなんです。ところで現地の方からの情報によりますと、自衛隊がすでに十四日から端端の防風林の伐採を始めたという話が伝わっておりますけれども、その点は御存じですか。
【次の発言】 いずれにいたしましても今山中委員の方から質問があり、それに対して入会権の問題と村有地の問題との争点があったわけでございますけれども、しかしとにもかくにも今の経理局長の御説明では、村有地であるという確たる根拠は全然示……
○石川委員 私は資料の要求だけをちょっとお願いしたいと思います。ちょうどほかの委員会に出ておりましたので、大臣の所見を承ってなかったものですから、明確なことは言えませんけれども、大体お話を伺いますと非常に積極的ではありますけれども、抽象的な御説明があったようでございます。実は、たとえば住宅の問題なんかは私たちも非常に関心を持っておりますけれども、新聞では非常に画期的な、積極的な五カ年計画を推進されるような意図があるということを伺って、非常に共鳴をいたしておるわけでございます。しかしながら、新聞等を通じてだけでは非常に不案内でございますから、われわれとしても共鳴して御協力申し上げることができる点……
○石川委員 関連して。住宅局長にちょっと質問したいのですが、「『今一世帯一住宅』の実現へ」という資料をいただいたばかりで、詳しいことは検討してありませんので、ほんの思いつきで質問をし、かれがた要望をしたいと思っております。 ただいま農村住宅についてお話がありました。実は私は茨城県の日立におりますので、非常に特殊な地帯であるということが前提になりますけれども、実は日立に日立製作所、日立鉱山というのがありまして、日立製作所のごときは設備投資を一年間で二百七十億もやるというような状態で、非常に生産が拡充強化されておりまして、地方から相当人を集めて、払底してしまっておる。従って、どうしても遠い農漁村……
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