石川次夫 衆議院議員
32期国会発言一覧

石川次夫[衆]在籍期 : 28期-29期-31期-|32期|
石川次夫[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは石川次夫衆議院議員の32期(1969/12/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は32期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院32期)

石川次夫[衆]本会議発言(全期間)
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第63回国会(1970/01/14〜1970/05/13)

第63回国会 衆議院本会議 第16号(1970/04/03、32期、日本社会党)

○石川次夫君 私は、日本社会党を代表いたしまして、下請中小企業振興法案に対して若干の質問をするものであります。  まず、日本の中小企業は、その数およそ四百三十万、しかし、その業種別、規模別の実態が把握されておりませんために、きめこまかい対策が行なわれてはおりません。その従業員数は、およそ三千万名をこえておると推定をされておりまして、農林従業員の数九百三十五万をはるかにこえておるにもかかわらず、その予算は、驚くなかれ、わずか本年度三百六十八億円にすぎない実態であります。  日本経済の異常な発展は、世界注目の的でありますが、日本に永住する外国人の表現をかりますと、とにかくその成長ぶりには驚異のショ……


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第65回国会(1970/12/26〜1971/05/24)

第65回国会 衆議院本会議 第32号(1971/05/18、32期、日本社会党)

○石川次夫君 私は、日本社会党を代表して、昭和四十五年度中小企業白書に関して質問を申し上げます。(拍手)  現在、中小企業の数は全企業数の九九・三%に達し、従業員数も七八%、二千七百万人をこえておりまして、農業就業者数一千万人そこそこの数をはるかにこしておる現状であります。しかるに、国の予算面では、中小企業者の納税額の七%程度のわずか一般会計で五百七十億円にすぎません。農業関係予算には、食管会計を含んでおりますけれども、その予算額一兆八十五億円であるのに比較いたしまして、あまりにも過少であり、国全体の予算の〇・六%を占めておるにすぎないのであります。中小企業の納める法人税、所得税が全体に占める……


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第67回国会(1971/10/16〜1971/12/27)

第67回国会 衆議院本会議 第14号(1971/11/16、32期、日本社会党)

○石川次夫君 今回の川崎市に起こった災害によって失われたとうとい多くの人命、研究者、報道関係者、その他の犠牲者に対しまして、心から哀悼の意を表するものでございます。と同時に、心からなる憤りと、この犠牲を無にしてはならないという切なる気持ちを込めて、ここに社会党を代表し、緊急質問をするものであります。(拍手)  だれしもがこの現場を見て直ちに痛感をしますことは、この事故はあまりにも起こり得べくして起こったということであります。周囲の三方ががけに包まれて、その中に関係者が追い込められたような形になって、しかも、うしろは池で、退避のしようがないという地形のまっただ中で実験が行なわれたわけであります。……


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第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 衆議院本会議 第26号(1972/05/09、32期、日本社会党)

○石川次夫君 私は、日本社会党を代表いたしまして、今回提出されました中小企業白書について質問をいたします。  由書によれば、昨年の中小企業の経常は、あらゆる指標に不況と円切り上げによる苦悩のほどがなまなましくあらわれております。昨年は、前年に比し、生産は一・五%しかふえません。前年の伸びの一二・七%から大きく後退をいたしております。昨年においても、六・一%の生産増をいたしました大企業に比べましても著しく低く、一方、在庫は一七・六%もふえておるわけであります。  輸出に占める割合におきましても、全体の五〇%といわれておりましたのは遠い昔でございまして、年々五%程度下がっており、現在は三五%を占め……

石川次夫[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院32期)

石川次夫[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第63回国会(1970/01/14〜1970/05/13)

第63回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1970/04/08、32期、日本社会党)

○石川委員 ちょっと関連で申し上げます。  実はこの前も社会党といたしましては、大体基本法が出ない前に開発委員会と事業団ができるというのはおかしいということで、前々から準備はしておるのです。しかしやってみると、いろいろな問題があるということがわかったわけです。それで実は最近のものは問題点は全部削除しまして、もう憲章的な、法三章をもってとうとしとする、あまり議論のない――もっとも宇宙の定義は書かないと問題になりませんから、これは書きます。そういう点で、非常に簡潔なものをつくろうと思って、もう法制局の作業が終わる段階になっております。ですから、これはわれわれとしては、社会党の色を全部盛り込むなんと……

第63回国会 科学技術振興対策特別委員会 第8号(1970/04/09、32期、日本社会党)

○石川委員 きょうは私は、地元の、再処理をはじめとする原子力設備に関係してのいろいろな問題が出ておりますので、その問題で質問いたしますけれども、その前に、実はきのう大阪のガス爆発の大事故がありました。私も調査団の一員として命令をされたのですが、事情があって御辞退をしたわけでありますけれども、そこでちょっと私が感じましたことは、それは、私が大阪のガス爆発のほうへ派遣をされるというのは、商工委員であるということであったわけなんです。ところが私がそのとき感じましたことは、OECDあたりでは、天然災害、あるいは人的な人災というのかそういうもの、あるいは産業公害、あるいはまた交通災害、こういった問題を全……

第63回国会 科学技術振興対策特別委員会 第9号(1970/04/15、32期、日本社会党)

○石川委員 参考人の皆さん方、たいへんお忙しいところを時間をおさきくださいまして、たいへん貴重な御意見ありがとうございました。  きょうは東京大学の三島さんが二時半までというような時間の制約があるようでございますので、私、初め三島さんの関係の技術的なことだけに限って質問をしたいと思います。  いま、いろいろ参考になる御意見を伺ったわけでございますけれども、査察に限定をして申し上げますと、こういうことは言えるのじゃないか。原子炉の場合は、インプット、アウトプットだけはわかるわけでありますけれども、使用済み燃料の中でどれだけ燃えてどれだけプルトニウムが出たというようなことは、これはいまの日本の技術……

第63回国会 科学技術振興対策特別委員会 第11号(1970/05/06、32期、日本社会党)

○石川委員 去年の六月でしたか、食品添加物についていろいろな質問をしたことがございますけれども、それからずいぶん関心を持ちながら非常にほかの用件が忙しいために、きわめて国民生活にとって重要だと思われるこの案件がいままで放置をされたということは非常に残念だと思っております。きょうは幸い機会を得たものですから、科学技術庁長官にまずお話をしたいと思うのでございますけれども、いままで厚生省あるいは農林省で農薬の問題あるいは食品添加物の問題をいろいろやっておりますけれども、どう考えてもこれはほんとうに国民の立場に立って国民の生活、健康というものを考えておるかどうかということについては非常な疑問がある。た……

第63回国会 科学技術振興対策特別委員会 第12号(1970/05/07、32期、日本社会党)

○石川委員 私、おくれてまいりましたので、三木委員のほうから、核燃料の問題については鋭い質問があったのじゃないかと思うので、おそらく私の質問は重複するのじゃないかと思うのです。その点をひとつ御了承願いたいと思うのです。  私、前の国会を通じまして、核燃料が、海外探鉱をしなければどうしても足りない、先ほども質問がありましたように、日米原子力協定で百六十一トンということを約束をされてはおるけれども、これはあくまでも賃濃縮の単位で供給をするということで、原鉱石まで保証できない。ということはアメリカ自体がもう供給不足で需要過剰になるというような数字がはっきりと出ておるわけですね。ですから、そういうこと……

第63回国会 科学技術振興対策特別委員会 第13号(1970/07/31、32期、日本社会党)

○石川委員 いま木野委員のほうから話がありまして、私も全く同じ趣旨でお話をするわけですけれども、科学技術の全国的な費用としては、大体政府が三〇%で民間が七〇%という比率になっています。外国ではこれが逆でありまして、大体政府が七〇%、民間が三〇%というくらい、日本の科学技術に対して政府が非常に熱意が足りないということのあらわれがこの費用の面でも出ておるわけであります。ところが、最近御承知のように科学技術関係といたしましては宇宙開発、海洋開発、原子力開発、あるいはシンクタンク、こういうものはどうしても政府主導型でやらなければならぬということになってくるわけです。シンクタンクの問題について私もいろい……

第63回国会 科学技術振興対策特別委員会 第14号(1970/09/07、32期、日本社会党)

○石川委員 私は、きょうは海洋開発関係と宇宙開発関係について質問したいのでありますが、準備が多分に不十分でありまして、どうかひとつお教えいただくという意味での、足らざるところがあれば丁寧な御回答、御答弁を願いたいと思います。  まず海洋開発でありますけれども、海洋開発については再三、私もこの委員会を通じて質問申し上げておりますが、その本質的な問題ではなくて、当面する問題について、たいへんいろいろ国際的な紛争を引き起こすかもしらぬという問題が次々に起こっておるようでありますので、その点についての対策をどうするかという問題にしぼって質問申し上げたいと思います。しかしながら、実はけさの新聞を見ますと……

第63回国会 科学技術振興対策特別委員会 第15号(1970/10/14、32期、日本社会党)

○石川委員 宇宙開発の問題だけに限ってまず最初に質問いたします。そのあとまた近江委員の質問が終わりましてから、来年度の科学技術政策の問題点、それからウラン濃縮の問題、あるいはシンクタンクの問題というようなことについての方針を伺いたいと思うのでありますけれども、宇宙開発につきましては、いま前田委員、それから詳細にわたって三木委員のほうから質問がありましたから、私は結論的に二、三の点だけ申し上げますので御答弁を願いたいと思うのです。  先ほどの質疑応答の中で、長官が答弁をされた中で、宇宙開発基本法というものをどうしても設定すべきであるということに対して、個々同意の答弁がいままでなされておったと思う……

第63回国会 商工委員会 第5号(1970/03/11、32期、日本社会党)

○石川委員 電気工事業の業務の適正化に関する法案について若干疑問の点を質問したいと思うのですけれども、まず第一に、これは議員立法でありますので、委員長にひとつお伺いをしたいと思うのです。  それはどういうことかというと、今度の国会には、社会党では独自の議員立法の提案はしておりませんけれども、毎回、たとえば中小企業省の問題あるいはまた生産分野の確定の問題等、きわめて今日の中小企業対策として緊急欠くべからざる基本問題という信念を持って出しておる法案は、ほとんど日の目を見ることもなし、審議をされたこともないわけであります。ところが、今度の電気工事業法の問題に関してだけは、とりわけ緊急に提案をされ、そ……

第63回国会 商工委員会 第10号(1970/03/24、32期、日本社会党)

○石川委員 ガス事業法について若干の質問をいたしますけれども、私、ガス事業法の質疑応答のときにちょうど欠席しておりまして、私が質問しようとすることの大半は、もうすでに質問が終わっておるようであります。したがいまして、多分重複する気味があろうかと思いますけれども、ごく重点的に、時間の関係もございますから、結論的な質問をいたしますので、ひとつ答弁のほうもしかるべくお願いしたいと思います。  最初に、今回、このガス事業法というものができて、簡易ガス事業というものを都市ガスと別個に設けるということになったわけでありますが、昭和二十九年から最近の状態によりますと、需要家数が四倍近くにふくれ上がっておるよ……

第63回国会 商工委員会 第12号(1970/03/27、32期、日本社会党)

○石川委員 私は、実はきょうの質問は、平価切り上げの問題について質問をしたかったわけなんでありますけれども、あいにく参議院の審議の関係で担当大臣がこちらに出席できないということでありますので、平価切り上げの問題はこの次に譲りまして、きょうは最近の新聞紙上ときどき問題になっております公正取引委員会の独禁法の問題について、谷村委員長の出席をわずらわして若干の質疑を行ないたいと思うのであります。谷村さんは大蔵出身の俊英でもあるし、こちらへ来てまだわずかに五カ月だとはいわれても、公正取引委員会の空気はほぼおわかりになってきたころではないか、こう推察をいたしまして、私の質問する要点はきわめて簡単なことで……

第63回国会 商工委員会 第17号(1970/04/08、32期、日本社会党)

○石川委員 情報通信、情報化社会という問題になりますと、ただ単に通産省関係だけではなくて、各省ほとんどにまたがるような、きわめて重要な法案ではなかったかと思うのです。したがって、これをただ単に委員会付託というかっこうでなくて、本会議提案というかっこうで、各省全体がこれに対して関心を持つという形でないと、ほんとうの情報化対策というものは不可能ではないか。それに情報化といいますと、どうしてもアメリカに対してテクニカルギャップというのが非常に大きいので、何としてもそれに追いついていかなければならないというのが一応の至上命令になっておりますけれども、しかし、必ずしもこの情報化社会というものはバラ色では……

第63回国会 商工委員会 第21号(1970/04/17、32期、日本社会党)

○石川委員 きょうは参考人の方、たいへんお忙しいところを貴重な御意見ありがとうございました。  たいへん時間がないものですから、お伺いしたいことはたくさんあるのでありますけれども、結論的にお伺いいたしたいのであります。  北川さん、それから稲葉さんは、経済活動、生産を高めるという観点から、企業に密着をしているわけじゃございませんけれども、そういう面での御意見を伺ったわけであります。実を言うと、コンピューター、情報化時代になれば、手近に豊富な情報が得られて、生産性が高まって人間生活が豊かになるのだ、こういうバラ色の夢が描かれるわけでありますけれども、一方酒井さんがおっしゃったような基本的人権の問……

第63回国会 商工委員会 第22号(1970/04/23、32期、日本社会党)

○石川委員 実は商工委員会はいつも与党の出席が非常に悪いので、このままでは質問をしたくないのでありますけれども、せっかく文部大臣が、多忙の時間をさいて十一時までということになっておるようでありますので、やむを得ず質問を始めたいと思います。  御承知のように、いわゆる情報化社会というのはどういう社会かということは、だれしも的確に予想することは困難であります。しかしながら、いわゆる未来学者などの調べによりますと、大体、将来は産業の中の三〇%あるいは五〇%を情報産業が占めるであろう、こういうことがいわれております。そういうことになれば、ただ単に産業構造が変わるという問題だけではなくて、情報の持つ特殊……

第63回国会 商工委員会 第23号(1970/04/24、32期、日本社会党)

○石川委員 通産大臣が幾らもここに御在席にならないというお話なので、通産大臣にまず一点だけお話を申し上げておきたいのです。  御承知のように、日本が、非常な科学技術の進歩あるいは経済成長が著しいということで世界の注目を浴びてはおりますけれども、残念ながら科学技術の面の実質はそうはなっておらないわけです。たとえば、輸出技術というものは輸入技術に対してわずか一〇%足らずというような現状でありまして、最近では、日本に技術導入を許すとどうも日本がその上を行ってしまうというようなことがあって、日本に対しては技術導入を渋っておるというような実態になっておるようでありますから、日本がほんとうの意味で自分の力……

第63回国会 商工委員会 第25号(1970/04/28、32期、日本社会党)

○石川委員 私の与えられた時間もきわめて短い時間でありますので、申し上げたいことはたくさんありますけれども、簡単に二、三の点について特に大臣の所見を伺いたいと思うのであります。  工業所有権審議会の答申に基づいて今度の改正案が出されたわけでありますけれども、この工業所有権審議会それ自体が、血の出るような発明家、あるいはまた、直接特許事務に携わっておるところの審判官あるいは審査官の意見がほとんど反映をされておらないという点で、私は非常に欠陥があると思うのです。したがって、大所高所の立場に立って何とかこれを処理しなければいかぬというような、焦燥に似た感じからこの法案が出されたのではないか。そういう……

第63回国会 商工委員会 第29号(1970/05/12、32期、日本社会党)

○石川委員 私はこの統一商標に関する法律に対して質問するわけでありますけれども、実は、前々から日本の平価切り上げが相当話題にのぼっておるわけでありまして、経済企画庁長官あるいは通産大臣、大蔵大臣の集まったところで、顔の合ったところで一回質問したい、こう思っておったわけでありますけれども、予算委員会から引き続きどうもその機会がなかったわけでございます。今度の法案も、いわば輸出関係の中小企業を育成助長するという関係で出ている法案でありますので、その関連でこの平価切り上げの問題をほんとうにやるとすれば、一時間、二時間でとても議論の尽くされる問題じゃございません。しかもきょうは、長官並びに大臣の時間の……

第63回国会 商工委員会 第32号(1970/07/21、32期、日本社会党)

○石川委員 実は私、質問の通告が非常におくれたために十分か十五分ということに限定をされまして、非常に重要な問題をはらんでおるわけでありますけれども、時間がありませんので、きわめて結論的な質問だけを申し上げたいと思います。  公取の行なっておる独禁政策、それから金融政策、産業政策、この三つの柱がいわゆる経済政策の三本の柱というふうにわれわれは理解をしておる。さて、価格政策にしても経済政策のきわめて重要な一環として公取の役割りは重かつ大である、こう思っておるのですが、その公取が三百五十人しか人を擁することができないということは、非常に手が回りかねるという実態があると思うのです。その点は御同情申し上……

第63回国会 商工委員会 第33号(1970/08/20、32期、日本社会党)

○石川委員 先ほど来、公害の問題がだいぶ出ておりますので、一点だけ御質問したいと思うのです。  と申しますのは、最近政府では矢つぎばやに公害の問題に対する態度を明確にいたしまして、非常な信頼感を得ているような印象を受けるわけであります。それは、たとえば無過失賠償責任というものを明確にする、あるいは経済との調和という条項を省く、あるいは公害罪を設定をする、こういうような態度が鮮明にされておったと思うのでありますけれども、ただいまの宮澤大臣の答弁を聞きますと必ずしも明確ではない。いろいろむずかしい事情はあるでしょうけれども、どうもいままでの新聞から受ける印象からすると、だいぶ食い違っておるのではな……

第63回国会 商工委員会 第34号(1970/08/21、32期、日本社会党)

○石川委員 私は、きょうは物価問題全般について聞く時間の余裕がございませんので、独禁法に関連する問題、特に管理価格の問題についてだけ、時間も非常に限られておりますので、質問をしたいと思います。お答えのほうもぜひ簡潔にお願いしたいと思います。  最初に、前々からいわれておることでありますけれども、経済政策というのは三本の柱だという意見が一つあるわけであります。それは独禁政策であり、産業政策であり、そしてまた財政金融政策、この三つが経済政策の三本の柱だという見方が一つあるわけでありまして、特に独禁政策というのは、産業政策の一部というのではなくて、これを独立した権限として相当重視をしていかなければな……

第63回国会 商工委員会 第35号(1970/09/22、32期、日本社会党)

○石川委員 通産大臣が見えてないので、いずれまた通産大臣が見えましたときに要点だけを再度質問をするということで、一部質問を保留させていただきまして、最近、新聞紙上をにぎわしておりますカラーテレビのダンピングの問題について、アメリカとの間にいろいろな紛争があるようでありますので、その経緯について伺いたいと思っておるわけであります。ただしカラーテレビの問題は、これとの関連におきまして国内における二重価格の問題が出ておりますので、非常にデリケートな問題でございますけれども、あとから、わが党の横山委員のほうから二重価格の問題については質問をすることになっておりますので、主としてアメリカとの交渉の経緯に……


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第64回国会(1970/11/24〜1970/12/18)

第64回国会 商工委員会 第3号(1970/12/09、32期、日本社会党)【政府役職】

○石川説明員 お答えいたします。  下水道の整備が非常におくれておりますことは、先生御指摘のとおりでございまして、現在でございますと、普及率は四十五年度末におきまして、市街地面積に対して二二%前後というふうになっておる状況でございます。御指摘のように、今後、下水道の整備を急がなければならないということで、現在われわれ、四十六年度を初年度といたします第三期の下水道整備五カ年計画を策定いたしまして、強力にはかってまいりたい。その際、水質・環境基準に対応するような形での下水道の整備というものを重点に置いて整備してまいりたいというふうに考えておるわけでございまして、流域別に総合的な下水道計画を立て、特……


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第65回国会(1970/12/26〜1971/05/24)

第65回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1971/03/10、32期、日本社会党)【議会役職】

○石川委員長代理 これより会議を開きます。  委員長所用のため、委員長不在の間、委員長の指名により私が委員長の職務を行ないます。  原子力損害の賠償に関する法律及び原子力損害賠償補償契約に関する法律の一部を改正する法律案、及び日本原子力船開発事業団法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。  まず、参考人出頭要求に関する件についておはかりいたします。  両案審査のため、本日、日本原子力船開発事業団理事長佐々木周一君、並びに原子力損害の賠償に関する法律及び原子力損害賠償補償契約に関する法律の一部を改正する法律案審査のため、日本原子力発電株式会社常務取締役石田芳穂君、東京電力株式会社常務……

第65回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1971/03/11、32期、日本社会党)

○石川委員 実は、ただいま長官のほうから昨日問題になりました二国間協定の法律は条約でなければならぬのじゃないかということ、並びに二国間協定によって国が債務を負担することが明らかであるので、憲法八十五条との関係はどうなるのかということに対する政府見解というものを伺ったわけですけれども、一応了解はいたしました。了解はいたしましたけれども、昨日の答弁のように、協定と交換公文と条約というものが全然識別がつかないような答弁をされるということは非常に私は遺憾であると思うのです。それと同時に、最近は行政機構の改革を全部政令にまかせる。あくまでも立法府というものの権限を縮小するという傾向が非常に強くなっておる……

第65回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1971/03/18、32期、日本社会党)

○石川委員 この法案のいろいろな疑問点については、前から、それぞれ専門的な立場で質問がありましたので、私は、国民の立場といいますか、きわめて素朴な疑問をひとつぶつけてみたいと思うのです。  その前に、エードメモワールというのを拝見しますと、これはおそらく原子力潜水艦が入ってくるようになったために、それに応じて外交交渉のルートで損害賠償ができるという、覚え書きのような形でもってこれがかわされたと思っております。これには、「いかなる場合にも、前記の地位協定が適用されないときは、合衆国政府は、寄港している通常の原子力潜水艦に係る原子力事故から生ずる請求を、外交上の経路を通じて処理する用意があることを……

第65回国会 科学技術振興対策特別委員会 第9号(1971/03/24、32期、日本社会党)

○石川委員 海洋開発に関しましては、私は再三質問いたしておりますので、重複を極力避けて申し上げますけれども、海洋開発の重要性はいまに始まったことではございませんけれども、何といいましても諸外国に比べて非常な立ちおくれになっておることは、私から言うまでもないと思うのであります。当面の問題としては、公害、物価というのは非常に世論の関心の的になっておりますけれども、この物価の問題一つとってみても、実をいうと科学技術の果たさなければならぬ役割りが相当大きいというようなことを感じて、実はそういう基礎研究の部門を強化するということについての質問を時間をとってあらためてゆっくりやりたかったのでありますけれど……

第65回国会 科学技術振興対策特別委員会 第10号(1971/04/14、32期、日本社会党)

○石川委員 きょうは、具体的な問題ということよりは、科学技術行政全般の問題の中の重要な点だと思われる基礎研究という問題を、これからどう考えていくかということについて、実は御承知のように、地方選挙でたいへん忙しかったものですから、資料を整備するひまもありませんので、ごく大ざっぱな質問だけをきょう申し上げて、この問題は、非常にこれからの科学技術進展の基礎的な重要根本問題だと思いますので、あらためてやる機会をいただきたい、こう思うわけです。  最初に、長官にお伺いをいたしたいのでありますけれども、科学技術関係の全体の予算としては大体順調に伸びておる。ほかの関係といいますか、政府全体の予算との関係にお……

第65回国会 科学技術振興対策特別委員会 第11号(1971/05/12、32期、日本社会党)

○石川委員 私は、きょうは科学技術会議の「『一九七〇年代における総合的科学技術政策の基本について』に対する答申」、この問題について質問をするわけなんでありますけれども、その前に、原子力関係の設備について障害になる点が二点ほどありますので、その点について若干の時間をさかしてもらいたいと思うのであります。  それは実は私、商工委員会で通産大臣にも迫ったのでありますけれども、浜岡の発電所をつくるに際しまして地元との協定をつくりましたところが、通産省のほうから非常にきびしい制約といいますか、注文がついたわけであります。地元の三町村を入れるとはけしからぬではないかとかいうようなこと、あるいはまた電気事業……

第65回国会 商工委員会 第4号(1971/02/26、32期、日本社会党)

○石川委員 通産大臣にわずか三十分しか質問できないということなんですが、私の質問しようとすることは、とてもそういう時間ではおさまりそうもございませんから、非常に要点だけでたいへん残念でありますけれども、大臣に所見を伺いたいと思うのです。  目下のところは、公害、物価ということが非常に大きな課題になっておりますけれども、長期的に見て、日本の、特に通産を通じての最大の課題は一体何であろうか、こう考えてみますと、私はかねがね情報と資源の問題に帰着をするのではなかろうかと思っております。情報の問題は、いわゆる情報化社会にどんどん日本がヨーロッパを追い越して急速に進んでおりますから、いわゆる断絶の時代と……

第65回国会 商工委員会 第5号(1971/03/02、32期、日本社会党)

○石川委員 きょうの法案に直接触れる前に、実はたいへん恐縮でありますけれども、電波監理局の方に来ていただいておるので、エレクトロニクスの関係がございます関係で、たいへんしろうとじみた質問で恐縮なんでありますけれども、宇宙開発等の関係がありまするし、この法案とも全然無関係ではないという意味で、最初にそのことだけを大体伺っておきたいと思うのです。  ということは、地上の電波が相当いっぱいになってしまって、どうしても静止通信衛星というものを打ち上げなければいかぬ、宇宙開発の第一項目ということになっておったわけなんでございますけれども、最近それほどの必要性もなくなり、気象衛星というものが前面に出てきて……

第65回国会 商工委員会 第10号(1971/03/12、32期、日本社会党)

○石川委員 与えられた時間がたいへん短いのが残念でありますが、同時に、この問題はきわめて重要な問題で、本来なら佐藤総理ぐらいに出席を要求しなければならぬ性格のものだろうと思っております。時間がありませんので、私が申し上げることに対しては、イエス、ノー程度の簡単な答弁でけっこうでございますから、よろしくお願いしたいと思います。  私はかねがね、当面の問題としては公害と物価というものが大きな緊急の課題になっておりますが、長期的に見た場合に日本の大きな問題は一体何かというと、稲葉先生の御関係になっております情報化社会、この激動する社会にどう対応していくかということがたいへん大きな問題ではないかと思っ……

第65回国会 商工委員会 第13号(1971/03/19、32期、日本社会党)

○石川委員 私は、この特恵関税についてはたいへん関心は持っておったのですけれども、実はほかの委員会との関係で、本委員会における質疑応答を聞いておりませんものですから、たいへん重複したような、また幼稚な質問の繰り返しになる点が多いのじゃなかろうか、こう、じくじたるものがあるわけでありますけれども、その点はひとつ御了承をいただきたいと思うのであります。  もちろん、この特恵関税が国連の場でもって大きく取り上げられましたよって来たる原因ということは、いまさら説明するまでもなく、後進国の国民所得を五%引き上げるということを目的として、そのことがまた先進国の貿易を発展させるための一つの一番有効な方途では……

第65回国会 商工委員会 第14号(1971/03/23、32期、日本社会党)

○石川委員 時間がたいへんございませんから、要望を一つと質問を一つ申し上げます。  中小企業の問題は、いま中村委員からも取り上げられておりましたけれども、御承知のように、金融引き締めの影響は中小企業には極力与えないようにという配慮をされたと大蔵大臣などは言っておりますけれども、現実の問題としては、二年間の手形だとか、あるいは手形も出さないというような状態で、塗炭の苦しみをなめておるのが中小企業の実態であります。そこへもってきて後進国のキャッチアップ、それに加えて自由化の問題、そこへ決定的な打撃を与えるかと思われるのがこの特恵問題ではなかろうか。金融機関の貸し出し残を見ますと、五年前三八%の中小……

第65回国会 商工委員会 第16号(1971/03/26、32期、日本社会党)

○石川委員 きょうは二つの項目について質問をしたいと思っておるのでありますけれども、まず最初に質問申し上げたいことは、「昭和四十六年度経済企画庁予算概要」、この説明書の中で、経済企画庁といたしまして、「経費の内訳につきまして、ご説明申し上げます。」というところで、第一に、経済企画庁として二十五億八千六百二十八万円を計上しております、そして第二に、新たに総合研究開発調査費として一億五千万円を計上しております。これは、世にいうところのシンクタンクというものの調査費ではないかと思うのですが、念のために――きょう実は経済企画庁の長官に質問したかったのでありますけれども、どうしても出られないということで……

第65回国会 商工委員会 第19号(1971/05/11、32期、日本社会党)

○石川議員 ただいま委員長からお話がありました、寡占事業者の供給する寡占商品の価格等の規制に関する法律案の提案理由を説明するわけでありますけれども、説明に先立ちまして一言申し上げさせていただくならば、物価の問題は、国民の最大の関心の的になっておることは、言うまでもございません。したがいまして、今国会の壁頭、本会議における各党の代表質問におきましても、ひとしくこれをとらえて、特に管理価格の規制の問題についての善処方を政府に要望したわけでありますけれども、それに対する佐藤総理大臣の答弁は、公正取引委員会というものがあり独禁法というものがあるので、これによって善処し得るという答弁がなされたわけであり……

第65回国会 商工委員会 第21号(1971/05/14、32期、日本社会党)

○石川委員 時間の関係で、最初に質問さしていただいて感謝にたえませんが、実を申しますと、私はきょうは、工業技術院が中心になってやっておりますビッグプロジェクト、この経過とその一つ一つについて克明に質問をしたいという気持ちを持っておったわけであります。ところが、与えられた時間がわずか三十分ということでございますので、その時間の中で、私の質問の要点というものをつまびらかにすることはとても不可能であります。したがいまして、きわめて大ざっぱな、通産大臣ペースの質問だけというようなかっこうになりかねないのでありますけれども、その点はひとつあらかじめ御了承を願いたいと思うのであります。  実は、日本で総理……

第65回国会 商工委員会 第22号(1971/05/18、32期、日本社会党)

○石川議員 いまの経済企画庁長官の答弁は、予算委員会を通じての答弁と、若干私は食い違うような感じがするわけなんです。それは、物価安定政策会議のほうでしばしば、ビール、あるいはまた最近の牛乳の値上げの例でもわかるように、現在の独占禁止法の運用ではこれを阻止することができないというようなことになっておるわけでございまして、そして今度の予算委員会の審議の過程では、どうしてもやはり価格の調査というものが必要である、あるいは行政介入の必要というものはどうしてもあるということを言明されておった答弁とは、かなり食い違っておる答弁になっておるのではないかと提案者としては考えておるわけであります。  しかし、現……


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第66回国会(1971/07/14〜1971/07/24)

第66回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1971/07/23、32期、日本社会党)

○石川委員 本委員会は、今回新しい新進気鋭の大臣を迎えて、新しく発展する科学技術行政のために非常に意を強うする次第でありますけれども、問題はあまりにも多過ぎるので、なかなか容易ならない御苦労があろうかと思っておるわけでございます。最近は御承知のように海洋開発あるいは宇宙開発あるいは情報化、シンクタンクというようないわゆるビッグサイエンスというものが、あとからあとから出てまいりまして、そういうことにほとんど質疑応答の時間をとられてしまいまして、原子力関係の質問はほとんど最近行なわれておらなかったように思うわけであります。非常に数が少なかった。ところが、御承知のように、日本のエネルギー産業としては……

第66回国会 商工委員会 第1号(1971/07/23、32期、日本社会党)

○石川委員 私は、きょうは日米経済の関係と、それからそれに関連をいたしまして貿易の自由化、資本の自由化、それから最後にいま武藤委員のほうから質問のありましたコンピューターの自由化、こういう問題について質問をするつもりであったわけでございますけれども、時間が何しろ三十分というのでは、どれをとっても一時間以上かからなければ満足な質問はできないと思うのであります。したがいまして、要点としては第三の電算機の自由化という具体的な問題にしぼった形に重点を置かざるを得ないと思うのでありますけれども、その前提といたしまして、日米経済が最近相当険悪な状態になっておる。たとえばニューヨーク、ワシントンで日米民間経……

第66回国会 商工委員会 第3号(1971/09/20、32期、日本社会党)

○石川委員 きょうはドル・ショックの問題が中心なんでありますけれども、委員の皆さんの御了解を得て、お許しをいただいて、地元の緊急な問題を一つだけ簡単に、前に質問をさせていただきたいと思うのです。  それは、鉱山石炭局長お見えになっておるようでありますけれども、実は常磐炭鉱の関係です。常磐炭鉱には福島県に磐城鉱の東部、西部と、それから茨城県に神の山と中郷と、この四つの炭鉱があったわけでありますが、硫黄分が多いということで、福島県のほうの磐城の東部、西部はまず閉山になりました。それから残された茨城県のほうでも、神の山鉱のほうは来年の初めに閉山ということを予定されておりまして、残る中郷だけを新鉱開発……


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第67回国会(1971/10/16〜1971/12/27)

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第11号(1971/12/09、32期、日本社会党)

○石川委員 私は、きょうは開発問題、経済問題に限って質問をしたいと思うのでありますけれども、電力問題、尖閣列島問題、中小企業問題、海洋博問題その他一々、経済問題だけに限っても、十時間以上なければとうてい質問できないと思うのであります。しかし、きょうは時間が限られておりますので、答弁のほうは、ひとつ簡にして要を得た御答弁を願いたいことをまずもってお願いをしたいと思うのであります。  それで、経済問題は、この沖繩対策があめとむちである、こう総評されておるあめの部分に当たるわけでありますけれども、はたしてこの経済対策、財政措置その他があめに値するものかどうかということの結論づけのための質問を行ないた……

第67回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1971/11/10、32期、日本社会党)

○石川委員 私は、きょうは原子力発電に関しましての安全性の問題で質問をしたいわけなのでありますけれども、この問題は非常に複雑多岐にわたりまして、この委員会で十分に意を尽くすということはきわめて困難でございます。したがって、機会をあらためて、この点については原子力委員会なりあるいはまた科学技術庁なり、具体的な打ち合わせをしなければならぬという必要性を痛感しておるわけでございますので、きょうは大体大ざっぱな、中心になる点だけについて質問をするだけにとどめたい、こう思っております。  その前に、有澤さんがせっかくアメリカに行かれまして、核濃縮の問題その他について打ち合わせをしてこられたということで、……

第67回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1971/11/13、32期、日本社会党)

○石川委員 ただいま平泉長官から事故の原因についての概略の説明があったわけでありますけれども、あの説明によりますと、予想外のがけくずれ、こういうことになっておるわけであります。思わざる不測の事態のためにあれだけの報道陣、研究陣営を含めてのとうとい人材を失った。ほんとうに哀惜の念にたえないし、このとういう犠牲というものを何とかむだに終わらせないために、前向きの姿勢でこれを生かしていくという切なる気持ちを込めて私は若干質問したいと思うのでありますが、時間がございません、ひとつ簡潔に御答弁を願いたいと思うのです。  御説明によると、予想外というのですが、現地を見て、われわれしろうと目にもどうしても予……

第67回国会 商工委員会 第13号(1971/12/14、32期、日本社会党)

○石川委員 実は私、ずっと沖繩のほうの特別委員で、商工委員会を欠席いたしておりまして、今度の法案についてもほとんど勉強するひまがなかったわけであります。したがいまして、たいへんしろうとの初歩の質問になって恐縮ですけれども、簡単に事務的な点について御質問をしたいと思うのです。  今回提案になっておりますのは、輸出保険法を改正するというが、中身は拡充するということで、これはかねてから各方面から強い要望の線に沿って拡大をされた、こう考えますので、この法案それ自体はむしろ歓迎しなくてはならぬのではないかと考えておりますけれども、若干の疑問がありますのと、資料をひとつお願いしたいと思うのです。  貿振局……


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第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1972/03/08、32期、日本社会党)

○石川委員 原子力の平和利用については、超党的に将来のエネルギー問題を考慮して推し進めなければならぬということで、われわれもこれに協力を惜しまなかったわけでありますけれども、最近のいろいろの長期計画を見ますと、大体一九八五年に四千万キロワットの原子力発電所というのが、急遽おととしの暮れに六千万キロというように、スケールアップというか相当テンポが早まっております。それと、アメリカに比べまして、日本は単位面積当たりのエネルギーの消費量が大体八倍というふうに推定をされております。そういうことから考えると、それに対応してわれわれは新しい炉を開発をする、あるいは核燃料を確保しなければならないということに……

第68回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1972/04/05、32期、日本社会党)

○石川委員 関連。実はこの再処理の問題は、私の住んでいるところのすぐ近所で今度建設をされる予定になっております。したがいまして、安全審査専門部会で許可になった時点からいろいろと検討しておりまして、いずれあらためてこのことについてまとめて質問したい、こう考えておったのですが、きょうはからずも近江委員のほうからその質問が出ましたものですから、簡単に一問だけ、また疑問の点だけを申し上げたいと思います。  再処理それ自体は何としてもアメリカあるいはまたイギリスのほうに渡して、それで再処理をしてもらうというようなことではまことにもって国益に反するではないかという判断が一つございます。したがって、この再処……

第68回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1972/04/06、32期、日本社会党)

○石川委員 きょうは科学技術政策全般にわたっての質問をしようと思ったのでありますが、実は大臣も次官もどちらも来ておられないので、私はだれに質問をしていいかわからぬという状態なんですが、実は科学技術政策全般ということになると局長に対する質問というわけにはいかないわけなんですね。
【次の発言】 実は、科学技術行政の施政方針に対する質問ということで、本来なら大臣がいなければちょっと質問をしにくい性質のものなんであります。ところが、きょうは政務次官もいらっしゃらないというようなことでは、私、どうもだれに質問をしていいかわからぬということで、一時中断をせざるを得なかったわけなんでありますけれども、政務次……

第68回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1972/04/19、32期、日本社会党)

○石川委員 原子力の問題ではたくさん申し上げたいことがあるのですが、きょうはこの協定の問題に限って関連する問題について質問をしたいと思っております。  原子力基本法にもありますように、国際協力を促進するという意味から申しまして、オーストラリア並びにフランスと多角的に協定を結ぶということ自体は、非常に望ましいことだと思うわけであります。ただ、若干この機会に伺っておきたいのでありますけれども、豪州との関係におきましては、「日本国がウラン資源を必要としていること、及びオーストラリアがそのウラン産業を発展させることを希望していることを認識して、」ということが前提となってこの条約が結ばれておるということ……

第68回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1972/04/20、32期、日本社会党)【議会役職】

○石川委員長代理 次に近江巳記夫君。
【次の発言】 関連質問の申し出がありますからこれを許します。堂森芳夫君。
【次の発言】 次に山原健二郎君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後二時十八分散会

第68回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1972/04/26、32期、日本社会党)

○石川委員 この問の原研における廃液漏れの事故がありまして、私は実は現地を行って見てまいったわけであります。いままでも再三事故がございまして、そのつど原子力委員会なり、科学技術庁なり、あるいはその当局が、きわめて初歩的なミスである、こういうことで、今後はそのようなミスのないように厳重に注意をするということを再三繰り返しておったのでありますけれども、私はこの廃液漏れの問題を、行ってみまして実はがく然といたしました。これは初歩的なミスなどという以前の事故ではないのだろうか、こういう感じがしてならないわけであります。  これは現場の事情は、原子力局長、行ってごらんになりましたか。

第68回国会 科学技術振興対策特別委員会 第9号(1972/05/18、32期、日本社会党)

○石川委員 ただいまの動議につきまして、趣旨の説明をいたします。  まず、案文の朗読をいたします。  ポリ塩化ビフェニール等汚染防止に対処するための研究開発の推進に関する件(案)   ポリ塩化ビフェニール(PCB)汚染の人体に及ぼす影響は、現在、世界的に重大な問題となっているが、わが国においても政府による諸般の対策にもかかわらず、過去の生産、流通面の実体からみて、さらに被害を受けることが予想されており、国民生活に不安を与えている。   当委員会としては、PCBに関連する諸般の問題につき、鋭意調査を進めてきたが、その結果にかんがみ、政府においては、科学技術面からの基礎的な研究を推進するとともに、……

第68回国会 科学技術振興対策特別委員会 第12号(1972/05/31、32期、日本社会党)

○石川委員 私のきょうの質問は、思いつきみたいなかっこうになってたいへん恐縮なんですけれども、けさの各新聞に、東京の木が五十年で全滅をするという科学技術庁の資源調査会のほうからの報告の記事が出ておったわけです。この件について、一応資源調査会のほうから十分程度の範囲内で概略の御説明をいただき、それに対して関連する質問を申し上げる、こういうかっこうにしたいと思います。もしよければひとつ御説明をお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 実はけさこの報告を見まして、気象庁、農林省、環境庁、それから東京、神奈川、千葉、こういう方々の協力によって非常に科学的な観点に立ってこういう結論を出されたということ……

第68回国会 科学技術振興対策特別委員会 第13号(1972/06/01、32期、日本社会党)

○石川委員 きょうはたいへんお忙しいところを宗像理事長に御出席をいただきまして、心からお礼を申し上げます。  実はきょうは、原研にかねて問題になっておりました労使問題について質問をしたいと考えておったわけですけれども、実はきょうから団体交渉といいますか、そういう交渉が決裂をして原研がストライキに入るという状態を一応回避するために、団体交渉をきょう持って再考するというお話がございましたので、その件についての問題はきょう取り上げないことにいたしたいと思います。ただ若干御要望だけを申し上げておきたいと思うのであります。  私ごとでたいへん恐縮でありますけれども、私も終戦直後勤労担当の責任者をやってお……

第68回国会 社会労働委員会 第37号(1972/06/12、32期、日本社会党)

○石川委員 食品衛生法の改正についての質問に入るわけでありますけれども、実は関係大臣が一人も出ておりませんで、私としては非常に遺憾であります。厚生大臣は、聞くところによると、参議院における健康保険法の改正という重要な課題を控えておりましてやむを得ないと思いますけれども、しかし私は、食品衛生法の問題は、次元は違うけれども、それに負けず劣らずのきわめて重要な課題だと思っておるわけであります。きょうはやむを得ませんのと、それから実は連合審査会を要求をしたのでありますけれども、時間の関係でとりやめて、きょうは委員の差しかえでもって私は科学技術委員会のほうから出てきたわけであります。ところで時間が一時間……

第68回国会 商工委員会 第3号(1972/03/15、32期、日本社会党)

○石川委員 きょうは、実は一般質問でココムの問題、景気回復の見通しの問題あるいは海外協力の問題、そういう質問をする予定であったのですが、けさになって急遽大臣が出席できないので海洋博について質問をしろ、こういうことでありますから、きわめて準備不十分でありまして、したがって私の質問は非常にまとまりのない、また前提的な知識がないためにきわめて幼稚な質問になるという点は、ひとつ事情を御了察を願いたいと思います。  きょうはわざわざ海洋科学技術センターの理事長である石倉さんもおいでになっておりますので、いずれ海洋開発それ自体につきましては、科学技術振興対策特別委員会のほうでいろいろと御質疑を申し上げたい……

第68回国会 商工委員会 第5号(1972/03/21、32期、日本社会党)

○石川委員 私の要求大臣で、経済企画庁長官はいつごろおいでになりますか。
【次の発言】 それでは経済企画庁関係はあとから質問することにしまして、もうお昼休みになっておるので皆さんたいへんお疲れだと思いますので、なるべく簡単に質問したいと思います。  まず第一に、この前、ニクソン訪中によりまして、国際的な、特に日本に対していろいろな影響を与えたわけでありますけれども、実は外務省のアジア局長に来ていただきたかったのですがいらっしゃいません。そこで簡単に結論的に伺います。  この前、向こうに行ってパラボラアンテナその他、宇宙衛星を向こうに置いてきたという関係のときに、訪中する以前の報道として、インテ……

第68回国会 商工委員会 第6号(1972/03/28、32期、日本社会党)

○石川委員 私この前、沖繩の海洋博覧会の件ではすでに一回質問をしております。ただ、残念なのは、そのときも通産大臣が見えておりません。きょうもやむを得ない事情ではございますけれども、通産大臣並びに私が要求しております科学技術庁長官、お二人とも見えておらないわけでございます。そこで質問をいたしましても、ちょっと最終的な結論が得られないのではないかという不安があるわけですが、きょうおいでになった方は、よく私の質問の趣旨を理解していただいた上で、大臣にそれぞれひとつ、私の意のあるところを伝えてもらいたい。同時に機会を改めて、そのことの確認をする必要がある点がございますから、その点はあらかじめ御了承を願……

第68回国会 商工委員会 第8号(1972/04/04、32期、日本社会党)

○石川委員 ちょうど大臣が見えましたので、私のこれは数年来の持論でありますけれども、長期展望に立ったときの日本の政策として一番重要なものは一体何かというと、どう考えても資源を確保するという問題、それから情報化時代に向けて人間の位置づけをいまからどうするかということを考えない政治というものはほんとうの政治になり得ないであろう、こういう持論を私は前から申し上げておるわけでございまして、特に一昨年から、私は、いわゆる外貨減らし、こう言っておりますけれども、外貨が四十億ドルになろうとするとき、この外貨がこのままでいったのでは七十億ドルを突破するのではないか。したがって、この外貨というものがたまったこと……

第68回国会 商工委員会 第18号(1972/05/10、32期、日本社会党)

○石川委員 きょうは不当表示防止法の改正にかかわる法案についての質問であります。  そこでまず公取委員長に伺いたいのでありますが、今度の改正の要点は、公取委員会だけで十分その趣旨に沿うことができないということで知事に仕事の委託をする、こういうことになっておるわけでありますけれども、知事に委任をして一体どの程度の効果が期待できるのかという点、私たちは非常に不安に思っているのでありますが、その点の説明をまずお願いしたいと思うのです。
【次の発言】 その趣旨はわかりますけれども、大体各県に対して一人ずつ人件費を持つということでこの充実をはかるということでありますが、この不当表示、不当景品の問題は、各……

第68回国会 商工委員会 第25号(1972/05/25、32期、日本社会党)

○石川委員 工業再配置、この法案は田中通産大臣が独自の着想で始められたということで、われわれもかねてこれを念願しておったわけでございますから、その限りにおいてはきわめて高く評価をしたいと思うのでありますけれども、しかしいままでのいろいろな計画が必ずしも計画どおりにはいっていない、計画倒れに終わっておるというようなことの反省の上に立って、これからどう進めるかということは、非常に大きな難問がたくさんあるのではないかと思っておるわけであります。  まずお伺いしたいのでありますけれども、旧全総は大体格差是正ということを目標としていろいろな計画を立てられました。昭和三十三年では関東、近畿で五七%というの……

第68回国会 商工委員会 第26号(1972/06/02、32期、日本社会党)

○石川委員 きょうは実は公取委員長も来ておられるので、寡占価格の質問をしたいと思ったのですけれども、時間がございません。非常に残念ですが、きょうは省略をいたします。  急遽けさになってから、いまのうちに質問をしておかなければならぬ、今国会中に一応のめどを立てなければならぬということで質問することにいたしましたのは、筑波学園都市の移転の問題でございます。工業技術院長、来ておられますか。――実はこの問題は、担当して答弁をするという部局がないのです。したがって、これはどうしても通産大臣に直に伺わなければならぬ。問題の性質上そうならざるを得ないのですけれども、四十五分にはこちらに見えることになっており……

第68回国会 商工委員会 第27号(1972/06/05、32期、日本社会党)

○石川委員 たいへん参考人の皆さん御苦労さまでございました。  出光さんにちょっと伺いたいのでありますが、これはちょっと法案のほうの中身の質問とは違うので簡単に御答弁いただけばよろしいと思うのですけれども、石油は御承知のように生活必需物資であり、それから経済成長といいますか、生活水準の向上に伴ってだんだんふえていく。十五年くらいたてば三倍以上になるであろうというふうな計算がなされておるということは、われわれつとに承知をしておりますけれども、先般、東京における樹木が五十年で枯れてしまうのではないかということが資源調査会のほうから発表されて、みんなにショックを与えているのですが、私なんかは、それ以……

第68回国会 商工委員会 第28号(1972/06/06、32期、日本社会党)

○石川委員 熱供給事業法案で、まず最初に伺いたいのは、熱供給事業のメリットといたしまして、ここに説明が出ておりますのは、地域全体の生活環境の改善に寄与するほか、建物ごとにボイラー等を設置する必要がなくなって一カ所の熱供給センターに集約される結果、エネルギーの有効利用、それから建物スペースの有効利用、省力化、また都市災害の防止、大気汚染の防止、こういうふうなことが羅列をされておりまして、いいことずくめのようなかっこうにはなっておりますけれども、念のために伺いたいのでありますが、このことによって大いに省力化をはかられるし、生活も簡易化されるしというふうなことで、たいへんけっこうな法案だろうと思うの……


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第69回国会(1972/07/06〜1972/07/12)

第69回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1972/07/12、32期、日本社会党)【議会役職】

○石川委員長代理 速記を起こして。  委員長の指名によりまして、私が委員長の職務を行ないます。  おはかりいたします。  本日、委員長渡部一郎君より委員長辞任の申し出がございました。この際、これを許可するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 これより委員長の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいま佐々木義武君より提出されました動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、近江巳記夫君が委員長に御当選になりました。
【次の発言】 ただいま近江巳記夫君が委員長に就任されたことによりまして、理事が一名欠員……

第69回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1972/09/12、32期、日本社会党)

○石川委員 通産大臣を兼ねている科学技術庁長官の中曽根さん、たいへんお忙しいようで、一時の開会が一時間ばかりおくれたわけでありますけれども、そのことに関連をいたしまして、実は通産大臣と科学技術庁長官というのは兼務をすることは相当な無理があるのではないか。科学技術関係の仕事はたいへん複雑多岐にわたっておるし、きわめて重要な側面を、最近特に注目をされておるという現状、そういうことで、この兼任は、中曽根さんがどうこうということでは全然なくて、これは非常に忙しいという面でも無理がある。この点につきましては、自民党の皆さん方も、私が言いますとほとんど同感でありまして、これは二つを兼務することには相当無理……

第69回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1972/10/19、32期、日本社会党)

○石川委員 ただいまから、科学技術行政の平和利用との関連において抜本的に方向転換がなされようということに対する質問をしようと思っておるわけでありますけれども、その前に原子力局長に二、三質問を申し上げます。  それはJPDRの判決、御存じですね。これは御承知のように、JPDRに関して労働組合がストライキをいたしておりましたが、ストライキを解除して、その後までロックアウトを解かなかった。民間においてそういう場合はどういうことが考えられるかというと、大体ストライキを解いたのにロックアウトを解かないというのは、その会社をつぶすという決意の上に立って初めて成り立つわけです。  法律論争はここではいたしま……

第69回国会 商工委員会 第2号(1972/08/22、32期、日本社会党)

○石川委員 通産大臣がおらないようでありますので、その間、経済企画庁長官に、実は質問の予定がなかったのでありますが、先ほど来の答弁を伺いましてちょっとふに落ちない点があるものですから、念のために伺っておきたいことが生じたわけであります。  それは、先ほど来通産大臣は、景気回復は徐々に、ゆるやかに上昇の気配をたどっておる、しかし、景気の下ざさえのために、これをより確実なものにするために財政投資をもっと積極的にやらなければいかぬ、こういうことを言われておったのでありますが、経済企画庁長官としては、景気は着実に回復をしておる、しかし物価への影響なども考えてというような慎重な発言がございまして、積極的……


石川次夫[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
28期-29期-31期-|32期|

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各種会議発言一覧(衆議院32期)

石川次夫[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第63回国会(1970/01/14〜1970/05/13)

第63回国会 科学技術振興対策特別委員会海洋開発に関する小委員会 第1号(1970/05/15、32期、日本社会党)

○石川小委員 近江さんのほうから適切な質問がたくさん出ましたし、一々意見を申し上げますと、とても時間が足りないものですから、私は疑問に思う点だけにしぼりまして若干御意見を伺いたいと思うのです。  御承知のように、午前中は宇宙開発小委員会があって、また国会で海洋開発の必要性というものを認めた上でこの小委員会ができたということは、たいへん時宜に適したものだというふうに私も賛成をしたいわけでありますけれども、この間ドイツの科学技術の議員さんがいらっしゃって、日本の国は立地条件からして海洋開発を重点的にすべきであると思うのだけれども、どうして宇宙のほうにばかり予算をとって海洋に予算をとらないのだ、こう……


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第65回国会(1970/12/26〜1971/05/24)

第65回国会 科学技術振興対策特別委員会宇宙開発の基本問題に関する小委員会 第1号(1971/05/13、32期、日本社会党)

○石川小委員 ただいま近江委員のほうから質問していることと密接不可分な関係の問題からまず質問したいと思うのでありますが、私が要求をした説明員じゃございませんけれども、防衛庁から幸い国本開発計画官がお見えになっておりますので、単純にお教えいただくという意味でひとつ御質問をしたいと思うのであります。  昭和四十五年と昭和四十六年の研究開発費の額と、しかしその内容についてはこれはなかなか秘密のベールをかぶされておりまして明らかにすることはできないと思うのですが、その中身の内訳についても発表できる範囲であれば、それをひとつお知らせいただければありがたい、こう思うのであります。

第65回国会 科学技術振興対策特別委員会海洋開発に関する小委員会 第1号(1971/05/21、32期、日本社会党)

○石川小委員 外務省からおいで願って、科学課長からいままでの国際会議の概要についての御説明を受けたわけなんでありますけれども、正直言いますと、きょうは国連局長に来ていただいて、国際的なたいへん重要な問題がたくさんあるわけなんで、そういう点について明確な答弁をいただきたかったわけなんです。ところが、どうしても事情があって、まあ会期末の大詰めでございますから、やむを得ないと思うのでありますが、その機会を得られなかったわけなんで、まあ国務大臣としての西田長官にお伺いすることも多いのでありますけれども、これは所管外ということも多分にあろうかと思うので、これは委員長にお願いをしたいのですけれども、休会中……

第65回国会 商工委員会エネルギー・鉱物資源問題小委員会 第1号(1971/05/13、32期、日本社会党)

○石川小委員 実は私、十一時半から別な委員会で宇宙開発の質問をすることになっておりますから、たいへん恐縮ですが、資料の要求程度のことを申し上げたいと思います。  それは第三表で、昭和五十年度の海外依存度、国内供給分の表があります。これは資料によってずいぶん食い違いがあるのです。あちらこちらで資料を見ますと、この表とはだいぶ違うのです。先のことですから、見通しを立てることはなかなか困難なんだろうと思うのですけれども、私は、資源の確保をどうするかということが、日本の政治の最大の課題になる日がそう遠い将来じゃない、こう思っておるのですが、五十年度と限っただけでは不十分だと思っております。これは六十年……

第65回国会 農林水産委員会商工委員会連合審査会 第1号(1971/05/18、32期、日本社会党)

○石川委員 今回の農村地域工業導入促進対策、これは結論的にいえば、たいへんいい法律だと思うのであります。中央におきましては過密というものが進んで、もろもろのひずみ、公害などが出ておりまするし、労働力不足という問題もあります。一方農村では過疎あるいはまた収入の不足ということがございますので、これに対しまして、農村のどこへ行きましても、最近では、何とか工業を誘致してもらえないかという希望の切なる声をあちこちで聞くわけであります。しかしながら、今度初めてこの法案が出たわけであって、いままで工業と農業の協調の機運の増大というものはあったのでありますけれども、歴史始まって以来といってもいいくらい、こうい……

第65回国会 物価問題等に関する特別委員会農林水産委員会商工委員会連合審査会 第2号(1971/02/20、32期、日本社会党)

○石川委員 昨日来の物価の連合審査の中で、政府のほうから、総理大臣が、寡占体制のもとでの価格形成には政府が積極的に介入をせざるを得ない、行き届いた監視ができるようにするには、いまの独禁法だけでは不十分であるというような答弁がなされております。さらに、正しい行政介入のあり方については早急に検討するというような、福田大蔵大臣の答弁もあったようでありますけれども、実はこの問題を受けて立つような形で、公共料金の問題も流通機構の問題も、あるいは特に生活に直接関係の深い地価の問題、地代の問題等についても触れたかったのでありますけれども、許された一時間という時間の中では、それらの問題に触れることはできません……

第65回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1971/02/19、32期、日本社会党)

○石川分科員 私は科学技術行政と防衛庁の関係で二つの質問を申し上げたいと思いますが、限られた時間で、まことに短い時間でございますので、質問するほうも要点だけを質問いたします。いずれ、残った問題については、詳しく科学技術委員会なり、内閣委員会なりで再質問したいと思っておりますので、簡明に御答弁を願いたいと思うのでありますが、最初に中曽根長官は、科学技術行政のいわば先覚者として、われわれは尊敬しておるわけでありまして、昭和三十一年の一月一日施行になりました原子力基本法をつくるときには、たいへん御苦労されたということを承知をいたしておりますけれども、そのときの基本としては、これは平和利用に限る、まあ……


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第67回国会(1971/10/16〜1971/12/27)

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会公聴会 第1号(1971/12/08、32期、日本社会党)

○石川委員 最初に大浜先生にお伺いいたしますけれども、大浜先生は沖繩の御出身でいらっしゃいますから、沖繩の心というものをよく理解されていると思うのですが、どうもわれわれが考えている沖繩のこととは若干ズレがあるのじゃないかという印象を受けるわけであります。それで、議論をするつもりはございませんけれども、大体今度の協定あるいは国内関連法案というものは、沖繩における軍事基地を固定化する方向できめられたというところに大きな問題があるというふうに、われわれは理解をしておるわけでございます。  そこで、基地の問題でございますが、基地依存経済であったがために、沖繩の経済というのは非常に消費放漫経済になってい……

第67回国会 商工委員会エネルギー・鉱物資源問題小委員会 第1号(1971/12/15、32期、日本社会党)

○石川小委員 どうもきょうは時間がありませんで、意見は申さないことにいたします。単純に御質問だけ申し上げますから、結論的な答弁でけっこうでございます。  ただ一言申し上げておきたいのですが、先ほど参考人の御意見の中で、どうも資源に対する重要性の認識に欠くるところがあるのではなかろうかというようなお話があったと思うのですけれども、商工委員会では、資源の問題は最重点にほとんど考えられておるのではないかと思うのです、一般民衆はどうか知りませんが。それと、私個人の考えでは、長期展望に立った場合の日本の政治の最大の課題は、海外資源の確保をどうするかという問題、あと一つは、将来の情報化社会にどう対応してい……


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第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会科学技術振興対策特別委員会連合審査会 第1号(1972/04/13、32期、日本社会党)

○石川委員 参考人にお伺いいたします。  いろいろ質問が出ておりますけれども、私も製造工場にかつていたことがあるんで、大体企業の側というのは利潤追求といいますか、とにかく好意的に見ても生産を上げることを通じて社会に貢献をするという気持ちがどうしても先行して、それにとらわれてしまう。したがって、どうしても世の中にこれが公害であるというようなことが公にされて、責任を追及されるという場にならないと、重い腰を上げないというような共通した態度があると思うのです。これは別にきょうおいでになったお二方にだけ申し上げることじゃなくて、企業に共通の態度ではなかろうか。こういうことを大いに反省してもらわなきゃなら……

第68回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会科学技術振興対策特別委員会連合審査会 第2号(1972/04/14、32期、日本社会党)

○石川委員 きのう学者からいろいろな御意見を伺いましたけれども、大体ここにお集まりの皆さん方がよく承知しておる範囲をあまり出なかったと思うのです。ローマクラブで御承知のようにショッキングな発表がございました。二十一世紀は環境保全と資源問題で、人類は生き抜くことができないであろうという、きわめてショッキングな報告であるけれども、これはわれわれとしても非常に関心を持たざるを得ない重大問題であります。そこで代表的な一つの典型的な例としてPCBを取り上げておりますけれども、PCBだけの問題ではないので、PCBというものの問題の解決を通じて行政を一体どうするかということが、われわれがここに連合審査を設け……

第68回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会商工委員会連合審査会 第1号(1972/05/18、32期、日本社会党)

○石川委員 きょうは鉱山石炭局長が見えてないので、私の質問する中核になる問題についての答弁者がさしあたりおりませんが、きょうは主として休廃山によるところの公害防止に関しての連合審査ということでありますけれども、その前に、現在の地下産業というものの実態について結論的な御説明をいただきたいと思うのであります。休廃山に関するところの問題と、これからは休廃山になろうとするところが相当あるんではなかろうか。現在すでに五千から六千の休廃山というものが出ておる。そのうちの若干一割足らずのところの実態調査をしておるという現状ではないかと思うのですけれども、御承知のようにこの前円の切り上げがございまして、国内の……

第68回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1972/03/23、32期、日本社会党)

○石川分科員 私は、地方の小さな幼稚園の名前だけの園長をやっておりまして、私立幼稚園の現場のなまの声をしょっちゅう聞いておるわけです。したがって、文部省の、あえて机上の空論とは申しませんけれども、理論とはまた違った観点でいろいろ意見があるのでございますが、しかし申し上げたい点が多岐にまたがっておりまして、とうてい三十分でこれを尽くすということは不可能だと思うので、御答弁のほうは簡潔に結論的にしていただければけっこうだし、残った点はまたあらためて文教委員会その他で追及し、あるいは質問をしたい、こう考えておるわけであります。  そこで、幼稚園に限りませんけれども、公金その他の公の財産は、宗教上の組……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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