石川次夫 衆議院議員
29期国会発言一覧

石川次夫[衆]在籍期 : 28期-|29期|-31期-32期
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このページでは石川次夫衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院29期)

石川次夫[衆]本会議発言(全期間)
28期-|29期|-31期-32期
第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 衆議院本会議 第29号(1961/04/13、29期、日本社会党)

○石川次夫君 私は、日本社会党を代表して、今回提案になりました公共用地の取得に関する特別措置法案に対し質問をしようとするものであります。  われわれは、公共事業が正常に迅速に進むことを心より望んでおります。そして、そのために障害となるごね得があれば、それを排除することは当然と信じております。本法案は、その趣旨にのっとって出されたものであるとは思いますけれども、それにしては、あまりに多くの問題を包蔵いたしております。本国会においては、このほか、市街地の改造に関する法案、さらには、宅地造成法等の提案も予定されておるやに伺っております。これらは、いずれも公共用地取得難の現状に対処して、強硬に、かつ、……


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 衆議院本会議 第28号(1963/05/31、29期、日本社会党)

○石川次夫君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま趣旨説明のありました新河川法案に対し、質疑をしようとするものであります。  現河川法は明治二十九年に制定されたものでございまして、水と太陽は無限であるとたたえられた時代につくられたものでありまして、異常な経済の発展、水の必要を叫ばれておる今日の要請にはそぐわないものであります。同時に、災害に対応いたしまして、個々ばらばらの調整等を行なうことによって、はからざる人災を大きくしておった事実等が続出したことにかんがみましても、河川法の抜本的改定というものは久しく叫ばれておったところであります。しかし、政治の生まれる以前から川は流れていたのであ……

第43回国会 衆議院本会議 第44号(1963/06/30、29期、日本社会党)

○石川次夫君 私は、ただいま提案になりました建設省設置法の一部改正案に対しまして、反対の立場で討論をしようとするものであります。  この建設省設置法の内容に入ります前に、ただいまわが党岡本議員からいみじくも指摘がありましたように、この法案は内閣委員会において審議をされることになっておったわけでございますけれども、内閣委員会におきましては、野党の質問はただの一度も行なわれておりません。与党からほんのささやかな時間、ちょっと形式的に質問があっただけでありまして、これを採決をし、正式の決定を見させるということは、まことに、国会が言論の府であり、また良識の府であるということに恥じるものでございまして、……

石川次夫[衆]本会議発言(全期間)
28期-|29期|-31期-32期

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委員会発言一覧(衆議院29期)

石川次夫[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
28期-|29期|-31期-32期
第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1961/03/16、29期、日本社会党)

○石川委員 私今までほかの委員会に出ていたものですから、岡本委員の方からいろいろ質問が出ておったようでございますので、CP5のことにつきましては、速記録によって、もし私の聞きたい点が残っておりましたら、またあらためてやるということにいたしますけれども、問題は、今、局次長の方から御答弁があった中で、現在七百五十キロになっている、これを何とか千キロまで持っていきたいというようなことで、千キロワットまで持っていきたいというようなことを積極的にお考えになっておるようでございます。それは責任感としてやむを得ないと思うのですが、しかし、これを千キロワットまで持っていくということについて、原研の中で非常な反……

第38回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1961/03/22、29期、日本社会党)

○石川委員 科学技術庁長官に伺いたいのですが、これは中曽根さんが長官をしておられるころからずっと長い間の懸案になっておりますけれども、原子力都市周辺整備法案というのが出ると言われながら、いまだにまだ出ておらない。ところが、これによって非常な支障が現地では次々と出ているわけでございまするが、こまかいことは別といたしまして、この法案を今度の国会に出すことになっておるかどうかという点をまず伺いたいと思います。
【次の発言】 これは大へんなことだと思います。実は、予算委員会でもわが党の岡委員の方から、いろいろ地方居住者の健康管理の問題というふうな点から、どうしても原子力都市周辺整備法というのができなけ……

第38回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1961/03/23、29期、日本社会党)

○石川委員 防衛庁長官に質問をしたいのですが、大へん忙しいようでございます。私の今から質問しようとすることは、昨日参議院の予算委員会で自民党の武藤委員の方からも質問があったというふうにも聞いておりますから、極力簡単に質問申し上げたいというふうに考えております。  実は原子力研究所が東海村にできましてから、いろいろな問題がございますが、ともかくも日本における、また、東洋における唯一のメッカという形で、その躍進は非常に目ざましいものがあります。この原研の内部の問題としては、いわゆる研究者の待遇の問題、あるいはまた、安全性をどう確保するかというふうな問題、その他いろいろありますけれども、この内部の問……

第38回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1961/03/29、29期、日本社会党)

○石川委員 今出ております核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の一部を改正する法律案の中で、一、二の点だけを一応お伺いしたい。  それは、今度の、原子力関係の製錬の事業あるいは加工の事業、原子炉の設置、運転等に関する規制、その指定の基準あるいは許可の基準として、第四条、第十四条、第二十四条が用いられておりますけれども、ここでは「原子力委員会の意見をきき、これを尊重してしなければならない。」こうなっておるわけです。  ところで先般岡委員からもちょっと御質問がございましたように、原子炉安全専門審査会というものが正規の機関として設定をされ、常置機関のような形になったわけです。この意見は……

第38回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1961/03/30、29期、日本社会党)

○石川委員 この点につきましては、昨日も私から質問してありますが、今度の改正は、客観情勢、すなわち、研究開発の進展に伴いまして、この法制定当時手懸されたことに若干の変化が生じたので、これに対応するための法律改正になって現われたのでございます。これによって原子炉、核燃料物質及び国際規制物資に必要な規制を行う。一つは、臨界実験装置についての規制の強化をはかり、原子力施設について定期検査に関する規定を設けるというようなことで、われわれとしては、このように安全に関する一段の進歩を遂げたのがこの法案の内容であると考えますので、基本的な形としては、先ほども満場一致の賛成を得られたように、われわれとしても全……

第38回国会 科学技術振興対策特別委員会 第9号(1961/04/12、29期、日本社会党)

○石川委員 一本松さん、大へんお忙しいところをおいでいただきまして、まことに恐縮でございます。質問をしながら、いろいろと最近のコールダーホール発電炉の実態について伺いたいと思います。  まず、最初に、念のため伺いますが、原発のいわゆる資本構成は、一体現在どういうふうになっておりますか。
【次の発言】 そういたしますと、開発の方からも出ておりますから、原発は純然たる民間会社ということではなくて、多分に公共性といいますか、政府とも密接な関係がある、こういうふうに理解してよろしゅうございますね。
【次の発言】 原発でなされた仕事のうちで一番大きい仕事は、何といっても、コールダーホールの発電炉を現在契……

第38回国会 科学技術振興対策特別委員会 第11号(1961/04/18、29期、日本社会党)

○石川委員 本会議の予鈴が鳴って時間がないようですから、簡単に二問だけ伺います。非常にしろうとの質問でございますから、その点は一つ御了承を願いたいと思います。  先ほど糸川さんからいろいろ懇切なお話がございましたが、われわれとしては、人工衛星を日本で飛ばせるかどうかというふうなことに、非常にしろうとの国民の一人としても関心を持っております。それに対しまして、垂直で六千キロメートル上げて人工衛星が可能になる年が大体一九六五年ごろであろうというふうなお話がございました。これは、われわれ国民の一人として、そこまで行き得るのかということで、一つの安心感を持ったわけでございます。しかし、それにしては予算……

第38回国会 科学技術振興対策特別委員会 第12号(1961/04/19、29期、日本社会党)

○石川委員 関連して。ただいま岡委員の方から、誤投下の対策についてお話がございましたけれども、私は、その隣村の地元の関係があるわけでありますから、特に関心が強いのであります。そこで、政務次官が来ておられますが、ほんとうなら大臣にもよく聞いておいていただきたいのですが、原子力委員にかわって松本次官にお尋ねしてみたいと思います。  これは何回も話し尽くされたことでありますが、この委員会でも、一度防衛庁長官に来ていただいてるるお話を申し上げたのですけれども、実はコールダーホール型の発電炉をあそこに備えつけるということの条件でございます。これは当時、知事が公聴会にも出られまして、契約書をはっきりかわし……

第38回国会 科学技術振興対策特別委員会 第14号(1961/04/26、29期、日本社会党)

○石川委員 せっかく大蔵大臣が出席されたので、きょうの法案以外に、一つだけ、科学技術の問題で大蔵大臣にぜひ御協力を願いたいという意味で、強い要望と、それから、あわせて御所見を伺いたい。  それは、今さら申し上げるまでもないのですが、これは内閣全体の問題で、大蔵大臣の問題じゃございませんけれども、何といっても予算を伴うことではあるし、最大の難関が大蔵省だという意味で申し上げるわけなんです。御承知のように、日本は武力でもって世界を制覇するなんということはこれは夢物語、所得倍増に伴う科学技術ということが緊急な基本的な課題である。これは御説明するまでもないと思うのです。世界各国では、科学技術担当の大臣……

第38回国会 科学技術振興対策特別委員会 第16号(1961/05/10、29期、日本社会党)

○石川委員 大屋参考人に伺いますけれども、原子力産業会議は、前から熱心にこの法案の通過をはかる立場に立っておられるということは了解をいたしております。先般、日本原子力産業会議からのパンフレットをいただきまして、これによっても、不備な点、また非常に不安な点はないでもないけれども、原子力産業の発展のために、ぜひこれを通してもらいたいというお気持は、われわれもよく理解できるわけであります。この法案の第一条に、目的が書いてあります。それには御承知のように、「損害賠償に関する基本的制度を定め、もって被害者の保護を図り、及び原子力事業の健全な発達に資することを目的とする。」こういうことになっておるのですが……

第38回国会 科学技術振興対策特別委員会 第17号(1961/05/11、29期、日本社会党)

○石川委員 原子力損害賠償法案に関しましては、参考人もたびたびおいでになって、そのつど、いろいろ御質問申し上げておるわけでございます。参考人に申し上げたことを、また繰り返すような形になりますが、要約して、この法案に対する意見と申しますか、問題点と申しますか、そういう点を申し上げたいのでございます。  まず、第一に、この法案は、出るべくして出たということで、その出たことの趣旨に対しましては、われわれとしてはもちろん賛成でありますけれども、どうも、これをずっとそしゃくして検討を加えていくほど、何か原子力産業をやるためには、どうしてもこういう法案が必要なのだという前提でこの法案の作成を急いだという点……

第38回国会 科学技術振興対策特別委員会 第18号(1961/05/16、29期、日本社会党)

○石川委員 原子力損害賠償法案については、参考人その他からいろいろと貴重な意見を伺い、慎重なる質疑を重ねて参ったわけでございますけれども、何といっても、この法案の実施につきましては、前提条件その他、満たされないものがたくさんあるということが今までの論議の過程で明らかにされて参ったのでございます。ところで、われわれの側といたしましては、これをこのまま成立させることについては、非常な不満あるいは非常に問題となる点が多く残されておるという疑問を持っておるわけでございますが、科学技術庁の長官がお見えになっておりますので、今まで疑問になっておる点を大体要約して伺いまして、それで、この法案の成立に対して適……

第38回国会 科学技術振興対策特別委員会 第19号(1961/05/18、29期、日本社会党)

○石川委員 ただいま田中委員の方から射爆場の返還について質問がありましたが、これは田中さんもおっしゃったように、実は、ほんとうは総理大臣に出席をしていただいて、この点についてとことんまで決意を披瀝していただきたいと考えておりましたが、ぜひ一つわれわれの意見を率直に聞いていただいて、総理大臣にわれわれの意のあるところを十分に伝えていただきたいということを、まず、もってお願い申し上げる次第であります。  今の問題に関連して質問をしたいと思います。実は、ほかの委員会で、私が朝霞の返還の問題について質問をしたのでありますが、この朝霞は、当然返還されるものだという前提のもとにオリンピックの計画が進められ……

第38回国会 決算委員会 第17号(1961/04/05、29期、日本社会党)

○石川委員 菊池さんが先ほど答弁されたことに関連する問題でありますが、菊池さんは、契約の当時はおいでにならなかったわけでありますが、ともかく理事長としての最終責任を負わなければならぬということで、大へんお気の毒だと考えておりますが、どう考えても、契約当時のいきさつというのは、あまりすっきりしたものじゃなかったのじゃないかという疑問をわれわれは数多く持っておるわけであります。しかし、その点については、勝澤さんの方からいろいろ質問があったようでありますから、要点だけを大体申し上げますが、これは、条件は、一万キロワット、中性子束一平方センチ毎秒十兆個、百五十万ドル、二〇%濃縮ウラン、大体問題になるの……

第38回国会 建設委員会 第6号(1961/02/17、29期、日本社会党)

○石川委員 実はきょうは、最近建設関係の問題で、水資源の開発あるいは道路の基本的な考え方の問題、土地が最近急に上騰を続けておるということに対する対策、そういう問題について質問をしようと思ったのですけれども、さきに提案をされました住宅金融公庫法等の一部を改正する法律案に関連して、住宅に限ってもらいたいということが一応理事会で決定をいたしましたので、住宅関係の基本的な問題、ことに、きょう提案されました一部改正の法律案について若干の質問を申し上げたいと思います。  まず第一に質問したいと思うのでございますけれども、これは私から言うまでもなく、実はアメリカあたりでは、景気の指標として、鉄綱関係の投資と……

第38回国会 建設委員会 第9号(1961/03/01、29期、日本社会党)

○石川委員 関連して。水資源開発公団の問題で今、兒玉委員の方から質問があって、大臣から答弁がありました。大体、大臣の答弁で意を尽くしているのですが、私もその点についてちょっと一言だけ要望したいと思ったのです。と申しますことは、たとえば計画局の中で、広域都市の問題にいたしましても、自治省の案があり、通産省の案がありというふうなことで、支離滅裂の状態になっています。非常にセクトが強過ぎるのではないか、そのことが、はしなくも今度の水資源の場合にはっきりと出ておる。私の方で学者を呼んで、多目的ダムを作るときは水はどういうふうになるのだというようなことで、ヒヤリングを個人的にやったことがあるのですが、そ……

第38回国会 建設委員会 第11号(1961/03/09、29期、日本社会党)

○石川委員 大へんお忙しいところをわざわざおいでいただいて、恐縮でありますが、まず石原さんに伺いたいのであります。御三人の方にそれぞれ伺いたいと思いますが、こういう仕事を独立して始められましてからどのくらいの年数になっているか、従業員がどのくらいいて、それから資本金は一体どのくらいになっているか。株式会社ですから、法人組織になっているわけですが、資本金の関係、それを一応伺いたいと思います。
【次の発言】 それで、石原さんの御意見の中でこの法案は結果的には賛成、けっこうである、ただ、運用の点から注意すべき点が多いということをおっしゃったわけですが、運用の点で、何か特に御希望の点があれば、一つお知……

第38回国会 建設委員会 第12号(1961/03/10、29期、日本社会党)

○石川委員 建設大臣に一つ伺います。  道路整備緊急五カ年計画について、いろいろ申し上げたい意見はたくさんあるのでございますけれども、かいつまんで要点だけ一つ伺いたいと思うのです。実を申しますと、建設省の中でいわゆる道路関係の技術者間で、いろいろ意見の対立といっては語弊があるかもしれませんけれども、意見の食い違いがかなりあるやに聞いております。と申しますことは、何回も中島委員の方からも質問があったわけでありますが、経済審議会の方の答申といたしまして、四大地区を中心としてベルト状に日本の経済基盤の強化をする。京浜、阪神、中京、北九州を中心として伸ばすという答申が出た。それに対しましては、格差をな……

第38回国会 建設委員会 第15号(1961/03/22、29期、日本社会党)

○石川委員 だいぶ審議の時間がおくれておりますので、簡単に質問をいたしたいと思います。従って、公団総裁も丁寧な御答弁をしておられるようですけれども、簡単に結論的な答弁でけっこうであります。  最初に、念のためにお聞きしておきたいと思うのです。新しい会社に投資されるのは、敷金の中の利子を充てるのだという御説明があったのですが、敷金としての金額と利子の金額をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、これはなるほど契約が、利子はつけないという契約になっておるからでございますけれども、どこから資金を持ってきて運用しても同じことのようですけれども、居住者の側からいえば、敷金の中の利子相当額を……

第38回国会 建設委員会 第16号(1961/03/24、29期、日本社会党)

○石川委員 公営住宅法第六条第三項の規定に基づき、承認を求むる件の中で、特に問題になると思われる点について御質問したいと思います。  まず第一に、第一種木造、第二種木造の公営住宅についてでありますけれども、その応募率は、最近一体どの程度になっておりますか。
【次の発言】 そうしますと、都会地では、私の聞いている範囲では五十倍くらいの応募率だということですが、大体当たらずといえども遠からずということになります。  第二に伺いますけれども、私、この前の委員会でも申し上げましたように、日本における住宅に対する政府の積極的な取り組み方といいますか、予算の組み方というものは、非常に私は消極的だと思う。外……

第38回国会 建設委員会 第17号(1961/03/29、29期、日本社会党)

○石川委員 大臣が来ていませんので、道路に関する質問を、簡単に一つだけいたしたいと思います。  実は、世銀の借款の関係で、経過の御報告を願いたいと思うわけです。と申しますのは、新聞に出ているところによりますと、ナップ副総裁が日本に来られまして、六千万ドルに対して四千万ドル程度のものは世銀として理事会に提案する用意がある、というようなことを発表されているようであります。従って、理事会に提案する用意があるということは、これで決定したというふうには必ずしも考えられないのではないかという問題が一つと、それから、この世銀のナップ副裁総の話している内容によりますと、第二次借款というようなものについては、今……

第38回国会 建設委員会 第18号(1961/03/31、29期、日本社会党)

○石川委員 先ほど中島委員と逢澤委員の方から、地代家賃統制令の撤廃の問題に関する質問がありました。私、きょうこの件について質問して御答弁をいただこうとは思っておりませんけれども、問題の所在というものを一応ここで羅列いたしておきたい。これは住宅局長単独で答弁のできる問題ではないと思う。計画局にも関係があり、建設省自体の問題でもあり、さらに政府全体が考えなければならない問題であると思いますので、きょう私が申し上げたことについては、速記録によって、この次一回だけではどうかと思いますけれども、順次御答弁の用意を願いたい。  と申しますことは、今家賃が不当に低いというふうな問題が提起されました。私もわず……

第38回国会 建設委員会 第20号(1961/04/07、29期、日本社会党)

○石川委員 特殊土じよう地帯災害防除及び振興臨時措置法の一部を改正する法律案についてば、ただいまも満場一致で採決されたわけでございますが、この際、御要望申し上げたいと思います。  と申しますのは、この法案は、御承知のように、所得倍増ということがやかましく取り上げられるようになってから、経済の水準の格差を縮小しなければならぬ、特にこれは農村においてその格差がはなはだしいということになりますと、特殊土壌地帯における経済の格差というものを特に縮小するために、政府としては所得倍増の見地から積極的な施策を行なわなくてはならぬ。その中でも特に農地改良というような問題は相当大きな問題になるのじゃなかろうか、……

第38回国会 建設委員会 第23号(1961/04/20、29期、日本社会党)

○石川委員 市街地改造法と防災街区の造成法に非常に密接な関係のある記事が、昨日の各新聞に一せいに出ておりまして、このことについて緊急に一つ建設大臣の所見を伺っておきたいと思います。  これは御存じだと思いますけれども、東京の産業集中と、それに伴う交通、住宅が非常に難渋をきわめておるということに対処いたしまして、東京都が中心となって首都圏整備計画というものを練り直さなければならぬ、十年計画でその計画を練り直すというこの考え方は、われわれとしても非常に賛成であります。非常に短かい目でこの計画をその場つなぎでやっていくということについては、われわれとしても相当批判を持っておった次第でございますから、……

第38回国会 建設委員会 第25号(1961/04/25、29期、日本社会党)

○石川委員 委員長の御要望もありますから、簡単に御質問したいと思います。  松井先生にお伺いしたいのは、先ほど、ニューヨークのワシントン・ブリッジの二階に取りつけ道路をするということで、非常に苦心をしておったというお話を伺いました。それについては、異常な熱心さをもってそれに対処しておるというお言葉がございましたが、これは何か特にアメリカとしては法律があるのですか。あるいはまた、具体的にどういうふうな取り扱い方をしたか。アメリカと日本とでは土地の事情が大へん違いますから、同一に論ずるわけにはいきませんけれども、何かその点で、この法案に関連して参考になることがあれば御説明願いたい。

第38回国会 建設委員会 第26号(1961/04/26、29期、日本社会党)

○石川委員 市街地改造法の関係で若干の質問をしたいと思います。  この法案は、御承知のように、社会党自体としても、こういう方向で市街地を改造しなければならぬというようなことを、前から提案をしておったという建前もありますので、基本的な立場としては、もちろん反対ではございませんけれども、実施上の面で、いろいろな問題が出てくるだろうということを非常に心配をいたしておるわけでございます。  そこで、特にほかの法令との関係でそういうものが出てくると思いますが、これは前にどなたかから質問があったと思います。今度の公共用地取得の特別措置法とこの市街地改造法との関係というものは、ちょっと御答弁があったと思うの……

第38回国会 建設委員会 第30号(1961/05/12、29期、日本社会党)

○石川委員 大臣が退席されるそうですから、この際、この法案に面接の関係はございませんけれども、非常に密接な関係がある朝霞村の返還の問題について、大臣の所見を一つ伺っておきたい。と申しますのは、この公共用地の取得に関する特別措置法案というのは、もちろん公共用地を円滑に取得したいという目的をもって作られた法案であることは言うまでもございませんけれども、その大きな原因といたしましては、やはりオリンピックまでに何とか道路を整備しなければならぬというのが大きな要素として働いておることは否定できないと思います。われわれといたしましては、オリンピックに備えての首都高速道路公団というものができて、いろいろ進捗……

第38回国会 建設委員会 第33号(1961/05/19、29期、日本社会党)

○石川委員 自治大臣が見えておられますから、自治大臣の分だけとりあえず質問いたしたいと思います。この公共用地取得に関する特別措置法案に関しまして、各関係省の方からいろいろの意見がつけられておるわけであります。調査会の答申案に対する意見でございますけれども、その中で自治省の分について大臣の所見を伺いたいのです。実は本会議でも若干の質問はいたしたのでございますけれども、自治省のこれに対する意見は何らこの法案には実現をしておらないわけなんでございます。大臣のその折の答弁では、自分たちの意のあるところは法案には十分盛られておるという御答弁をされたわけです。しかしながら、この意見についての趣旨というもの……

第38回国会 建設委員会 第37号(1961/05/26、29期、日本社会党)

○石川委員 質疑に入る前に、実はけさの理事会で、明日連合審査の申し入れがあったわけでございますが、われわれとしては、もちろんあしたは前例に基づいて、土曜、日曜、月曜はやらぬということになっております。従って、われわれとしては、あした連合審査を開くということについては同意できないということをはっきり委員長あてに文書をもって申し入れてあるわけでございますけれども、その点しかるべくお取り計らいを願いたいと思います。
【次の発言】 実はこの水資源開発公団の法案というものは、非常に重要な、また大きな法案でありますので、相当慎重審議をしなければならぬということは、党の方としても方針としてきまっております。……

第38回国会 建設委員会 第40号(1961/06/01、29期、日本社会党)

○石川委員 滋賀県あたり大へん遠いのでございますけれども、昨日急にお呼びたてをしましたところが、関係知事さんにはさっそく全員御出席いただきまして、水に対して非常に関心が深いという一つの意思の表われと考えますと同時に、心から感謝をいたす次第でございます。  大へん時間もおそくなりましたので、具体的に質問をしたいと思っております。その前に一言お許しいただきたいのは、実は私は茨城県でございます。この前委員会で茨城県の立場を若干お話を申し上げましたので、繰り返して申し上げたくありませんけれども、実はきょう茨城県の知事もぜひここに呼んでいただきたかったのでございますが、現存外遊中でございまして、その機会……

第38回国会 内閣委員会 第13号(1961/03/16、29期、日本社会党)

○石川委員 ただいま田口委員並びに岡委員の方から非常に詳細な質問がありました。時間の関係もありますから簡単に私、結論的な質問、それから要望を申し上げたいと思います。  と申しますことは、何回も繰り返されて言われておりますように先進国のイギリスあるいはアメリカでも、ああいう相当大きな事故を起こしておる。従って原子炉研究では後進国と言われておる日本では、危険が多いということは当然予知をされるわけであります。ところで原研は私の地元でありますから東海村のことはよくわかっておりますけれども、密集していろいろな研究炉、試験炉ができておる。これに対する基準をきめてもらいたいという要望が今、岡委員の方から出さ……


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第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1961/10/11、29期、日本社会党)

○石川委員 先ほど和達学術会議会長から言われたように、科学研究の基本的態度において、八つばかり答申が出ております。その最後の方の、研究費とか研究者の処遇の問題、あるいは行政の確立ということについていろいろ申し上げたいことがあるのですが、今、西村さんから行政関係についての質問がありましたものですから、それに関連をいたしまして、日ごろ考えていることで一つ長官の御意見を伺いたいと思う。と申しますことは、何といっても、科学技術の振興のためには、行政が確立をされなければならぬということは、言うまでもないと思います。それで、これは常識でございますけれども、昔は、科学技術の振興というものは、個人の、町の科学……

第39回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1961/10/18、29期、日本社会党)

○石川委員 今の中小企業と大企業の問題でありますが、なるほど、宗像さんのおっしゃるような見方もあると思います。私は、大企業中の大企業の日立の出身でありますからよくわかるのですけれども、大体大企業と中小企業では、採用する技術陣営それ自体に相当の格差が開いているという問題が一つある。それから一億円ぐらいの中小企業では、一つの大きなアイデアがあっても、それを実験段階あるいは応用段階まで移す、実用化に移すというところまで思い切った費用をつぎ込むことは、不可能に近い場合があります。しかし、大企業でありますと、一つの研究に大体二億なり五億なりという金を思い切ってつぎ込むことができるというような違いは、やは……

第39回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1961/10/25、29期、日本社会党)

○石川委員 きょうは、朝から大型の核爆発実験というような重大な、緊急性を帯びた問題などもあって、大へん時間が長引いております。私どもの方も大へん重要な問題でありますから、相当長時間を要する予定であったわけでありますが、時刻が十二時を過ぎておりまして、やむを得ませんので、ごく簡単に要点だけを御質問したいと思っております。  私の質問したいと思いますことは、最近原研の中で、これは事件と言ってはあるいは大げさかもしれませんが、少なくとも話題になるような事件が三つほどあるわけです。実は、この点について、原研の労働組合の諸君とも話し合いました。しかし、御承知のように、こういう純然たる科学技術の問題につき……

第39回国会 建設委員会 第5号(1961/10/13、29期、日本社会党)

○石川委員 私は質問ではございませんが、この際資料を二、三準備を願いたいと思います。もっとも、その資料は、純粋に水の問題について、われわれは無知でありますので、ぜひ私たちの参考資料としてもらいたいという意味であります。  一つは、水は農業、上水道、工業と三つに分かれておるわけでございますけれども、これは現在で大体どのくらいの数量になって、昭和四十五年で、いわゆる政府、自民党の十カ年計画に基づく最終年度においてはどのくらいまでこれを使わなければならぬかということの内訳を出してもらいたい。できればこの工業用水の中で、産業別に特に多いのは化学工業、それから鉄鋼、それから紙パルプ、その他というように四……

第39回国会 建設委員会 第6号(1961/10/17、29期、日本社会党)

○石川委員 宅地造成等規制法案、実はまだ十分に検討はしてないのですけれども、この前の集中豪雨のときに視察に参りまして、兵庫県のがけくずれによる災害というものを目のあたりに見て参ったわけであります。従って、こういうような規制措置というものが、おそきに失したとはいいながら出たということについては、もちろん賛成をするわけでございますけれども、その災害の実態を今思い浮かべながら、きわめて常識的な質問になって大へん恐縮でございますけれども、若干の質問をしたいと思います。  ちょっと問題になる点は、今瀬戸山さんからもいろいろ質問がありましたので、私から申し上げる点はだいぶ省略できると思うのですけれども、ま……

第39回国会 建設委員会 第8号(1961/10/20、29期、日本社会党)

○石川委員 この前の委員会で、大体質問をやっておりますので、きょうは簡単に、要望のような形でもって申し上げたいと思います。  第一条につきましては、再三質問がありましたので繰り返しません。この前の住宅局長の答弁では、市街地ということにこだわっていろいろ答弁があったのでございますけれども、実はその後、宅地課長から、六甲ハイツ関係の地域が標高五百メートルということで一体どのようになるか、ちょっと心配したのですが、図面を見せてもらいましたところ、ほとんど稜線近くまでいっております。でありますから、私の懸念は、一応こういう具体例でもって解消したという形になるのですが、ただこの法案に関する限りでは、一体……

第39回国会 建設委員会 第10号(1961/10/27、29期、日本社会党)

○石川委員 ただいまの決議は非常に簡にして要を得ておりまするし、また木村さんからも適切な趣旨の説明がございましたので、多くをつけ加える必要はないと思いますけれども、御承知のように、現在の政治の目標として、至上命令ともいえる問題は、地域格差の是正、あるいは地方産業の振興ということにかかってあると思うのでありますが、これに関する道路の重要な役割というものは、だれしも否定し得ないと思うのであります。ところが、最近の道路行政は、ともするとあとからあとからできた現象を解決するためにのみ追われておるという点が、非常に強く目立っておると思いますけれども、これらの政治上の至上命令ともいえる地域格差の是正という……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1962/02/14、29期、日本社会党)

○石川委員 私が質問したいと思いますのは、科学技術行政の基本に関してでございますけれども、大体前に齋藤さん、西村さん、山口さん、その他の方からの質問で重要な基本的な問題についてはほとんど尽きていると思いますので、なるべく重複を避けまして、時間の関係もありますから簡単に質問をしたいと思います。  私が申し上げたいと思うのは、特に感を深くしましたのは、昨年前田委員長が団長になって海外に行って参りまして、その結果日本の現状に照らし合わせて、ぜひこれだけは最低限やってもらいたいという感を深くした点についてでありますし皆さん方も、アメリカやその他ヨーロッパというところはおいでになった経験のある方が多いと……

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第9号(1962/02/22、29期、日本社会党)

○石川委員 ただいまの東海村の周辺整備の問題に関連してですが、実はこの問題は私自身もはっきりした結論を持っておりません。非常にむずかしい問題です。これは中曽根長官が前に在任された当時、単独立法というふうな一つの方針を示され、そういうふうに指示されまして、それからそのあと本省の方で何か具体的な案を作ろうというようなことで、それを待っているがために、地方としてはその決定案待ち、その青写真待ちというふうなことで、具体的な案は今まで見送られておったというのが実態だと思うのです。今長官の言われたのは、新しい方式として、今度初めてそういう構想が明らかにされたというふうに理解されます。そうなりますと、これは……

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第12号(1962/03/08、29期、日本社会党)

○石川委員 関連して。この射爆場返還の問題は、ただいま安倍委員の方から話がありましたが、私はもうこの委員会で何回も言っておりますので、繰り返す必要もないくらいでございますけれども、御承知のように誤爆事件が東海の地元で三百件ぐらいに上っております。犠牲者も相当出ております。そういうこともありますけれども、それ以上にこの科学技術振興特別委員会として問題になることですが、原子力センターのそばに隣接してこういうものがあることは論外のさただということは、もう言うまでもないと思う。昨年実は前田委員長が団長になりましてアメリカへ渡りましたときも、この件について重ねて強く申し入れをしました。この趣旨については……

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第15号(1962/03/22、29期、日本社会党)

○石川委員 実は私は、先ほど来質問が出ております原子力行政の問題につきまして、科学技術庁並びに原子力委員会としては、経済性というよりはむしろ安全性という点に重点を置く行政をしなければ円滑なる原子力の開発ということは望めないのじゃないかということに関連をして、安全基準の問題、それから原子力地帯整備の問題を、東海の現地の実態に照らして御質問したいと考えておったのであります。しかし時間がありません。河野委員の時間をわずかにさいていだだきまして、ただ一点だけ緊急に一つ要望したいことだけを申し上げたいと思います。  これは、今の安全性の問題ともかなり密接な関係がありますけれども、何回もこの委員会で問題に……

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第17号(1962/03/28、29期、日本社会党)

○石川委員 この委員会で前から問題になっておりまして、おそらく私の欠席した委員会で問題が出たのではなかろうかと思いますけれども、安全基準のことで、原子力委員会の方々に、どの程度作業が進んでおるかという点を中心にして、実は私、三時からの会議が予定されておりますので、私自身非常に多忙なものでありますから、大へん恐縮でございますけれども、結論的な質問だけ伺いたいと思います。  原子力委員会の任務は非常に多事多端でございますけれども、大きく分けていわゆる経済性の問題と安全性の問題に帰着すると思うのです。しかし、経済性の問題は、民間では原子力産業白書というものを出しておるくらいでございますから、これを見……

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第23号(1962/04/26、29期、日本社会党)

○石川委員 ただいま、原子力発電の位置あるいは原子力発電の将来の展望について、総合エネルギー対策の一環として、大いに将来性のある展望の上に立って積極的に発電所の設置その他を推進しなければいかぬという意見は、もちろんわれわれとしては原則的に全く同意見でありますけれども、私は立場上現地にコールダーホールの発電所、あるいは原子力研究所というものを持っておるものでありますから、そういう原子力の円滑なる発展を実現させるためには、やはりどうしても安全性というものが確立をされなければいけないという考え方を捨てることができないわけでございます。そこで、先ほど斎藤さんからも意見がありましたけれども、この統一見解……

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第24号(1962/05/08、29期、日本社会党)

○石川委員 関連して。今技術導入の問題で、松前さんから非常に重要で貴重な御意見があったわけなんです。私も全く同感であります。私、現場の研究者あるいは技術者の方から聞いた話で、私がまことにごもっともだと思う点をつけ加えたいと思います。  実は日本が技術導入が非常に立ちおくれている、それを取り戻すことが必要だということはだれも異議はない。従って、技術導入をしなければならぬということについて全面的に否定する根拠はないわけです。ところで、実態を見ますと、たとえばアメリカあるいはヨーロッパあたりから技術導入をするときには、そのときの最新鋭の非常に進んだレベルの技術を日本に導入をするという目的で折衝が行な……

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第26号(1962/07/10、29期、日本社会党)

○石川委員 岡委員の方から適切な、質問がございまして、私も全く同感でございます。つけ加える余地はないと思うのです。と同時に、宇宙空間平和利用ということは全くのしろうとでございます。質問申し上げることがピントをはずれておると思いますが、その点はあしからず御了承願いたいと思います。  ただいま岡委員からもお話がございましたように、宇宙空間の平和利用が非常に発展をしておりますことは、人間の英知の発展の姿をそのまま現わしておるというふうに考えられまして、非常に喜ばしいわけでございます。しかし、その平和利用の研究が発展すればするほど、高度な軍事利用というものが具現していくということになりますと、素朴な国……

第40回国会 建設委員会 第4号(1962/02/14、29期、日本社会党)

○石川委員 岡本委員が大へん熱心に質問されたために、時間が経過しておりますので、私もあとの予定がありますものですから、簡単に二、三点お願いをしておきたいと思います。  今質問がありました宅地制度審議会についての要望を一つしておきたいと思います。ということは、学識経験者を集めてこういうものが発足したことは、非常におそきに失したということはあるけれども、われわれとしては非常に期待をしておる。そこで問題になりますのは、現実に対処してどうするかというこの現実的な対策だけでは、この問題の解決にはならないのではないかというふうに考えられます。ということは、地価がどういうもので形成されているかという理論的な……

第40回国会 建設委員会 第5号(1962/02/16、29期、日本社会党)

○石川委員 先般提案になりました住宅金融公庫法等の一部を改正する法律案につきまして、若干御質問したいと思うのでございますが、この法案は、すでに説明を受けましたように、宅地防災工事の資金の貸付を行なうということになっておりますけれども、これは限度額は政令できめるということになっておるわけでありますが、この政令できめる限度額というものはどういうふうに予定されておりますか、一応御説明願います。
【次の発言】 予算額としては総額幾らになりますか。
【次の発言】 それではなくて、防災宅地工事にどの程度予算化しているかを伺っているのです。
【次の発言】 一億円程度では大したことにはならぬと思うのですが、そ……

第40回国会 建設委員会 第6号(1962/02/21、29期、日本社会党)

○石川委員 大臣非常にお忙しいので、御用もあるようですから、私は質問というよりは要望に近いような形で一言申し上げておきます。 と申しますのは、これは私は前にも申し上げたことがあると思うのですけれども、日本の住宅政策というものは非常に貧弱だ。これは大臣もすでに御自分のことでもあり、御承知だと思います。外国に比べまして政府施設の住宅というもの、あるいは金額というものが少ない。外国では住宅の建築費というものが、景気回復のめどとして使うというくらい、住宅というものが政治の中で大きな比重を占めておるわけですけれども、残念なことには日本では住宅に対してそれほどの積極的な施策というものが講ぜられておらない、……

第40回国会 建設委員会 第9号(1962/03/02、29期、日本社会党)

○石川委員 私は前から問題になっておりますように、建設費の単価が相当上がりまして、業者の方が非常に困っておられるというのですが、業者の立場を擁護するという意味じゃなくて、現実の問題としては相当標準作業というものを手抜きするような危険があるんじゃなかろうか、逆にそれにとどまらないで、公共事業の予算の遂行というものが危ぶまれるという危険があるんじゃないかということで、参考人に一つお伺いをしたいというところで、きょうは非常にお忙しいところおいでいただきまして貴重な御意見を伺わしていただきましたことを心から感謝いたします。  伺いたいことはたくさんございますけれども、あとから質問をされる方もありますし……

第40回国会 建設委員会 第11号(1962/03/14、29期、日本社会党)

○石川委員 大へん時間もおそくなりましたし、労働省の基準局長も重要な会議を控えておるようでありますから、簡単に労賃のことについて御質問したいと思います。先般この委員会で参考人として業界の代表、それから地方公共団体の建設業務担当の代表、あるいは地価の学識経験者というような人を呼んで、いろいろ貴重な意見を徴したわけでございます。その内容についてこまかにしたい点もありますが、きょうは時間がありませんので、省略いたしますが、その中でただ一つの例をあげてみます。例はたくさんありますけれども、たとえば市営住宅簡易耐火第二種というのが、二百坪でもって、坪三万五千円で七百万で落札しているという事実があるわけで……

第40回国会 建設委員会 第14号(1962/03/28、29期、日本社会党)

○石川委員 ただいま中島委員の方から適切な質問があったわけなんですけれども、最近の東京都あるいはほかの大都市でもって道路交通が麻痺状態になっておるということで、おそまきながらこれに本腰を入れて、川島長官が陳頭に立って対策を立てられたということに対しては敬意を表するわけなんですが、ただわれわれの側から一言批判をさしてもらいたいと思いますことは、実は世紀の最大の事故といわれますタイタニック号でもって死んだ者が千五百人だというようなことです。東京都だけでそれぐらいの死亡者が交通事故によって生まれておるのであります。ところがそれが数年来続いておったのでありますが、それに対しては大した対策も講ぜられてい……

第40回国会 建設委員会 第17号(1962/04/18、29期、日本社会党)

○石川委員 岡本委員の方から建築物用地下水の採取の規制に関する法律案につきましていろいろ御質問がありました。この法案それ自体は確かにおそきに失したうらみがあるといえども、ないにまさることは当然でございますから、決して賛成しないというわけじゃございませんが私は実はこれは不勉強で実態がよくわかりませんものですから、二、三の点をしろうとに教えてやるつもりで御教示を願いたいと思います。  まず第一に、具体的な問題として東京都に限定をして教えてもらいたいと思うのですけれども、東京都の場合には、この法案の採取の許可を受ける場合に、地域の指定を行なうという地点が一体どの程度のものになるか。これはまだ最終決定……

第40回国会 建設委員会 第19号(1962/04/25、29期、日本社会党)

○石川委員 大へん御多忙の時間をさきまして、貴重な御意見を伺いまして大へん参考になりました。ありがとうございます。  われわれどうも憲法のことはあまり詳しくありませんものですから、きわめて素朴な常識的な質問で、特に憲法論ということよりは現実の問題で、今おっしゃったようなこととはずれる場合が多いのじゃないかと思います。趣旨として今おっしゃったようなことは全く同感の点がほとんどでございまして、ごもっともだというふうに考えるわけでありますけれども、現実論としてその通りいくかどうかという点をわれわれは非常に懸念をしておるところであります。そういう点で御質問をするのは、参考人に対しては適切じゃないのかも……

第40回国会 建設委員会 第21号(1962/04/27、29期、日本社会党)

○石川委員 経済企画庁長官並びに建設大臣がきておりませんから、具体的なちょっと疑問に感ずる点の二、三を首都圏の水野局長に伺いたいと思います。  第一の既成市街地における工業等の制限に関する法律というものは、この必要性はわれわれとしても十分納得できるところでございますけれども、この裏づけになっている資料というのは、この委員会では説明されておらなかった、こう思うわけであります。現在の二十三区の東京都内における工場、その中で一体どの程度のものが外に出たいという希望をしておるかという具体的な数字、それからあと一つは、実は東京都の過度集中を排除するという目的をもって作られた法律でございますけれども、過度……

第40回国会 建設委員会 第22号(1962/05/06、29期、日本社会党)

○石川委員 街灯整備促進法案の御趣旨を伺いまして、まことにもっともだと思います。特に、警視庁管内だけの統計しか出ておらぬようでありますが、前照灯幻惑による事故が四百四十二件、街灯がないか、不足によって起こった事故が千八百二十件、一人の命は、地球の重さより重いということがよくいわれております。街灯があって、照明が一定の基準を越えておるというようなことで、初めて道路として認め得るというふうな考え方は、やはり世界先進国並みに日本でも持たなければならぬことではなかろうかと考えております。  それで、私事になって大へん恐縮でありますが、実は、私のうちが一級国道六号国道に面しておりますが、そこから、ちょっ……

第40回国会 建設委員会 第24号(1962/06/01、29期、日本社会党)

○石川委員 発足早々の水資源開発公団で、きょうは総裁が就任のごあいさつのような形で見えられたときに、いきなり御質問申し上げるということは当を失するあるいは礼を失することになるのじゃないか、こうも思いますけれども、実は水資源開発公団法あるいは水資源開発促進法をこの委員会では非常に慎重に審議をいたしまして通過をさせたという経緯から見ても、非常に大きな関心を寄せておるわけであります。私自身も水資源開発公団の内容については全然わかりませんし、まあ素朴な一人の国民として水資源開発公団の発展いかんというものが日本の開発に非常に重大な関連があるということで、水資源開発公団の将来に期待をする国民の声として一つ……


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第41回国会(1962/08/04〜1962/09/02)

第41回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1962/08/22、29期、日本社会党)

○石川委員 実は時間が大へん経過しましたから、結論的に簡単に端折って申し上げます。  まず第一に、射爆場の返還の問題です。これは委員会では何回も何回も申し上げておりますので、今さら申し上げる必要はないと思いましたけれども、昨日来地元の茨城県から大挙陳情に見えております。ここが終わりましてからまた皆さん方にあらためて陳情いたすことになっておりますけれども、長官及び委員長さんがおかわりになったものですから、今までのいきさつもおわかりにならないと思いますので、ごく簡単に申し上げたいと思います。  これは、前にコールダーホールの発電所が東海村にできましたときに、当時の友末県知事がこの席に見えましたが、……

第41回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1962/08/30、29期、日本社会党)

○石川委員 私の質問しようとすることは、実は原子力発電と密接な関係がありますけれども、直接な関係はないので、参考人の方においで願って御答弁をいただくようなことではないのですから、簡単に質問だけ申し上げて見解を伺って、意見はありますけれども、問題だけを提起して、あらためてこの点については質問をしたいというふうに考えております。  実は今のプルトニウムのことに関連いたしまして、原研の菊池理事長が団長となって九月十一日にアメリカに行かれるということを伺っている。それにちょうど符合するのではないかと思うのですが、CP5というのが導入されましたときに、いろいろな問題が出ております。これは一万キロの臨界実……

第41回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1962/10/10、29期、日本社会党)

○石川委員 ここへ来て初めて伺うようなことが多いので、全くしろうとの思いつきの質問になると思いますが、その点は一つ御了承願いたいと思います。  今の説明を聞きますと、理事長の方、所側の方は処遇の問題に限定したような、ものの考え方のように受け取れますけれども、組合の方の関係からいいますと、安全性の問題、処遇の問題、運転要員の問題と、いろいろ分析しているように聞いたわけです。だいぶ今度の問題についてのとらえ方に食い違いがあるように考えられます。その中で個々に一つ一つ、ちょっと思いつきで恐縮でございますが、質問したいと思います。このあとで科学技術白書というものの説明があり、そのほかにもいろいろ問題が……

第41回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1962/11/10、29期、日本社会党)

○石川委員 今菊池理事長からプルトニウムの再処理の報告がございましたけれども、それに対して今直ちに質問をするという用意もございませんし、知識もございません。せっかくお見えになりましたので、この前質問をしたことをまた繰り返すような形になって大へん恐縮でございますけれども、二点ばかりだめ押しのような形で原子力科学の発展のために御質問をしたい。  そのまず第一点でございますけれども、菊池さんも前から非常に労働組合との交渉でもって難渋をされておりまして、この委員会におきましても、こういうことをいつまでも繰り返しては困る、松本委員あたりからも強い御意見があったわけでございます。しかしながら、このままの状……

第41回国会 建設委員会 第4号(1962/09/04、29期、日本社会党)

○石川委員 大臣が予定があってゆっくり質問できないのが非常に残念でございますが、所信表明に見合う程度の大ざっぱな質問を申し上げたいと思います。  大臣の所信表面では、国土保全、道路、宅地、住宅、下水道を緊急に整備していかなければならぬという大体五つの柱を立てられました。これは建設行政としては別に耳新しいことではございませんけれども、それが非常に重量感を持って斬新な響きを与えるというのは、やはり実力者の大臣としての重みが言葉に響いているのじゃないかというふうに感じる。ぜひ一つ国民の期待にこたえて、柏戸的な寄り身の早さでこれはどんどん実現をしてもらいたいということを希望するわけです。しかし、われわ……

第41回国会 建設委員会 第6号(1962/11/30、29期、日本社会党)

○石川委員 大臣が大へんお忙しいようですし、私も別に会議がありますものですから、非常に簡単に二、三の問題点だけを御質問をして、責めを果たしたいと思います。  まず第一に、今度の臨時国会が始まりますときに、何といいましても石炭対策の問題と、それから公務員の給与の問題というのを取り上げるということが、第一次補正予算の対象として浮かび上がっておったのですが、わが党といたしましては、災害対策の予算をぜひ第一次補正予算の中に組み入れてもらいたいということで、政府の方にも申し入れをしておったわけであります。最近の新聞によりますと、第一次補正の中に災害対策も入れようということが新たに追加されたように仄聞をす……

第41回国会 建設委員会 第7号(1962/12/07、29期、日本社会党)

○石川委員 きょうはお忙しいところを参考人の皆さん御苦労さんです。午後現地を見るということで、あらかじめ御説明を受けたいという軽い気持でおいでを願ったわけでございますが、今の御説明に関連をいたしまして一、二お伺いをしたいと思います。  加藤建設局長さんの御説明でちょっとふに落ちない点がございます。それは資料の一で三十七年度末予定進捗率が六一%となっておりますけれども、それに追加要望事業費というものがこれに加わりますと、進捗率が逆に五五%に落ちるというのがちょっと合点がいかない。この点ちょっと御説明願  いたい。
【次の発言】 実を言いますと、オリンピックを再来年に控えていよいよ実施されることに……


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1963/02/21、29期、日本社会党)

○石川委員 実は長官に御質問しようと思いましたことは、きのうの予算委員会の第一分科会で質問を申し上げる予定にしておりましたところが、大へん時間がおそくなりましたためにできなかった。そのかわり、きょうここで行なうことにしたわけであります。従って、関係大臣がここに来ておられませんし、さらにきょうの主要な議題は、原子力潜水艦の寄港問題を中心とする原子力委員会の統一見解ということがおもな議題になる予定でございますから、私の申し上げることは、ごく簡単に要点だけ質問をしたいというふうに考えております。  それは、三十八年度の科学技術庁の予算案でございますけれども、これは歳出予算額が二十億二千九百万円ぐらい……

第43回国会 科学技術振興対策特別委員会 第12号(1963/05/16、29期、日本社会党)

○石川委員 関連。実はこの原子力潜水艦寄港問題は、いままでも再三日米会談などの議題にのせられた形跡がありますけれども、しかし議題にはのせない、あるいは申し入れはやめるとか、あるいは会談の議題にはのっかっても公表しないというような、慎重な態度をとっておったわけでございますけれども、ことしになりまして、御承知のように原子力潜水艦の寄港を正式に申し入れた。これは各新聞にいろいろ報道されております。  そのうちの一つを取り上げてみますと、ことしの一月二十七日、たとえば毎日新聞で発表されておりますのは、アメリカが原子力潜水艦を日本に寄港せしめるということを申し入れをした。そのアメリカ側の理由といたしまし……

第43回国会 科学技術振興対策特別委員会 第14号(1963/06/13、29期、日本社会党)

○石川委員 きょうは、日米原子力会議の問題についてお話を伺いたいと思います。  原子力関係には、御承知のように厳然として原子力基本法というものが存在しておりまして、あくまでも日本人の悲願である平和利用という鉄則のもとに、自主、民主、公開の原則を貫いていこうということは、再三この委員会でも繰り返されておるところであります このあと質問になろうかと思いますが、原子力潜水艦の寄港の問題にいたしましても、この公開の原則という一点だけを考えてもこれが守られない、すなわち軍の機密ということだけでこれが守られないということが、原子力基本法の精神にもとるのではないかという点も、この基本法から出た一つの問題であ……

第43回国会 科学技術振興対策特別委員会 第15号(1963/06/27、29期、日本社会党)

○石川委員 原子力委員会にお尋ねをしたいと思います。これは別に委員会でなくてもいいという気もいたしたのですが、一応こういう機会にこういう立場で、はっきりさしておいた方がいいんじゃないかという考えで御質問申し上げるわけでございます。  国産動力炉の型は、どういうふうに決定をされておりますか。しかも、その決定までに至る経路というようなことについて、ひとつ御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 ついでに伺っておきますけれども、高温ガス冷却炉というのが相当研究の課題になって、ずっとテーマに載っておったと思うのです。このほうは一体どういうふうな理由で消滅したのですか。これを不適格と判定をされたという……

第43回国会 建設委員会 第2号(1963/02/08、29期、日本社会党)

○石川委員 今の資料要求に関連いたしまして、私の方からも若干要求したいのですが、住宅金融公庫と住宅公団で、自己資金あるいは政府出資金以外に借入金でまかなっているのが相当大きな要素を占めておると思います。克明に出すのはなかなかめんどうかもしれませんが、その内訳、それから利率がどういうふうになっておるか、この資料をお願いしたいと思います。  それからあと一つは、先般この委員会でもって通過いたしました水資源開発公団関係の資料が全然出ておらぬわけであります。やはりわれわれとしては相当重大な関心を持っておりますので、それの昨年度の実績、それから今年度の予算、事業計画、そういうものをぜひ御提出願いたいと思……

第43回国会 建設委員会 第5号(1963/02/22、29期、日本社会党)

○石川委員 きょうは進藤総裁並びに中島首都高速道路公団の理事、大へんお忙しいところをお呼び立ていたしまして恐縮に存ずる次第でございます。  まず、水資源開発公団の関係でお尋ねをしたいわけなんですけれども、これは言うまでもなく、日本の将来の工業の発展といいますか、そういうものは、水で一応の制約を受けるというきわめて重要な意義を持っておるということで、それからあと一つは、河川の管理、水の管理といいますか、そういうものを、個々ばらばらじゃなくて、一元化していくというような非常に重要な任務を持っている、われわれの期待を集めてこの水資源開発公団というものが生まれたわけです。これは今さら申し上げるまでもな……

第43回国会 建設委員会 第11号(1963/03/20、29期、日本社会党)

○石川委員 今度の宅地債券の問題は、実は社会党としても、住宅困窮に対する対策の中で、宅地債券という考え方もあるのじゃなかろうかというような案も出たくらいでございますから、趣旨としてはもちろんわれわれは賛意を表するわけでございます。何といいましても、宅地をこれほど重要視するようになった根本は、住宅難に対処するということだろう。それで一つこれに関連をいたしまして、住宅問題について大臣の所信を伺いたいと思うのでございます。  御承知のように大都会におきましては、大体一人当たり三・一畳、三畳ちょっとというような非常に過密状態にあるわけでございます。御承知のように東京では、いろいろなストレス状態が激しく……

第43回国会 建設委員会 第14号(1963/05/15、29期、日本社会党)

○石川委員 屋外広告物法の一部を改正する法律案につきましてお伺いしたいのでございますが、実はこの法案につきましては、急ごしらえの勉強をしただけで非常にわかりかねるところが多いので、質問が的はずれになるかと思いますけれども、どうぞひとつ教えてもらいたいと思います。  まず第一条でございますが、「この法律は、美観風致を維持し、及び公衆に対する危害を防止するため」こういうことになっておるわけであります。それで、この美観風致を害するというのは、一体どういうことが基準になっておるかという点、それから危害を防止するというのは、具体的にはどういうことを意味するのか、この二つについてまず御説明を願いたい。

第43回国会 建設委員会 第18号(1963/05/29、29期、日本社会党)

○石川(次)委員 きょうは、参考人の皆さん、たいへんお忙しいところをおいでいただきまして、貴重な御意見を拝聴しまして感謝しております。  質問したいことは非常にたくさんあるのでございますけれども、まず田上先生にお伺いしますが、実は首都圏の中で東京都の過度集中を排除するという意味でこれを分散させるという目的を持った法律が出まして、首都圏の中に工場団地をつくるための収用権を用いるということが適法かどうかという点で、一度おいでいただきまして御意見を伺ったことがあるわけでございます。そのときの話と今度の新住宅地という問題をあわせ考えますときに、私たちは、どうしても土地というものは公共性を持たなければな……

第43回国会 建設委員会 第19号(1963/05/31、29期、日本社会党)

○石川委員 総合開発局長さんがお見えになったようでありますから、若干の質問をしたいと思うわけであります。  実は国土総合開発法は、御承知のように昭和二十五年に出ておりまして、これに関連いたしまして新産業都市建設促進法というようなものも先般議会の問題になったわけであります。これはきょうの質問からはちょっとはずれますけれども、たとえば新産業都市建設促進法にいたしましても、全国の総合開発計画に準拠してこれを制定するというようなことになりまして、そういう関係もあって、昭和二十五年に出た国土総合開発法というものは、法律が出たままで一向具体的な国土総合開発についての発表がなかったわけでありますけれども、こ……

第43回国会 建設委員会 第28号(1963/06/26、29期、日本社会党)

○石川委員 この河川法案の内容については申し上げたいことがたくさんあるわけなんです。しかし、時間の関係もありますし、おもな事項についてだけ御質問したいと思います。  たとえて申しますると、各条ごとの質問というわけじゃございませけれども、第一章の第一条についてみても、「適正に利用され、及び流水の正常な機能が維持されるようにこれを総合的に管理する」ということですが正常な機能」とは一体何であるか適正に利用され」ということは一体何だ、たとえば一つダムができて、その上流において河床が上昇する、この下流において河床が低下する、そのどの程度までが一体正常な機能というのか、正常な機能が維持されということになる……

第43回国会 建設委員会 第30号(1963/07/05、29期、日本社会党)

○石川委員 不動産の鑑定評価に関する法律案について質問をしたいと思います。  審議日程がきょう一日しかないということで、審議時間が非常に短過ぎるといううらみがあるわけであります。しかし、事実それだけの時間しかありませんから、なるべくはしょって簡単に質問したいと思います。  まず最初にお伺いしたいことは、土地の鑑定制度というものができたということは、わが党としても前々から要望しておったわけでございまして、地価の安定の一助として鑑定士法というものができることをわれわれは望んでおったわけです。  地価安定の方策については、いろいろ考えられるのでありますけれども、土地の評価制度というものもそのうちの重……


石川次夫[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
28期-|29期|-31期-32期

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各種会議発言一覧(衆議院29期)

石川次夫[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
28期-|29期|-31期-32期
第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 建設委員協議会 第1号(1961/07/03、29期、日本社会党)

○石川次夫君 実は私もこの間長野県の地元に行っておりますが、こういう災害が出るであろうということを予測して帰ってきたとたんに、予想したように災害が出たという結果になっておるので、地元の被害者の皆さん方には心から深甚なお見舞いを申し上げる次第であります。実は私のあとで中島さんが現地の実情に即していろいろと御質問があると思います。火急な場合でございますから、きわめて大ざっぱな、要望に近いような質問だけを申し上げたい、こう考えておるわけであります。  まず第一に、きょうは正規の委員会ではないわけです。先ほど委員長席にすわられた加藤さんがおっしゃったように、きょうは座長というような形で席に着かれており……

第38回国会 災害対策協議会建設小委員会 第5号(1961/08/18、29期、日本社会党)

○石川小委員 宮崎主計官に伺います。実は、最近地方財政のことは非常に不勉強で、非常にしろうとっぽい質問になって笑われるかもしれませんが、以前私が茨城の県議会におりましたときは、基準財政需要額の中には、この起債の元利償還は認めないということで、これは不合理ではないかということで再三陳情をやったことがある。今のお話だと、元利償還は交付税でもって基準財政需要額一本で補てんするのだというお話がありましたが、起債に関する元利償還全般について、基準財政需要額の中に入れるというふうに最近変更になったのかどうか。それとも、災害に関するものだけ認めるということになっているのかどうかということをまず第一点として伺……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 商工委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 第2号(1962/03/15、29期、日本社会党)

○石川委員 新産業都市建設促進法案につきまして若干の質問を試みたいと思うのでございますけれども、実は私商工委員会に出席しておりませんものですから、趣旨説明の概要をパンフレットで伺っただけで、その範囲で考えてみますと非常に問題が多過ぎるし、またわからない点が非常に多過ぎるという感じがいたします。従って、質問の方も、整理がつきませんので手当たり次第に非常に乱雑な質問になるかと思いますけれども、その点は一つ御了承をいただきたいと思います。  まず第一に目的の項でございますけれども、「この法律は、大都市における人口及び産業の過度の集中を防止し、」こうなっておるわけであります。ところで、この過度の集中を……


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 外務委員会科学技術振興対策特別委員会連合審査会 第1号(1963/07/04、29期、日本社会党)

○石川委員 いまの問題に関連をして、まず防衛庁長官に、時間がないようでありますから、一言だけ申し上げておきたいと思います。  いまのサブロックの問題でありますが、質問するつもりはなかったのでございますけれども、御承知のように、兵器というのはまず開発をし試作をして実験をし実用に移る、こういう四段階を経るというのが常識であります。しかしながら、アメリカは核装備を急いでいるというか、あせっているというか、いまのアメリカの核兵器、核装備の状態を見ますと、開発即実用という形をとっておるということはまぎれもない事実であります。したがって、私は議論をするつもりはございませんけれども、現在三十七キロないし四十……



石川次夫[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
28期-|29期|-31期-32期

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データ更新日:2023/02/05

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