このページでは美濃政市衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。
○美濃政市君 私は、ただいま説明のありました農業の動向並びに施策に関する基本的な問題につきまして、日本社会党を代表して、総理並びに関係大臣の所見をたださんとするものであります。 農業基本法制定以来、この報告は毎年行なわれてきたのでありますが、そのつど抽象的な言いわけ報告に終始しており、現況の把握についてはきわめて不十分なものであります。その反面、施策の効果については、過大評価の傾向が見受けられることは遺憾とするところであります。 従来、わが国の農業は、集約、小規模、手労働の農法を農政の基本として農業構造が形成されてきました。特に、敗戦後のわが国経済の復興は、農業がその主たる役割りを果たした……
○美濃政市君 私は、日本社会党を代表して、ただいま提案されました農地法改正案につきまして、総理以下関係閣僚に若干の質問をいたします。 申し上げるまでもなく、農地法は、農業の位置づけと自作農を維持し、耕作者の権利を保護する重要な法律であります。政府・自民党は、さきに農業基本法を強行施行して、貿易の自由化を進め、国際競争力を高めるという方針のもとに、農業の形態を計画的に破壊する構造政策を立て、現在までの過程において麦、大豆等の生産を抑制し、極度に輸入率を高め、その他の農産物も年々輸入量を増大し、本年に至っては米の生産を抑制する方針を明示し、自主流通を強行し、政府の買い入れする量の制限をしようとし……
○美濃委員 乳価と豚肉の価格につきましてお尋ねいたしたいと思います。 まず第一に、先ほど生産者団体から陳情もございましたが、最近のわが国の牛乳生産は非常に鈍化をしてきておる。また地帯によっては減産をしておる。これは国内自給度を高めるといういわゆる生産確保の農政から考える場合に、非常に離反した現象が起きてきておるわけであります。このことは、私が申し上げるまでもなくすでに御存じのことと思います。これが主たる原因は、生産費と乳価の不均衡により生産が阻害されておると思うのであります。したがって、本年これから決定しようとするいわゆる保証価格の問題、あるいは生乳に対する指導の問題、この乳価の基本的考え方……
○美濃委員 てん菜の価格告示が近づいてまいりましたが、本年のてん菜の告示価格について、どのように作業を進め、どのようにお考えになっておりますか、まずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 前に定められております。いわゆる昭和三十九年糖安法ができまして、国内産糖合理化目標というものを立てておるわけですが、価格決定にあたって、これとの関連はどのような関連を及ぼすのか。
【次の発言】 大体説明を承りますと、だいぶん合理化目標に重点が置かれるようですが、しかし、昭和四十年に合理化目標が設定されてから後の国内物価の変動、それに伴う労働賃金あるいは農業のパリティはかなり違ってきておるわけです。したがって、……
○美濃委員 ただいま議題になりました案件につきましては、昨日来質疑がかわされておりますので、三、四点につきまして御質問をいたしたいと思います。なお、質問の要旨につきましては、できるだけ趣旨に沿って御答弁をいただき、できるだけ早い時間で終わらせたいと思いますので、御協力をお願いいたします。 まず第一点として、さきに改正されましたこの制度は、昨日の審議の中にもございましたが、いろいろの状態から、組合の保有限度というものをかなり高く引き上げて改正されております。したがいまして、このことを直ちにどうこう言うのではございませんが、その保有限度の中から、不幸にして災害が発生をいたしますと、かなり組合の共……
○美濃委員 私は、負債整理の問題で二、三お尋ねしたいと思うわけですが、まず前段で次官にお尋ねしたいと思います。
農家の固定化負債というものが発生いたしまして、これはどうしても政策的に負債を政府資金でたな上げしてやらなければ、今後の経営が困難である、そういう負債額が全国的にかなり出ておるわけですが、まず第一点として、なぜ農家負債はこのように出てくるのか、その原因をどのように農林当局はお考えになっておるのか、お尋ねしたい。
【次の発言】 真剣な努力が払われておるということでありますが、この問題は、政府資金の肩がわり措置ということについて、方法は特別立法措置と自創資金の措置と二通りあると思うのです……
○美濃委員 中小漁業振興特別措置法案につきましてお尋ねをいたしたいと思いますが、まず第一に、この法案で経営規模を拡大するというのでありますが、経営規模拡大の方向はどのようにお考えになっておりますか、それをまず最初にお伺いいたしたい。
【次の発言】 ただいまの御答弁は方法論だと思うのです。その前に、漁業資源関係その他から見て、経営規模を拡大して漁家の所得を拡大するということを考えますときに、隻数なりトン数なり許可水域の問題、これが一体拡大できるのかどうか。その拡大なしに、方法を改めることによって――これは合理的に方法を改めるということだけでありまして、基本的な漁家の所得の拡大とはちょっと意味が違……
○美濃委員 私は、ただいま議題となっております漁業災害補償法の一部を改正する法律案、主としてこれについてお尋ねをいたしたいと考える次第であります。 その前に、漁業全般にわたる災害の問題で若干お尋ねをいたしたいと思うわけです。 水産問題を検討してみますと、ただいままで質疑をかわされた中におけるこの法律の一部改正の問題にいたしましても、あるいは災害を誘発するような許可条件の問題、こういう問題を取り上げて検討いたしてまいりますと、地方の実情から見て水産行政というものは物理的に科学性に非常に欠けておる、そういう受け取られ方がしてならぬのでありますが、この点どのようにお考えになっておるか、まず最初に……
○美濃委員 ただいま提案になっております漁業災害補償法の問題につきまして、お尋ねをいたしたいと思います。
まず第一点といたしまして、この制度の中で安定型、一般型、変動型となっておりますが、この一般型、変動型という、いわゆる漁獲高が不安定である、これはいかなる原因で起きるものと承知しておるか、これをまず承りたいと思います。
【次の発言】 私の考えは、もちろん装備にも関係があると思いますが、そのほかに、やはり自然条件というものがあると思うのです。たとえば水温であるとか、海流であるとか、こういう関係で漁種によっては非常に豊凶の差が出ておることは、これは事実であります。こういう問題をどのように捕捉し……
○美濃委員 ただいま議題になっております件について質問をいたいしたいと思いますが、まず最初に、過般提案理由の説明が行なわれましたが、その中で、酪農振興の施策を講じてきたが、成果があがらないという表明をみずからされているわけです。この分析、あるいは今後、どういう点が悪くて成果があがらないのか、どうすれば成果があがるか、まず、その点に対する見解を承りたい。
【次の発言】 私は、そういう局長の見解のような点も確かにあると思いますが、それ以外に、酪農が停滞する理由というものが、かなり制度的に、政策的にあるわけです。その点に言及をされないわけです。単に少頭数飼育農家のいわゆる廃転によって起きた現象である……
○美濃委員 昨日、今回出されました提案の趣旨に基因いたしまして、酪農の政策についてお伺いをしたわけでありますが、そこで、一応一段階整理して、次の質問に入りたいと思います。 まず、昨日の質問で、大体答弁もそうであったわけでございますが、この政策は第一段階に、いわゆる牛乳の生産をする原動力は乳牛でございますから、乳牛の生産体制をすみやかに確立すること、それから第二点としては、草地改良の問題と同時に、質的な技術開発の問題、これはすみやかに予算措置を要する問題でありますから、昭和四十三年度予算において所要の事業計画並びに予算の確保をはかるように努力をいたされたいということを付言しておきます。 さらに……
○美濃委員 私は、本年から進めようとして予算はすでにきまっております。いわゆる受電自家用を電気事業者に切りかえる政策の進め方についてお尋ねをいたしたいと思います。
まず最初にお尋ねいたしたいことは、この計画は六年と聞いておりますが、これは電力会社別でもよろしゅうございますが、この制度によって受電施設を電気事業者に切りかえる計画の全体はどうなっておるか、これをお尋ねいたしたいと思います。
【次の発言】 これは電力会社別を尋ねたわけですが、それはどうなっておりましょうか。
【次の発言】 そういたしますと、この制度の進め方は北海道に限られておる、こう解釈できるわけですが、そこで、ことしの計画に対し……
○美濃委員 私は、主として保険設計について質問をいたしたいと思います。
まず第一点として、損害保険に削限払い制度をとるということは、加入者の側から見れば、保険設計としてきわめて不信行為になるわけです。なぜ削減方式を取り入れるか、これをまず承りたいと思います。
【次の発言】 今回、漁業災害補償法と、同じ災害補償の法律が出ておるわけですが、いわゆる農林政策の中で、片やの漁業のほうは、百九十五条に、そういう災害がひどくてその支払いによって元請団体に赤字が出た場合の措置に関する法律を規制して、漁獲共済については削減払い方式をとっていないのであります。その他のものについては、陸上と海上と違うのでありま……
○美濃委員 ことしの八月、農業構造政策の基本方針というものを出したわけですが、これを昭和四十三年度において、予算的にあるいは法律的に進めようとしておるわけです。
現時点において、地帯別の経営規模、所得目標、あるいはその他七つの政策を出しておりますが、この政策に対して、予算的、法律的に大体どのように進めておるか、一応状況の御説明をお聞きいたしたいと思います。
【次の発言】 ただいま状況の御説明を願ったわけですが、どうもちょっと抽象的なので、もうすでに時点も通常国会開会直前でありますし、これらの政策を進めると、農地法改正以下かなりの法律改正あるいは新たな法律というものがこの中に予定されておるわけで……
○美濃委員 私は、この際外務大臣にお尋ねしたいのですが、ただいまも千島の解釈について質疑があったわけですが、まず第一に、北島丸事件はああいう判決が出まして、いま北方水域において漁業秩序が多少乱れてきまして、これは行政上何とかしなければならぬ、こういう道側の説明をきょうも私は聞きまして、考えているわけでございます。この問題は、本日は質問いたしません。これは、いずれ機会を見て別の機会に質問をし、対策をしなければならぬと考えております。 この裁判に際して、わが国の公式な見解と称する鑑定人の鑑定書が訓路裁判所の依頼によって出ております。その鑑定書が非常に食い違っておる。松本俊一鑑定人あるいは寺沢鑑定……
○美濃委員 私はまず最初に、この政策の意図についてお尋ねいたします。
まず第一に、昨年の佐藤・ジョンソン会談等で一応の返還のめどづけというものはお伺いをしておるわけです。この資金の貸し付けをするにあたって、返還の時期のめどはどのように考えてこの計画を立てたか、これをお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 この両三年内に返還のめどを持つとするならば、沖繩に対する経済援助の一環としてと、この趣旨説明にあるわけですが、確かに資金の出し方も前の委員の質問あるいは答弁を聞いておりますと、経済援助の一環というふうに解釈をするわけです。しかし、こういう性格の資金を出すにあたっては、すでに経済援助の一環……
○美濃委員 まず最初にお尋ねしたいことは、土地の所在です。土地の所在が明確にされるのかどうか、そういう書類が確実に保存されておるのかどうか、それをお伺いしたい。
【次の発言】 どうもちょっと答弁があいまいのようでありますが、いわゆる登記簿は焼滅したのですか。登記簿はない、で、普通行政上の土地台帳というのは、いま固定資産税といっておりますが、当時ここを明け渡したときは特別税反別割りといっておったのです、そういうものをかける行政上の土地台帳である。土地の所在を確認するということになると、登記簿は焼滅しておるということになりますと、いわゆる法務局にある分筆図面というものがなければ、そんな標識や何かで……
○美濃委員 前回、七条と十二条関係の質問をして保留になっておるわけです。問題点は前回申し上げておいたわけでありますが、この暫定法の法律をつくるにあたって、第七条はどういう理由によってこういうふうにしたのか、まずこの法律立案の趣旨の説明を承りたいと思います。
【次の発言】 そうすると、この法律で「政令の定める日」というのは、七、八年と解釈して間違いないですか。
【次の発言】 いまの説明の中で未墾地と同じような取り扱いをするということはどういう方法か、お伺いいたします。
【次の発言】 この規定でいきますと、たとえば耕作権のある者が全部帰島するとは言えないわけです。農地法というのは、もちろん現況はす……
○美濃委員 一点確認をしておきたいのですが、私は今回、農業振興と農地法関係を重点に進めてきたわけです。その中で、きのう農林大臣のこの法案に対する見解を承ったわけですが、私の考えでは、行政措置で行なう面ですね、これは法律と、行なおうとする政策の意図とが多少食い違っておっても、実際の運用で配慮するということでもいいと思うのです。この場合の七条二項ですね。これは政策の意図と法律とはかなり食い違うわけですね。二項をちょっと読みますが、「前項の政令で定める日は、旧島民が帰島して土地を開発し、これを耕作の目的に供することができることとなるまでに要する通常の期間を考慮して定めなければならない。」こうなってお……
○美濃委員 北海道のてん菜の集荷地域の変更をいましようとしておるのでありますが、私は、今回変更しようとする地域に不合理性があると思うのです。変更案をどういう角度でつくったか、最初に御意見を伺いたいと思います。
【次の発言】 操業度の均衡ということは、いまの説明の中で一番大切なことだ、こういうふうに考えますが、しかし、ああいう重量の農産物を加工するのでありますから、その原則は、九工場それぞれの周辺地域で均てん操業になるような政策を進めるのが一番大切だと思うのですが、その点どのように考えておりますか。
【次の発言】 同時に、北海道のてん菜の作付はまだ固定していない。たとえば水稲のように――水稲は田……
○美濃委員 最初に、マル寒法について御質問いたしたいと思いますが、今回改正しようとする、まあ通称マル寒法でございますが、この所得目標と積算温度を承りたいと思います。
【次の発言】 適用地域の積算温度です。
【次の発言】 百十万ないし百三十万という所得は可処分所得、こういうふうに解釈してよろしゅうございますか。
【次の発言】 一応可処分所得とすると、これを分類いたしまして、いわゆる当該農家の生活費に充当でき得る所得ですね。その可処分所得はいろいろ要素がございますが、その所得目標は何ぼと考えておりますか。
【次の発言】 可処分所得、いわゆる生活費として使える所得ですね。それと通例不可分所得といって……
○美濃委員 昨日保留した分について御質問をいたしたいと思います。
まず第一点として、昨日の質問の所得目標の中で、百十万ないし百三十万の所得を確保する乳牛頭数は何頭か、酪農主業でやる場合をお聞きしたのですが、十七頭ないし十八頭ということであります。本日、四十三年度の保証乳価を畜産振興審議会に諮問する案というものが正式に出てまいったわけであります。これで計算すると、それは保証乳価で何頭になるか。十七頭、十八頭という頭数に私は疑問を持っておったわけです。計算されたと思うので、御答弁を願いたい。
【次の発言】 この乳牛頭数には、いわゆる育成牛と搾乳牛とあるですが、十八頭というのは、いわゆる加工原料乳……
○美濃委員 時間もかなり経過しておりますから、できるだけ重複を避けたいと思います。私は算定資料の内容につきまして、二、三質問いたしたいと思います。
まず第一に、ことしの算定にあたって一頭当たり乳量を四千九百九十六キロというふうに聞いておるわけです。片や畜産局から出しております「乳用牛飼養の動向」という資料に基づきますと、四千九百九十六キロという一頭当たり乳量というものが、ちょっと理解に苦しむわけですが、どうしてこうなったかお尋ねいたします。
【次の発言】 そういたしますと、この飼育頭数は乾乳牛は入っておるかいないか……。
【次の発言】 この期間のとり方は、私の聞いたところでは四十一年の六月か……
○美濃委員 この農林漁業金融公庫法一部改正の中で、総合資金制度というのは、昨年八月に発表されました新しくやろうとする農業の構造政策、こういうものの資金だと私は考えるのですが、そのとおり了解して間違いあるかどうか、お伺いいたします。
【次の発言】 そこで、確かに構造政策には、余裕のある開発を進めて経営の拡大をする、こういう面もありますが、問題は、これからの国際情勢あるいは最近非常に問題になっておりますポンド切り下げ、あるいはドル防御、それにつながる日本の円の問題、こういう問題と農業の経営、国内農業の農産物価格、農産物価格から出てまいります農家経済というものを政治的に整理しませんと、単に大型の資金……
○美濃委員 前回、私は、こういう総合資金制度をつくっても、反面の対策として、総合的にこういう資金制度を活用して、安心して農業の経営拡大を農業者ができるような政策の裏づけも必要であるという点について申し上げたわけであります。そこで、この問題をちょっと整理をいたしまして、具体的な資金制度の二、三の質問をいたしたいと思います。 そこで、政務次官にお伺いをいたしますが、もう事情は、この前の委員会で国際的事情その他申し上げたわけですが、昭和四十三年度、本年度以降行なわれる価格政策についても、ある程度価格政策はやるという答弁だったわけです。この価格政策の基準を、最低であっても――この前申し上げたような国……
○美濃委員 私は残り数点について質問をいたしたいと思いますが、もうすでにだいぶ時間も経過しておりますので、できるだけ明快に答弁をしてもらって早く終わりたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。
第一点は、県信連を受託機関とする、これはよろしいのでありますが、単協の規模、条件によっては、従来の土地取得資金やあるいはマル寒資金と同じように、制度上単協を事務取り扱い機関にする。これは単協の規模によって、規模の小さい農協は御趣旨のとおり信連直貸もよろしいと思うのですが、二本立てにする意思があるかどうか、これをお尋ねしたい。
【次の発言】 次に、過般の参考人の農林中央金庫の理事長も言っておられま……
○美濃委員 私は本年に入りまして、還元乳あるいは加工乳等の出回り状況、それから農業総合パリティの上昇によりまして、生乳生産価格を上げなければ生乳の生産は破壊される、こういう現実に立ちまして、本委員会におきましてもすでに三月二十八日に三項にわたる決議をして、その強力な実行方を要請してきたわけであります。その結果、私どもの見ておる範囲では、あの決議の趣旨に基づく政府、農林省の行政指導措置は、非常におざなり、緩慢に過ぎてきたのではないか、こういうふうに見受けておるわけですが、まず第一にこの点につきましてどのように――将来の問題は別といたしまして、この三項のうち、特に当面適正な乳価が形成されるよう指導……
○美濃委員 まず最初に、災害対策の基本についてお尋ねをしたいわけです。
激甚災の指定について努力をするとかという答弁がございましたが、この災害対策の基本はどう考えておるのか、また基準はどうなっておるか。たとえば、被害者を重点に災害対策は考えるのか、それとも災害地域の復興を対象に災害対策というものは考えるのか、どちらを重点に置いているかということをお伺いしたい。
【次の発言】 そうすると、激甚災の指定という問題は、これは制度的にはどう考えておるのか。また、基準はどうなっているのか。
【次の発言】 被害金額についてはどう考えておりますか。何か制度の中で、被害金額何百億以上というようなことが、想定……
○美濃委員 時間があまりないようですから、単純に質問いたしますから、明快にお答えをいただきたいと思うのです。
大臣はしばしば、米の供給は超過となってきた。これは一時的な現象ではない、こう言っておるのですが、どういう観点に立ってこういうことを表明されるかを、まずお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 この需給の中で、かなり輸入をされておるのですが、農林大臣としては、米の輸入についてどうお考えですか。
【次の発言】 ことしの予算の中でどれだけ輸入しようとしておるのか。予算金額は出ておりますが、量はどうか。それと、どの国からどれだけ買うという計画になっておるか。
○美濃委員 先ほど、この質疑応答を聞いておりましたら、国政参加の問題で、国会がきめるんだ。それから、テレビの報道では、議員立法で提案するという報道があったわけですが、これは議員立法ときめておるのですか。
【次の発言】 これはテレビのニュースで私は見たのですが、議員立法で提案する、こういうふうにテレビのニュースが出ましたが、どこかでそういうことを言ったんじゃないですか。
【次の発言】 どうも、ちょっとあいまいなようですが、議会できめるんだということになれば、議員立法ということはあり得る。どうですか。いま長官としてどう考えますか。あなたのお考え、政府提案で出すべき性格のものであるか、議員立法で出す……
○美濃委員 時間の関係で、できるだけ要約して質問をいたしたいと思いますから、答弁も、中心を突いて簡単に願いたいと思います。
まず第一点は、国内産イモ類でん粉の生産対策でありますが、先ほどお話のありました大体百二十七万トンと想定される需要に対しまして、国内産確保は七十五万トンをもってこれからの生産対策を確立していくという必要があると思いますが、この点に対する見解を承りたいと思います。
【次の発言】 私の言う七十五万トン、これは四十二年の実績よりは五万トン多いということになりますけれども、平年大体七十五万トンの生産を確保するという考え方は、たとえば、最近米で問題になっておりますが、米の国内生産が……
○美濃委員 私は、北海道夕張郡長沼町のミサイル基地についてお尋ねしたいわけですが、現在のこの用地の状況、それから、いままで進めてきた過程をお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 その面積あるいは涵養林を転用することによる措置……。
【次の発言】 防衛庁にお尋ねいたしたいのでありますが、この施設は単なる高射教育訓練施設であるのか、それとも有事の際は、これはどのように使われるのか、お伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、これは有事の際は防空の任に当たる。そうすると、この場合は核弾頭を使用すると解釈してよろしゅうございますか。
○美濃委員 最初に、農林大臣にお伺いいたしたいと思うのであります。
最近、総合農政ということを非常に売りことばにしておるわけですが、予算の編成中でもございますし、総合農政の基本的な考え方というのはどういうふうになっておるのか、まず最初にその全貌を聞かしていただきたいと思います。
【次の発言】 最近いわれておることで、たとえば四十四年度で思い切ってこういうことをやるというような、従来やってきた農政と違うもの、総合農政というただいまお話しのような状況の中で、全部でなくてもよろしゅうございますが、大幅に四十三年度農政と大きく変わるだろう、変えるのだ、こういう点があったら、ひとつ聞かしていただきたい……
○美濃委員 きょうは時間もありませんから、過般調査に参りまして、検討もしくは措置しなければならぬではないかと考えた点について、四つほど質問いたします。 まず第一は、ことし若干予算をつけて援助をしておりますが、沖繩における土地の連絡調査の問題であります。いまの進捗率は約半分くらい終わっておるということになっておる。めんどうなところを除外して、やりやすいところを先にやっておりますから、表面の面積的な進捗率は約半分くらい終わったということになっておるが、今後残されためんどうな調査を考えると、四〇%に達していないのではないか。これについて援助費をもっとふやす必要がある。ということは、終戦のときに法務……
○美濃委員 私は、北方問題で若干の質問をいたしたいと思います。 まず最初に、この委員会で、さきに三木外務大臣がソ連を訪問した際、そのときの状況報告といったものがあって以来、その後の外交経過の報告が行なわれたことがないのです。三木外務大臣が行ったときの中間的措置云々ということと、それに基づく現地大使を通じての外交折衝をするという報告はあったわけですが、その後ナシのつぶで何にもないのですが、その後現在までどういうふうな状況にあるか、あるいは、外務大臣もかわったわけですから、さらに政府として今後どういう方針で進めようとしているのか、スケジュール等をあわせて一応現況の報告を求めたいと思います。
○美濃委員 まず最初にお尋ねしたいことは、供の計画を持っておりますか。前者の質問を聞いておりましたが、これはもう一回、日本と沖繩の会計年度とずれておりますから、日本の年度において本年度何ぼ、それから明年度何ぼ、大体の計画の見通しをお尋ねしたい。
【次の発言】 そうすると、これは何か前の西村農林大臣が年八万トンというようなことを現地で言われたというふうにいっておるわけです。それはまあ言うた、言わぬは別として、今日米は過剰なわけですから、それと毎回申しておるように、アメリカ施政権下でなくて沖繩が終戦以来ずっと今日までああいう状態でなかったとしたら、今日のようなああいう国民の経済、所得状態ではないと……
○美濃委員 ただいま議決されました沖繩における産業の振興開発等に資するための琉球政府に対する米穀の売渡しについての特別措置に関する法律案に対する附帯決議につきまして、私は自由民主党、日本社会党、民主社会党及び公明党の四派を代表して、趣旨の説明を申し上げます。 提案の理由につきましては、質疑の中で明らかになっておりますので、決議の文案を朗読して趣旨の説明にかえさせていただきます。 沖繩における産業の振興開発等に資するための琉球政府に対する米穀の売渡しについての特別措置に関する法律案に対する附帯決議(案) 沖繩の産業経済の現状に照らし、政府は、次の事項につき格段の考慮を払うべきである。……
○美濃委員 まず最初に、本年度の加工原料乳の限度数量についてお尋ねいたしたいと思います。
もう三月末ですから、大体畜産局で、ことしの限度数量はどのくらい切れるというふうに考えていますか。
【次の発言】 私の推定では、大体八万五千トンないし九万トン限度数量が足りないという考え方なんです。あるいは九万トンちょっとこすかもしれませんけれども、大体限度数量の足らないものは八万五千トンくらいでないか、こう思うのです。この限度数量が切れた場合、この対象牛乳に対する補給金はどうする考えか、これは追加して出す考えかどうかを承りたい。
【次の発言】 いまの答弁では、限度数量に対する補給金に対しては、そういう需……
○美濃委員 質問に入る前に、ちょっと資料要求しておきたいと思うのです。
過般から行なわれております畜産振興審議会、これの肉類、飼料、それから加工乳、これを合わせまして、審議会に提出しておる一切の資料を提出していただき、その結果の報告を求めたいと思うのですが、いかがでしょうか。
【次の発言】 まず最初にお尋ねいたしたいことは、この法律は、見ていきますと宣言立法的な要素もあるわけですが、この法律が制定されると、具体的に政令なり省令なりをつけて、ほんとうに農業地域が振興されるように運用する方針なのか。読んでいくと、何か宣言立法的な要素もあるわけです。これはどういうふうにお考えになっていますか。
○美濃委員 最初に、この法律を改正しようとする趣旨についてお尋ねいたしたいと思います。
提案理由説明の中で、「兼業化が進み、経営規模はなお零細であり、農業の生産面の一部には楽観を許さないきざしもあらわれております。」こう表現しておるが、これはどういう考え方でこういう表現をしたか、現状をどう認識しておるのか、これをまず最初に承りたいと思います。
【次の発言】 楽観を許さないきざしがあらわれておるというのは、どういうことですか。
【次の発言】 この兼業農家は、日本の現在の社会構造から見て、そういうふうに考えても、直ちにいまこの法律改正で、ここにいわれており、またいま局長が言われたようなことが、方……
○美濃委員 最初にお尋ねしたいことは、この法律ができまして漁業の資金を増大するということは、漁業振興のためにいいことだと思いますが、個人の場合で、漁業協同組合の組合員資格のある者、これは政令で規制するんですか。大体そういうふうに聞いておるのですが、その関係をちょっと……。
【次の発言】 資格外の者には貸さない、これははっきりしておりますか。組合員でない者には、この近代化資金の融資は行なわない、こういうことになりますか。
【次の発言】 この資金は系統資金の活用です。国が利子補給するとしても、資金そのものは系統資金ですから、系統資金は、員外貸し付けは規制されておりますね。ですから、いまの答弁はどう……
○美濃委員 最初にお尋ねしたいことは、農業のパリティ指数の上昇は、農林省当局としては、一体何に原因があると考えておりますか、これをお尋ねいたします。
【次の発言】 それではその問題はあとに残します。
次に、これから各般の、麦類、でん粉、あるいは八月には米価、こういう政府の買い入れ価格あるいは支持価格、こういうものが決定されていくわけですが、その段階で、過般てん菜の価格決定にあたって資料が出ておるわけです。これはてん菜に限らぬわけですが、この間出た資料の例を申し上げますが、価格決定の参酌事項にある四十三年度トン当たり生産費五千六百十二円、こういう資料が、これは蚕糸園芸局から出まして私どもの手元……
○美濃委員 最初に農林大臣にお尋ねいたしますが、農地法の第一条の目的は、私は権利調整の法律だと思うのです。この法律の目的に書いてありますように、「耕作者の地位の安定と農業生産力の増進とを図ることを目的とする。」となっておりますが、特に耕作者の地位を安定する、これは権利調整を弱くして、耕作者の地位、特に耕作者の人権は守っていけないと思うのですが、この相関関係をどのように考えて今回の法改正を提案しておるのか、まず最初にこの目的についてお尋ねをいたしたいと思います。
【次の発言】 私は、現行法が農民の地位や人権を守るために強過ぎるとは考えていないのですが、どういう面が強かったというのか、具体的にひと……
○美濃委員 今回の農地法改正で、農地の流動化を促進するということにかなり重点を置いているわけですが、農地がなぜ流動化をしないのか。流動化をする、するといいながらしないのですが、私は、農地が簡単に流動化しないという根本的な原因は、単に法律だけの問題でない、こう考えておるのですが、これをどのように考えておるか、先に御意見を承りたいと思います。
【次の発言】 流動化について起きておる状態を検討しておりますが、その中で都市周辺の、いわゆる宅地を加味した価格というのは、これは別に私は考えております。都市周辺の宅地になるのじゃないかという地価というものは別としまして、そうでなくて、現在農地の価格について、……
○美濃委員 私は、開会当時沖繩対策特別委員会の理事会に行っておりましたが、聞きますと、麦の諮問それから答申に至る経過、これは資料が出ただけで報告がなかったというように聞いたのです。していないのであれば、特にこの答申の中の「麦作農家の再生産確保などからみて、その算定方式は麦生産対策との関連において検討を加える必要があると認める。」これらの審議の内容に触れてちょっと報告を願いたいと思います。
【次の発言】 まず、最初にお伺いしたい点は、この麦の生産確保についてどう考えておるか。年々麦の生産は減退してくるんですが、この基本政策はどういうふうにお考えになっておるか。もう輸入にたよって、どうでもいいと考……
○美濃委員 私は、端的に二、三の問題をお尋ねしたいと思います。 第一の問題は、窒素性肥料で年々、私の手元の資料によると、硫安で一トン当たり三ドル、それから硝安ではトン当たり大体二ドル、輸出カルテル競争が高まっていくわけですが、これは肥料工場の大型化とあわせて、こういうものすごいカルテル競争をして、どこまで輸出競争を続けようとするのか。そのことは国内農民に――ことしあたりも明白に言っておりますけれども、あらゆる農産物の生産パリティだけは上げない。片や、これは肥料だけではないと思うのですが、聞くところによると、テレビとかあらゆるものに輸出カルテルというものが国際間に激化してきているようですね。こ……
○美濃委員 私は、三点について質問いたしたいと思います。
第一にお尋ねしたいことは、系統負債その他系統外負債を自作農維持資金で今回処理しようということでありますが、これに対しまして、先ほどからお話を承っておって、この条件が明確でないということです。この法案を提出する前に、なぜ条件を明確にしなかったか。これは聞いておって、私としては非常に不満なんでありますが、すでに開拓農家負債の調査というものは終わっておるわけであります。条件をできればもう少し明確にしてもらいたいと思いますが、いかがでございますか。
【次の発言】 この明確になった時点で、私の考えは、開拓者の負債のうち、行政指導等の変更から、一……
○美濃委員 私は、まず最初に、昭和四十一年五月八日と本年八月十一日にソ連の監視船の接舷によって船体が破壊されて沈没、十七名の死亡事故を起こしておりますが、これに対する水産庁の見解をひとつまず先に承りたいと思います。この事故に対してどういう見解を持って処理してきておるか。
【次の発言】 いまお話しがございました中で、物的損害は大体的確に把握できると思うのですが、人的損害はどのように見ておるか。人的な損害というものは、たとえば交通事故による自賠責などというのもありますが、この起きておる事象は交通事故とは違っておりますけれども、国から見た人的損害というものはどういうふうに評価をしておるか。
○美濃委員 まず最初にお尋ねしたいことは、これは畜産局長にお尋ねいたしますが、四十四年の生乳生産量と消費動向の見通しをひとつお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 ただいまの限度数量の問題、これはとどめる、こう言っておられる。現在の動向から見るとちょっととどまらぬのではないかと私は思うのですが、とどまらなかった場合にどうするか。
【次の発言】 現時点でとどまらなかった場合の措置は言えませんか。
【次の発言】 従来いつもそういう答弁をされるんですがね。それはおさまればいいんですよ。しかし、おさまらなかった場合に、そういう答弁と、原局の畜産局がそういう態度をとっておってずるずる引き延ばして……
○美濃委員 副長官にお尋ねいたします。
最近のわが国の米穀の需給事情から考えまして、この措置、この法律に基づく沖繩に対する米の供与は、年々沖繩の需要量まで増加する必要があると思いますが、明年からの方針につきましてお伺いいたします。
【次の発言】 ただいま議題となりました沖繩における産業の振興開発等に資するための琉球政府に対する米穀の売渡しについての特別措置に関する法律案に対する附帯決議につきまして、私は、自由民主党、日本社会党、民社党及び公明党の四派を代表して、御説明申し上げます。
まず、案文を朗読いたします。
沖繩における産業の振興開発等に資するための琉球政府に対する米穀の売渡し……
○美濃分科員 私は酪農近代化計画についてお伺いしたいと思います。
まず最初に、今回農林省でつくられました酪農近代化計画というのは、かなり大幅に生乳の生産を拡大しようという計画ですが、これは非常に現在の施策と矛盾が多いので、おそらく現在の施策をもってこの近代化計画を推進しようとしても、絵にかいたもちになるのではないかということを考えておるわけですが、大臣はこの点どのようにお考えになっているか、まず最初にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 それでは次に、まず、その矛盾の解消についてお伺いをいたしたいと思います。まず第一点として、今回の保証価格の中に算定されておりますいわゆる建物費、これは百キ……
○美濃委員 私は小笠原諸島の復帰に伴う暫定措置法の中で、主として農業関係について質疑を重ねてきたわけです。私の考えではこの法律の七条、十三条に疑義を持っておるわけです。この法律の趣旨の中では、この島の復帰に伴う産業は、農業と漁業である、こういうふうに答弁が行なわれておりますが、私はこの法律措置では農業振興ができない、こう思うわけですが、これに対して、所管大臣である農林大臣の見解を承りたい。
【次の発言】 きょう参考人の意見を聞いたわけでありますが、特に現在八丈島で農業改良普及所の所長をしております平野さん、この方はもと小笠原に駐在をしておった技術員の方であります。この参考人の意見によりますと、……
○美濃分科員 私は、自作農特別措置法によって買収、売り渡しをした、その土地が、国が被告となって、ある程度の件数に対する買収の取り消しあるいは売り渡しの取り消し等、訴訟事件になっている、この件についてお尋ねしたいと思うわけですが、まず最初に、何件これが訴訟事件になっているか、現在係争中のものをお尋ねいたします。
【次の発言】 あとからある程度具体的に、売り渡し関係が何ぼ、あるいは買収取り消しが何ぼという概要の都道府県別あるいは種類別の件数の資料をいただきたいと思います。よろしゅうございますか。
それでは、このようになっておる問題につきまして、まず農林省側の見解を承りたいと思います。
すでに、……
○美濃小委員 さっきからの質疑を聞いておって私が感じるのは、どうも農林省の政策というのは、通産の下積みになってしまっておるのではないかと思うのです。ここはでん粉の小委員会ですからでん粉を申し上げますが、まず国内産でどれだけ自給するということを、一番先にそういう計画を私は持つべきだと思うのです。日本の外貨事情だってそう安定しておるものでもない。やはり国際収支の面、そういう大局的立場に立った考え方から、行き当たりばったりのものの考え方でなしにやってもらいたい。 生産事情は、さっき言われておりましたが、地域の特殊事情があって、転換といってもなかなか、これはでん粉に限らずいろいろの問題があるし、また……
○美濃小委員 ただいま生産状況の説明を承ったわけでございますが、今年産の国内イモ類でん粉の生産見込み、これは現在どれだけを見込んでおるか、承りたいと思います。
【次の発言】 明年度の国内産イモ類でん粉の生産確保の目標はどういうふうに考えておりますか。
【次の発言】 四十四年国内産イモ類でん粉の生産確保、その目標をどこに置いておるかということです。
【次の発言】 先ほど総需要百三十三万トンという説明でございましたが、これは砂糖との関係が出てまいると思います。現在輸入しております粗糖価格というものは、いわゆるダンピング価格でありまして、異常な安値といえると思うのであります。こういう関係をどう判断し……
○美濃小委員 最初に需給事情をお尋ねいたしたいと思いますが、ただいま御説明のありましたこの資料に基づきまして、出回り量百二十七万七千トン、この内訳をちょっと明確に説明してください。
【次の発言】 ことしのこの経過から見まして、持ち越し三万トンとなっておりますが、バレイショでん粉を、六万トン残って業界に抱かせたわけですが、これは消費されていない。現在もまだ受け渡しが終わっていないのが実情でしょう。この関係はどう見ておりますか。三万トンは前半のたまったものでしょう。業界契約は成立したけれども、物は動いていないというのが現実だと思います。若干は動いておりますけれども、ほとんど産地の倉庫に積まれておる……
○美濃分科員 今回農林年金を改正しようとしますが、その改正の中身はいずれ法案審議のときにやるのですが、予算の関係のある財源についてひとつ明らかにしておいていただきたい。 今回農林年金を改正しようとする内容を検討しますと、こういう年金という性格のものでありますから、長期的にかなり財源が不足するという計算になるわけです。しかしながら、単年度の財政調整補助金でこれを措置して今回法案改正を提案しようとしているわけで、自後の財源はどうするのか。またこの予算の審議をしたときに、いろいろ国庫負担率の引き上げあるいは事務費の引き上げということで、確定財源を得て給付率の改定をするということでお互いに努力をされ……
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