このページでは和田耕作衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。
○和田耕作君 ただいま趣旨説明のありました健康保険法及び船員保険法の臨時特例に関する法律案につきまして、民主社会党を代表して、佐藤総理並びに関係閣僚に質疑を行ないたいと思います。 まず第一に、この法律案の背景になっておる政管健保の赤字の問題についてであります。総理大臣に質問をいたしたいと思います。 政府は、この法案を提出するにあたりまして、昭和四十二年度一年の赤字は七百四十五億と予想されております。本年末までの累積赤字は一千九百億に達すると述べております。また、このままに放置するなれば、診療報酬の支払いの遅延が起こる、あるいはまた社会保障制度の根幹をゆるがすような結果になるのだ、このような……
○和田耕作君 私は、民主社会党を代表いたしまして、ただいま議題となっております健康保険法及び船員保険法の臨時特例に関する法律案に対する民社党提案の修正案について、その趣旨を説明いたしたいと思います。 まず、修正の本文の次のとおりでございます。 健康保険法及び船員保険法の臨時特例に関す る法律案の一部を次のように修正する。 第一条中「当分の間における」を削る。 附則に次の一条を加える。 (この法律の失効) 第五条 この法律は、昭和四十四年八月二十一 日限り、その効力を失う。この場合における 経過措置に関し必要な事項は、政令で定め る。以上でございます。(拍手) ……
○和田耕作君 私は、民主社会党を代表いたしまして、ただいま趣旨説明のありました小笠原諸島等についての日米の協定並びにこの暫定措置の法案につきまして、一言二言御質問を申し上げたいと思います。 今回、日米両国の政府によりまして合意に達して、小笠原諸島が返還をされた、二十三年ぶりに日本の本土になったということはまことに喜ばしいことだと考えております。いま、私どもは、この小笠原諸島の復興につきまして考えようとしているわけでございますけれども、何といっても、小笠原諸島というものが日本の南方への窓という、この明るいイメージというものを思い起こしながら、小笠原の復興という問題を考えていく必要があるのじゃな……
○和田耕作君 ただいま議題となっております健保特例法案の修正案につきまして、民主社会党を代表いたしまして、佐藤総理並びに関係閣僚に質疑を行なわんとするものであります。(拍手) 民社党は、今回の修正案の取り扱いにつきまして、怒りに似た気持ちを持っていることを、まっ先にお伝え申し上げたいと思います。(拍手) この修正案は、社労委での取り扱いにつきましても、また、その内容につきましても、全くお話にならないと思っているのであります。(拍手)たとえば、この修正案を一日でも半日でも審議しているなれば、たとえば強行採決の場合でも、極端に言うなれば、指一木でも、あご一つ上げても一種の説明になったと思います……
○和田委員 それでは厚生大臣にお伺いをしたいと思います。
きょう私は一時間くらいの時間がいただけると思ったのですけれども、半時間にしてくれということでございますから、私がいま健康保険、医療の問題について最も大事だと思う一点だけを、ひとつお聞きしたいと思います。つまり、厚生大臣、いま緊急対策を出されておられる赤字の問題ですが、この数年間で医療保険の赤字が驚くほどの急増をした、その原因には薬剤費の急騰が最大のものだということはお認めになりますか。
【次の発言】 これは四月六日の予算委員会の一般質問でもお尋ねをしたのですけれども、私は、緊急対策がいろいろ出ているのですけれども、現在の赤字の実態がど……
○和田委員 きょう私は労働大臣と官房長官と総務長官に、ぜひともお伺いしたいと思って、これは十日も前から準備をしたんですけれども、この前のときには、十時から十二時半まで待っておりましたけれども、ついに時間がなくなりました。きょうもまた十時からずっと待っておりましたけれども、きょうも時間も大体なくなったようでございまして、小さな政党の悲哀をしみじみ感じているわけでございますけれども、私は労働大臣にぜひともお伺いしたいことを、きょうは一点だけお伺いしてみたいと思います。 これは労働大臣だけでなくて、官房長官が主としてその衝に当たられる問題だと思いますけれども、先ほどからの御質疑を承っているうちで、……
○和田委員 一つだけ。最後のところに、「先ごろ策定いたしました経済社会発展計画においては、その上昇率を徐々に引き下げ、計画期間の終わりには、年三%程度にまで低下させることを目標としております。」とございます。非常にけっこうだと思いますけれども、いまの御質問とも関係いたしまして、特に公共料金とか、それに準ずるような重要な物資、こういったようなものが、計画では、一応めどにしてもいいと思いますけれども、今後どのようにこれの値上げを抑えていくかという計画的なめどというものがつくものでしょうか。そういったものがないと、公共料金のウエートというものは、いろいろ議論がありますけれども、何といっても心理的に大……
○和田委員 中山先生に三点ほどお伺いしたいと思います。 最初に先生から、物価問題懇談会の提案がどのように政府の施策に反映しておるかということについてのお話がございましたけれども、まだ政府の実施状況という内容を読んでいませんが、新聞などで散見するところによりますと、また、懇談会の提案と今国会の予算の内容を見ますというと、こまかい問題はいろいろ出しておるようですが、物価問題懇談会が提案をした重要な問題を幾つか無視をしておるし、あるいは逆行しておるような面もあるという感じがするのですけれども、その問題をどういうふうにお考えになるのでしょうか。
○和田委員 私に与えられた時間が十分ですから、ただ一つだけ総理大臣にお伺いいたします。 最近、経済企画庁から国民経済白書というものが発表されました。これを私拝見しますと、物価がどんどん上がっておる、生活が苦しくなっておるというけれども、所得のほうはもっと上がっているんだ、そのことを非常に強調されているような感じがいたします。都市の勤労者は七万五千円、農家は七万円というこの中身を見れば、やりくり算段の仕事以外のいろいろな副業でも持って、とにかく七万五千円なり七万円なりの所得を持っているということが強調されているわけであります。これは確かにけっこうなことでございまして、その努力は全く多とするわけ……
○和田委員 きょうはこれから第一に物価の問題、その次が医僚保険等の社会保障関係の問題、最後に労働関係の問題と、この三点を大臣の皆さん方にお伺いを申し上げたいと思います。 最初に、質疑の参考にと思いまして、大蔵大臣に一言お伺いをしたいことがございます。 予算委員会でもっていろいろ質疑をされる、そこでいろいろ修正をしたい問題が出てくる、こういうような問題を大蔵大臣として――まあ大臣としての答弁がしにくいことでございましたら個人でもけっこうですけれども、修正の問題についてどのような考え方ができるのかということでございます。たとえば、現在東京駅で妙な形の爆発事故がある、あるいは今度の都知事選挙で、……
○和田委員 私は、厚生省と建設省とそれから警察庁の三カ所の方々に御質問いたしたいと思います。 質問の内容は、深夜公害という名前で呼ばれておる問題でございますけれども、この問題につきましては、せんだって大阪の府議会が決議をいたしまして、深夜映画館とかボーリングとかプールとか、そういうふうなものを禁止する法改正の要望があるわけでございます。また東京でも、せんだって美濃部知事ともお会いしたのですけれども、そういう問題がむろんございますが、それに加えまして、深夜に特殊な飲食店が無制限、無秩序に広がっていって、文教地区並びに住宅専用地区の住宅の人たちをたいへん脅かしておるという問題があるわけでございま……
○和田委員 私は、厚生省の社会局長にちょっとと御質問申し上げたい。 この間、神戸の物価問題の視察に参ったわけでございますけれども、そのときに、神戸というところは、物価問題について非常に熱心に県も指導しておられますし、市のほうも非常に熱心なところなんです。視察の一番最後に、モニターの人を中心にいたしましてたくさんの人が集りまして、そしていろいろ御意見を承った。そのときに、私非常に耳に残っておることは、数人の人から、物価の問題を一生懸命やっているけれども、やるたびに自分たちの仕事が何かこう意味がないような感じがする、つまりむなしい気持になるのだという発言があったのです。これはいまの物価の問題を考……
○和田委員 一つだけ関連質問させていただきます。 大来参考人と櫛田参考人に御質問したいのです。 私どもは、この法案に対しまして、非常に内容もやらなければならない規定があると思うのですけれども、ただ一つ、疑問――というよりも、心配している点は、やっぱり市街化区域と調整区域との間に、地価が片一方は上がっていく、片一方は停滞ないし下がっていくのじゃないかという問題に対する対策が一つもないということなんですね。そういうことがこの法案に対する私どもの一番根本的な問題なんですけれども、先ほどから御説明を聞いておりますと、そう心配することはないのだというような御意見を述べておられるようなんです。ただ、こ……
○和田委員 いままでの質疑で大体の要点がわかりましたけれども、三点につきまして豊川部長さんに御質問申し上げたいと思います。 昨年、東大の卒業資格を持ったような人が三、四人私の部屋に参りまして、インターン制度は反対だ、こういうようなことについてひとつ御理解をいただきたい、いろいろ一時間ぐらいにわたってお話ししてまいりました。私はそのとき、よくわからなかったものですから、あなた方の指導教授ないし学部長あるいは病院長さんに相談をしてのことかと言ったら、そういう相談はしてないが、相談しても話にならないのだというお話を伺いました。私ども普通考えますと、こういう医学の研修、学習等についての問題は、学生の……
○和田委員 いま島本委員が御質問になりました点について、私からもなお念を押しておきたいと思うのですけれども、いまの漁船の二十トンというのと商船の五トンという、これに働いておる船員さんは何名くらいでございますか。
【次の発言】 私が質問しておりますのは、二十トンの漁船に乗っている船員は何名か、あるいは五トン以上の商船に乗っておる船員は何名か。一つの船に乗っておる人数であります。
【次の発言】 そうです。大体普通の船の平均でけっこうです。
【次の発言】 そうむずかしいことを言っているわけじゃないのです。失業保険法では、陸上の人は五人以上の事業場ということが一つの目安になっているわけですね。海上の場……
○和田委員 私は、この原爆被爆者の問題については、八年ほど前から核禁会議というのをやりまして、そして広島、長崎にもしばしば参っておりますし、被爆者ともよく接触もしておりますけれども、いままでどうしてこういうふうな被爆者に対して政府が具体的な援助の手を伸べられなかったのだろうかということをしみじみ感じておったのです。一般の国民の善意にたよって、そしてカンパ、寄付を募ってささやかなものを援助をするという状態が非常に長く続いたのですね。しかも非常に不十分であったということだと思いますけれども、このたびこういうふうな特別措置法ができまして、私は初めは政府はたいへんなことをやったなと思ったのです。つまり……
○和田委員 年金の質疑に入る前にちょっとお伺いしたいのですけれども、年金の支給額はどういうたてまえで額をお選びになっていますか。それでもって生活のできるものということを目安にしているのか、あるいはその他何らかの基準があるのかということをお伺いしたい。
【次の発言】 年金は、たとえばイギリスとかスウェーデンという国は、一般の勤労所得とどのくらいの開きがあるわけですか。それと日本との違いですね。いま厚生年金であれば大体一万円なり二万円という目安がある。国民年金であればそれより少し低いわけですけれども、先進諸国のイギリス、スウェーデンと比較してみると、どういうふうなことになるのか。
○和田委員 突然の御質問で、格別な資料なんかは要らないと思いますが、宮澤長官は、昨年の春に、牛乳価格について農林省の行政指導をはずされて、自由価格にしたわけですね。その後約一年間の状態をごらんになって、大体見通しどおりの満足するような価格の動きをしているとお思いになっておられるかどうか、この問題をまず御質問いたします。
【次の発言】 この一年間の牛乳価格の問題は、価格問題について非常に重大な示唆を持っておるんじゃないかという感じが、私はしてならないのです。つまり行政指導という状態をはずして、そうして自由な競争下における価格形成、こういうふうなことを物価問題懇談会でも宮澤長官はおっしゃっておられ……
○和田委員 きょう、物価問題の特別委員会に消費者保護基本法が初めて正式に上提されたわけでございます。本来、長官のお時間が許せば、午前中の砂田委員の趣旨説明あるいは武部委員の補足説明に次ぎまして、この消費者行政の中心の役割りを持っておられる経済企画庁長官から、この法律についての決意と申しますか、そういうものをひとつぜひとも承っておきたいということだったのですけれども、お時間の都合でこの時間になったわけでございます。 物価問題特別委員会では、昨年の九月以来ちょうど八カ月にわたりまして、この消費者保護基本法の問題について検討してまいりました。特に理事懇談会をひんぱんに開きましてこの問題を検討してま……
○和田委員 最初に経済企画庁の方にお伺いしたいと思いますが、昨日もちょっと申し上げたのですけれども、この基本法ができますといろいろな重要な仕事が経済企画庁にかかってくるわけです。国民生活局は、現在どういう編成でどういう仕事をしておられるか、ちょっとお伺いいたします。
【次の発言】 この基本法に、国が消費者の保護に関してやるべき事項という項目があるのですけれども、この中に、最初から西までの危害の防止だとか、計量だとか、規格だとか、表示とかいう項目は、各省の関係法律を改正していくということになるわけですが、第五に価格の問題がありますね。公正かつ自由な競争を確保する、あるいは公共料金に対しての気がま……
○和田委員 公取委員長に御質問いたします。 いまの八幡、富士の合併の問題なんですけれども、八幡の稲山社長は有名なミスターカルテルといわれている人で、公正取引委員会の独禁法に対してかなり根本的な批判を持っているのです。この方が今度富士と合併するというので、先ほど武部委員が言ったように、世論に聞きたいというような発言をなさっているわけですね。これは公取委員長がおっしゃったように、形だけの形式的な議論だけでは片づかない段階に来ているのではないかと私は思うのです。したがって、この問題を公取委員長として処理なさる場合の基準を、どこに置かれておるのかということについて御質問したいと思うのです。 先ほど……
○和田委員 総理に御質問申し上げます。 私どもは、生産者中心の政治から国民生活あるいは消費者の立場を重視しなければならない時期に来ているという意味で、消費者保護基本法というものを五年前から主張してきておったのですけれども、今回ようやく消費者保護基本法として成立するようになるだろうということで、たいへん満足しているわけでございます。 この問題につきまして一、二総理に御質問申し上げたいのは、物価問題特別委員会で各党がほんとうに心を合わせて、いろんな見解の相違はありましたけれども、この消費者保護基本法を推進するようになったのは、昨年の九月に神戸に視察に行ったときからのことなんです。そのときに、い……
○和田委員 最初に、経済企画庁に御質問いたします。
いまの日本の価格をきめていくきめ方はたくさんあるわけですけれども、幾つぐらい種類があるのですか。たとえば自由価格だとか、いまの行政指導だとか、再販価格だとか、たくさんありますね。幾つぐらいの価格決定の機構がありますか。
【次の発言】 いま値上げを中心にして価格の問題が非常に混乱していると私は思うのですが、いま日本にある価格としては、相当完全に近い自由価格がありますね。そしてまた、いろいろな法律によってきめられておる公定料金、公共料金のきめ方がありますね。その間に幾つかの種類の価格決定のシステムがあると思うのです。その第一の問題が、つまりいま……
○和田委員 厚生大臣にお伺いいたします。 先ほど河野委員からこの問題についていろいろな指摘がありましたので、私は重ねてこの問題について御質問することはいたしません。ただ、午前中の質疑を拝聴しておりましても、この問題についていろんな――私ども調べましても一番ふに落ちぬ点、あるいは将来解決しなければならない点として特に注目しますのは、カネミ倉庫株式会社がつくった米ぬか油というものを、同じ品物を幾つかの権威のあると思われる研究機関で調べまして、その結果がみんな違うということですね。これは衛生試験所その他で各軽便な調べをしたらいろんなこともあるでしょうけれども、たとえば久留米大学、九州大学、国立衛生……
○和田委員 長官に米価の問題をお伺いしたいのですけれども、先ほど御答弁で、中立米審の答申はその内容からいって非常に重要なものであるし、今後政府としても、この方針によって施策をしていくつもりだというような意味の御答弁があったと思いますけれども、中立米審の答申を宮澤長官と同じような程度で総理大臣も評価なさっておられるかどうか、これをひとつ最初にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 先ほど砂田委員からの御質問もありましたけれども、消費者の期待が閣僚の中では宮澤長官の一身に集められておるという表現での御意見がございました。この問題は中立米審の意見が正しいし、これをできるだけ早く推進できるような状態に……
○和田委員 宮澤長官にお伺いいたします。 先ほどから、行政指導の問題と自由価格制の問題が問題になっているわけでございますけれども、この問題は、私は現在の物価政策の問題を考える場合に、思ったよりも重要な問題だというふうに感ずるわけなんです。つまり、政府が一般的にどういう態度をとるかという問題、予想以上に重要な問題ではないかと思うのです。そして行政指導が悪い、自由化がいいという二者択一の態度では、この問題は解決できない問題ではないかとも思うのです。 そういうことでひとつ御質問申し上げたいのですけれども、まず一般論として長官、最近物価はどんどんと上がっております。所得もずいぶんふえております。需……
○和田委員 いま武部委員とのやりとりを聞いておりまして、一つただしたいと思いますのは、先ほど畜産局長は、農林省の行政指導を、価格指導を含めて検討したいという答弁がございました。それから農林大臣は、小売り商のワンサイドのこのような問題提起には問題がある、検討しなければならぬという答弁がございました。 まず、農林大臣のおっしゃるその意味は、畜産業者あるいはメーカーあるいは卸等のいろいろな価格の取り分の均衡の問題もあるわけでございまして、やはり何らかの形の農林省としての行政指導というようなものが必要ではないかという意味のように聞いたのですけれども、その点どうですか。
○和田委員 原新労働大臣にかわられました機会に、根本問題につきまして御質問をいたしたいと思います。 まず最初に、基準局長さんが早くお帰りになるようでございますから、その問題からお答えいただきたいと思いますけれども、御案内のとおり、たいへんな技術革新、経済成長ということでございまして、労働行政の対象になる問題も非常に変化をしておるということでございます。そういう立場から、この労働基準法の問題について、将来というよりも、できるだけ早くこの問題を検討しなければならないという感じを持っておるのですが、たとえば危険な労働、有害な業務という規定が労基法の中にあるのですけれども、この内容にしても、一ころ前……
○和田委員 菅野長官に御質問申し上げます。 宮澤長官から菅野長官へと、日本の経済指導のかじとりのバトンが引き渡されたわけでありますけれども、私どもは菅野長官の腕前にたいへん期待しているわけであります。 そこで、宮澤長官はたいへんユニークな指導をなさってこられた。それについて、私は大部分賛成なんですけれども、二、三の重要な点について問題があると思って、いままでしばしば御質問申し上げていたわけであります。その点を菅野大臣にお導ねしたいのですけれども、まず第一に、公共料金の問題につきまして、先ほど大臣は武部君の質問に答えて、宮澤長官と違った意見ではないのだというお答えがございました。また、公共料……
○和田委員 それでは二、三分の時間をいただきまして、この問題に関連して御質問いたします。 実は私は、いまの後藤さんと実本局長さんの御意見を聞いておって、当時昭和九年から十三年まで満鉄におったことがあります。列車の乗務員として軍属になったことはないのですけれども、資源調査員というかっこうで三月ほどの軍属になって、満州とか、北シナの奥地を資源調査に歩いたことがある。当時、軍用列車の同僚諸君とよくあれしたのですが、おっしゃるとおり、軍用列車の乗務員というのは、一月ぶっ通しにやるというのではないのです。一週間あるいは二週間、これを続けていく。私のおりました昭和九年から十三年という年は、満州事変の直後……
○和田委員 いま加藤委員からの御質問がございましたけれども、ほとんどその大部分は私も御質問申し上げたいと思ったことでございますので、それについての政府側の答弁がありましたから、できるだけ重複を避けて御質問いたしたいと思います。
まず第一に、今度の訓練制度の一番の中核はどこですか。
【次の発言】 文部省の方、いらっしゃいますか。――それじゃあとでいたしますけれども、いろいろな訓練のタイプがあるのですが、養成訓練というところの専修のコースと高等訓練コースとありますね。この二つの種類に入る資格と申しますか、中学校、高等学校、これは関係ないんですか。なしに入るんですか。
○和田委員 いまの武部委員の御質問の生協の問題についての関連の質問で、通産省にお伺いしておきたいと思います。
いろいろといままでのいきさつをお聞きしたのですけれども、通産省として生協をできるだけ伸ばしたい、育てたいというふうにお考えになっておられるのか、あるいはこれを押えたいとお考えになっておられるのか、その点をひとつ……。
【次の発言】 たとえば灘生協が、地域の問題とかそういうことをやらなくてもああいうふうに大きくなるじゃないかということばは、それであれば私は出ないのじゃないかと思うのだ。現に灘生協自体が、地域の制限は非常に困るということを強く言っているわけでしょう。また、生協というものが……
○和田委員 入江教授にお伺いいたします。
あなたが直接お調べに行ったときと、その前に一回、あと一回と視察団が行ったわけであります。先ほどいろいろお伺いしたのですけれども、結局総合的な判断として、だいじょうぶだと思うが、しかし絶対とは言われない、あぶないとも言われないという御判断のようですけれども、失礼ですけれども、これは安全だと思うのが大体八割くらいですか。
【次の発言】 これは、日本も何とかできたら入れたいと思うから三回も調査団を出したと思うのですけれども、それに対して中共側は十分に調査の機会を与えなかった。先ほど入江教授もおっしゃっておられたように、五分の一しか自分たちが調べたいところの……
○和田委員 大臣がここにおられる時間は何時までですか。
【次の発言】 その時間は厳守しなければならぬわけでしょうね。
【次の発言】 私に与えられた時間は半時間ということでしたけれども、あとに有島委員もおりますから、それでは十五分間くらいの時間しかないと思います。
先ほど大臣の答弁をお聞きしておりますと、つまり交通料金に例をとりますと、交通料金の問題は、料金あるいは運賃を上げる前に合理化をしなければならぬ、これをやりなさいというお話だったのですけれども、実はこの話が一番当てはまるのが国鉄そのものなんですね。これは詳しくくどくど申し上げませんけれども、国鉄こそ、運賃を上げるよりは国鉄の合理化が先……
○和田委員 どうも申し上げようと思ったことを少し忘れたような感じで……。(笑声) 岩尾さんにちょっと御質問いたしますが、私、これは全然質問するつもりはなかったのですけれども、ただいまあなたの論文を武部委員からお借りして拝見し、またいまのお答えを拝聴しておりまして、やはりあの論文の焦点の置き方を少し考えてみる必要があるんじゃないかという感じを持ちました。それは、あなたが言われているところの二八%近いベースアップのあの問題、それを基準にして公務員の人事院の裁定になるということですが、これは確かに労働賃金が一六%近く上がったということが物価を押し上げていくという影響はあると思いますけれども、しかし……
○和田委員 関連。先ほど帆足委員からの質問に対して金光局長がお答えになったことで、これはどうもならぬなという点が一つありますので御質問したいと思います。 物価委員会でせんだって国立衛生試験所に参ったときに、私も実はびっくりしたのですが、私は朝、別行動で世田谷の国立衛生試験所に行ったのですが、さがすのに困ったのです。所は大体聞いて地図をもらっておったのですけれども。つまり、私が考えておった国立衛生試験所と現実の試験所とはたいへんな違いがあったということなんです。日本の公衆衛生をつかさどる一番中心の機関だと思っておったので、もっとりっぱなものだと思っておったのですが、たいへんなお粗末なものだとい……
○和田委員 環衛局長に御質問いたします。
七月二十九日でしたか、町田の保健所でウサギの肉を混入した豚肉というのがございました。あのときのウサギの肉は中共から二千トン輸入したというのですが、その二千トンのおおよその行くえはわかりますか。
【次の発言】 九月の二日から六日にわたって東京都で食肉業者の検査をやった結果がおととい発表されましたけれども、私もきのう東京都へ参りまして実際に検査をした人からよく事情を聞いてみたのです。あの検査は、十分事前に検査をするということを公表して、そして検査をした結果が、約五千数十軒の中で十件の表示違反ですか、そして一件は無許可の営業をしておった、そしてその他いろい……
○和田委員 最初に、金沢の自衛隊機の墜落事故につきまして、ちょっと防衛庁の見解をただしておきたいと思います。 まあ、自衛隊はだんだんと災害出動なんかをしまして、国民の中にとけ込んできた。たいへん私どもも喜んでおるわけでございますけれども、今度の事件で、不可抗力とは思われないような状況のもとで四人の人が死ぬ、そうして多数の人がけがをなさったという、この事故については、ほんとにたいへん遺憾に思うわけでございますけれども、それにつきまして、自衛隊の監督をしておる防衛庁長官は、真剣にこの問題を反省してみなければならぬと思うんです。これはいままで同僚議員からいろいろ指摘があったわけでございますから、あ……
○和田分科員 企画庁長官にお伺いいたします。 一昨日、物価問題対策特別委員会で四党共同の決議案を出したわけであります。その中にいろいろと要望事項があるわけですけれども、きのう長官が新聞でお話しになっておられる合理化カルテルですね。牛乳の小売り商、この問題をさっそくお取り上げになっておられるわけです。あの決議でいろいろたくさん議論をした問題があるのですが、その問題は、重要な議論の中の一つの問題なんです。 つまり、ああいう小売り商のカルテルというものが現段階で持つ意味というのは二つあるわけです。物価の問題から見ると、プラスになる面とマイナスになる面とがあるという問題があると思うのです。おそらく……
○和田分科員 私は、もう時間があまりございませんから、ほんの十分か十五分くらいで質問を済ませたいと思います。先ほどから古井さんといまの堀さんの話をいろいろ承っておりまして、私が申し上げたい点が幾つかよくわかったような感じがしますので、質問を簡単にいたしたいと思います。 先ほど古井さんの御質問で、大臣はこの抜本対策というのを五十三年度にやる決心だというお考えを発表されたわけですけれども、それはこのように理解していいですか。たとえば審議会で今年の九月ごろまでは原案のいろいろ意見を聞く、十二月ごろまでには厚生省としての大体の腹がまえをつくる――大体というよりも原案らしいものをつくるというような腹が……
○和田小委員 私ども民社党のほうも、戸叶委員長の御提案になられております消費者の基本的な法律、この構想には基本的に賛成でございます。これは、昭和三十八年ごろからでしたか、私ども、消費者基本法というようなものが必要だということを主張してきておるわけでございますけれども、特に最近の状態を見ると、かなり急いでこのようなものをつくる必要があるのではないかということを強く感じておるわけでございます。 この二月から、物価問題特別委員会で、二回ほど重要な問題についての各党一致の決議をしたのでございますが、この決議を実行できるような形にする一番の当面の責任者は宮澤企画庁長官なんですけれども、宮澤さん自身が、……
○和田分科員 厚生大臣にお伺いしたいのですが、きょうは、いまの御質問と関連をしておる問題なんですけれども、精神薄弱児の問題にしぼりまして、厚生省の今後の方針、あるいは文部省の特殊教育の問題にも関係をして御質問したいと思うのです。 昨年の五月ごろでしたか、私、島根県のある友人から手紙をいただきまして、昭和三十九年に埼玉県の秩父学園に入園を希望した、間もなく入れると思ったがなかなか入れない、それで実情を調べてもらえぬかというようなことで、厚生省に電話で聞き合わせましたら、現在秩父学園、千人待っているうちの五百番だというのですね。つまり昭和三十九年に申し込んだ人が、昭和四十二年にまだ五百人も待たな……
○和田委員 いまの総裁の御答弁で安心のような感じもするのですけれども、最初にお伺いしたいのは、昨年の十一月に発表されましたいまの国鉄財政再建推進会議の意見書、これを総裁、どのように評価されておりますか。
【次の発言】 実は、その意見書の冒頭のことばにあるのですけれども、三ページの上から四行目ですが「爾後、赤字は加速度的に増加し、遠からず破局的な状態に至るものとみられている。」こう書いてあります。最初に、のっけからこういうことばを使っておられます。いまの村山委員とのやりとりで、たいしたことはないのだというような御判断があったようですけれども、このことばは、単なるまくらことばと受け取られますか。
○和田分科員 私は、労働省の今回の職業安定業務あるいは基準、あるいは婦人少年局の地方移管の問題について、労働大臣を中心にして御質問をいたしたいと思います。
今度の改正で地方労働局というものをブロック別に設けるということですけれども、ブロック別というのはどういうところなんでしょうか、大臣。
【次の発言】 これは労働行政だけではないのですけれども、最近の異常な経済の発展ということで、行政全般をもっと広域的な行政に編成がえをしなければならないという強い傾向があると思うのですが、この問題、大臣どのようにお考えになりますか。
【次の発言】 その場合に、職業安定業務あるいは基準業務等の問題、いままで労働……
○和田分科員 菅野大臣に御質問いたします。 予算委員会の質問を通じまして、菅野大臣あるいは大蔵大臣、総理大臣と、いろいろな人の答弁をずっと聞いておるのですけれども、八幡・富士の合併等を契機にして出ておる管理価格の問題についての政府の見解が非常にあいまいだという印象を受けるのであります。 きょうで分科会は終わりますから、その問題について大臣のお答えをいただきたいと思うのです。 八幡・富士の合併がいろいろうわさされておるし、どうやらできそうなんですけれども、政府は一貫して、八幡・富士が合併しても、管理価格あるいは独禁法違反というようなおそれはないのだという御答弁だったと思いますが、どうでしょ……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。