阿部助哉 衆議院議員
31期国会発言一覧

阿部助哉[衆]在籍期 : |31期|-32期-33期-35期-36期
阿部助哉[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは阿部助哉衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院31期)

阿部助哉[衆]本会議発言(全期間)
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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 衆議院本会議 第16号(1967/05/25、31期、日本社会党)

○阿部助哉君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました所得税法並びに法人税法の一部を改正する両法律案に反対の討論を行なわんとするものであります。  まず、近代税法の大宗であります所得税法におきましては、第一に、富の再配分機能を果たすため、応能の原則、公平の原則と、第二には、生計費には課税せずという原則が貫かれなければなりません。ここに視点を置いて両改正案を検討いたしますとき、幾つかの大きな欠陥を指摘せざるを得ないのであります。  われわれは、本法案の審議にあたり、標準世帯の課税最低限百万円まで実施を強く要求し、その根拠を明らかにして、政府を追及してまいりました。  四十二年……


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第56回国会(1967/07/27〜1967/08/18)

第56回国会 衆議院本会議 第8号(1967/08/06、31期、日本社会党)

○阿部助哉君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました大蔵大臣水田三喜男君の不信任案について、提案者に対して若干の質問を行ないたいと思います。  ただいま御説明の提案は全く適切な提案でありまして、全面的に賛成するものであります。しかしながら、大蔵大臣のこのような政治行為のよって来たるところをさらに検討してみまするならば、これは単に当面の健康保険法の改正問題にとどまらず、わが国の財政経済、さらには民主主義の運命にもかかわる重大な問題を蔵しておると考えるのであります。  そもそも、現在の大蔵大臣は、数多い閣僚の中でも、最も重要なポストといわなければなりません。ことに、現佐藤総理のように……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 衆議院本会議 第8号(1968/03/05、31期、日本社会党)

○阿部助哉君 私は、日本社会党を代表して、ただいま提案されました製造たばこ定価法の一部改正、酒税法の一部改正、物品税法等の一部改正の三法律案に関して、質問を行ないます。  これらの改正案は、たばこ、酒及び幾つかの製品に対する間接消費税を引き上げるという、一見定価表の改定のようなものでありますが、その社会的、政治的影響は、見のがすことのできない重要問題を蔵しておるのであります。  たばこと酒の値上げに対しては、ごうごうたる非難の声があがっております。国民世論の判定は、すでに明らかであります。すなわち、値上げには絶対反対であります。総理大臣、大蔵大臣のお耳にこの大衆の声がはたして聞こえておるかどう……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 衆議院本会議 第8号(1969/02/25、31期、日本社会党)

○阿部助哉君 私は、日本社会党を代表し、この際、租税特別措置をめぐる基本的な諸問題につき、総理大臣の見解をただしたいと思います。  巨大な独占資本に奉仕する税の減免措置に対し、国民大衆のふんまんはいまや頂点に達しております。政府の御用機関ではないかといわれる税制調査会ですら、租税特別措置が課税公平の原則に違反し、さらに、慢性化、既得権化の危険を指摘しております。にもかかわらず、他方、経団連は、政府に対し特別措置の新設を強く迫っており、昨年末彼らが作成いたしました要望一覧表には、実に延べ二百三十余件にのぼる新たな特別措置が列記されておるのであります。  本日提案されましたのは住宅、原子力発電など……

阿部助哉[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院31期)

阿部助哉[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 大蔵委員会 第5号(1967/03/28、31期、日本社会党)

○阿部(助)委員 私、この総選挙で初めて出てまいりまして、大蔵委員会へ所属をいたしました。とりあえず三十九年からの速記録に一応目を通してみました。租税特別措置法に関しまして論議された速記録に対しては、特に注意をして目を通してまいったわけでありますが、私が日常活動をいたしておりましても、また選挙においても、国民の大多数は、この物価の問題と同時に、重税の問題に一番大きな悩みを持っておるのであります。財政は、国の政治の物質的な裏づけでありますだけに重大な問題であり、これが狂ってまいりますと国の政治も狂ってまいるわけであります。幸いにこの委員会は、租税を一つの中心といたしまして論議されておる委員会でご……

第55回国会 大蔵委員会 第10号(1967/05/10、31期、日本社会党)

○阿部(助)委員 交付税法の問題について御質問をいたしますが、その前段として、大臣がおられませんので、大蔵省を代表して次官にお伺いしたいのでありますが、いま大蔵省は予算のたびにいろいろな査定で非常な苦心をされておると私は思います。各省からいろいろな要求が出てまいります。しかも、そのいろいろな要求が重複をしないように、そうして、つまるところ、最少の経費で最大の効果を発揮しようということで査定をされることであろうとは思いますが、それにしても、その査定の場合には、この政府の基本的な考え方、政策、そういうものを勘案しつつやられることだろうと私は思うのでありますが、それはそのとおりやっておられますか。

第55回国会 大蔵委員会 第15号(1967/05/19、31期、日本社会党)

○阿部(助)委員 いままで所得の課税最低限七十四万円の問題をめぐっていろいろと論議もされてまいりました。また、その速記録もいろいろ調べてみるのですが、かえってわからなくなってくる。国民は、減税されたというけれども、さっぱり楽になったというような気がしないわけであります。そうすれば、何か国民全部が、いまこういう段階だからこういうふうでがまんせいというならば、それなりの理論的な根拠があれば、それなりにまた納得するだろうと思う。しかし、そういうものもさっぱり示されていない。たとえば、参議院の大蔵委員会でわが党の田中さんが質問しておりますけれども、生活基準というか、いわゆる大蔵省メモなどというものも、……

第55回国会 大蔵委員会 第17号(1967/05/24、31期、日本社会党)

○阿部(助)委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました三法案のうち、相続税法の一部を改正する法律案に対しては賛成、所得税法の一部を改正する法律案並びに法人税法の一部を改正する法律案に対しては反対の討論を行なわんとするものであります。  所得税法は、何と申しましても近代税法の中心でありまして、国民生活に与える影響もまた大きいのであります。したがって、応能の原則、公平の原則とともに、生計費には課税せずという原則が貫かれていなければなりません。ところが、このたびの改正案を見ますと、この原則に照らして幾つかの欠陥があります。  その一つ一つを申し述べる余裕がありませんので、その……

第55回国会 大蔵委員会 第33号(1967/07/18、31期、日本社会党)

○阿部(助)委員 いま議題となっております国債整理基金の場合、私がまず第一にお伺いしたいのは、本法と財政法との関連でありますが、これはやはり財政法が一般法、この法律が特別法という関係になると思うのですが、これはいかがでしょうか。これはどなたでもいいですが……。
【次の発言】 そういたしますと、この法律は明治三十九年に制定されておる、そして一般法である財政法は、日本国憲法が制定され、そうして戦後に制定されておるわけですね。そうしますと、この財政法に抵触すると思われるようなもの、また、そういうようなものはやはり改正されるか、これが無効であるというようなことになると思うのです。まあ、原則的なお伺いな……

第55回国会 大蔵委員会 第35号(1967/07/20、31期、日本社会党)

○阿部(助)委員 銀行局長にお伺いするのですが、実は全国的にあっちこっちで問題になっておるようでありますが、中小企業協同組合法に基づいて信用組合を設立をしておる。これは、御承知のように、これを認証するというか、許可する権限は県知事にあるわけなんですね。したがって、直接的には局長のほうには関係がないのかもわかりませんが、しかし、これが金融業務を扱うとすれば、何といっても、そういう金融関係の一番指導的な役割りをしておる大蔵省がこれに全然無関心であるというわけにはまいるまい、こう思うのであります。  時間が制約されておりますから、簡単にお伺いしますけれども、実は新潟でこれに基づいて朝鮮の人たちが朝銀……


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第56回国会(1967/07/27〜1967/08/18)

第56回国会 災害対策特別委員会 第3号(1967/09/08、31期、日本社会党)

○阿部(助)委員 最後でありますので、なるたけ端的にお伺いいたします。道行きを抜きにいたしますので、そのようにまた御答弁をお願いしたいと思います。  まず、政府が発表しております公共事業の繰り延べでございますが、少なくともこの被災三県についてはそのことのないように要望いたしますが、政府のお考えはいかがですか。
【次の発言】 先ほど話がありましたけれども、災害救助法のいろいろな単価は非常に低いということはもう皆さん御承知のとおりであります。それで、一日百円というのは、大体どういう根拠で百円という計算をされたのか。たとえば大蔵省が課税最低限で百二十六円、これもいろいろな物議をかもしたわけであります……

第56回国会 災害対策特別委員会 第4号(1967/10/06、31期、日本社会党)

○阿部(助)委員 大臣がお急ぎですから、簡潔にお伺いします。  新潟へ明日おいでになるそうですか、自作農維持資金の問題はどのような形で方針を出されたのか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 もう災害以来四十日になんなんとしておるわけですし、現地の人たちは、この問題に非常に大きな関心を持って期待しておるわけです。そういう点で、統計調査部の問題はいつごろまとまるのか、その見当はどうですか。
【次の発言】 県のほうから大体出ておるわけですね。市町村段階での要求は三十七億であるとか、あるいはそれを共済あるいは天災融資である程度カバーして、十六億はぜひほしい、こういう形で出ておるわけです。それでもう……

第56回国会 大蔵委員会 第4号(1967/11/14、31期、日本社会党)

○阿部(助)委員 たいへん時間が制約されておりますので、簡潔にお伺いいたしたいと存じます。  まず、さきの国会が終わると国債消化の不良化が表面化したり、また、国会中はなかなかお話しにならないことが、国会が終わるといろいろな問題が出てまいります。  とりあえず、まず質問の前提として、いまいろいろ財政硬直化ということで問題になっておるようでありますが、大臣にこの財政硬直化の原因というか、まあいろいろありましょうが、一番おもなものをお示しを願いたいと思います。
【次の発言】 いまのお話だとわかるのでありますが、宮澤構想が出された、あるいはまた、最近のマスコミといいますか、そういう新聞等のあれを見てお……


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第57回国会(1967/12/04〜1967/12/23)

第57回国会 大蔵委員会 第4号(1967/12/20、31期、日本社会党)

○阿部(助)委員 まず、一ころは何かアメリカがくしゃみをすれば、ヨーロッパはどうだとか、日本は肺炎になるとかいう話がありましたが、情勢は多少変わってきたにしても、日本の経済はやはり貿易の問題、国際的なつながりというものが非常に密接で、経済が動いていると思いますが、その点はどうでございましょうか。
【次の発言】 先日も武藤委員からお話がありましたけれども、この大臣の所信表明で、「もとより、円の価値は、わが国経済のゆるぎない力にささえられて」云々と非常に強気な表現をしております。ところがまた、きょうの新聞で見ますと、局長は自民党の政調会の役員会に、いろいろと今日のきびしい海外環境について説明をされ……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 大蔵委員会 第4号(1968/03/01、31期、日本社会党)

○阿部(助)委員 おそくなりましたし、大臣もお疲れだと思うので、簡潔に御答弁を願います。  まず第一に、このたびの予算は総合予算主義ということでだいぶ宣伝をしておられますが、総合予算主義とは一体どういうことなのか、簡単にひとつ御答弁願います。
【次の発言】 いままでも自然増が見込めれば、見込める時点においてはそれを見込んで年間の予算を立てるというのが当然だと思いますし、いまの大臣のおことばもそういうことだと思うのですが、いままでそれをやっておらなかったというところに問題があると思います。いま自然増があるからないから総合予算を立てる立てないんじゃないんだ、本来、これがほんとうの姿だ、こういうこと……

第58回国会 大蔵委員会 第6号(1968/03/06、31期、日本社会党)

○阿部(助)委員 開銀の総裁おいでになっておりますので、まず最初に聞きますけれども、開銀には基本金利というのと特利というのがございますけれども、基本金利で貸し付けてある総額はどれくらいで、特利ではまたいろいろパーセンテージがあるようでありますが、電力、外航船であるとか、あるいは電子計算機であるとかいうふうに、いろいろ種類によって特利が違うようでありますが、その違う種類によっての金額をちょっと示していただきたい。
【次の発言】 そうしますと、基準金利というのが大体二〇%でございますね。基準でないほうが多いようでございますが、この基準というのは、金利がこれくらいでいいというのは、何をもとにしてきめ……

第58回国会 大蔵委員会 第7号(1968/03/08、31期、日本社会党)

○阿部(助)委員 まず、アジ銀が発足をいたしましてから新しく加盟した国はどことどこですか。
【次の発言】 このアジ銀の中で、域内ということで「アジア及び極東の地域」というふうに書いてありますが、これはどの辺まで入るのですか。中東まで入るのですか。
【次の発言】 そうすると、エカフェへ入っておるということになれば、国連に加盟しなくともいいわけでね。それは全部国連に加盟しているわけではないですね。
【次の発言】 そうすると、韓国なんかどうなるのですか。
【次の発言】 これは出資の状況は、これを見ると大体順調に入っておると思うのですが、これは順調に入っておるのでございましょうね。

第58回国会 大蔵委員会 第10号(1968/03/15、31期、日本社会党)

○阿部(助)委員 大臣、たいへんお忙しいようでございますが、何か、けさロンドンでは金市場、証券市場が閉鎖したというお話でありますが、それはほんとうでございますか。
【次の発言】 いまのこの国会で大臣の財政演説、それでは、円はゆるぎないということを非常に強調しておられました。私は、そうではないだろうということで聞きましたし、またつい三、四日前に、わが党の武藤委員からは、いまのドル問題あるいは金問題についていろいろ質問がありましたけれども、全く政府は楽観的なお話をしておられた。三日、四日たった今日、もうこのような事態になっておるが、大体政府はそれに対する対策というようなものを検討しておられたのでし……

第58回国会 大蔵委員会 第11号(1968/03/19、31期、日本社会党)

○阿部(助)委員 四十二年度の予算を可決するときに附帯決議がございましたね。それの第一項には「所得税の課税最低限の引上げについては標準五人世帯百万円を目標として、可及的速やかにその実現に努めること。」こういうふうに決議がなされているわけであります。ところが、この前佐藤総理がこの委員会においでになりまして、これはいつ実現をするのか、こういう質問に対して、総理はたしか四十五年度に実施をするのが公約ですと、こう答弁をされたと私記憶をしておるのですが、四十五年ということになったときには、その百万円というのは名目所得で百万円をさしておられるのか、あるいは四十二年の百万円、その実質でお考えになっておるのか……

第58回国会 大蔵委員会 第15号(1968/03/26、31期、日本社会党)

○阿部(助)委員 私は、国債の別ワクの非課税の点でお伺いをしたいのでありますが、また新しくこうやって特別措置をつくられるというこの目的をまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、いま国債がなかなか消化されないからやる、こう言っておるのですが、その問題はまたあとで聞くことにしまして、まずこの発行条件を変えられた。その上で今度のような措置をとりますと、新聞等で報道されるのは、実質利回りが六・九〇二%、こうなっておるわけすが、政府保証債あるいは利付債、貸付信託あるいは一流の事業債というようなものの利回りを出してもらって、それと検討してみたいと思うのですが、それをまず出してもらいたいと……

第58回国会 大蔵委員会 第20号(1968/04/05、31期、日本社会党)

○阿部(助)委員 まず、一番最初に専売公社の総裁にお伺いをしますが、公社は国民のために、たばこを国民の需要にこたえてできるだけ安く、またその供給を確保するという大きな使命を持っておると思うのですが、いかがですか。
【次の発言】 そうしますと、この供給を確保するということが大事であるが、それが、いままでの論議の中でもありましたが、財源確保のために吸ってない人たちにもたばこを吸わせるとか、吸っている人にさらによけい吸わせるというような宣伝はいまはやっておらないと思うのですが、いかがですか。
【次の発言】 公社は、年間今度は大体二千五十億本ですか、という大きな見込みを立て、販売金額も七千億をこえると……

第58回国会 大蔵委員会 第22号(1968/04/10、31期、日本社会党)

○阿部(助)委員 いままでいろいろ同僚委員から質問がありましたが、何といっても予算と関連する法律であります。ところが、予算のほうはもう参議院で、十六日には自然成立、場合によれば十五日に通るかもわからぬという段階に来ておる。ところが、この法律はそれと関連があるから急がなければいかぬということになってくるわけです。  いまこの法律をめぐっていろいろな人たちが、将来に対する不安をお持ちになっておる。五十万からの反対の署名が集まっておるというような問題であります。それをなぜこういうふうに予算と関連だということで急ぐようなやり方をするのか、そこにまず私は不満があるわけであります。できるならば、こういう大……

第58回国会 大蔵委員会 第27号(1968/04/23、31期、日本社会党)

○阿部(助)委員 今度の法律で、一般会計を通して行っておる金が直接公団に行くということで森林の開発をやろうということでありますが、それに関連しまして、まず、ここの委員会でも、いままで物価問題等がいろいろ論議されてまいりましたが、いま物価の中でも一番値上がりの激しいものの一つとして木材があるわけでありますが、なぜこのように木材が足らないのか。また、外材の輸入が非常に多い。あとでお伺いしますけれども、そういうことは、どうも何か林野行政そのものに問題があるのじゃないか。たとえば皆さんの白書で言っておりますように、六八%に及ぶ山地帯を持っておる。しかも日本は御承知のように、どっちかといえば高温多湿、木……

第58回国会 大蔵委員会 第29号(1968/05/07、31期、日本社会党)

○阿部(助)委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となっております国有林野事業特別会計法の一部改正案並びにこの修正案について反対の討論を行ないます。  ただいま議題となっております国有林野事業特別会計法の一部改正案は、国有林野事業特別会計に属する特別積立金引当資金は従来一般会計に繰り入れていたが、当分の間、森林開発公団に対する出資に優先的に使用することができるものとしたのでありますが、森林開発公団は二十五年に熊野並びに剣山の開発のためにつくられたものでありまして、その使命はおおむね終了しておると思うのであります。  ただ、一度公団をつくりますと、何らかの理由をつけて温存すること……


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第59回国会(1968/08/01〜1968/08/10)

第59回国会 大蔵委員会 第2号(1968/08/08、31期、日本社会党)

○阿部(助)委員 大蔵大臣にまずお尋ねしますが、大臣、辞表を書いたという話があるのですが、これはほんとうですか。
【次の発言】 無理してお答えにならなくてもいいんですが、この段階で、先ほど渡辺委員からお話がありましたように、これがこういう形で米価問題に大蔵省が圧力をかけておる、こういう感を強くいたしますので、お伺いしたまでであります。お答えがなければそれでよろしゅうございます。  いま米価の問題が非常におくれておりますが、これはいつおきめになるのですか。
【次の発言】 すぐというのは、十日の日に終わりますから十一日にきめるということですか。

第59回国会 大蔵委員会 第5号(1968/11/06、31期、日本社会党)

○阿部(助)委員 本日は、租税特別措置に関していろいろと質疑を行なうつもりでおったのでありますが、何といっても時間が限られておりまして、二十分ということでありますので、詳細な質疑はまた別の機会に譲りまして、ほんとうに原則的な問題だけを大臣にお伺いしたいと思います。  新聞の伝えますところによりますと、大蔵省は租税特別措置に関して実態調査を行ない、検討を進めているということでありますが、大臣そのとおりでありますか。
【次の発言】 期限切れのものだけ検討しておられる、全体の問題はしておられないということでございますか。
【次の発言】 私は、新聞等で拝見するところでは、特別措置全体を検討しておるとい……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 外務委員会 第8号(1969/03/25、31期、日本社会党)

○阿部(助)委員 まず第一に、新田先生に教えていただきたいのでありますが、この問題で、最終的には一応認めたとしても、フランスからは相当強いSDR創設についてのいろいろな意見、ある意味では抵抗と言って差しつかえないんじゃないかと思われる意見が出たようでありますが、なぜフランスはそのように抵抗したのかということを少しくお教えいただきたいと思います。
【次の発言】 私も必ずしも国際協力というものを否定するものではありませんけれども、堀江先生の先ほどのお話で、アメリカにもいろいろな間違いといいますか、いろいろなことがあって、いまドルが不振になっておる、こういうお話でありますが、もう一つ、確かにいろいろ……

第61回国会 大蔵委員会 第2号(1969/02/17、31期、日本社会党)

○阿部(助)委員 大臣、所信表明演説を聞いておりまして、まあいろいろおっしゃっておるけれども、私は、大臣の所信表明は、財政金融あげて経済の持続的成長、そのためにささげたと言っても過言ではないんではないかという感じがするわけであります。 私たちのことばでいえば、高度成長ということばは資本の強蓄積だ、そして利潤の持続的拡大だというふうに私は考えるわけでありますが、それにしても、その他の問題に対して重要な問題が幾つか落ちておるんじゃないか。  一つは、たとえば物価上昇の原因というのは、その一番急所は突きとめられておっていいんではないかというのがはっきりしてないということや、あるいは軍事費、対外援助と……

第61回国会 大蔵委員会 第5号(1969/02/26、31期、日本社会党)

○阿部(助)委員 いままでのお話で、国際流動性が云々、貿易の量がふえる、したがって国際通貨もよけい要る、こういうようなお話でありますが、それほど貿易の量の増大と通貨量の増大というものは相関関係があるのですか。
【次の発言】 それはあるといえばあるのだが、輸出、輸入のあれが均衡しておれば、それほどその問題は関係ないわけでしょう。必ずしもそれは関係がないと私は思うのですが、きょうは時間がないから議論はやめて、問題が多いのでお伺いするだけにしたいと思います。  日本の外貨の保有の状況とその運用の状況をちょっとお伺いをしたいのです。どうも発表されないのは、一つは金の所在、外国銀行への預金のあり方等であ……

第61回国会 大蔵委員会 第12号(1969/03/18、31期、日本社会党)

○阿部(助)委員 大臣おいでになっておるので、ちょっと大臣のためにも、この前、本会議で、私、租税特別措置の質問をいたしましたが、大臣、これはメモの読み違いじゃなかったのですか。私、地方税の最低限の問題なんというのは聞いていない。特別措置の問題を聞いておるのですがね。大臣は地方税と所得税の最低限の問題なんということを御答弁されたのは、これはメモを取り違えてお読みになったのじゃないか。本会議は、私に御答弁なさるのじゃなしに、むしろ国民に対して御答弁なさるとすると、次期総理、総裁というふうに目される大臣の答弁としては、これは少しピントがはずれておるのじゃないだろうかという感じがするのですが、これ大臣……

第61回国会 大蔵委員会 第19号(1969/04/11、31期、日本社会党)

○阿部(助)委員 自治省にお伺いしますが、皆さんと大蔵省でいろいろと折衝されたやに新聞は報道しておるのですが、それは第十三次地方制度調査会の中間答申等にも出ておるのですが、地方交付税、これは地方の固有の財源だというふうに、これにも載っており、皆さんもそうおっしゃっているようです。その点では私もそう思うわけですが、自治省のほうではどうお考えですか。
【次の発言】 固有の財源だということになりますと、これはかってに貸すとかくれるとかいうことができるわけですか。
【次の発言】 いま法律を出した問題は、先ほど村山委員から質疑がありましたが、私はその前にまず、固有の財源だ、こうおっしゃると、これは皆さん……

第61回国会 大蔵委員会 第20号(1969/04/15、31期、日本社会党)

○阿部(助)委員 さっきから定足数を言っているのですが、委員長は何もおっしゃらない。われわれは審議に協力するために本会議後こうやってやっておるわけです。大臣もお疲れでだいぶ眠そうなお顔をしてつとめておられる。自民党の方々はもう少し定足数をそろえて――これはわれわれの国対の決定でもありますので、ほかの委員会も全部定足数の足らぬところは、内閣委員会等ももう休みにしておるわけです。もしおやりになるならば、われわれも協力するから定足数をそろえてやっていただきたい。

第61回国会 大蔵委員会 第21号(1969/04/16、31期、日本社会党)

○阿部(助)委員 この法律が実施をされますと、通行税というのは二十四、五億入るわけですか。
【次の発言】 この法律は、皆さんの提案理由の説明にありますように、昭和十五年に戦費調達の一環として発足した、こうおっしゃっているわけですが、戦費調達の一環として戦時立法でやられたものは、もう大体考え直してもいい段階ではないか、こう思うのですが、大臣いかがですか。
【次の発言】 いま年数はどうでもいいのですが、大蔵省のこの書類では昭和十五年となっているわけです。それはどうでもいいことですが、やはり理屈に合わないものは、なるべく早く整理したほうがいいのではないか。これは、いろいろな理屈はあるでしょうけれども……

第61回国会 大蔵委員会 第27号(1969/05/09、31期、日本社会党)

○阿部(助)委員 いま議題になっておりますこの国税通則法の一部を改正する法律案は、検討すればするほど問題の多い法律でありまして、私、きょうは一番最初の質問者でもありますので、できるだけ一般的な質問をいたします。しかし、非常に問題が多いし、私のところにまでいろいろな事例を送ってきておることを考えますと、できれば委員長並びに理事の皆さんにお願いをして、一般的な質問が終わったら逐条の御審議をしていただきたいということを冒頭にひとつお願いを申し上げまして、質問に入りたいと思います。  第一に、最近異議の申し立て等が年々増加する傾向にあるやに聞いておりますが、ここ数年間の申し立て件数、並びにそれの税務署……

第61回国会 大蔵委員会 第42号(1969/06/27、31期、日本社会党)

○阿部(助)委員 この一般質問もだいぶ前に予定されておりましたのが、一カ月ばかり延び延びになりましてあれでありますが、時間の制約もありますので、いろいろお伺いしたいのでありますけれども、簡潔にお伺いをいたします。  いま第一にお伺いしたいのは、韓国に対する米穀の貸与についてであります。主管は農林省ということになっているようでありますが、本件は、外国に対して国有財産を貸し付ける、しかも今度の場合には非常に長期で無利子で現物返済といった、全く新たな前例を開いておるのでありまして、農林当局の措置だけではこれは片づけられない問題だ、こう思います。そこで、きょうは大臣がお見えでありますので、大蔵大臣に主……

第61回国会 物価問題等に関する特別委員会 第5号(1969/04/02、31期、日本社会党)【議会役職】

○阿部(助)委員長代理 和田耕作君。
【次の発言】 本日は、これにて散会いたします。    午後零時十二分散会

第61回国会 物価問題等に関する特別委員会 第6号(1969/04/03、31期、日本社会党)

○阿部(助)委員 きょうは大臣が一番最初のごあいさつ以来初めて御出席いただきましたので、国民の物価に対する要求やら不満やらは数限りなくあるわけでありますけれども、その個別の問題はまたに譲りまして、せっかく大臣お見えでありますから、できるだけ基本的な問題でお伺いをしたいと思います。  先ほども武藤委員からのお話がありましたし、大臣の当初のごあいさつにもございますけれども、政府は、国民生活の安定と経済の持続的発展のため、物価の安定を最重点施策とし、総力をあげてこの問題に取り組む、こうおっしゃっておられる。これはいま始まった問題じゃなしに、物価問題がやかましくなりました三十五、六年ごろから、この御報……

第61回国会 物価問題等に関する特別委員会 第7号(1969/04/17、31期、日本社会党)【議会役職】

○阿部(助)委員長代理 武部文君。
【次の発言】 帆足計君。
【次の発言】 本日は、これにて散会いたします。    午後二時七分散会

第61回国会 物価問題等に関する特別委員会 第8号(1969/04/24、31期、日本社会党)

○阿部(助)委員 いま武藤委員からいろいろお話がありましたが、時間がたいへん制約されておりますので、全般を聞くわけにまいりませんが、長官、どうでしょう、物価担当の大臣として、物価安定推進会議が最後の提案ということでこれを出されたわけですが、これに対するお考え、これをお認めになるのか、こういう形でいこうというのか、それともそこには幾つか違った意見があるというのか、そこをまずお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 ただいま武藤委員の質問に対して、ドイツでもアメリカでもイギリスでも、物価問題に対しては非常に真剣に取り組んでおるという御答弁がありましたが、日本の場合にはことし五%という見通しを立て……

第61回国会 物価問題等に関する特別委員会 第12号(1969/06/12、31期、日本社会党)

○阿部(助)委員 米価のことでお伺いしますが、自主流通米という制度がことしから取り入れられるという画期的な年でありますので、消費者米価がどのようになるかという点をお伺いしたいのでありますが、その前段として、まずことしの生産者米価の問題から入ってまいりたいと思います。  端的に、ことしの米価は据え置きだ、こういわれておるのでありますが、次長、これはやはり据え置きだというふうにお考えになっておるわけですか。
【次の発言】 これの算定の内容等は私こまかく触れようとは思いません。いろいろな物価の値上がり、または平均反収をとろうとした、二分の一シグマを見たというような問題はおそらく農水でやられることであ……

第61回国会 物価問題等に関する特別委員会 第15号(1969/07/24、31期、日本社会党)【議会役職】

○阿部(助)委員長代理 物価問題等に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、これを許します。武部文君。
【次の発言】 木原実君。

第61回国会 物価問題等に関する特別委員会 第16号(1969/07/31、31期、日本社会党)

○阿部(助)委員 非常にお忙しいところをおいでいただきまして、中山先生にいまいろいろと物価の原因、対策、そしていままでやっておいでになったいろいろなことをお伺いし、教えていただいたわけであります。私たちも物価委員会として国民の負託に沿うためにいろいろとやってまいりましたが、現実の日本の物価は、先生がいまお話しのありましたように、この八年間大体五・七%という、まあ異常といっていいほどの上昇を続けておるわけでありまして、これまた先生の御指摘のように、国民の中には、爆発こそはしなかったけれども、非常な不満というか、そういうものが起きておるわけであります。それで、この六年、物懇以来ずっとこの会議あるい……

第61回国会 物価問題等に関する特別委員会 第18号(1969/09/10、31期、日本社会党)

○阿部(助)委員 いま物価問題は国民の最大の関心事で、この前東京都で発表した都政白書等を見ましても、一に物価、二に住宅という形であるわけでありますが、先日閣僚協議会をお開きになった。それで幾つかのものが新聞に対策が出ているわけでありますが、どうもしかし、いままでの実績があまりにもひど過ぎて、あがらなさ過ぎて、国民はこの程度の抽象的なことでは、何か政府の物価対策に信を置けないというのがほんとうではないか、こう思いますが、担当大臣の菅野先生、もう少し国民に、なるほどこれで物価がほんとうに押えられるというようなものを出してもらいたいと思う。  それで、まず第一に、この物価問題はきのうきょう問題になっ……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 運輸委員会物価問題等に関する特別委員会連合審査会 第1号(1969/03/20、31期、日本社会党)

○阿部(助)委員 まず、企画庁長官にお伺いしたいのですが、大臣、どうされたのですか。―企画庁長官にお伺いしたいのでありますが、政府は、国鉄運賃の値上げをすると、たしか物価には〇・二%響く、 こうおっしゃっておられるわけですね。それでは、この〇・二%というのは、これは全国の平均だろうと思うのですが、そうでございますね。
【次の発言】 そうすると、これは全国一般でありますから、国鉄の利用度によってこれはたいへん違ってくると思う。たとえば東京周辺の人であるとか、国鉄をお使いになる度合いの多い人、あるいは、いなかのほうにおって、あまりそういう旅行をなさらない方、また、生活上それほど必要のない方、こうい……



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データ更新日:2023/02/05

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