阿部助哉 衆議院議員
32期国会発言一覧

阿部助哉[衆]在籍期 : 31期-|32期|-33期-35期-36期
阿部助哉[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは阿部助哉衆議院議員の32期(1969/12/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は32期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院32期)

阿部助哉[衆]本会議発言(全期間)
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第63回国会(1970/01/14〜1970/05/13)

第63回国会 衆議院本会議 第9号(1970/03/12、32期、日本社会党)

○阿部助哉君 私は、日本社会党を代表し、ただいま趣旨説明のありました租税特別措置法の一部改正に関して質問を行ないたいと思います。  税金がいかに不公平に取り立てられているか、だれの目にもはっきりわかるのが利子・配当優遇措置であります。政府は、勤労大衆の期待に反して、またぞろ悪名高い利子・配当に対する特別措置の延長を提案してきました。  まず、配当控除制度について見ると、給与所得者の場合の課税最低限は、五人世帯で約百万円、事業所得者では七十五万円にすぎず、中でも事業所得の課税最低限は、生活保護世帯が受ける給付額すれすれであります。このような、きわめて低い課税最低限を勤労者に押しつけ、生計費に食い……


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第65回国会(1970/12/26〜1971/05/24)

第65回国会 衆議院本会議 第21号(1971/03/25、32期、日本社会党)

○阿部助哉君 私は、日本社会党、公明党及び民社党を代表して、ただいま議題となりました所得税法、法人税法及び租税特別措置法、これら三法の一部改正案に対し、反対討論を行ないます。  自民党政府が、池田内閣から佐藤内閣の今日に至る十四年間にわたって、意識的に推進してきた、いわゆる高度経済成長政策、われわれのことばに言い直すなら、独占資本の野蛮な強蓄積のための政策は、勤労階級と資産階級の間の貧富の差を非常な勢いで拡大いたしました。それは、政府が、巨大資本の利潤の増大と高蓄積ということを最高の政治目標とし、あらゆる施策をあげてこの目標を追い求めたからにほかなりません。  財政、金融面において、この点、は……

阿部助哉[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院32期)

阿部助哉[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第63回国会(1970/01/14〜1970/05/13)

第63回国会 大蔵委員会 第2号(1970/02/19、32期、日本社会党)

○阿部(助)委員 大臣の十四日の本会議で行なわれた財政演説、まあ総理大臣心得の気分でたいへん調子高く打ち上げられたようでありますが、これをお伺いしており、いまのお話を聞いておりまして一番強く感じますのは、高度成長を高く謳歌しておられる、そして大企業の高度成長を高く謳歌しておられるけれども、その陰に苦しんでおる労働者、農民、中小企業というものは全く眼中にないのではないかという感じを受けるわけであります。また予算編成にあたりまして、政府が最優先的に扱ったと伝えられております防衛費に関して、これは一言も触れておられない。全くふしぎな財政演説であるという奇異な感じを受けるのは私だけではなかろうと思うの……

第63回国会 大蔵委員会 第6号(1970/02/27、32期、日本社会党)

○阿部(助)委員 通則法の質問をいたしますが、その前に一つお伺いしたいことがあるのです。  地目が田畑で、そうしてまわりに宅地やら工場ができてきて農耕に不適格になったので、ここは耕していない、そういうところにもやはり標準税率で、耕作しておるものとみなして税金をかけておるという例があるわけでありますが、税務署のほうでは農業委員会の証明を持っていらっしゃい、こう言うわけですね。ところが農業委員会のほうでは、地目変換をしていない限り証明書は出せませんと、こう言う。そういたしますと、所得税は御承知のように実質課税が原則でありまして、明らかに耕していない、農業収穫はないというのがわかっておる、そういうと……

第63回国会 大蔵委員会 第14号(1970/03/20、32期、日本社会党)

○阿部(助)委員 一番最初に、いままで一般会計でIMFへ金を出しておりましたね。これを外為から出すように変更するわけでありますが、やはり一般会計で出していくべきじゃないかという考えを私は持つのですが、なぜここへ移さなければいかぬのか、御答弁願いたいと思います。
【次の発言】 しかしこれは第十条の七に、「国債整理基金特別会計法第二条第二項の規定の適用については、国債とみなさない。」というけれども、この規定については適用がないといえども、やはりIMFへ出したものは、これは国債には違いないんじゃないですか。どうですか。皆さんがみなそうとみなすまいと、やはりこれは国債には違いないんじゃないですか。

第63回国会 大蔵委員会 第17号(1970/03/27、32期、日本社会党)

○阿部(助)委員 開発銀行の総裁にお伺いしますが、開発銀行の設立の趣旨といいますか、目的というものはどういうことですか。
【次の発言】 皆さんのこの業務報告書によりますと、「経済の再建及び産業の開発を促進する」とありますが、経済の再建というのはいつまでかかるのですか。
【次の発言】 日本の国民総生産が資本主義国では第二位になったというようなときに、なおかつ「経済の再建及び」云々ということで、これだけ大きな金を大資本のほうへ融資しておる。一体、この開発銀行の目的はもうすでに達して終わっておるのじゃないか。なおかつ、これをこうやっていつまでも大資本のほうに奉仕するような形で続けなければいかぬという……

第63回国会 大蔵委員会 第24号(1970/04/10、32期、日本社会党)

○阿部(助)委員 まず第一に、一昨日でありますか、わが党の堀委員からの質問で、所得税の課税最低限等を来年以降もまた検討し、引き上げるような話があったように私聞いておるのでありますが、その点はどうでしょうか。
【次の発言】 何か前には、当局のほうでは、所得税の課税最低限はヨーロッパ並みになった、まあ大体ヨーロッパの所得水準を抜いたので、来年以降あまり引き上げないような話があったように、私新聞等で拝見した記憶があるのですが、そうじゃなかったでしょうか。
【次の発言】 そういたしますと、来年度以降は所得水準であるとかあるいは物価の動向といったような観点から、これはまた考慮する、検討する、こういうこと……

第63回国会 大蔵委員会 第33号(1970/06/12、32期、日本社会党)

○阿部(助)委員 大臣、この前税調が始まりましてごあいさつなすったようでございますね、その要点をごくかいつまんで、そのポイントだけお聞かせ願いたいのです。
【次の発言】 わかりましたが、いまのお話で第一点は、物価がこう上がっていけば、所得税の場合に何がしかの物価調整はせにゃいかぬだろう、一面またいろいろな財政需要はかさんでくる。また、いますぐではございませんけれども、四十七年になりますれば、第四次防の発足であるとか、あるいはまた国債の償還やら、いろいろな問題でメジロ押しに財政需要が重なってやってくるだろうということを考えると、大臣が前からおっしゃっておられるように間接税の問題がどうしても浮かん……

第63回国会 大蔵委員会 第35号(1970/09/04、32期、日本社会党)

○阿部(助)委員 本日は、金融機関の相次ぐ不正不祥事件についてお伺いしたいのでありますが、与えられた時間がたいへん短い。私はまず、順序からいけば事務当局に一応お伺いをし、そうして大臣に、最高責任者から総括的な御意見を賜わりたい、こう思ったのでありますが、もう大臣がお帰りになる時間が迫っておるということでありますので、たいへん私もやりにくいし不本意でありますが、大臣にまずお伺いをして、あとでまた事務当局にお伺いをする、こういうことにいたしたいと思います。  端的にお伺いをいたしますが、先ほど堀委員のほうから質問があり、私の質問の通告もございます。これについて当然大臣としては事務当局の調査を聞いて……


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第64回国会(1970/11/24〜1970/12/18)

第64回国会 大蔵委員会 第1号(1970/12/08、32期、日本社会党)

○阿部(助)委員 このあと、わが党の委員から税金問題を中心に質問が展開されるそうでありますので、私は、その前提になります物価問題にしぼってお伺いをしたいと思います。  政府はいよいよ四十六年度の予算編成に入るわけでありますし、この予算問題ももちろんでありますが、また国民の生活にとりましても、総理が施政演説のたびごとにおっしゃるように、これは当面する重大問題であることには間違いございません。しかし、政府が物価安定に努力するとか、これはたいへんな心配ごとだとおっしゃるたびに、国民の期待に反して物価は大幅に上がっていっておるわけであります。私のところに恩給をもらっておる人たちから手紙が来ておりますけ……


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第65回国会(1970/12/26〜1971/05/24)

第65回国会 大蔵委員会 第1号(1971/01/28、32期、日本社会党)

○阿部(助)委員 この前は本会議で財政演説、またただいまは所信表明をお伺いいたしまして、大臣はたいへんに、日本経済の今日までの運営、そのことについて誇らしげにお話をされたのでありますが、確かに大企業の側から見れば私はそのとおりだと思うのであります。しかしまた、勤労者の立場から見ればここに幾つかの問題があろうと思うのであります。  その点、時間の制約もあって数多く触れることはできませんが、まず、今度の予算は機動的中立型予算だ、また機動的に運営するのだ、こうおっしゃるのでありますが、私は、これは別な面から見ればたいへんおそろしいことだと思うのであります。機動的だ。そうして今度は国会にはかることなく……

第65回国会 大蔵委員会 第3号(1971/02/05、32期、日本社会党)

○阿部(助)委員 まず、政務次官にお伺いしたいのでありますが、大蔵省は、法案はなるべく、国会は、委員会審議は簡単にしてさらっと通したいということなんですか。それとも、国民のためにここで十分審議をしてもらいたい、こういうことなんですか。一体どっちなんです。
【次の発言】 限度というのはどういうことなのかお伺いしたいのですが、実は、こういう法律案が出された、しかもこの法案は、皆さん方としては審議会にはかって審議会の意見を尊重しました、こうおっしゃるようでありますけれども、大体この答申なんというものはいつ委員に配ったのですか。
【次の発言】 私は、大体審議会の委員というものの任命のあり方、選び方、そ……

第65回国会 大蔵委員会 第4号(1971/02/09、32期、日本社会党)

○阿部(助)委員 まず、尾澤先生に御教示願いたいのでありますが、先ほど陳述で、商法改正に密接な関連がある、こういうお話がございましたけれども、それならどういうところが一番関連があるかをひとつ御教示願いたいのであります。
【次の発言】 鈴木先生からもやはり商法とは深い関連がある、こういうお話、お伺いしたのですが、やはり同様なこと――いまのにつけ加えることございませんでしょうか。
【次の発言】 澁谷先生にお伺いいたしますが、一年決算にだんだん切りかえる、こういういまのお話でありますし、答申を見ましても八ページにこう書いてあるのですね。「しかしながら、別途、商法の改正が」云々ときて、「一年決算への移……

第65回国会 大蔵委員会 第6号(1971/02/12、32期、日本社会党)

○阿部(助)委員 ただいま参考人の方々から非常に高邁な御意見を承りました。しかし、預金者大衆は今日インフレーションのもとで非常に不利な貯蓄をしいられておるのであります。そしてこの金融機関の利用の増大――いまお話がありましたように非常に増大しておる。またそれが国家の過保護のもとで実現されておるという事実に、これまた非常な怒りを覚えておるのであります。こういう状況のもとで、最近は銀行事故というものが続発をいたしております。ほんとうに血と汗の結晶を預金した預金者の人たち、この人たちが、この預金の安全性を脅かされておるといっても過言ではないと思うのであります。こういった問題を明確にしないまま、委員会で……

第65回国会 大蔵委員会 第7号(1971/02/16、32期、日本社会党)

○阿部(助)委員 この預金保険法案についてお伺いしますが、これは第一条の目的並びに提案の理由のところにありますように、これは預金者の保護という点を最重点にして、それに徹するということで理解をしてよろしゅうございますか。
【次の発言】 この第一条に「預金者等」という、「等」という字がありますが、これはどういうのをさしておられるわけですか。
【次の発言】 いま預金者が一番不満に思っておる点、また保護しなければならないという点は、政府のほうではどういう問題だというふうにお考えなんですか。
【次の発言】 私もいま当面一番預金者の不満は、預金金利をこえる物価の上昇、すなわち預金をしながらだんだん自分の資……

第65回国会 大蔵委員会 第12号(1971/02/26、32期、日本社会党)

○阿部(助)委員 いままでこの援助の問題につきましてここまで論議が進んでまいりました。いままでお話がありましたように、これから日本の対外援助はだんだん大きくなる。七五年にはGNPの一%までいこうという、こういう国民にとってもたいへんこれは重大な問題であります。ところが私は先日新聞を見ましてがく然としたわけであります。それは、わが国の対外援助額がだんだん大きくなってくる、国民の多くがほとんど実態を知らされない、密室状態の中で、理念のない援助がふえ続けていいものだろうか、こういうような文句を見まして、実際この対外援助というものが一体国民に十分理解されておるんだろうか、内容はわかるんだろうかというこ……

第65回国会 大蔵委員会 第14号(1971/03/03、32期、日本社会党)

○阿部(助)委員 先般来、入場税の問題、たいへん評判が悪いのですが、今度三十円を百円にするということで三上六%、こうおっしゃるのですが、これは学校の生徒の団体の入場については免税するという。これを除いたら一体幾らなんです。
【次の発言】 文化庁のほうにお伺いしたいのですが、いま映画館、演劇の劇場の数は、一応先進国と呼ばれる国の中では多いほうですか、少ないほうなんですか。
【次の発言】 先ほど映画館への入場者の数が減っておるという答弁でありますが、演劇等の場合にはこれはどんなふうになっておるのですか。
【次の発言】 最近は歌舞伎とか劇場等にはいわゆるテレビ会社の招待というような形でのお客さんは相……

第65回国会 大蔵委員会 第15号(1971/03/05、32期、日本社会党)

○阿部(助)委員 まず、先般北京で日中覚書貿易の協定が行なわれまして、たしか委員会等でも、佐藤総理は、この貿易協定の成立ということについては好ましい、こうおっしゃったと私新聞で拝見しておるわけですが、その点は確認してよろしゅうございますか。
【次の発言】 そうしますと、これからも日中の間の貿易はより伸ばしていきたい、こういう政府の考え方だ、こら受け取ってよろしゅうございますか。
【次の発言】 今度提案されておる一番大きな問題は特恵関税の問題であろう、こう思うのでありますが、この特恵関税を行なうということは、幾たびかの国際会議あるいは閣議の決定というものが行なわれております。これが当然日本の中小……

第65回国会 大蔵委員会 第17号(1971/03/10、32期、日本社会党)

○阿部(助)委員 時間がございませんので、ごく筒単に二、三お伺いしたいと思います。  先ほど岡先生のお話で、中国産品に対しては前向きで格差の拡大をないようにしろ、これは形式的な規定だ、やり方があるのではないか、こういうお話がございました。いままた中田先生からは、関税自主権に基づいてこれは格差をなくすべきだという強い御意見がございました。  そこで、岡先生にお伺いしたいのでありますが、この関税自主権を発揮してやるという方法があるのかどうか、もう少し具体的にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 中田先生にお伺いしたいのでありますが、いまいろいろとお話を拝聴いたしましたが、韓国、台湾に特恵を実施さ……

第65回国会 大蔵委員会 第20号(1971/03/16、32期、日本社会党)

○阿部(助)委員 大臣が入るまで時間がないそうですから、きょうは所得、法人をやりたいのですが、まず法人のほうから入らせていただきます。  まず第一に、法人税は二十七年に四二%の税率であったものが逐次引き下げをしてまいりました。四十五年に少し上げましたが、その引き下げをやったたびにそれぞれ理由があっただろうと思うのです。まず、その理由を一つ一つ述べてもらいたいのです。簡単でようございます。
【次の発言】 三十年は資本の蓄積とおっしゃったのですが、これも私は当時のあれを見ると不況対策という面が強く打ち出されておったと思うのであります。三十三年も、所得税との見合いとおっしゃったが、このときもまた不況……

第65回国会 大蔵委員会 第22号(1971/03/19、32期、日本社会党)

○阿部(助)委員 総理にお伺いをしたいのでありますが、私、先日も当委員会で企業の引当金あるいは準備金、この問題についてこの委員会でただしたのでありますが、いま貸倒引当金、退職給与引当金、賞与引当金、価格変動準備金、海外市場開拓準備金、海外投資損失準備金、この六つを合わせますと、これは財政投融資の総額よりも大きな金額になるのです。たとえば四十四年に例をとりますと、この六つの引当金、準備金の合計が三兆八千七百十一億であります。その年の財政投融資が三兆七百七十億でありますから、はるかにこれは上回る大きな金額が社内留保ということになっておる。そこで、私昨年の本会議で総理にお尋ねをいたしました。特に銀行……

第65回国会 大蔵委員会 第24号(1971/03/24、32期、日本社会党)

○阿部(助)委員 通産省の方にまずお伺いしますけれども、いま電力の発電量は、火力、水力はどれくらいの比率になっておりますか。
【次の発言】 ここにたしか四十五年度上期と四十四年下期の決算が出ておりますけれども、昨年一年間で九電力はどれぐらいの利益をあげておるのですか。
【次の発言】 そうしますと、これだけ利益をあげておって、まだ渇水準備金なんというものがなければならないと通産省のほうではお考えになっておるのですか。
【次の発言】 配当や準備金に相当金が回っておると言うけれども、それならば、電力のこの準備金というもの自体が、ある意味で毎年毎年留保されているので、各種の準備金、引当金というのは九電……

第65回国会 大蔵委員会 第28号(1971/04/28、32期、日本社会党)

○阿部(助)委員 大臣を要求してあるのですが……。大臣でなければ質問したって意味をなさないので、大臣が来るまでちょっと待ちます。

第65回国会 大蔵委員会 第29号(1971/05/07、32期、日本社会党)

○阿部(助)委員 大臣たいへんお忙しいのでしょうから、新聞をごらんになっているかどうかわかりませんのでこれをちょっと読みますが、これは四月二十一日の新聞です。北海道で柏樹さんという方が自殺をされたわけです。この遺書の中には「長期的な望展もなしにクルクル変わる〃ネコの目農政〃への怨(おん)念がびっしりつづられていた。」そうして「もう百姓はいや。でも、ほかに生きる道はありません。小学生の末っ子が高校を出るまでは百姓を……。」こういっておるのであります。  それで、いまも貝沼委員からいろいろと話があありましたように一体日本の農業をどうしようとするのか、農民を一体どうしようとするのか、これがさっぱりわ……

第65回国会 大蔵委員会 第33号(1971/05/14、32期、日本社会党)

○阿部(助)委員 まず冒頭に細見局長にお伺いしたいのでありますが、細見さんはある雑誌で、この自動車新税についてジャーナリズムや野党まで増税に賛成するというのは、それも考えものですね、反対は当然のことだと思う、こう言っておるのですが、ひとつその当然のことだという理由を御教示願いたいと思うのでございます。
【次の発言】 私は、この当然だというところに何かもっと大きな理由、理論的なものがあるのだろうと思ったのであります。  それはさておいて、ひとつこの自動車重量税が提案されるに至った経過について一応確かめておきたいと思うのでありますが、これはあの田中構想というのが出発点になった。そして政府の経済発展……

第65回国会 大蔵委員会 第34号(1971/05/18、32期、日本社会党)

○阿部(助)委員 今日までだいぶ長い時間かかりましてこの新税の討論をやってきたわけでありますが、私もまた委員長から、二時間半質問したじゃないか、こう言われておる。そしてまた連合審査でもあれだけいろいろな方々が立って質問しておるけれども、実際言うて、この新税に対して抱く疑惑といい疑問点というものが、私は一つも解明をされていないと思うのであります。もう一ぺんそういう点でお伺いをするのでありますけれども、この新税は、道路と社会資本を充実するという目的でその財源が必要だ、こういうことで新税を創設されたことには間違いございませんね。
【次の発言】 一般財源に入れる入れないは次の問題といたしまして、はっき……

第65回国会 大蔵委員会 第36号(1971/05/20、32期、日本社会党)

○阿部(助)委員 局長、一番最初楢崎さんが、合併を指導される態度ということでお伺いしたときには、自主的にこれをやるのだ、そして職員の身分に対して不利がないように、あるいはまた取引先に迷惑がないように、そうしてこの問題については調査を進めた、こうおっしゃるのですね。こう一番最初に前提を置いておるわけです。ところがあとで、そこへつとめておる労働組合の方々は全員反対であるとか、あるいはまた取引先の人たちは、八千三百一件の取引先の中で、七千九百三十三件の人たちが合併反対の署名をしておるということについては、皆さんのほうはただ経営者という、正金の社長ですか頭取ですか、そこからは意見を聞いておるかもわから……


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第66回国会(1971/07/14〜1971/07/24)

第66回国会 大蔵委員会 第3号(1971/09/17、32期、日本社会党)

○阿部(助)委員 きょうはたいへん貴重な御意見を聞かしてもらって、ありがとうございました。  下村先生に一点だけお伺いをしたいと思うのでありますが、先ほど下村先生は、今後日本の黒字幅がたいへん過大になるだろう、そのためには総合勘定で黒字を出さないようにすべきだ、そのためには自由化や関税の引き下げ、福祉に重点を置いた政策を積極的に行なって行くべきだ、こういうふうにおっしゃったと思うのでありますが、日本の円がなぜこのように国際的に強い黒字を出す、過大な黒字を出そうとするかという点で私お伺いをしたいのであります。  お答えがよく私の的を射ていただくためにちょっと私の意見を申し上げますと、日本の円は国……


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第67回国会(1971/10/16〜1971/12/27)

第67回国会 運輸委員会 第4号(1971/12/17、32期、日本社会党)

○阿部(助)委員 新潟の海で起きました船の油の被害で、住民はいま年の瀬を迎えてたいへん困っているときであります。そういう点でこの委員会で時間を与えていただきました点、委員長はじめ委員の方々に敬意を表する次第であります。  まずこの問題が起きまして、付近の沿岸住民はたいへん困っておるのでありますけれども、政府は現状をどのように把握しておられるのか。窓口が一体どこなのか。これがなかなかわからぬわけであります。原油と中和剤によって死の海となりましたが、ジュリアナ号に残っておる原油の処理、また生業を奪われた漁民や多くの関係者の状況を、いま政府はどのように把握しておられるのか。まず現在までの政府の総括を……

第67回国会 大蔵委員会 第5号(1971/11/02、32期、日本社会党)

○阿部(助)委員 政府は、ドル・ショックだということで景気対策をやる、こういうことで、減税、公共投資の増額をおやりになるわけですが、国民はいま物価の猛烈な値上がりで非常に困難をしておるわけであります。また減税の問題についても、これと関連をしながら聞いてまいりたいのでありますが、何といっても、これは経済政策の基礎であります。ことに低額の所得層には減税の効果もない、そして物価の値上がりで苦しくなる、こういうようなところへきておるのであります。いま物価問題は国民の最大な関心事でありますし、また政府は、いままで施政演説あるいは財政演説で、常にこの物価問題は最大の政治課題であって、これに対して努力をする……

第67回国会 大蔵委員会 第8号(1971/11/10、32期、日本社会党)

○阿部(助)委員 いまかかっておりますこの法律案、これは四十九億四千二百十二万円を一般会計から共済再保険会計に繰り入れる。これは北海道、東北の冷害あるいはまた九州の災害ということで金の不足を来たしたということだと思うのでありますが、これの保険金の支払いの大きなほうから五つ、六つの県名と金額を並べてもらいたいのです。
【次の発言】 そうしますと、北海道で百八十億というと、これはたいへんな大きな金額になるわけでありますが、北海道で農民の方々が米をつくれば、何年かに一ぺんぐらいは冷害になるだろうぐらいのことは承知しておると思うのです。御承知のように、皆さんの専門でありますが、何といってもこれは南方作……

第67回国会 大蔵委員会 第10号(1971/11/16、32期、日本社会党)

○阿部(助)委員 議事進行。委員長、少し法案を審議する熱意が足りないのじゃないですか。さっきから言っているのだけれども、あなたになってからだけですよ、こんなに少ないのは。大蔵委員会はいままでだって一応数をそろえてやっているのがたてまえなんだ。この委員長になってからしょっちゅうこういうことがあるのです。私はいままでがまんしておったんだけれども、これじゃしようがないので、もう少し数をそろえて下さい。

第67回国会 大蔵委員会 第18号(1971/12/21、32期、日本社会党)

○阿部(助)委員 私、この沖繩振興開発公庫の審議にあたって、まあいままでも何がしかの審議があったと思いますけれども、もう一度確認をしておきたいことがあるわけであります。  この法律の立法の趣旨を見ましても、経済の発展、社会の開発の促進等云々というふうに抽象的に出ておりますが、私は、まずやはり沖繩の今日までの歴史的な立場、そして第二に経済社会発展というが、その一番基本的な考えは何なのかという問題をひとつ担当大臣に確認しておきたいと思うのであります。と申しますのは、沖繩は、御承知のように、戦前、戦中、戦後と、これは本土と違う非常に苦しい立場に置かれてまいりました。 そういうことを考えると、政府自体……

第67回国会 大蔵委員会 第19号(1971/12/22、32期、日本社会党)

○阿部(助)委員 たいへん時間が制約されておりますので、私も準備したのをはしょって端的に聞きますから、なるたけ簡明にお願いしたいと思います。  このたび一ドル三百八円に決定をしましたが、皆さんの声明やら談話を読んでみますると、これは三百二十円にきめようと、三百円にこれをきめようと、皆さんの声明は同じものが出たんじゃないか。問題は、皆さんは、踏み石というか、ステッピングストーンをきめさえすれば、また国家はその機能全力をあげて勤労人民を収奪する、国債等で景気浮揚策と言うけれども、利潤の高度成長を果たしていくということで、佐藤総理をはじめ涼しい顔をしておるというのが実態じゃなかったですか。どうですか……

第67回国会 物価問題等に関する特別委員会 第6号(1971/12/22、32期、日本社会党)

○阿部(助)委員 大臣がおいでになったら、その順序から聞こうと思っておりますけれども、少しおくれるようでありますので、物価指数の問題に入って、大臣が来たら一ぺんそっちに切りかえて、また続行したいと思いますので、あらかじめ御了承願いたいと思うのであります。  今度物価指数を改定しましたが、皆さんたいへん苦労してこの指数をおとりになっておるようでありますけれども、もう一ぺん確認したいのでありますが、この物価指数をとるのは、一体何の目的でおとりになるのですか。
【次の発言】 私も、貨幣価値を調べる、皆さんよく名目と実質というような形で測定する、それによって国の計画あるいはまた国民それぞれの生活のめど……


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第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 大蔵委員会 第8号(1972/03/21、32期、日本社会党)

○阿部(助)委員 せっかく大臣がおいでになっておりますので、いろいろ準備した問題に入る前に、ひとつ医師の診療報酬、この問題について大蔵省の見解をお伺いしたいのでありますが、租税特別措置の中で社会的に非常に関心の高いのに、医師の診療報酬に対する所得控除がございます。いずれ機会を見て詳しくお伺いをしたいのでありますけれども、この特別措置は、まあ厚生省あたりの医療行政の怠慢というか、不手ぎわというか、それを税制でしりぬぐいしているようなかっこうになっておるわけであります。税負担の公平を害しておるということは言うまでもないことであります。しかし問題は、わが国の医療政策にかかわる内容を持っておる。それだ……

第68回国会 大蔵委員会 第21号(1972/04/21、32期、日本社会党)

○阿部(助)委員 このたび開銀法の改正を提案されておるわけですが、この法案の改正は、一昨日わが党の委員の質問にお答えになっておるわけですけれども、今度の改正は戦術的な改正でなしに戦略的な改正であるということをたしかおっしゃったように私記憶しておるんであります。私もまたこれはたいへん大きな改正であって、戦略的な改正だ、こう思うのでありますが、これをもう一度確認をしたいと思うのですけれども、いかがです。簡単でいいです。
【次の発言】 戦略的な改正だ、こう言うならば、これほど大きな問題を金融制度調査会等の議を経ないでお出しになったというのは、これはどういうことなんですか。一体どこで論議をし、どのよう……

第68回国会 大蔵委員会 第24号(1972/05/09、32期、日本社会党)

○阿部(助)委員 ことしは青色の準備金をやめまして、それを控除に変えましたけれども、これはどういうことで変えられたんです。
【次の発言】 昨年は細見さんが局長でございまして、それでこれには大体三つの要点を準備金の場合にあげたと思うのです。一つは記帳の奨励、一つはいまおっしゃったように不況のとき取りくずす、そしてこれはまたそのときに課税するのだというようなことで、三番目にはやはり老後の保障といいますか、そういう三つの点をあげられたのだけれども、今度これを控除にした場合には、性格は全然違ってきておると思うのですが、その点はお認めになりますか。

第68回国会 大蔵委員会 第25号(1972/05/10、32期、日本社会党)

○阿部(助)委員 わずかな時間でありますので、ごく簡単に一点だけお伺いしたいのであります。  まず大臣、新全総といわれる新全国総合開発計画を見ますと、私はどうも日本の農業というものは大きく変貌するんだ、こう思うのであります。その点は大臣も御異存はないだろうと思うのでありますが、いかがですか。
【次の発言】 実はこれを見ますと、穀物生産農家は大体八十町歩から百二十町歩の経営規模、これが適正農家なんです。農業基本法のときには、一・五ヘクタールあたりが自立農家ということで発足したわけです。もちろんこの自立農家の基準は、年々逐次規模拡大するだろう、こういうのが、あの制定のときの小倉さんの話でありました……

第68回国会 大蔵委員会 第30号(1972/05/23、32期、日本社会党)

○阿部(助)委員 アジア開発銀行の出資の御提案でございますので、その点についてわが国の対外援助の問題、その問題でお伺いしたいのでありますが、わが国の外交姿勢が今日ほど内外の注目を集めておるときはなかろうと思うのであります。エコノミックアニマルなどといったような、半ば軽べつ的な評価から、あるいはまた今日では経済侵略、軍国主義といった認識のもとに、特にアジア諸国からはある意味では恐怖の目をもって見られておる。アジア開発銀行にかかる法案の審議にあたりまして、私は、きょうは、五月十四日のインドネシア大統領と佐藤首相の会談に関する共同発表についてまずお伺いをしたいと思うのであります。  新聞の伝えるとこ……

第68回国会 大蔵委員会 第37号(1972/06/09、32期、日本社会党)

○阿部(助)委員 まずお伺いしますが、皆さんからもらった「物品税の改正問題について」という印刷物は、これは大蔵省の基本的な考え方、方針なんですか。
【次の発言】 自動車の税金を引き下げるという点が物品税体系に影響するというお話でありますが、私もそう思うのでありますけれども、どういう点で一番影響を及ぼすというふうに当局は考えておるのですか。
【次の発言】 いまお話のありましたのは、やっぱり物品税も担税力を考慮してきめる、そういう原則からいって影響を持つこういうお話だろうと思うのでありますが、最近の大蔵省の物品税に対する考え方がいろいろ動いてきておるのじゃないだろうか。それは三十九年でありますか、……

第68回国会 予算委員会 第13号(1972/03/09、32期、日本社会党)

○阿部(助)委員 きょうは、できれば総理にもお伺いしたいと思っておったのでありますが、総理がおいでにならぬので、主として大蔵大臣にお伺いをいたしたいと思うのであります。  まず第一に、国際通貨をめぐるさまざまな行動が行なわれておりました中で、国民一般にはなかなかわからない納得のできないことの一つは、わが国がなぜ金保有をこんなに怠ってきたのかということであります。外貨保有がいまや百六十億ドルをこした今日、まだ金の保有がわずかに六億七千万ドル、まことに少ないのであります。このことはまさに異常だ、国際的に見ても異常だ、こう言うほかはないのでありますが、政府は金保有をふやす努力をなぜ怠ってきたのかとい……


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第70回国会(1972/10/27〜1972/11/13)

第70回国会 大蔵委員会 第2号(1972/11/07、32期、日本社会党)

○阿部(助)委員 これは政務次官にまずお伺いしたいのでございますけれども、これは政府のほうではこの臨時国会では重要法案、こうみなしておるわけですか。
【次の発言】 もう一つお伺いしたいのですが、この円対策というのは、昨年の政府の円対策が出、それから通常国会でもずっと審議をしてきたわけでありますが、まあ佐藤内閣から田中内閣にかわった、だけれども、やはり自民党政府ということで私は引き続きその関連において質問したいと思うのでありますが、やはり政府、自民党の責任でお答え願えるでしょうな。
【次の発言】 ただいまの広瀬委員の質問あるいはまた貝沼委員の質問を聞いておりますと、円の問題、総選挙の問題は、選挙……


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各種会議発言一覧(衆議院32期)

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第63回国会(1970/01/14〜1970/05/13)

第63回国会 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第5号(1970/09/16、32期、日本社会党)

○阿部(助)小委員 まず委員長にお伺いしたいのですが、岩佐さんは急においでにならなくなったということでありますが、いつ委員長はそれを御承知なすったのか。もし、もっと前に承知をしておるならばひとつ連絡をいただきたかったわけであります。実は私、たいへん皮肉な言い方でありますが、おそらくはおいでにならぬだろうという気持ちを持ちながらも、急遽いなかから出てきたわけでありますが、委員長はいつそれをお知りになったのか。そして岩佐さんの御病気はどういう病気でどの病院においでになっているのかお伺いしただろう、御承知になっているだろうと思いますが、その点ちょっとお伺いしたいのであります。


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第65回国会(1970/12/26〜1971/05/24)

第65回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1971/02/23、32期、日本社会党)

○阿部(助)分科員 大臣、いま住宅、物価、公害というものは国民の重大関心事でありまして、この問題を書けば大体国見はだれでも読む、こういわれておる、わけでありますが、特に住宅問題は、それにこたえたのでありましょうけれども、今度五カ年計画をお立てになった。総戸数九百五十万戸を政府施策で建てられる。そして来年度は六十四万四千戸でございますね、これを建てられる、こういうことでありますが、内訳を簡単に説明してください。
【次の発言】 来年度六十四万四千戸の内訳は、公営で十二万五百でありますか、公庫で二十六万二千、公団で八万四千ですか、その他十七万八千、こう私聞き及んでおるのでありますけれども、公的資金に……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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