岡本富夫 衆議院議員
31期国会発言一覧

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岡本富夫[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは岡本富夫衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院31期)

岡本富夫[衆]本会議発言(全期間)
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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 衆議院本会議 第22号(1967/06/02、31期、公明党)

○岡本富夫君 私は、公明党を代表いたしまして、政府より提出されました公害対策基本法案につきまして、総理並びに関係大臣に質問をいたします。  ただいま趣旨説明にありましたように、近年における人口の都市集中、産業の発展、都市交通の増大に伴って、大気は極端に汚染され、河川は濁り、騒音に悩まされるという、およそ快適な日常生活からかけ離れたわずらわしい問題が数多く生じ、国民の健康にも大きな影響を与えていることは周知のとおりであります。これは、自民党政府が高度成長政策を強力に推進し、住民の生活環境の悪化を無視し、企業のみの発展に終結した結果であるといわなければならないのであります。人間だれしも経済の発展を……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 衆議院本会議 第29号(1968/04/26、31期、公明党)

○岡本富夫君 私は、公明党を代表して、緊急審議を要する政治資金規正法の改正に関して、総理大臣並びに関係大臣に対して質問をまじめに行ないます。したがいまして、最初に申し上げたいことは、熱意があれば、検討中と、そういうような逃げ口上でなくして、はっきりと答弁をいただきたいと思うのであります。  さて、この法案の改正は、今国会提出予定法案の中でも最も重要な法案であり、政界浄化を願う国民大衆は、この法案の正しい改正と、早期成立を大きな期待をもって注目しているのであります。ところが、政府・自民党は、今国会の提出にあたっては、成立できるものでなければならない、そういうような理由で、改正案の検討はもっぱら自……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 衆議院本会議 第17号(1969/03/25、31期、公明党)

○岡本富夫君 私は、公明党を代表いたしまして、今回政府が提出した公害紛争処理法案及び公害に係る健康被害の救済に関する特別措置法案について質問いたします。  戦後、わが国の公害問題は、大企業の無規制な立地並びに政府の無計画な都市過密化のために激増の一途をたどっており、昨年十二月には、国連の舞台にまでその重要性が問題化されております。これは、公害そのものが、わが国に限らず世界的に重大なる影響を及ぼしてきていることを示している証拠であります。  昨年八月、政府は公害対策基本法を制定し、その実施法の具体化に着手してまいりましたが、すべて実情を無視したざる法といわざるを得ないものでありました。  さて、……

第61回国会 衆議院本会議 第40号(1969/05/29、31期、公明党)

○岡本富夫君 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま報告のありました沖繩における郵便貯金の奨励及び簡易生命保険思想の普及に必要な施設及び設備の設置及び無償貸付けに関する法律案につきまして賛成の討論を行なうにあたりまして、まず申し上げたいことは、先ほど来、本会議場において論議された井原逓信委員長の解任問題についてであります。  結果的に一応委員長は信任されましたが、逓信委員長の井原君は、その人柄については、常々私ども同僚議員から、同委員会の委員として、次のように聞いたことを記憶しておるのであります。すなわち、自民党には珍しい、信義を持ったすばらしい人格者であり、あなたが逓信委員長に就任されて以……

岡本富夫[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院31期)

岡本富夫[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 産業公害対策特別委員会 第2号(1967/03/24、31期、公明党)

○岡本(富)委員 先ほどお話がありましたように、各河川の調査、これを農林省もやっていますし、建設省もやっておりますが、その結果を河川にわたって、幾らもありませんからぜひいただきたい。調査の結果を資料でお願いしたいのです。  もう一つは、公害防止事業団の神戸のゴム工場アパートにつきまして、お差しつかえなければ詳しい資料をいただきたいと思います。
【次の発言】 この次に詳しいのをお願いします。

第55回国会 産業公害対策特別委員会 第3号(1967/03/28、31期、公明党)

○岡本(富)委員 きょうは、先般委員会に提出されました公害対策基本法試案要綱につきまして、総理府の方にまず若干御質問をしたいと思います。  総理は、四十九回の臨時国会におきまして「人間尊重は、私の政治の信念であります。人間尊重の社会をつくり上げることは、私の一貫した政治の目標であり、就任以来、これを具体的な政策として裏づけすることにつとめてまいりました。近年、国民所得は増加し、生活水準は著しく向上いたしました。しかし、その反面、たとえば、僻地には、日々の弁当にも事欠く学童があり、都市には、劣悪な居住条件のもと、公害に悩む住民が少なくありません。私は総理として、国民の福祉に責任を負うものであり、……

第55回国会 産業公害対策特別委員会 第4号(1967/05/10、31期、公明党)

○岡本(富)委員 運輸省の関係について、最近民間航空の騒音について非常にやかましくいわれております。特に大阪国際空港の騒音の防止並びに安全対策について地元から非常にたくさんの陳情が来ております。特にジェット機が間断なく離着陸したり、あるいはまたその騒音によって住民感情が非常に刺激されておる。こういう問題に対して運輸省はどういう対策を考えていられますか。
【次の発言】 いま予算が三億しか出ていない、こういうような非常に簡単な対策のように考えられますが、全国の学校、すなわち公立学校の航空機によるところの騒音の被害状況を調査しましたところが、この騒音によって被害が千八百九十九件、そのうち航空機につい……

第55回国会 産業公害対策特別委員会 第5号(1967/05/17、31期、公明党)

○岡本(富)委員 最初に厚生大臣に一言お伺いいたします。  このたび閣議決定されたといわれておる基本法におきまして、その中で、政府は、大気の汚染、水質の汚濁及び騒音にかかる環境上の条件について、それぞれの健康を保護し、生活環境を保全する基準を定めるものとする、こういうようにございます。  そこで、いま私の申し上げたいことは、近年産業公害によるところの被害は顕著で、東大の石崎達教授は、集団検診の結果、東京、横浜、こういうところに住んでおると、五十歳以上に達すると気管支症状または肺機能低下、こういうように人体の健康が非常に急激に衰弱しておる。こういうように発表しておりますけれども、ここでいろいろと……

第55回国会 産業公害対策特別委員会 第6号(1967/05/24、31期、公明党)

○岡本(富)委員 厚生大臣に若干、今度の公害対策基本法につきましてお聞きしたいと思います。  すでに閣議決定されまして本国会に提出されようとしておりますところの公害対策基本法のその目的の中に、「経済の健全な発展との調和を図りつつ、」こういうようにございますが、これに対しまして町の声が非難がごうごうとしておる。いろいろな新聞にもたくさん出ておるのを大臣は御存じでしょうか。
【次の発言】 大体法律というものは国民のものでございまして、一部の権力者のものではない。したがって、大多数の者がこうして意見を言うときには、やはり取り入れてしかるべきではないか、こう思うのですが、これに対して厚生大臣は取り入れ……

第55回国会 産業公害対策特別委員会 第9号(1967/06/14、31期、公明党)

○岡本(富)議員 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま上程されました公害対策基本法案につきまして、その提案理由並びに要旨について簡単に御説明申し上げます。  わが国の産業経済の著しい発展は、人口の都市集中及び都市化を増大し、都市の過密、交通量の激増と生産設備の拡大増設は、住宅難、交通難に加えて、必然的に産業公害発生の規模を増大し、これが国民の健康に重大な被害を与え、一時も看過できない問題となっています。  すなわち、国家のすべての施策は、常に国民大衆の福祉増進をその目的とした手段でなくてはなりませんが、経済の高度成長政策は、産業経済の発展のみにすべてを集中し、国民生活の上に産業公害をおおい……

第55回国会 産業公害対策特別委員会 第11号(1967/06/22、31期、公明党)

○岡本(富)委員 ずいぶん審議されましたので、あと要点数点をお尋ねしたいと思います。  その一つは、先ほども話がありましたように、港則法でこの小さな船を取り締まる、こういうお話でありましたが、港則法は、御承知のように船の運航、そういうものを取り締まる従来の法律でありますから、この海水油濁のための取り締まり法にしますと、これは法改正をしなければならぬ。こう思うのですが、それについて運輸大臣の御見解をお願いしたいと思います。
【次の発言】 私がなぜこうして再質問のようなことをするかと申しますれば、二、三日前に神戸の港の中を約二時間余り視察してまいりましたが、大体神戸の港に入っている船のこの適用外に……

第55回国会 産業公害対策特別委員会 第13号(1967/07/05、31期、公明党)

○岡本(富)委員 たいへんおそくなりましたが、大事な基本法でありますし、それから、国民はひとしく一この公害対策基本法を制定して、りっぱに国民の健康を守ってもらいたい、こういうような念願のもとに、国民はわれわれの姿を見ておると思いますので、あとわずかな時間、ひとつ政府委員の方もがんばってもらいたいと思います。  そこで、最初にお聞きしたいことは、この公害基本法は、国の公害対策を、全般にわたってその対策を立てるところの基本法であり、また、国民の健康を保持するための基本法である、こういうように考えてよろしいか、これは舘林環境衛生局長に伺いたいと思います。

第55回国会 産業公害対策特別委員会 第15号(1967/07/17、31期、公明党)

○岡本(富)委員 総理に若干お聞きしたいのですがこの、たびの基本法案は、国民の世論が、どうしても公害を防除してみんな快適な生活をしたい、こういう願いでありますので、近年の公害に対する挑戦状であるように思うわけであります。そこで、第八条の中に、環境基準の設定にあたって経済の健全な発展との調和云々というのがありますが、総理は先ほどからも、人間尊重の立場から、国民の健康を犠牲にするような経済発展はあり得ない、こういうように言われておりますけれども、人の健康保持及び生活環境の保全、これが即国民経済の発展である、しからばこの語句は不必要ではないか。そこで、厚生大臣の答弁にありましたのは、たとえば東京都内……

第55回国会 商工委員会 第10号(1967/05/23、31期、公明党)

○岡本(富)委員 大臣、食事をしていないそうですか、じきに終わります、私も食べていませんから……。  最初に資本の自由化、いま日本で各産業も非常に期待しておるような状態でありますけれども、この資本の自由化について、大臣の対策を簡単にわかりやすく説明していただきたい、こう思います。
【次の発言】 いま大臣から総括的なような答えがありましたが、日本の産業は御承知のように九九・四%まで中小企業です。特に大阪ですからよく御存じだと思いますが、この中小企業をかかえたところの現代の日本の国の産業状態ですが、非常に小さな企業が乱立しておる。また過当な競争をしておる。そしてこういうような状態において外国資本が……

第55回国会 商工委員会 第11号(1967/05/24、31期、公明党)

○岡本(富)委員 このたび示されました近促法について、この近促法は、見ますと、三十八年につくられておりますけれども、これが現在の中小企業の実態に即しておるかどうか、これについてお聞きしたいと思います。
【次の発言】 それでは今度は大臣にお聞きしたいのですが、いま逆になりましたが、三十八年ごろの中小企業の姿と現在の姿というものはずいぶん変わっておる。これはもう大臣は大阪でよく御存じだと思います。すなわち昔の中小企業というのは、一つ一つの機械とそれから次に人力、こういうようになっておりましたけれども、現在の中小企業の姿というものは、やはり流れ作業、機械でずっとやっていかなければもう大企業あるいは競……

第55回国会 商工委員会 第20号(1967/06/14、31期、公明党)

○岡本(富)委員 先ほどから私の聞かんとするところがだいぶ解明されましたので、時間もありませんから、要点だけをお聞きしたいと思います。  いま倒産関連の保証につきましてお話がありましたが、これについて若干お聞きしたいのですけれども、現在の制度では、その関連の企業が五十万円以上、取引依存度が二〇%、こういうふうに出ておりますけれども、現実の姿を見ますれば、零細企業、要するに加工賃、労務費を提供しておるところの小企業に対して、政府はどういうように考えていらっしゃるのか、これについてまずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 その問題はもう一度あとで聞きますけれども、これはちょっと私の不勉強かもわか……

第55回国会 商工委員会 第22号(1967/06/23、31期、公明党)

○岡本(富)委員 最初に大臣にひとつお聞きしたいのですが、いま議題になっております事業団は、中小企業の高度化資金特別会計と指導センターとが合併したものである。そこで今後の運営につきましても、またその効果につきましても、やはりどうしても現在の高度化資金特別会計あるいは指導センター、こういうものの現在までの経過を見てこれから推移していく。こういうように考えますと、三十九年には特別会計が二十億残り、四十年には三十七億残り、四十一年には補正前では約四十億ぐらい残っている、こういうように聞いておりますが、なぜそういうように予算をつけても消化できなかったのか、これについて大臣の答弁をいただきたいと思います……

第55回国会 商工委員会 第26号(1967/07/04、31期、公明党)

○岡本(富)委員 関連質問でございますが、両角鉱山局長に、先般の船舶の油による海水汚濁防止法案のときに、百五十トン以下のタンカーが、石油コンビナートのところへ油の給油に来た場合、これはバラスト水、油のかわりに水を必ず積んでこないと、船がひっくり返って、そこまではこれない。こういうことになりますと、どうしても油の給油においては、そのバラスト水の処理施設がないと、その付近の海水は汚濁してしまう。それについてそのときに、あなたとそれから運輸大臣に説明を求めましたが、両省においてよく相談をして、そして私のほうへ返事をしてもらう、こういうようになっておったのですが、その後何の返事もない。それで通産大臣と……

第55回国会 商工委員会 第31号(1967/07/14、31期、公明党)

○岡本(富)委員 さきの方がいま小規模企業共済法の法案についてのお話がありましたので、私も一緒に、続いて、させていただきます。  重複するところは抜きまして、これを見ますと現在の加入者が一万四千二百七十四人、こうありますけれども、この事業団が、やはり法人になっておりますから、うまく経営できるところの採算ベースと申しますか、加入者がどれだけあれば大体採算ベースに乗るのか。法人であるとすればそれがまず大事でなかろうか、こう思いますが、どうでありましょうか、これは長官に聞きたい。
【次の発言】 これはちょっと聞いたところでは、八年前では大体二万人ぐらいの人が加入すればいけるのではないかというようなこ……


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第56回国会(1967/07/27〜1967/08/18)

第56回国会 産業公害対策特別委員会 第4号(1967/10/11、31期、公明党)

○岡本(富)委員 いま予算の話がありましたが、先ほど運輸省のほうから説明をいただきました三ページ目の騒音防止対策、これにつきまして、もう一度詳しく説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 この予算を見ますと、先国会の五十五回国会のときに、六月三十日に、澤航空局長が、この騒音の問題については、五カ年で百億ぐらいの予算をつけなければ問題は解決しない、こういうようにはっきり発表しておりますけれども、そのときまた、金丸運輸政務次官は、昨年の四十二年度は三億円で、スズメの涙みたいだ、こういうようにみずからおっしゃっておりましたけれども、この五億七千万円あるいは二千六百万円の基礎ですね。どういうような……

第56回国会 産業公害対策特別委員会 第5号(1967/11/10、31期、公明党)

○岡本(富)委員 本年の十月三日に、近畿圏における指定水域及び水質基準についてということで、政府に答申されておりますけれども、これについて、きょうは時間がありませんから、若干お伺いしたいと思います。博  それで、この水質指定につきまして、これは各所にこれから起こってくることだと思いますので、確かめておきたいと思うのですが、現在の公共用水域の水質の保全に関する法律、あるいはまた工場排水等の規制に関する法律、この二法でもって取り締まっていくと思うのであります。先般、大阪方面の指定をされましたけれども、これについて私のほうで調べたところによりますと、この法で指定するというところが千八十一業種になって……

第56回国会 商工委員会 第1号(1967/08/18、31期、公明党)

○岡本(富)委員 時間があまりありませんので、次の機会にもう少し突っ込んで聞きますけれども一応――特許庁の長官、それから大臣、それから総務部長来ていますか。  四十一年度に起きました特許庁のこの汚職問題について、先回の国会におきましては、全然国民の前に明らかにされておりません。したがいまして、この四十一年度の事件の真相をひとつ聞きたい、こう思うわけであります。
【次の発言】 当時の新聞の報道によると、「汚職新案の特許庁」こういう見出しで、わいろを取ったのが締めて一千二百万、最高一人百五十回やっておる。こういうような四十一年度の、この当初におけるところの特許庁の汚職に対しまして、これをよく検討い……


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第57回国会(1967/12/04〜1967/12/23)

第57回国会 産業公害対策特別委員会 第2号(1967/12/14、31期、公明党)

○岡本(富)委員 先般の国会におきまして、すなわち四十二年六月三十日、運輸委員会と公害委員会の連合審査会におきまして、私はいろいろと質問いたしましたが、そのときに、大阪伊丹空港付近に対するところの予算要求の中で二億何がしの予算をつけるようになっております。その内訳に対して答弁してもらいたい、こういうように言っておきましたが、それに対しての説明がまだなかったので、当委員会において明らかにしてもらいたいと思うのです。
【次の発言】 現在もう大体のところ、はっきりしているわけでしょう。それを当委員会で発表していただきたい、こう思うわけです。

第57回国会 産業公害対策特別委員会 第3号(1967/12/22、31期、公明党)

○岡本(富)委員 厚生大臣はお忙しくて、出られるそうですので、関連して……。  イタイイタイ病の問題につきましては、ことしの五月ごろから参議院の矢追さんが取り上げまして、国会でいろいろと発言しておるわけでありますけれども、先般大臣のところへ、この矢追さんと私と社労の大橋さんと三人で、被害者である人たち三人を連れてまいりました。そのときはいろいろと御配慮いただきましたが、いま何と申しましても一番困っておりまするのは、すでに百数名の方がなくなっていらっしゃるし、新患ができておりますし、それから最低五千円から一万五、六千円の治療費が必要なのであります。それについて、大臣に特別にお願いしたいことは、で……

第57回国会 商工委員会 第1号(1967/12/12、31期、公明党)

○岡本(富)委員 きょうは富山県の神通川流域に起こりました鉱毒について、若干質問をいたしたいと思います。  すでにいま問題になっておりますところのいわゆるイタイイタイ病、この発生についてまず通産省の鉱山保安局長にお願いしたいと思います。
【次の発言】 厚生省の松尾環境衛生局長、見えておりますか。説明願います。
【次の発言】 先ほど通産省の保安局長さんから話がありましたが、現在ではあまり出ていないけれども、過去には相当出たらしいこの流出についての調査をいま始めておる、こういうお話でありましたが、どういうように過去の分を調査なさっておるのか明快にひとつお答え願いたいと思います。

第57回国会 商工委員会 第7号(1967/12/22、31期、公明党)

○岡本(富)委員 時間が非常にありませんので、数点だけお聞きしたいと思います。  これは実は先国会におきまして少し話をしたのですが、資本の自由化、技術の導入の自由化に伴って企業間の権利意識の普及、これによって最近は非常にアイデア時代となり、各会社においてはどんどん特許に関するところの部門をふやしている。そのために特許、新案、意匠登録あるいは商標等ここ五、六年非常に急増しておる。したがって特許庁においては書類がはち切れんばかりにある。その未処理の書類が七十万件、このままいきますと昭和五十年にはその処理に十三年ぐらいかかる、こういうことを伺っております。特許というものは技術革新にとって非常に大事な……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 産業公害対策特別委員会 第3号(1968/03/06、31期、公明党)

○岡本(富)委員 ただいま議題となっております公害防止事業団法について、この法のいろいろな面は同僚議員がずいぶん質問されましたので、私は、今度は実際面から若干御質問申し上げます。  最近とみに多発している公害が、国民の健康を阻害している。したがって、この事業団の役割りというものは相当大きなものである、こういうふうに期待するものであります。  そこで、今度の予算を見ますと、当初、予算の要求額が一般会計から二十億、それから利子補給として一億五千万、こういうような要求があった、こう聞いておりますが、常識で考えられないくらい低くなっておる。こういう面について、厚生大臣はどのような努力をされたのか、お答……

第58回国会 産業公害対策特別委員会 第4号(1968/03/25、31期、公明党)

○岡本(富)委員 公害防止事業団法の一部改正の法律案につきまして、最後に一言念を押しておきたいと思います。  この件につきましては、先般私が質問いたしましたけれども、その中で、譲渡物件、その譲渡物件の担保率の引き上げ、それから金利の引き下げについて、今後努力をなされることができるかどうか、まず厚生大臣にお伺いいたします。
【次の発言】 次に、事業団の理事長にお願いします。
【次の発言】 では、質問はこれで終わります。
【次の発言】 私は、水質保全あるいはまた水源の保全の立場から、きょうは林野庁の長官がお見えになっておりませんから、まず農林省の亀長林政部長さんにお尋ねいたしますけれども、国有保安……

第58回国会 産業公害対策特別委員会 第5号(1968/04/03、31期、公明党)

○岡本(富)委員 厚生大臣がお急ぎだそうですから、先般ちょっと聞くのをおくれておったのを、一点だけお聞きしたいと思います。  それは、この間、イタイイタイ病の中間報告があり、それから厚生省の最終結論がもう少ししたら出る。その前に、新聞に出ました報告が出ましたが、それはまだ結論でないから、はっきりしたものを出す、こういうことを言明されておりましたけれども、通産省に横やりを入れられないように、またそういうものには左右されない、はっきりした結論を出しますと、こういうように言明されましたが、大体中間においては、イタイイタイ病の原因はカドミウムによるのだ、今度のその原因は、主犯としては神岡鉱業所である、……

第58回国会 産業公害対策特別委員会 第7号(1968/04/18、31期、公明党)

○岡本(富)委員 きょうは、公害の二法案が出る前に、来週は大体その問題でとられると思いますので、いままで懸案になっておりますものを全部片づけてしまいたいと思うのです。したがって、要点をはっきりと答えていただきたいと思います。  最初に、この前の委員会でお尋ねしました新幹線の問題でありますが、今度の騒音防止法から新幹線の騒音対策が抜かれておる。それはどういうわけか、もう一度はっきりとお答え願いたいと思うのです。これは厚生省から……。
【次の発言】 きのうのお話では、工業立地適正化法は見送る、こういうように新幹線の騒音問題も抜く、振動問題も抜いてしまう、こういうことになりますと、今度出てくるところ……

第58回国会 産業公害対策特別委員会 第10号(1968/05/10、31期、公明党)

○岡本(富)委員 重要法案に入る前に、緊急といたしまして、イタイイタイ病の質問をいたしたいと思います。  最初に厚生省にお聞きしますけれども、五月八日に発表されました中で公害と認定なさったというわけで、住民もまた一般の方も、今度の厚生大臣のこの勇断を非常に喜んでおりますけれども、この中で、対照地域として調査した他の水系及びその流域ではカドミウムによる環境汚染や本病の発生は認められなかった。したがって、神通川のみにその病気が発生しておる。対照河川の河水あるいはまたその流域の水田の土壌中に存在するカドミウムというものは非常に少なくて、自然界はこれとあまり大差がないというように出ておりますが、こう解……

第58回国会 商工委員会 第3号(1968/02/28、31期、公明党)

○岡本(富)委員 このイタイイタイ病につきましては、先国会も当委員会で私が質問いたしましたので、時間の関係で簡単に質問いたしますから、率直にお答え願いたいと思います。  それで、昨年末には緊急に厚生大臣から見舞い金あるいはいろいろな名目で患者に対していろいろ救済をいただいたことを非常に敬意を表するものでありますけれども、ただいまこの新聞の報道を見ますと、科学技術庁ですか、これが六百万円の研究費を出して、厚生省と通産省が研究をやっておる。これにつきましても先ほどおのずから研究目標というものは違うんだというお話がありました。  そこで、厚生省がすでにこのイタイイタイ病の原因はカドミウムによるもので……

第58回国会 商工委員会 第5号(1968/03/05、31期、公明党)

○岡本(富)委員 参考人の方にはおそくまでお食事もなさらずにたいへん御苦労さまですが、もう私一人ですからよろしく……。  大体いろいろとお聞きしたいことは尽きましたので、もう一つお聞きしたいことは、最近、日中貿易、LT貿易についてやかましく言われておりますし、また、政府もそういうような方向に向きたいということを言っておりますけれども、これについていまいろいろお話を伺っておりますと、大体、対米輸出のほうが非常に多かったと思うのです。これについての御見解なり、あるいはまたどうしたらもっと伸びるだろうか、こういうことについて、これは会頭さんにお願いしたいと思いますが……。

第58回国会 商工委員会 第9号(1968/03/19、31期、公明党)

○岡本(富)委員 先ほどからもいろいろと課徴金問題について論争がございましたが、この米国の輸入課徴金につきまして、少しこまかい面から申し上げますれば、兵庫県下の輸出産業はほとんど、小さいケミカルシューズや、あるいは播州織物や、三木や小野の金物、あるいは豊岡のかばん、こういうのが対米輸出でありまして、この輸入課徴金について非常に神経をとがらしております。またうわさによると、台湾とか韓国、こういうところが適用除外になる。そうすれば、ますますわが国への影響というものは大きいと思うのです。そこで、これに対して通産省として、アメリカに向かって、この課徴金問題についてどういうように働きかけておるか、あるい……

第58回国会 商工委員会 第12号(1968/03/27、31期、公明党)

○岡本(富)委員 関連して。ただいま近江委員から質問をいたしました東京、大阪、名古屋ですか、この三カ所よりももう少しふやすところの考えはないか。これに対して長官は、管理費が非常に少ないし、出ないし、利益も少ないからこういうことはできない、こういうように私は横で聞いておって聞き取れたわけでありますが、四十二年の損益計算、これについて東京投資育成会社はどれだけの利益を出しておりますか。
【次の発言】 そんなに利益一が出るわけはない。
【次の発言】 大阪投資育成会社の利益は八千七百七十五万円と、こういうように利益が、いま出てないと長官はこういうことでありましたが、経営の状態あるいはまたその投資育成会……

第58回国会 商工委員会 第14号(1968/04/01、31期、公明党)

○岡本(富)委員 このたび発表されました厚生省の研究班の発表につきましては、次の公害委員会で大臣に出席を求めていろいろとやりたいと思います。  そこで、これは先般の予算分科会で、公害基金の設立、これをいまやろうと考えておる、五月、六月ごろにやろうという目途を持っておるんだ、こういう言明がございましたが、現在どういう動きをなさっておるか、この中間報告をまずしていただきたいと思うのであります。これは大臣にひとつお願いしたいと思います。
【次の発言】 この問題はずいぶんやかましく言われまして、そこまで考えてこられるようになったわけですが、ひとつ強力に働きかけていただきたい。聞くところによると、政務次……

第58回国会 商工委員会 第20号(1968/04/17、31期、公明党)

○岡本(富)委員 私でもうおしまいですから、もうしばらくごしんぼう願います。時間もたいへんおくれましたので、簡単に数点だけお聞きしたいと思います。  きょうの参考人の皆さん方が来てくださって、こういう話はほんとうは通産大臣の椎名さんやあるいは外務大臣の三木さんに聞いてもらったら一番よかったと思う。なぜかならば、ひとつここでお聞きしたいことはアメリカの課徴金問題でございます。この課徴金問題につきまして、私、先般の商工委員会で政府に対していろいろとお聞きしたわけです。と申しますのは、私の住んでいる兵庫県なんですが、ここには神戸のケミカルシューズそれから三木、小野の金物あるいは西脇の織物あるいは豊岡……

第58回国会 商工委員会 第22号(1968/04/23、31期、公明党)

○岡本(富)委員 この日本万国博覧会の準備及び運営のために必要な特別措置に対する法律の一部を改正する法律案につきましては、先般の委員会で同僚の近江委員からしておりますが、私は数点だけお聞きしたいと思いますから、時間もありませんから明瞭にひとつ答えていただきたいと思います。  そこで、この万博については、非常に各国とも注目もしておりますし、また先ほどからも聞いておりまして、非常に総合計画というものは進んでおる、こういうように思いますが、この入場料につきまして現地のほうでは六百円が八百二十円になった、それから三百円のが四百二十円になった、また新聞には八百五十円、こういうようないろいろな説が飛んでお……

第58回国会 商工委員会 第23号(1968/04/24、31期、公明党)

○岡本(富)委員 最初に独禁法の番人である山田公取委員長にお聞きしたいと思います。  八幡、富士、この大型の合併をするにつきまして、この認可にあたってどういう面が障害になるか、これについてひとつ明確なるお答えを願いたいと思ます。
【次の発言】 あなたが新聞に報道されている中で、両社が合併するとそこの生産のシェアが三六%近くになる。かつて国会においてあなたが三〇%をこえると警戒ラインである、こういうように発言されたことがありますが、この問題と前に発言された三〇%の警戒ラインとを考えますと、この両社の合併というものはすでにこのシェアにおいてぐあいが悪いという面が一つは出てくるんじゃないでしょうか、……


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第59回国会(1968/08/01〜1968/08/10)

第59回国会 産業公害対策特別委員会 第3号(1968/09/10、31期、公明党)

○岡本(富)委員 最初に、飛行場の騒音対策につきましてお聞きいたしますけれども、いま大阪の伊丹空港の地元のほうで、相当いままでしんぼうしたけれども、やかましくてしかたがない、子供の教育に対する悪影響で非常に困っているという問題で、各自治会が相当決議しておる、こういうことはすでに御存じだと思いますが、それについて、先国会あるいは先々国会で相当要求もいたしまして、また前の梶田さんでしたか、熱心にやっておりました。それについて、結局予算が少ないという結論になったわけです。それで、今度四十四年度の予算は、あなたのほうはどれくらい要求するつもりか、あるいはどういう計画を持っているか、これをひとつ明らかに……

第59回国会 産業公害対策特別委員会 第4号(1968/10/11、31期、公明党)

○岡本(富)委員 時間があまりありませんので、率直にお答えいただきたいと思います。  淡路島の洲本市におきまして、工場廃液の中からカドミウムが相当出たというわけで、すでに県のほうからも報告が来ていると思いますけれども、これに対して厚生省はどういうような処置をしたか、これについてまずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 そこで、こうしたカドニカ電池というのですか、カドミウムを排出すると思われるところのこういう工場に対して、いままで厚生省としてどういう申し入れをしたか、あるいはまたどういう処置をとってきたか。もう一点は、いままで外国にそういう例があるのかないのか、これについてひとつお聞きしたいの……

第59回国会 産業公害対策特別委員会 第5号(1968/11/07、31期、公明党)

○岡本(富)委員 大臣が用事があるらしいですから、先に大臣に質問しますけれども、五日付の各紙の報ずるところによると、諏訪湖の公害汚染、すなわち魚介類にカドミウムが相当入っている、こういうことが岡山の小林教授から発表されて、各紙が取り上げております。この問題について、詳しくはあとで関係の政府委員から聞きたいが、先に大臣に、公害対策会議の会長は総理である、これは御承知でありますが、そしてその窓口が厚生省になっておる。そこでこの公害対策会議でこの問題は一応検討していただきたい。一つは現地の新聞あるいはまた住民が非常に不案になっておる。ワカサギを食べてはいけない、こういうわけで、そこの住民は非常にショ……

第59回国会 商工委員会 第1号(1968/08/06、31期、公明党)

○岡本(富)委員 大蔵省の方が何か会議があるそうですから、順番を変えましてお聞きしますけれども、 五十八国会の当委員会において、三月十九日に、中小企業向けの金融問題について、保証協会の件で私が長官に要求し、長官は善処し、また大蔵省ともよく話し合う、こういうことがありましたが、その一つとして、いま現実に中小企業は保証協会に保証をしてもらって金を借りようという場合に、非常に借りられない、その一つの原因としては、保証協会の基金の五十倍以上はあれができない、五十倍が頭打ちである、これをなくさなければならぬということで、兵庫県の場合も五十倍でもうピークになっておるので、あとできなくて困っている。これは長……

第59回国会 商工委員会 第7号(1968/11/16、31期、公明党)

○岡本(富)委員 最初に中小企業庁長官に聞きますけれども、昨年の九月以来の金融の引き締めによって、下請である中小企業は、手形サイトが非常に延びたり、あるいはこの年末にあたって金融問題で非常に困る。わが国の九〇%以上の企業は中小企業である。したがって、この中小企業に対してどういうように年末に際して政府は対処するか、それについてお聞きしたいと思います。
【次の発言】 政府の中小三機関ですか、これが千百六十五億。こういうことでありますけれども、昨年が千六十億、はたして今度の金融引き締めで――八月ごろから、公定歩合の引き下げということで少しは緩和したといわれておりますけれども、これは大企業のほうが緩和……


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第60回国会(1968/12/10〜1968/12/21)

第60回国会 産業公害対策特別委員会 第2号(1968/12/18、31期、公明党)

○岡本(富)委員 大臣、いま所信表明をされましたが、いままでの公害行政というものは非常に、骨抜きといいますか、しり抜けといいますか、たとえば大気汚染防止法が出ましたけれども、これは東京都の条例よりまだ悪い。こういう原因はどこから出たかといいますと、通産省の横やりでずいぶん後退しておる。こういうような事例がちょいちょいありました。したがって、今後はこの所信表明のように、きちっと、ほんとうに国民の健康を保持するところの公害行政をやっていただけるかどうか、はっきりそれを、ひとつ当委員会で、あらためてもう一ぺん所信表明をしてもらいたいと思います。どうでしょうか。

第60回国会 商工委員会 第1号(1968/12/17、31期、公明党)

○岡本(富)委員 先ほどから質疑されております日本合成ゴム株式会社に対する法律の廃止、これについて若干質疑をしたいと思います。  この法律が審議されましたときに附帯決議がついております。「本法による会社の設立並びに運営の経過については、適時国会に報告すること。」こういう附帯決議がついておりますけれども、今度のこの株式の売却について国会にどういう報告をし、またどういう経過を国会に報告したのか。大事な国民の税金をこうしてこの会社に貸し付けて育成したわけでありますが、それについてどういう報告を国会にしたのか、これをお聞きしたいと思います。
【次の発言】 大事な株価の決定あるいはまた株式の処分につきま……

第60回国会 商工委員会 第3号(1968/12/20、31期、公明党)

○岡本(富)委員 時間があまりありませんから、簡単に率直にひとつお答え願いたいと思います。  経企庁長官に今度新しくなられました菅野さんは、前、通産大臣をしておられましたから、通産行政についても非常によく御存じだと思いますので、特に国民の立場から、国民感情を中心にして計画を立てていくことが経企庁じゃなかろうか。したがって、いま国民が何を一番願っておるか、それは物価問題であります。至るところで物価が高い。もう将来どういうようになるかというので非常に不安でありますし、物価を上げる措置を考えずにひとつ下げるほうに力を入れていただく。こういうわけで、きょうは一つ二つ提案をしまして御意見を伺いたい、こう……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 産業公害対策特別委員会 第3号(1969/02/18、31期、公明党)

○岡本(富)委員 私は最初に、救済法案並びに紛争処理法案につきまして、公害基本法ができましてからもう相当になっておる、早くこの実施法をつくるということを、先国会、先々国会でも盛んに厚生大臣も言い、また国民の皆さんの要望でありましたが、聞くところによりますと、いま法制局に入っているのだというけれども……。そうして救済の法案が非常におくれた、その理由をまず聞きたいと思います。これは厚生大臣に聞こうと思っておりましたが、政務次官にひとつ……。
【次の発言】 非常におくれた理由、なぜかならば、四日市のぜんそくで非常に困っている人たち、あるいはまたイタイイタイ病、こうした人たちが待ちかねておるのです。い……

第61回国会 産業公害対策特別委員会 第6号(1969/04/02、31期、公明党)

○岡本(富)委員 私は、持ち時間の間にきょうは三点について質問いたしますけれども、最初に、この公害対策基本法の中に、悪臭がやはり公害の中に入っておりますけれども、この悪臭については、四十八国会からずっと換算しまして、わずか八回しか審議されておらない。現在この悪臭問題が、苦情が非常に多くて、人の健康を保持する上から非常に重大な問題になっております。したがって、まず最初に悪臭問題を取り上げまして御質問をします。  そこで、先月の十三日午前一時三十五分、千葉県の市原市における出光興産の千葉製油所で起こった事件でありますけれども、高オクタン価ガソリンを精製する装置につきまして、硫化水素ガスが噴出して、……

第61回国会 産業公害対策特別委員会 第10号(1969/04/18、31期、公明党)

○岡本(富)委員 大臣がお見えになるまで、これは前の質問の残りでございますけれども、茨城県の東海村の日本原子力発電所で起きた下請作業員が放射能で汚染したまま町を毎日、数日歩き回った、こういう事件が報道されておりますけれども、この安全管理は十分であったのかどうか。あるいは、当局の管理法をひとつはっきり明らかにしてもらいたいと思うのですがどうでしょうか。
【次の発言】 特に部外者、下請、ペンキ塗りに入ったわけでありますけれども、この入った人たちは全然そういうことはわからない。そうして下着を返してこない。そういうところから今度は大騒ぎをすることになったのですが、その下着はどこへやったんですか。

第61回国会 産業公害対策特別委員会 第13号(1969/05/09、31期、公明党)

○岡本(富)委員 話は先般当委員会におきまして、また本会議におきましても、質問いたしましたが、この紛争処理法案の第五十条で、「防衛施設周辺の整備等に関する法律第二条第二項に規定する防衛施設に係る公害対策基本法第二十一条第一項に規定する事項に関しては、別に法律で定めるところによる。」、こういうように今度の紛争処理法案では除いておりますので、床次長官が来られるまで、防衛庁に対してお聞きいたしますけれども、現在防衛庁が出しておりますところの基地公害の救済措置で完全であるかどうか。その例をあとで申し上げますけれども、この問題について、防衛庁では現在どういうように考えておるか、これをひとつお聞きしたいの……

第61回国会 産業公害対策特別委員会 第15号(1969/05/16、31期、公明党)

○岡本(富)委員 きょうは、先ほどから審議されております水質汚濁防止法案について若干質問いたしますけれども、最初の目的のところが、現行法と今度の改正案と変わっておりますが、国民の健康の保護には産業の発展との調和は必要ない、こういうように考えておられる点は、前より非常に前進のように思いますけれども、これは床次長官に聞くのがあたりまえですけれども、まず経企庁長官に、公害対策会議の一員といたされまして、今度紛争処理法案が出されておりますけれども、紛争処理法案は互譲の精神だ、人体に被害があっても互譲の精神。こっちは国民の健康の保護を一番基調としている、こういうことでございますと、ここに大きなギャップを……

第61回国会 産業公害対策特別委員会 第17号(1969/06/06、31期、公明党)

○岡本(富)委員 きょうは、おもに今度の被害の救済に関する特別措置法案について質疑を行ないたいと思います。  最初に、きょう午前中、島本委員も若干触れていらっしゃったのですが、ちょっと私、この法案について納得できないところがありますので聞きたいのですが、第四章の十六条に規定する費用払い出しの機関、民法三十四条によるところの財団法人を設立する。こういうことでございますけれども、この設立につきまして、責任者がだれであるか、それがきょうの午前中もはっきり答えがなかったわけでありますが、その点についてもう一度、大臣からはっきりしたお答えを願いたい思います。

第61回国会 産業公害対策特別委員会 第20号(1969/06/25、31期、公明党)

○岡本(富)委員 私は、わずかな時間でありますので、簡単に質問を申し上げますけれども、さきにわが党が基地の公害の総点検を行ないまして、そして非常に基地公害で困っておるということも聞き、また調査いたしました。ところが、その人体被害に対して、現在の防衛庁の特損法では十分ではない、こういうことを各所で調査してまいりました。きょうは一々それを申し上げることはできませんが、それについて今後人体被害の救済についても前向きの検討をするかどうか、まず防衛庁からお聞きしたいと思います。
【次の発言】 次に経企庁に質問いたしますけれども、今度の水質保全法の一部改正案は、ただ汚濁源の規制の対象を追加しただけである。……

第61回国会 産業公害対策特別委員会 第21号(1969/07/09、31期、公明党)

○岡本(富)委員 先ほど来取り上げられております木曽川の今度のアユの死んだ事件につきまして、私も、きょうは時間があまりありませんから、明確にひとつお答え願いたいと存じます。  そこで、先月の十五、十六日、木曽川でアユがたくさん死んだ、大体十万匹、こういうように発表されておりますけれども、直ちに公明党では、副書記長の石田幸四郎さん、それから私どもも参りまして、そして厚生大臣に対して次のことを申し出ました。名古屋市の上水道に影響はないか、早急にその点を調査してもらいたい、あるいはまたその発生源をしっかりと調査してもらいたい、こういうことを申し出て、厚生大臣は、調査の上対策を講ずる、こういうように答……

第61回国会 産業公害対策特別委員会 第22号(1969/07/23、31期、公明党)

○岡本(富)委員 運輸大臣が来るまでに、厚生省関係の質問を終わりたいと思います。  当委員会におきまして、六月二十五日に佐藤総理に対して私が質問した中で、航空機による騒音問題で、人体被害が非常に出ておる。これは私は、ある小学校の五年生の方からつづり方が出ておる、それを読み上げまして、この前質問いたしましたが、それについて、人体被害調査は非常におくれておる、こういうように佐藤総理からも答えがあって、運輸省と厚生省で検討させよう、こういうことになっておりますが、その後とった処置について、まずお聞きいたします。
【次の発言】 政務次官に。この問題につきましては、大阪空港の人体被害について、この前、航……

第61回国会 産業公害対策特別委員会 第23号(1969/08/01、31期、公明党)

○岡本(富)委員 私は、弗素化合物の公害につきまして、若干質問をしたいと思います。  最近、弗素化合物があちらこちらにその被害を起こしておりまして、こちらの調査によりますと、まず福島県の喜多方市に昭和電工という会社があります。ここは昭和十六年に設立されたわけでございますけれども、そのころは戦時中であったので、たいした生産はなかった、公害はあまり問題にならなかった。ところが、昭和二十五年にこの工場が増設されて以来、農産物の被害が相当出ておる。そして被害者に対して補償が行なわれておる。三十一年まで続いてきたのですが、三十二年にまた団体交渉をして、その農産物の補償問題の解決に当たっておる。ところが三……

第61回国会 産業公害対策特別委員会 第24号(1969/11/10、31期、公明党)

○岡本(富)委員 水産庁にお聞きいたしますけれども、播磨灘に――これは全国的だと思うのでありますけれども、最近いろんな食品、あるいはまた菓子、いろいろなものが全部ポリエチレンの袋で包まれておりますが、この処理が、みんなそのまま捨てるわけです。それが相当海底に沈んでおって――これは御承知のように全然腐敗しないわけで、魚がそのために相当死滅しておるという事実を私現地で、淡路島付近で見てきたわけでありますけれども、これについてどういうような対策をするかについて、若干まず質問したいと思います。
【次の発言】 これは各漁業組合、あるいは船舶の関係でも相当被害が出ておる。要するに普通の船舶ですと、水をあげ……

第61回国会 社会労働委員会 第40号(1969/09/10、31期、公明党)

○岡本(富)委員 私は、きょうは主として社会保障の中で、児童手当の実施について若干質問をしたいと思います。  最近若年層が非常に減っておる。聞くところによると、毎年赤ちゃんの数がどんどん減ってくる、こういうことでは将来の国の人口問題にかかわる、まして国の衰亡にかかわることでありますがゆえに、この問題を究明していきますと、物価の上昇と、それから子女育成に非常にたくさんの費用がかかる。そのために子供を産まない、産児制限していく、こういうような状態でありますがゆえに、一日も早くこの児童手当については、国の大きな将来の問題として解決しなければならない、こういうわけで、私ども公明党が非常に要求いたしまし……

第61回国会 商工委員会 第4号(1969/02/28、31期、公明党)

○岡本(富)委員 時間がおそくなりましたから、ひとつ明確にお答え願いたいと思います。  最初に、二十六日にわが党の近江委員がこの大型合併について質問をしておりますので、それについて若干関連して申し上げておきますけれども、食かん用ブリキあるいは鉄道用レール、鋳物用銑鉄、この三種類が独禁法十五条に抵触するという結論を出しておる、こういうように答えておりますけれども、これに対して、今後この大型合併がもしも認められた場合は、そういう製品に対しては、寡占化すなわち独占しないように公正取引委員会のほうでちゃんとそれを処置する方法があるのですかどうですか、これをひとつ委員長から……。

第61回国会 商工委員会 第7号(1969/03/07、31期、公明党)

○岡本(富)委員 いま論議されております法案につきまして、相当意見も出尽くしましたが、私は一歩前進して、こういった日本合成ゴムのような国策会社が今後民間に移行される場合、株券の売り払い、こういうようなときにはどういう注意が必要だ、あるいはどういうように今後やっていくのか、まずこれからひとつお聞きしたいと思うのですが、政務次官、先ほどからだいぶお聞きになったから、ひとつ……。
【次の発言】 後藤局長から、抽象的でなくして、まず一点は国会の議決を得る、あるいはまた株価の決定にはこうする。こういうふうに項目に分けてきちっとひとつ……。
【次の発言】 そういう抽象的でなくして、一、国会の議決を得る。二……

第61回国会 商工委員会 第8号(1969/03/11、31期、公明党)

○岡本(富)委員 いま大体一般論をお話しになりましたので、今度私はこの大型合併について若干不審のある点を国民の前に明らかにしたい、こういうわけです。  今回のこの公正取引委員会の大型合併に対する、富士、八幡に対する内示につきましては、非常に国民が注目しているところでありまして、もしもこれが間違いますと、将来日本の国の公正取引委員会に対するところの国民の不信、これに通ずると思いますので、慎重にやっていただきたい、こう思うのであります。  最初にお聞きしたいのは、レールそれから食かん用ブリキあるいは鋼矢板、あるいはまた特殊銑鉄、こういうものについては問題がある。しかしその他の五品目、これについては……

第61回国会 商工委員会 第12号(1969/03/25、31期、公明党)

○岡本(富)委員 きょうおいでくださいました参考人の方、私でしまいですから、もうしばらくごしんぼう願います。  最初に、一昨年織布業あるいは紡績業を中心として、本法の指定業種として構造改善をしておるのですが、それがあまり進捗してない、進捗率が悪いというような面も出ております。その点について、まあお調べになったと思うのですが、今後どういうところを条件を変えなければいかぬ、まあ条件がきびしくて借りたい人が借りられないというような面も出ておりますが、その御意見がございましたらまず最初にお聞かせ願いたいのです。メリヤスのほうから……。
【次の発言】 確かにそうした労働力の問題でお困りだろうと思うのです……

第61回国会 商工委員会 第18号(1969/04/16、31期、公明党)

○岡本(富)委員 通産大臣が何か用事があるらしいですから、協力して、きょうは二十問ばかりあるのですけれども、全部できません。だからこの次に譲るとして、最初通産大臣にお伺いしますけれども、先ほどから中小企業対策については政府の施策に欠陥がずいぶんある、こういうことでいろいろ話がありました。私はこの委員会で先国会からずっと見ているのですけれども、政府のいろいろな対策が後手後手になっていると思うのですね。いまどんどん時代は進むわけですが、それに対して非常に後手になって法案ができて、それがちゃんと施行される時分になったらうんとおくれている。大体経済も周期がありまして、中小企業に対して景気、不景気が及ぶ……

第61回国会 商工委員会 第34号(1969/06/18、31期、公明党)

○岡本(富)委員 参考人の方には、もう私一人でおしまいですから、もうしばらくのごしんぼうを願います。  最初に湯浅さんにお尋ねいたしますけれども、先ほどからも聞いておりまして、弁理士会は二つの条件がいれられなければ反対する、こういうような決議をしたそうでありますが、当委員会におきまして大臣が、この二つの条件はいれない、困難である、こういうような答弁をしておることは御承知でありますが、これに対して、ではそれであれば絶対に反対である、こういうようにおっしゃるのか。  もう一点は、発明団体から弁理士のアンケートをとった、そういうように伺っておりますけれども、弁理士会ではなぜ自身でアンケートをとらなか……

第61回国会 商工委員会 第38号(1969/07/02、31期、公明党)

○岡本(富)委員 特許法改正に対する質問について、最初に二点ほど確かめておきたいことがございます。  それは早期公開が行なわれると、当然外部に全部公表されることになりますが、国内の場合は何かそれを権利を保護するというようなことができるというのでありますが、これは完全ではありませんけれども、まだ特許になっていない場合に、外国、特に低開発国がこの権利侵害をした場合、これはどういうような制裁があるのか、これをひとつ長官からお伺いしたいのです。
【次の発言】 そうすると、早期公開をするということは、これはわが国にとって非常に不利益であるというように考えられるわけでありますが、それが一点と、それからもう……

第61回国会 商工委員会 第42号(1969/07/22、31期、公明党)

○岡本(富)委員 最初に通産大臣に、ガス供給事業が公益事業であるという立場からお聞きいたしますけれども、四十三年度末都市ガスの普及率を調べますと、全国でまだ五五・一%、供給区域内の普及が非常におくれておる。二十九年にガス事業法が制定されたときに附帯決議がつけられておりますけれども、この附帯決議には「従来のガス事業者の営業方針は、普及率の向上よりも、需要家当り使用量の増加を重点としているが、今後は普及率の向上を重点とする様業者を指導監督すること。」また「従来のガス事業者中、ガス使用申込の場合、ガス器具の抱合せを条件とし、又は多量使用申込者に限り優先供給する事例あり、かかる選択供給については、その……

第61回国会 商工委員会 第44号(1969/08/01、31期、公明党)

○岡本(富)委員 まず第一点といたしまして、現在までの電気工事におけるところの災害発生の状態はどういうような状態か、これについて提案者にお聞きしたいのです。
【次の発言】 時間があれですから次に進みますけれども、そうした大事な法案についてなぜ政府提案にならなかったのか、なぜ議員立法になったのか、これについてひとつお聞きしたいのです。
【次の発言】 そうした、いつまでも各省庁のなわ張り争い、こういうことは一日も早く解消しなければならぬ、こういうように私は思います。  次に、提案者に、営業所ごとに電気工事士、主任技師を置くわけですが、三年以上の実務を経過した人を理由としておりますけれども、これを裏……

第61回国会 商工委員会 第48号(1969/09/09、31期、公明党)

○岡本(富)委員 先ほど御質問がございましたように、この八幡、富士の合併実現について決定的だと、こういうようなニュースが毎日の新聞に出ておりますけれども、これは公正取引委員会、あなたのほうから出たのか、あるいはまた、それでなければこんな具体的な記事が出ない、こういうように思うのですが、そうでないというような御答弁があるかわかりませんが、それならばこの春、「エコノミスト」に、やはりあなたのほうの某委員がしゃべった記事がある。これには非常に具体的なことが書かれておりますが、こういう疑惑を持つ、こういうことは非常に問題だと思うのですが、この点について委員長から……。


岡本富夫[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院31期)

岡本富夫[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 運輸委員会産業公害対策特別委員会連合審査会 第1号(1967/06/30、31期、公明党)

○岡本(富)委員 ちょっと関連して。施設庁の方がお急ぎだそうですから関連して質問させていただきますけれども、これは民生安定法ですか、基地周辺の実行の原則につきまして、全額補償する、こういうように現在はなっております。ところが事実を調べてまいりますと、大和市におけるところの姿を見ますると、子供がたくさんふえて、生徒がたくさんふえて増築をしたところがあった、大体三割五分の増築をしたところがあったけれども、それに対しての防音装置の補助を申請したけれども、補助はしていただけなかった。今後こういう問題があらわれてくるのではないか。ですから、この点についてお尋ねしたい。これが一点。  もう一点は、なるほど……

第55回国会 産業公害対策特別委員会公聴会 第1号(1967/07/14、31期、公明党)

○岡本(富)委員 たいへんにおそくなりましたが、国民のためにもうしばらくしんぼうしていただきたいと思います。私でおしまいでございます。  まず最初にお聞きしたいことは、法律の専門家の加藤先生に、それから古藤さんにお願いしたいと思うのですが、先ほどから経済の発展についていろいろお話がありましたが、この経済の発展というのは、先般も総理が、国民の健康を阻害するような経済の発展というものはあり得ないのだ。したがってここに国民の健康あるいは生活環境を保全する、これがすでにもう経済の発展ではないか。したがいまして、こういう経済の健全な発展との調和ということは、これはもう不必要ではないか、こういうように私は……

第55回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1967/04/22、31期、公明党)

○岡本(富)分科員 私は、公明党を代表いたしまして、宮澤企画庁長官に若干質問いたします。  その第一点は、本国会において経済に関する演説の中で、社会開発を一そう推進する、計画期間中に二十七兆五千億円にのぼる社会資本を投資し、道路、住宅、生活環境施設など積極的に進めるとともに公害の防除につとめ、国民に快的な生活の場を確保する、こういうように約束されましたが、実行は間違いありませんか。
【次の発言】 次に、最近河川におけるところの汚濁によって公害が非常に騒がれておる現状であります。特に十数年来からの熊本の水俣病ですか、こういう公害問題を考えますときに、水質保全法の第五条に、「経済企画庁長官は、公共……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1968/03/13、31期、公明党)

○岡本(富)分科員 私は厚生大臣に、このたび公害対策基本法が制定されて、もうずいぶん日がたちますが、その第二章五節第二十一条に、「政府は、公害に係る被害に関する救済の円滑な実施を図るための」必要な制度の整備を行なうものとする、こういうようにして法が明文化されておりますけれども、新しく大臣になられまして非常に期待をしております。それで、これに対するどういうような手段を講じ、またどういう制度をつくり、どうやっていくかということを明確にひとつしていただきたいと思います。
【次の発言】 新聞報道によりますと、富山県のイタイイタイ病の患者の人たちが、いよいよ慰謝料請求を三井金属を相手取って提訴しておりま……

第58回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1968/03/13、31期、公明党)

○岡本(富)分科員 私は、宮澤経済企画庁長官が二月二十八日に衆議院の公害対策特別委員会におきまして所信表明されましたその中に、「国民生活行政を所掌する経済企画庁におきましては、経済成長の成果がひとしく国民の生活向上に結びつくよう、人間尊重と社会開発を行政の基本とし、公害問題に取り組んでいく」こういう所信表明がありましたので、これに基づきまして若干の質問をいたしたいと思うものであります。  この中に、全国で二十水域の排水の水質基準を設定し、またその確保につとめてまいった、こういうように仰せになっておりますけれども、どことどこで、どういうように確保されたかひとつ……。

第58回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1968/03/15、31期、公明党)

○岡本(富)分科員 私は、最近の公害問題で世論が沸騰しておる、そういうときに、通産省が業界に働きかけて、業界の出資で公害救済基金をつくろうという動きがある、この詳細について、またその構想をお尋ねしたいと思います。これは公益事業局長ですか。
【次の発言】 つなぎということで一応構想を練っている、こういう話でありますけれども、民間側、要するに業者側は、それに対して協力的であるのか。もう一点は、時期はいつごろを考えておるか。もう一点は、地方公共団体が出す額の二分の一ということだったら、非常に少ない、私こういう面も考えておりますけれども、この三点について明確にお答え願いたい。


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 商工委員会鉱業政策に関する小委員会 第2号(1969/07/10、31期、公明党)

○岡本(富)小委員 硫黄対策の確立に関する件で二、三お尋ねしておきたいと思います。  この輸出会社を設立するにつきまして、これは採掘された製練の硫黄、硫黄鉱山から出てくる硫黄と、それから回収硫黄ですか、これも含めて全部扱うところの会社であるのか、これをちょっとお聞きしたいのです。
【次の発言】 山からとれる山硫黄というのですか、これはトン二万円余り、それから輸出のほうの金額は一万四、五千円、こういうふうに聞いておるのです。それでありますれば、鉱山の現在の姿を見ますと、そんなにたくさんの利益はあげてないですね。そうしますとコストダウン――合理化というのは徹底的合理化と書いてありますけれども、相当……

第61回国会 商工委員会産業金融に関する小委員会 第1号(1969/06/12、31期、公明党)

○岡本(富)小委員 中小企業がいま一番困っておりますのは、下請代金、いわゆる大企業からの金が入らぬということです。私は、かねがね当委員会で言っておりますが、この下請代金遅延防止については、いま遅延防止法に基づいていろいろなことをやっていると長官はいつもおっしゃっているのですが、それをどういうふうにやって、結果はこういうふうになった、下請代金が早く払えるようになったというその調査した分、効果、これをひとつ資料として出してもらいたいと思います。

第61回国会 商工委員会産業金融に関する小委員会 第2号(1969/06/26、31期、公明党)

○岡本(富)小委員 本委員会の先回の委員会で下請代金支払遅延等防止法の施行状況、この資料を出していただきましたのですが、一応簡単に御説明願いたいと思います。
【次の発言】 この表を見ますと、検査結果、行政指導したのは二百七十九件、それから不問ですね、不問というのは何もしなくてよかったということに解していいわけですか。
【次の発言】 この調査事業所数は約一万件ですが、これは純然たる下請ばかりでございましょうか。それとも一般資材購入も入っておるのか。と申しますのは、中間の親企業が、要するに大企業に対しては製品として納めておる場合もありますし、これは一般資材に入っておる、そうしますと、純然たる下請企……

第61回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1969/02/27、31期、公明党)

○岡本(富)分科員 私の時間は三十分でありますので、簡単に要領よく答えていただきたいのです。  最初に、わが国の公害はもうどうしようもない、こういうところへきておりまして、最近、先国会からでありますが、通産省から工業立地適正化法、これを出そうとしておりますけれども、建設省が反対してまだ出せないのだ、こういうようなことを聞いております。しかしこの問題についてはここで答弁は要りません。あとでどういうところに問題があるのか聞かしていただきたいと思います。  次に国道の問題です。兵庫県の淡路島に、国道二十八号線というのが通っております。南淡町の役場の付近です。写真をすでに出してあると思いますが、これは……

第61回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1969/02/26、31期、公明党)

○岡本(富)分科員 私は、ちょうど三大臣そろっておりますので、各省に分けて質問し、わずかな時間ですから、簡潔に答弁してもらいたいと、最初に申し上げておきます。  最初に厚生省。群馬県の安中市におけるところの東邦亜鉛付近の公害問題につきまして、昨日現地に行ってきましたけれども、現実に人体被害というところまでは調査できなかった。しかし、腰が痛いとか、あるいは仕事中に手が動かなくなった、こういうような現状があった。また農産物被害が非常に大きい。お米が非常にとれない。また、ホウレンソウやイモあるいは野菜は全然と言っていいくらいとれなくて、農家で野菜を買っておるというような状態。また、養蚕をしておりまし……

第61回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1969/02/24、31期、公明党)

○岡本(富)分科員 最近の石油コンビナート、あるいはまた油を非常に使う経済発展が行なわれまして、そのために海水が非常に汚濁される。そういうことはすでにもう御承知だと思いますが、そうした海水の汚濁によりまして、水産物がどんどんと被害をこうむっておる。  一つ例をとりますと、ノリあるいはまた魚介類の油によるところの全国の総被害が、どれくらい行なわれておるか、四十三年度はまだ出てないかもわかりませんが、四十二年度においてはどれくらい行なわれておるか、これについてひとつお聞きしたいと思います。
【次の発言】 私のほうで調べましたのは、これは大体近畿関係でありますけれども、神戸海上保安部の調査で、油の事……



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データ更新日:2023/02/05

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