田中昭二 衆議院議員
31期国会発言一覧

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田中昭二[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは田中昭二衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院31期)

田中昭二[衆]本会議発言(全期間)
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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 衆議院本会議 第8号(1968/03/05、31期、公明党)

○田中昭二君 私は、製造たばこ定価法の一部を改正する法律案外二法案に対し、公明党を代表して質問をいたします。  わが国の税が重税で、しかも不公平であることは、万人の認めるところであります。この重税、不公平に対する不満が解消され、納得のいく税制改正がなされることを、国民は切望しているのであります。(拍手)  来年度の税制改正では、まず所得税の初年度千五十億円の減税を行なう一方、間接税は、たばこの値上げ、酒税の引き上げ、物品税の一部引き上げ等によって千五十億円の増税となり、その増減税は差し引きゼロとなっているのであります。  ポンド切り下げをはじめとし、米国のドル防衛強化などによって、わが国の国際……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 衆議院本会議 第68号(1969/07/28、31期、公明党)

○田中昭二君 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま提案のありました文教常任委員長大坪保雄君に対する解任決議案に賛成の討論を行なわんとするものであります。(拍手)  去る七月二十四日の本会議開会中の大坪君の態度についてでありますが、当日大坪君は、午前から午後にかけて文教委員会を主宰しながら、本会議を欠席し、本会議における各法案の採決権をみずから放棄し、第十六委員室の委員長席を占拠し続けたのであります。委員長席を確保するために本会議をボイコットするなどということは、まさに前代未聞、範を示すべき国会役員として断じて許すことのできない行為であります。(拍手)その非常識な行為を国民の前に深く恥ずべき……

田中昭二[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院31期)

田中昭二[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 大蔵委員会 第3号(1967/03/20、31期、公明党)

○田中(昭)委員 大臣にお伺いしますが、私も初めてでありますし、いまからお尋ねしますことに対しましては、ひとつわかりやすく、具体的に、親切にお答えいただきたい、こう思うのでございます。御了承いただけるでしょうか。――まず、このいただきました予算の説明書でございますが、私も勉強したいと思いまして、この説明書を早く手に入れたい、こう思っておりましたが、この委員会開会の十八日にいただきまして、その検討もすることもできませずに終わったわけでございますが、今後はこのようなものはひとつ早目にいただけるように要望しておくわけでございます。  次に、今から申し上げる二点につきましては、後日文書でけっこうでござ……

第55回国会 大蔵委員会 第10号(1967/05/10、31期、公明党)

○田中(昭)委員 バナナ関税の引き下げにつきましては、昨日から社会党の先生方からもいろいろお話がございました。私もいろいろ準備いたしておりましたが、ほとんど言い尽くされたようでございます。  この問題につきましては、家庭の中でもささやかなる希望を持っておった。といいますることは、このことにつきまして、バナナが安く買えるのじゃないかというような考えが国民の中にあるのじゃないか、このように思うものでございます。それにつきましてもお答えもございましたし、今後、各省庁のそのことに対します明確なる行政指導、そういうものもお願いする点が第一点でございます。並びに国内果実生産業者に対する圧迫の問題でございま……

第55回国会 大蔵委員会 第11号(1967/05/12、31期、公明党)

○田中(昭)委員 いまの渡辺委員の御発言でございますが、税務職員が足りぬために標準率表によって調整を行なっておる、このような発言に聞き取れましたが、それは、皆さんがおっしゃっていることは、あまりにも税務署の実務を知らなさ過ぎると思うのです。実際、税務職員が、申告指導におきまして標準率で相当の課税をし、その申告を促す、そういう事実があります。そういうものを――私はいままで両方の立場もあろうと思って黙っておりましたが、そのような税務職員五万に対して、足りないとかいうような発言は、私は穏当でないと思います。この問題につきましては、私も質問の機会がございましたらまた後ほど関係の方にお尋ねをしようと思っ……

第55回国会 大蔵委員会 第13号(1967/05/17、31期、公明党)

○田中(昭)委員 石炭対策特別会計でございますが、私も福岡県におりまして、現在斜陽産業といわれております石炭事業につきましては、そのほうの特別委員会もございまして、同僚の大橋議員からもいろいろお願いもしております。  私のほうからは、抽象的な問題になると思いますが、一応特別会計につきまして、その特別会計法の設置につきまする石炭対策に対する政府の経理を見てみますと、このたびは一般会計より分離したということになっております。その分離した目的、並びに基本的方向につきまして、大蔵、通産、両省の所信をお伺いしたい、このように思うものであります。

第55回国会 大蔵委員会 第16号(1967/05/23、31期、公明党)

○田中(昭)委員 私は公明党を代表しまして初めて衆議院に参りまして、私自身も税務二十二年の経験をもちまして、それぞれ委員のお聞きになりました以外のことにつきましてお聞きしたいと思いますが、まず、松隈会長代理に敬意を表したいと思います。  議事録を見ますと、毎年参考人として御出席いただいて、昨年やはり参考人の会だったと思いますが、租税特別措置の問題につきましては率直な意見をお述べになったようでございますが、いろいろな議論が伯仲いたしまして、最後には委員もお断わりしたいというようなおことばでおっしゃっておりまして、御健闘なさっていることを見まして、私もやはり同感でございます。この租税特別措置につき……

第55回国会 大蔵委員会 第17号(1967/05/24、31期、公明党)

○田中(昭)委員 私は公明党を代表して、ただいま議題となっております税制改正の三法案につきまして、所得税法の一部を改正する法律案及び法人税法の一部を改正する法律案に対し反対、相続税法の一部を改正する法律案に賛成の意見を表明し、討論をいたすものであります。  まず第一に、所得税法の一部を改正する法律案については、わが公明党も強く要求してまいりましたところの、課税最低限を百万円までに引き上げることがなされておりません。この改正では、憲法第二十五条の「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」との規定を充足するにははなはだ遠いものであります。いわゆる生活費には課税しないという原則……

第55回国会 大蔵委員会 第18号(1967/05/25、31期、公明党)

○田中(昭)委員 まず、特別措置法につきましては悪名高きものもありますし、いまから私質問申し上げる中においてはいままで言われてきたこともあるかと思いますが、ひとつ、要をとって簡潔にお答えいただきたい、このようにお願いします。  長官のほうは国税局長会議をやっているようですが、よろしゅうございますか。私のほうは大体いいと思いますので……。  まず初めに次官にお尋ねいたします。  利子配当の特別措置についてでございますが、今回の改正で、ほぼ税制調査会の答申どおり利子配当所得に対する特例税率の引き上げが実現いたそうとしております。しかしながら、この利子配当に対する特別措置の不公平に対する不満は最近と……

第55回国会 大蔵委員会 第19号(1967/05/26、31期、公明党)

○田中(昭)委員 いまのお話がさめないうちに関連したことをお尋ねしたいと思います。  いま出ました問題は、売りさばき人の収入が少なくなるということ、これは今度の改正で現金納付の範囲も大きく改正になりましたし、陳情書が出ているということを私もお聞きしましたが、まず、その売りさばき人が収入が少なくなるという面について、主税局はどのようにお考えになっておりますか、お尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 いままでわずかな収入でやってきた売りさばき人の収入が減らないということになれば、そういうお見通しであればけっこうなことだと思います。ただ、いまお聞きしますと、平均二万一千円ぐらいの収入で来ているとい……

第55回国会 大蔵委員会 第20号(1967/05/30、31期、公明党)

○田中(昭)委員 関連質問をさせていただきます。  ただいま堀委員のお話の中にありました税務職員の定員の中にありながら税務大学に行っているという問題でございますが、これは短期講習並びに税務大学高等科在学生、このことをおっしゃったのではなかろうかと思います。いま長官のおっしゃった普通科の生徒は当然卒業して入ってくるわけでございますが、高等科の入学生は当然税務署の定員におります。その人が高等科に入学すれば、その分の仕事は当然残っている税務署の職員が二重の仕事をやっているという実情をそのときに言ったのではないか、そのように思われます。あわせて、高等科在学の税務大学校生徒、並びに短期講習を行なうその短……

第55回国会 大蔵委員会 第21号(1967/05/31、31期、公明党)

○田中(昭)委員 きょうは主税局長が出席できないようでございまして残念でございますが、そのかわり有能なる結城さんもお見えいただいておりますから、私たちもしろうとでございますから、ひとつわかりやすく、こちらの質問の要点をつかんで御答弁願いますように、まずお願いいたしておきます。  登録免許税法案につきましては、二十三年に改正があったように御案内がありまして、その後改正されなかった。二十三年から約二十年近く改正されなかったという理由と、その間、印紙税法におきましては昭和二十九年に改正になっておりますが、その改正になったときと同時になぜ改正されなかったか、こういう疑問を持つものでございます。  以上……

第55回国会 大蔵委員会 第27号(1967/06/30、31期、公明党)

○田中(昭)委員 私が当委員会におきまして五月二十四日に総理にお尋ねいたしました歳費のみによって源泉還付の申告をしておる問題でございますが、そのときに大臣のほうから、事実はさっそく調査いたしますという御返事をいただいたわけでございますが、その後どのような調査になっておりますか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 大体、大臣も忠実に国税庁に命じてそのような調査をなさっておる、このように・敬意を表しますが、いま私がお聞きしましたのは、歳費のみにて源泉還付を受けておるのはどうなっておるか。これは時間もありませんので私は削って申し上げたわけであります。いまのは雑所得がある場合についてという長官のお……

第55回国会 大蔵委員会 第34号(1967/07/19、31期、公明党)

○田中(昭)委員 関連して。  ただいまの問題は、例の国会議員が税金の横取りした、こういう問題であります。先日私も大臣にその問題につきましてお尋ねしたわけでございますが、政治家なるがゆえになぜそのように違法なものをそのままほっておくか。総理も各大臣も、もちろん法律を守るということは言っておる。そういう所得税法に違反する事件がありながら、それをそのままにしておる。聞くところによれば、署長のところで握っておるというようなことも聞いております。また、これと同じような、政治家でなくて源泉還付について不正を行なった事件が名古屋に起こっておりますが、これは新聞にも報道されましたように、警察権まで発動してそ……


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第56回国会(1967/07/27〜1967/08/18)

第56回国会 大蔵委員会 第4号(1967/11/14、31期、公明党)

○田中(昭)委員 まず大臣に、久しぶりでございますがお尋ねしたいと思います。  政治家の税金還付についてでございますが、この問題につきましては、大臣も当委員会において、国税庁の申告指導の誤りであった、だから直ちに調査をする、また近く処理されることになっておるとか、また調査ができたので適切な処置をとりたい、このように答弁されております。その後、いままでこの委員会におきましても、大臣から何の説明もされておりません。そこで、先日の税制小委員会で、私の質問に対して泉国税庁長官は、みずから国税庁の指導の誤りである、ミスであったとして深く陳謝しておられました。ここで問題をはっきりするために申し上げるわけで……


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第57回国会(1967/12/04〜1967/12/23)

第57回国会 大蔵委員会 第5号(1967/12/22、31期、公明党)

○田中(昭)委員 時間もだいぶなくなりましたが、私からは今年の補正予算の財源の問題でございます。  補正予算の財源を見てみますと、相当な税収が見込まれておるのがあるようでございます。この補正予算の収入が年度末において確保されれば幸いでございますが、その内容を検討してみますと、申告数字においては約一八%程度の伸びでありますし、法人税においても一割以上の税収を見てあるようでございます。総体で二千九百億の税収の確保について当局の確信あるお答えを願いたい、こう思います。
【次の発言】 でありますから、もちろん見込みでございますが、当初予算の提示されたときにおきましても、私は予算の歳入面につきましては相……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 大蔵委員会 第4号(1968/03/01、31期、公明党)

○田中(昭)委員 私は、まず、ことしは災害が起こっておりますが、ほんとうに悲しいことでございます。この災害につきまして大蔵省としてその救済対策、特に税金の面においてどのようにすればよいか、その基本的な考え方をまず大臣からお伺いしたいと思います。
【次の発言】 不幸なことが起こりますからこそ、行政をあずかる者としてはそれに対するあたたかい救済の手を考えておかなければならぬ、もちろんのことでございます。  それで、いま大臣からお話を聞きまして、税金の面においては申告の延期とかそういうものを考えておるということでございますが、その救済の方法としてどういうものとどういうものとどういうものがあるか、簡単……

第58回国会 大蔵委員会 第7号(1968/03/08、31期、公明党)

○田中(昭)委員 私は、まず開発銀行総裁並びに政務次官のほうにお尋ねしたいと思いますが、重複する面もあるかと思いますが、何ぶん私も初めてでございますし、ひとつわかりやすく、具体的に説明をお願いしたいと思います。  去る六日の当委員会におきまして、同僚の廣瀬委員から、開銀の使命といいますか、そういうことについてお尋ねがあったわけであります。総裁のほうから、開銀の方針としていろいろお述べになったわけでございますが、現在の開銀の融資目標並びに方針というものを聞いておりまして、現在、この財政硬直化ともいわれる時点におきまして、そのような方針にのっとる開銀の方向というものに対する根本的な考え方につきまし……

第58回国会 大蔵委員会 第8号(1968/03/12、31期、公明党)

○田中(昭)委員 アジア開発銀行の問題でありますが、アジア開銀の業務内容の開始は一九六六年の十二月になっておるようでございますが、翌年の一九六七年の業務内容について詳しくお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、一九六八年、本年度の業務計画はどのようになっておるのでしょうか。
【次の発言】 その六七年度のあと残りました二、三件というのは具体的にどういうものですか。
【次の発言】 続いて、第一回の東南アジア開発閣僚会議において、農林漁業開発に主眼点が置かれる、そういうようになっておりまして、特に農業問題の開発に力を注ぐとの討議がなされておりますが、具体的にはどのような部門に開発の重点……

第58回国会 大蔵委員会 第9号(1968/03/13、31期、公明党)

○田中(昭)委員 私は、本日はひとつ総理に詳しくお尋ねしたい。なぜかならば、去る五日の本会議におきましての私の質問に対するあなたの答弁は、国民にとって重大なる発言があったと思っております。多少の時間を延ばしていただいてもお答えを願いますことをまず約束いただきたい。名委員長である理解ある委員長もその趣旨をお考えいただきまして、許可をお願いしたいと思います。どうでございますか。
【次の発言】 現在重大な時期に差しかかっております政府は、財政硬直化、そういう問題も投げかけておりますが、先日の本会議におきます総理の答弁を、私もう一回ここで読んでみたいと思います。おそらく記憶がないのじゃないかと思います……

第58回国会 大蔵委員会 第10号(1968/03/15、31期、公明党)

○田中(昭)委員 最近心配をされております金並びにポンドの価格の下落につきましてお尋ねしたいと思っておりますが、まだ関係局長がお見えになっておらないようでございますから、途中でその問題に入らさせていただきたいと思います。  まず、関税局長にお尋ねいたしますが、輸入課徴金がガット第二条で全面的に禁止されておるのは承知しておりますが、現在アメリカの輸入課徴金制度の実施は条約違反ではないか、このように思うのですが、この点の見解をお聞きしたい。
【次の発言】 次に、ガットは税を引き下げるということを目的にしたものでありますが、実質的には関税引き上げになる課徴金は明らかに違法であるわけです。協定加盟国が……

第58回国会 大蔵委員会 第14号(1968/03/25、31期、公明党)

○田中(昭)委員 四十三年度の予算の財源収入から、いろいろ税制改正も小幅な改正にとどめてあり、またその減税額も少ないようでございます。いろいろ各委員からいままで討議されましたから、私は簡単に所得税法の改正されました基礎控除の引き上げ、そういうこまかい問題からお尋ねしていきたいと思います。  まず基礎控除、配偶者控除でございますが、これを十六万円にされましたその計算の根拠を御説明願いたい。
【次の発言】 いまの主税局の説明では、私はまだ納得いたしません。もう少し親切に説明していただければけっこうだと思います。いまお聞きしておりますと、十万円の控除引き上げをただばらばらに、基礎控除に一万円、ほかの……

第58回国会 大蔵委員会 第16号(1968/03/27、31期、公明党)

○田中(昭)委員 私は、先日の委員会から質問事項をたくさん残しております関係上、残りました分の一、二の問題を先にやらしていただきたいと思います。  まず、予算の歳入、いわゆる租税収入の見積もりについてでございますが、本年度補正予算の組まれましたときの状況、いわゆる政府のPRによりまして、本年度の後半は景気は悪化し、財政硬直化というような問題も秋ごろから出てまいりまして、その環境のもとに補正予算が組まれたと思っておりますが、その補正予算を組まれたときの状況で、歳入面の租税収入についてどのようなお考えであったか、お伺いしたい。
【次の発言】 具体的にいま法人、所得税についてはその引き締めの効果がま……

第58回国会 大蔵委員会 第18号(1968/04/02、31期、公明党)

○田中(昭)委員 きょうは私、まず物品税の問題から聞いてまいりたいと思います。  物品税が、政府のいつも御答弁なさるように、ぜいたく品にその税の負担を持たせていきたい、こういうことで課税されておるようでございますが、きょうはその物品税が課税されておりまする品目について、事実ぜいたく品に多く課税されておるということをひとつ聞いていきたい、こう思うわけでございます。こまかいことになりますが、まずその点を申し上げて始めたいと思います。  まず、現在の物品税の第三種物品の中に清涼飲料に課税してあるわけですが、この清涼飲料というのは、どういう品目にどういう金額から課税されて、その金額がどのように税収があ……

第58回国会 大蔵委員会 第19号(1968/04/03、31期、公明党)

○田中(昭)委員 私は、公明党を代表いたしまして、所得税法、法人税法、租税特別措置法の一部を改正する法律案並びに物品税法の一部を改正する法律案に対し、反対の意を表明するものであります。  所得税法は、諸控除並びに課税最低限が引き上げられたが、諸外国に比べ、国民所得また課税最低限度額が低いために、国民の税負担感は軽減しておりませんし、ましてや諸物価の上昇、昇給による所得の自然増加に伴い、また現行の累進課税制により、より多くの租税負担となっておるのであります。また、最低税率を〇・五%引き上げ、九・五%にしたことは、最低税率を漸次低くしていくべきだとする正論に逆行するものであります。好ましい状態では……

第58回国会 大蔵委員会 第20号(1968/04/05、31期、公明党)

○田中(昭)委員 私は、酒税法並びにたばこ定価法につきまして質問をいたしますが、まず酒税法の改正につきましてお尋ねしていきたいと思います。  四十三年度の酒税法の改正でございますが、それによりますところの酒税の増徴から見ますと、かなり大幅な、戦後最大の規模であるともいわれております。この酒類の酒税の負担は、同じ間接税であります物品税の税負担と比較してみますとだいぶ高いようでございます。案内のとおりに特級酒で四三・二%、一級酒で三六・五%、ビールで五〇・一%という高率の課税率になっております。ところが、現在酒はほとんど大衆化されておるのではないかと思うわけです。そうしますと、常に政府がPRいたし……

第58回国会 大蔵委員会 第21号(1968/04/09、31期、公明党)

○田中(昭)委員 私は、公明党を代表して、ただいま議題になりました製造たばこ定価法の一部改正の法律案、酒税法の一部改正案、並びに同修正案について、反対の意を表するものであります。  酒たばこの値上げの理由として、まず酒の価格は所得や物価の水準に比べて安過ぎる、また従量税体系であるために、税負担率は物価水準の上昇に伴い低下しておると言っております。たばこ値上げについては、小売り価格は昭和二十六年以来据え置かれており、その間の所得、物価の水準の上昇や購買力にゆとりがあること等により専売益金の増収をはかるためと述べております。  現在、国民が何よりも関心を寄せているのは物価問題であります。理由は、所……


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第59回国会(1968/08/01〜1968/08/10)

第59回国会 大蔵委員会 第2号(1968/08/08、31期、公明党)

○田中(昭)委員 大蔵大臣に米価の問題でお尋ねするわけですが、いろいろいままでお話も聞いておりますし、率直にお答え願いたいと思います。  まず、大蔵大臣としましては、米価は大体幾らくらいが妥当な線なのか、そういうことについてお考えを聞いておきたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、大蔵大臣としては、大体、新聞にも報道されましたように、一万六百円前後でございますか、そういうもので米作農家はしんぼうしろ、財政の運営上、総合予算も組んだ関係上しかたない。ほんとうにそのように思っていらっしゃるのでしょうか。
【次の発言】 予算の問題ですが、いわゆる客観情勢並びに政府部内としては財政硬直化というよ……

第59回国会 大蔵委員会 第4号(1968/10/18、31期、公明党)

○田中(昭)委員 まず主税局のほうに、本年分の税収入の見込みについてお伺いしたいと思います。  午前中に村山理事のほうからも質問があっておりましたが、そのときに細見さんは、とにかく本年の税収については予算よりも二千億はふえないだろう、千億はこしてふえるだろう、答えも簡単にお願いしたいためにそのように申し上げるわけですが、簡単にいいましてそういう話がありました。私の見方は、まだそんなことで終わらないのじゃないか。といいますのは、八月末の税収を見ましても、源泉分で前年の同期よりも千九十七億、申告分で二百六十八億、合計千三百六十五億、そのほか法人税でも千十億、法人税についてはすぐ九月決算期を見なけれ……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 大蔵委員会 第2号(1969/02/17、31期、公明党)

○田中(昭)委員 きょうは私に与えられた時間が二十分でございますから、ひとつわかりやすくなるだけ親切に答えてください。  本日、大臣の所信表明にもありましたが、わが国の財政上に公債の制度を取り入れたといろいろな公債制度を強調されたわけですが、それによって立て直しといいますかそういうものがなされたその反面、国民の租税負担は税制の不公平というようなもので強い不満を持っておることは事実であります。その不満がさらに深くなっていくのではなかろうか、こう思いますが、大臣はこの不公平についてどのような見解をお持ちですか。
【次の発言】 そこで、そういうお話を一昨日あたりから聞いてきたわけでございますが、現在……

第61回国会 大蔵委員会 第5号(1969/02/26、31期、公明党)

○田中(昭)委員 いま提案になっております二法案は、私で終わるわけでございますが、さきに他の委員の方からいろいろの御質問がありまして、重複する面もあろうかと思いますが、ひとつ丁寧にお答え願えますれば早く終わるかと思います。  まず、最近の国際通貨は、ドルもポンドもフランもマルクも、それぞれ問題をかかえて、戦後二十余年続いたわけでございますが、IMF体制は、いまや崩壊の危機に瀕している、そういう状況であります。IMF体制は、一九三〇年代の無秩序な国際経済に対する反省から、国際協力を基本とする国際通貨体制をつくり出したものでありますが、いまやアメリカの指導力、すなわち、ドルが衰退したために、世界は……

第61回国会 大蔵委員会 第6号(1969/02/28、31期、公明党)

○田中(昭)委員 現在土地問題がたいへん問題になっておりますが、それに関連する問題でございますから、ここに一地方のものでございますが取り上げていきましてお話を聞いていただきたい、こう思うのでございます。  文化庁のほうが、きょう急に来ていただいておりまして時間もないようでございますので、そちらのほうから入らしていただきますが、福岡県の筑紫郡に太宰府という古い史跡がございます。これにつきましていま地元の陳情もいろいろあっておりますが、この問題が土地税制の問題とも関係があるし、また文化庁の方針なりもあわせてお聞かせ願いたい、こう思うわけでございます。  まず、太宰府の史跡の指定につきまして、聞くと……

第61回国会 大蔵委員会 第8号(1969/03/05、31期、公明党)

○田中(昭)委員 大蔵大臣は国有財産のすべてについて総括して責任を持つというようなたてまえになっておりますが、この特別会計に所属します財産について、統一的に総合的に活用するためにはどういう配慮があるものか、次官からでもけっこうでございますからお答えいただきたい。
【次の発言】 少し明確な答弁ではないと思いますが、時間があまりありませんから次に進みます。  この特別会計に入ってくる財産でございますが、提案理由にもありましたように、国有地の利活用の見地から総合的に調整する。それをどういうふうにするのか、積極的に生かそうという見地から進めていかなければならない。そういうことを考えますと、たとえば今回……

第61回国会 大蔵委員会 第10号(1969/03/11、31期、公明党)

○田中(昭)委員 税制改正については、国民が多大なる期待を持って毎年税制改正を見ておるわけでございますが、なかなか主税局のほうでできました税制改正案を訂正されようとしないですね。いま竹本委員のお話もありましたが、私も国会の合い間を見ていろいろの人と話し合ってみますと、特に同じ所得税法でありながら、給与所得者並びにそのほかの事業所得者、その申告納税の実態とあの悪評ふんぷんの利子配当の分離課税、分離課税した上に配当控除までして、法人において所得税の前払いだ何だという理屈をつけて御説明なさいますが、国民はそういうことではかえって税制というものに対して疑問も持ちますし、政府の態度を疑っていくような方向……

第61回国会 大蔵委員会 第13号(1969/03/19、31期、公明党)

○田中(昭)委員 このたびの措置法の改正は、土地税制について、諸般の事情を考えて、高騰を続ける地価対策のためにいろいろな改正が行なわれたようでございますが、この土地税制の改正の基本的な重要課題等につきまして、総括的な御説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 ただいまの説明では、総括的な説明でございまして、問題は、この土地税制は、いままで改善されましても、いろんな不合理な面、矛盾した面が出てきておるわけでございます。これはまた一つ一つ、こまかいことになりますが、当たっていきたいと思うわけですけれども、いまおっしゃったように、当面、改善できるものだけをやっていくというような点ですね。早期に宅……

第61回国会 大蔵委員会 第16号(1969/03/31、31期、公明党)

○田中(昭)委員 いま提案されております法律案は国益上も大事な法案でございますから、ただいまから質問いたしますが、なるたけ詳しく、要点をはずさないように御答弁願いたい、これをまずお願いしておきます。  まず、わが国の貿易と関税率の問題でございますが、ここ十年間くらい見てみますと、世界貿易は大体年率七%くらい拡大しておるようでございます。この間のわが国の輸出は年率大体一四・六%、このように拡大し、輸入もしたがって年率一一・四%で拡大しております。このような貿易規模が大体三百億ドルに近づいておりますが、世界貿易に占めるシェアも大体六%くらいに達しているのじゃないか。  ところで、輸入と関税について……

第61回国会 大蔵委員会 第19号(1969/04/11、31期、公明党)

○田中(昭)委員 いままでの先輩議員のいろいろなお話を聞いておりまして、私も確かに、この改正法律案の前に予算的措置がなされるということについては、ほんとうにけしからぬ、こういうように思います。その議論につきましてはいま相当なされましたから、別な面から少しお尋ねしたい。  まず、大蔵省のほうですが、大蔵省は財政収支の面から地方財政が好転した、そういうことを理由にして、また財政硬直化の一つの理由になっておりました地方交付税を取り上げております。この交付税の税率の引き下げを大蔵省のほうで考えておったというようなことですが、これはその時点と現在はどうでございますか。

第61回国会 大蔵委員会 第20号(1969/04/15、31期、公明党)

○田中(昭)委員 まず総括的なことからお伺いいたしたいと思います。  いわゆる総合エネルギーに占める石炭の位置づけの問題でございます。今次の答申に至るまでには、年産五千万トンという目標をもって総合エネルギーに占める石炭の位置がきまっておったわけでございますが、今度の新石炭政策にはいわゆるその位置づけがなされていない。一体石炭対策の前提たるべき目標はどう考えていらっしゃるのか、お尋ねしたいと思います。
【次の発言】 まず現在の石炭対策について、客観情勢また自然条件等というようなお話がございましたが、そのためにいままで対策が講じられたんじゃありませんか。その対策の目標である位置づけもなされてないと……

第61回国会 大蔵委員会 第21号(1969/04/16、31期、公明党)

○田中(昭)委員 まず、予算委員会でお尋ねしました東淀川税務署は、全国の税務署の中で特殊なケースで税務行政が行なわれております。この問題は大事な問題ではないか、こう思うわけであります。  そのことにつきまして、予算委員会でお尋ねいたしましたところが――まず、最後の結論のほうから先に言っておきます。大臣から、東淀川税務署の署長さんを特別によく取り調べる、そういうお話がありましたが、そのことはいつ、どこで、どういうふうに取り調べられたのか、その結果についてはまだ御報告をいただいておりませんから、いつ、どこで、どのような取り調べをなさったか、その内容もできましたら教えていただきたいと思います。

第61回国会 大蔵委員会 第26号(1969/05/07、31期、公明党)

○田中(昭)委員 私は、公明党を代表して、交付税及び譲与税配付金特別会計法の一部を改正する法律案に対して、反対の意見を表明するものであります。  その第一の理由は、今回もまた、地方交付税から国の一般会計に六百九十億円の貸し付けをしたことであります。  昨年、同法の審議の際、地方交付税より国へ貸し付けることは、四十三年度限りの措置ということでありましたが、今回も同様な措置をとったことは、まさに地方財政を圧迫する何ものでもありません。しかも最近、地方財政は、国の財政に比べてゆとりがあるとの見方がありますが、これは地方財政の実態をあまりにも認識しない考えであります。地方財政が多少伸びを示しているとい……

第61回国会 大蔵委員会 第29号(1969/05/14、31期、公明党)

○田中(昭)委員 私は、きょうは税制問題で、報道されるところによりますと、四十五年度の税制改正についても、税制調査会も始まっておるようでございますが、今国会におきますいろんな税制に関する質問、答弁等を通しまして確認並びに大臣の決意のほどを伺いたいことがありますから、逐次お尋ねしていきたいと思います。  まず、所得税の減税でございますが、これは中間所得者のほうの税負担を軽減するという意味で、いわゆる控除額のアップとそれから税率の改正ですね、これについては、大臣として今度の四十五年度の税制改正にどのような御決意がありますか、お伺いをしたいと思います。

第61回国会 大蔵委員会 第30号(1969/05/16、31期、公明党)

○田中(昭)委員 この租税条約と国内の法令との関連から、このたびの租税条約特例法はどういう目的でつくられたものか、それをまずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 わが国の条約の締結方針ですが、その中で投資所得の制限税率が一五%とか一〇%というようなものをとっておりますが、それはいろんな国別にどういうふうなバラエティーになっておるか、その内容をお聞きしたい。
【次の発言】 この条約を結んでおります国が十七カ国ですか、これに新しいものを入れると二十一カ国になると聞いておりますが、いま先進国と開発途上国とに、制限税率にそういう差がある。その差を設けた理由、それをもう少しわかりやすく具体的に――いま……

第61回国会 大蔵委員会 第36号(1969/06/11、31期、公明党)

○田中(昭)委員 私は、公明党を代表してでございますけれども、党代表ということよりも個人的に、いまの各参考人の御意見を聞きまして、部分的でございますけれども、お尋ねをしたいと思います。  まず、前田参考人にお尋ねしますが、先ほどから御意見をお聞きしました中に、税務署の更正決定に対するいわゆる事前回答制度でございますか、並びに更正の予告でございますか、そういうものは私もたいへんけっこうなことではないかと思います。そうしますと、税法というもの自体が国民のいわゆる財産権を侵害するわけでございますから、結局すっきりした法律になさなければいけない。そういう国税に対する不服の問題に対してこういうりっぱな意……

第61回国会 大蔵委員会 第38号(1969/06/17、31期、公明党)

○田中(昭)委員 提案されました法案につきましては、先輩並びに各党の委員からいろいろ重要な問題の質疑等が行なわれたわけでありますが、私も公明党を代表しまして、幾ぶんか重複する点もあるかと思いますが、何せこの問題は根本問題が明確にならなければいけない、こう考えますから、再度の答弁になりましてもひとつ丁寧にお答え願いたい、かようにお願いします。  問題は、現体制の協議団から不服審判所に移行するという問題が、どうしてもその理由が浅いんではないか。いろいろな納税者の権利救済の改正事項等もございますけれども、それはしいて言えば、現協議団においても、その程度のものであるならば、当然協議団の制度を育成してい……

第61回国会 大蔵委員会 第42号(1969/06/27、31期、公明党)

○田中(昭)委員 補充質問の意味で質問の時間を与えてもらいましたが、時間が少ないようでございますから、いままで問題になっておらなかった小さい点でございますが、お尋ねしてみたいと思います。  今度の改正によりますと、いままでの協議団制度よりも悪いといいますか、いわゆる不服申し立てについて慎重に取り計ろうという点が少しおろそかになっておるのではないかと思う点でございます。いわゆる協議団の制度のもとにおきましても、審理を決定する場合には、協議官三人の協議によって行なうということになっておったと思いますが、その点の改正が今度は審判官の議を経てというふうに改正されておりますが、この点はどのような趣旨でそ……

第61回国会 大蔵委員会 第48号(1969/07/23、31期、公明党)

○田中(昭)委員 私は、久しぶりの大臣に対する一般質問でございますから、専門の税制並びに税務行政につきまして、会期末にもなりましたし、今国会におきまして大蔵大臣といろいろ意見の交換をいたしましたその結果をもう一回まとめまして御意見もお伺いしたい。  なぜ私がこういうことを申し上げるかといいますと、私も国会議員としてはまだしろうとでございます。 自分の率直な意見を申し上げたことが、どうもこの委員会論議等を通じましても、何といいますかその場だけでごまかされたといいますか、極端な言い方をすれば、だまされたような感じを抱く点がいままでありました。それは私のほうの思い過ぎかもしれませんけれども、一応今国……

第61回国会 大蔵委員会 第52号(1969/10/28、31期、公明党)

○田中(昭)委員 長い間でございますが、サラリーマンの減税については相当な世論も続いております。政府も逐次腰を上げたような形になっていますが、しかしまだまだサラリーマンに対する重税であるという声は深いと思うのであります。それは一つは、各所得の種類間において負担が不公平になっておるということが大きな問題ではないかと思いますが、私のほうで所得税の税制総点検をやりまして、それによりますと、さらに所得税の矛盾といいますか、そういうものがはっきりしてきたのではなかろうか、こう思っております。  そこで、その実態調査をしました中で、いわゆるサラリーマンに対する必要経費、こういうものに関するサラリーマンの皆……

第61回国会 予算委員会 第12号(1969/02/15、31期、公明党)

○田中(昭)委員 私は、まず財政の問題から少しお聞きしたいと思います。  四十三年度から総合予算主義ということで予算が組まれたわけでございますが、簡単にお尋ねしますと、政府が総合予算主義を唱えたその真意は一体何であったのか、大臣からお答えいただきたい。
【次の発言】 そうしますと、総合予算主義による予算というものは、歳入も歳出も大体バランスがとれて、変えない、そういうことはわかるのですが、その総合予算主義を採用して政府のやらんとしている目的は何ですか。
【次の発言】 財政硬直化ということばが、一昨年の終わりごろからでございますか、だいぶん言われてきたわけでございますが、政府が総合予算主義を言い……


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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 大蔵委員会税制及び税の執行に関する小委員会 第3号(1967/07/13、31期、公明党)

○田中(昭)小委員 所得標準率の問題でございますが、前回のこの委員会におきまして、ある程度論議はし尽くされているということでございますが、私はそのときに出席しておりませんでしたものですから、そのことにつきまして、一、二長官に今後の標準率に対する考え方をお尋ねしたいと思います。  まず、標準率なるものを今後とも税務の第一線においては採用していくかどうか。簡単に、するかしないかだけでけっこうです。
【次の発言】 そうしますと、標準率は、現在まで公開したと同じようなものについては、今後も残して公開していく、それ以外については、標準率作成もしない方向で国税庁は考え方を持っており、するにしても、より以上……

第55回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1967/04/21、31期、公明党)

○田中(昭)分科員 大蔵大臣に租税の自然増収についてお尋ねいたします。  まず、ことしの二月末の租税の収入状況を見てみますと、約三兆百九十億、このようになっておるようでございます。前年度の三月の収入状況から見ましても当然三千六百億程度の収入があっておりますし、本年の三月の収納状況は、少なく見ましても四千億程度になることは明らかであります。そういたしますと、自然増収は約二千二百億程度になるわけでございますが、四十一年度の約千六百億の自然増収よりも約七百億も増加することになります。この事実は大蔵省部内においてもいわれておることでございまして、その自然増収は二千億前後であるというふうなことがいわれて……


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第56回国会(1967/07/27〜1967/08/18)

第56回国会 大蔵委員会税制及び税の執行に関する小委員会 第1号(1967/10/11、31期、公明党)

○田中(昭)小委員 まず大蔵省のほうに、いまの税収の伸びの問題でございますが、四十一年度の分につきましても、だいぶ税収の伸びがいいために当然増が相当出るのではないかというようなことを再三お尋ねしましたが、大蔵省といたしましては二千億以下になるのだ、千六百四十億という数字が出ておりましたが、結局歳入決算面につきましては二千億以上の当然増が出てきたということで、先ほど平林先輩のお話を聞いておりまして、少ししろうとにも、私たちのような幼稚な者にもわかるように――現段階において、四十三年度の予算も各省から予算要求が出ておりますし、それと国債をどう見るかによって税収の負担割合が出てくるわけですけれども、……

第56回国会 大蔵委員会税制及び税の執行に関する小委員会 第2号(1967/11/11、31期、公明党)

○田中(昭)小委員 政治家の税金還付の問題でございますが、この問題はだいぶん事も済みまして処理されておると聞いておりますが、まずこの問題の出発点は、法律の趣旨に適合しないような事案が起こりまして、国税庁の見解並びに申告指導に誤りがあった、ミスがあったということはいままでの経過で大体明らかであります。その被害をこうむってマスコミの表面に踊らされたのは議員でございます。議員が一番悪いようなことに世間で言われておる。これはこれとして、納税者である国民に対しても、その責任上、その問題が起こった出発時点にもう一ぺん立ち戻って、重要な点だけでけっこうですから、その状態を簡単に説明願いたいと思います。


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1968/03/14、31期、公明党)

○田中(昭)分科員 私は、先ほど同僚議員の広沢議員からも申されましたし、大蔵大臣からも大事な、貴重な御返答をいただいたようでございますが、まずその面から入らせていただきたいと思います。  現在、財政硬直化ともいわれまして、たいへんなときになっておりますが、先ほど広沢議員が、今度の税制改正につながるたばこの値上げ、こういうものについて、たばこの値上げに財源を求めなくても、ほかに財源があるのではないか、そのようなことを中心にお聞きいたしましたところが、大臣のほうから、それはたばこのほかにも財源があるのだけれども、いろいろな事情でたばこに財源を求めているのだ、このような御返答があったということを聞い……


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第59回国会(1968/08/01〜1968/08/10)

第59回国会 大蔵委員会税制及び税の執行に関する小委員会 第1号(1968/09/17、31期、公明党)

○田中(昭)小委員 主税局長に一、二お尋ねしますが、税の見通しが大体現段階では立たないというようなことですが、現在までの税の収入歩合を見てみまして、大体予算額をオーバーするものが幾つかあると思うのです。それはどういうものですか。
【次の発言】 そうしますと、四十三年度の税収というのは大体予算額を上回るという見通しはできませんでしょうか。
【次の発言】 そうしますと、大体ふえるだろうと思われるものが来年度も減税という――村山委員からもいろいろ話が出ましたが、それに対してまだ見通しがつかないというようなことでしたから細目的にお聞きするわけですが、所得税の中で源泉と申告とありますが、これは大体いまの……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 大蔵委員会税制及び税の執行に関する小委員会 第1号(1969/08/01、31期、公明党)

○田中(昭)小委員 私は、きょうは専売のたばこの小売り業者の問題についてお尋ねしておきたいと思います。  たばこは御存じのとおり、いわゆる小売り価格に対して一定の手数料というような形できまっておりますが、その手数料に対する税金の所得の算出のしかたに、少し国税庁としてあたたかい姿勢を欠いていないかという点を指摘するわけです。といいますのは、小売り業者に対してはいわゆる差益率に従って標準率というものも設けてあると思うのですが、こういうたばこ小売り業者に対して国税庁としてどういうふうな所得の計算をしておるか、またどういうふうな方法で課税をしておるかということからお聞きしたいと思います。

第61回国会 予算委員会第五分科会 第5号(1969/02/28、31期、公明党)

○田中(昭)分科員 私は、大臣を前に、建設行政のことをしろうとからいろいろ言うことはどうかと思いますが、全国的にもいろいろだいへんな問題があるように聞いております。もう引き続きお疲れのことでございますから、私は一問にいたしまして、すぐ終わりにさしていただきます。  何かといいますと、私の地元の問題で、これが建設行政を代表するような、いわゆる地域住民が困っております問題でございますからここに取り上げてみるわけでございますが、御存じのとおり、九州縦貫自動車道の筑紫野町二日市地区、これが三十八年から計画されまして、四十八年の完成を目ざしていま進行しておりますが、その計画が九分九厘まできた段階において……

第61回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1969/02/25、31期、公明党)

○田中(昭)分科員 いまから私お尋ねする問題は、福岡県の零細な農民らが貯金いたしました預金が、不正に使われまして、その不正な金が多額な金であります。そういうようなことで、地元の住民、農民の方々がたいへん心配しておりますから、そういうことにつきましてお尋ねするわけでございます。  この問題は大臣も詳しくは御存じないかと思いますが、まず当局のほうから説明をいただきたいと思います。福岡県の粕屋郡というところがございまして、そこに仲原農協という単位農協がございます。この仲原農協の不正融資事件について、その詳しいてんまつを知りたいわけでございます。この問題は、地域住民の多大なる不安もあり、根強い疑問も残……



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データ更新日:2023/02/05

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