このページでは田中昭二衆議院議員の36期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は36期国会活動統計で確認できます。
○田中昭二君 ただいま議題となりました自転車の安全利用の促進及び自転車駐車場の整備に関する法律案につきまして、提案の趣旨及びその内容の概要を御説明申し上げます。 近年、わが国の自転車利用は、自動車交通の混雑、燃料費の高騰等を背景として著しく増大するに及び、十年前の保有台数が約二千九百万台であったものが、現在約五千万台に達しております。このため、一方では自転車利用に伴う交通事故の増大、駅周辺におけるいわゆる自転車公害等の憂慮すべき社会問題を引き起こしつつあります。 しかしながら、従来の法制度においては、自転車に対する位置づけは必ずしも十分でなく、かつまた、多種多様な行政にまたがるものであるた……
○田中委員長 この際、一言ごあいさつを申し上 げます。 ただいま、委員各位の御推挙によりまして、私が本特別委員会の委員長の重責を担うことになりました。 本特別委員会の使命の重要性にかんがみ、その職責の重大なることを痛感いたしております。 委員各位の御支援、御協力を賜りまして、円満なる委員会の運営に努める所存でございますので、よろしくお願いを申し上げます。 本日は、これにて散会いたします。 午後一時二十八分散会
○田中委員長 これより会議を開きます。
理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの林大幹君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、
委員長は、理事に
浜野 剛君 林 大幹君
水平 豊彦君 安田 貴六君
沢田 広君 永井 孝信君
草川 昭三君 玉置 一弥君
を指名いたします。
【次の発言】 次に、閉会中審査申し出の件についてお諮りいたします。
交通安全対策に関する件につきまして、閉会中もなお審査を行いたい旨、議長に申し入れたいと存じますが、御異議ありませんか。
○田中(昭)委員 私は、公明党・国民会議を代表いたしまして、ただいま委員長より提案されました昭和五十二年度決算につきましての議決案に対し、反対の意を表明するものであります。 議決案第一項においては、本委員会での決算審査の際各委員より指摘され、政府の速やかにして厳正な処置を強く望まれたものばかりであり、毎年のことながら、政府の不明確な行政に強い憤りを禁じ得ません。政府は、当委員会の意図するところを十分にくみとられ、国民の負託にこたえるべきであります。 第二項においては、「会計検査院が指摘した不当事項については、本院もこれを不当と認める。」との個所は、私も同意するにやぶさかではありませんが、会……
○田中(昭)委員 戦後のわが国の農政は、一部においては大変評価するものがあるかと思いますが、また反面、批判されておるものもあるかと思います。私は専門家ではございませんから、その点、あしからずひとつ大臣から簡潔、要領よくお答えいただきたいと思います。
その農政の中で批判されることで私たち久しく聞いておりますのは、ノー政、何もやらないのじゃないかという話、それからネコの目農政とか言われますが、大臣、そういうことにつきましてどういう御所見をお持ちでしょうか。
【次の発言】 観点を変えてみますが、いま問題になっております財政再建ということは大変政治の重要な課題になっております。先日から鈴木総理も、何……
○田中(昭)委員 大変な政治課題になっております財政再建に取り組もうとされております大蔵大臣として、同じことを聞くようでございますが、まず五十六年度の一般会計予算の大枠といいますか規模といいますか、そういうものについてどのようなお考えをお持ちでしょうか。
【次の発言】 けさほどからずっと言われておりますし、金額的に報道もされておりますから、いまから私の申し上げることで、これは大きく違うというものがあれば教えていただきたい。
報道等によりますと、全体の規模が四十六兆六千億とか言われております。端数は別にしまして、それではまずその中身としましていまから申し上げますが、大体当たらずとも遠からずです……
○田中委員長 この際、一言ごあいさつ申し上げます。
ただいま、委員各位の御推挙によりまして、再度私が本特別委員会の委員長の重責を担うことになりました。
委員各位の御支援、御協力を賜りまして、委員会の円満な運営を図りたいと存じますので、よろしくお願いを申し上げます。
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの浜野剛君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に
浜野 剛君 林 大幹君
水平 豊彦君 安田 貴六君
沢田 広君 永井 孝信君
草川 昭三……
○田中委員長 これより会議を開きます。
交通安全対策に関する件について調査を進めます。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
本件調査のため、本日、参考人として日本道路公団理事森田松仁君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。安田貴六君。
【次の発言】 先ほどの文書の提出はいいですね。
【次の発言】 次に、沢田広君
【次の発言】 午後一時から委員会を再開することとし、この際、休憩いたします。
午後零時十三……
○田中委員長 これより会議を開きます。
交通安全対策に関する件について調査を進めます。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
本件調査のため、本日、参考人として日本鉄道建設公団理事浜建介君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。安田貴六君。
【次の発言】 次に、永井孝信君。
【次の発言】 次に、新盛辰雄君。
【次の発言】 次に、草川昭三君。
【次の発言】 次に、玉置一弥君。
○田中委員長 これより会議を開きます。 交通安全対策に関する件について調査を進めます。 本日は、自転車の安全利用の促進及び自転車駐車場の整備に関する問題について、参考人として国立市長谷清君、財団法人日本自転車普及協会会長新井茂君、社団法人日本自転車工業会理事長黒岩登君、日本自転車軽自動車商協同組合連合会理事長関口清治君、財団法人自転車駐車場整備センター理事長渋江操一君、社団法人日本損害保険協会会長平田秋夫君、以上六名の方々に御出席をいただいております。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 参考人各位には、御多用中のところ本委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございます……
○田中委員長 これより会議を開きます。 交通安全対策に関する件について、調査を進めます。 この際、自転車の安全利用の促進及び自転車駐車場の整備に関する法律案起草の件について、議事を進めます。 本件につきましては、理事会等におきまして協議を行ってまいりましたが、その結果に基づきまして、安田貴六君、沢田広君、草川昭三君、玉置一弥君、中路雅弘君及び伊藤公介君から、各派共同をもって、お手元に配付いたしておりますとおり、自転車の安全利用の促進及び自転車駐車場の整備に関する法律案の草案を成案とし、本委員会提出の法律案として決定すべしとの提案がなされております。 この際、その趣旨について説明を求めま……
○田中委員長 これより会議を開きます。
この際、請願取り下げの件についてお諮りいたします。
本委員会に付託されております請願中、第一七五六号、交通事故管理士法制定に関する請願につきまして、去る十二日、紹介議員田中伊三次君から取り下げの願いが提出されております。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 この際、御報告申し上げます。
本委員会に付託されております交通遺児対策等に関する請願の取り扱いにつきましては、先ほどの理事会において協議いたしましたが、委員会での採否の決定は保留することとなりましたので、さよう御了承願……
○田中(昭)委員 私は、きょうは時間が大変少のうございますから、三つの点につきましてお尋ねしますが、明確にお答えをいただきたいと思います。一つは、登記所の統廃合と行政改革、二つ目は、司法内部の例の不祥事件に関係して、三つ目には、難民条約の問題等についてお尋ねしていきたいと思います。
まず最初に、国民の生活にも大変密接な関係のあります登記事務を行っております登記所の統廃合がこの十年間進められたようでございますが、その経緯と、現在どうなっておるのか、概略をお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 その廃止になった五百十八庁の地域の住民の立場から考えますと、これが答申されました中にもありますよう……
○田中(昭)委員 まず、第一次臨調から今度の臨調が始まりまして、行政監理委員会の最終提言がなされております。その中でいろんなことが言われておりますが、まず長官、この第一次臨調の経過から反省しまして、どういう問題が最終提言に載っておりますか、御存じでしょうか。
【次の発言】 そこで、その提言の中で、この行革を推進する推進機関、そういうものが必要である、その中には関係閣僚のほか政党及び民間人の代表を加えるべきではないか、こういうふうな意見がありますが、これに対してどう思われますか。
【次の発言】 ちょっと勘違いしておられます。今度の臨調の出発に当たって、いわゆる今度の臨調の答申を受けて行革を進める……
○田中(昭)委員 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書等の承諾を求めるの件について、不承諾の意思を表明するものであります。 わが党は、これまで予備費使用については、財政の国会議決主義の原則にかんがみ、基本的かつ重大な問題を数点にわたり、第八十国会以来指摘してきたのでありますが、政府は依然として姿勢を改めようとはせず、きわめて遺憾と言わざるを得ません。 さらに、予備費使用に関して政府の姿勢を指摘しておきたい。 その第一は、昭和五十五年度一般会計予備費使用総調書(その1)における小売価格安定運動推進事業に必要な経費についてでありま……
○田中(昭)委員 まず、私は電電公社の不正経理問題についてお尋ねします。
検査院の方から、空出張、超勤または架空名目による会議費の支出等及び未払い金、基準内外給与の流用等について、その責任の所在を明らかにして、綱紀の粛正を期すべきと考えますが、公社はこの問題についてどのように受けとめておられますか。また、処分の状況はどうなっておりますか。
【次の発言】 公社は空出張等について、自主的な調査と判断によりまして自主弁済を行ったと聞いておりますが、これはどういう考え方でそういうことをやったのか、またその内容はどうなっておるのか、その金はどこにあるのか、どうするつもりなのか、並びに検査院の検定結果は……
○田中(昭)委員 きょうは通産大臣も御出席いただいて石炭の問題についてお尋ねするわけですが、大臣と同じく旧産炭地問題等大変いろいろな問題を抱えておりまして、この問題につきましてはまた法案の審議においてお尋ねするとしまして、きょうは所信表明に対する質問でございますから、それらの中の小さい問題ですけれどもお聞きしていきたいと思います。 まず、エネルギー問題が大変な問題であることは同様でございますし、石油の代替エネルギー、その中でも最大の供給源は石炭であるというように所信表明の中でお述べになっております。その石炭の液化について、日本、アメリカ、西独の三国で国際共同開発する大型石炭液化プロジェクトに……
○田中(昭)委員 私は、きょうは産炭地の問題と国鉄の再建ということについてまずお尋ねをしていきたいと思います。 産炭地の振興と国鉄の再建も無関係ではないという立場に立ってお尋ねをするわけですが、まず、いまの国鉄の状況はこのままの状態ではいけないし、もちろん再建を図らなければならないという前提には立っております。しかし、このたびの特定地方交通線の問題につきましては、いわゆる地方のローカル線を廃止するということでございますが、この廃止の地域のローカル線については、いまや八〇年代は地方の時代とも言われるときでございます。この地域のことを考えますと、わが国のいわゆる中央集権的な、中央に大変国民サービ……
○田中(昭)委員 まず大臣に聞いていただきたいのですが、わが国の貴重なエネルギー資源であります石炭、これが見直されておるということで、そういう中でのこのたびの重大な事故を起こしました夕張新鉱、ここでは良質な原料炭を出しておると聞いておりますが、そこで大臣は、炭鉱について広い御見識をお持ちであります反面、素人であります私、また国民の立場にも立たれまして、ひとつきょうは、簡潔な中にもわかりやすい大臣のお考えをお聞きしたい。 そこで、この夕張新鉱の事故を通しまして、いままでいろいろ御説明になっておりますけれども、この事故を通しましてどのような大臣として御見解をお持ちなのか。また、今後の政府の石炭対……
○田中(昭)委員 私は、公明党・国民会議を代表しまして、ただいま委員長から提案されました議決案件に対し、反対の意を表明するものであります。 議決案第一項におきましては、本委員会での決算審査の際、各委員から政府に対して問題が指摘され、政府の速やかにして厳正な措置が強く望まれた事項が挙げられており、わが党としても賛成するところであります。したがって、政府は、本委員会の意図するところを十分に酌み取り、国民の負託にこたえるべきであります。 第二項におきまして、「会計検査院が指摘した不当事項については、本院もこれを不当と認める。」としていることについては、私も同意するにやぶさかではありませんが、会計……
○田中(昭)委員 まず私は総務長官にお尋ねをしていきたいと思います。 総理府の設置法を見ましても、総理府の任務が最初に出ておりまして、その中で、四つぐらいそれぞれの任務がございます。その中で大変重要で困難な問題は、いわゆる「各行政機関の施策及び事務の総合調整」ということがございます。 そこで、最初、この問題についてお尋ねをするわけですが、この問題、言葉では言えましても大変むずかしい問題を抱えている。そこでまず、きょう質問通告をしてない事柄の、行政全般の前提となる総務長官のお考えからお尋ねをしていきたい。ひとつ常識的に、気楽にお答え願いたいと思います。 わが国が近代国家になりまして、明治以……
○田中(昭)委員 まず向坂先生にお尋ねいたします。 重ねてのお尋ねで恐縮でございますが、第七次答申で、将来においては二千万トン体制というふうに言われております。いまいろいろ述べられましたように、わが国の採炭についてはますます深刻な状況といいますか、深部化、奥部化、またいろいろな特殊な環境、そして劣悪な条件にある採炭であるというふうに聞いております。今回の夕張の事故等を見ておりますと、北炭の関係は当初のとおりの出炭が可能かどうかというようなこともございます。そういう中で、現在の千八百万トン体制を維持するということは困難ではなかろうか。そういう状況のもとに、いまのわが国の特殊な事情を考えますと、……
○田中(昭)委員 大臣は、第七次答申を尊重して、将来における二千万トン体制の生産水準の達成を目指す考えである、このように所信表明で言われておりますが、わが国の採炭は、御存じのとおりにますます深部化、奥部化されておりますし、そういう特殊の環境、そして劣悪な条件の中での国内採炭であるわけです。せんだっての夕張の事故等で、北炭関係でも当初のとおりの出炭が可能かどうか大変危ぶまれておりますし、そういう中での現在の千八百万トンも維持が困難と見なければならない、そういうふうに言われております。わが国の特殊事情を考慮いたしますと、将来の達成といえども現在より大きく上回る出炭目標は、いろいろな面もございますが……
○田中(昭)委員 本日は、各参考人におかれましては、遠いところまた御多忙の中をおいでいただきまして、また切実な御意見陳述もいただきまして、心から敬意を表します。 わが国の重大なエネルギー問題についての石炭について、先日から審議会、そして企業の、さらには働く皆さんの代表に来ていただきまして、いろいろ御意見をいただきました。きょうは、また地元で一番御支援をいただかなければならない責任のある方々の御意見でございますし、ひとつ率直に具体的にお教えをいただければありがたい、このように思っております。 また、昨日は、法案の審議に当たりまして、この石炭産業の一番基盤と言われます安全、保安上の問題等につい……
○田中(昭)委員 私は、公明党・国民会議を代表いたしまして、ただいま議題となっております石炭鉱業合理化臨時措置法等の一部を改正する法律案につきまして、賛成の討論を行います。 御案内のとおり、わが党は、従来、石炭鉱業の合理化政策には反対の立場に立ってまいりました。その理由は、一貫して流れてきた消極的かつ後ろ向きの閉山合理化政策が、わが国の総合エネルギー政策における安定性を損ない、エネルギー供給構成の脆弱性を形成してきた大きな原因になってきたと思われるからにほかなりません。 しかしながら、二次にわたる石油危機の経験を踏まえ、わが国の総合エネルギー政策の基本的な考え方が大きく変化してまいりました……
○田中(昭)委員 まずお断りしておきますが、重ねての質問にもなるかと思いますが、よろしくお願いします。 まず最初に、大臣に率直にお尋ね申し上げたいと思いますが、このたびこの法案が出まして、今後十年間で鉱害を本当に最終的に処理することができるのかどうか。というのは、前回の四十七年の延長のときにも十年間で処理を終わるとしておったわけでございます。ところが、今日さらに延長が必要となってきておる。政府は石炭鉱業審議会から今後十年間で鉱害を最終的に解消するようにとの答申を受けておられますが、どのような考え方で今後の復旧を進めていかれるつもりなのか、大臣の決意と御所信をお聞かせ願いたいと思います。
○田中(昭)委員 きょうは、参考人の先生方、大変御苦労さまでございます。また、長時間にわたっておりますが、よろしくお願いします。 まず、重ねての質問になって恐縮でございますが、加藤先生に端的にお聞かせ願いたいと思いますことは、この審議会で、期限の延長そして対応についての答申が出たわけでございます。その中で、先ほどから問題になっております十年間で最終的処理が本当にできるのか、こういう問題を、ほかの参考人の方の意見を聞いておりまして、私も思うわけでございます。 それはそれとしまして、いろいろな議論の中で、こういう鉱害それから損害等の復旧というのは、予算的措置にしましても、重点的にやれるものはや……
○田中(昭)委員 まず、先日の参考人の意見を聞きました折に、このたびの答申に出ております鉱害の量、この鉱害量が六千数百億出ておるわけでございますが、それに関連して参考人からは、その鉱害量にまだ入ってない鉱害がある、端的に言えばですね、そういう意見陳述がありました。佐賀県知事の香月知事からは、その内容としまして、たとえば農地の追加工事等は入っておるが金賠の物件や中小炭鉱に係る鉱害で賠償義務者が賠償しようとしないものは入っていないというような、そのほかにも多々入ってないという意見が述べられました。それを聞いておりまして、ああそういうのがあるのかなと、私も詳しくわかりませんでしたからそういうふうに思……
○田中(昭)委員 北炭夕張の事故以来大変な社会的問題になったわけでございますが、ようやくこの再建に向かっての管財人の推薦が行われたわけですが、それまでの努力に対しまして敬意を表するものでございます。 この管財人の推薦の中で重ねての答弁を求めることになって恐縮でございますが、先日から報道されております石炭協会からの管財人の推薦でございますが、何といいましても業界にそれなりの協力ということを求めてこられたわけですが、その中で管財人の推薦をするに当たっての業界、そしてその当事者であります北炭の関係に対する支援といいますか、金融機関といいますか、そういう関係での話し合いといいますか、大変難航したと聞……
○田中(昭)委員 重大な事故を起こしました北炭夕張の事故原因の究明について、伊木先生を初め関係者の方が御努力をいただきましたことに対しまして、またこのような原因の究明がなされたことに対しまして、心から敬意を表するものでございます。 時間も制約されておりますから、私は、いまの岡田委員の質疑応答を聞いておりまして、岡田委員みたいに専門家でございませんもので、端的にお尋ねをしていきたいと思います。 その前に、いまの岡田委員の発言等を聞いておりまして、素人ながら思いますことは、この事故の原因の物理的な面、いわゆる科学的には、この報告書にありますとおりでございますし、いまの御意見等を聞いておりますと……
○田中(昭)委員 この北炭夕張の問題で、それぞれきょう御出席の皆さんがいろいろ御苦労なさっておりますことには敬意を表します。最初にお願いしておきますが、時間が制約されておりますから予定の質問を順序を変えまして、いままで三人の委員からいろいろ意見を聞かれました。それに対する参考人の率直な御意見なりお考えを聞いて、私もその点に触れながら、その点を中心にしながらまずお聞きをしたいと思います。 それで、三人のそれぞれ専門的な立場からの話の中で私も同様な感じがしたのは、あの爆発事故が昨年あって以来、大変な問題として私たちも現地調査にも参りましたし、いろいろな手を尽くしたつもりでおりますが、その後、会社……
○田中(昭)分科員 本年度の予算案につきまして、老齢福祉年金及び児童手当等につきまして、多くのいろんな議論がなされてまいりましたが、そういう議論と社会的背景の中で、いわゆる制度の見直し論や、それから所得制限の強化等もこれあり、大臣としては大変なる御努力をなされたと聞いておりますが、その重点はどこにあったのか、御所見を伺いたいと思います。
【次の発言】 いまお述べのとおり、大変造詣の深い大臣に恐縮でございますが、老齢福祉年金は、設立の経緯といいますか、その趣旨から見ましても、受給者の方々は、わが国の一番大変な時期に、いまでは想像もできないような御努力によって、今日のわが国の発展の基礎を築いてこら……
○田中(昭)分科員 大変、お互い御苦労さまでございます。 まず、端的に所得税減税のことについて、大臣も毎度のことだと思われるかもしれませんが、ぜひひとつ聞いていただきたいと思います。 所得税減税を政府がやりたくないという大まかめ理由を私なりに整理してみますと、一つは、借金財政を繰り返しておる。二番目には、税の自然増収も案外少ないだろう、足りない、こういう言葉が適当であるかどうかわかりませんが、三番目は、そこで財政支出も大変縮小したのだ。そのほかにもあると思いますが、このような政府の説明は、私たちは大変納得しにくい。 野党各党はいま減税要求を出しているわけですが、これは国民の多くのサラリー……
○田中(昭)分科員 私は、青少年問題についてお伺いします。
いまも論議なされておりましたが、まず、小中学校におきます校内暴力が最近目立っておりますが、一部にはその問題に対して警察力の導入などという憂慮すべきこともあるようでございます。また先日は、この校内暴力対策について安孫子自治大臣は、警察の力を十分取り入れて対策を講ずべきであるというような趣旨の御発言を任されておると聞いておりますが、この考え方について文部大臣の御所見をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 ですから、そういうことに対して文部大臣として何をいま考えておられるかということをお聞きしたわけですけれども、とにかく先ほどから言われ……
○田中(昭)分科員 私は、福岡県の福岡市の出身でございます。長官は東京の方でございますし、福岡の片田舎のことでございますからおわかりにくい点もあろうかと思いますが、簡単に申し上げますと、福岡市は地理的に東北部に面した辺が海でございまして、そして反対側の南西が小高い山に囲まれております。それで、そういうところの狭隘な地帯に戦後急激な人口の増加があるというようなことでございます。そして、この博多というところは、博多というのが一番通称で言われておるのですが、もう長官も御存じかと思いますが、わが国の国家の成立以前から那之国、那の津と言われまして、大変住みよいところであるというようなことでございます。そ……
○田中(昭)分科員 時間が大変制約されておりますから簡単に質問をいたしますが、ひとつ明確にお答え願いたいと思います。 まず、外国人の登録問題からお尋ねをしていきたいと思います。 わが国では、九十日以上滞在する外国人には、法によって外国人登録証明書の携帯が義務づけられておるようですが、その際、証明書には指紋を押させる制度になっております。ところで、その指紋を押すことを拒否しておる方々がおられるようでございますが、これらの実態をどう法務省として把握していられますか。これが一点。 二点目は、その人たちの指紋押印に反対の理由の基本は、自分たちを犯罪人視する屈辱的な扱いだ、こういうふうに主張してお……
○田中(昭)分科員 まず、いま新聞等で報道されておりますが、台湾の方々の旧日本軍人及び軍属としての補償の問題、これからお伺いしたいと思います。 太平洋戦争中に日本人と同様に戦地等で犠牲となった方々が戦後補償を求めて訴訟を起こしておられるようでございますが、裁判に持ち込まれて、先日、裁判の結果、救済する法的根拠がないというような判決になったと聞いております。その内容がいろいろ報道されておりますが、一言で言えば、この問題は国の国際的外交処理ないし立法政策にゆだねられるべきである、こういう指摘がされておるようでございます。私は、本来これは裁判以前の問題であろう、日本政府による決着を図るべき問題であ……
○田中(昭)分科員 大臣、大分肩もおこりになったと思いますから、一般的な肩のこらない問題から先に。 大蔵省は税の収納ということで、そういうことじゃなくても一般的にも適正、公平ということは大事なことでございますが、社会秩序の上からも特に政治におきましては公平だというのは本当に基盤であろう、こういうふうに思います。その公平を一番求められる税の収納ということで大変皆さんが御苦労なさっておるということはわかるわけでございますが、せっかく苦労して公平に努めておりながら、それが不公平の方向に走っておるとすれば問題であろう、こういう提起をするわけです。大臣の所信をお聞きしたい。
○田中(昭)分科員 現在の病気の中で、がんとか脳卒中及び心疾患等は常時死因の順位の上位を占めておりますが、そういうことで国民の関心も非常に高くなっております。ところが、その中で肝炎に関しては、肝炎という病気のこわさが一部において近ごろ大変認識されておるにもかかわりませず、その社会的関心はいま一つと言えるような状況でございます。私は、この場をかりましてこの肝臓病に関する諸問題を取り上げ、これにより国民の肝炎に関する知識の高揚に資することができるかと思っております。 そこで、最近わが国では肝臓病による死亡者がふえておりますが、肝臓病は二十一世紀の国民病と言われるようでございますが、肝臓病はどのよ……
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