このページでは田中昭二衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。
○田中昭二君 私は、公明党を代表しまして、ただいま提案になっております所得税法、法人税法、租税特別措置法のいわゆる税三法の一部改正案に対し、若干の質問をいたすものでございます。(拍手) まず、税三法の質問に入る前に、私は、大企業の超過利得に対する課税について伺っておきたいのであります。 現在の異常ともいえる諸物価の高騰は、政府・自民党のこれまでとってきました高度成長、生産第一主義路線によるものであり、その直接の原因が、大企業の石油危機の誇大宣伝と、それに便乗した先取り値上げ、さらに買い占め、売り惜しみ、出荷操作によってより一そうの拍車がかけられてきた事実は、だれもが認めるところでございます……
○田中昭二君 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま郵政大臣より趣旨説明のありました郵便法の一部を改正する法律案に対し、総理並びに関係大臣に質問いたします。 郵便料金は、物価政策の見地から、公共料金の主要な指標の一つとして注目されねばならないことは申すまでもありません。国民の生活水準の向上とともに、郵便、電報、電話等の通信関係支出が増加することは必然的なものとなるのであります。 さきに発表された昭和四十九年度通信白書によれば、国民一世帯当たり、年間における通信関係支出は二万一千四百二十九円にも達しており、しかも年々増加傾向にあります。 中でも郵便物においては、引き受け総郵便物数が百三十……
○田中昭二君 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま議題となりました郵便法の一部を改正する法律案に対して、反対の討論を行うものであります。 本法案に反対する第一の理由は、物価対策上、今回の改正を絶対に認めるわけにはいかないからであります。 いまさら申すまでもなく、物価対策は昨今における最も重要な中心的課題の一つであり、物価抑制は国民の切実な願いであります。したがって、今国会冒頭において行われた三木総理の施政方針演説の中にある「当面の急務は物価の鎮静にある」との言葉を、国民は期待と願望をもって見守ってきたのであります。しかし、さきに行われた酒、たばこの値上げに次いで、今回の郵便料金の大幅値……
○田中昭二君 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま議題となりました郵便法の一部を改正する法律案に対して、反対の討論を行うものであります。(拍手) 質問に先立って、初めに申し上げたいことがあります。それは、政府が今国会を不況克服という主要な目標を掲げながら、開会に当たり、その柱となる不況対策、補正予算案の具体的内容を一向に明らかにしないばかりか、野党がこぞって反対している値上げ法案を提出した国民無視の政治姿勢であります。今国会が深刻な経済社会情勢を背景としている以上、政府が速やかにその具体策を国民の前に明らかにするのは当然の責務であります。にもかかわらず、三木総理の所信表明演説、代表質問答……
○田中(昭)委員 私は、きょうは本年の七月末の福岡県の集中豪雨についてまずお尋ねするわけでございますが、本論に入ります前に、先ほど楢崎委員から御質問がありまして、それに対します総理府の御答弁を、確認の意味でもう一ぺんお聞きしたい。その御返事いかんによっては、私のあとの質問がだいぶ省けますから、ひとつ午前中の御答弁をそのとおりしていただきたいと思います。 それは、総理府副長官のお話では、今度の福岡県の集中豪雨の被害の状況をよく現状把握をして集計し、査定が終われば、ことしの水害、これは七月以前の被害、また昨年等の被害等から見てみても、激甚地の指定がなされる可能性もある。特に各市町村においでは、そ……
○田中(昭)委員 私久しく大蔵委員会に出ておりませんから、いろいろ前の大蔵委員会で論議されたことを全部承知しておりませんし、そういう意味で包括的なことからお尋ねしますから、重複するものがあればひとつ適宜取捨選択してお答え願いたいと思います。 まず最初に、私、現在の日本の税制の中で、まず所得税、所得税というのは、収入のあるところから税金を取るという行き方になっております。そういう意味では、先進国の中でも一番重要な税制になっております。そういう意味ではたいへんりっぱな税法だと思っております。その反面、間接税の消費税、物品税等を見てみますと、わが国の税制の中でも、たいへん大衆収奪といいますか、収入……
○田中(昭)委員 きょうは大臣の所信表明に対する質問でございますが、私も当委員会に初めて参りまして、郵政事業につきましてはずぶのしろうとでございます。その意味では大臣もなかなか人格的にも評判のいい方でございまして、私はきのうの審議を見ておりましても、そういうしろうとを郵政官署が聞き入れるというような立場にならなければ、いろいろな面が改善できないではないか、こういうふうにも思いますし、きょうはひとつ大臣と郵政事業のしろうと同士が――まあ大臣はしろうとでないかもしれませんが、そういう意味で、いままでの慣行とかいうものにとらわれずに、わかりやすく、国民から見ても郵政事業がすっぽりして、明確に今後進展……
○田中(昭)委員 NHK予算案につきまして質問申し上げます。 昨日から、各委員の質問なり、郵政大臣をはじめ前田会長のそれに対応する御答弁を聞いておりまして、私は、この四十八年度のNHK予算案に対しまして一般国民が寄せておりますものの一つの重要な論点というのは、やはりこのNHKのあと地売却問題、これが重要な要素になっておる、このように思いますし、これに関連いたしまして起こりました世論というもの、並びに選挙後のいわゆるこの問題のクローズアップ、またこれに対する各関係者のいろいろな努力、また特に昨日から聞いておりましても、郵政大臣もたいへんこの問題についてはほんとうのところ心配されておった、このよ……
○田中(昭)委員 委員長、定数を集めてください。
【次の発言】 私は、きょうはまず前田会長さんにお尋ねしていきますが、いわゆるあと地の売買につきまして、NHKと三菱地所との売買契約ができましたときに、これはたいへん社会的に問題だということで、マスコミも相当取り上げまして、いろいろ騒いだわけでございますが、NHKの言い分としては、自由経済のもとにおきましてはこの商行為は正当であるというような、正当性をもってお述べになっておったようでございます。そこで、会長さんがこのように言われたと私は聞いております。高く売れるということは国民にとってもたいへん利益になることだし、高く売れたいわゆる売却益を国民に……
○田中(昭)委員 私、まず郵政大臣にお尋ねしてみたいと思いますが、いまの森井委員からも公定歩合の引き上げにつきましての質問がございましたが、聞いておりましても、私たいへん――郵便貯金金利の引き上げというのがきょうの審議会できまろうとしておる段階において、世間では新聞等でいろいろ報道なされておる。それに対してこの国会審議の場で言えるとか言えないというようなことで、この委員会が何かしらぬ対立的なムードになることはよくないと私は思うのです。たいへん国会軽視の云々というようなことが最近はやっておりますけれども、そういうことになっては、私は国会だけの問題ではなくて、国会の外におられる国民大衆から見れば、……
○田中(昭)委員 私は、まず簡易生命保険の全体的な、一般的なことからお尋ねしてみたいと思います。
この簡易生命保険は国営の事業として行なわれておるわけでございますが、そのことにつきましては一応の説明はございましたけれども、ひとつ、いままでの質疑等を通しまして、これが国営事業としての基本的な当局のお考えはどのようにお考えになっておるのか、もう一回聞かしていただきたいと思います。
【次の発言】 ただいま当局から、法第一条の目的をお述べになると同時に、国民経済の安定と福祉の増進ということを考えなければならない、そういうことは一応わかったわけでございますが、現状としまして、この加入者の状態を見ており……
○田中(昭)委員 郵便切手類の売りさばき所に対する手数料を引き上げますところの今度の法律の改正でございますが、私まず現在の社会経済情勢等から考えてみまして、特に田中内閣になりまして、以前の経済成長、産業の高度成長というようなものの行き方を変えるというために、変える方向に田中内閣は進むべきである、そういう国民世論を背景としまして努力されておると思いますが、聞くところによりますと、相当経済の実質成長も高いようにも現在聞いております。こういう中で国民が一番求めておりますのは、何といいましても物価高の問題、物価の急騰並びにそれに関連します一切の経済活動、社会問題、また最近特に目立ってきましたものは投機……
○田中(昭)委員 昨日に引き続きまして、国際電電の皆さんにおいでいただいて、御質問申し上げるわけでございますが、大臣が所用がありましておくれておりますから、大臣の質問時間をあとに回しまして、菅野社長さんをはじめ国際電電の方々にお尋ねしたいと思います。 国際電電株式会社の創立は二十年前になるわけでございますが、この事業の性質上、聞きますと、専門的なことも要します関係上、郵政省出身の方がKDDの重要な部門を占めるということによりまして、ほとんど郵政省関係出身者によって占められておった。そういうお役人さんが出発当時あったわけでございますが、今日二十周年を迎えまして、大きな発展を来たしておることは私……
○田中(昭)委員 きょう私は具体的な問題に入ります前に、わが国のこのような経済発展の中で、経済的な問題でいま一番問題になっておるのは物価の急騰、これがたいへん異常な状態であります。市民生活をたいへん脅かしております物価の問題につきましては、いろいろな総合的な角度もあろうかと思いますけれども、私は物価の上昇がどういうことで続くかということよりも、その物価上界の続く中で、利用者なり消費者が納得のいく料金、物価の上昇であるならばまた納得してもらわなければならない問題もあるか、こういう考え方で、そういう面でこの物価上昇の続く中では、利用者、消費者の安定感といいますか、不安感をなくするような方向には努力……
○田中(昭)委員 本日、日本放送協会の昭和四十五年、四十六年決算報告につきまして質問を申し上げる前に、昨日から前田会長からいろいろ御発言をいただいておりますが、私もその御発言を聞いておりまして、会長が二十数年間いろいろ自分の信念に基づいて今日までの放送協会を盛り上げてこられたということに比較しまして、私はまだそれに比べれば一年生でございまして、たいへんそういうために、本年度の予算審議の段階においても失礼なことを申し上げたかもしれないと思って自分で反省すると同時に、いままでの会長の御功績に対しては万感の感謝を申し上げ、さらにまた今後はおからだに気をつけられまして、今後の御活躍を心から期待申し上げ……
○田中(昭)委員 私は最初に、現在の郵政事業のうちで、特に郵便事業の実態はすなわち人力に依存する事業でありますゆえに、客観情勢いかんによってはきわめて弱い部分があると認識しております。国民へのサービスが完全に行なわれない、したがって郵政省としては事業の将来のために、また国民のために、何か現行制度に対して抜本的な改革をするべきであり、郵政省あげて英知を集め、考える時期が来たのではないかというふうな感じがしてならないのです。以下、そういうことを踏まえまして二、三の御質疑を行ない、郵政省の御見解を伺いたいと思います。 まず、郵政事業の中で特に郵便事業は、宿命的にいま申しましたように人力に依存する事……
○田中(昭)委員 私はきょう最初に、昨日も問題になりました簡易保険の団体払い込み問題につきましては、いままでも当委員会におきましていろいろその問題点が議論になり、われわれ日ごろ心配もしておったわけでございます。たまたまきのう委員会でたいへんな問題が論議されまして、それを聞いておりまして、この問題はただ委員だけで論議していく、また当局側の御答弁を聞いておりましても、ほんとうにこの問題について改善すべきものは改善するというような強い決意が薄いのではなかろうか、こういう感じがしてなりませんものですから、この問題につきまして最初にもう少しお尋ねしてみたいと思います。 事件の内容についてはきのうも論議……
○田中(昭)委員 私は、去る日曜を利用いたしまして、先ほど岡本議員から申し上げましたように、公明党の調査団の団員の一人といたしまして現場にお伺いしてまいりました。 そこで、まず宮崎参考人にお尋ねいたしますが、新聞報道によりますと、あなたはこの事件で告発が起こりましてから、元所長の神出所長の発言を確認に行かれた、簡単にいえばですね。元所長が悪いことをやった、それを新聞発表した、それがほんとうだったのだろうかどうだろうかということをあなたは現場へ確認、そのほかのこともあって調査に現場におもむかれた。間違いございませんね。そうして、あなたは九日に、私のほうの調査団の一員と、そこにいらっしゃる県の局……
○田中(昭)委員 私も福岡県の新宮で起こりました新宮奇病というものにつきましていろいろお尋ねしたいと思います。時間があまりございませんから、ひとつ簡潔にお答えをいただきたいと思います。 まず、この問題につきまして厚生省のほうから一応の概況報告をいただいておりますが、この中から一、二お尋ねしたいと思います。 まず、事故の概要の中で「患者宅の井戸水のみが、アムモニヤ性窒素や過マンガン酸カリウム消費量等に特異な反応がみられたので、」云々という ふうにございますが、この点は、こういう薬物があることは健康上はどういうことになりましょうか。
○田中(昭)委員 初めに、大臣の財政演説並びに本会議等におきます政府答弁を聞いておりますと、今般の異常な事態を招いた政府の政治責任について、政府にみじんも反省の色がうかがえないということを、私非常に憤りをもって感じておるのでございますが、時間も少ししかございませんから、一、二の点について御質問申し上げます。 本国会が再開されましてきのうまで、また当委員会におきましても、最近の異常事態につきましてはいろんな論議がかわされてきましたが、この現在の経済の混乱の状態と政府のその施策の失敗の数々は、さらにここでいろいろ繰り返すまでもございません。この政府の失政の結果は、いわゆる弱い立場の人々の賃金収入……
○田中(昭)委員 きょうは大蔵委員会にお忙しい三方に来ていただきまして御意見を聞かしていただきますことを、たいへんありがたく思います。ただ、いままでの質問と重複する点もあるかと思いますが、ひとつなるたけその点しんしゃくされまして、御意見を聞かしていただきたいと思います。 わが国の経済運営の目標は、従来の経済の量的拡大から、国民生活の質的充実に重点を置く方向に転換を遂げつつあるわけであります。その中にあって、金融面におきましては、このような経済運営の転換に即応して、産業に重点を置いた金融の中で形成されてきました慣行を、今後は福祉を優先した社会に適合するものへとっくり変えていくことが要請されてお……
○田中(昭)委員 ただいま提案になっております割増金付貯蓄につきましては、けさほどから各委員のいろいろの質疑等、また政府の答弁を聞いておりまして――私も質問を繰り返すところがあるかと思いますが、これはいままでのことを聞いておりますと、この法案は、たいへん善良な国民の貯蓄に対する考え方というものに対して、いままでにないことを行なおうとしておる。先ほどの政務次官の答弁の中からも、これはあまりよくないから差し控えたいけれども、とにかく物価抑制のためにやらしてもらいたいというようなものであるということを聞きました。また、政府のそういう考え方を私聞いておりまして、政府が考えたことはとにかくやるんだという……
○田中(昭)委員 質問を続けさせてもらいます。 割増金付貯金につきまして大臣にお尋ねするのは初めてでございますが、時間の関係、諸般の事情がありまして、簡単に質問を進めてまいりますから、どうかひとつ的確なる御答弁を期待しておきます。 まずこの提案理由の説明を見ますと、確かに、現在の混乱した状況の中で、一つの施策として貯蓄の奨励が重要な問題であることは私もわかるわけでございますが、その結果、国民のいわゆる堅実なる消費生活が実現する、前にそういう目標があるわけですね。そうすれば、政府としては、貯蓄の増強がなされたとして、健全なる消費生活というのはどういうものを描いておられるか、大臣からお答えを願……
○田中(昭)委員 割増金付貯蓄法案につきましては、いろいろ審議の途中で政府の考え方を聞いてまいりますと、賛成する部分がたいへん少ないし、勉強すればするほどいろんな重要な問題が浮き彫りにされてきたと私は思っております。そこで、私もまとめてひとつ政府の考え等をお聞きしながら、また意見も交えながら簡単にお聞きいたしますから、ひとつ私の意のあるところをくんでいただきまして、それを確認するというような意味も含めて御答弁いただければありがたいと思っております。 わが国は、昭和三十年代半ばから経済のいわゆる高度成長が続いてまいりまして、物価は長期的、持続的上昇を続けてきたわけでございます。簡単に申し上げま……
○田中(昭)委員 印紙税法の一部を改正する法律案の提案理由の説明を承ったわけでございますが、その最初に、「最近における経済取引の推移等に顧み」と、こうございます。そこで、これは抽象的なあらわし方でございますが、こういう間接税の一部であります印紙税を改正するということが、この経済取引の推移ということによって考えられるとするならば、その経済取引の推移というのは、どのような推移を見て印紙税の改正をなさるおつもりですか、それをまずお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 確かに国民経済が大きくなっておるということはわかるのですけれども、それがただ大きくなればいつでもやっていいかという疑問も残るわけで……
○田中(昭)委員 中東戦争に端を発しました石油危機から、世界のたいへんなインフレ、不況、こういうものと同時に、食糧の、不足、異常気象によります食糧危機の顕在化、こういうものが世界的大変動期になっておる現在におきまして、わが国の利害も対立し、その解決の道はたいへんきびしいものがある状況でございます。 そういう中で、この通商交渉においてもたいへんな困難があろうかと思いますが、昨年、東京宣言によりまして新国際ラウンドの開始が告げられて、自由貿易の拡大のために、関税率の引き下げ、非関税障壁の軽減、撤廃を求めて、その調整交渉が進められておるのでありますが、各国の関税水準を平準化せよ、EC等の諸国からは……
○田中(昭)委員 私は、きょうは税の取り過ぎが数兆円あるという問題を中心にして、お尋ねなり意見をただしていくわけですが、せんだって、私、党を代表いたしまして本会議で福田大蔵大臣に質問をいたしました。そのときに大臣の御答弁があんまり簡明過ぎたところもございまして、私としてはたいへん残念に思っております。きょうはひとつゆっくりその点を詰めていきたい。 まず最初に、これはもう当然のことだと思っておりますが、わが国の予算は、歳出予算額が大体きまりますと、それをまかなうための税収その他の収入によって歳入予算もきまっていく、これはもうこのとおりでございますね。お認めいただいておるようでございますが、そう……
○田中(昭)委員 私は、公明党を代表して、ただいま趣旨説明のありました公明党提出の臨時超過利得税法案に賛成し、自民党提出の会社臨時特別税法案、社会党提出の会社臨時特別税法案並びに共産党提案による臨時超過利得税法案について反対の討論を行なうものであります。 異常な諸物価の高騰によって、国民生活は破綻の危機に瀕しているといっても過言ではありません。 この物価高騰が、基本的には、政府・自民党のこれまでとってきた高度成長、大企業優先の経済政策の誤りによるものであることは言うまでもありませんが、特に、昨今の狂乱状態ともいわれる物価高騰は、さきの当院予算委員会等で明らかにされたように、石油危機やインフ……
○田中(昭)委員 私最初に大臣の意見につきまして、簡単にお伺いします。 原田新郵政大臣の意見がここに付されておりますが、その中で、最初に、ことしもまた同じくこのNHKの予算については「おおむね適当である。」というようになっております。しかしNHKの四十九年度予算は経常収支で――先ほどから話がありましたが、重複しますけれども、ひとつなるたけ詳しくまた御答弁いただきたい、また大臣も変わった点から御意見をまぜながらお答え願いたい。経常収支で四十五億五千万の支出の超過。このために大事な三十四億九千万円の事業安定化資金を全額使用するということとなっておりますが、このような物価高騰のおりでございますし、……
○田中(昭)委員 私は、きょう提案になっております二つの法案に関連いたしまして、まずお尋ねしたいと思います。 わが国の高度経済成長という政策が、昨年あたりからたいへん経済の混乱を招いておるわけでございますが、こういう中で、ことしになりましてから、保険行政並びに民間の保険会社等につきましても、このインフレが続いていきます経済情勢の中で、何とかいままでと違ったものを出していかなければならない、いわゆる保険行政の転換といいますか、保険業界の体質変化といいますか、そういうものが行なわれておるようでございます。また、大蔵省もそういうことを考えていろいろ指導もなさっておるようでございますが、こういう環境……
○田中(昭)委員 私は公明党を代表いたしまして、簡易生命保険法の一部を改正する法律案に反対の意思表明をいたすものであります。 簡易保険に割り増し金をつけるということは、厳格に見て割り増し金をつけることにはならないこの制度に反対せざるを得ないのであります。 いま、この狂乱物価、インフレの対策として、国民のささやかな資金の吸収は的はずれであります。さらに、国民の射幸心をあおり、投機的行為で行なうことは、政府が財政金融政策における失政の責任をたな上げにして、インフレ、物価高の責任を国民に押しつけるものであります。 第一に、生命保険に割り増し金をつけて行なうということは、生命保険の根本精神からも……
○田中(昭)委員 きょうは国際電電の社長さんをはじめ幹部の皆さんに多数おいでいただきまして、多忙のおりに時間を拝借するわけでございますが、私たち国際電電のことをよく認識できないこともございますから、どうか十分教えていただきたいということをお願いいたします。 最初に、本年度になりまして国際電電の概況説明を見せてもらったわけでございますが、これが実は私の手元に昨日参りまして、いろいろ勉強することにおいてたいへん勉強が足りない点もあったような経緯がございますので、やはりこういう事業概況報告並びに事業計画等につきましては何日か前にいただくのがほんとうではなかろうかと思います。今年度のこの事業報告書が……
○田中(昭)委員 逓信委員会もこれが最後になるかと思いますからいろいろな問題をお聞きしますけれども、委員長におかれましても、答弁者におかれましても、ひとつ十分その点を配慮いただきたいということをまずお願いします。 質問申し上げます項目をまず最初に申し上げておきますと、最初に郵便料金等の値上げ問題、これを最初にお伺いしたいと思います。次に人命尊重と船舶の安全、緊急発信装置といいますかSOSブイについて、三番目に、これに関連し電波法の改正についてお尋ねし、最後に記念切手の発売についてお尋ねしたい、このように思います。 簡単にお尋ねしてまいりますが、今月に入りましてまた、いまの狂乱物価がまだおさ……
○田中(昭)委員 いま検査院のほうのお話によりますと、やはり会館の建設については計画がきちっと実行されるのが一番いいというような御発言でありますが、いまおあげになったのが福岡の会館のことで、私いつも福岡の会館のことで会長さんにお願いするなり何度か申し上げたわけでたいへんあれでございますが、そういうNHKが財政的にもたいへんな状態がもう昨年あたりから出ておる。そこで先ほどからも資産を再評価したらどうかというような話も出ている。しかしまた別な面からいえば、先行取得という、私はNHKがそういうために先行取得することがどうかということはNHKの経営上の問題だろうと思いますけれども、福岡の場合で見ますと……
○田中(昭)委員 私は最初に郵政省所管の特別会計、一般会計が赤字になっておることにつきましてお尋ねをしていきますが、いままでの御質問と重複することもございますが、ひとつなるべく親切に教えていただきたいと思います。また変わった面での、立場でのお話も承りたいと思います。 最近のわが国の経済は、政府の産業第一、高度成長政策によります悪性インフレーション、この進行の中で、特に昨年来の狂乱物価による経済の混乱と国民生活破壊は目にあまるものがあります。そして、本年の参議院選挙前後の政府・与党の公約も物価高については有名無実であり、さらに悪化しておる現状であります。この政府の高物価政策の中で、公共料金であ……
○田中(昭)委員 最初に、大臣の都合で要約して御質問いたしますから、そのつもりで御答弁いただきたいと思います。 現在のこのような狂乱物価に引き続きます物価高騰の中で、特にまた最近は不況の中のインフレという状態の中で、公共料金の最たるものであります郵便料金が、このように国民の苦しむ生活の中で上げられようとしております。これはいま土橋委員からも御質問がありましたが、私も基本的に郵便法第一条に掲げてありますことと、今度の料金値上げを見てみますと、国民に対してはたいへん過酷なる値上げではないか、このように思うわけであります。 そこで、先ほど大臣からのごあいさつの中にも今回の値上げについての御説明が……
○田中(昭)委員 私も久しぶりの大蔵委員会でありますが、当委員会の各委員の先生方が、税法の改正ということについていろいろ熱心に御討議なさっておることを聞きまして、私も心強く思ってきょうは質問さしてもらうわけでございます。 いまも東中委員からお話があっておりましたように、税務行政の中には大変むずかしい問題が存在しておることは私もわかるのですが、いろいろな議論をいたしましても、この委員会における税法改正についての野党の立場での意見というものが、その年の税法改正に反映したというのはほとんど見たことがない。そういうことも、ほかの国会審議と並べてみて、どうも私は納得がいかない。大蔵省にはきつい言葉です……
○田中(昭)委員 今国会始まって最初の、大臣に質問申し上げる委員会が再開時刻に至ってもなかなか定数がそろわないということは、私は本当にばかにしたことだと思うのです。今後こういうことのないようにひとつ委員長に取り計らっていただきまして、委員長のたっての質問をしろというお勧めでございますから、始めていきます。 所信表明を読ましてもらいますと、その中に最初に、いまの厳しい経済社会情勢の中で公共の福祉の増進に努めるということがございますが、これは当郵便事業について、大臣としてどのように具体的に施策をお考えになっておりますか、まずお聞かせ願いたいと思います。
○田中(昭)委員 昨日に引き続きましてNHKの幹部の皆さんおいでいただきまして大変御苦労さまでございます。 まずNHK会長さんにお伺いいたしますが、協会の経営の基盤ということにつきましてお伺いいたしたい。 五十年度の予算を見てみますと、受信料の収入の伸びは大体四・一%というような状態で、頭打ちの傾向があるといわれておりますし、そういう状況もわかりますが、片や支出の方は大変な伸びで、また激しいインフレの影響を受けました中で大体一七%程度。もう抑えようがないような状態ではないか。このままでは経営が行き詰まるのは火を見るよりも明らかでありますし、そのために番組の内容にいろいろな問題が出てきたり、……
○田中(昭)委員 日本放送協会の予算の審議に当たりまして、先ほど発言がありましたように、私の質問に対して間違いがあったそうであります。いま訂正の御発言をいただきましたが、問題は国内放送費の額であったわけでございますが、この問題については、いまの数字で了解いたします。 そこで、私、こういう間違った数字のために保留しておりました質問、関連のある質問でございますから、少しさせていただきたいと思っております。 その前に、私、いつもNHKの方には申し上げておりますが、受信契約の数、その把握というものについて特にお尋ねをしたり指摘をしたりしてきたわけでございますが、これは現在のNHKの経営基盤の上にも……
○田中(昭)委員 今回の郵便料金の値上げの審議に当たりまして、ただいま理事の先生方を初め、委員長を中心に理事会が行われまして、聞くところによりますと、この辺で料金値上げの審議もひとつ終わらしてもらいたい、こういう話もございまして、この審議がこの国会の委員会の場で審議されておりますことについては国民も大変強い関心を持っております。私たちもこのたびの料金値上げは大変な大幅なものであり、いままでの審議を通じてみても納得できない点が多々ある。そういうことでいろいろな資料の要求がありまして、その資料もいまただいま見せてもらうというようなことで、今後の審議に私はさらにまた慎重を期さなければならない。その意……
○田中(昭)委員 簡易生命保険法の改正に当たりまして、基本的なことから、私、現場の状況等をまず最初いろいろお尋ねしまして、本論に入っていきたいと思います。 この簡易生命保険法の改正で私もいろいろな勉強をさせてもらったわけでございますが、ここに簡易保険の第一線で働くセールスマンの基本的なものを書いてあるのを私読ませてもらいました。その中から順序に従ってお尋ねしていくわけですが、まず最初に、簡保事業としても企業努力が必要であるということが掲げてあるわけでございますが、現在簡保事業は四千八百万件近い契約者を持っておって、この「多数の契約者からの信託を担っている」、こういうふうに最初に書いてあります……
○田中(昭)委員 四十八年度の日本放送協会の決算についてお尋ねするために、会長さんを初め幹部の多数の皆さんの御出席を得てお尋ねをするわけでございますが、まず私は、四十八年度の収入支出の決算表を見まして、そこからお尋ねしていきたいと思いますが、その前に、NHKのこの決算というものから何が引き出せるだろうか。もちろん会計検査院の検査も受けてあるわけでございますが、特にわが国の経済の成長の混乱期でもありますし、そういう中で四十八年度の決算が今後のNHKの実際の運営について、幾つもあると思いますけれども、その中でもどういう点を今後の参考といいますか、今後のために資していくものがあっただろうかと、こうい……
○田中(昭)委員 先週に引き続きまして、貯金法の一部改正でお尋ねするわけですが、貴重な時間でありますからいままでの議論を踏まえて抽出してお聞きしていきたいと思います。
その前に、このたびの貸付額を二十万から三十万に引き上げる、こういう改正でございますが、この引き上げなければならない理由はどういうことでしょうか。
【次の発言】 この郵便貯金の現在高等に関連してでございますが、郵便貯金の口座が大変多くなっておりまして、人口の二倍以上の二億四千万口からの口座に上っておるのでございますが、これはどういう事情によるものでしょうか。
【次の発言】 この郵便貯金は庶民のささやかな金を貯金するという趣旨で設……
○田中(昭)委員 きょうは、延長国会になりましてその会期も終わりになろうとしているときに電電公社を初め国際電電の皆さんに多数来ていただきまして大変感謝しておるものでございます。 私はきょうは一般質問ということで、特に現在の物価に対する国民の心配、こういうものを中心にお答えを聞きたい、このように思っておったわけでございます。郵便料金についても国民の立場に立って私たちは反対の線で審議も尽くしてきたわけでございますが、それに引き続いて電電公社の料金値上げの問題も問題になりましたけれども、政府の指示によって一応電電公社の料金値上げは凍結ということに聞いておったわけでございますが、電電さんとしましては……
○田中(昭)委員 現在の経済情勢の中で、特に国際的にも大変な経済の不安という状況がございますが、わが国のこのような経済的な景気の落ち込み、それから不況下のインフレも懸念されております中で、最近の政府の施策の中で一番問題ではなかろうかと思いますのは、今回の金利の引き下げの問題であります。 時間も余りございませんから、簡単に、先日からの委員会での議論を再び繰り返そうとは思いませんけれども、そういう意味において端的にお尋ねいたしますから、有効な答弁をひとつお願いしたいと思います。 今回の金利の引き下げに関連して郵便貯金の利率まで引き下げたことは、大衆の預金者にとってはインフレによります貯金の目減……
○田中(昭)委員 郵政大臣の所信表明に対する質問を行う前に、私は、いま世界を初め、わが国の政治、社会全般にわたりまして混乱をもたらしましたロッキード事件、これはどうしても真相究明を図らなければなりません。 そこで、当委員会でも関係のある電電公社の経営委員である小佐野賢治氏について政府の釈明が先日ありましたが、どうしても納得がいきません。村上郵政大臣は、公社を監督する立場でもあり、わが国の民主政治の中でも長年の功労者でもあります。さて、この事件について三木内閣は、日本の政治の名誉にかけて解明すると国民にも約束しております。その内閣の国務大臣であるあなたは、現状のこの政治危機を打開し、国民の疑惑……
○田中(昭)委員 きょうはNHKの公聴会に諸先生方参考人で来ていただきまして、心からありがたく思います。時間が大変短く制限されておりますから、早速お伺いするわけでございますが、まず北沢先生にお尋ねしたいと思います。 二点ございまして、一つは国民の意向をNHKの経営事業にどのように反映するかということでございまして、御存じのとおり日本放送協会は、申すまでもなく放送法によりまして公共放送としての存在基盤があるわけでございますが、現在までそのような使命に立って全国に放送事業を行ってきたわけであります。しかし、最近に至って内外を問わず、放送法の精神、設立の目的とは大分異なってきたとの批判、批評がござ……
○田中(昭)委員 NHK予算について、当局の幹部の皆さん、遅くまで御苦労さまでございます。私の質問が最後になるかと思いますが、ひとつ明快な納得のいく御答弁をいただくように前もってお願いする次第でございます。 各委員から広範な御意見なり、当局から御答弁があったようでございますが、重複する点もあるかと思いますが、その点については私がまだ納得いきませんからお尋ねするわけでございまして、あらかじめ御了承を得ておきたいと思います。 そこで最初に、私、このNHKのことをいろいろ勉強します中で、何といいましても当局のいままでNHKの経営に当たってこられた方々、また関係者の方が衆知を集めて努力してつくられ……
○田中(昭)委員 きょうは参考人の先生方には御苦労さんでございます。時間の関係で、まず竹内参考人にお話をお伺いしたいのです。 先ほど電電公社は公共企業体であるという原則をお述べになりました。私も大変貴重な御意見だ、同感であります。その公共企業体の公共料金であります電話電信料金の改定に当たっては、他の物価に比べて安いからということはとるべきじゃないということは大体ほかの先生方もそのような御意見でございましたし、私もそう思います。さらに家計費に影響を与えないからということでございましたけれども、これも私は先ほど先生がおっしゃったようにその倍率が二倍とか三倍とかということはやはり消費者に与えます影……
○田中(昭)委員 今臨時国会におきましては、御案内のとおり国鉄の運賃値上げ法案、電電公社の値上げ法案、この二つと財特法が重要法案になって国会も動いておるわけでございますが、その中で逓信委員会もきょうは定例日ということで、先ほどの理事会で、野党の私としましては、この値上げ法案については直ちに賛成はできませんし、絶対反対の立場を私たちは貫いてきました。といいましても審議はしなければなりませんし、その審議については慎重審議を強力に理事会で申し上げましたけれども、まだその確約もないまま議事の進行上、私がただいまから申し上げることは電電公社の認可料金の問題でございますが、その前に一言委員長にお願いをして……
○田中(昭)委員 まず委員長に強い抗議を申し上げます。 この重要法案に対しましては、きのう、きょうとたった二日間の審議で値上げ法案を上げようとする、その中で私たちは反対の立場から慎重審議ということだけを頼りにいろいろな慎重審議の条件を申しましたけれども、全部踏みにじられた。きのうの委員会での私の質問も、全部委員長が御存じのはずです。私はうそは申し上げません。委員長はこの場で――議事録に残っております。だけれども、私先ほど委員長に対して質問をお願いしましたけれども、打ち切られました。 こういうことを言っておりますと、せっかくの総理に対する時間がなくなりますから、その意味で質問を続けます。 ……
○田中(昭)委員 郵便貯金法の一部改正の問題から先に御質問申し上げたいと思います。 いま、各先輩の先生方から貯金会館の問題についていろいろお尋ねがありました。法案自体の改正は昨年の国会におきまして問題になった問題でございますから、なるたけ議論を省略いたしまして、一つ最初にお聞きしたいことは、今度のこの改正によりまして貯金会館の設立並びに運営についての法的根拠というものをつくってきたわけでございますが、私はこういう問題の中でそういう外形的なことだけをつくればいいということには賛成できないのです。もちろん法律的な裏づけも当然必要でございますけれども、この財団法人の設立、運営等を考えますと、この貯……
○田中(昭)分科員 私は、きょうは法務省の管轄します施設、といいましても膨大なものがございますから、それをある程度範囲を縮めまして、全国にあります――少年少女が罪を犯しまして、その人たちが更生のために強制的な機関に入れられておる。いまからという幼い少年少女があやまって罪を犯し、そういう機関に入っております。これは、日本の将来を考えてみましても重大な問題であると思いますから、そういう関係の施設がいまどのような状態になっておりますか、どのように掌握しておられるだろうか、まずお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 どのように掌握しているのですか。
○田中(昭)分科員 私は、まず最初に、きのうの逓信委員会で時間的にちょっと足らなかった点で理解しがたい、またもう少し詰めたいことがございますから、その問題からまず入らしていただきます。 といいますのは、日本と中国との間に通信関係の海底ケーブルを敷設するということにつきましては、いままでの当局の努力とまた関係業者の熱心なる熱意によりまして事が運んでおるように聞いておりまして、そのことにつきましては、私はこの通信というものは、かりに国同士の紛争中といえども、いわゆる敵国同士としましても通信はとだえさせないというような重要なものであるというように聞いておりますし、そうであろうと思っております。そこ……
○田中(昭)分科員 時間もたいへん制約されておりますから、端的に本題に入っていきますが、世界に誇る新幹線が三十九年に開通をして以来、国民経済と生活に与えてきましたプラスの効果もたいへん大きいものがありますし、路線が延びるにつれまして、年とともにマイナス面が増大してきました。いまやそのマイナス面がたいへん多くあらわれて、プラスの効果が色あせたものになっております。このマイナス面である新幹線公害は、一日に新幹線通過が二百本以上になり、健康、環境のはなはだしい侵害となっておるわけでありますが、列車の通過は一瞬だから問題ないといっておりますが、その一瞬も約七秒かかります。それが五分おきに長時間、いな一……
○田中(昭)分科員 時間もたいへん制約されておりますから端的にお尋ねしますので、ひとつ要領よくお答えいただきたいと思うのです。
まず、通産省で、三月の石油輸入量でございますが、石油事情の好転見込みということから電力の消費規制を大幅に緩和する方針を一応出されたわけでございますが、実際にその成果を見ましたところ、今度の電力規制を見ると、基本的にはあまり変わっていないようでございます。最初に打ち出されました方針とはだいぶん違ってきているわけですが、何かこれは見込み違いがあったのでしょうか。いかがでしょう。
【次の発言】 このことはまたあとでお聞きします。
次に移りますが、そこで端的にお伺いいたし……
○田中(昭)分科員 大臣、時間が短うございますから、ひとつ簡潔にお答えいただきたいと思います。私も簡潔にお尋ねしますが、まず、国道の直轄工事で歩道を設置してあります。その目的は何でしょうか。
【次の発言】 この歩道工事に関しまして、国道に面した住民がおられますが、この工事が行われることによりまして直接的にも間接的にも、経済的または人身の損傷事故その他の損害を受けた場合には、国は補償しますか。
【次の発言】 この歩道設置のいわゆる側溝といいますか、側溝工事が行われますが、その場合に、国道に面した住民に受益者負担ということで、側溝のふたの改良費用として負担をさせたり、または負担をさせない場合もある……
○田中(昭)分科員 本日は、私は福岡空港の問題をまず質問いたしますが、限られた時間でございますので、簡潔にお願いしたいと思います。
第二次空港整備五カ年計画によって福岡空港の整備をおやりになったと思いますが、いままでの投下されました金額並びにどんな整備がなされたか、御説明願いたい。
【次の発言】 五十年度で終わる第二次空港整備で、それでは全国の空港整備計画の進捗状況といいますか、どのくらいの進捗率でありますか。また、福岡空港が九割だとすれば、あと残された一割はどういうものなのか。
【次の発言】 大臣、福岡空港はおかげさまでいまのような整備が進んでおりますが、これが民間空港として九州、西の方で……
○田中(昭)分科員 私、まず石炭問題からお尋ねしたいと思います。
一昨年の石油ショック以来、エネルギー資源の確保はわが国の存続にもかかわる大問題として提起され、種々の施策が講じられてきておりますが、その中で、長い間わが国の経済の礎として大きく貢献してきた石炭産業も、エネルギー資源の見直しとともに、再び重要な課題になってきておるのであります。このときに当たり、産炭地域に対する現状の把握並びに今後の施策について、どのようなお考えがありますか、お述べをいただきたいと思います。
【次の発言】 重ねてお尋ねしますが、いま述べていただきましたことは、いわゆる戦後自民党政府が高度経済成長に突っ走ったその落……
○田中(昭)分科員 本年度の経済もゼロ成長の中で不景気が続いておりますが、そのために企業の資金繰りも悪い。その影響を受けてでしょう、企業の法人税の納入が大変低下しておる、落ちておるというように聞いておりますが、また先日からは「税収の伸び、大幅に鈍る 歳入欠陥生じるか」、こういう大きな見出しで新聞記事が出ておりますが、これについて、落ちていることを認めていただければ結構ですが。
【次の発言】 そういう不況の中で、昨年末に大型の補正予算を組んで、法人税の税収も大きく増大を図られました。この理由は何ですか。私が言うたことに答えてくださいよ。一般的なことは要りませんから。
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