このページでは小沢太郎衆議院議員の32期(1969/12/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は32期国会活動統計で確認できます。
○小澤太郎君 ただいま議題となりました法律案について、法務委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本案は、近年における経済事情の変動にかんがみ、簡易裁判所が取り扱う民事訴訟の範囲を改定しようとするものでありまして、その内容は、訴訟の目的の価額の上限を現行の十万円から三十万円に改める等であります。 当委員会におきましては、三月二十四日政府から提案理由の説明を聴取し、自来、参考人から意見を聞くなど、慎重かつ熱心な審査を重ねてまいりました。 かくて、本日、質疑を終了し、日本社会党、日本共産党からそれぞれ反対の討論がなされました。 次いで、採決の結果、多数をもって政府原案のと……
○小澤太郎君 ただいま議題となりました法律案について、法務委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本案は、最近の経済変動並びに国家公務員等に対して支給する旅費の改定等にかんがみ、訴訟費用臨時措置法の規定による証人、鑑定人等の日当、宿泊料及び車賃の最高額をそれぞれ改定しようとするものでありまして、その内容は、民事訴訟及び刑事訴訟における証人等の日当を千六百円に、鑑定人等の日当を千四百円とし、また証人、鑑定人等の宿泊料を特別区の存する地等においては二千七百円、その他の地においては二千三百円、車賃を十三円に改めようとするものであります。 当委員会におきましては、三月二十四日提案……
○小澤太郎君 ただいま議題となりました両法律案について、法務委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 御承知のように、一般の政府職員の給与を改善する法案が今国会に提出されているのでありますが、この両案は、裁判官及び検察官についても、一般の政府職員の例に準じてその給与を改善しようとするものであります。 そのおもなる内容は、東京高裁長官及びその他の高裁長官の報酬並びに東京高検検事長、次長検事及びその他の検事長の俸給については、これに対応する特別職の職員の俸給の増額と、その他の裁判官並びに検察官については、これに対応する一般職の職員の俸給の増額とおおむね同一の比率でこれを増額し、……
○小澤太郎君 ただいま議題となりました法律案について、法務委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本案は、一般の公務員の恩給の年額の増額に伴いまして、執行官の恩給の年額につきましても、一般の公務員の恩給の年額の増額の例に準じてこれを増額することとし、今後、一般の公務員の恩給の年額が改定された場合、これにならって、執行官の恩給の年額も、別段の措置を講ずることなく、当然に改定されることにしようとするものであります。 当委員会におきましては、二月二十六日提案理由の説明を聴取し、慎重審議を行ない、三月五日、質疑を終了、採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しま……
○小澤太郎君 ただいま議題となりました法律案について、法務委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本案の主たる内容は、簡易裁判所において成立した訴訟上の和解等に関する請求異議の訴え等について、その請求の価額が三十万円をこえる場合においては、地方裁判所の専属管轄とし、また、決定書、命令書等は署名捺印にかえて記名捺印等で足りることとしようとするものであります。 当委員会は、三月十日提案理由の説明を聴取した後、慎重審議を重ね、三月二十三日質疑を終了し、本日、本案に対して日本共産党から修正案が提出されました。 次いで、討論なく、採決の結果、修正案は否決され、政府原案は全会一致を……
○小澤太郎君 ただいま議題となりました法律案について、法務委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本案は、最近における市町村の廃置分合等に伴いまして、取手簡易裁判所ほか五つの簡易裁判所の所在地及び立川簡易裁判所ほか六十六の簡易裁判所の管轄区域について、その表示を改める必要があるため、下級裁判所の設立及び管轄区域に関する法律の別表について所要の整理を行なおうとするものであります。 本委員会は、三月十日提案理由の説明を聴取した後、慎重審議を重ね、本日、質疑を終了、採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、御報告申し上げます。(拍手)
○小澤(太)委員 お手元にお配りしてあります案文につきましては、先般来、自由民主党、日本社会党、公明党及び民社党との間におきまして、それぞれ検討を続けておりましたところ、このほど意見の一致を見るに至りましたので、便宜私からその立案の趣旨及び内容の概要を御説明いたします。 本案は、各党の合意による案でありますので、各位の御賛同を得て国会法第五十条の二の規定により本委員会提出の法律案とし、その成立を希望いたす次第であります。 まず本案の全文でありますが、これはお手元に配付してあります印刷物によることとし、朗読を省略させていただきます。 次に、本案を立案した理由を述べますと、本案は、最近におけ……
○小澤(太)委員 私は、この際、自由民主党、日本社会党、公明党及び民社党の四党を代表し、地方税法の一部を改正する法律案に対して、次の附帯決議を付したいと思います。 案文の朗読により、趣旨説明にかえさせていただきます。 地方税法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、住民負担及び市町村財政の現状にかんがみ、左の措置を講ずべきである。 一、最近における社会経済情勢の著しい変化に対応するため、早急に国、地方団体を通ずる税制のあり方について根本的な再検討を行なうとともに、都市とくに大都市並びにその周辺都市における財政需要の増嵩の状況にかんがみ、引き続きその税源の充実につとめ……
○小澤(太)委員長代理 これより会議を開きます。
委員長は参議院の地方行政委員会に出席のため、委員長の指定により、私が委員長の職務を行ないます。
地方交付税法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行ないます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。砂田重民君。
【次の発言】 斎藤実君。
【次の発言】 井岡大治君。
【次の発言】 大富都市計画課長が見えております。
【次の発言】 承知しました。
この際、暫時休憩いたします。
午前十一時四十六分休憩
○小澤(太)委員 最初に、お断わりしておきたいと思いますが、私の質問は、政府を追及するという立場ではなしに、今後このような事件が起こらないように、起こった場合の対処をいかにするかということをともどもに検討、研究したいという立場から、質問を申し上げますので、そういう意味でひとつお答えをいただきたい。第二点は、時間が制約されておりますので、簡潔に、要を得た御答弁を期待したい、このように思います。 さて、いわゆる海の乗っ取り事件、川藤に関するこの事件につきまして、ただいま局長から説明がございましたが、この事件につきまして、まず、発端から犯人が船に乗り込むまでの間にとりました警察の措置につきまして伺……
○小澤(太)委員 派遣調査第二班は、宮城県、山形県及び秋田県の三県におきまして、主として過疎地域対策緊急措置法に基づく過疎問題及び広域市町村圏構想を中心とする広域行政問題について調査いたしましたので、その概要について御報告いたします。 派遣委員は、斎藤実理事、高鳥修委員、野呂恭一委員、阪上安太郎委員及び私の五名でありますが、山形県では華山親義委員が現地参加され、調査室からは、島村調査員が同行いたしました。 調査は、去る六月二十日から同月二十四日までの五日間にわたり、それぞれ関係当局から説明を聴取した後、現地調査を行ないました。 その大要を申し上げますと、六月二十日は、午後、宮城県庁におい……
○小澤(太)委員長代理 和田一郎君。
○小澤(太)委員長代理 宮澤参考人には、長時間にわたり貴重な御意見の御開陳をいただきまして、まことにありがとうございました。
どうぞ御退席いただいてけっこうでございます。
次に岡沢完治君。
【次の発言】 次回は、明後二十日午前十時理事会、十時三十分から委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後三時散会
○小澤(太)委員長代理 速記を始めて。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 それじゃ速記を始めてください。
岡沢完治君。
【次の発言】 中谷鉄也君。
○小澤(太)委員長代理 次回は、明後二十七日午前十時理事会、十時三十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。 午後零時三十一分散会
○小澤(太)委員長代理 静かに願います。
【次の発言】 御静粛に願います。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 畑和君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 畑君に申し上げます。
小林法務大臣が、参議院本会議に出席のため退席いたしたいと申しておりますので、御了承を願います。
【次の発言】 午後二時三十分から再開することとし、暫時休憩いたします。
午後一時二十八分休憩
○小澤(太)委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。 内閣提出、裁判所法の一部を改正する法律案に対する審査を続行いたします。畑和君。
○小澤(太)委員長代理 午後一時四十分より再開することとし、この際、暫時休憩いたします。
午後零時五十二分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。安井吉典君。
【次の発言】 林孝矩君。
【次の発言】 林孝矩君。
【次の発言】 横路孝弘君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 青柳盛雄君。
【次の発言】 本日は、これにて散会いたします。
午後五時三十四分散会
○小澤(太)委員 行政書士法の一部を改正する法律案の起草案の趣旨を御説明いたします。 お手元にお配りしてあります案文につきましては、先般来、自由民主党、日本社会党、公明党及び民社党との間におきまして、それぞれ検討を続けておりましたところ、このほど意見の一致を見るに至りましたので、便宜私からその立案の趣旨及び内容の概要を御説明いたします。 本案は、各党の合意による案でありますので、各位の御賛同を得て国会法第五十条の二の規定により本委員会提出の法律案とし、その成立を希望いたす次第であります。 まず本案の全文でありますが、これはお手元に配付してあります印刷物によることとし、朗読を省略させていた……
○小澤(太)委員長代理 次回は来たる五日、午前十時理事会、十時三十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。 午後零時三十六分散会
○小澤(太)委員長代理 次回は明十日午前十時理事会、十時三十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。 午前十一時二十五分散会
○小澤(太)委員 まず第一にお伺いしたいことは、裁判所法改正、この前の国会において審議されました、その際に、附帯決議として参議院において、法曹三者の間で十分に今後は意見の調整をする。「今後、司法制度の改正にあたっては、法曹三者(裁判所、法務省、弁護士会)の意見を一致させて実施するように努めなければならない。」というのが参議院法務委員会の附帯決議になっております。 今回、この民事訴訟法の一部改正法律案が御提案になりましたが、この提案に至るまでの間にはたしてこの三者の間の十分な意思の疎通がありましたかどうか。最近、私ども非常に憂慮いたしておりますのは、とかく裁判所と日弁連あるいは法務省、この三者……
○小澤(太)委員長代理 去る二十四日、本委員会から、大阪刑務所の行刑運営等の実情調査のため、委員を派遣いたしました。派遣委員より派遣報告書が委員長の手元に提出されております。
この際、口頭報告を省略し、本報告書を本日の会議録に参照掲載いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
本日は、これにて散会いたします。
午前十一時二十一分散会
○小澤(太)委員 時間がきわめて少ないので、簡明にお答えをいただきたいと思います。
現在、司法権、裁判官独立の問題、これに対する政治介入の問題等が論議されておるときでありますので、これを中心に私は伺いたいと思います。
まず第一に、最高裁判所の判事の構成はいまどのようになっておりますか、前歴別に数字を示し
ていただきたい。
【次の発言】 それでは、昭和四十年以後新たに任命された裁判官の数を知りたいのであります。
【次の発言】 最高裁の判事を任命することは、憲法七十九条、裁判所法四十一条によって規定されておるのでありますが、法務大臣、内閣においてどのような選考をされるのでございましょうか、お……
○小澤(太)委員長代理 これより会議を開きます。
委員長所用のため、指名により私が委員長の職務を行ないます。
本日、最高裁判所長井総務局長、大内経理局長から、出席説明の要求があり、これを承認いたしましたので、この際、御報告申し上げます。
下級裁判所の設立及び管轄区域に関する法律の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。横路孝弘君。
【次の発言】 岡沢完治君。
【次の発言】 青柳盛雄君。
【次の発言】 これにて本法律案に対する質疑は終了いたしました。
【次の発言】 これより討論に入るのでありますが、討論の申し出がありませんので、直……
○小澤(太)委員 長代理これより会議を開きます。 委員長所用のため、指名により私が委員長の職務を行ないます。 裁判所の司法行政に関する件について調査を進めます。 本日は、参考人として明治学院大学教授田上穣治君、東京大学社会科学研究所教授高柳信一君、法政大学教授永田一郎君、明治大学教授和田英夫君が御出席になっております。 参考人に一言ごあいさつ申し上げます。 本日は、御多用中のところ御出席くださいまして、まことにありがとうございます。当法務委員会におきましては、当面の司法行政の諸問題について熱心なる討議を行なってまいったのでありますが、本件について各参考人の御意見を承りますことは、当委……
○小澤政府委員 今回、環境政務次官を命ぜられまして、いろいろと御指導いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。(拍手)
○小澤政府委員 現在、使用禁止になっております残留性の強い農薬の処分の問題でございますが、先ほど環境庁並びに農林省から申し上げましたように、いろいろ研究した結果、大量に集めることがかえってまた第二次、第三次の公害を起こすというようなこともございまして、ただいまのところは小さく分けて処理をさせるということにいたしております。先生のお話のように、農家によってはまだその禁止を犯して使用しておる面もあるやに伺っておりますが、こういう点につきましては厳重な監督をいたしまして、監視をいたしまして、そういうことのないようにいたしたい。なおほかにいい方法があれば、これをさらに研究いたしまして処理するにやぶさか……
○小澤(太)政府委員 環境庁といたしましては、食品衛生法のあの基準によらざるを得ない。その検討を待ちまして、それに応じてやりたい、こう考えております。
【次の発言】 山口議員のおっしゃるとおり、どうも一PPMと〇・四PPM、なかなか理解ができない点もあるようでございます。ただ御指摘のように、国民の負担の問題もございます。いろいろ問題があると思います。一応食品衛生法の関係からいえば、一PPM以上のものが有害であるということになっておりまして、その辺の検討も実際にはよくいっているかどうかということも疑問です。さらに〇・四PPMから一PPMまでの間のものを配給していいか悪いかという問題も、これまた相……
○小澤(太)政府委員 林議員のおっしゃるとおりでございまして、この問題は、さらに学問的に、また臨床的にも究明されなければならない問題でございまして、政府といたしましても、そういう方向に努力いたしておる現状です。ただ、はっきり解明されない現状におきましては、先ほど担当課長から御答弁申し上げましたように、厚生省見解として、じん臓障害等のカドミウムが健康に障害を与えるということは明らかであるけれども、イタイイタイ病についてはその他の誘因があってという見解をとらざるを得ないわけでございます。将来学問的な究明が進んで、因果関係等が明確になりまするならば、当然政府見解もそれに合わせることになるだろう、かよ……
○小澤(太)政府委員 お答えします。長官の言われたとおりに考えております。 ただ、一、二付言さしていただきますと、新幹線の騒音は、御承知のとおり、時間的にも間欠的な問題、しかも衝撃的な音でございますから、ただホンというだけではなしに、もっといろいろな要素を考えまして、いわゆる音響総量を勘案した基準をつくりたい、こう考えております。したがいまして、この環境基準をつくるのには、いままで実はどこでもやってないことでございまして非常にむずかしい問題がたくさんございますから、時間がかかります。そこで、環境基準ができ上がるまでに、少なくとも新幹線の暫定基準は、長官のお約束のとおり、四十七年度内にはつくっ……
○小澤(太)政府委員 ただいま御決議になりましたことにつきましては、御趣旨もっともでございますので、その御趣旨を十分に尊重いたしまして、善処いたしたいと存じます。 特に、環境庁におきましては、とりあえずPCB含有排水に関する暫定指導基準をすみやかに設定いたしますとともに、分析の方法、汚染の実態、汚染のメカニズム及び人体影響等に関する調査研究を促進することといたしまして、このために、先ほどからお話のありました科学技術庁の特別研究促進調整費とあわせて当庁の所管いたしております環境保全総合調査研究促進調整費を用いまして、万全の措置を講じてまいる所存でございます。
○小澤(太)政府委員 お答えいたします。お説のとおり、ストックホルムの人間環境会議は、世界各国が初めて人間環境に手を組んで取り組む重大な会議でございまして、これに対しましてわが国といたしましては、御承知のように準備委員会あるいは政府間作業部会というのがございまして、その準備委員会にも五つの政府間作業部会にも、アメリカと日本だけが全部参加いたしておりまして、すでに準備過程におきましてお説のようなリーダーシップをとりつつあります。なかんずく、この会議の重要課題でありまする宣言の中に、核兵器の実験の禁止、また環境に関する教育の問題等は、わが国の準備過程における主張が取り入れられて宣言の内容になる形に……
○小澤(太)政府委員 休山、廃出しておりました鉱山でこのような鉱害らしきものがあったということを学校の先生によって発見されたということ、私先生の御努力に対しまして、その熱意に対しまして高く評価し感謝をいたしております。このようなことが発見されました以上は、そのことがただいまお話しのように、過去において住民の健康にどのような害を及ぼしたか、また将来人間の健康並びに産業その他に害を及ぼす可能性があるか、これをなくすためにいかにするかということについて真剣に取っ組むのが私どもの立場でございます。それでそういうような立場に立ちまして、宮崎県からの事前の連絡もございましたので、環境庁といたしましては、そ……
○小澤(太)政府委員 ただいま通産省から御答弁申し上げましたような次第であるということは御理解いただけると思いますが、健康被害を起こしてこれが公害であるという認定の手続ができますれば、被害者救済法でもってとりあえず救済するというような措置を政府としてはとるのでありますが、終局の責任をどこに問うかということになりますと、これは民事法上の問題等もございますので、そこまではっきり私のほうから御回答はちょっと申し上げかねると思うのです。
【次の発言】 御承知のように公害被害者の救済に関する特別措置法は、とりあえずの措置として国が被害者の救済に当たるということでございまして、終局の責任をどこに置くかとい……
○小澤(太)政府委員 現在の鳥獣保護及狩猟ニ関スル法律は、御承知のとおり、国内におります野生鳥獣を対象といたしております。今回のは、これまた御承知のとおりアメリカとの渡り鳥の条約に関連いたしまして制定されるものでございますから、その特殊鳥類の中には国内におらない、外国におるもの、並びに国内におりますけれども、動物園などで生まれた二世、三世で現在野生鳥獣でないもの、これが対象になるわけでございますので、ここでそういう意味で鳥獣保護法の改正ではなしに別途新しく立法をいたす、こういう考えに立っておるわけでございます。
【次の発言】 実施法といえばちょっと適確に表現できるかどうか存じませんが、この条約……
○小澤(太)政府委員 お説のとおり、総量を計算に入れるということが必要であるということは当然でございまして、現在の環境基準、さらに排出基準におきましても、そのことをすでにある程度考慮に入れております。したがいまして、場所によりましては県知事が排出基準に上乗せをするというような方法によって、総量の問題についてもある程度の考慮を払っておるわけでございます。もちろんこれをもう少し強く総量ということを要件に入れなければならぬというようなこともございますし、自然の純化能力をどの程度に見るかといういわゆる環境許容の限度というものをよく把握するということから、これに対応するところの環境基準なり、排出基準を設……
○小澤(太)政府委員 水洗炭業法とか鉱業法の場合においては、御承知のように原因者が複数でありますけれども、おおむね特定される、きわめて多数広範にわたるというわけではないわけでございまして、大気汚染等の複合汚染につきましては、硫黄酸化物等の複合汚染につきましては、これは原因者が非常に多数のものが相当分かれておるということになっております。そういうふうな関係もありまして、このような法案をつくったということになっておるわけでございます。
【次の発言】 いま局長から御答弁申し上げましたとおり、このような事案につきましては、環境庁設置法の関係もございまして、環境庁が中心となってこの対策を進めていくという……
○小澤(太)政府委員 私から申すのもいかがかと思いますが、大原委員のお話のとおり、この問題に関する大石長官の発言も、また佐藤総理の発言も非常に誤解を伴うものでありまして、端的に言えば、いずれも舌足らずであり、かつ、ただ観念的な発言でありまして、いかに政治の責任者の盲動がむずかしいものであるかということを、私ながめております。しかし、この問題はただ情緒的に扱う問題でございません。やはりかけがえのない地球です。しかも、最も汚染密度の高い日本列島、その中に住むわれわれ日本人が恵まれた環境のもとに生活をしていくということを確保するためには、どうしても自然環境の保全と申しますか、回復と申しますか、これを……
○小澤(太)政府委員 長官にかわってお答えいたしますが、そのような御答弁を大石長官がいたしたということも私は伺っております。そういうのは一つの法案をつくる場合の政府部内の苦心があったということを言われる意味だ、こう思います。法案そのものは、現時点におきましては私は最も妥当なものだとして提案いたしたつもりでございます。もちろん、その過程においていろいろ困難な問題がございました。 それからもう一つは、現在の公害の状況並びに被害者の状態、さらに裁判所の判断等の状況からいたしまして、一日も早く被害者救済というたてまえから無過失をある程度認めなければならないのではないか、こういう要請がございますので、……
○小澤(太)政府委員 林先生の御意見、ごもっともでございます。環境庁としては御趣旨に沿った処置を早急にやりたい、こう思います。
【次の発言】 私も参考人の意見聴取のところに出させていただいておりまして、よく伺いましたが、私の受けた印象といたしましては、どうも学問的にはっきりしたものがない、専門家の意見がまっこうから対立しておるという状況でございます。現在のよるべきものとしては、厚生省の見解によらざるを得ないような状況でございます。しかし研究の段階があの当時よりさらに進んでおると思いますので、この点については厚生省におかれましても十分検討してもらいたい、イタイイタイ病とカドミウムとの関係は、あれ……
○小澤(太)委員 これより会議を開きます。
私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されますまで、委員長の職務を行ないます。
これより委員長の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいまの小沢一郎君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、高田富之君が委員長に当選されました。(拍手)
委員長高田富之君に本席を譲ります。
○小澤(太)委員 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となっております昭和四十七年度一般会計補正予算(第1号)外二案に対し賛成、日本社会党、公明党、民社党の編成替えを求める動議に反対の討論を行ないます。 討論に先立ち、去る九月田中内閣が成立後日いまだ浅いにもかかわらず、第二次世界大戦後の懸案事項の一つであった中華人民共和国との間に国交回復をなし遂げたことは、国民とともにこれを高く評価し、あわせて、田中総理の行動力に対し、深く敬意を表するものであります。 さて、わが国の経済情勢は、昨年末を底とし、年初来、緩慢ながらも順調に景気回復の方向へ進んでおりますが、ここに懸念さるべき問題は、国際収……
○小澤(太)主査代理 午後二時より再開することとし、暫時休憩いたします。 午後零時五十九分休憩
○小澤(太)分科員 会計検査院に対しまして、二、三点質問をいたしたいと思います。
まず会計検査院法三十四条の規定によりまして、会計経理の不法または不当なものを指摘して、それの処理を要求しておるわけでございますが、これが最近どういうような傾向にあるのか、まずそれをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そういう指摘をしました事柄について本属長官または関係者に対して是正改善の措置を要求しておられる。それははたして要求のように改善の実があがっているんだろうかどうか。その点を……。
【次の発言】 件数も次第に減ってまいり、また是正措置もいまお話しのように九九%まで行なわれておる。これは私どもとしまし……
○小澤(太)主査代理 以上をもって防衛庁所管の説明を終わりました。
【次の発言】 この際、政府当局に申し上げます。質疑時間が限られておりますので、答弁は要領よく、簡潔に行なうよう特に御注意申し上げます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。宮井泰良君。
【次の発言】 速記をとめてください。
【次の発言】 速記を始めてください。
田中昭二君。
【次の発言】 速記をとめてください。
【次の発言】 速記を始めてください。
松本忠助君。
【次の発言】 この際暫時休憩いたします。
午後零前五十一分休憩
○小澤(太)政府委員 ただいま環境庁並びに通産省から御説明申し上げましたように、このPCBの問題、昨日の参考人の意見を聞きましても、きわめてむずかしい、しかし何としてもやらなければならぬ問題でございます。そこで、政府といたしましては、官房長官の指令によりまして、科学技術庁を中心といたしまして関係省庁の連絡協議会を持っております。そして、各省分担をきめまして、たとえば水産庁におきましては魚介類あるいはプランクトン、それからまた、厚生省におきましては上水道の水あるいは乳肉製品のこういうものの調査をいたし、われわれ環境庁といたしましては、水質あるいは底質あるいは土壌等の調査をいたす、こういうふうに分……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。