このページでは松本忠助衆議院議員の32期(1969/12/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は32期国会活動統計で確認できます。
○松本(忠)委員 先般、運輸行政の基本方針を当委員会におきまして大臣より拝聴いたしました。また、大臣御就任にあたりまして、運輸政策におけるところの橋本構想も新聞紙上で拝見いたしました。その中の三美政策というものも十分傾聴に値するものであると思うものでございます。さらに、昨日は予算委員会におきまして、交通総合体系につきまして御意見を戦わせる機会を得まして、大臣が運輸交通問題につきまして非常な御熱意を示されて取り組んでおられること、たいへんうれしく、心強く感ずるものでございますが、一そうの御健闘をお願いいたしたいと思うものでございます。 先般の大臣の基本方針を拝聴いたしましたが、その中で、大臣は……
○松本(忠)委員 大臣にお尋ねいたすわけでありますが、昨年の十一月一日から自賠責の赤字解消のために二〇%の保険料大幅引き上げが行なわれました。さらに今回の審議会の答申のうちの一部、すなわち、だれもが納得でき、しかも簡単に法改正のできるというものについてのみ提案をされまして、審議に入ったわけでございますが、ちらちら私が耳にいたしますのに、去年十一月に上げているにもかかわらず、また保険料値上げをするのじゃなかろうかというような声が聞こえてくるわけでございますが、そのようなお考えをお持ちなのかどうか、まず第一番目に承っておきたいわけでございます。
○松本(忠)委員 昨日の質問に対する答弁のなかった面についてお答えをいただきたいわけでございますが、松田国民健康保険課長さん、それから松浦医療課長さん、お二人いらっしゃいますか。 昨年の七月に、私がこの問題について出しましたときに、御両所ともそれぞれ答弁をなさっております。御記憶に十分あることと思います。お忘れになっていることはないと思いますが、松田さんは私の質問に対して、「御承知のように、医療保険につきましては、原因を問わず、あらゆる症状について給付が行なわれる、したがいまして、交通事故とか、いろいろな原因別に給付が行なわれるということではございません。したがいまして、患者が被保険者証を持……
○松本(忠)委員 タクシー業務の適正化の臨時措置法案につきまして、若干お伺いしたいわけでございます。私が海外旅行をしておりましたために、本法案につきまして関係同僚議員諸氏が数回にわたって質疑をされたわけでございましょうが、その内容につきまして会議録によって詳細に知り得ないので、重複する点があろうかと思いますが、その点は御了承を願いたいと思うわけでございます。 大臣にまず伺いたいわけでありますが、提案理由の中で、「タクシー事業の利用者の利便の確保に資するため、当分の間、」とございます。この当分の間というのは、大臣の腹づもりとして、どのくらいの期間を当分の間としてお考えになっておるのか。
○松本(忠)委員 タクシー業務の健全左発展を願う立場から、各種の問題につきまして、同僚議員からお話がございました。参考人はまたきょうはたいへんいろいろの意見を開陳していただきまして、大いに参考になりました。しかし、ここで私は現在の問題よりも、さらに今後のあり方について一応聞いておきたい、こう思いまして、二、三の問題について質問をいたすわけでございます。 川鍋さんと浅野さんと平林さんにそれぞれお伺いをいたしますが、いいか悪いか、やるべきかどうか、こういう簡単なお答えでけっこうでございます。 タクシーの乗り場を指定するということ、これは四十三条に今度きめられたわけであります。ここで全面的に流し……
○松本(忠)委員 大蔵大臣に、時間もございませんし、一問だけお伺いしておきます。 大臣は提案者じゃございませんが、内閣の事実上の副総理としてやっていらっしゃる、ほんとうに財政担当の大臣でございますから、十分御承知だと思いますが、十三条の財政の処置について伺っておきたいわけでございますが、具体的にどのように国でやろうとしておるのか。大臣は、財源の確保の問題につきまして、今年三月十日の衆議院の予算委員会におきましても、同僚議員の質問に答えまして、話題の段階であるが、財源は遺憾なきを期す、このように大みえを切っておられます。このことは、三月十一日の業界紙で私も拝見いたしました。たいへん力強く思って……
○松本(忠)委員 港湾局長にお伺いするわけでございますが、先日機会を得まして、浦賀水道を再び見ることができたわけでございます。特に、前回は海上保安庁の巡視船でございましたが、今回は商船のさくら丸から見たわけでございます。潮の関係等もございましょうが、浦賀水道の第三海堡が海上に露出しておる部分はたいへん変化があったように私、見てまいったわけでございます。船上でいろいろと説明も聞いたわけでございますが、第三海堡が年々沈下している、こういうことも聞いたわけでございます。そこで、船上におきまして、この撤去をめぐりましていろいろと話題がございましたが、結局結論は、第三海堡は撤去すべしという意見が大勢を占……
○松本(忠)委員 今回の事件につきましては、さきのハイジャック、そしてまたこのような事件が引き続いて起こるということに対して、われわれは非常に憂慮すべきものがあるわけでございますが、幸いにも今回は非常に早い時間でこれが解決を見ましたことは、まことに同慶の至りであると思うわけでございます。
そこで、いまいろいろと報告書により、また警察のほうからも経過をお伺いしたわけでございますけれども、まず、運輸大臣として、今回の事件が起きたとき、海上保安庁長官に対してどのような指示をなされたか、その最初の問題点をひとつお伺いしておきたい。
【次の発言】 それでは、いまのお答えの中から一点伺いたいのは、外洋に……
○松本(忠)委員 それでは航空局長から先に伺います。 運輸政策審議会の考え方で、航空機の利用者が国内線を見ましても非常にふえてきておる、四十三年の八百四十四万から、六十年にはおそらく全国で二億六千万人の人が旅客機を利用するであろう、こういう推定が出ていると思います。したがいまして、空港の整備が急がれるわけでございますが、その空港整備のほうは遅々として進んでおらぬように私は思うわけでございます。 そこで、主要空港にしましても、羽田の問題あるいは新国際空港の問題にしましても、なかなか予定どおり進まない。特に新国際空港については、四十六年四月の開設ということ、一番機を飛ばすということはもうとうて……
○松本(忠)委員 去る七月十日の運輸委員会におきまして、関西第二国際空港のことにつきまして質問をいたしました。その際、大臣の御出席がなかったものですから、航空局長から答弁をいただいたわけでございますが、そのときの答弁に、関西第二国際空港設置の調査費として一億六千五百万円計上してある、新しい関西の空港を一体どういうふうにどういうところにつくるかということについては、関西方面一帯にわたって広範囲にわたる調査をしている、具体的にここにこうというぐあいに進めているわけではない、こういう趣旨の答弁が航空局長からございました。私はそれに対しまして、大阪府の泉南市における反対の状況を逐一申し上げておきました……
○松本(忠)委員 去る九月九日の朝日新聞に「ホンダN360欠陥調査を国の手で」、こういう大見出しで、ある団体が衆議院の運輸委員会に陳情という記事が載っております。 私も陳情を受けました一人といたしまして、そしてまた、事欠陥車と聞きますと、昨年の六月五日に、衆議院の交通安全対策特別委員会におきまして、国会において初めて欠陥車問題を取り上げ、火つけ役を買って出ました因縁もありますので、一言申し上げたいのであります。 私は、朝日新聞に載りましたホンダN360という軽自動車だけでなく、日本で生産され、販売されているところの軽自動車全般の問題について、幾つかの質問をしてみたいのであります。 そこで、……
○松本(忠)委員 きょうはタクシー料金の値上げの問題、それから個人タクシーの問題、あと727の問題について質問をいたします。 先般、私鉄運賃がまことにどうも不明朗な状態で値上げになりました。この私鉄運賃の値上げの問題については、国民ひとしく非常に遺憾に思っているわけでございます。たまたま九月の三十日の朝刊は一斉に、東京のタクシー料金の値上げ、しかも、ことしの三月に二二・五%値上げになっておりますので再値上げ、この記事には、われわれはもうただあ然とするばかりでございます。無神経といいますか、ほんとうに強引といいますか、この問題に対して私たちは非常に遺憾に思うものでございます。前回の値上げのとき……
○松本(忠)委員 委員派遣第一班の北海道地方に関する調査について、その結果を御報告申し上げます。 派遣委員は、福井勇君、宇田國榮君、宮井泰良君及び私の四名でありますが、そのほか長谷川峻君、佐藤孝行君、井野正揮君の御参加をいただいたのであります。 派遣期間は、九月一日から四日までの四日間で、札幌市において北海道所在の運輸省出先機関、北海道開発庁及び国鉄北海道総局の業務概況について説明を聴取したのであります。 視察個所は、苫小牧港、室蘭港、函館港の輸送現況及び港湾整備状況、千歳空港、函館空港の輸送状況及び空港整備状況、青函トンネル渡島吉岡工事現場の建設工事状況、札幌オリンピック真駒内地区の施……
○松本(忠)委員 総理府総務長官にお伺いするわけでございますが、去る四月六日から恒例の春の全国交通安全運動が実施されておるわけでありますが、例年のように、実施期間中には毎日特定事項について重点的にこれを実施する、一面これはマンネリ化しているんじゃなかろうかというようなこともありますけれども、何はさておき、一昨日の八日には車両の完全整備と自動車損害賠償責任保険の加入、これを全国的にやる、こういう予定でございました。まあやったことと思いますが、特に自賠責の問題につきましては、この加入の問題を具体的にどのようにお進めになったか、その指導の要領等について具体的に述べていただきたい。
○松本(忠)委員 それでは質疑を始めます。 去る五月の十三日の新聞の報道によりますと、警察庁は欠陥車によるところの交通事故を総点検した結果、昨年の一月から六月までの上半期に起きた事故のうちの十二件、この十二件のうち構造の欠陥に基づくことを突きとめたという報道であります。しかし、京都府警で捜査中のニッサンエコーに関する事故を除いた十一件につきましては、事故の予見性、事後処置、このような点からメーカー側の刑事責任を追及しない、こういう方針をきめたという新聞の報道がございました。だいぶん世間の話題になっているわけでございます。 ところで、私が去年の六月に当委員会におきましてこの欠陥車問題を最初に……
○松本(忠)委員 通産、運輸、警察の担当の方々にお伺いするわけでございますが、最近危険物の運送中における事故が相次いでおります。皆さん方も御承知のことと思いますけれども、六月の十六日、栃木県の小山市で起きましたところの塩素ガスの事故の問題、急ブレーキをかけたショックでコックがとれて、そうして塩素が噴出したという事故がございました。その後、六月の二十八日に、川崎で、高熱のアスファルトコンクリート、アスコンの裸輸送におきまして高校生が二人悲惨な死亡を遂げておるわけでございます。このように最近危険物輸送によるところの事故が相次いでおります。そのほかにも、ラワン材が落ちたとか、あるいはガソリン車がうち……
○松本(忠)委員 委員長、委員が少ないじゃないですか。この状態はまことに遺憾だと思うのです。委員長からしかと御注意をしていただきたいと思います。
○松本(忠)委員 本日は木村、楢林両参考人には御多忙の中を御出席いただきまして、貴重な御意見を伺うことができまして感謝いたしております。また、御遺族の方々も数名見えられておるようでございますが、百三十三名のとうとい犠牲者の霊に対し、深甚なる哀悼の意をささげますとともに、御遺族の心中を察するに私は余りあるものがあると思います。四年八カ月という長い年月をかけ調査をいたしましたその結論が、操縦ミスをにおわせる原因不明という、たったの四文字で片づけられてしまう、このことにつきまして、御遺族の皆さまには腹に据えかねるものがあろうと思います。私も心からお見舞いを申し上げるものでございます。 本件に関しま……
○松本(忠)委員 最初に、国民の健康を守る立場から食品行政の問題について、厚生大臣にお伺いをいたしたいわけでございます。 この問題につきましては、運輸大臣にも聞いていただきたいのでございますが、昨年の十月、チクロの騒ぎが起きる前に、私は列車食堂あるいは駅弁あるいは駅の構内におきまして販売されておりますおみやげ品、こういうものに対して有毒添加物がないか、国民の保健衛生を守る上からもいささか心配になりまして、国鉄の新宿、東京、上野、品川、渋谷、これらの駅の売店、食堂、調理場などに立ち入り調査をいたして、現場を見たわけでございます。 と申しますのは、列車食堂に例をとりましても、市中の食堂と違いま……
○松本(忠)委員 四日、五日の連合審査会、また参議院の本会議におきまして行なわれました質疑を通じまして、また先ほど見坊審議官のお話もございましたけれども、今回提案のこの法案は、世界でも例を見ない先進的なものだ。たとえば、タンカーについては百五十トン未満のものもすべて規制の対象にした。またタンカー以外の船舶は、三百トン以上のものも規制の対象にした。世界的には五百トン以上が規制対象であるのに、わが国はこの規制を強化して三百トンにした。また、海洋施設からの油や廃棄物の排出を規制するという点などは、実に進歩的な画期的な法律だ、このように自画自賛されたように私も聞いております。また、ただいま斉藤君の質問……
○松本(忠)委員 今回公害関係の十四本の法案の一つといたしまして、騒音規制法の一部を改正する法律案というものが上程されております。この提案理由の説明におきましてございますように、従来の工場騒音並びに建設騒音、これに加えて新たに自動車の騒音が入ったわけでございます。騒音規制法が成立したのは四十三年六月でございます。まだ二年早々でこれを改正することになったということ、これも時代の趨勢かと思うわけでございますが、山中総務長官は、本法案が施行せらたました暁には、都市における住民の生活環境が保全され、快適な生活が保障されると確信を持たれますかどうでしょうか、この点をまず第一番目にお伺いいたします。
○松本(忠)委員 大臣の所信表明について、見解をいろいろとお尋ねいたしたいわけでございます。 大臣が先般述べられました所信表明の中で、第一番目にあげられてあるのが、総合交通体系の確立という問題でございます。この問題について、大臣が真剣に取り組んでいらっしゃることはわかりますし、いま同僚議員からもいろいろと質問がありました。この点を重ねて聞く必要もございませんので、私は割愛いたしますが、大臣がいま同僚議員の質問に答えられまして、本年の秋完成をするというようなことを述べられましたが、秋とは、一体具体的にいって九月なのか十月なのか、その辺のところをひとつはっきりお教え願いたいと思うわけであります。
○松本(忠)委員 港湾関係の質問に入る前に、ちょっと大臣にお尋ねしたいことがございます。 それはほかでもございませんが、本会議が終わりまして部屋に帰りまして四時のニュースを見ますと、きょうの国際新空港の建設用地に関する強制代執行の問題がニュースで取り上げられておりました。きょうは十一時五十五分に第一地点が始まって、十三時ごろ終了した。その際に、学生の投石で五人の公団職員がけがをしたというニュースが出ておりました。私これを見ておりまして、非常に残念に思うわけでございますけれども、今日までこの強制収用の問題についてはずいぶん論議をされてまいりました。相当の期間がございました。しかるに、今回のこの……
○松本(忠)委員 成田の代執行の問題と、富士急の事故、兵庫県の小野市の神戸電鉄の事故、これらの点について大臣並びに関係の局長さん方に質問したいと思っております。 先に富士急の問題をお伺いしたいと思いますが、この問題につきましては、いま社会党の先生方からいろいろとお話がありました。運輸当局の怠慢も責められたわけでございまして、私もそのように思うわけでございます。 そこで、この問題につきまして、わが党は翌五日院内大臣室に橋本運輸大臣をおたずねいたしまして、申し入れをいたしたわけでございます。また現地におきましても、県会議員あるいはまた市会議員が現場へかけつけまして、そして被害を受けられた方々の……
○松本(忠)委員 船舶局長にお伺いします。
日本造船工業会が昨年の秋にまとめた世界の造船新規需要、この見込みでございますが、昭和五十年度、だいぶ先の話でありますが、その時点において三千五十万五千総トン、すなわち四十四年度の実績の六二・七%増になる、こういうふうにいわれているわけであります。一方、世界の供給力は二千九百十万総トン、百四十万五千総トンの不足を生ずるという見込みだそうでありますけれども、この数字について船舶局長はどのようにお考えであるか、承っておきたいと思います。
【次の発言】 その見込みの違いが非常に多過ぎるように思う。わずか百万トン前後のものならともかく、七百万トン以上の見込み……
○松本(忠)委員 日本国有鉄道に関する小委員会が、当運輸委員会の中に設置せられました。近日中に国鉄に関するあらゆる問題を研究、討議する機会が恵まれます。このようなことになりましたことについて、私も小委員会の設置をすることを提案いたしました一人といたしまして、まことに欣快にたえないわけであります。会期も残り少ないわけでありますけれども、会期中もちろん、休会中にも小委員会を数回持って、少なくとも八月末の来年度予算の概算要求の時点、これまでには何らかのめどをつけたい、このように思うものでございます。きょうは、小委員会の開催を待てない緊急の問題、ただいま内藤君からも質問がございましたその問題について、……
○松本(忠)委員 私は、本年の二月の十六日に当運輸委員会におきまして、質問時間がなくなりまして後日に質問を保留してございます、ボーイング727型の羽田沖の事故について、若干の質問をいたしたいと思うわけでございます。 質問の第一は、大臣からことしの一月二十三日付で回答書が出ております。これはここに持っておりますが、全日空機羽田沖事故遺族会代表者石田喜雄殿といたしまして、運輸大臣橋本登美三郎ということで公文書が出ているわけでございます。この点につきまして、私、二、三お伺いしてみたい点があります。これは石田さんあての公文書に、何も私がよけいな口を出す必要はないじゃないかというような議論が成り立つか……
○松本(忠)委員 北海道の函館北方におきますところのYS11の事故につきましては、なくなられた乗客のお方、乗務員の方々の御冥福を祈るとともに、御遺族の方々に心からお悔やみ申し上げる次第でございます。 そこで、まず大臣にお伺いしたいのでございますが、私は昨年、四十五年度中に前後五回にわたりまして、ボーイング727の羽田沖の事故について国会において質疑をいたしました。それというのも、727の事故の原因が、いわゆる原因不明という何とも割り切れない結論が出ました。ここに疑問を感じましてやったわけでございます。その質疑を通じまして、今後の航空機の事故に対して幾多の改善すべき点が判明いたしました。それに……
○松本(忠)委員 都市交通の問題点について、二点お尋ねをいたしたいわけであります。その第一は、都市と近郊住宅地域を結ぶところの高速鉄道、地下鉄、これの建設状況。それから第二点は、先ほど久保委員からも発言のありましたタクシーの料金値上げの問題、この二点についてお尋ねをいたしたい。 まず第一の問題でありますけれども、御承知のように、近年、東京、大阪、名古屋あるいは横浜、あるいは冬季オリンピックの開催されるところの札幌、こういうところにおきまして地下鉄が意欲的に建設をされております。たいへんけっこうなことだと思うわけでありますが、現在、申し上げましたこの各地域の状況、これにつきまして簡単にお答えを……
○松本(忠)委員 本日、私は当面する公害問題の一つでございますところの航空騒音につきまして、政府の見解と対策をお伺いいたしたいと思うわけでございます。 現下の航空事情につきましては、御承知のように、輸送力の増大に伴いましてプロペラ機から大型のジェット機へと目まぐるしいところの発達をいたしてまいりました。それに比例いたしまして、騒音公害のほうも、著しく空港周辺の住民の生活を脅かしておるのが現状でございます。特に着陸体勢に入る前、この直前には脚を胴体から出します。このときは失速する関係上エンジンをふかす、こういうことになります。したがいまして、その際は一そう音が大きくなる。これはもう御承知のとお……
○松本(忠)委員 来年度の予算編成の問題について大臣にお尋ねいたしたい。
先般大蔵大臣が渡米するときに、運輸大臣それから自治大臣と会ってから渡米されたようでございますが、そのとき大臣が大蔵大臣とどのようなお話があったのか、簡単にひとつ、ほんとうに簡単にひとつお話し願いたい。
【次の発言】 国鉄の予算の編成の問題についてお話しになった。運輸省としては、当面航空の問題、海運の問題、陸上交通の問題、いろいろありますけれども、特に重要なものはやはり何といっても国鉄の問題だろうと思うのですね。当運輸委員会の中にも国鉄問題の小委員会を置いて十分の検討をしているわけでございますけれども、ここで一つ大臣にお……
○松本(忠)委員 参議院の予算委員会の総括質問の間を縫って、大臣に特に休憩時間中御出席をいただきまして質問をすることができまして、たいへん感謝にたえない次第でございます。しかしながら私の質問はすべて答弁は大臣にお願いいたしたい、重要な問題でございますので、このように考えております。 つきましては、きょうは十二時から一時というわずか一時間の間でございます。また、各党からそれぞれ大臣に対して質問があるというお話を承っておりますので、私は時間の許された限り、その範囲内において大臣にお願いをいたしたいと思います。したがいまして、時間が参りましたら、残念でございますが次の方にお譲りいたしますが、後日ま……
○松本(忠)委員 法案の第十九条の四項についてお尋ねをいたしたいわけであります。
この点については先般三月二十八日の当委員会で斉藤議員が質問されておるようでございますけれども、四項では、「運輸省令で定める規格を有する地方鉄道又は軌道に係る鉄道施設又は軌道施設で大都市圏(政令で定める大都市及びその周辺の地域をいう。)」ここまででございますが、「政令で定める大都市」、これを政令で定めることにした根拠、それをまず第一に伺いたいのです。それから「その周辺の地域」というのは距離的にいってどの程度のものをさすのか、この二点。
【次の発言】 いまのお答えによりますと、弾力的に、要するに将来その地域の拡大を……
○松本(忠)委員 先に、通産省関係の方においでいただいておると思いますが、運輸省関係の方と御一緒に私の質問に答えていただきたいわけでございます。 まず第一でございますが、大分県の佐伯市におきまして、自動車の購入時におきまして登録費という項目で費用を取られている、こういうことにつきまして投書がございました。私その投書を読みまして非常に不審に思いましたので、たった一件なのか、それとも何件かそういうものがあるのか重ねて問いただしてみました。ところが、約一カ月を経過いたしましたけれども、その間に四つの例を持っている、こういう状態が佐伯市にあるということで、重ねて返事があったわけでございます。 第一……
○松本(忠)委員 最初に国鉄総裁にお尋ねを申し上げます。
四十六年度の国鉄の財政の状態については現在決算中であることは当然のことと思いますけれども、その見通しにつきましてどのようになっているか、大筋総裁の口からお答えを願いたいわけでございます。
【次の発言】 この点につきましては、もうすでに運輸省から出ております国鉄の予算の説明書の中にも大体そのような方向で書かれておりますので、私承知はしておりますけれども、念のためお伺いしたわけでございます。単年度で純損失二千四百億、繰り越しの損失を合計いたしますと八千億をこすと、たいへんな赤字でございます。このような赤字をなぜつくったかについての問題はこ……
○松本(忠)委員 本日は、総理をはじめ大蔵大臣、経企庁長官、また運輸大臣、国鉄総裁、メンバーを多くそろえまして審議が行なわれているわけであります。しかし残念ながら、久保委員の質疑を通して私拝聴しておりますと、あまり明瞭な回答が総理からも出ておりません。はなはだ遺憾でございます。しかも、時間の制限がありまして徹底して論議ができそうもございません。今国会におきますところの健保と国鉄のこの法案は、いわゆる二大悪法案でございます。この悪法をわれわれ野党四党は、こぞって廃案を目ざして対決をしてまいりました。この重要法案の締めくくりでございますけれども、答弁は、先ほど委員長からもお話がございましたように、……
○松本(忠)委員 私は、きょう航空事故調査委員会の問題について若干のお尋ねをいたしたいと思います。 航空事故調査委員会を設置せよということは、私のかねがねの持論でありますし、血の羽田沖の事故につきまして、四十五年九月、最終報告が出されました時点、この前後に、五回にわたりまして、国会において私は質問をいたしてまいりました。その中で、四十五年の十月九日に、運輸委員会におきましても、この航空事故調査委員会を常設をしなさいということを強くお願いをいたしました。なおまた、同年十一月九日に交通安全対策特別委員会におきましても、木村参考人あるいは楢林参考人の二人を呼びまして、参考人の意見を聴取いたしました……
○松本(忠)委員 総理に、新宿駅の南口、正確に申し上げますと、新宿区西新宿一丁目一番地、国鉄の用地が二千三百五十平万メートル、約七百七十五坪ございます。これが昭和三十八年の十月から八年五カ月も放置されている、こういう事実がございます。場所につきまして、総理も御存じとは思いますけれども、念のために私、場所を御指摘いたしたいわけですが、こういうところです。 新宿駅の南口、要するに京王デパートに隣接したところです。これが甲州街道、ここに国鉄の用地がいま申し上げましたように七百七十五坪放置されております。大体これでごらんになってわかるように、非常に地形のいいものでございまして、この辺の相場といいます……
○松本(忠)委員 今回の道交法の改正につきましては、私ども公明党といたしましてかねがね主張いたしておりました問題をよく盛り込んでおると思います。この点につきましては、私は敬意を表したいと思っております。 まず第一点としましては、六十五条の改正でございますが、酒気帯び運転全般の禁止、私どもがかねがね提唱しておりました点をよく盛り込んでくれた点でございます。第六十五条二項の新設、これは酒気帯び運転のおそれのある者に対して酒類の提供もしくは飲酒をすすめることを禁止した。これらのことについて私どもは機会あるたびに申し上げてまいりました。繰り返し繰り返し申し上げてまいりましたことが、実施を見たことはま……
○松本(忠)分科員 大臣にお伺いするわけでございますが、大臣の諮問機関でございますところの都市交通審議会、これが三月の二十四日に開催されるということを新聞で承知いたしておりますが、聞くところによりますと、東京中心のもの、大阪中心のもの、いろいろお考えを今回まとめようというお考えのようでありますが、東京中心の高速鉄道網につきまして、前回の中間答申におきましては、昭和五十年を目標とした地下鉄建設の基本計画をまとめたわけでございますが、今回は昭和六十年を目標にしたところの構想をおまとめになるようなことを漏れ承っております。大臣は、この都市交通審議会から都市交通のあり方について何を期待されておるか、大……
○松本(忠)分科員 降られた時間でございますので、六問だけにしぼりまして、主として大臣にお答えを願いたいと思うわけでございます。 サイクラミン酸、いわゆるチクロのことでございます。この点につきましては、去る九日の予算委員会の一般質問におきましてお尋ねをいたしました。当日、時間の関係上若干の問題点を後日に譲っておりますので、きょうは厚生省の関係についてのみお尋ねをいたしたいわけでございます。ほんとうならば、一般質問のように各省大臣に御列席いただいておれば、チクロを動物のえさにする、動物のえさの中にまぜて使用する、こういう場合になれば農林省の畜産局流通飼料課、この管理でございますので、農林大臣に……
○松本(忠)分科員 通産大臣にお尋ねをいたすわけでございますが、日本の国における外貨獲得の重要な業種でありますところの双眼鏡の業界でありますが、ここ数年来不況にあえいでおります。そして多数の倒産社が出ているわけでございます。昭和四十一年ごろからこの傾向が出てまいりまして、昭和四十一年には三社、四十二年には六社、四十三年には非常に倒産が多くなってまいりまして、その数は十五社を数えております。四十四年に六社、そして四十五年、ことしの一月から三月まで、すでにもう四社倒産が出たわけでございます。現在これらの企業で細々ながらも仕事をしているのが百二十一社ございますが、このように、四十一年以降本年三月に至……
○松本(忠)分科員 施設庁長官にお伺いするわけでございますが、先般の新聞記事によりますと、アメリカのレアード国防長官が、アメリカの軍事費削減の一環といたしまして三百七十カ所にのぼるところの基地を撤去する構想がある、日本におきましても、それが実現を見ましたときには七カ所くらいの基地が残るのではなかろうか、こういうことが新聞に載っておりました。そうなりますと、東京周辺にいたしましても朝霞あるいはすでに返還の決定しているグラントハイツ、こういう相当広い範囲の、住宅を建てるのには最もかっこうな場所が生まれる可能性があると思うわけでございます。そこでお伺いしたいことは、キャンプ朝霞の返還について、防衛施……
○松本(忠)小委員 先般、鉄監局長から国鉄の現状に対しまして御説明を聞いたわけでありますが、この最後のところに、国鉄のパイプライン計画というのが載っております。いろいろこの問題に対しましては論議があったわけでございますが、通産省の諮問機関であるところの総合エネルギー調査会の算定によりますと、わが国の石油需要は、昭和五十年度には三億四千三百万キロリットル、こういうわけでありますから、現在の約二倍になると思います。六十年度には約四倍の約七億キロリットルに達するといわれているわけです。このふえ方、これは異常なものだと私も思うわけでございますが、何せ、石炭の使用というものは衰微する一方でございますし、……
○松本(忠)委員 大蔵大臣にお尋ねいたしますが、自動車重量税法案の質疑が大蔵委員会において連日行われてまいりました。きょうはここに大蔵、建設、地行、運輸との連合審査が行なわれたわけでございますが、非常に短時間でございます。したがいまして御答弁のほうもひとつ簡潔にお願いしたいわけでございます。 そこで、自動車重量税法案、これは自動車の所有者から徴収する、こういうことになっておるわけでありますが、その理由は、道路を利用することによって利益を受ける者、すなわち受益者負担、こういうことでありますね。それと一方、道路をこわす者がそれ相当の負担をすべきである、こういった原因者負担の二つの原則が加味されて……
○松本(忠)分科員 返還されました基地の問題につきまして、島田施設庁長官に伺いたいわけでありますが、御承知のように日本の国土は非常に狭小でありますし、そこへもってきて過密な人口がございますわが国の特殊な条件下にございまして、国民と基地が共存し、住民の安全と経済開発との調和をはかっていかなければならないにもかかわらず、返還された基地はおおむね自衛隊の基地となって、国民のために利用できる状態になった例は私あまり聞いておらぬわけです。 公明党が基地の総点検を行ないまして、その実態を明らかにいたしまして以来、基地の返還がかなり進行したようにも聞いておりますが、現在基地の数は幾らあり、また返還された基……
○松本(忠)委員 今回の事故につきまして、本日は朝からいろいろと追及がなされてまいりました。追及することも大事ではあろうと思いますけれども、今後これらの事故を再び起こさないことがより大事ではないかと私は思います。そのためには、私は、これから質問をいたします事項について、少なくとも防衛、運輸の両者が合意しない限り、その達成はできないものと考えております。そこで、朝からいろいろの質問がされました。若干ダブる点もあろうとは思いますけれども、お答えを願いたいわけであります。そして、空中衝突防止対策の確立、これをぜひとも私はやっていただきたい、このように思うわけであります。 聞くところによりますと、昨……
○松本(忠)小委員 国鉄問題のこの小委員会は、運輸委員会の中に設置せられまして、六十五国会において四回、六十六国会においては本日を含んで二回、都合六回の小委員会が開催されまして今日に至ったわけでございます。私、この間発言もいたしませんで沈黙を守ってまいりました。きょうは少し時間をいただいてお話をさせていただきたいと思うわけであります。 と申しますのは、私がこの国鉄の小委員会を運輸委員会の中に設置しよう、こういうことを御提案申し上げました基本的な考え方というのは、いま国鉄の置かれている経済危機をどうしたら乗り切ることができるか、これに対しては、国鉄は当然のこと、国としてもそれに対する対応策を十……
○松本(忠)小委員 私は去る九月十日に開会されました当小委員会におきまして初めて発言をいたしました。その発言の内容についてくどくどしく再度申し上げる必要もございません。要は、国鉄再建の基本的な問題をもっともっと協議したい、各党間の意見も出し合って煮詰めたい、そして四十六年度の予算が昨年の年末押し迫った時点においてきまったあのいきさつを思い浮かべて、再びあの愚を繰り返したくない、こう思うわけでございます。鉄監局長も当日答弁の中で、四十六年度の予算については私が指摘したとおり、そのとおりだと言っております。鉄監局長の言として、正直申し上げて償却前収支とんとん、それも非常に無理をしたとんとんで、びほ……
○松本(忠)小委員 私は去る九月の十日、また十月十三日に国鉄の財政再建に関する私なりの考え方を申し上げてまいりました。いろいろ経過がございました。本日、社会党さん、民社党さん、自民党さん、それぞれから党の案なりあるいはまた試案なり私の案なりというようなものが出てまいりました。私も先般来二回にわたりまして申し上げておりますが、党内においてまだ種々の議論がございまして、党としての最終的な意見を取りまとめることの時間的な余裕がございませんでした。したがいまして、きょう御説明申し上げます分も、先般の御説明申し上げました分に若干の補足をさせていただくという程度でございます。したがいまして、党内の議論がま……
○松本(忠)小委員 私のほうは、試算表はまだ皆さんのお手元に配ってございません。しかし、試算表として私やってみましたので言うと、かなり強力な政府の補助がなければできない。大体、私の手元のものでは五十三年度でも三百十六億の赤字になっちゃうんです。それで、私もとんとんの線まで持っていきたいというところから、きょうも提出を見送っておるわけでありますけれども、試算表を実はやってみました。その結果は三百十六億という赤字が私の案では出るんですね、五十三年度について。その点について私も非常に苦慮しているわけです。いろいろもっともっと強力なものをやればいいわけでありますけれども、値上げの問題等も、私自身として……
○松本(忠)小委員 私もいまここへ参りまして、この「案」なるものを見せていただきまして、まだ全部見ておりませんし検討も済ませておりませんけれども、私はここに「案」として小委員会で取りまとめて、要するに運輸委員会に小委員長から報告するということについて、まだ少々の疑点がございますので、今回はこの小委員長の本委員会に対する報告というものは私はまだすべきでないという意見であります。ですから、これを案として検討することについて私のほうにはちょっと疑点がございますので、もうしばらくお待ちを願いたいと思います。
【次の発言】 結論は反対ですよ。
【次の発言】 社会党案は白紙。
○松本(忠)委員 本日は、公述人各位にはお忙しいところをおいでをいただきまして、いろいろ貴重な御意見を伺わせていただいてほんとうにありがとうございました。 最初に、角本先生にお伺いしたいのでございますが、四点ほど簡単な問題でございますが、先生の、値上げはやむを得ない、こういう御意見を承りました。今回の値上げによりますいわゆる便乗値上げ、これは起こるか起こらないか。もし起こるとすればこの値上げの率と申しますか、いろいろの業態があると思います。営業地下鉄もあるし、あるいは都営の地下鉄などもあると思いますけれども、まず概略国鉄の値上げよりも高いか低いか。これがまず一点でございます。 第二の問題は……
○松本(忠)委員 石油パイプライン事業法案の審議でございますが、このパイプライン事業法案をめぐりまして、輸送か、供給かということでいろいろと問題が紛糾いたしております。この法案における主務大臣は、基本計画の策定、事業の許可、工事の計画及び検査、業務の監督あるいは保安、こういうものについて三人ないし四人の大臣がずらりと関連して並んでいらっしゃるわけであります。言うなれば、私は、お役所のなわ張り争いの縮図を見るような気がしてならないのであります。この席にいらっしゃる国務大臣として、田中さんはこういう姿をどのようにお考えになっていらっしゃるか。お役所のなわ張り争いの縮図と私申し上げましたけれども、ま……
○松本(忠)分科員 博学の大臣は十分御承知のことと思うのでありますけれども、たいへん古い話でおそれ入りますが、私、子供のころに、明治四十三年の大洪水の話を祖父から聞いたことがあります。東京の下町が泥水で埋まってしまったという大被害の話でございますが、このことがございましてから、荒川の水を処理するための荒川放水路が設けられた。 東京都北区岩渕町に岩渕水門が設けられまして、増水時におきますところの流水の調整をはかることになった、このように聞いております。 私の調査によりますと、大正五年にこの岩渕水門は着工しまして、大正十三年に完成したということでございますが、もうすでに五十年の歳月を経過しており……
○松本(忠)分科員 去る三月三日の予算委員会の総括質問におきまして、私が、日本国有鉄道の所有する未利用地、不用地等を活用して、国鉄の財政再建の一環にせよというふうに訴えをいたしましたが、その際に、佐藤総理も、また、水田大蔵大臣も、未利用地の活用については同感の意を表されました。特に、大臣は、そういうところは、企業努力の一環として、国鉄の手で早く解決せよという御趣旨の答弁がございました。このことは、未利用国有地の有効利用について、地価対策閣僚協議会等においてもたびたび取り上げられている問題でありまして、国鉄所有の土地も、同様趣旨のもとに有効に活用するということは当然のことでありまして、大臣のお考……
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