このページでは松本忠助衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。
○松本忠助君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となっております日本国と大韓民国との間の両国に隣接する大陸棚(だな)の南部の共同開発に関する協定の実施に伴う石油及び可燃性天然ガス資源の開発に関する特別措置法案に対し、反対の討論を行うものであります。(拍手) 以下、その主な理由を申し述べます。 第一の反対の理由は、今日、二百海里経済水域という海洋新秩序の時代の中で、この共同開発区域は日韓中間線の日本側にあり、まさにそのすべてが将来わが国の主権的権利の及ぶ可能性の強い区域であり、しかもその面積は九州の二倍にも及ぶ広大なものであります。このような共同開発を行うことはわが国の国益を損な……
○松本(忠)委員 去る二月の二十三日に通商産業大臣の所信表明をお伺いいたしました。その中で第一に大臣が取り上げられた問題も景気浮揚の問題でございますし、また、経企庁長官も、経済運営の三目標の第一に、景気の回復をより着実な、そしてより持続的なものにしたいというふうに言われているし、御両氏ともそれを言われているわけでございます。このように御両所の御見解が一致しております。このことは、いかに景気回復の立ちおくれ、中だるみを示すものであるかということが言えると思うのでございます。 そこで、通産大臣のお言葉をおかりするならば、石油危機後の長い低迷から上昇へと転じたけれども、昨年夏以降再び足踏み状態にな……
○松本(忠)委員 エネルギー問題につきまして若干お尋ねをいたしたいと思いますが、本会議開催までの限られた時間でございますので、答弁も簡潔で結構でございますが、お願いをいたしたいと思います。 最初に大臣にお尋ねを申し上げますが、福田総理は組閣以来資源有限時代をうたいまして、エネルギー政策を国の最重要の課題として、陣頭指揮で長期総合エネルギー対策に取り組む姿勢を示しておるわけでございます。石油にかわる原子力あるいは石炭あるいは液化ガス、太陽熱、地熱等いろいろと代替エネルギーの開発がございますが、それと並行しまして、石油の安定確保のためのエネルギー外交の強化を含めたところの新政策を打ち出しているわ……
○松本(忠)委員 まず、最初に長官にお伺いをいたしますが、第四条の改正の趣旨について一応の御説明を承りたい。
【次の発言】 そこで、お伺いをするわけでございますが、第四条の掛金月額の改正の件でございますけれども、今回の政府案によりますと、一口の金額五百円を改めて、「千円以上であって五百円に整数を乗じて得た額」というふうに改正しようとされているわけでございますけれども、中小企業政策審議会の意見具申の「小規模企業共済制度の見直しについて」に述べられておりますように、本制度の加入者がかなり高年齢層に偏っておるところから、加入後の経過年数が短い場合でも相当額の共済金を受給できるようにするということに本……
○松本(忠)議員 ただいま議題になりました下請代金支払遅延等防止法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。 本法は、取引関係で弱い立場にある下請事業者の利益の保護を図るため、下請代金の支払いの期間及び支払い条件等について基準を定めておりますが、実際には不況の深刻化等、経済変動の影響が下請事業者に著しくしわ寄せされ、親事業者から不当に不利な取引条件を押しつけられる場合が少なくないのであります。 たとえば不況により親事業者は減産に追い込まれると、下請事業者に対する発注量を大幅に減らすのみならず、自社の操業率の低下を食いとめるために、それまで外注に出していた仕事……
○松本(忠)委員 きょうは分野調整法につきまして午前十時から長時間にわたって審議をしてまいりました。きょうの質問につきましては私で一応幕を閉じるわけでございますが、まず、最初に、大臣に二、三の点についてお伺いをいたしたいと思います。 今回提案されました政府案につきまして、私どもがかねがねいろいろの主張をしております中で特に不満に思っておりますのは、本法の対象に小売業が含まれていない点、除外されている点でございます。私どもは小売業がこの対象から外れている点については片手落ちであると考えまして、ぜひとも小売業も対象に含めるべきであるといままでもしばしば言ってきたわけでございます。さらにこの論を一……
○松本(忠)委員 最初に大臣にお尋ね申し上げたいわけでございますが、現在の経済界の動向を見ますと、景気はいつ回復するかということではなかろうかと思うわけでございますが、通産省が先月の二十六日に発表いたしましたわが国の鉱工業生産動向から見てみましても、三月は二月に対比しますと二・五%の伸びで、四月は三月に対比するとわずかに一%の伸びで、連続で伸びたとはいいながらもきわめて低い水準に終わったことがわかるのであります。これによりまして、三月の時点で中だるみを脱出したと見られておりました景気が四月でやや上昇はしたけれども、五月に再び落ち込み、六月も横ばいになるのではなかろうかというような観測が非常に強……
○松本(忠)委員 公明党の松木でございます。 昨日に引き続きまして、本日も、当商工委員会は不況対策問題につきまして参考人から意見を聴取することになります。長引く不況と円高問題に対しまして施策がどうあるべきかについてのお尋ねをした次第でございます。御多忙の中を御出席をいただきまして、ありがとうございました。 時間が限られておりますので、先に藤原さん、宮崎さん、両御参考人から御意見を承り、後半に影山商工中金理事長から伺いたいと思っております。 まず第一点でございますが、藤原参考人にお尋ねをいたします。 先ほど宮崎参考人の発言の中で、円高問題に対してはみずからの手ではどうにもならないけれども……
○松本(忠)委員 いまわが党の同僚議員からも、円高差益の問題、これがどのように国民に還元されているかというような観点から質問をしたわけでございます。私は、円高問題につきまして、大臣並びに経企庁長官に若干の質問をいたしだいと思うわけでございます。 すでに御承知のように、このところ高騰を続けております円の相場でございます。きのう二十七日、ロンドンの外国為替市場では一ドル二百四十八円台、ニューヨーク市場でも三百四十九円台をつけております。そうして、東京の外国為替市場では、一時二百五十円六十銭、最高記録。一昨日私が質問しましたときには二百五十一円でございました。そのようなわけで、新記録を出しているわ……
○松本(忠)委員 それでは、まず最初に、私は、竹島の問題について主として外務大臣、続いて日韓大陸棚の共同開発の問題につきまして、外務大臣と通産大臣にお伺いいたします。その後、日韓大陸棚の共同開発の北部の境界画定の問題について外務大臣に主としてお伺いしたい。最後に、自衛隊の海外派遣等の問題につきまして防衛庁、外務省並びに海上保安庁にお伺いしたいと思っております。 まず最初の問題でございますが、ただいま申し上げましたように竹島の問題でございます。 これは大臣もすでに御承知と思いますけれども、十月二十四日の韓国の東亜日報に報道されておりますが、竹島に韓国の漁民が移住しまして、定住のための住民登録……
○松本(忠)委員 第八十二国会も本日をもって終了されることになっております。当委員会もきょうは最後の委員会となり、あとは閉会中の審査ということになろうかと思います。そこで、私は、当面する中小企業の諸問題につきましてわが党の考え方を申し述べまして、通産大臣並びに大蔵省、通産省、関係の政府委員よりお答えをいただきたいと思うわけでございます。 御承知のように、わが国の経済が戦後最大の不況、いわゆるオイルショック以降引き続いてこの不況が続いておりまして、いまだ脱出ができません。そこへもってきて円相場が急騰いたしまして、きわめて困難な状況に直面していることは御当局も十分御存じのことと思うわけでございま……
○松本(忠)委員 私は、円相場高騰関連中小企業対策臨時措置法につきまして、前半で法案につきまして、後半で、この法律を適用されないで、恩恵を受けることのできない、救済されない一般中小企業の方々がいわゆるサラ金に頼っておるわけでございますが、そうした問題をお伺いをすることにいたしたいと思っております。 最初にお尋ねいたしたいのは、第三条の認定の問題でございますが、主務大臣が全国にわたって指定する業種に属する事業として、これは相当広い範囲にわたって私はすべきではないかと思っておりますが、当面考えられる事業というのは一体何なのか、これをお答えをいただきたいと思います。
○松本(忠)委員 まず最初に、通産大臣並びに経済企画庁長官にお尋ねをいたすわけでございますが、御承知のように、わが国の経済はオイルショック以来の長期不況、この深刻の度合いは深まる一方でございます。そうした中において、国民が先行きに非常に不安を持っていることはもうすでに御存じのとおりでございます。昨年、福田総理が経済の年と銘打ちまして景気の回復を目指したわけでございますけれども、春から秋にかけての物すごい円高ショック、そのためにいろいろと打たれた手が後手後手に回ったような気がするわけでございます。そうしたことで、景気回復の基調が全く見られなかったと私は思うわけでございます。政府も、ことしの予算は……
○松本(忠)委員 予定した時間が若干おくれておりますが、午後の本会議が始まるまでの時間を活用させていただきまして、電力の供給の問題等について大臣にお伺いをいたしたいと思うわけでございます。 動力炉・核燃料開発事業団が今回開発いたしましたところの新型転換炉「ふげん」、これが臨界に達したというニュースを聞きまして、大変明るいニュースであると私は受け取ったわけでございます。 わが国独自の技術によるところの初めての国産発電用の原子炉の完成、これは非常に意義があることと私は思うわけでございます。そこで、まず大臣にお尋ねをいたしたい点は、この「ふげん」のいわゆる臨界に達し活動を開始することができたという……
○松本(忠)委員 ただいま審議をいたしておりますところの特定不況産業安定臨時措置法案、これが近々成立をするだろうと思っております。一応山が見えてきたようでございます。しかし、この法案が成立したといたしましても、景気の回復が実現しなければその有効性が発揮できない、このように私は思うわけでございます。 そこで、法案の審議に入る前に、二、三お伺いしたい点がございます。去る二十五日に政府が決定をいたしました当面の経済政策に関連いたしまして、二、三お伺いをいたしたいと思うわけでございます。 三月二十四日の質問の際も、私、円高問題に触れたわけでございますけれども、そのときも、二百二十円台で来週は定着す……
○松本(忠)委員 本日は、特定不況産業安定臨時措置法の審議に際しまして、労働界で指導的なお立場にあるナショナルセンターの幹部並びに繊維、造船、鉄鋼、紙パルプ等々日本の産業労働者の代表とも言える方々の御出席を得て貴重な御意見を伺うことができることになり、法案審議につきまして大変有益でありました。私に与えられました時間は約四十分でございますので、その中で何点かの問題について御意見を伺いたいと思うわけであります。 まず最初に、日本労働組合総評議会常任幹事の宝田参考人と全日本労働総同盟調査局長の河野徳三参考人のお二人にお伺いをいたしたいわけでございますが、御承知のように、この法案は、構造不況業種が申……
○松本(忠)委員 私は、日本国と大韓民国との間の両国に隣接する大陸棚の南部の共同開発に関する協定の実施に伴う石油及び可燃性天然ガス資源の開発に関する特別措置法案について質問をいたす次第でございます。 私は、昨年の十一月の十六日に当委員会におきましてこの問題を質問をいたしました。その際、第一番目に私は竹島の問題を取り上げたわけでございます。なぜ竹島の問題を取り上げたかといいますと、この共同開発ということは、相互の信頼関係の上に成り立つ問題である。お互いに不信の状態にあってはうまくいくものではない、こういうふうな基本的な考え方を私は持っているわけでございます。 したがいまして、いま日韓両国の間……
○松本(忠)委員 私は、午前中の同僚議員の質問に続いて、液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律の一部を改正する法律案について、若干の質問をいたしたいと思います。いろいろお伺いしたいことがございますので、御答弁は簡潔で結構でございますが、要点をお答えをいただきたいと思うわけでございます。 まず、政務次官にお尋ねをするわけでございますが、現行のいわゆる液化石油ガス法というものは、LPガスの消費者にかかわる保安の確保と取引の適正化、これを図るために昭和四十二年に制定されたものでございますが、御承知のように、当初約千三百万世帯、これが現在は千八百万世帯、わが国の全世帯の約六〇%を占める……
○松本(忠)委員 この十二日にシュルツ・アメリカ大統領経済諮問委員会委員長が来日をいたしまして、本日も、経済企画庁長官はこの会議に出席のために、当委員会に御出席をお願いをいたしましたが出席がございません。やむを得ないことと思っております。
そこで、お尋ねいたしたいのは、この会談の目的、それからまた、経済企画庁としてはどのような成果を期待しているのか、この点について企画庁の方々からお伺いをいたしたいわけでございます。
【次の発言】 やるからには、期待をしないということでなくて、当面の経済問題に対して日本の主張を述べ、アメリカの言い分も聞こうということですから、そこにいまの日本としてアメリカのド……
○松本(忠)委員 石油開発公団法及び石炭及び石油対策特別会計法の一部を改正する法律案に対する審議につきましては、審議日数がすでに三日目を迎えまして、いろいろの角度からその内容について検討が行われまして、質疑応答がなされてまいりました。私の持ち時間約一時間でございますので、この間に、石油備蓄基地の立地問題といたしまして苫小牧の東部地域の問題、それからタンカー備蓄の問題等について、具体的な点を何点かお尋ねをいたしたいと思うわけでございます。 まず最初に、タンカー備蓄につきましてお尋ねするわけでございますが、この件につきましては、去る三月一日に通産大臣の所信表明に関連いたしましてお尋ねをいたしまし……
○松本(忠)委員 非鉄金属鉱業に関する現地調査の結果につきまして、派遣委員を代表して御報告申し上げます。 派遣委員は、山崎拓君を団長に、板川正吾君、岡田哲児君、後藤茂君、松本忠助、玉城栄一君、宮田早苗君、安田純治君、大成正雄君の九名でありまして、他に、現地で佐々木義武君、川口大助君、川俣健二郎君、佐藤敬治君が参加されました。 日程は、五月二十三日から五月二十五日までの三日間であります。現地では、小畑秋田県知事、仙台通産局等から実情の説明を聴取した後、釈迦内鉱山、秋田県の鉱滓流送施設、小坂鉱山、尾去沢鉱山の現地視察を行い、会社、労働組合、関係自治体から、それぞれ説明及び要望等を聴取いたしまし……
○松本(忠)委員 本日は非鉄金属鉱山関係の集中審議ということでございますけれども、最近の異常とも言える円高問題、これにつきまして若干大臣にお尋ねをしてから、非鉄金属の鉱山問題に入りたいと思っております。 大臣も御承知のように、昨日、十日の最終取引が二百一円五十五銭、こういう報道がございました。二百円台定着という声も聞きますし、大台割れという声も聞いておるわけでございます。こうした状態は、大臣はもう十分御承知と思うわけでございますが、去る六月五日には二百二十円を割り込んだ。そして七月五日に二百円台をつける。このわずか一ヵ月間に上げ幅が二十円、上昇率にして一〇%、こういう円高について大臣はどのよ……
○松本(忠)委員 非常に限られた時間の質疑となりましたので、かねて用意をいたしました質疑を大幅に割愛いたしまして、許された時間の範囲内で何点かの疑問点をお伺いいたしたいと思います。 大臣にまず御所見を伺いたいことがございます。 鉱産物、特に銅、鉛、亜鉛の価格につきましては、これは御承知のように、国際商品である関係上、その価格が国際相場に左右される特性があります。需給調整等によって対処することはできません。しかるに、米麦の価格など、需給がアンバランスでございましても、生産費を基礎として政府の買い入れ価格が決定され、また政府の売り渡し価格、末端小売価格も政府が決定するということになっております……
○松本(忠)委員 きょうは私は、昭和五十四年度の予算の概算要求を直前にしておりますいまの時期において、当面の経済情勢、特に景気の問題、これに関連しまして一般消費税導入の問題、さらにはまた年末を控えての中小企業対策、そうした問題も伺いたいと思いますし、特にまた、最近社会問題化しておりますところの金の先物取引について関係各省にお伺いをいたしたいと思っております。 そこで、午前中も同僚議員から商品取引の問題の質疑がございました。私がこの場で取り上げようとしております問題は、午前中の議員の質問とは若干違いまして、金、いわゆるゴールドの取引の問題でございます。 御承知のように、金の取引が自由化されて……
○松本(忠)委員 私は、きょう首都の改造計画の問題がまず第一番目、二番目に総理の田園都市構想と三全総の絡みについて、三番目に地方公共団体の土地の売買の問題、四番目に住宅用の建設資材並びに工賃の値上がりの問題、それから五番目に都市の中小河川の改修の問題、六番目に岩渕水門の完成目途について、なお時間があれば湾岸道路の建設の問題についてお伺いをしたい、こう思っておるわけであります。 まず第一番目に国土庁長官にお尋ねを申し上げるわけでございますが、先般大臣の所信の表明をお伺いをいたしました。この中で私、非常に関心を持ってお伺いをいたしましたのは、私自身が東京都選出の議員でございます。したがいまして、……
○松本(忠)委員 農地所有者等賃貸住宅建設融資利子補給臨時措置法、いわゆる農住法について若干の質疑をいたします。 きわめて限られた時間でございますので簡潔に御答弁を願いたいと思うわけでございますが、まず最初に日本の住宅事情でございます。確かに先進諸国に比べまして、わが国の住宅事情はおくれておりますし、これを改善するためには総合的な住宅対策というものを推進しなければならないと思います。特に市街化区域内の農地の宅地化、これに大きな期待が込められているわけでございますけれども、そのような観点からしても、本法は必要に応じて、さらに手直しを行って内容を拡充すべきではないかと私は考えております。その第一……
○松本(忠)委員 私は本日、都市の中小河川の改修の問題と宅地の問題についてお伺いをいたしたいと思います。 まず最初に都市の中小河川の改修の問題についてお伺いをいたすわけでございますが、本年の二月二十一日の当委員会におきまして、首都東京の中小河川改修事業につきまして促進を図る意味から、過去の水害の実例を挙げまして、その一日も早い事業の完了を期するために予算その他についての特段の御配慮をお願いしました。そうした私の懸念を裏づけるように、この五月十四日から十五日の未明にかけまして東京都を襲った集中豪雨、大臣も御存じと思うわけでございますが、特に東京の石神井川それから神田川、目黒川、こういったところ……
○松本(忠)分科員 防衛庁長官にお尋ねを申し上げるわけでございますが、首都の防衛体制についてお尋ねをいたしたいわけでございます。
いまから四年前、昭和四十八年当時と現在、首都の防衛体制に変化があるかないか、あるとすればそれはどういう結果が生じているか、またその原因は何か、それからさらに、今後の首都の防衛体制に変化が予見されるかどうか、予見されるとするならばその影響は深刻なものかあるいは軽微なものか、ここからお伺いをいたしたいと思うわけでございます。
【次の発言】 今後どういう変化がありますか、ありませんか、そのことについてもお答えをいただくようにお願いしたわけです。
○松本(忠)分科員 私は、薬害と薬務行政についてお尋ねをいたしたいのです。 私どもも経験がございますけれども、子供がちょっとした鼻かぜ程度でもすぐ医者だ、薬だ、こういう風潮が強いことは事実でございます。かぜなど、休養と栄養をとればほとんど治る場合が多いわけでございますけれども、すぐ健康保険証を持ってお医者さんへ駆けつけるとか、あるいはまた薬屋さんへ駆けつけて、そしてかぜ薬だ、あるいはまた栄養剤だというふうにいろいろと薬をすぐとりたがる風潮、こういうものが多いわけでございます。そういった中において、これはありふれた感覚だ、こうばかりにも私は片づけられないんじゃなかろうかとも思うわけでございます……
○松本(忠)小委員 去る四月の二十日にエネルギー・鉱物資源問題の小委員会が開催されまして、日本鉱業協会長を初めといたしまして経営者側から三名、労働者側から全日本資源労連の中央執行委員長、さらには秋田県知事を加えまして六名の方々から貴重な御意見を伺ったわけでございます。時も時、春闘の時期に労使それぞれの代表者が一堂に会したわけでございますけれども、賃上げ要求どころでなく、非鉄金属鉱業問題、この盛衰をかけていろいろとお話があったわけでございます。盛衰をかけるというとりも、むしろ生死にかかわる問題について労使ともどもほぼ統一した御要望、そしてまた現状をるる述べられたわけでございます。 特に私は、鉱……
○松本(忠)分科員 二点ほどお尋ねをいたしたいと思います。 最初の問題は、筑波研究学園都市の移転跡地の点について伺いたいわけでございます。 御承知のとおり、筑波研究学園都市は、茨城県筑波山ろくに建設される研究学園都市であり、その規模は茨城県筑波郡筑波町ほか五カ町村、二千七百ヘクタールに及び、将来人口二十万人を想定し、総合的、計画的な教育研究活動を行うことになっておる。これに移転する国の研究機関等は九省庁四十三機関でありまして、昭和五十四年度移転を目途に行うことが閣議決定されていることは御承知のとおりと思います。 そこで、この筑波研究学園都市へ移転する国の機関、この跡地で東京都内に所在する……
○松本(忠)分科員 まず最初に、大臣にお尋ねをいたしたいことがございます。それは首都圏の交通網の整備の問題でございますが、御承知のとおり大平総理が田園都市構想を提唱されました。私どもも、これに対しまして今日的な意義を認めております。そのことについてより一層今日的な課題は何かと言えば、大都市の再開発問題ではなかろうか、こう思うわけでございます。 御承知のように、高度経済成長政策が人の都市集中を促進させる一方、農山漁村の疲弊を招いたことは現実が証明するとおりでございます。また、人の都市集中は都市の環境の低下をなお一層促進したこともまた事実でございます。国土庁では「首都改造計画の策定について」とい……
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