井上普方 衆議院議員
32期国会発言一覧

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井上普方[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは井上普方衆議院議員の32期(1969/12/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は32期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院32期)

 期間中、衆議院本会議での発言なし。
井上普方[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院32期)

井上普方[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第63回国会(1970/01/14〜1970/05/13)

第63回国会 運輸委員会 第29号(1970/09/10、32期、日本社会党)

○井上委員 私は、国鉄の小駅廃止あるいはまた貨物駅の廃止等々の問題につきまして、質問いたしたいと思うのであります。  この問題につきましては、三月の十日あるいは二十日、二十七日、五月の八日というように、この委員会におきましても非常に論議が重ねられておるのであります。したがって、この会議録を見てみますと、一応小駅を廃止する、あるいは統合する、貨物駅を廃止するというような際には、一貫して国鉄並びに運輸省としましては、地元の御了解を得た上でという方針を出しておられるのですが、そのとおり現在でも進んでおるのでございますか、どうですか。
【次の発言】 それで、あなたのほうでは、地元との了解あるいはまた調……

第63回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1970/03/12、32期、日本社会党)

○井上委員 大臣、私はまことにプリミティブな質問をするのでございますが、科学技術庁というお役所は何をするところなのでございますか、ひとつお伺いいたしたいのでございますけれども……。
【次の発言】 私が科学技術委員会に所属いたしまして感を深くいたしますのは、実を申しますと、科学といいまするものよりもむしろ、技術、これのほうに重きを置いて、これを応用部面のみに力を入れておるような感が非常にするのでございます。いわゆる基礎研究というものがなおざりにされておると申しますか、基礎研究というものに対しての対策が不十分である、このように考えられるのであります。今度の予算を拝見いたしましても、そのような点が非……

第63回国会 科学技術振興対策特別委員会 第8号(1970/04/09、32期、日本社会党)

○井上委員 ただいま近江さんの御質問に対しまして局長が御答弁になりました際に、一つ重要なことが含まれておると思いますので、お伺いいたしたいと思うのです。  動燃の事業団が研究を委託いたしました場合に、委託契約をして、そして一応動燃の同意を得なければ発表できないということに伺っておるのですが、そのとおりですか。
【次の発言】 その委託契約の条項をぜひとも参考資料として与えていただきたいと思います。その場合に、ロイアルティーはどうなります。パテントはどうなるのです。パテントをとった場合、どちらがとれるのです。
【次の発言】 それは、思っていますじゃぐあいが悪い。

第63回国会 科学技術振興対策特別委員会 第9号(1970/04/15、32期、日本社会党)

○井上委員 私は三島先生にお伺いしたいのですが、性善説と性悪説ということでものごとをお考えになる。まあ国際的にこの性善説、性悪説で通用しないということは、もう三島先生も御存じだろうと思いますし、かつまた、いまの日本を取り巻く国際環境の中で、特にアメリカの中でさえも一部、中国の核開発よりも日本の核開発のほうがこわいんだというようなことすらいわれておる現状であります。そこで、当然、日本に対しましては、国際的にこれは性悪説でこられる、このように私は思うわけです。しかし私ども日本といたしましては、先ほども石川さんからも言われましたように、再三にわたる国会における決議等々もありますので、私はそういうこと……

第63回国会 科学技術振興対策特別委員会 第10号(1970/04/23、32期、日本社会党)

○井上委員 チクロの問題の専門家おりますか。
【次の発言】 農林省どうです。
【次の発言】 それでは委員長、チクロの問題はまた次の機会に譲るといたしまして、ただいま残留農薬の問題についていろいろと質問されました。ここには技術者の方々、参事官というのは技術者でしような、おられますので、二、三お伺いいたしたい。  まず第一番に農林省の毒素の解釈で急性毒素と慢性毒素があるのだ、しかもその急性毒素はパラチオンのごときもの、こういうものをさしておるのだ、こういう御説明があった。しかしこれは、パラチオンというのは第二次世界大戦で開発せられましたイペリットでしょう。毒ガスですよ。これが農薬に転化せられた。こ……

第63回国会 科学技術振興対策特別委員会 第11号(1970/05/06、32期、日本社会党)

○井上委員 私、お伺いしたいのですが、例の昨年の末チクロ禍というのでマスコミをはじめ国民全体が非常な恐怖におちいったのは御承知のとおりだと思います。しかし、いま蕨岡先生並びに外村先生のお話を承りますと、そう、何と申しますか、蕨岡先生のごときはFDAで出された資料も科学的なものとも思えないというようなちょっと御発言もあったくらい不確かなものであった、こう承ったのであります。しかし、日本の政府がなぜあのように反応したのか、しかも直ちにチクロを禁止したのか、そこら水野先生のおっしゃるのには、日本の技術者がワシントンに少なかった、情報の不足であったというようなお話もございますが、ここいらのあたりをまず……

第63回国会 建設委員会 第4号(1970/03/18、32期、日本社会党)

○井上委員 私は、河川法施行法の一部を改正する法律案につきまして、まず第一番に、特にこの際、法律案にいうところの「ダムに関する工事その他政令で定める大規模な工事」、実はこの政令案がいただきたいのであります。といいますのは、非常にばく然と「政令で定める大規模な工事」といわれましても、私どもにはわかりません。これは政令案はできておるのでしょう。どうですか、河川局長さん。
【次の発言】 できましたならば、その政令案を早急に次の委員会までに御提出願い、そしてそれに関する御質問をまたいろいろとしてみたいと思うのであります。と申しますのは、私どもは、一昨年この委員会におきまして新都市計画法を議決いたしまし……

第63回国会 建設委員会 第5号(1970/03/20、32期、日本社会党)

○井上委員 私は、一昨日保留いたしました問題につきまして、河川局並びに都市局から御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 河川局長さん、私がお伺いいたしましたのは、一級河川で地方が国庫納入金として出しておる金額が幾らで、また二級河川においては国が地方に対して出しておる補助金の総額は幾らか、そしてまた、地方の負担はどれくらいになっておるかを詳細にお知らせ願いたいということです。
【次の発言】 私は、こういうような河川法の負担率が違う際に違えてくる、昨年は一体どれくらい地方の負担があり、かつまた国はこれほど補助したのだという金額がわからないようでは、ちょっと困ると思うのです。これが即答できな……

第63回国会 建設委員会 第11号(1970/04/10、32期、日本社会党)

○井上委員 それでは関連してお伺いしますが、昨年この問題が論議せられました際に、ルート決定は八月に行なうのだということは、坪川前大臣がここで、当委員会で再三言明になったところです。そしてその際には、経済効果は二月には一応調査はできておるのだけれども、経済効果を一つのメルクマールにするために、八月に発表させてくれということを盛んにおっしゃった。このたび、公団が設立されるに際しまして、なぜ経済効果が発表されないのですか。どうなんですか、この点。
【次の発言】 これは坪川大臣の当時からそういうお約束になっておるはずなんです。八月には発表します、こういうことを当局は盛んにおっしゃっておったはずなんです……

第63回国会 建設委員会 第12号(1970/04/17、32期、日本社会党)

○井上委員 私は今度の地方道路公社の問題につきまして、二、三問題をお伺いいたしたいのです。と申しますのは、この道路公社がつくられる意義、効用等につきましては、私は先般来の質問である程度納得いたしかねるところも多々あるのであります。それはそれといたしまして、地方自治体との関係では、この法律案を見ますと、公社をつくるときには議会の議決を得る、しかし、その後の業務内容、あるいはまた事業の遂行等につきましては知事もしくは設立者、すなわち知事の認可を得ればいいんだ、こういう規定になっておるように思いますが、その点どうでございますか。
【次の発言】 そこで、私は地方自治体の機能について考えるのでございます……

第63回国会 建設委員会 第13号(1970/04/18、32期、日本社会党)

○井上委員 ちょっとお伺いいたしたいのでありますが、ただいま三木委員の御発言にもありましたが、将来瀬戸内海並びに東京湾等々におきましては非常に航行がふくそうしてくる。しかもこのごろのタンカーの様子を見てみますと、二十万トン、三十万トンあるいは五十万トンにもなる可能性がある。とういうようなことになりますと、例のイギリスにおけるタンカーの遭難事件等々から考えましても非常に大きい危険性をはらんできて、将来の瀬戸内海あるいはまた東京湾などにおきましては、ああいう災害が起こった場合に大災害が起こってくるのではないか、こういうことも考えられるのですが、運輸省といたしましてはこの瀬戸内海あるいはまた東京湾の……

第63回国会 建設委員会 第14号(1970/04/24、32期、日本社会党)

○井上委員 私は緊急整備五カ年計画につきまして伺いたいのでありますが、まず第一番に、大蔵政務次官が出ておられますので伺いたいのです。  十兆三千五百億円というかなり巨大な投資がされるということになりますと、わが国の金融財政上においてはかなり大きい影響が及ぶのではないかと思われるのでございますが、いかにお考えになり、これをどういうふうに解決されていくか、御所見をお伺いしたいのです。
【次の発言】 私がお伺いしているのは、財政上また金融上大きい変化を来たしてくるのではないかということを懸念して、それについての御所見あるいは見通しというものをお伺いしておるのです。

第63回国会 建設委員会 第17号(1970/05/11、32期、日本社会党)

○井上委員 私は、建設業法につきまして若干質問をいたしたいと思うのでありますが、時間の関係もございますので、簡単にひとつ御答弁願いたいと思います。  私は、この業法の改正につきましては、なぜ許可制を導入するのかという点について合点がまいらないのであります。と申しますのは、一つには、国民各層におきまして許認可事項というものは、官僚あるいは権力が介入する道が非常に多い。したがって大衆は、この登録制を新たに許可制にするということに対しましては、大きな危惧を持っておるのであります。それは過去のいままでの行政が、大衆をそのように思わしめておるのであります。しからばこの許可制にして――この建設業法で許可制……

第63回国会 建設委員会 第18号(1970/05/12、32期、日本社会党)

○井上委員 私は、建築基準法の問題につきましては、先国会におきまして長時間にわたりいろいろと論議せられたところがありまするので、重複部分を避けまして一応質問をいたしたいと存ずるのであります。  まず第一番に、この建築基準法の一部を改正する法律案をもう一度読んでみますと、政令にまかしておる部分が多々あるのであります。しかし、法文によりますと、政令は一応一年後に作成することにはなっておりますけれども、先国会のいろいろな要求、これを盛り込んだ政令がなされなければならないと思うのであります。したがって、法案を審議する際には、法律と政令とは、政令がいかに立法府の意思を盛り込むかということが重要な意味を持……

第63回国会 建設委員会 第19号(1970/05/13、32期、日本社会党)

○井上委員 私は、委員長のお許しを得まして、「本州四国連絡橋の経済効果」について御質問いたしたいのであります。  この「経済効果」は、これは昨年の一月にはもうすでに完成しておったのでありますが、御承知のように去年の八月にルートを決定する、こういうルート決定をする一つの大きな材料にするために発表を延ばされてきたのであります。しかし、本委員会においてこの資料を要求いたしましたがために、本国会の最終日に出されました点につきましては、私どもははなはだ遺憾に存ぜざるを得ないのであります。この点、今後も政府は、できた資料というものは、はっきりと国会に出すべきものはさっさと出すという方針を、強く私は要求して……

第63回国会 建設委員会 第21号(1970/08/11、32期、日本社会党)

○井上委員 私は、最近のマンションの事件につきまして、少しく御質問いたしたいと思うのであります。  特に庶民大衆が住宅を望んでおる声は大きく、かつまた現在のごとく物価の上昇率が六・四%であり、金利が定期預金でも五・七五%というふうな非常に低いときに、年間利子が一割四分四厘というようなえさでつる悪徳業者が非常に多く出ておるのであります。しかもその間にあって、言いかえますならば、この庶民大衆の金を収奪しておいて、あるいは計画的にこれを倒産させる、こういう事件がかなり多いように見受けられるのであります。しかもその間にあって、残念なことながら国会議員が暗躍するという事件が多々ありますので、私はきょうは……

第63回国会 災害対策特別委員会 第10号(1970/09/03、32期、日本社会党)

○井上委員 特に災害対策特別委員会の皆さん方が、四国地方の災害視察に際しまして、いち早く来られました。かつまた、先ほど報告をされたわけでございますが、まことに適切なる報告を出されました。私どもも言うこともないと思うのでございますが、一、二御質問を申し上げたいと存ずるのであります。  私は、高知県における災害がひどいということで、実は八月二十三日と二十四日、高知県へ参りました。ちょうど田村政務次官もその当時お見えになっておったようであります。私は伊勢湾台風の際に、台風直後、名古屋市内並びに三重県にお見舞いに参ったことがございますが、それと高知県の場合とを比較いたしますと、大体伊勢湾台風当時の名古……

第63回国会 文教委員会 第20号(1970/05/08、32期、日本社会党)

○井上委員 私は、一問だけということでございますので、ひとつお伺いいたしたいのであります。きょうの毎日新聞に「どこまで深い球界の霧」という記事が載っておることは、これは宮沢先生も関係者の方々も御存じ、お読みになっておられると思う。これを見ますと、国民に対して、あるいは青少年に対して影響するところが非常に多いのです。と言いますのは、何ですか、「花の五十七人」、これが八百長に関係しておるがごとき記事も出ておるし、かつまた八百長に関係のない球団は、わずか二球団しかないというような記事までも出ておる。それほどまでに現在のプロ野球球団というものは、あるいは大新聞の諸君あるいは国民のファンの皆さん方からも……

第63回国会 予算委員会 第14号(1970/03/10、32期、日本社会党)

○井上委員 私はまず厚生大臣にお伺いいたしたいのでありますが、近ごろ朝日新聞の夕刊に「精神病棟」というルポが出ておることは御存じでございますか。あれをお読みになっての厚生大臣としての御感想を承りたいと思うのです。
【次の発言】 これは残念だけでは私は済まない問題だと思うのです。実は現在の精神病院におきましては、あのような事実はもうすでに常識化しておるのであります。その精神病院がなぜ常識化しておるか。医者の数は足らぬ、あるいは看護婦は足らぬ、看護人は足らぬ、こういうような現状にありますが、しかしこれも厚生省の指導が悪いと言わざるを得ないのであります。と申しますのは、精神衛生法というのは、あなたは……

第63回国会 予算委員会 第15号(1970/03/18、32期、日本社会党)

○井上委員 ただいま大蔵大臣から、一昨日の第二分科会での大蔵大臣の御説明が不十分であった、こういうことを仰せられたのでありますが、しかしあのときの御答弁は、大蔵大臣はこの塩業整理交付金五十億円については、当然交付基準というものがあるはずだとおっしゃった。専売公社はこれはございませんと、こう言う。それを今度は不十分であるからというので、ございますといういまの御説明なんです。  そこで大蔵大臣にお伺いしたいのですが、まず第一番に塩業審議会という法的根拠はございますか。法律に基づいた審議会ですか。どうです。
【次の発言】 いま大蔵大臣の御説明によれば、この五十億円は審議会の答申を得て変えることもあり……


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第64回国会(1970/11/24〜1970/12/18)

第64回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1970/12/17、32期、日本社会党)

○井上委員 関連して。  大臣、いまのお話で私どもは非常にふしぎに思うのであります。一つは一政治家の発言、こういう前提に立たれておるようでありますが、出発に先立たれて核燃料関係についてあなたにも一応相談をされた。しかもまたプレスクラブにおいて演説する原稿すら外務省にお見せになっておる。そして手直しをさせておる。さらにはまた佐藤総理に対してこういうことをしゃべりたいがということで原稿まで見せておるとするならば、これは一政治家ではなくて佐藤内閣の代表としての演説にならないですか、どうです。そうであるならば、中曽根発言というものは佐藤内閣の公式発言と私どもは考えてしかるべきだと思うがどうなのです。

第64回国会 建設委員会 第3号(1970/12/09、32期、日本社会党)

○井上委員 私は、このたび国会におきまして水質汚濁防止法という法律が出てまいりましたが、これと河川法との関連問題についてお伺いいたしたいと思います。  河川法第一条の目的には、明確に「国土の保全と開発に寄与し、もって公共の安全を保持し、かつ、公共の福祉を増進することを目的とする。」とありますし、かつまた、二十九条には河川を清潔にしなければならないという項目があるのでございます。したがって、このたびの水質汚濁防止法とこの河川法との相関関係について、大臣はいかなるお考えを持ち、御処置なさるおつもりであるか、この点をお伺いいたしたいのであります。法案自体につきましての非常に重要な問題でございますので……

第64回国会 建設委員会 第4号(1970/12/11、32期、日本社会党)

○井上委員 関連して少しくお尋ねいたしますが、実は、私は、この自動車新税の問題につきましてはなはだ不愉快なことを数多く経験するのであります。と申しますのは、私どものところに県の役人が陳情に来る。自動車新税をつくってくれといって、県の道路課の役人が来る。課長などが来る。あるいはまた、建設業協会の業者団体が私どものところに自動車新税をつくってくれといってやってくる。一体、あなた方はほんとうにそう考えておるのかと言って聞きますと、建設省の道路局のほうから頼まれたのでわれわれは来たのだ、こういうことを盛んにいままで耳にいたすのであります。ここで問題になるのは、建設省が、いままでの陳情というようなことを……


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第65回国会(1970/12/26〜1971/05/24)

第65回国会 運輸委員会 第21号(1971/06/30、32期、日本社会党)

○井上委員 総裁にちょっとお伺いするのでありますが、本年度あるいはまた本年中に廃止する国鉄の路線はどれくらいあるのでございますか、ひとつ例をあげて教えてください。
【次の発言】 ことしの秋には決定したい、こうおっしゃるのですが、もうすでに鍛冶屋原線のごときは八月一日に廃止したいということだったんですが、それでは話が違うではありませんか。
【次の発言】 それではちょっとお伺いします。「鍛冶屋原線のあらまし」という文書が出ておるのですが、総裁、この文書の内容全部あなたが責任持ちますか。これは日本国有鉄道四国総局から出されているものです。といいますのは、実は私は質問するにあたりまして、四国総局長をこ……

第65回国会 建設委員会 第7号(1971/02/26、32期、日本社会党)

○井上委員 官房長お見えでございますのでお尋ねいたしますが、官房長と申しますと、これは建設省の高位高官の地位におられると思うのですが、プライバシーにわたってまことに申しわけないのですが、あなたのこのごろの給与と、現時点においておやめになったときの退職金は大体幾らくらいになりますか。プライベートな話でまことに恐縮なんですが、ひとつ許せる範囲でお話し願いたいと思います。
【次の発言】 私は建設省の高位高官に非常に失礼なことをお聞きしたのですが、実は、官房長と申しますと局長より上であり、かつ次官、技監の下でございますが、最高に近い給与をとられておる方であります。  そこで八百万円くらいとおっしゃいま……

第65回国会 建設委員会 第8号(1971/03/10、32期、日本社会党)

○井上委員 私は、一年ぶりに建設全般につきまして質問するつもりでいろいろと用意いたしておったのでありますが、理事会のお申し合わせによりまして時間を短縮されたそうでございますので、各論から進めたいと思います。  そこで、道路局長にお伺いするのでございますが、二、三日前の新聞を拝見いたしますと、二年前の、新四ツ木橋のリングビーム工法に際しまして死者が出た事件について、責任者が逮捕された。あの工法に対しましては、当委員会におきましても当時問題になったわけであります。しかし、昨年の六月に、建設省もこの事件は不可抗力だと認定なさったようであります。しかし、その後検察当局がこの問題にメスを入れたそうであり……

第65回国会 建設委員会 第10号(1971/03/19、32期、日本社会党)

○井上委員 まず局長にお尋ねしたいのですが、このたび新都市計画法が策定されました。部分的には非常におくれたところがあるようでありますが、しかし、この新都市計画法によるところの市街化区域に昭和六十年までに下水道を完備させようという御計画のようであります。しかし、考えてみますならば、その一面において、先般できましたところの建築基準法によるところの第一種住宅あるいは第二種住宅、工業地域あるいはまた準工業地域というように、新都市計画の市街化区域内におきましてもいろいろと色分けがなされるわけであります。  そこでまず第一に、この五カ年計画としましては、一体第一種住宅地域は何%を目標にしておるのか、あるい……

第65回国会 建設委員会 第11号(1971/03/23、32期、日本社会党)

○井上委員 先般の委員会におきまして、下水道五カ年計画と地方財政との関係等々につきましていろいろお伺いしたのでありますが、その際十分な資料の提出がございませんでした。あらためてきょう提出していただきたい、このように思うのでございます。
【次の発言】 まず第一番に、われわれが要求いたしました政令あるいはまた資料につきましては、なるべく早く親切か資料を提出せられるよう強く希望しておくものであります。  もう一つの問題といたしまして、第三次の下水道五カ年整備事業が出されてきたわけでありますけれども、しかしこれは地方費が、かなり地方債は充当されるといたしましても、都市計画税あるいはまたその他の地方費と……

第65回国会 建設委員会 第14号(1971/05/07、32期、日本社会党)

○井上委員 先々国会におきまして、建築基準法なりが出され、悪徳不動産業者、特に宅建業者に対する規制がかなり行なわれたと思いますが、それにも増して、この宅建業法を改正しなければならぬというのは、やはり消費者に対する非常な迷惑と申しますか、そういうことが現在起こっておる。この事態を直すがために、昨年の八月でございましたか、本委員会において、大臣との質疑応答の中から宅建業法の改正ということが出てまいったと私は思うのであります。しかし、現在の宅建業界を見てみますときに、特に建築基準法違反の建物がかなり見受けられるように思うのでございます。そこで、昨年には、先ほども申しましたように建築基準法の改正が行な……

第65回国会 建設委員会 第15号(1971/05/12、32期、日本社会党)

○井上委員 ただいま大臣から、新全総そのものを転換させるがごとき御発言がありました。これは新全総の計画それ自体の中におきましても、特に東京都、首都圏における水不足ということは予想されております。新全総の中においては、霞ケ浦を調節ダムとして使う、あるいは信濃川の水を利用する、富士川の水を遠く首都圏のほうに導入するというような一応の構想のもとに新全総というものはつくられておるわけです。したがいまして、そうなりますと、大臣の申されることが、この分水問題とかいうような問題について、これは一応問題が多いので考え方を改めて、そして水のあるところに人口配置をやるというようなことになれば、現在の新全総そのもの……


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第66回国会(1971/07/14〜1971/07/24)

第66回国会 建設委員会 第1号(1971/07/23、32期、日本社会党)

○井上委員 ただいま大臣並びに当局から国道の危険個所が五千カ所、あるいは県道の危険個所は一万カ所というお話を承ったのでありますが、新しく国道をつくる場合には、一体それならばこの事故は何年に一ぺんくらいの雨で起こるのであろうかということを大体御計算になっておられるんじゃなかろうかと思うのです。建設省におきましては、河川の改修をやる場合には、五十年に一ぺんの雨によってこの堤防は決壊するのだというような確率を出されております。しかし、道路の場合には、この間の事故二つを見ましても、これは雨がたくさん降り過ぎたんだ、ただそれだけで話が済んでおるように思われるのであります。まことに非科学的な考え方と言わざ……

第66回国会 災害対策特別委員会 第5号(1971/09/17、32期、日本社会党)

○井上委員 二十三、五号台風によります徳島県の被害について少々お伺いいたしたいのでありますが、河川局長、那賀川の被災状況は御存じでございますか。
【次の発言】 この那賀川におきます災害は、この奥地には四千三百万トンの有効貯水量のある長安口ダムがあり、その上には小見野々ダム、これも約一千百万トンの有効貯水量を持つダムがあるのでありますが、その下流におきまして災害が発生いたしたのであります。  徳島県におきましては、この問題につきまして非常な論議を呼んでおるのでありますが、どう見たって、私どもにはダム災害としか思われない様相を呈しておるのであります。といいますのは、わずか半時間の間に、被災地は水位……


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第67回国会(1971/10/16〜1971/12/27)

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第13号(1971/12/13、32期、日本社会党)

○井上委員 私は最後になりましたのですが、私も簡単明瞭に質問するつもりでございますので、わかったようなわからぬような御答弁はひとつお許しを願いたいと思うのでございます。  そこで、防衛庁は沖繩に自衛隊を派遣するために、二十一人とか何人とか派遣されておるやに承っておるのでございます。おたくの防衛庁の予算要求を拝見いたしますと、約二百億の地代等と書いてございます。要求されておる。この予算要求の内容をひとつ詳細にお示し願いたいのと、十月の十九日でございますからもうかれこれ二十日――いただいた資料によりますと、土地契約につきまして沖繩復帰に際して米軍及び自衛隊に供する等の賃貸借契約については現在話し合……

第67回国会 大蔵委員会 第15号(1971/12/14、32期、日本社会党)

○井上委員 お伺いいたしたいのでありますが、平山参考人のほうから、過去二十年間に肺ガンの死亡数は十倍近くふえておる、こういうお話でございますが、この原因はどこにあるとお考えになりますか。ふえた理由であります。
【次の発言】 実は私も徴兵検査があったその日からたばこを吸い始めまして、途中で一年ほどやめたことが二回ほどございます。しかし、いまは相変わらずたばこを吸っておるのでございます。私、この委員会に所属いたしておりませんが、たばこについてちょっと興味を持ちましたので、実は発言の機会を得させていただいたのでございますが、ここへ参りまして、いまから十分前に実は知ったことがございます。それは何かとい……


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第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 科学技術振興対策特別委員会 第14号(1972/06/07、32期、日本社会党)

○井上委員 貴重な御意見を承りまして、非常にありがとうございます。私も、先ほどガン研究の先駆者であり、大御所である吉田先生のお話を承っておるうちに、戦後ガン研究というものは停滞しておるというお話を承りまして、実ははだ寒い思いがいたしておるのでございますが、それはともかくといたしまして、今後の研究体制のあり方につきましてのお話が、中原先生と吉田先生との間でだいぶ違っておられるようで、私も学者というものは……(吉田参考人「違っていませんよ。その受け取り方は困ります。全然違っていませんよ。参考としてアメリカを申し上げただけです」と呼ぶ)参考として、アメリカの大統領のもとで、特に中原先生がいま指摘せら……

第68回国会 建設委員会 第3号(1972/03/10、32期、日本社会党)

○井上委員 大臣は二度目の建設大臣のおつとめでございます。私は四十二年にこの議席を得まして、当時建設大臣があなたでございました。それから五年たっておるわけでございますけれども、大臣としまして、四十二年当時の建設大臣としてのお考え方と現在のお考え方では、建設行政に対するお考えが変わってきておるのじゃなかろうかと思うのです。したがいまして、あなたの、政治家である西村さんとしての建設行政に対する前の考え方――いままでのあなたの御答弁を承っておりますし、また所信表明を昨日も読み返しました。ところが、所信表明の演説は全部役人がつくった文章のように思われてならない。したがいまして、政治家西村さんといたしま……

第68回国会 建設委員会 第9号(1972/04/14、32期、日本社会党)

○井上委員 お伺いいたしたい第一は、こういうような下水道事業センターのように、技術者を集中させて、そして委託事業をやるというシステムは日本の行政機構の中では初めてのケースと思いますが、どうでございますか。例がございますか。
【次の発言】 そこで私はお尋ねいたしたいのですが、わが国の行政機構の中で初めてのケースだと思うのです。しかも技術者を通じ技術屋をプールしながらやっていくという、こういう機構がはたして行政効果があがるだろうかということに私は疑問を持つ一人なんであります。と申しますのは、考えてみますと、終戦直後電源開発が非常に盛んに行なわれるときに、県営発電あるいはまた公営発電が盛んに行なわれ……

第68回国会 建設委員会 第11号(1972/04/21、32期、日本社会党)

○井上委員 私は、きょうは河川一般につきましても質問することをお許し願いたいと思うのであります。  それでまず第一番に、河川法第四条を、このたびの河川法の改正案によりますと、変えまして、現行法によりますと「関係行政機関の長に協議する」という一項はないのでございますが、このたびはある。それからもう一つ、いままで政令で一級河川の指定をすることができておったのを、このたびは大臣の告示によってきめるようになっておりますが、これはどういうわけでこういうような改正をやったのか、ひとつお伺いをいたしたい。
【次の発言】 一面においては、どうもいまのお話によりますと、大臣の告示にする理由がはなはだ薄弱であると……

第68回国会 建設委員会 第13号(1972/05/09、32期、日本社会党)

○井上委員 このたび、治山治水緊急措置法の一部を改正する法律案に伴いまして、五カ年計画が閣議了解事項として出され、昭和四十七年度予算が初年度として提出されているわけでございます。そこで、この閣議了解事項を拝見いたしますと、第二項において「新治水事業五カ年計画及び新治山事業五カ年計画は、総合的な施策との調整を図り、その実施にあたっては、経済、財政事情等を勘案しつつ、弾力的に行なうものとする。」こうあるのでございますが、これはどういう意味であるのか、どういう含みがあるのか、この点ひとつお伺いいたしたいと思うのです。
【次の発言】 そこでお伺いするのでございますが、特に建設省の治水関係におきましては……

第68回国会 建設委員会 第16号(1972/05/16、32期、日本社会党)

○井上委員 まず木村参考人にお伺いいたしたいのですが、開発と自然保全というものが両立できない、こういうお話でございます。そのとおりだろうと思います。しかし私どもの使命といたしましては、いかにして自然保全をやるか、同時に、何をいいましても文明というのは人間のためにあるのでございますので、極力その方向にも努力しなければいかぬ。いかに調和させるかというところが大きな問題であり、かつまた琵琶湖という民族に与えられた資源、これをいかにして自然のままに後世に伝えるかというのが私どもの、現在に生きるものの使命ではなかろうか、このように実は考えておるわけであります。そういう面からいたしますと、まず第一番に、現……

第68回国会 建設委員会 第19号(1972/05/24、32期、日本社会党)

○井上委員 ただいま議題になっております琵琶湖総合開発特別措置法の法律を見てみますと、水質の保全というところが強調されていないかに見えるのであります。御承知のように、琵琶湖、これは下流、京阪神の水源地でもあり、かつまた琵琶湖それ自身が日本民族に残された天然の資源であり、また観光資源でもある。そういう面からいたしますならば、この琵琶湖の水質が現在以上に汚染される、汚濁するということはたえられないことだと思うのです。したがいまして、この点につきましてもう少し強調する必要があるのじゃないか、このように思うのでございますが、大臣いかがでございますか。

第68回国会 建設委員会 第23号(1972/06/07、32期、日本社会党)

○井上委員 ただいま川島さんからお話を承りました。こういうように科学技術庁の資源調査会から文書が出てくるのですよ。しかも、責めるわけじゃありませんが、新聞記事だけであなたそういうような御答弁をなさるのは、首都圏整備法のこの法律を出されている責任者として、非常に怠慢じゃないか、私はこのように思うのです。この文章を見てみますると、関東地方における気象条件からいたしまして、大体三分の一の間は排気ガスが停滞するということが載っておるのです。これは新聞記事には見出しとして非常にショッキングな形で、東京都内にある樹木は五十年後には大体枯れてしまうであろうということが、データとして出ておるのです。そこで、こ……

第68回国会 建設委員会 第24号(1972/06/09、32期、日本社会党)

○井上委員 都市公園整備緊急措置法という法律を拝見いたしまして、たいへん公園と名のつくものが、国立公園もあれば国定公園もある、あるいは都市公園もある、児童公園もある、それから林野庁がやっておる森林休暇公園とかなんとか――自然公園ですか、というようにある。その公園ということばですね、これがいままでわれわれが考えておった、あるいはまたそういう範疇に入るのかどうか。一体この定義、公園という定義はどうなるんでしょうか。ましていわんや、このたびのこの法律を見てみますと、レクリエーション都市なんという新しいことばも出てくる。まあこれからそれが国民の間に定着するのかもしれませんけれども、これで一体、いまのこ……


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第69回国会(1972/07/06〜1972/07/12)

第69回国会 建設委員会 第4号(1972/09/08、32期、日本社会党)

○井上委員 木村大臣、先ほどの御答弁を承っておりまして、どうも納得ができない点があるのです。といいますのは、兵員輸送車は道路法上違法じゃないとおっしゃいましたが、そうなんですか。それじゃなぜ許可なんということが要るのです。
【次の発言】 木村大臣、こういう公の場ですから、ことばだけははっきりしていただきたいのです。らしいとかいうようなおことばはひとつ慎んでいただきたい。これは明らかに道路法上違法なんです。兵員輸送車も、新聞報道の伝えるところによると、幅が六センチか七センチ、規定よりもオーバーしておる。だから許可が要るんでしょう。道路法上の問題、車両制限令等々で何も制限がなければ、その範囲内であ……

第69回国会 建設委員会 第5号(1972/10/11、32期、日本社会党)

○井上委員 木村大臣、あなたは建設大臣をおやめになる意思はございませんか。
【次の発言】 あなたは、これは群馬県においてこういう御発言をなされておるのであります。「田中内閣ができたものですから、その論功行賞において、私は建設大臣と国家公安委員長をお受けしたものでありまして、人間そのものにおいて値打ちがあって大臣になったものではありません。」「私は田中総理大臣に向かって国家公安委員長を希望するとこういったのであります。いままでは国家公安委員長になるものは大臣の中でも二級品でありまして、一級品はならないのであります。それで、国家公安委員長を二級品扱いすると気の毒だとこういうことで、建設大臣を付録と……

第69回国会 逓信委員会 第2号(1972/08/10、32期、日本社会党)

○井上委員 私は、郵政大臣就任御早々でございますし、まだ十分省内の事情につきましても御存じないと先ほども仰せられましたので、基本的なことだけを大臣に承って、あと各政府委員にお伺いいたしたいと思うのでございます。  前の廣瀬郵政大臣は、私が質問いたしました際に、郵政行政というものは、特に職場は明るくて朗らかな職場にしたい、いまの郵政の省内の職場というものはその点に欠ける面がなきにしもあらず、極力朗らかで明るい職場にいたしたい、こう申されたのであります。このとおり、三池大臣も廣瀬大臣同様のお考え方でやられるおつもりでございますか、どうでございますか。


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第70回国会(1972/10/27〜1972/11/13)

第70回国会 建設委員会 第1号(1972/11/08、32期、日本社会党)

○井上委員 私は道路局長に、今度の補正予算の道路予算関係の説明をひとつお願いいたしたいと思います。今度の補正予算の中には公共事業がかなり入っておる。その中の道路関係について、概略でよろしいのですけれども伺いたい。
【次の発言】 そこで、地方自治体に対しまして、当然、県道でございましたならば、あるいはまた二級国道でございましたならば、地元負担がございます。これに対する手当てはどうなっておるのですか。地方財政計画との関連においてどうなっておりますか。
【次の発言】 私も先般来実態を聞きますと、公共事業をたくさんつくるのはけっこうだ、しかしながらその裏づけが、すなわち国庫補助あるいはまた起債等々がつ……


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各種会議発言一覧(衆議院32期)

井上普方[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第63回国会(1970/01/14〜1970/05/13)

第63回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1970/03/11、32期、日本社会党)

○井上分科員 まず、国鉄総裁にお伺いいたしたいのであります。  いま大先輩の芳賀委員から、赤字路線あるいはまた小駅廃止につきまして御質問があったようでございますが、私は各論を一つお伺いいたしたい。  私は、磯崎総裁と生まれを同じゅういたしておりまして、実は国元では、国鉄総裁だというので国の人がひとつ旗行列でもしようかというような動きすらあったのであります。ところが、総裁になったとたんに、小駅廃止とかいって赤字線廃止なんというのが起こりまして、とたんに旗行列がやんでしまった。しかも聞くところによりますと土讃線、中村線――これは高知県にわが党の代議士がおりませんので、私が代表してやるわけですけれど……

第63回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1970/03/11、32期、日本社会党)

○井上分科員 私は、昨日も予算の一般質問で申し上げたのでありますが、少しく観点を変えまして、厚生省の医療行政につきましてお伺いいたしたいと思うのであります。  このごろ看護婦が非常に欠乏しておる実態は御承知のとおりであります。この看護婦不足対策に対しましてはどういう対策をお持ちですか。厚生大臣、あなたのお話はもう長くて困るので、ただいま主査からも特に御注意がありましたが、あなたの話は長過ぎてわからぬうちにやられるものですから困りますので、簡単明瞭にひとつお答え願いたいと思います。
【次の発言】 私は、看護婦が不足している現状を考えますときに、大きい問題といたしましては、いままで看護婦という職業……

第63回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1970/03/16、32期、日本社会党)

○井上分科員 私は、まず最初に過疎問題についてお伺いいたしたいのであります。  秋田自治大臣も御承知のように、私らと国を同じくしておるのでありますが、山間部における過疎問題が非常に大きい問題になっております。特に私はここで指摘いたしたいのでありますが、那賀川の上流あるいはまた海部川の上流というような地帯に過疎問題が非常に激しく起こってきております。どういうふうな問題が起こってきておるかといいますと、あの地方には大山林地主が、しかも村外地主がほとんど山を所有しておる形態が見られるのであります。そして、その村外地主はどういうことをやっておるかといいますと、ほとんど京阪神あるいは都市へ出て行ってしま……

第63回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1970/03/18、32期、日本社会党)

○井上分科員 私は水資源の問題につきましてお伺いいたしたいのでありますが、特に宮澤さんは先般まで経済企画庁の長官としてやられており、またニューライトのホープであられる。わが党もいまのところしばらくは政権につけないのじゃないかと思いますので、われわれが天下を取ったときにはスムーズにそのまま皆さん方の成果がわれわれに使えるようにという立場から、ひとつ質問をしてみたいと思います。  まず第一番に、全国総合開発計画によりますと、首都圏の人口は昭和六十年には三千八百万になる。しかし、これだけ人口が膨張する首都圏における水資源を一体どうするのだ、こういうことは非常に大きい問題じゃなかろうかと思うのです。一……

第63回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1970/03/16、32期、日本社会党)

○井上分科員 実は石炭合理化がだいぶ進んでおりますし、また硫黄も合理化が進んでおるのでありますが、黒、黄色、今度は続いて白の塩が俎上にのぼっておるのは御存じのとおりでありますが、四十四年度の塩の収納価格の引き上げは行なわれなかったのであります。これは明らかに日本専売公社法第二十八条に基づくところの日本専売公社業務方法書第七十五条にいうところの生産費補償方式というものに矛盾しないかと思うのですが、専売公社の総裁、どうでございますか。
【次の発言】 あなた方はこの生産費補償方式ということを業務方法書第七十五条ではっきりと書いてあるんですね。しかも物価は御存じのとおりどんどんと上がっておる。人件費も……


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第65回国会(1970/12/26〜1971/05/24)

第65回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1971/02/23、32期、日本社会党)

○井上分科員 だいぶおそくなりましたが、少しお伺いいたしたいし、また大臣の御見解も聞かなければならないがだいぶありますので、ひとつお許しのほどをお願いしたいと思うのです。  先ほど大臣は、いまの各種学校の問題につきまして、松浦君の質問の中で、母親は短期大学に行かせたいんだ、しかしそんな短期大学よりも各種学校がはるかに程度が高いんだ、子供をそっちに行かすべきだというようなお話がございましたけれども、国立の中につきましても、大学という名前はつかないが、内容は短大などよりもはるかに高いところがたくさんあります。それらについては、一体、大臣としてはどういう処置をとられ、また母親が短期大学へ行ってほしい……

第65回国会 予算委員会第五分科会 第6号(1971/02/25、32期、日本社会党)

○井上分科員 橋本大臣に伺いますが、私はまだこの国会に来て四年しかなりません。四年少し過ぎたのですが、あなたはもう二十何年国会におりますので、先輩として伺うんですが、国会議員には身分証明書というのがあるのでございますか。
【次の発言】 私も身分証明書やいろいろなものが国会議員にあるのはおかしいと思う。事実バッジをつけなければわからないようなことでも困ります。このたびの成田空港の騒ぎに際しまして、空港分室には身分証明書がなければ入れないのだという規則でもあるのでございましょうか、どうでございましょうか。
【次の発言】 ところが、きょうの新聞を見ますと、あそこの公団の分室の保安課長、芦沢さんという……

第65回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1971/02/22、32期、日本社会党)

○井上分科員 先ほど来、ここへ参りますと、どこかの知事選挙の応援演説の予行演習らしきものもあり、なかなかはでなんでありますが、きょうは、私がどうもしんがりのようでございますので、ひとつゆっくりお伺いいたしたい、このように思うのであります。  第一番に、私は三年来伺っておるのですが、厚生大臣、去年私がたしかこの予算分科会でもお伺いいたしましたが、医師の研修指定病院が、昨年の三月段階でしたかにおきましても、不適格な病院を指定しておられたと思います。この不適格な病院はまだまだ、厳密に言うならばあなたの数字の三倍ぐらい出てきたのでありますが、まず、あなたがあの当時お認めになった不適格な病院はどうされま……

第65回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1971/02/22、32期、日本社会党)

○井上分科員 伺いたい第一点は、実は私どもは国元へ参りまして、米の消費者の方々から非常なお話を聞くのであります。といいますのは、私のほうのくににおきましては、強化米と称するビタミン米をみんな強制的に小売り店から消費者が買わされているという実態があるわけなのであります。したがいまして、どうもここらあたりに、農林省は、おそらく希望者だけに対して配給する、強化米を売ってよろしいという態度であろうと思うのでありますが、しかし実際には、小売り店から強制的に買わされているという実態があるわけなのであります。したがいまして、この間にいかなる行政指導がなされ、しかも強化米を混入する法的根拠というようなことは一……

第65回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1971/02/22、32期、日本社会党)

○井上分科員 大蔵大臣、いま法理論のちょうちょうはっしのあとでございますが、まことに通俗的ことばでございますが、ひとつあなたの御解釈、主税局長、あなたのお話も承りたいのであります。  書だな、それと本箱というのはどのように違うとお考えになります。
【次の発言】 大臣、この解釈は違うのですよ。主税局長、これは物品税の関係がありますのでわざと聞いたのです。といいますのは、観音開きになっているのが本箱なんです。そして引き戸のあるものでもこれは本箱になるのです。ところが、観音開きでも、片方だけの開きの場合は本箱にはならないのです。それじゃ本を同じだけ入れる容積を持っておるものがあるとしますか。本箱と書……


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第67回国会(1971/10/16〜1971/12/27)

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会公聴会 第1号(1971/12/08、32期、日本社会党)

○井上委員 室井公述人にお尋ねをいたしたいと存ずるのでありますが、アメリカの沖繩統治の最高法規である琉球管理命令を受けた布告、布令に基づいて行なわれました裁判を不服とするものの再審あるいは救済のあり方について、どのように考えておられるか、この点お伺いいたしたいのであります。  もう一つは、このたびの返還協定で、沖繩の県民が持つ請求権、これを全部放棄することになるのでありますが、これらに対する御見解をお伺いいたしたいのと、同時に、特別措置によりまして、政府が見舞金を出すということになっておるのでございますが、この点についての御見解をお伺いいたしたいと存ずるのでございます。  次に、久住公述人にお……


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第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 地方行政委員会建設委員会連合審査会 第1号(1972/04/26、32期、日本社会党)

○井上委員 自治大臣にお伺いするのでございますが、先ほど阿部君とのやりとりをお伺いいたしておりますと、どうもこの法律は地価安定の方策とは異なるように考えられますが、多少そういうものを加味しておるおつもりがあるのでございますか。簡単にひとつお願いいたします。
【次の発言】 自治大臣のお話を承っておりますと、住民のためではなく、これは自治体の土地が取得がしやすいようにするためだということで、住民の利益をどうもおろそかにしておるような点が多々見受けられるのであります。何を言いましても、先ほど阿部君が言いましたように、地価安定というのが最大の命題であり、住民もそれを望んでおられるのです。ところが、この……

第68回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1972/03/23、32期、日本社会党)

○井上分科員 大臣にお伺いいたしたいのでございますが、二月二十四日に各新聞社が報道いたしましたECFMG、アメリカのインターンあるいはまたレジデントになるための試験を全アメリカでやっております。この試験を受けた日本の医学生が、これが三二・何%の合格率で、世界の四十九番目であったという新聞記事が出たわけであります。各紙とも大きく出したわけであります。このことにつきましては、私も医者の端くれで、かねてあなたが文教の理事の当時に、日本の医学水準というのは世界の水準にまでいまはいっていない、はるかに低いようだということは、私は個人的にはお話しした記憶があるのであります。しかし、このたびの中川米造君が発……

第68回国会 予算委員会第一分科会 第5号(1972/03/24、32期、日本社会党)

○井上分科員 長官、あなたは、きょうの朝日新聞の天声人語をお読みになりましたか。――お読みになっておらぬのでございましたら、それじゃ私あらためてお伺いしましょう。  一昨日の原子力会議にあなたは御出席になりまして、ごあいさつをなさいました。私もそれに出ておった一人でございまして、聞きました。そこで、大臣にお伺いするのだが、原子力発電所は安全であるという前提に立ってあなたはすべてごあいさつをなさったようでございます。何を根拠にして安全であると御認識になっておられるのか、この点をお伺いしたいと思うのです。
【次の発言】 そこで、環境庁のお役所としましては一体――あなたの御答弁の中から問題は二つある……

第68回国会 予算委員会第五分科会 第5号(1972/03/24、32期、日本社会党)

○井上分科員 過疎地帯におきますいままでの私営バスの路線の廃止に伴いまして、バス購入資金等々の補助金を――町村がバスを走らす場合、補助金を出されておるようでございますが、四十六年には幾ら出して、四十七年には幾ら計画されておるのか、その点お伺いしたいと思います。
【次の発言】 そこで私お伺いしたいのですが、実は私の地方におきまして、バス会社は廃止したくない。ところが陸運局が圧力をかけて、そして廃止しろという申請を出させておる事例を知っておるのであります。これはどういうのか。予算が余っているんじゃないかと思うのでありますが、どうでございます。

第68回国会 予算委員会第五分科会 第6号(1972/03/25、32期、日本社会党)

○井上分科員 ただいまの土橋さんなりあるいは大出さんというような全逓の大幹部であられた方方の御質問のあとで、全く組合には関係のない私が質問するのは、まことに常識的なことばかりしか承りませんから、ひとつ大臣もそのつもりで、官僚答弁はおやめになっていただきたい。  廣瀬大臣、ちょっとうしろを向いていただきたい。この方々。実は洋服にはボタンホールという穴がある。これは何のためにあると思いますか。
【次の発言】 実は私もきょう衆議院に、われわれバッジをつけなければならぬのはどういうわけだと言って聞きました。そうしますと、これは衆議院先例集の四百三十八項にバッジをつけなければならぬとあるのですね。それか……

第68回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1972/03/22、32期、日本社会党)

○井上分科員 先般各新聞社におきまして、日本の医学水準が非常に低いということが指摘されました。御承知のとおりであります。アメリカにおけるECFMG、外国人がアメリカで教育を受け、インターンをする、あるいはレジデントを受けるという際に、アメリカの一定の医学試験を通らなければならない。それに世界各国が受けておるけれども、合格率は世界の四十九番目という低い水準にわが国医学生があるということが、各新聞に報道せられました。中川米造君が発表したのでありますけれども、一大ショックを全国民は受けただろうと思うのです。その問題につきまして厚生大臣も新聞でごらんになったと思います。  問題は、何といいますか非常に……

第68回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1972/03/22、32期、日本社会党)

○井上分科員 専売公社の総裁にお伺いしますが、刻みはどこで売っていますか。お伺いいたしたいのです。
【次の発言】 いや、売っておるのはどこかというのです。
【次の発言】 私は、実は、東京でさがしましても、ないのでございます。私は刻みの愛用者なんです。きょうも持ってきましたけれども、東京では、まず、三十軒歩きまして、ようやく一軒あるくらいです。農村地帯へ行きますと、これは全然ございません。売り切れてしまっております。一体、生産量はどれくらいで、消費量はどれくらいですか。時間がないので、簡単に頼みます。
【次の発言】 四十万キロを生産する。これは池田工場でつくっているのですから、私は大体わかってい……


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第69回国会(1972/07/06〜1972/07/12)

第69回国会 建設委員会土地及び住宅問題に関する小委員会 第4号(1972/08/31、32期、日本社会党)

○井上小委員 土地対策が重要なことはもう御承知のことと思います。それで、建設省の土地対策につきましてのお話を承ったのでありますが、ここ数年来、土地対策の基本は土地利用計画を策定する必要があるのだ、こう言われながらまだはっきりしない。しかしながら一応新都市計画法ができ、あるいはまた建築基準法ができ、いたしまして末端はできたのでありますけれども、根幹ともなるべき、あなた方がいつも言っておられる土地利用計画がとにかくできてないのだと言われるのであります。一体、根幹となる土地利用計画というものはどんなことなのか、それで、できない理由は一体どこにあるのか、この点、お伺いいたしたいと思うのであります。  ……



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データ更新日:2023/02/05

井上普方[衆]在籍期 : 31期-|32期|-33期-34期-35期-36期-37期-38期-39期
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