このページでは井上普方衆議院議員の38期(1986/07/06〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は38期国会活動統計で確認できます。
○井上(普)委員 関連して一言お伺いしたいのです。宮道さんは賛成のお立場でございますが、ちょっとお伺いいたします。それと、田中さんにお伺いします。
実は、きょう資料を見ておりますと、人件費を見てみますと、労働者一人当たりの人件費が、四国におきましては四百九十万円ぐらいになる。それから北海道は五百二十四万円ぐらいになる。東日本鉄道会社は五百十二万円になる。四国の人件費はそんなに低くあってはならないと思いますし、こんなことでいいんだろうかと思うのですが、どうでございますか、御意見をお伺いしたいのです。
【次の発言】 わかりました。
この計画によりますと、四国におきましては四千九百人、これの人件……
○井上(普)委員 私は、この国鉄問題を考えますと心が千々にちぎれまして、きょうの質問もあるいはあっちこっち飛ぶかもしれませんが、お許し願いたいと思います。 まず第一番に、監理委員会は要員の算定につきまして、私鉄の六十一社の要員数、これをもとにいたしまして適正要員を算定した。その際に、算定基準の様式といたしまして、回帰式という統計上のやり方をやっておる。ところが、このことにつきまして、十月の四日に経済統計学会というのが東京で行われました。その際に、統計学者の菊地という先生から、この監理委員会の統計のとり方が間違っておる、こういう指摘があって大論議になったと私は承っておるのでございますが、この点……
○井上(普)委員 一昨日、本委員会におきまして、どなたでしたか、池田さんの質問に対し総理は、対外貿易摩擦なんというのは大したことではない、これは国の活力があらわれているのだから、そういうのはその場その場で解決したらよろしい、こういうような御答弁に私は承ったのですが、もう一度御真意のほどを承りたいと思います。
【次の発言】 ただいまの総理の御答弁を承りまして、私も同感するところがございます。
そこで、日本の産業空洞化の問題につきましてひとつ御質問をしたいと思うのでございます。
総理、今アメリカが純債務国に転落した、最大の債務国に転落した。あるいはまた考えでみますと、総理の好きな自由と競争のあ……
○井上(普)委員 私は、ここ三日間の当委員会における議論を拝聴いたしまして、私も議員になりまして二十年間、同じことの繰り返しで土地は上がっておるなという感じがするのであります。 すなわち、昭和三十五年から高度成長政策なるものを提起した。そのときには、まず上がったのは工場用地であった。それから商業用地になり住宅用地になってきたのが、昭和三十五年以降、高度成長政策を提言してからであります。そのときには、例の笠信太郎さんの「花見酒の経済」という言葉がはやった時期でもあったのであります。 続いて起こったのはいつだといいますと、昭和四十三、四年の例の都市計画法、先ほども野呂田さんが言われましたが、都……
○井上(普)委員 私は、質問要旨を皆さん方に配ってあるのでございますけれども、この質問順位は不同でございますし、人間がこういうような男でございますので、どこからどう質問するようになるかわかりませんが、ひとつお許しのほどお願いいたしたいと思います。 まず、きょうは日銀総裁においでいただいておりますので、日銀総裁にお伺いいたします。 一昨日でしたか、川崎先輩の質問に対しまして、日銀総裁は、この円高は急落じゃない、こういうお話があって、私どもには、国民にはどうも納得できないのでございますが、急落じゃないのなら何なのですか、ひとつお伺いいたしたいのです。
○井上(普)委員 私は、土地問題は次の機会に譲るといたしまして、どうも海外援助問題についてこの国会で余り問題になっておりませんので、きょうはひとつこの点についてお伺いいたしたいと思います。 海外援助につきましては、これは御承知のように一兆円を超えるというような巨額なものになっておりますし、さらにこれから大きくなる約束を政府は諸外国にもなさっておられます。そこでひとつお伺いいたしたいのだが、どうも見てみると主管官庁というのがともかく四つもある。共管になっている。そこで、海外援助というものの理念は一体どういうことなんだ、これをひとつまず経済企画庁長官から、その次は通産大臣、大蔵大臣、外務大臣の順……
○井上(普)委員 私は、この問題につきましてはまだ通告はしていないのでございますけれども、けさの新聞を見ますと、中国残留日本人孤児の大量訪日調査につきまして、継続に中国側が難色を示しておるという記事が出まして、私も愕然としたのであります。 私ども戦中戦後派といたしましては、あの残留孤児の姿をテレビで見ますときに涙なきを得ないのであります。ところが、中国側に大変な大きな負担をかけている。広い中国大陸の中で中国側の役人がそれを調べる負担も膨大なものになるというようなことで、あるいはまた北京までの残留孤児を集める費用あるいは出迎えの費用等々が負担になるというかに伝えられておるのであります。もちろん……
○井上(普)委員 ただいま鯨岡先生のお話を承りまして、土地問題は古い問題であるし、また、提起する問題は前から提起しておる問題であろう、それがまた再燃しているなという感じがいたしておるのであります。特に、ただいまも鯨岡先生は土地は商品にあらずという言葉を言われました。土地は商品にあらずということを国会で答弁されましたのは瀬戸山建設大臣が初めてだと思います。そうしますと、二十何年前の御答弁と同じことをやられておるわけであります。それほどまでに政府が実はこの土地問題に対しまして無策であったということが言えるのではないかと私には思われるのであります。そこで、この法案につきまして与野党の考え方の違うとこ……
○井上(普)委員 私は、この土地基本法という法律の名前が実は気に入らぬのであります。野党四党で土地基本法という法律をつくって提出をしておりますが、これもどうも土地基本法という名に値しないものじゃないかと私は思っておるのであります。 といいますのは、土地というものの持つ基本的性格、これについての論議が示されておらないからにほかなりません。土地が財産権の対象になることは当たり前の話で、憲法二十九条によりまして「財産権は、これを侵してはならない。」ということが書かれております。「財産権の内容は、公共の福祉に適合するやうに、法律でこれを定める」し、「私有財産は、正当な補償の下に、これを公共のために用……
○井上(普)委員 先般来、当予算委員会において自民党の予算委員の方々がたくさん質問されまして、傾聴に値する御意見もある。しかしながら、何といいますか、むちゃくちゃな議論をされる方もある。一つ例を挙げますと、参議院というのは、ともかく二院制というのはおかしいぞ、こういう御意見から発足しまして、参議院そのものの不要論まで展開される方がある。まことに嘆かわしい次第だと私は思います。こういう議論が選挙当時に言われたことはないと私は思うんだけれども、そういう意見まで堂々とここで公表せられ、官報に載る時代になった。ああ世の中変わったもんだな、こういう感じがいたすのであります。 私どもは、参議院の意義につ……
○井上(普)委員 どうもお忙しいところ、お三人の公述人御苦労さまでございます。 私は、このたびの公述人の方々に対して、今初めて御意見を承ったのでありますが、少しお三人にお伺いいたしたいと思いをする。 その一つは、高橋公述人にお伺いするのですが、今、非常に憂国の情を高橋公述人は言われまして、これは、やはり経済政策の基本姿勢はグローバルな視点を持つべきだ、そしてまた、今までの政策が財政再建に重点を置き過ぎておるんじゃないか、これを積極財政に切りかえる、こういうお話でございます。しかし、私あるいは世の中におきまして一つの危惧がある。それは、御承知のように今のような金余りの状況のもと、すなわち、ち……
○井上(普)分科員 先般、総括質問において、公明党の草川君が競馬の問題について質問をされておりました。その際に、農林大臣は競馬場へ行ったことがあるかという話がございますと、得々とした、得意然としたような顔をしておったように思うが、私はだれやらの総理大臣のときに総理大臣代理として一回と、二回しか行ったことがありませんと手柄顔に言っておったように私は承った。おかしいな、農林大臣というのは中央競馬会を監督する立場にある、その人が得意然として競馬場へ行ったことがないということはまことにけしからぬ話だな、こう思っておったのであります。 いろいろ調べてみますと、納付金にいたしましても、かなりの額が農林省……
○井上(普)分科員 外務大臣、長いことお待たせいたしました。先般ODAにつきまして少しお伺いしておる最中にああいうような事態になって、長らくお待たせをいたしましたが、その続きを少しお伺いいたしたいと思います。 この間の経企庁あるいは外務大臣、通産大臣、大蔵大臣の御答弁を聞きますと、ODAに対する考え方が少しずつ違っておる。外務大臣は、これは相互主義であり、人道主義が中心でなければならないとおっしゃるが、経企庁の長官は世界の経済発展に寄与しなければならないし、それから、調和ある発展をやらなければならないんだ、こういう趣旨です。通産大臣は、経済協力は崇高な任務である、受ける立場の方々を重点に置い……
○井上(普)委員 お三方、御苦労さんでございます。 最後からひとつお伺いしますが、河野先生、お伺いいたします。 どうもお話を承っておりますと、先ほど消費税のお話を承りまして、私もそういう感はないでもないのですが、消費税の、間接税の理念がなくなっている。一例を挙げますというと、直間比率の見直しということが大きなテーマでございました。しかし、このごろ直間比率の見直しというのは、ここから先ですよ、言論界でおっしゃる人もないし、自民党の方々も言う人はない。しかもことしの予算を見てみますというと、直間比率というのは昨年と余り変わらないのですね。評論家として一体どういうようにお考えになっておられるか、……
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