このページでは広沢直樹衆議院議員の32期(1969/12/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は32期国会活動統計で確認できます。
○広沢委員 この問題に関しましては、いままで決算委員会だとか内閣委員会でいろいろ問題になっているのですが、私も初めてこの問題を取り扱うので、議事録とかなんとか一応ずっと読んでみたのですが、相当議論が出てきて、長い間の問題ですから、問題点が相当浮き彫りにされてきていると思うのです。ところが、毎年毎年こういった問題で世論の相当きびしい批判を受けているわけです。ということは、本質的な問題というものが解決されないでいるということですね。そこで、人事院総裁として、全般にわたるわけにいかないけれども、当面あなたが全部の委員会でいろいろ意見も聞き、そうしてまた答弁もなさっていらっしゃるので、浮き彫りにされて……
○広沢委員 今回はこれで……。
○広沢委員 この問題については、いままでの質疑を聞いておりましても、あるいは新聞報道を見ましても、偶発的に起こったというより、この問題に取り組んでいく基本的姿勢に問題があるのではないか、この点を二、三ただしておきたいと思うわけです。特に空港建設については、いま始まったばかりでありまして、今後二度とこういう問題を起こしてはならない、こういう観点から二、三聞いておきたいと思います。 まず、運輸大臣にお伺いをいたしますけれども、土地収用法の事業認可を行なった時点において、こういう問題が起こってくるということを予想されたかどうか、あるいは反対が強かったということは事前によくわかっておったわけでありま……
○広沢委員 ただいま種々御意見がありましたように、表彰は永年在職の功労を多として表彰されるものであります。別に法令規則には定めがありませんが、先例によれば、おのおのお祝いごととして一致して表彰すべき本来の姿だと思います。したがって、池田正之輔君についてはいろいろ意見もありますので、従来から申し上げておりますとおり、御本人において、この際、表彰を辞退されるべきではないか、このように考えます。委員長において善処せられるように御配慮願いたい。
○広沢委員 今回、日中国交回復決議案が出されたわけでありますけれども、これは現情勢――国際情勢、社会情勢、そういったものを踏まえて、当然今国会会期中に、日中国交回復とそれから中国の国連の地位の回復、こういう基本的な問題、こういったものは当然院の決議としてきめておくべきである。昨今のニクソンの訪中ということを一つの例にとらえても、アメリカの中国政策が大きく転換してこようとしている。今日までのわが国の外交政策は、そういったことでは非常におくれをとってしまっている。この際、基本的に国際情勢を踏まえて、こういった基本的な原則は決議すべきであるということで、当然これが出され、全会一致で本会議において議決……
○広沢委員 ただいま冒頭に総理から経過措置について簡単な説明がありました。しかし、去る四十四年の五月九日の本院における決議、並びに引き続いては、昨年の参議院においても、商工委員会では、より項目をあげての決議がなされております。したがって、それを尊重するために種々交渉を続けてきたというお話でありますけれども、ならば今回の国会の承認――協定の内容からいえば、行政協定であろうかと思いますけれども、一応十分国会の意思というものを総理自身が確かめられた上で、そうしてそれはきめらるべきじゃないか。一方的に見切り発車だとかあるいは業界見殺し発車だとかいわれるような、業界の意見を無視し、国会の意思も無視した形……
○広沢委員 中国の代表として中華人民共和国を国連に復帰させようとすることは、いまや世界の大勢であります。これを人為的に障壁を設けない眠り、今国連総会で復帰実現は自然的な帰結であろうと思います。 しかるに佐藤内閣は、国府擁護を目的とする逆重要事項指定及び複合二重代表制の両決議案に賛同したばかりでなく、さらに共同提案国となって、実質的に中国国連復帰を阻止する逆重要事項指定方式先議に全力を尽くしていることは、まことに遺憾といわなければなりません。 しかも佐藤総理は、さきの予算委員会で、わが党正木議員の質問に対し、台湾については過去のいきさつで慎重にならざるを得ないが、だからといって、これを友好国……
○広沢委員 前回にもこういうことがあって、明確にこういうことは二度と起こしてはならないということでありながら、こういうことが起こったということについては、たいへん遺憾だと思います。したがって、自後はそういうことが絶対にないように、それぞれ徹底を期してまいりたいと思います。
○広沢委員 昨日、議長より会期延長の話がございました。さらに自由民主党からは、五月二十七日から六月十六日まで二十一日間にわたっての大幅な会期延長の話がございました。わが党といたしましては、会期延長には絶対反対いたします。 理由は、通常国会の会期は百五十日、このようにきめられておるわけでありますけれども、それが有効にできなかった原因というものは、予算審議にあたり四次防の先取り問題など、一連の政府の失態によって審議日数がずれてきているわけであります。その責任はあげてやはり佐藤内閣にあるわけでありますし、さらに、四十七年度の予算委員会における各党代表の追及に対して、佐藤総理は、責任を深く感じている……
○広沢委員 本日は時間の制限がありますので、基本的な問題を数点お伺いする予定であったわけですが、冒頭に、この三月三十日ないし四月一日、低気圧の通過に伴い発生した海難事故の概要について説明がありましたものですから、二、三点お伺いしたいと思います。 最初に、遭難にあわれた方々に対してはお悔やみを申し上げますとともに、救助に尽力されました方々に対して敬意を表するものであります。 まず問題は、先ほどから御説明をいただいておりますけれども、三十日の午前九時二十分に気象庁から低気圧に関する情報を入手した、そこで海上保安庁は適切な処置を講じたということになっているわけでありますけれども、予告をし、適切な……
○広沢委員 先ほどから各先生方の御意見を伺いまして、私も二、三点加えてまた御意見を承りたいと思います。 まず最初に、萩原先生にお伺いしたいわけでありますが、地震の予知の問題につきましては、先ほどからいろいろ御意見もございましたし、同僚委員のほうからいろいろ御質問申し上げたわけでありますが、やはりこの地震の予知をしていくことの重要なことは言うまでもないわけであります。先ほどから入沢先生あるいは中野先生から都市計画あるいは防災についてのお話もありましたけれども、しかし意見は意見としても、現在の行政と、そういうふうな問題に真剣に取り組んで提言されていることが必ずしも一致しているとは言えないのじゃな……
○広沢委員 私は、これから気象業務に関する問題について、おもに気象庁を中心として御質問申し上げたいと思います。 気象業務のことにつきましては非常に各般にわたっておりますし、また、微細に検討しなければならない問題もございます。いま本会議の時間も迫っているようでありますので、質問漏れになった時点においては、また次の委員会におきまして重ねて質問申し上げたいと思いますので、その点よろしくお願い申し上げます。 最初に気象庁に伺います。 気象業務の重大なことは、いまここで論ずるまでもないことでございますけれども、わが国の気象業務の実態につきましては、やはり必ずしも現在満足されるような情勢にはないわけ……
○広沢委員 私は、工業再配置促進法案につきまして、通産大臣に数点にわたってお伺いしたいと思います。 工業再配置構想につきましては、今日の経済情勢、社会情勢並びに今後の経済発展の上から考えましても焦眉の急であろう、一応その構想としては評価しなければならないと思うわけでございますけれども、今日まで各委員からあらゆる角度からこの構想につきましては議論されてまいりました。端的に言いまして、この法案ができました場合においてどれだけの効果をあげ得るかということがやはり一番問題であろうと思うわけであります。昨今いろいろ述べられておりますように、少なくともこの法案をつくる前提でありましたいわゆる田中構想とい……
○広沢委員 私は、総理並びに各関係大臣に、内政の各般にわたって総括的に伺いたいと思います。 新年度予算の背景というものは、いわゆる昨年のドル・ショック、また円の切り上げ、また外交的には中国の国連復帰とかあるいは米中首脳会談等、日本を取り巻いております国際情勢、経済情勢というものは非常に激動してきて、その影響を受けて、国内経済を見てみましても、不況が長期化するのではないか、また深刻化するのではないかということが問題になっておりますし、これまでの政府の施策につきましての批判が高まってきているわけであります。 そういう中で編成された来年度の予算でありますけれども、まず三十年代の高度成長のひずみ、……
○広沢委員 私は、大体防災的な面からいろいろお伺いしたいと思います。 去る七月の上旬、高知県の土佐山田町並びに熊本県天草地域をはじめとする全国にわたって大きな被害が出ておりますが、さらにまた台風七号、九号等の被害が相次いで出ているわけであります。こうした多くの被害者あるいは被害をこうむることになった結果について絶えず言われておりますことは、事前に打つ手は何かなかったのか。反省も含めまして、被災者の救済、補償あるいは災害復旧とともに、防災体制がいつも問題にされるわけであります。 そこで、これまでの災害を通じまして、その反省も含めて、災害の共通点といいますか、それを防災対策の上から基本的にどう……
○広沢委員 私はまず最初に、少し本論からはずれるかと思いますけれども、水産庁の所管であり、あるいはまた公害対策委員会で論議される問題かと思います。しかし、最近起こっております瀬戸内海海域における赤潮による沿岸漁業の甚大なる被害の問題について、これは気象関係に全く関係がないという問題ではありませんので、一応気象庁の考え方をただしておきたいと思います。 と申しますのは、昨今の新聞で甚大な被害が報道され、きのうも相当漁民の方々が、国会に強力な陳情がございました。その中で強く要求されていることは、何とかこれが天災融資法の適用を受けることができないだろうか、そうでもしなければ今次の壊滅的な赤潮の被害を……
○広沢委員 若干の時間をいただきましたので、端的に二、三、提言を含めながら御質問申し上げたいと思います。 先般来、当委員会におきまして、災害基本法に基づきまして災害対策の総元締めであります中央防災会議のあり方について、いろいろ提言も申し上げましたし御質問申し上げてまいりましたが、きょうは、その事務局の体制について、ちょうど副長官が事務局長でもあられますので、二、三聞いてみたいと思うわけであります。 災害対策基本法によりまして、制度上は一応の整備は見ているわけであります。しかしながら、よくいわれますように、災害は忘れたころにやってくるとかいう警句がありますけれども、それは常に災害に備えよとい……
○広沢分科員 非常に短い時間でありますので、私は、本日は本四連絡架橋の問題、時間がありますれば、それに連なっていく主要道路の問題についてお伺いしてみたいと思います。 まず、本州と四国を結ぶいわゆる本四連絡架橋の問題については、去る三月六日に公団法が閣議決定されておりまして、すでに国会に提出になっております。まだ委員会に付託され審議の段階ではございませんけれども、具体的に公団法ができたということは、この架橋に対して一歩前進であると私はとっているわけでありますけれども、大体、すでに昨年の予算委員会におきましても、着工優先順位というものも七月ごろに決定されるのではないかといわれておりながら、次第に……
○広沢分科員 私はきょうは本州四国連絡橋について若干御質問申し上げようと思っているわけでありますが、御存じのように、これは運輸省だけではなくて建設省の所管でもありますし、さらには経済企画庁とも関係がございましょうし、直接には架橋公団がこれをやっております。そういうことを踏まえてきょうは皆さんの御出席をいただくわけにまいりませんので、建設省の道路局長並びに運輸省の皆さんに関連して御質問申し上げたいと思います。 まず総体的な面でありますが、新全総、いわゆる新全国総合開発計画ですか、その中で、四十年を基準として昭和六十年までに四国の連絡橋三ルートありますが、これは全部完成させるということがうたわれ……
○広沢分科員 私は、非常に短い時間でありますけれども、せんだって予算委員会のときに年金制度の問題に、時間がなかったわけでありますが、若干触れておりました。きょうはそういう問題と、時間がありますれば、薬の副作用の問題について、ひとつただしてまいりたいと思います。 まず、年金制度の問題でありますけれども、御存じのように、最近特に各方面から福祉ということが強く叫ばれておりますし、福祉といえば、やはり社会保障のおくれというものが非常に重点項目として取り上げられなければなりません。さらに、社会保障の中では、やはりこれから年金時代といわれておりますように、年金がその柱になってくることは、これはまあ当然な……
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