このページでは広沢直樹衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。
○広沢委員 最初に、私は、大変問題になっております在韓米軍の削減問題について、総理並びに関係大臣の所見をお伺いいたしたいと思います。 カーター大統領は、選挙の過程から、在韓米軍の撤退あるいは削減を主張されておりました。現在まで米政府の新政策の目標は、統一的には明確にされておりません。 そこで、お伺いいたしますが、この在韓米軍削減問題は、韓国自身はもとより、わが国内においてもあるいは米国内におきましても、反対論があることは御承知のとおりだろうと思います。そのような中で、カーター新政権は、どのような理由をもって撤退ないしまた削減を主張しておるのか、また、それによってカーター政権としては何を期待……
○広沢委員 きょうは日銀総裁にわざわざお越しをいただいておりますので、最初に森永総裁にお尋ねを申し上げたいと思います。 昨年からもそうでございますが、景気の中だるみということが言われてまいりました。さらに、昨今の経済の動向を見ておりましても、早急に景気回復を図るための緊急対策というか緊急的な課題として、もう少し何らかの具体案を考えなければならない、こういう段階にあろうかと思います。 政府は、昨年十一月に景気対策として七項目、さらに五十一年度の補正予算において公共事業を積み増しする。また、五十二年度の予算におきましても公共事業を重点に景気対策を図る。こういうふうに、当面事態に対応する財政的な……
○広沢委員 今回の鹿児島市吉野町竜ケ水地区の災害に当たりましては、政府並びに当委員会におきましても調査団を現地に派遣いたしまして、被災状況をつぶさに掌握してまいりましたし、また今後の対策についても、現地においてそれぞれ約束をいたしてまいっております。したがって、冒頭に申し上げますが、被災者はもとより、関係地域市町村における陳情もいただいておりますので、早急にこれの実現をするように前もって強く要望申し上げておきたいと思います。 そこで、私はたびたびこういう被災地の状況を視察いたしまして感じますことは、河川改修あるいは地すべり、急傾斜地の崩壊、治山、治水事業、こういったものが大変おくれているので……
○広沢委員 きょうは参考人の皆さんには大変御苦労さまでございます。 言うまでもなく、今国会は経済国会と言われておりますように、その中でも雇用問題というのは最大の問題として取り上げられておるわけでございますが、きょうは率直に労働界の皆様方の御意見をお伺いして、皆様方の意見が十分生かされるように私ども努力してまいりたい、このように考えておるわけでございます。 ところで、富塚参考人は先に退席されるそうでありますので、短い時間でありますが、二、三問ちょっとお伺いさせていただきたいと思います。 今日の不況は、石油ショック以来四年の長期にわたっておりますけれども、この間の雇用情勢というのは、すでに指……
○広沢委員 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました昭和五十二年度補正予算三案に賛成、日本社会党、日本共産党・革新共同からそれぞれ提出されております補正予算案の編成替えを求めるの動議に反対の態度をまず明らかにして、討論を行います。 公明党・国民会議が補正予算三案に賛成の態度を表明する理由を端的に申し上げますと、今回の補正予算は財政的にも制限があり応急の事項に限られているばかりでなく、現下の困難な経済情勢の克服は一刻の猶予も許されないと認識しているからであります。 当面する経済情勢はきわめて深刻であります。中小企業の倒産は負債総額一千万円以上に限っても一日当たり五十件を超え……
○広沢委員 まず、総理にお伺いいたしたいと思います。 国民が福田内閣に期待したのは、やはり安定した日本経済のかじ取りであります。総理も一月の所信表明演説では、いわゆる本年は経済の年にする。ですから、その認識としては私は一致していると思います。しかしながら、その後の経済の動きを見ますと、御承知のように、総理がおっしゃったとおりに動いてないわけです。実態はなかなか、八月に景気はよくなるだろうということを総理はおっしゃったが、事実そのとおりならない。しかし総理がおっしゃるGNPがどうなるかという問題については、これがいま問題になっておりますいわゆる円高に結びついてくるわけでありますが、経常海外余剰……
○広沢委員 それでは、関連でわずかな時間でありますが、二、三点お伺いいたしたいと思います。 今回の地震はまた多くの教訓を残しております。災害の発生のたびごとに、当然改善されなければならない点、こういったことが改めて問題になってくるわけでございますが、こういうことはまことに遺憾にたえないところであります。午前中にもこの点については指摘がありました。地元から出ておりますそれぞれの要望につきましては速やかな復旧に最善を尽くせられることをまずもって要望をいたしておきたいと思います。 そこで私は、今回の地震を一つの教訓として、二、三点、気がついた問題についてお伺いしたいと思います。 一つは、これは……
○広沢委員 参考人の皆さんには大変御苦労さまでございます。時間の関係もありますが、参考人の皆さんに二、三質問をいたしたいと思います。 まず、浅田参考人にお伺いいたしたいと思いますが、過般も当委員会に萩原予知連絡会会長さんがお見えになりましていろいろ意見を承りました。その中で、予知については長期的と短期的に分けて、長期的には、どの地域でどの程度の地震が起きるかということについては、いろいろ過去の経験に照らしまして、同じ地域で同じような起こり方を繰り返してきているということから、この地域でこの程度の地震が将来起こり得るという可能性については大体見当がつくんだというお話をなさったやに記憶をいたして……
○広沢委員 これまで災害対策につきましては、災害対策基本法がございまして種々対策が講ぜられてきておるところでありますが、発生時のはっきりしない地震等に備えての事前の応急処置をとる法的根拠がいままでになかった。したがって、いわゆる大震法が検討されるということは一歩大きな前進ではないかと一応評価するものであります。 そこで、いままで多くの議論がなされてまいりましたが、一応確認の意味も含めまして各省にそれぞれ質問をいたしたいと思います。時間の関係がありますので、一々やりとりをしていると時間がございませんから一括して各省にお伺いしますので、準備をして順番にお答えをいただきたいと思う次第であります。 ……
○広沢委員 このたびの新潟県妙高高原におきます大規模な地すべり発生によりまして起こりました被害、さらに被災を受けられた方々にお見舞いを申し上げますと同時に、亡くなられた方々に対して冥福をお祈りいたします。また、この発生と同時に復旧に尽力された方々に対しましても、心から敬意を表するものであります。 そこで、まず最初に、国土庁長官に基本的な長官の所見を承りたいと思います。 と申しますのは、被災のたびごとに改めて防災のあり方というものが問題になり、論議を重ねるわけでございます。先ほど長官は、この災害に対する決意の披瀝の中で、二度とこういう災害を起こさない、そのために万全を期するという決意を述べら……
○広沢委員長代理 次に、渡辺秀央君。
【次の発言】 大変長時間にわたっておりますが、若干の質問を申し上げたいと思います。
ことしに入りまして、また梅雨前線豪雨によりまして各地に多くの被害が出ておりますが、なかんずく、新潟県におきましては去る五月十八日の妙高高原町における土砂災害に続いて、六月二十六日、集中豪雨によりまして甚大な被害を受けられたことに対しまして、この席をかりまして心からお見舞いを申し上げる次第でございます。
すでに新潟県より要望が出ておりますが、けさの理事会におきましても副知事から強い要請がございました。激甚法あるいは天災融資法の適用及び早期発動、これを初めとして、たび重なる……
○広沢委員 私は、第二次補正予算並びに当面する財政、経済問題の質問の前に、先般の伊豆大島近海地震に関しまして早急な対策を要望すると同時に、地震に関する基本的な政府の考え方をただしておきたいと思います。 災害は忘れたころにやってくるという言葉がございますが、日本は、忘れたころではなくて、いわゆる災害が多い国、毎年毎年大変な災害が起こっております。特に、地震に関しましても、日本列島は環太平洋地震地帯に位置しておりますし、地震の多発地域でございます。これまでにも幾多の地震がございました。また、いつ起きるかわからない情勢にもございます。今回の地震もある程度予測はされておりながら多くの犠牲者を出したこ……
○広沢委員 まず最初に、財政再建につきましてお伺いいたしたいと思います。 この一年間の財政運営を見ておりますと、補正のときにも私は申し上げましたが、五十二年度の当初予算におきましては、御承知のように財政再建を非常に重視されておる。そして、景気対策も当然考えられておったわけでございます。しかし、第一次補正におきましては、やはり景気対策の追加が必要である、こういうことでございましたが、公債依存度を三〇%に抑えるという姿勢が貫かれておるということで、一応財政再建に対する姿勢もあらわれておったわけでございます。しかし、円高また第二次補正の段階におきましては、御存じのように、そういうことよりも、まず経……
○広沢委員 去る二月十三日の当委員会におきまして要求申し上げてありました地方財政の収支試算が、本日提出されたようであります。 その折にも申し上げましたけれども、今日の経済情勢のもとで、それに対応するための財政は臨時異例の処置をとらざるを得ない、こういう状況にあります。 地方財政も国と同様に、五十年度補正予算以後、財源不足が大きくなってまいりまして、資金運用部資金からの借り入れ、あるいはまた地方債の増発、こういうことで補ってきているわけでございますが、この財源不足を数字的に申し上げますと、五十年が二兆一千八百三十二億、五十一年が二兆六千二百億、五十二年が二兆七百億、五十三年が御承知のように三……
○広沢委員 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました政府提出の昭和五十三年度予算三案に反対、公明党・国民会議並びに民社党の共同提案の予算三案の編成替えを求める動議に賛成、日本社会党、日本共産党・革新共同からそれぞれ提出されております予算三案の編成替えを求めるの動議に反対の態度を明らかにして、討論を行います。 本予算三案に反対する主な理由の第一は、政府予算案は不況脱出のための臨時異例の予算と称しながら、その内容は国債依存率を実質三七・八%にも高め、財政規模を膨張させただけで、最大の課題である不況克服、景気回復には多くの矛盾を持っていることであります。 すなわち、実質経済成長……
○広沢委員 それでは、両参考人に若干お伺いしたいと思います。 さきの国会で大規模地震対策特別措置法ができましたが、これによりまして観測強化地域、それから特定地域、こういうものを決めて事前に十分な対策を講じておこうということで大きなメリットがあると思いますが、お話がありましたように、やはりこれは予知ということが大前提、これが支えになっております。 そこで、宇津先生は、確率の問題で二通りある、的中率、予知率、どちらも相反している問題であるけれども、二つのことを考えていかなければならないというお話でございました。そこで、これは参考意見ですから率直にお伺いしたいと思うのですが、やはり的中率を中心に……
○広沢委員 冒頭の委員長報告にありましたように、このたびの泥流二次災害に当たりまして、私も当委員会派遣の一員として現地に参りました。昨年の八月七日有珠山の大噴火以来大変な被害を受けたわけですが、人命に対する被害はなかった。今回の泥流災害で残念なことにとうとい犠牲を出すに至ったということは、私どもも身につまされて、その対策のいかんを考えていかなければならないということを痛切に感じた一人でございます。 現地に参りまして数々の問題があることがわかりましたが、午前中から同僚委員が詳細にわたりまして具体的対策について質問なさっておりますので、私は、当面する問題も含めまして、基本的な問題から二、三お伺い……
○広沢委員 予算委員会が再開されたわけでありますが、前半の質問を伺っておりますと、総理は、今回の補正予算並びに総合景気対策に対して、七%成長には大変自信をお示しになっていらっしゃいます。また、数々の質問に対しましても、七%成長に対しましては絶対責任を持つ、こういうふうに言うておられますけれども、やはりその言葉の陰には先行き不安を隠せない、こういうことが前段の議論の中では出ておりました。また、新聞の批評を見ておりましても、やはり先行きの不安は隠し得ず、その原因は円高による輸出の落ち込みの懸念、それからまた円高のデフレ効果をつかみがたい、こういった問題があるわけでありますし、また、代表質問の与党の……
○広沢委員 私は、これから総理を中心に関係閣僚にお尋ねしてまいりたいと思います。 大平政権ができて初めての世論調査を見ますと、内政では物価、景気、不公平税制と、こういった順に国民の関心があるように示されております。また、外交面では円対策、通貨の安定が第一と、こういうふうになっております。これは一昨年来の円高のわが国の経済に与える打撃が大きかっただけにそれを反映しているのじゃないかというふうに思うわけでございますが、そこで、私は、通貨の安定、円の国際化にどう取り組んでいくのか、こういったところをお伺いしてまいりたいと思います。 これからの対外経済関係は六月に予定されております東京サミットに集……
○広沢委員 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました昭和五十四年度予算外二件に対し反対の討論を行うとともに、あわせて社会党及び共産党・革新共同提出の予算の編成替えを求めるの動議に反対、公明党・国民会議及び民社党共同提案による組み替え動議に賛成の討論を一括して行うものであります。 私ども公明党・国民会議は、国民から与えられた与野党伯仲という国会状況を深く認識し、民社党と協力してわが国経済と国民生活の窮状を打開するために、政府予算案の修正に努力を重ねてまいりました。 昭和五十四年度予算案が数多くの矛盾を含んでいることは、政府演説に対する代表質問あるいは予算委員会の質疑を通じて……
○広沢委員 時間の制約がありますので、一、二点お伺いいたしたいと思います。 まず、木下公述人にお伺いいたしますが、景気が順調な上昇過程にある、したがって、いま政府の行っておる対策で十分であるかのような公述をなされましたですが、これに対していろいろな見方はあろうかと思います。それが正しいとか正しくないとか言う前に、私は、景気対策の基本的な問題として、この長期にわたる不況が続いている段階においてはやはりそれぞれの役割りにおいて打てる手は打つべきではないか、こういうふうに考えておるわけであります。公共事業を中心に五十一年度も景気対策が政府においては図られてまいりましたが、公述人も指摘なさっておりま……
○広沢委員 公述人の皆さんには、貴重な御意見を拝聴させていただきまして、大変御苦労さまでございます。 多岐にわたっておりますのでいろいろお伺いしたいことがございますが、時間がございませんので、私はまず村本公述人に一、二点お伺いしたいと思います。 本日は国債引受団の代表という立場でございますし、また一方では金融機関の代表の立場にいらっしゃるわけでございます。 そこで一つは、いわば国債を抱いた経済から国債に抱かれた経済、大蔵省の先ごろ出されました試算を見ましても、五十七年度にはGNPに対する依存度が約二八%程度になるということですから、大変な状況であります。こういう問題は金融構造に相当大きな……
○広沢委員 各公述人の皆様には大変御苦労さまでございます。私に与えられた時間は十分程度でございますので、十分な御意見をお伺いする時間がないかとは思いますが、二、三お伺いしたいと思います。 まず中島公述人にお願いしたいと思うのですが、いろいろ予算に対する御批判なり御意見は承ったのですが、それ以外の問題になりますけれども、ひとつよろしくお願いしたいと思います。 まず最初に、経済見通しでございますが、三菱総研におきましても短期の見通しあるいは長期の見通しを出しておられます。そこで、最近はやはり国際的にも経済成長率というのが一つ問題になっておりまして、その経済見通しが、これはなかなかむずかしい、経……
○広沢主査代理 休憩前に引き続き会議を開きます。
労働省所管について質疑を続行いたします。西田八郎君。
【次の発言】 これにて西田八郎君の質疑は終了いたしました。
次に、岡田利春君。
【次の発言】 これにて岡田利春君の質疑は終了いたしました。
次に、瀬崎博義君。
【次の発言】 これにて瀬崎博義君の質疑は終了いたしました。
次に、岩垂寿喜男君。
○広沢主査代理 これにて井上泉君の質疑は終了いたしました。
次に、野口幸一君。
【次の発言】 これにて野口幸一君の質疑は終了いたしました。
次に、北側義一君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
自治省所管について質疑を続行いたします。有島重武君。
【次の発言】 これにて有島重武君の質疑は終了いたしました。
次に、玉置一弥君。
○広沢分科員 私は、短い時間でございますが、きょうは一般消費税に絡む問題、それから経済見通し、それから今度新しくつくりつつあります新経済社会計画のことにつきまして、若干お伺いいたしたいと思います。 最初に、一般消費税に関する問題についてお伺いしたいと思いますが、御承知のように長期の不況で財政の赤字がかさんでまいりました。加えてまた財政需要も非常に強いということから、財政再建のためにはどうしても一般消費税でなければならないというのが政府の考え方でございます。もちろん税調答申にも、今後の見通しとしては一般消費税を導入する以外にないという話でございますし、また総理あるいは財政当局の大蔵大臣も、一般……
○広沢分科員 限定された時間でございますので、できるだけ説明は省いて端的にお伺いしたいと思います。予算委員会ですでにいろいろと取り上げられておりますが、一般消費税につきまして二、三お伺いしてみたいと思います。 私はどうしても納得できないのは、財政当局であります大蔵大臣は、五十五年度に一般消費税をぜひ導入する、こういう前提に立って、いろいろ財政演説でも申されておられました。私は、財政再建という問題は、これは重要な問題でございますので、われわれの考え方の中でも、これから将来、中期あるいは長期的な計画の中ではある程度の税負担の増加ということは考えていかなければならないとは思っております。しかし、そ……
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