川俣健二郎 衆議院議員
32期国会発言一覧

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川俣健二郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは川俣健二郎衆議院議員の32期(1969/12/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は32期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院32期)

川俣健二郎[衆]本会議発言(全期間)
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第63回国会(1970/01/14〜1970/05/13)

第63回国会 衆議院本会議 第26号(1970/05/11、32期、日本社会党)

○川俣健二郎君 私は、日本社会党を代表し、ただいま農林大臣から説明のありました昭和四十四年度林業年次報告及び昭和四十五年度において講じようとする林業施策に関し、総理並びに関係大臣に対し、主要な点を取り上げ、質問いたしたいと思います。  わが国の林野面積は、国土総面積の六八%、約三分の二を占めており、したがって、世界有数の森林国、豊かな資源を有しておると自負してまいりました。ところが、その日本は、いまや世界第一位の木材輸入国に転落してしまいました。人は山村から流れ、木材は海からやってくる時代となってしまいました。  一方、経済の高度成長下、いたずらに木材需要を満たすその場主義に走り、樹木の生長度……


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第65回国会(1970/12/26〜1971/05/24)

第65回国会 衆議院本会議 第11号(1971/02/25、32期、日本社会党)

○川俣健二郎君 私は、日本社会党を代表し、ただいま提案のありました児童手当法案に関し、わが党の考え方を提示しながら、総理並びに関係大臣に対して質問いたしたいと存じます。  まず、具体的な質問に入る前に、佐藤総理に対し、過去何回となくたび重なる公約不履行の足取りを振り返りながら、国民とともに追及してまいりたいと思います。  すなわち、池田政権に続いて、佐藤総理は、昭和四十年一月の施政方針演説の中で児童手当制度の検討を発表されました。しかしながら、四十年はもちろんのこと、明けて四十一年度も何ら児童手当らしきものを見ることができなかったのであります。さらに、昭和四十二年、総選挙を前にして児童手当制度……


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第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 衆議院本会議 第13号(1972/03/17、32期、日本社会党)

○川俣健二郎君 私は、日本社会党を代表し、ただいま提案されました健康保険法等の一部改正法案に対し、国民の注目する重大なる課題として取り上げ、国民生活を全く無視したことに大きな怒りを込めながら、佐藤総理並びに関係大臣に質問いたしたいと思います。(拍手)  この法案は、もっともらしい数々の理由づけはしてあるものの、しょせん政府の行政怠慢の所産であると、まずもって断定せざるを得ません。なぜならば、累積された膨大なる赤字は、もとをただせば政府の無為無策、放任政策の集積の結果であり、何らその対策を講ずることなく、ついに国民負担に転嫁して赤字解消をはかろうとするもの、はなはだ遺憾であり、とうてい承服しかね……

川俣健二郎[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院32期)

川俣健二郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第63回国会(1970/01/14〜1970/05/13)

第63回国会 産業公害対策特別委員会 第18号(1970/08/11、32期、日本社会党)

○川俣委員 午後はちょうど担当大臣の長官がお見えになっておりますが、質問に入る前に、長官の時間をちょっと伺って、おられる間に一言あいさつなり抱負なり聞かしてもらおうと思うのですが、その辺はいかかですか。時間は何時ごろまでなんですか。
【次の発言】 きのうあたりの参議院の公害委員会を聞いておりますと、わが社会党が代表して、参議院の占部委員長が政府当局の姿勢をただしたわけです。アドバルーンは上げたやに思われる長官を長として中央公害対策本部、これに対して長官のごあいさつを伺いますと、公害に対して政治は何をなし得るか、ご期待請う、お見せいたしましょう、よろしくお引き回しのほどというごあいさつはさておき……

第63回国会 社会労働委員会 第7号(1970/03/31、32期、日本社会党)

○川俣委員 ただいまるるわが小林議員の質疑に対して、労働省その他当局側の考え方をわれわれ聞いてまいりました。私はこのあとも、せっかく大阪府のほうからおいでを願った参考人もおられることでございますので、同僚の議員の具体的な質問をしていただく前に、私は一言この委員会に、正式な社労委員会でございますので、委員長を通じて提案を申し上げたいと思うのでございます。質問ではございません。  出かせぎの労働問題は、私は単なる労働条件の意見交換、質疑応答ではなくて、もう人道上の問題になっているだろうと思います。当局は、担当官が少ない、監督官が少ない、どうにもならない、問題が起きたらそこを調べにいく。これでは――……

第63回国会 社会労働委員会 第9号(1970/04/07、32期、日本社会党)

○川俣委員 前の小此木理事の質疑応答とダブると思いますけれども、いま少し教えていただきたい問題がありますから……。  私は、この法律制度は非常にりっぱというか、いいものだと思います、平易なことばで言うと。ところが、あまりにも知らない人が多過ぎる。しかも、一番これに加入すべきであろう対象人口の人方が知らなさ過ぎる。そして、知っていながら入りたがらないという人が多過ぎる。これは社労委員に、自民党、社会党を問わずある程度責任があると思います。したがって、この法律について、私たちが理解させるのが足りないのか、それとも、入るほうから見ると、あんまりうまいものじゃないのか、あるいはほかにもっとうまい制度が……

第63回国会 社会労働委員会 第11号(1970/04/10、32期、日本社会党)

○川俣委員 コロニーの定義といいますか、概念については、きのうの委員会でわが党の田邊理事の質問に対してお答えがあって、その定義なり概念が明らかにされたと思いますが、私は急速大阪の例のガス爆発の調査団に入りましたものですから、その質疑応答がある程度ダブるかと思いますが、御容赦願いたいと思います。  しかしながら、今回のこの法案は、単に協会の法案を成立させるということではなくて、一法人一施設ということでしょうから、問題は、いま建設途上の高崎山のコロニーの運営が主だと思うだけに、コロニーに対する認識といいますか、やはりこの辺でこれから一般国民に対する理解も深めなければならないだろう責務を社労委員会が……

第63回国会 社会労働委員会 第12号(1970/04/13、32期、日本社会党)

○川俣議員 私は、提案者を代表いたしまして、ただいま議題となりました国有林労働者の雇用の安定に関する法律案について、その提案理由と内容について御説明申し上げます。  現在、五十万人に及ぶ山林労働者は、人里離れた山奥で、家族と別れ、昔ながらの封建的身分差別と非近代的な労働条件に苦しみながら、森林資源の造成、木材生産に従事しているのであります。しかし歴代保守政府の進めてきた高度成長策は、山林労働者をも一そうの貧困の谷間におとしいれ、近代文化の恩恵に浴することもなく、生活の近代化は望むべくもない状態に放置されているのであります。すなわち、これらの労働者の賃金は、依然として人間としての健康な生活を維持……

第63回国会 社会労働委員会 第15号(1970/04/27、32期、日本社会党)

○川俣委員 労働者災害補償保険法の一部改正の問題の審議が行なわれるわけですけれども、この法案が日の目を見てからはや二十三年、その改正回数が二十数回、平均一年に一ぺんの改正を見て今日に至ったわけでございます。それが労働者災害補償という法律の面から見ると、進展している面と、それから思想がちぐはぐのためか、必ずしも進展してないという面と、それから国際的な横見をしながら改正していくという面、ということは、これは労働者にとっては非常に大きな法律でもあるし、基本的な考え方というものをはっきりこの辺で明確にしておかなければならないだろうという考え方から、まず具体的に入る前に、大臣にお伺いしたいところでござい……

第63回国会 社会労働委員会 第18号(1970/05/07、32期、日本社会党)

○川俣委員 ただいまの委員会には衛生検査技師法と保助看法の二つが同時に提案されておりますので、私はあえてこの際二つの法案を、内容を検討するなりあるいは関係団体の意見を伺うなり当局の考え方をただすなりしてまいりましたが、衛生検査技師法に対しては、私は賛成の意を表しながら、むしろいま時分おそきに失したではないかという感じを持ちながら、ある程度の質問をしてみたいと思うのでございます。  と申し上げますのは、衛生検査技師法の法改正の趣旨にはるる提案理由の説明が書かれておりますが、この種のような仕事が、決してことし去年に急にこういう問題が起きたのではなくて、かなり前からこういうような仕事が医療の高度化に……

第63回国会 社会労働委員会 第19号(1970/05/08、32期、日本社会党)

○川俣委員 参考人の皆さん、どうも御苦労さまです。  ちょうどお医者さん、看護婦さん、そして看護婦さんを教育する育ての親と申しますか先生、お三人がおそろいになったところでございますが、私は皆さんの御意見を拝聴しながら、当委員会はどうやったら一番看護婦の問題が円滑に行なわれるであろうかということを審議してきたわけですが、皆さんのようなお立場の方が、たとえば厚生省の医務局長を中心としてもっともっと審議されておったとすれば、このように何だかんだと、部外者と言ってはあれですが、もっと社労委員会でスムーズに行なわれておったではないかということを痛感いたしました。たいへんわがままな注文でございますが、あく……

第63回国会 社会労働委員会 第23号(1970/06/10、32期、日本社会党)

○川俣委員 関連でございます。  大臣、さっきやくざということばが前議員の質問の中に出ました。御自分が提案したものが廃案になったら、やっちまえということでやるということは、やはりこれはやくざなやり方だったと思います。私は国会に初めて出てきまして、提案された法案が廃案になれば、旧に復する、現行のままだということが私は国会だと思います。それを、立法機関で通らなかったから行政機関でやってしまえということであれば、私はもう三権分立を原則とする民主政治というものはなくなってしまったと思うのです。  そこで、いろいろと前々議員の話から大臣の答弁を伺ってまいりました。世論も今回はかなり批判的です。先ほど田中……

第63回国会 社会労働委員会 第26号(1970/09/10、32期、日本社会党)

○川俣委員 私は出かせぎの問題にしぼって、出かせぎの労務をめぐる諸問題に一体どのように取り組んでいるかということをただす意味で、局長と意見交換をさしてもらいたいと思います。  私は、この出かせぎの問題を取り上げて社労委員会で質問するのは今回で四回目でございます。大臣に出かせぎをどのように考えておるかという意見を聞いてみますと、たいへん出かせぎというのは政府から見て役立っております、特に腕っ節の強いところが非常に役立っておる、このように終戦後日本の経済が高度成長したのも、まあビルの建設、新幹線の工事、そういう土建業から、ひいては電気工事、自動車会社、そうして繊維類等々、一貫して出かせぎの労務者と……

第63回国会 社会労働委員会 第27号(1970/10/09、32期、日本社会党)

○川俣委員 私がこれから政府当局の考え方をただしたい素材は、いま非常に大きく問題になっておる、山林に対する薬剤の散布がいかように社会に影響を及ぼすか、人間さまはもちろんのことですが、山菜さらに魚類、獣類、すべて自然破壊にまでも及ぼすのではなかろうかということの問題を取り上げたいわけでございます。  そこで薬剤でございますから、農薬の部類に入りまして農林委員会という考え方もあるかと思います。あるいは被害が公害に通ずるだけに公害対策特別委員会ではないかという考え方もありましょう。しかし、あえて社労委員会に林野庁の長官をわずらわして、厚生大臣にも御臨席いただきまして私がその姿勢をただそうとするのは、……


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第64回国会(1970/11/24〜1970/12/18)

第64回国会 社会労働委員会 第4号(1970/12/09、32期、日本社会党)

○川俣委員 自然公園法の一部を改正する法律案の質疑に入る前に、きょうは厚生省の政務次官のお出ましでございますから、冒頭ちょっとお伺いしておきますが、この臨時国会早々この提案が大臣からありました。その際に、提案趣旨によりますと非常になるほどということでありましたが、ところがその提案の趣旨と内容がちょっとちぐはぐだというように感じました。一部改正の勉強を深めれば深めるほど、趣旨と内容がマッチしないというきらいがあるのですが、もう一度政務次官から簡単に、今回、自然公園法を臨時国会であえて改正するんだという気持ちになったその趣旨をもう一度御説明願いたいと思います。


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第65回国会(1970/12/26〜1971/05/24)

第65回国会 社会労働委員会 第6号(1971/02/24、32期、日本社会党)

○川俣委員 最初に、地元の被害者協議会を代表して会長さんがお出ましくださいまして、御苦労さまです。なお、この間調査団派遣の際に、丁寧な御説明ありがとうございました。  私は質問に入る前に、先ほどの自民党の中島委員と討論する意図は一切ありませんが、ただ、この間調査団の正式委員の一人といたしまして、ちょうど国会も開会中でありましたし、当日は本会議のある日でもありましたし、例の小林大臣が辞任する本会議の場でもあったし、そういうような忙しいさなかに国会の了承を得て社会労働委員長の確認のもとに、私たち各党代表で調査団が派遣されたわけでございます。これはいまになって、やはり安中という精錬所がなかりせば、過……

第65回国会 社会労働委員会 第8号(1971/03/02、32期、日本社会党)

○川俣委員 私は日本国有鉄道の累積赤字がどんどんふえていくということに対して、きょう総裁もお見えになっておりますし、今後どのようにするべきだろうかということを非常に関心を持っている議員の一人でございまして、ただ国鉄は明治三、四年ですか、時の民部、大蔵省の鉄道係、こういう世帯から始まって、いまや大国鉄、日本国有鉄道、そうして大総裁、優秀な人材が総裁の席にすわるという世の中になりました。そこで、幾多組織的に変遷して今日にきておりますが、問題は終戦後の昭和二十四、五年ごろですか、いまの日本国有鉄道という、運輸省から切り離されて、ひとりでどんどん走るということになってきたわけでございます。  そこで、……

第65回国会 社会労働委員会 第9号(1971/03/10、32期、日本社会党)

○川俣委員 いまの向山議員の質問を伺っておりまして、私も全く同感でございます。ただ、大臣が最後に、最初の構想がかなり後退してしまったというところに、どうもせっかく労働省が花火を上げヒットさせようとしているのを、わが野党が、勤労者の財産を形成してくれるのですから、これはもろ手をあげて協力をするべきだし、賛成をしたいところなんですが、どうも読めば読むほど竜頭蛇尾というか、最初の構想がどこへいったやら、これは単なる貯蓄奨励法案のほうがいいのではないかというような感じまでしたわけです。  そこで大臣、スタートはこのぐらいだというけれども、スタートの方向が違っているような気がするので、もう一度立法の趣旨……

第65回国会 社会労働委員会 第12号(1971/03/18、32期、日本社会党)

○川俣委員 重要な法案審議の前に一般施策で質問の時間をいただきましてありがとうございました。  私は、東北秋田の選出であるだけに、地元に非常に関心の深いものだけを二つ三つ取り上げまして、当局の姿勢を伺っておきたいと思います。  まず例のBHC、DDT、これがはたして人畜に害になるかどうかという長い論争があったわけですけれども、それが厚生省当局としては、いま現在どのように害毒かどらかということを受けとめておられるか、それを伺っておきたいと思います。
【次の発言】 局長は……。
【次の発言】 同じようにいま非常に医学的に専門的に論争されておる中に例のスモン病がある。そこで、これもやはり私のところの……

第65回国会 社会労働委員会 第14号(1971/03/23、32期、日本社会党)

○川俣議員 私は提案者を代表しまして、労働基準法の一部を改正する法律案の提案理由を説明いたします。  今日、労働基準法に定められた労働者の権利の確保、及び労働者保護について、さまざまの問題点が指摘されています。  その一つは、労働基準法が施行されてから二十四年が経過しましたが、いまだに、現実問題として労働基準法の恩恵を受けていない労働者があるということであります。もとより、法そのものは原則的に全労働者に適用されているには違いありませんが、企業が基準法に違反して労働を行なわせている場合でもこれをチェックする行政能力がないことがその原因となっているのであります。ちなみに、労働基準監督官は全国で二千……

第65回国会 社会労働委員会 第15号(1971/03/25、32期、日本社会党)

○川俣委員 戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案が提案されまして、検討した一部を質問申し上げながら、さらに一そうお考え願えないかという考え方も含めて質問させてもらいます。  これはかなり複雑な法律仕組みになっておるようで、さぞかし援護局は、局長以下いまでは専門職にそれぞれ課長さん方がおなりになっていると思うのですけれども、ただ政治家の一人として考たえ場合に、一番先に大臣にまず伺っておきたいのですが、昭和二十年八月十五日で日本が負けた。それで占領されて講和条約になって二十七年にこういう法律ができた。それでは一体何が援護法の目的というか、これはたいして法律にも書いてないし、内田厚生大……

第65回国会 社会労働委員会 第18号(1971/04/27、32期、日本社会党)

○川俣委員 二十一日からの法案審議を伺っていますと、受け答えがかなりあったわけですが、ただ何となくこれを提案されたという、核心が――質問するほうは比較的核心に触れようとしておるのですが、答えるほうが、なかなかその真意がつかめないで私自身弱っているわけです。そこで、特にわが党の各先輩議員が質問したものとダブらないように、私に与えられた時間はわずか三十分でございますけれども、伺って、さらに私の態度をきめていきたいと思います。  そこで、具体的な問題に入る前に、大臣に二つ、三つ伺いたいのでございますが、これは法案にとらわれないで、労働行政の担当大臣として世の中をばあっと上のほうから見た場合に、一つは……

第65回国会 社会労働委員会 第22号(1971/05/12、32期、日本社会党)

○川俣委員 私の場合は、本会議の代表質問の機会も与えていただいたので、大体の抽象的なお答えは伺いましたが、質問に入る前に、私、社会労働委員の一人として、わが日本の国にようやく、やっと児童手当制度が生まれるということを考えますと、まあ各地方の自治体では矢つぎばやに児童手当というのが実現しておるから、そう真新しい感じはしませんが、よくも国として実現の運びになったものだということを、関係者に私は敬意を表したいと思います。  そこでまあ私たちは、特に私の年齢の場合は、早く国から児童手当というものをもらってみたいものと思いながら、とうとうもらえずじまいで終わってしまうわけですが、わが社会党が終戦後、二十……

第65回国会 社会労働委員会 第24号(1971/05/14、32期、日本社会党)

○川俣委員 視能訓練士法、一般社会から見ると、目新しいことばで耳なれない法案でございますが、しかし、その対象になる人方はおそらくかなり心待ちに待っておる法案でもあるかと思います。そこで私は、具体的な質問に入る前に、私は専門でもございませんので、ただ眼科医師会方の代表の声をここに質問として用意してございますので、そういったものを中心に伺っていきたいと思います。  最近こういった身体障害者、それから精神病、成人病対策の進展の一環として、いわゆるリハビリテーション業務の重要性が特に高まってきたと思います。そこで、こういう業務に従事する各種の医療従事者のいわゆる制度化でございますが、これに対して厚生省……

第65回国会 石炭対策特別委員会 第5号(1971/03/04、32期、日本社会党)

○川俣委員 石炭対策特別委員二十五名おられるようですが、ほかの委員の方々は石炭そのものに長年経験、貢献されてきた方々でございまして、私はこのとおり一年生でございまして、これから与えられた三十分の質問に対してお答えいただく前に、まずあらかじめお答えいただく人方に、私の頭の中の感じをちょっと申し上げておきますと、石炭というと古い老いぼれた、そうして疲れてしまった、こういうような感じを抱く人方が多い、そういう中で、政界では若い、いわゆる若年の私たちの感じでは、一体そうだろうか、石炭の時代はもう終わっただろうかという感じがします。しかしながら、たとえばきょうのような雰囲気の場合でも、これは通例かもしれ……


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第66回国会(1971/07/14〜1971/07/24)

第66回国会 社会労働委員会 第7号(1971/10/12、32期、日本社会党)

○川俣委員 児童手当制度が来年一月一日からいよいよ発足するわけでございます。局長も政務次官もこの間御就任になられまして、これに対してどういうお考え、抱負を持っておられるかということを中心に質問したいと思います。あとで大臣がお見えになるまで所要時間がございますから、お見えになったら、大臣の一言の回答で私の質問を終わりたいと思います。  そこで、児童手当制度ができ上がったとはいうものの、これは長年の懸案事項のシステムでございます。わが社会党が昭和二十四年ごろ叫んだばかりじゃなく、与野党を通じて、たった一つの社会保障制度で、世界には方々にあるんだが、わが日本の国にはないんだということで、いろいろな方……


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第67回国会(1971/10/16〜1971/12/27)

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号(1971/11/29、32期、日本社会党)

○川俣議員 私は、提案者、日本社会党、公明党、民社党を代表しまして、ただいま議題となりました沖繩における雇用の促進に関する特別措置法案について、提案の理由とその要旨を説明いたします。  太平洋戦争の惨禍から戦後期を経て今日に至る年月は、日本国民にとって、ひとしく苦悩の道でありました。国民は、大小の差はあれ、戦争が残した傷あとを背負いながら、日々の生活にいそしんできたのであります。その努力と願いにもかかわらず、日本社会は国民の平和と福祉を達成できているとはいえません。しかし、顧みて、わずかに幸いであったのは占領時代を短く終え、戦後期から早く脱却できたことでありましょう。  ただ、沖繩県民について……

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第12号(1971/12/11、32期、日本社会党)

○川俣委員 委員長が、冒頭、質問者に時間の励行等御注意ありましたが、委員会の運営上、政府のほうも少し約束の時間を守っていただきたい。その点を委員長は委員会全体の運営を考えてひとつ運んでいただきたいと思います。  そこで、佐藤総理に早々お伺いする前に、現地公聴会も東京公聴会も終わって、たいがいの声という声を私たちはお互いに聞きました。そこで、この辺でもう一度、表面的に出てきた声というもの、つまり世論というものは、どういう考え方を沖繩の人が出しておるか、これをまず私もかみしめるため、この世論調査を見ました。というのは、この国会が始まる前の夏の沖繩での調査をちょっと抜粋して読んでみたいと思います。こ……

第67回国会 社会労働委員会 第5号(1971/12/07、32期、日本社会党)

○川俣委員 きょうは定例日をお願いしまして、出かせぎ問題を取り上げまして質問なり、政府の労働施策をただしていきたいと思います。  というのは、このごろ非常にひんぱんに出かせぎ現場における事故が多い。不払いそれから不当なピンはねそれから登録なしの業者云々、こういう結果もあると思います。したがって、これは私も去年からたびたびこの席をかりまして労働省に前向きの姿勢でという約束をしておるはずなんですが、なかなか監督官も要求どおりに思うようにいかないようでもあるし、加えて年々出かせぎ者もふえている今日、なかなか容易でないということはわかるにしても、一体これはどうしたらいいだろうかというわけでございます。……


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第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 社会労働委員会 第12号(1972/04/04、32期、日本社会党)

○川俣委員 私は山の中で生まれ育って、いまさらながら緑のありがたみというのを痛感します。米の問題で東南アジア十カ国を回った際も、やはり山林と米との関係、特にインド、セイロン、パキスタンそれからアフリカのザンビア、ケニア、コンゴ、ほとんど米を食べる、米を食べたいという、米不足に悩んでおるところでございまして、それに対して、皆さん御承知のように、オーストリア、ドイツ、イギリスというように非常に緑、山林を大事にする国との、いわゆる国の豊かさというものは、なるほどと感じてきたわけです。この間中国へ行って、革命の根拠地とかいう延安に行きましたら、これはただ広漠たる木一本ない場所でした。そういうところへ立……

第68回国会 社会労働委員会 第13号(1972/04/06、32期、日本社会党)

○川俣委員 時間がありませんから端的に質問しますから、端的に答えてもらいたいと思います。  というのは、このような食品公害の問題は、当委員会で近く審議されるであろう食品衛生法の一部改正でかなり審議、論議をしなきゃならないと思います。そこで、その法案を私自身が担当者として検討しておる。その際に、厚生省の姿勢をまず聞いておかないといかぬという考え方から質問します。  第一番目に、いま同僚の田中委員からの質問の受け答えを聞いてみても、やはりわが社会党がかつて、三十三年ごろですか、農林省、厚生省、通産省、経済企画庁等々、ばらばら行政が、なわ張り争いかなすり合いか知らぬけれども、そういった面がかなり、き……

第68回国会 社会労働委員会 第14号(1972/04/12、32期、日本社会党)

○川俣議員 私は、提案者を代表して、失業保険法の一部を改正する法律案の提案の理由を説明します。  昨年八月、ニクソン・アメリカ大統領が金とドルとの交換を停止する声明を発して以来、一連のいわゆるドル・ショックが発生したことは御承知のとおりであります。このドル・ショックは、わが国にもさまざまな影響をもたらし、円の変動相場制移行、円の大巾切り上げ、そして今日の不況局面へと推移してきたのであります。  このような推移の過程で、当然、雇用あるいは労働市場にも一定の影響が出てまいりました。  労働省の調査によりますとドル・ショック以後わずか、二、三カ月の間に、一万三千人もの新規学卒者の採用取り消しが発生い……

第68回国会 社会労働委員会 第21号(1972/04/26、32期、日本社会党)

○川俣委員 老人福祉法の一部改正の法案を具体的に伺う前に、厚生大臣に伺いたいと思いますのは、きのうの本会議で、わが党の大原議員から、年金は私らこう思うのだがと説明し、それに対して後藤議員から総理大臣どう思うのだということを尋ねたら、特に老人福祉については大幅にこれを引き上げるべく検討しておるというおことばがあった。あの話を聞いてみると、傍聴席ばかりではなく、かなりこれは期待をするような話に聞こえたのです。そこで厚生大臣は、特に厚生行政には非常に造詣の深い大臣でありますから、総理大臣はああいうように答弁しても、大蔵省というけちけち省がいるために、なかなかそうはいかぬのだということが実態だと思いま……

第68回国会 社会労働委員会 第22号(1972/04/27、32期、日本社会党)

○川俣委員 たいへん端的にお述べいただきましたので、法改正を審議するにあたって、たいへん参考になりました。ありがとうございました。  そこで、私はせっかくの機会ですから、各参考人に端的に一問ずつお伺いしますことをお許し願いたいと思います。  まず近藤参考人でございますが、全体的にはこんな法はいかぬというお話の中でも、あえてするとすればという項目に国庫補助率の話が出ました。いまの五%というのは、これは根拠は何だというお話から、国保が四五%なんで、それから追っていくと、これぐらいがめどだというのをもう一度たいへん恐縮ですが、簡単にでもけっこうですから、近藤参考人にお伺いしたいと思います。  それか……

第68回国会 社会労働委員会 第24号(1972/05/11、32期、日本社会党)

○川俣委員 法案審議の具体的なことに入る前に二つばかり大臣に聞いておきたいのですが、病気に付しては国が責任を持つんだという、これはもう国際的な大勢なわけです。その国際的な機関にWHOという機関があるのですが、きのうあたりからの報道によると、WHOの総会で中国の唯一の政府である北京を招請して台湾を追放する、こういう決議があったわけでありますが、六十何対という圧倒的な賛成で決議が採択されたわけですが、これに対して、非常に私たち健康保険、医療というものをほんとうにメスを入れて抜本的に検討するという時期であるわけですから、やはり世界の仲間に入るという意味から――これに対して日本は棄権したという報道があ……

第68回国会 社会労働委員会 第26号(1972/05/16、32期、日本社会党)

○川俣議員 私は提案者を代表いたしまして、ただいま議題となりました国有林労働者の雇用の安定に関する法律案について、その提案理由と内容について御説明申し上げます。  現在、五十万人に及ぶ山林労働者は、人里離れた山奥で家族と別れ、昔ながらの封建的身分差別と非近代的な労働条件に苦しみながら、森林資源の造成、木材生産に従事しているのであります。しかし歴代保守政府の進めてきた高度成長政策は、山林労働者をも一そうの貧困の谷間におとしいれ、近代文化の恩恵に浴することもなく、生活の近代化は望むべくもない状態に放置されているのであります。すなわち、これらの労働者の賃金は、依然として人間としての健康な生活を維持す……

第68回国会 社会労働委員会 第27号(1972/05/18、32期、日本社会党)

○川俣委員 関連して。  もう少し理解を深めたいと思うのですが、これが、私の本会議の質問で厚生大臣の答弁が理解できなかったところです。そこで、これは決して追及というよりも、ほんとうに質問なんですが、弾力条項ということがぐっと出てきたものだから……。  二十四条によれば、事務は一切長官にあるということだから、国会ではまず一応千分の八十なら千分の八十まできめて、その千分の七十から千分の八十までの間を上下させる権限が長官にあるのだというのなら、私はわかるというのですよ。これが弾力条項というのです。弾力というのは、上げたり下げたりするから弾力なんですよ。ところが千分の七十三という、いわゆる千分の三は国……

第68回国会 社会労働委員会 第28号(1972/05/19、32期、日本社会党)

○川俣委員 関連。これはこの前十一日に質問した問題ですけれども、大蔵省来ていますか。
【次の発言】 それじゃそれまで部長に聞きますけれども、未徴収金百二億というのは、資産性を帯びているわけですね。取れるものなんですね。
【次の発言】 そうすると、不良資産的なものは除いて百二億。確認しますけれども……。
【次の発言】 それから、固定資産の三百二十六億というのは、償却資産のような扱いにしているのか、それともどういう考え方で、――両建てしているのだろうけれども、その辺もう少し説明してください。
【次の発言】 それではその施設、簡単に言うと病院でしょう。それは固定資産に立てているわけでしょう。それじゃ……

第68回国会 社会労働委員会 第29号(1972/05/24、32期、日本社会党)

○川俣委員 私は、日本社会党を代表いたし、提案されました健康保険法及び厚生保険特別会計法の一部を改正する法律案及びこれに対する修正案について、いずれも反対の態度を表明いたします。  すなわち、今日のわが国の医療制度の大きな危機は、高度経済成長政策下において、医療の充実、改善を怠ってきた政府の責任であります。高度経済成長に伴うさまざまな公害などにより、国民の健康は破壊され、病気にかかる国民は、ますますふえつつある。こうした社会的要因による保険財政の赤字増加に対し、政府・自民党は、病気の自己責任原理を強調して、赤字を労働者、患者に押しつけようとしておるのであります。  国民の医療に関する関心は大き……

第68回国会 社会労働委員会 第34号(1972/06/06、32期、日本社会党)

○川俣委員 勤労婦人福祉法案、高邁な憲法論から質疑が始まったのは、私も聞いておりましたが、ひとつ私は、むしろそれよりも、現実に働く婦人という、これは全くこれほど現実問題はないので、代議士のまわりにはいろいろな婦人がおります。未婚の婦人、それから結婚したばかりのほやほや、それからいわゆる育児に追い回される婦人、それからぐっと落ちついて内職でもやって、へそくりでもためようかという婦人、それから農村婦人等々いろいろありますけれども、局長はこれに取っ組んでくれるという、私らも大いに応援体制を組まなければならぬのだけれども、ひとつ、勤労婦人福祉法案を、ほんとうに、率直に、どういう気持ちで出されたのか、そ……

第68回国会 社会労働委員会 第36号(1972/06/09、32期、日本社会党)

○川俣委員 きょうから食品衛生法の一部を改正する法律案が審議されるわけですが、審議にあたって、このごろの食べものというのは――なぜ食べるかというと、健康増進、体力増強、健康保持、これが目的であるわけですけれども、このごろ、食べると害されるというどうやら逆の観念が出てきたと思います。全く不幸な日本の国になってしまいました。大石長官が国際舞台で、働き過ぎた、経済成長にだけ力を入れておったのは誤りであったという話をしておりました。そうしたら外務省が、これは少し発言に穏当を欠くじゃないかとか、言い過ぎじゃないかとか言いましたが、厚生大臣、大石長官の発言について、これは閣僚会議やったわけじゃないでしょう……

第68回国会 社会労働委員会 第37号(1972/06/12、32期、日本社会党)

○川俣委員 大臣がおらぬようですね。政務次官にあらためて前回の空気を申し上げますと、いま牛乳を、ほんとうの牛乳を飲んでください、これは農林省、畜産奨励からも言うし、それからほんとうの牛乳を飲ませなければならないという食品衛生法、これは厚生省、ほんとうの牛乳を飲みたいものだという消費者、こういう話から、この間、それじゃ農協牛乳という、これもトレードマークみたいだからあまり宣伝したくないのだけれども、あれはほんとうの牛乳なんだ。千ccの入れものがまたたく間に売れたのです。ところが、その入れものの商標に、ABCのAが入っておったわけです。そうしたら、それを農協の牛乳の入れものに入れることはちょっと遠……

第68回国会 社会労働委員会 第38号(1972/06/16、32期、日本社会党)

○川俣委員 食品衛生法に基づいてつくられておる乳等省令の問題から牛乳の話が出まして、いろいろと理事会の御理解をいただいて、三回目の質問で恐縮でございますが、各委員方の強い要望があるように、この食品衛生法は早く日の目を見て、食品に対する世の中の不安と不信をいち早くぬぐい去って、厚生省はこの行政指導に当たるべきだと私は思います。  そこで、私は最後に確認したいのは、これは厚生省の窓口の局長に確認したいのですが、牛乳とは、牛から搾乳したものを生乳といい、その生乳を殺菌処理したものが牛乳なんだ――いまさらこれは確認するのはどうかと思うのだけれども、このくらい確認しないと、どうもあぶなっかしい、まがいも……


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第69回国会(1972/07/06〜1972/07/12)

第69回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第3号(1972/08/10、32期、日本社会党)

○川俣委員 まず最初に環境庁長官にお伺いしたいのですが、過日のそれこそ日本列島に猛威をふるった集中豪雨で、かなり国土が改造する前に洗われて痛んだわけですが、したがって、その災害復旧にかなりそれぞれの官庁に地元からの要請もこれあり、復旧工事も大わらわであるのが一カ月後のきょうこのごろであります。そこで、護岸工事その他、いろいろとあるわけだが、これは各官庁にまたがるわけですけれども、ただこういうような特殊な集中豪雨、初めは四国と九州に終わるものと思ったのですが、一たん日本海に抜けたもののしりが、逆にわざわざ北陸から秋田のほうに入ってきて、御丁寧にずっと列島を荒らして岡山、中国方面に行った。そこで非……


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第63回国会(1970/01/14〜1970/05/13)

第63回国会 予算委員会第五分科会 第5号(1970/03/17、32期、日本社会党)

○川俣分科員 質問の機会をいただきましてありがとうございました。  私は日本社会党議員の一人といたしまして、またあえて申し上げますが、東北地方出身議員として、すなわち、日増しに過疎化が進んでおるし、さらにいまの米価の据え置きなり減反騒ぎで過疎化が急激に進むであろうということを案じながら、大臣の御所見をただしながら、私も一緒に考えていきたいと思います。連日の御答弁でお疲れだろうと思いますが、大臣、よろしく御教示のほどをお願いいたします。  まず最初に、数字的な問題ではなくて、幼稚であり、素朴である質問かもしれませんが、大臣の感想をお聞かせ願いたいと思うのです。  国土開発、地域建設に当たられる所……

第63回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1970/03/12、32期、日本社会党)

○川俣分科員 質問の機会をいただきましてありがとうございました。  私は日本社会党、そしてあえて申し上げますが、東北出身議員の一人といたしまして、いまの政治から置き去りにされ、すっかり忘れられてしまった地域、いわゆる辺地、僻地そして過疎地帯、こういうところの問題について、医療問題を例にとりながら大臣の御所見をただして、私もともに考えてまいりたいと思うのでございます。  まず具体的に入る前に、僻地ということばでございますが、概念について大臣はどのようにお考えになっておるか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 過疎地帯ということばがございますが、これとの違いをことばの語義でけっこうでございます……


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第67回国会(1971/10/16〜1971/12/27)

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会公聴会 第1号(1971/12/08、32期、日本社会党)

○川俣委員 大浜先生、室井先生、久住先生、お三人にお伺いしたいと思います。だいぶ前の質問者で網羅されておりますので、各先生に一つずつ承りたいと思います。  まず、大浜先生でございますが、これは国会内でも、あるいは現地公聴会でも抽象的に話が出た強行採決とこれからの委員会の態度等でございます。問題は、まず返せばいいじゃないか、返してもらおうじゃないかという意見と、いや内容だという意見で、国論が二つに分かれておるさなかである。そこで、先生は、返還協定、関係法案ともに御賛成の意を表明しながら、そこで日本政府と沖繩政府とがよく話し合って納得の線でつくられた要綱云々というお話もあっただけに、お伺いしたいと……


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第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 社会労働委員会公聴会 第1号(1972/05/18、32期、日本社会党)

○川俣委員 もう少しお聞かせ願いたいと思いますけれども、小山先生にお伺いします。やはり抜本改正の前には条件整備として財政対策は当然なんだという前提で、各項目ごとにお考え方を述べていただきましたが、国庫補助の際に五%では低過ぎるではないか。そこで、もし先生に何%ぐらいが至当であるかというようなことのある程度の理論づけがあれば、お聞かせ願いたいのが一つ。  それから、いま政府は五%を出されましたが、どういう根拠から五%が出されたのかということを毎回ごとに各委員から質問されても、その根拠が明らかにされてないんで、われわれ委員としてはどうにも賛否の考え方が出ないわけです。保険審議会委員のお一人でもあり……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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