川俣健二郎 衆議院議員
33期国会発言一覧

川俣健二郎[衆]在籍期 : 32期-|33期|-34期-35期-36期-37期-38期-39期
川俣健二郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは川俣健二郎衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院33期)

川俣健二郎[衆]本会議発言(全期間)
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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 衆議院本会議 第23号(1973/04/06、33期、日本社会党)

○川俣健二郎君 私は、日本社会党を代表し、政府提案の厚生年金保険法等の一部を改正する法律案、すなわち、政府・自民党の言う五万円年金なるものについて、いかにまがいものであるかを明らかにしながら、内閣総理大臣並びに関係閣僚に対し、所信をただしたいと思います。(拍手)  まず、この案によれば、厚生年金の受給者は約八十万人で、そのうち五万円に達するのはわずかに八万五千人、一割五分、一体これでどうして五万円年金と言えるのだろうか。世にこれを羊頭狗肉と言う。やはり大道ヤシのしわざかとまず断ぜざるを得ません。  ここで、もらえる厚生年金が低い人の場合を政府案に従って試算してみると、二十年かけてきた人でも、わ……


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 衆議院本会議 第19号(1974/03/22、33期、日本社会党)

○川俣健二郎君 私は、日本社会党を代表し、ただいま提案されました雇用保険法案について、総理並びに関係大臣に質問をいたします。  提案趣旨によりますと、昭和二十二年制定以来の失業保険法をここで破棄しまして新たな法案をつくろうとするのは、あたかも、労働者を失業の恐怖から守り、画期的な雇用安定対策を目的とするがごとく思われます。しかし、その内容を吟味いたしますと、まず、保険料を値上げして、失業者の既得権である保険金をもぎ取り、加えて諸手当などは廃止することによって、より多くたまる余剰金で、本来は国の予算で当然手だてをすべき労働政策を国民の負担で行なおうとするのであります。実に本末転倒の法案であると断……

川俣健二郎[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院33期)

川俣健二郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第17号(1973/04/20、33期、日本社会党)

○川俣委員 さっき長官が分析のしかた、これなんだ、問題は。さっき安宅委員が例を出して言うように、どこをとるかが問題なんだ。そこで、さっき保有米ということばが出たので関連させてもらいます。  厚生省は去年大々的に食品衛生法を検討して大改正をやった。その場合、まずあなたにあの検討して大改正をした経過を思い出してみてもらいたいのだが、こういう米はいかぬという適用になる条項は、いままでの論議の経過を局長も聞いておられるのだから、食品衛生法のどれに適用するかというように考えておるか、まず聞きたいと思う。
【次の発言】 そうだ。そのとおりで、いわゆる第七条の違反は成分規格、それから第四条の場合は、即有害、……

第71回国会 社会労働委員会 第2号(1973/02/06、33期、日本社会党)

○川俣委員 五分間ばかり、関連質問で恐縮でございますけれども、大臣が、国民は非常に迷惑でもあるし、この争議を何とか解決しなければならないという考え方、そこに労働基本権の問題で公労法の改正の問題をちょっぴり聞いておきたいと思います。  というのは、私は協議中に突如ああいうような大量処分をするということは、ものをまとめようという考え方じゃなくて、むしろ挑戦的な態度だと思うのですよ。というのは、皆さんは選挙が終わって内閣の顔ぶれが変わったんだが、いまの処分は昨年の争議に対する処分だと、こう言うのだが、昨年の九月十四日の運輸大臣の発言、これは皆さん御存じですね。このように処分と闘争の繰り返しではどうに……

第71回国会 社会労働委員会 第6号(1973/03/06、33期、日本社会党)

○川俣委員 いま前者の田邊委員から、最後に、国鉄の安全闘争に対する当局の見解をちょっぴり聞かしてもらいました。私たち一般国民が見ると、これはやはり当局が怠慢でこういう結果になったのか、組合のほうがわからずやでむちゃくちゃにやっておるのかという――朝の通勤ラッシュ、学校通いの子供から年寄りに至るまでかなり迷惑千万であることは事実であるわけです。そこでもう少し具体的に伺う前に、いま幸い当局の見解がちょっぴりしゃべられたのを機会に、今回の闘争というのは、われわれ国民から見ると、このように理解していいのかどうか。もし完全に安全規則を守り、法律にのっとって機関車、電車を運転するとすればこのぐらいの体制に……

第71回国会 社会労働委員会 第12号(1973/04/03、33期、日本社会党)

○川俣委員 私は、自由民主党、日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党及び民社党を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。      駐留軍関係離職者等臨時措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議   政府は、本法の施行に当たり、次の事項について努力すること。  一 ドルの切下げ、円の変動相場制移行に伴う米軍関係労務予算の不足及び基地の整理統合等を理由とする人員整理が予想されるので、駐留軍関係離職者等臨時措置法施行令第十条に基づく特別給付金の増額及び支給区分の拡大を考慮するとともに、労働者の雇用及び労働条件の確保に万全を図ること。……

第71回国会 社会労働委員会 第14号(1973/04/12、33期、日本社会党)

○川俣委員 前回からの大原委員の質問で、これまたきょうに持ち越して政府の考え方を、むしろただしたいというよりは確認したいという方向であるわけです。それでさらに大原委員のように国会歴も深い、これ専門にいままで援護法を見てきた人が再度登壇して、なおかつ齋藤大臣には、あなたいつまで大臣をやりますかという質問が出るくらいに大事をとって確認をしていこうとしているわけです。したがって、私ら理事としましては、これを収拾するという立場もあって、ある程度ここで基本姿勢を確認してみたいと思います。  前回は、これは昨年も一昨年も、この援護法が提案になるたびに附帯決議で確認していっても、さっぱり日の目を見ない前回の……

第71回国会 社会労働委員会 第15号(1973/04/13、33期、日本社会党)

○川俣議員 私は提案者を代表いたしまして、ただいま議題となりました国有林労働者の雇用の安定に関する法律案について、その提案理由と内容について、御説明申し上げます。  現在、二十万人に及ぶ山林労働者は、人里離れた山奥で家族と別れ、昔ながらの封建的身分差別と非近代的な労働条件に苦しみながら、森林資源の造成、木材生産に従事しているのであります。しかし歴代保守政府の進めてきた高度成長政策は、山林労働者をも一そうの貧困の谷間におとしいれ、近代文化の恩恵に浴することもなく、生活の近代化は望むべくもない状態に放置されているのであります。すなわち、これらの労働者の賃金は、依然として人間としての健康な生活を維持……

第71回国会 社会労働委員会 第17号(1973/04/24、33期、日本社会党)

○川俣委員 時間が三十分の割り当てで理事会できまりましたので、問題を端的に伺います。  労働省の業務というか、労働問題は、雇用を安定させるというのが一番問題であります。そして、やむなく失業した場合は次の仕事をあっせんしながら失業保険金で一時の生活をしのげるようにしてあげる。これが両案相まってちょうどきょう社会党から提案されましたが、そこで私は失業保険法の改正について提案されたことにちなんで、季節労務者、いわゆる出かせぎと失業保険との関係を質問してみたいと思います。  そこで、私はこの出かせぎの法律、出かせぎ立法を考えていくべきだということを、わが党もいま建設労働法というのを考えておりますが、労……

第71回国会 社会労働委員会 第22号(1973/05/31、33期、日本社会党)

○川俣委員 その問題だけで関連して、大臣にちょっと伺いますが、両者の対立を担当大臣として円満に解決したいので、私の意見は述べるのは差し控えたいという気持ちはわかります。しかし、これはこの健保審議のアウトサイダー的な問題じゃなくて、むしろ医療問題の核心に触れる問題であるだけに、それがある程度解明されないと、健保の審議というものがちょっとできないのじゃないかというように感じられるのが一つでございます。  それから次に、支払い側の代表の一人が、たまたまある会社の社長だった。そうしたら、その会社の製品を一切買うなというおふれを流すということに対する、これはいま法制局を呼んでおりますから、法解釈を聞いて……

第71回国会 社会労働委員会 第26号(1973/06/12、33期、日本社会党)

○川俣委員 当委員会で審議に入って約二カ月になるわけですが、しかし国会のいろいろな障害で委員会審議そのものはたいして煮詰められたとは言えないと思います。しかしその間それぞれ専門の関係団体にも伺ってまいりましたが、きょう各参考人に貴重な御意見をいただきまして、ほんとうに御礼を申し上げたいと思います。  そこで参考人の御意見を伺いますと、ますますこの法案というのは、なぜ無理やりに今回出さなければならぬだろうかという気持ちに、率直に言ってなったわけです。柴田参考人によると、先生は現行法よりまだあと戻りだ、ILO条約締結後でもよいではないか、早過ぎる、なぜ急ぐのだろうかということをおっしゃる。田尾参考……

第71回国会 社会労働委員会 第28号(1973/06/15、33期、日本社会党)

○川俣委員 まず大臣、初めに公害の問題ですが、いよいよ第三水俣を契機に日本の国はもう公害だらけの、魚もうっかり食えないという状態になったわけです。これについては近く大きな連合審査、あるいはその他の国会における審議委員会があると思うのだが、厚生省のほうで近くPCBと魚の摂取量、この指導要綱を出す。それからあわせてこういう魚は食うなといういろいろな手引きを厚生省が、ようやく教えてくれるそうだが、なるべく魚はまるごと食うな、はらわたに悪いのはうんと入っているぞ、そういうことでしょうが、それと水銀の許容基準ですね。この二つが大体いつごろ出る運びになっているか、聞きたい。

第71回国会 社会労働委員会 第35号(1973/06/27、33期、日本社会党)

○川俣委員 理事会で確認した良識のある時間が来たように考えられますけれども、最後に三点ばかり、大臣並びに野党四党案の提案代表の八木委員に質問したいと思います。  まず、野党四党案の提案者八木委員に質問したいのですが、この委員会の年金というのは、率直に言って野党四党案と政府案とが対比されて非常に審議の参考になったと思います。ところが、あまりにも両案がかけ離れて、これに対する意見が世論になって、いま東京都の選挙戦が火ぶたを切った中でやられておることは非常に幸いだと思います。そこで政府のほうは政府のほうで提案してみたものの、野党四党案をぶつけられて恥ずかしかったのか、それとも少し早まって、あまりにも……

第71回国会 社会労働委員会 第36号(1973/06/28、33期、日本社会党)

○川俣委員 私は、自由民主党、日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党、民社党を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文はお手元に配付してありますので、これで御了承願います。  何とぞ委員各位の御賛同をお願いいたします。(拍手)

第71回国会 社会労働委員会 第37号(1973/06/29、33期、日本社会党)

○川俣委員 身障者のモデル工場なんですが、これは事業団法の一部改正でいわゆる貸し付けすることができるというあたりで事が足りるかなと思って検討させてもらいました。そして、政令で定めるといううたい方が方々に考え方としてあるわけです。それでこれは幾ら法律をつくったって、身障者を雇ってくれる経営者が理解してくれなければならぬということで、いま雇用促進協会という団体もつくっております。私も地元で、カバ細工に非常に適しているのじゃないかということでやってみているのです。  そこで、これは事業団に一切業務をまかせるのか、労働省である程度メジャーをつくって事業団にやらせようとしておるのか、それが一つ。  それ……

第71回国会 商工委員会 第10号(1973/03/27、33期、日本社会党)

○川俣委員 金属鉱山の鉱害対策の法案を審議することになると、どうしても土壌汚染その他環境との関係が関連があるのですが、委員部の話によると、環境庁は長官、局長一切出れない、こういうことなんだが、できれば、一時間半いただいた時間の問に極力長官なり局長をまずお願いしておきたいと思います。したがって、せっかくの法案ですから、鉱害問題に集中すべきなんだけれども、そういうような状況ですので、鉱業政策と非常に密接な関係があると考えられるし、したがって、通産当局に、その間、鉱害に入る前に、鉱業政策問題を集中的に伺いたいと思います。  まず担当局長に伺いたいのですが、今回この特別措置法を出す気になった気持ち、そ……


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第2号(1973/12/14、33期、日本社会党)

○川俣委員 関連に入らしていただきたいと思うのですが、入る前にちょっと私が聞きたいのを各官庁またがっておられるようですから、三つの項目に分けて聞きたいと思います。  一つは、前々国会で約束された、全国に散在する休廃止鉱山の調査の経過がどのようになっておるのか、それで結果がいつごろお聞かせ願えるのかというのが一つ。  それから二つ目は、いまの質疑応答にもありましたが、いわゆる責任義務論の問題です。PPPという問題をこの前取り上げて三木さんとやりましたが、PPの原則、いわゆる原因者負担ということは常識なわけだが、問題は、鉱山鉱害の問題というのは原因者が不明であり、長年月を経て、そしてわかってつかま……

第72回国会 災害対策特別委員会 第4号(1974/02/22、33期、日本社会党)

○川俣委員 午前中にかなり多岐にわたって問題点が浮き彫りにされたことと、雪というのはどこでも同じように、問題が類似しておりますから、そういうところはダブらないようにしますけれども、そこで少し、対処するとか雪解けを待って対策を考えるとかというのじゃなくて、いま豪雪の中に埋まっているという表現はちょっと言い過ぎかどうか知らぬが、地元では非常にいま手だてを待っているわけです。そこで、具体的にこういう場合はどうなんだということを、時間の割り当ても限られておりますから、聞いていきます。そういう意味に受け取ってください。  具体的に入る前に気象庁にちょっとお伺いしたいのですが、気象庁お見えになっております……

第72回国会 災害対策特別委員会 第6号(1974/03/14、33期、日本社会党)

○川俣委員 三月の中日だというのに雪国ではまた冬の再来じゃないかというので二、三日前から皆さんに見てもらった地区はどこの県とも問わずふぶきの状態の再来でありますが、まず国の助成策としておかげさんで早くも特交の上乗せで自治体の除雪費として各自治体に流していただいて、これは非常に一助になったわけです。そこで私は前回の質問に続いて、自治体じゃなくて雪国のだれしもがやらなければならない除雪費、雪おろし費、これは十万ないし二十万一世帯かかっているということがこの前の委員会で私の発言で大体確認の雰囲気でしたが、当然そこに出てくるのは税務の問題です。時間がありませんからさっそく国税庁に聞きますが、雑損控除。……

第72回国会 災害対策特別委員会 第8号(1974/04/04、33期、日本社会党)

○川俣委員 豪雪の騒動というか、国会、政府あげて調査なりその対策に当たったわけですが、きょうはひとつ、多くの政府委員は他の委員会なり参議院に引っぱられておるので、私も承知の上で、事務当局と具体的な手だてを、短い時間をもらいましたので、ちょっと三点ばかり伺います。  というのは、豪雪は災害を起こす重大な要因である。いわば、論理は合わないのですが、豪雪イコール災害であるという確認で、この前、総務長官の豪雪に対する対策の方針にありましたが、そこでまず、一応降り続く雪はやんだわけです。そこで除雪費の問題は、さきに交付された特別交付金でおりたわけですが、各個人の除雪費は、当然雪の国の人々の必要経費ではな……

第72回国会 災害対策特別委員会 第10号(1974/04/25、33期、日本社会党)

○川俣委員 村岡先生が異例的な二度にわたる委員会の視察にお礼申し上げていただきましたので、私も委員会への正式な提案者としてお礼申し上げたいと思いますが、この災害委員会も北陸、東北の豪雪で一冬暮らしたわけです。そして雪の悲惨な状態を見てもらったわけですが、おかげさんで、ちょうど私たちが現地を調査しているその日に、農林大臣が時局講演会と銘打って現地に来ておられました。天災融資法、激甚助成その他一切六項目を約束されましたので、あえてここで私はそれを確認いたしません。きょうは常任委員会等がありまして政府委員はいませんから、ただ私は今回の豪雪騒ぎを経験して、いまの制度では無理だということをここではっきり……

第72回国会 社会労働委員会 第4号(1973/12/20、33期、日本社会党)

○川俣委員 大臣、私はあえてきょう、いろいろと診療費、報酬問題をめぐってたいへんな時期ですけれども、一つだけどうしてもただしておきたいのは、わが党はもちろんですが、過去数年間、公的医療機関ですね、公的医療機関というのは医療法にあるんだが、特に滝沢医務局長の頭の中には、国立病院しか頭にないんではないか。こういうことで一体、医者というのは医療費によってもうかるのかもうからないのか、こういうことですね。ところが、町医者というのは、こう言っちゃ悪いが、軒並みにもうかっておる。これは大体です。全部とは言いません。まず、どこの市町村へ行っても、僻地の寒村の町へ行っても、お医者さんというのは所得番付がまずト……

第72回国会 社会労働委員会 第11号(1974/03/26、33期、日本社会党)

○川俣委員 ただいま社会党から提案された労働基準法の一部改正にもあるように、基準法違反の七〇%の王者は労働災害、安全衛生である、こういうように訴えております。もちろん、労働省の重大な業務分掌の一つは労働災害であることは、論をまたないわけです。  そこで、まず基準局長に聞くのですが、一昨年に労働基準法十五カ条に盛られておる労働災害関係を抜き取って――百二十二条でしたか、細則、附則を入れると膨大な規則に改正した。そこで与党、野党を問わず、何で基準法から抜き出して安全衛生にかえるのだ、これが当然ながら、矢つぎばやに質問が出た。そうしたら、基準局長はとうとうと答えた。その審議は実に五回の委員会で、最後……

第72回国会 社会労働委員会 第13号(1974/04/02、33期、日本社会党)

○川俣委員 ちょっと関連で質問させてもらいたいのですが、何か局長の話を聞いていると、無条件で、きのう上野から帰っていった、ご苦労さんでした、判こをばんと押して、あしたから田植えをしようが、地元の場合に都合がいいように、きわめてぐあいがいいようになっているように見えるのです。ところがやはり条件は、休業しなければならないという認定が必要なんだ。従来どおりに、簡単にいえばうるさいんだ、窓口で。  それから二つ目は、この四十条によりますと「基本手当の日額の三十日分(次項の認定があった日から同項の規定による期間の最後の日までの日数が三十日に満たない場合には、その日数に相当する日数分)」と書いてある。全部……

第72回国会 社会労働委員会 第14号(1974/04/04、33期、日本社会党)

○川俣委員 本動議の採決を行なうにあたりまして、一点だけ質問いたします。  すなわち、ただいまの附帯決議の六項目に「戦後三十年近くも経過した今日、なお残されている未処遇者について早急に具体的な解決策を講ずること。」とありますが、これに関連しまして、去る三月二十八日の本委員会で森井忠良君から指摘した旧逓信省関係者の問題について石本政務次官から答弁がありまして、大臣帰国後御相談の上善処することとありましたので、ここで確認しておきたいと思います。  すなわち、郵政省は所管官庁としてこの問題をどのようにされるのか、明確な御答弁をいただきたいと存じます。

第72回国会 社会労働委員会 第16号(1974/04/08、33期、日本社会党)

○川俣委員 私は、党を代表しまして公共部門の労働者に対する労働基本権の制約、特にいま国民春闘のさなかで労働者側と政府側と話しているスト権の問題で、ちょっと雇用保険法の法案審議に入る前に、党を代表して聞いておきたいと思います。  もうすでに今国会が始まって以来、衆参両院の予算委員会それからこの社会労働委員会等を通じて、与党、野党を問わず十四名の委員がそれぞれの委員会においてスト権の問題を取り上げてまいりました。一方、大臣御承知のように、先進諸国はほとんどこういうスト規制、制約は例を見ない。ILOもその是正をしばしば指摘しておるし、しかも八、九年かかった公制審の答申も、昨年九月三日でしたか出ました……

第72回国会 社会労働委員会 第17号(1974/04/11、33期、日本社会党)

○川俣委員 私は、自由民主党、日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党及び民社党を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。    国民年金法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議   政府は、老後保障において年金制度の果たす役割の重要性にかんがみ、次の事項について適切な措置を講ずるよう努力すべきである。  一 厚生年金保険、国民年金、各種共済組合について、その相互の関連において、各制度充実のため、基本的に検討を加えること。  二 年金の財政方式、特に賦課方式への移行については、将来にわたる人口老齢化の動向を勘案しつつ、積極的に検討を……

第72回国会 社会労働委員会 第18号(1974/04/12、33期、日本社会党)

○川俣委員 春闘で労使、政府側ともに、国民あげてこの収拾に努力されておるわけですが、大臣も徹夜交渉をやりながら、労をねぎらうわけですけれども、午前中に、またこの一般質疑が終わると法案審議に入るのですが、勤労者財産形成貯蓄、この法案の審議に入りました。大臣は政務次官と交代されておりましたが、やはりあの法案を聞いておりましても、何ですか、支払うほうも労働者も、その能力のある会社、したがって、それに使われておる労働者、これは非常に財形貯蓄の恩典を受けるのですが、何かいつまでもその恩恵どころか、賃金すらベースアップのあれには全然ない人もいる。特にインフレ弱者の問題は厚生行政でかなり、きのうの年金採決の……

第72回国会 社会労働委員会 第19号(1974/04/23、33期、日本社会党)

○川俣委員 ちょっと野党の理事を代表して。  これは政府でなく委員長なんですが、この状態の委員会で、特にこういう重要な法案だということで、これはしかも議員立法じゃない、政府提案の法案でもあるし、だとすれば、法案を出した政府の与党があるはずなんだ。ところがきょうは、自民、社会三人、共産一人というように論議も非常に集中してきたこの段階で、先ほどはおられたようでしたけれども、いまこれから論議を続けるということは問題だと思うのです。あしたの正式理事会では、そういうような与党が自信のない法案ならもう一ぺん出し直すかという論議まで発展せざるを得ないのだが、これ、ちょっとどうなんです。委員部も含めて委員長に……

第72回国会 社会労働委員会 第20号(1974/04/24、33期、日本社会党)

○川俣委員 参考人の先生方にはたいへん長時間御苦労さんですが、私はこの雇用保険法案を最初に見て、これはひどいというかむちゃだという率直な感じを受けました。これは非常に研究会、審議会に研究していただいた問題で恐縮なんですけれども、しかし、私たち社会党は、いまの失業保険ではどうしても改正をすべきだという立場に立っておるわけです。このままじゃいかぬという立場です。したがって、たとえば先ほどの御意見にもありましたように、諸外国並みに八割給付という社会党の案がどうしてそんなにむちゃだろうかという一部改正を含めて提案し、あるいは国有林の雇用安定法案なども提案しておる立場から、いま少し、ちょっとくどいようで……

第72回国会 社会労働委員会 第23号(1974/05/13、33期、日本社会党)

○川俣委員 政府提案の雇用保険法案の質疑の最終段階を迎えるにあたって、各質疑者からそれぞれ質問が出て、政府答弁が数々ありました。その中で最終的に確認しておきたい問題だけを取り上げて端的に質問いたしますから、ひとつ確認のつもりで御答弁願いたいと思います。なお、時間的な関係で各関連官庁大臣のあれはできなかったのですが、特に国有林労働者の問題で、林野庁の長官にあとで一つだけ、労働大臣以外の確認をしておきたいと思います。  その第一は、雇用保険法案の施行時に、当面任意適用とされる農林水産業の労働者五人未満の事業主の事業については、早急に強制適用とすべきであると私らは考えていた。その強制適用とする時期は……

第72回国会 社会労働委員会 第27号(1974/05/21、33期、日本社会党)

○川俣委員 この際、日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党及び民社党の共同提案にかかる原子爆弾被爆者援護法案を議題とし、その審査を進められんことを望みます。(拍手)
【次の発言】 ただいま提案されました修正案に関連して、政府に確認しておきたいと思います。  すなわち、過日の国民春闘で弱者救済等で交渉に当たって、関係各位の御努力の結果合意を得た点についてであります。  すなわち、特別手当及び健康管理手当の支給額の引き上げの実施時期を修正により繰り上げて本年九月一日とする場合、特別手当及び健康管理手当以外の政令で定められておる支給額があるわけですが、その医療手当、介護手当及び葬祭料についても同様……

第72回国会 社会労働委員会 第29号(1974/05/23、33期、日本社会党)

○川俣委員 関連質問、というよりも動議的な質問、提案ですが、この優生保護法というのはいま質疑応答されておるように、非常に広範囲で複雑多岐、人口問題から避妊問題食糧問題に至るまで、非常に幅の広い知識を要求するし、なおきわめて専門的な知識が必要だと私は思います。理事会でも再々やっておるように、本来ならばこれは参考人なり連合審査なり、徹底的に審議を尽くしていくべきだという考え方だったが、しかし会期もこれあり、日雇い健保、結核法等の法案がらみの法案でもあるし、理事会では委員長の確認で各党に審議時間も割り当てて、そしていま急いでこのように質疑応答をやっているのを、私は理事の一人として見ていますと、やはり……

第72回国会 商工委員会 第23号(1974/04/02、33期、日本社会党)

○川俣委員 金属鉱業事業団法の一部を改正する法律案の審議にきょうから入るわけですが、内容の審議に入る前に、提案者の大臣に伺いたいと思います。  というのは、この有限性の資源、石油で大騒ぎをしたわけですが、今度はメタルに来るぞということを私らも数年前から訴えて鉱業政策の確立をお願いしておりましたし、労使あげて国の手だてを期待しておったわけでございます。  そこで、それじゃ一体、非鉄金属産業に及ぼす影響と申しますか、世界的に見て需給の見通しはどうなるのだろうか。大臣は、特にアラブの石油をはじめとして、チュメニばかりじゃなく、海外を大きく雄飛されて見てこられて、これから大臣のこういった有限性の資源と……

第72回国会 予算委員会 第21号(1974/02/23、33期、日本社会党)

○川俣委員 いま北陸、東北一帯、長野の山間部も含まれておりますが、非常に豪雪で苦しんでおります。皆さん御案内のとおりでございます。この物価高、物不足に加えて、この豪雪の重圧というのは、見てみなければわからない。百聞一見にしかずで、幸い衆議院、参議院、両院の災害対策特別委員会がこの地区を見回ってきた。ここで私が一つ感じたことは、いままでにない未曽有の雪の量というのに加えて、冬の間に労働者がいない、男手がない、これが非常に悲惨な面を加えております。  そこで私は、いままでの各先輩議員の論争を聞いてみて、物価高というものに対しては、これはもう勝負ありで、どうにもならない。政府が本腰を入れてやらなけれ……


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第73回国会(1974/07/24〜1974/07/31)

第73回国会 社会労働委員会 第2号(1974/09/10、33期、日本社会党)

○川俣委員 このごろ国鉄の事故が非常に多い、目立ってきたわけであります。そこで、一年前にちょうどこの場所でありましたが、労働組合のほうで危険白書というんですか、こういうところはあぶないですよという内部告発があった。安全闘争ということで順法闘争をされた。その中に国民の足も巻き込まれた。これは一体労働組合のほうがでっち上げて、あぶないところがこんなにあるということを世に発表したのか、それともそのとおりなんだが、当局のほうで予算その他でなかなか思うように安全対策ができないということなのかということで、約二時間ばかり運輸省、国鉄当局とこの場でやりました。  ところが、ことしになって、これは国鉄の労使で……

第73回国会 社会労働委員会 第3号(1974/09/11、33期、日本社会党)

○川俣委員 厚生省に一点だけ、伺いかたがた、確認しておきたいと思いますが、いま各官庁が来年度の予算原案の作成作業に入っておるわけですが、その中で、私はたいへんその段階で歓迎もしたいし、評価したいし、委員会としてはたいへんに喜ばしいことだと思って厚生省に敬意を表しておるのは、いわゆる年金の賦課方式をいよいよ取り上げる、こういう方向づけがなされたことでございます。従来は、いろいろと年金の種類の中にも発生由来がばらばらであるし、基金も過不足いろいろとあって、なかなか西洋式の賦課方式は取り上げるのに困難であろう。しかしながら、昨年、年金で与野党が対決したというよりも、むしろ与党の積み立て方式に対し、四……

第73回国会 社会労働委員会 第4号(1974/10/29、33期、日本社会党)

○川俣委員 物価をどうするのだという声が全国にみなぎっておるわけですが、政局がどうあれ、田中内閣を支持しないのが七一%になろうがどうであろうが、とにかく国民はこの狂乱物価に苦しめられておる。そこで、きょうは、物価高に対処する総元締めの内田長官に来てもらって、片や国民は物価抑制にあきらめを持って、それじゃ所得を少しでも獲得する以外にないという、政治に対する、物価抑制に対するあきらめと所得に対する政府の政策というものとの混乱に入っておるわけですが、せっかくおいで願った内田長官は十分しか時間がないということなんで、それじゃまず手始めに、一体物価の見通しというのをこれから私たちがどう受けとめていいのか……

第73回国会 社会労働委員会 第5号(1974/10/30、33期、日本社会党)

○川俣委員 時間が迫っておりますから端的に伺いますが、きょうはその数百二十六という病院がストに入っておるそうでございます。そこで、国会で決議されたり、あるいは現厚生大臣の齋藤大臣から国会ではっきり約束されたのがそのとおり実施されておるだろうかどうか。百二十六の病院のストの理由をちょっと拾ってみますと、国会で決議されたもの、大臣の答弁とかなり関係があるものですから、時間がないところでございますが、あえて確認だけしていきたいと思います。  五つですが、一つは医療審議会の問題、二つ目は公的病院の病床規制、三つ目は地方の医療機関整備審議会の通達の問題、四つ目は国保の財政調整交付金のアップの問題、五番目……


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第74回国会(1974/12/09〜1974/12/25)

第74回国会 社会労働委員会 第2号(1974/12/20、33期、日本社会党)

○川俣委員 さきの通常国会において雇用保険法案の審議がなされました。衆議院のこの委員会の質問の最終段階で私が労働大臣にいろいろと確認いたしました。その確認事項、かなり長い項目にわたっておりますから、議事録にも正式に載ってございますので、理事会でもその話が出ましただけに、時間の関係でここであの事項をまず再確認をしたい、こう私は思いますが、いかがでございますか。  さらにつけ加えますと、通常国会では雇用保険法案そのものが廃案になりましたが、しかし、考え方は、雇用保険法案を進めるという政府の考え方でもあり、もし雇用保険法案をどうしても進めるということであれば、最低こういう確認だけはして、この考え方に……


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 災害対策特別委員会 第7号(1975/07/03、33期、日本社会党)

○川俣委員 大変申しわけない時間帯にお願いしたわけでございますが、加えてゆうべのきょうでありまして、お互いに疲れておるわけですが、どうしても今回の全国的に降ったひょう――全国的に降ったとはいえ、きわめて局部的というか、集中的というか、二キロ離れた個所がすっかり晴れ上がっておるというような状態でありました。私のところは、小さくて大体ピンポンの球ぐらいの大きさでありましただけに、まずリンゴ、サクランボ、加えてたばこ、全滅というか、壊滅の状態でありました。幸い農林省から早速齋藤さんなり、担当官の皆さんに来ていただいて現実を見てもらいましたが、地元としては大変に心強かった調査でございました。  問題は……

第75回国会 災害対策特別委員会 第8号(1975/08/19、33期、日本社会党)

○川俣委員 大臣の時間を十五分いただいたので、制度問題と国の基本的な行政、この二つの問題を大臣にお尋ねしたいと思います。  今回の当局から報告された八月上旬の災害報告は、ちょうど奥羽山脈の周辺でありまして、山形、秋田、青森と宮城の一部、こういうようになっておるわけですが、私は、この災害を経験して、ちょうど大臣がこの災害の直前に国政調査でお見えになって あの地区をごらんになった機会に恵まれましたので、お手元に災害の写真をお届けしておりますし、さらに、陳情項目は後ほど担当官の方に陳情いたしますこととして、まず、制度問題と行政問題の二つを質問したいと思っておるわけです。  というのは、秋田に三つの川……

第75回国会 社会労働委員会 第8号(1975/03/19、33期、日本社会党)

○川俣委員 きょうは一般行政問題を取り上げる日だというので、理事を通してお願いしまして、いま激増の一途をたどっておる振動障害、通称白ろう病、この問題で許された時間、政府の考え方をただしておきたいと思います。  この委員会では四十八年の四月でしたか、いまから二年前にこの問題を取り上げられてから二年ぶりですが、その間予算委員会なり農林委員会なりで、現在の労働大臣なり林野庁当局の考え方もその都度出されております。  そこで、私は予防、治療、補償という具体的な問題を一々取り上げる時間を持ち合わせませんので、白ろう病になる理由はチェーンソーを使うというもの以外にないので、チェーンソーを使えば白ろう病にな……

第75回国会 社会労働委員会 第13号(1975/04/16、33期、日本社会党)

○川俣委員 午前中の質疑応答も聞いておりましたが、せっかくの年金に国民各層が期待しておるのだが、しかもこの地方選でかなり政府与党の方もPRしておりましたので、私も期待してきのう出てきたのだが、これはもう一遍後半の地方選に行って、話が大分違ったと言わなければだめなのか、あるいはもう少し伺って――というのは、冗談は別にして、今回の年金制度というのは、毎年毎年改めるという自動的な、いわば事務的なというか、大臣がいなくてもできる改正、それからもう一つは、これは事務当局じゃできない制度の抜本的なというか、制度そのものを改正する、こういう二つをいま抱えていると思うのです。  ところが、大臣の答弁を聞いてみ……

第75回国会 社会労働委員会 第23号(1975/06/19、33期、日本社会党)

○川俣議員 私は、ただいま議題となりました日本社会党提案の金属鉱業等年金基金法案について、提案者を代表して、提案の理由及びその内容の概要を御説明申し上げます。  これまでのわが国の鉱業政策は、わが国の非鉄金属資源産業の国際競争力強化のために体質改善を進め、低廉かつ安定的に鉱物資源の供給体制を四確立することに目的が置かれてきました。このため、国内鉱山部門の徹底したスクラップ・ビルド政策が進められるとともに、製錬所の臨海大型化立地、海外資源の開発等が積極的に推進されてきたのであります。  この結果、たとえば鉱物資源の中心をなす銅で見ますと、国内需要は昭和四十五年度の八十二万八千トンに対し、昭和四十……

第75回国会 社会労働委員会 第26号(1975/07/03、33期、日本社会党)

○川俣委員 お互いにゆうべのきようですから、大変に疲労こんぱいのことは十分知っておりますけれども、しかし国会も終わり、当委員会も終わるに当たって、これだけはどうしても質問、というよりも向こうの方で言いたいんじゃないかと思って、気持ち悪がっているんじゃないかと思いつつ私の方で聞いてあげるんです。というのは、約束した期限が来て、何らごあいさつが委員会にないということはこれはいかがなものだろうかと思って、あえて理事さん方にお願いして、与えられた時間に伺いたいと思います。  そこで、いまから三年前に食品衛生法の大改正があったわけです。その際に、食品衛生法ですから当然食品公害というのがその規制の主体を占……

第75回国会 商工委員会 第26号(1975/06/20、33期、日本社会党)

○川俣委員 時間は三十分しかございませんので、端的に地下資源開発について政府の考え方を、これは従来私が登壇させていただいて伺ってまいりましたが、その資源開発に伴って、いろいろと地上物権との競合、障害、これは一応公害と言っているわけですが、そういった面との関係がかなり一方にある。もう一つは、資源開発を優先させるか、あるいは膨大な地上権、土地を必要とするゴルフ場などとの競合の行政指導をどうやっているかという点について、具体的に例示をしながら政府の考え方を伺ってまいりたいと思います。  そこでまず、私は言わずもがなだと思いますが、石油ショック以降はもちろんでありますが、国内の資源の見直し、この資源開……


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第76回国会(1975/09/11〜1975/12/25)

第76回国会 災害対策特別委員会 第5号(1975/12/05、33期、日本社会党)

○川俣委員 私の質問はゴルフ場建設をめぐる諸問題なんですが、大臣にあえてお願いしたのは、ゴルフ場から問題が惹起されるというのはゴルフ場の建設の所管官庁がないという、大変に奇妙な話なんですが、そのとおりなんです。そこで私は、このゴルフ場の問題は二回目ですけれども、前回はこういう問題だったのです。  千葉県に起きたわけですが、千葉県は御案内のとおりエネルギーは九五%天然ガスで賄っておる。しかも、地元から出ておる天然ガスで賄っておる。そこで、資源不足の折から、この天然ガスの開発に非常に力を入れておるということは当然であるが、天然ガスを掘る際、当然鉱業権が起きるわけですが、通産省から認可を得てさて掘ろ……


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第77回国会(1975/12/27〜1976/05/24)

第77回国会 社会労働委員会 第5号(1976/05/10、33期、日本社会党)

○川俣議員 私は、提案者の日本社会党を代表して、ただいま議題となりました建設労働法案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  日本経済は大変な発展を遂げ、今日ではアメリカに次いで、資本主義国第二位の生産力を持つに至っております。ところがその陰には、建設労働者に典型的に見られるように、雇用関係がきわめて不明確な下請や、重層下請が横たわっておるのであります。  三百数十万人を数える建設労働者の多くは、不明確、無責任な雇用関係のもとで、不況の折にはあっさりと職を奪われたり、賃金不払いに泣かされたりするばかりか、常に危険な作業環境にあって、無理な労働を強いられることにより、多くの命……

第77回国会 社会労働委員会 第6号(1976/05/11、33期、日本社会党)

○川俣委員 昨年、いまでは一昨年ですか、ようやく雇用保険法というのが成立を見たわけですが、雇用保険法をめぐる論議がここ数年あらゆる分野で論議されてまいりました。昭和二十二年ですか、日本に初めて失業保険制度ができ上がったものを名実ともに改正する雇用保険法の審議をめぐって、いろいろと附帯決議あるいは各関係委員からの質問等がありまして、その結果、出かせぎ現場における、特に下請業というものからくる賃金不払い、単なる不況というのじゃなくて、下請制度という制度かスタイルか知らぬけれども、そういうものからくる賃金不払い、大臣と私とのやりとりもあったが、朝間に起きてみたら、出かせぎ現場の会社の方がいなくなって……


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第78回国会(1976/09/16〜1976/11/04)

第78回国会 社会労働委員会 第3号(1976/10/19、33期、日本社会党)

○川俣委員 昭和二十九年、日本にチェーンソーが導入された。それは洞爺丸台風で倒れた木の伐採、いわば緊急措置として百台のチェーンソーが導入されたわけです。そこで、この百台の緊急措置として導入されたチェーンソーが、その後林野行政の例の生産性向上、そして合理化の波に乗りながら、ついにいまは国有林で約六千台、実に民有林を入れると二十万台に近いものになってしまいました。そこで大臣、林野庁が言う文明の利器とかいうはかどる機械が、とうとう人の体をむしばんで、ついに人の命を奪う事態になりました。 この委員会で何回となく取り上げましたが、予防、治療、補償、とうてい手だてなく今日になって、そして、ついに国有林の場……


川俣健二郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院33期)

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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 社会労働委員会公聴会 第1号(1973/06/18、33期、日本社会党)

○川俣委員 公述人の皆さんに賛成、反対、明確に率直に御意見を聞かしていただきまして、たいへん参考になりました。  そこで、ただ驚いたのは――驚いたというか、自分で反省したのは、賛成者、反対者ともに、家族給付が、給付が家族と本人とで違っていいんだという考え方自体が非常におかしいという、これは非常に私たち、委員の一人として参考になりました。むしろこうやってみると、この間出た橋本私案の七割というのは、与野党の折衝の結果からあれは出たのではなくて、むしろあの辺が出発点で、こういうような、これは賛成者、反対者ともに御意見をいただきまして、私も非常に自分で恥じておる状態でございます。  そこで、非常に時間……

第71回国会 社会労働委員会地方行政委員会大蔵委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1973/06/20、33期、日本社会党)

○川俣委員 党に割り当てられた時間が参りましたので、一点だけ質問したいと思うのですが、いまの湯山委員の質疑にあるように、年金の調整統合というか、きょうは農林省にも出てきてもらっておるはずですが、地方では非常に混乱をしております。これを知っておるかどうか。というのは、一人がいろいろな年金に入っている、入らせられておる、こういう状態です。というのは、たとえば季節労務者、出かせぎ、一年間に八十万を数える出かせぎがいるわけですが、それが国民年金に入り、農業者年金に入り、そうして出かせぎに来て厚生年金に入る、この状態が非常に混乱のもとになっております。そこで、厚生年金に入っている分をあとでもとへ戻すとい……


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 商工委員会物価問題等に関する特別委員会地方行政委員会外務委員会大蔵委員会社会労働委員会農林水産委員会運輸委員会建設委員会科学技術振興対策特別委員会石炭対策特別委員会公害対策並びに環境保全特別委員会連合審査会 第1号(1973/12/15、33期、日本社会党)

○川俣委員 私は、政府の答弁を伺っていますと、石油危機、絶対量が足りないことははっきりしておるわけですから、これはあえて経済企画庁長官にちょっと伺っておきたいと思うのです。  絶対量が足りないことははっきりしておるわけですが、問題は、先ほども弱い部面をどうするか、どうしても確保しなければならない面をどうするか、節約を大幅にやっていい面に対して政府はどうするか、その辺が国民が聞きたいところであるし、期待しておると思うのです。したがって、私は非常に時間がありませんので、担当委員会でこの問題は何回も煮詰めておるわけですが、いわゆる老人ホーム、児童施設等のいわゆる社会施設、それからもう一つは病院、診療……

第72回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1974/03/08、33期、日本社会党)

○川俣分科員 農林省を中心にした第四分科会に時間をいただいたので、ここでぜひ農林大臣に伺っておきたいことは、いわゆる農業政策が予算にどのように織り込まれているか。というのは、特に私があえて聞きたいのは、予算の一般質問で大臣も聞いておられたと思うのですが、失業保険の改正をめぐってかなり農民が動揺しておる。それは雪国の農民であり、半年土地を利用できない農耕地を持つ農民である。冬場の労働力をどうするかという問題を考えますと、ひとつこの辺で過去にかなり期待された農業政策がいろいろな名前で政府自民党から鳴りもの入りで宣伝されましたけれども、どうもさっぱりこれという農業具体策があまり期待できないというのが……


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1975/02/26、33期、日本社会党)

○川俣分科員 短い時間ですから、まず大臣に、エネルギー資源の開発、いまもいろいろと論議されておりましたが、その中で地熱開発という問題これについて、三十分間ですが、政府の総合的な考え方を伺っておきたいと思う。  その前に、石油ショックでてんやわんややっておるころに、ここに議事録がありますが、昭和四十八年三月二十七日の商工委員会で、地熱開発をどう思うかという質問に対し、時の通産大臣中曽根さんから、こういうように言明されておる。「地熱発電の問題は積極的にわれわれも推進しようと思っておる」云々から、「私は非常に積極的に熱意を持っております。」という言葉で結んで、政府の考え方を、地熱発電というものを公に……

第75回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1975/02/28、33期、日本社会党)

○川俣分科員 時間は三十分ですから、端的に申し上げますが、食品公害というのをこの辺で一遍ただしておかないと……。社会労働委員会でいろいろやっておりますが、農林大臣にもぜひ、農林省と非常に関連しておる問題を、例示的に問いただしておきたいと思うのです。そして聞いてもらいたいし、これからやってもらいたい。  というのは、食品公害というのは、環境汚染、いわゆる不純物が付着して体内に入る。したがって、これは環境を清浄化するしかない。もう一つは、もう一つの方がこれからの問題ですが、そのまま煮たり焼いたり程度で食べる物であればいいのに、加工するというか、いじくり回して、加工過程において不純物が非常に入る。こ……

第75回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1975/02/24、33期、日本社会党)

○川俣分科員 この際に、税負担の公正という観点から、その面にもかなり造詣が深い経歴のある大平大臣にただしたいし、また、こちらの言い分も聞いてもらいたいと思うのですが、事務当局、あるいは災害対策特別委員会ではかなりいろいろと論議されました問題です。いわゆる税負担の公正、取り立てる方です。  国民に支給されるいわゆる予算の使い方については、いままで予算委員会で、福祉手当を初めとして政府の考え方を国民に明らかにされて、それが公正かどうか判断は別として、大体論議されました。そこで、取り立てる方なんですが、豪雪に苦しむ地域の、特に確定申告制度を持たないサラリーマンは、この雪にまつわるいろいろの諸経費をど……



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データ更新日:2023/02/05

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