このページでは野中英二衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。
○野中委員 きょうは常日ごろ尊敬いたしております田中法務大臣をお迎えいたしまして、しかも、高通な識見を持っておられる大臣であり、かつ法曹界におきまして、その該博な御高見は常日ごろわれわれの接するところでございますが、その大臣にきょう質問をする光栄を有し、かつまた人権擁護というものがいかに大切であり、しかもこれが下僚においてどの程度厳重に実施され、あるいは守られているかということをお聞き取り願いたい、そうあれば、私は非常に幸いだと思うわけでございます。 そこで、あらためて再確認の意味において申し上げておきたいのでございますが、憲法十一条に規定されております国民の基本的人権、さらに憲法九十七条に……
○野中委員 きょうは私は、過密と河川と題しまして質問をいたしていきたいと思います。 今日、過密過疎の問題が非常に多くの人に不安を与えていると思います。過密地域にあっては、その悩みも非常に底が深く、多岐をきわめておるわけであります。 なかんずく埼玉県におきましては、全国一の人口増加に悩んでおりますし、この過密の問題が非常な深刻化をいたしておるわけであります。大都市東京に近接する埼玉県南部の市町村、加えて各河川の下流に位するという立地条件、こうした実情にあって、さらに加えて多くの公共事業をやらなければならない。たとえば国鉄武蔵野線の操車場、あるいは東京外郭環状、さらに常磐高速自動車道路、中川流……
○野中委員 本日は、参考人の皆さん方には、貴重な意見を賜わりまして、まことにありがとうございました。 御承知のとおり、特定会社にとどまらず、航空安全というマクロ的な立場においてお聞きいたしたかったわけでございますけれども、人によっては、民間航空労働組合連絡会の立場での意見ではなく、特定会社の意見にとどまってしまったことははなはだ遺憾でありました。 私は、自由民主党を代表して、参考人の皆さん方に二、三御質問を申し上げたいと思います。 まず最初に、井戸参考人に承りたいと思います。 たいへん先生の御意見は示唆に富んだ、私どもがほんとうに足元から見直さなければならぬということを再認識いたしたわ……
○野中委員 質問に先立ちまして、理事会の決定に従いまして五時で質問を終わります。したがって、三十分間はあと次回に回すことにいたします。 まず大臣にお尋ねをしておきたいのでございますが、本センターを設立する、こういうことに相なりましたことは、私どもとしてほんとうに喜んでおる一人でございます。御存じのとおり国民サイドから考えてみますと、公害それから交通事故の問題あるいは物価の問題、これは私は三本の柱じゃないか、こういうときにこうしたセンターをつくっていただくことは慶祝にたえないわけでございますが、いまこれに踏ん切った大きな理由、あるいはまた時期的な問題というものを考えますと、たいへんおそかったん……
○野中委員 前回の質問に引き続きまして質問させていただきますが、きょうの私の持ち時間は三十分でありますから、急いで質問いたします。 前回の質問によって、自動車事故対策センター法案提出の背景が明確になってまいりました。つまり、一つは交通事故の激増、二に交通事故被害者の増加、さらに自賠責保険の黒字等によってこれが提案されてまいりました。自動車事故対策センター法案の基本となるものは道路運送法でありますが、交通安全を総括的に網羅したものは道路交通法であります。道路交通法第百八条の二に規定されている安全運転管理者に対する講習あるいは免許証の更新を受けようとする者に対する講習等、公安委員会が総理府令で定……
○野中委員 私は、ただいま議決いたしました本案に対し、自由民主党、日本社会党、公明党、民社党を代表し、その趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 自動車事故対策センター法案に対する附帯決議(案) 政府は、自動車事故及びその被害者の実態にかんがみ、自動車事故の発生防止と被害者の保護を図るため、次の事項を推進すべきである。 一 自動車事故対策センターの運営にあたっては、広く事故防止対策事業の実施に対し、十分な資金を充当するよう配慮すること。 また、交通遺児等に対する貸付けの金額、条件及び範囲等については、被害者の保護が十分図られるよう措置すること。 二 自動……
○野中委員 私は、自由民主党を代表いたしまして、本修正案について、その趣旨を御説明申し上げます。 修正案の案文はお手元に配付したとおりでございます。 修正の趣旨は、第一に、限られた水域のみを航行する小馬力の小型船舶に乗り組む者に対して、新たにこれらの船舶の航行の実態に見合った限定免許を設けるよう関係条文を改めるものであり、第二に、外洋小型船のうち一定の距離以遠に出るものについて、航行の安全に万全を期するため、一級小型船舶操縦士のほか、機関長として丙種機関士を乗り組ませるよう別表第一を改めるものであります。 何とぞ御賛成くださいますようお願い申し上げます。
○野中委員 ただいま議題となりました航空交通の安全対策に関する決議案につきまして、自由民主党、日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党、民社党を代表いたしまして、私からその趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 航空交通の安全対策に関する件(案) 今日わが国においては、国内定期路線にエアバスとよばれる大型航空機が逐次導入されつつあることを背景として、航空の安全に対する社会的関心が極めで高くなつてきている。 よつて政府は、航空交通の安全に万全を期するため、次の諸点について今後とも所要の措置を強力に推進すべきである。 一、航空保安施設等の整備及び保安、運航、整備……
○野中委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、勝澤芳雄君を委員長に推薦いたしたいと思います。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事の員数は八名とし、委員長において指名されんことを望みます。
○野中委員 きょうは理事会の申し合わせによりまして、たいへん時間を削減されましたので、行けるところまで質問をしよう、こう考えておるわけでございます。 その冒頭に、実は十一月の九日午後一時四十五分ごろ、横浜港東方約八キロの地点の中ノ瀬航路において起きましたLPGガスタンカー第十雄洋丸とリベリア国籍貨物船パシフィック・アリス号との衝突事件について、しかも地球よりも重いといわれる人命を十九柱失い、かつ十四名が行くえ不明となってしまったというこの衝突事件について、現在判明する事故の概要について当局から概略説明していただきたい、こう思うわけであります。
○野中委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、勝澤芳雄君を委員長に推薦いたしたいと思います。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事の員数は八名とし、委員長において指名されんことを望みます。
○野中委員 都市は人間のつくり上げた最も複雑な、最も巨大な作品であります。 人間みずからつくった都市によって、人間の生活が脅かされる存在になっております。自縄自縛というものでありましょうか。これまで多くの学者によって、都市に対するアイデアや新しい計画が、たとえば一八九二年にはE・ハワードの「明日の田園都市」等、次から次へと発表されてまいりました。しかし、人間の持つ技術、人間のつくり上げた体制、人間そのものが都市建設の中に矛盾をさらけ出しておるのであります。 私は、昨年十月に北京を訪れましたが、自転車の多いのに驚いたわけでありますが、さらに日本の自動車に乗るよりもスピーディーなのに驚いたわけ……
○野中委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、下平正一君を委員長に推薦いたしたいと思います。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事の員数は八名とし、委員長において指名されんことを望みます。
○野中委員 過般、総理府総務長官及び運輸大臣、公安委員長あるいは建設大臣から、それぞれ所信の表明をお聞きしたわけでありますが、それを中心といたしまして、二、三質問をしてまいりたいと思います。 まだ総務長官がおいでになっておりませんので、建設省の方からお聞きをしてまいりたいと思います。きょうは建設大臣がおいでになりませんで、中村政務次官がおいでになっておりますが、中村政務次官は、特に交通安全に関しましてはエキスパートでございまして、造詣の深い方でございます。したがいまして、中村政務次官に質問した方が、大臣に質問する以上の答弁がなされるであろう、こういう期待を持っておるわけでございます。 さて……
○野中委員 きょうはお三方の参考人には、御多忙のところわざわざ御出席賜りまして、厚くお礼申し上げる次第でございます。 これから一、二点、参考人の方々に御質問を申し上げたいと思うわけでございます。いまお三方の参考人から承りますと、大体この法案の第二十九条を中心として賛成を賜ったようでございます。御存じのとおり、この第二十九条の業務は、大別いたしますと情報の提供業務、安全運転研修業務、あるいは調査研究業務、この三つに分かれておるわけでございます。 特に損保協会長さんや全共連の常務理事さんに質問をしておきたいのでございますが、この自動車安全運転センターができました場合に、この第一の業務であります……
○野中委員長代理 中曽技術部長、ただいま平田君から申し入れがありましたジャンボ機の予備機数について、昭和四十七年から四十九年までの資料を提出してください。
【次の発言】 次に、小濱新次君。
○野中委員 動議を提出いたします。
委員長の互選は、投票によらないで、下平正一君を委員長に推薦いたしたいと思います。
【次の発言】 動議を提出いたします。
理事の員数は八名とし、委員長において指名されんことを望みます。
○野中委員 ただいま議題となりました交通安全対策に関する決議案につきまして、自由民主党、日本社会党、日本共産党・革新共同、公明党、民社党を代表いたしまして、私からその趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 交通安全対策に関する件(案) 交通安全施設の整備を中心とする各種の交通安全対策の総合的な成果として、近年、交通事故は、減少の傾向にあるが、昭和四十九年においても交通事故による死者は一万一千人余、負傷者は六十五万人余に達しており、憂慮すべき事態は、依然として解消されておらず、今後、交通事故の一層の減少を図り、その傾向を定着させることは現下の国民的緊急課題である。……
○野中委員長代理 これより会議を開きます。
本日は、委員長が所用のため出席できませんので、指名により私が委員長の職務を行います。
交通安全対策に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。勝澤芳雄君。
【次の発言】 次に、美濃政市君。
【次の発言】 次に、紺野与次郎君。
【次の発言】 質問中でありますが、ただいまお手元に配付いたしました名簿のとおり、藤岡参考人が御出席になりましたので、一言ごあいさつを申し上げます。
参考人にはお忙しい折、本委員会に御出席をいただき、まことにありがとうございました。
なお、参考人からの意見聴取は質疑応答の形で行いま……
○野中委員 私は最初に、自動車損害賠償保障制度のあるべき姿についてお聞きしたいと思っておるわけであります。 自動車損害賠償保障制度は、発足以来すでに二十年を経過したわけでありまして、その間、自動車の著しい普及と交通事故の増加に対処しつつ、事故の被害者救済という目的を果たしてまいりましたけれども、社会経済の諸情勢に著しい変化が生じている現在、自賠責保険というものをどういう認識のもとにとらえていくべきか、こういう疑問を持つわけであります。 御存じのとおり、自動車損害賠償保障法の第一条にうたってあるわけでございますが、一体この第一条にうたってある損害賠償を保障するという制度、あるいは後段に書いて……
○野中政府委員 このたび国土政務次官を拝命いたしました野中英二でございます。 わが国の経済は、高度成長から長期安定成長を目指し、大きな転換期を迎えております。国土行政も過密過疎問題、土地、水資源問題及び環境問題等の諸問題への適切な対応が強く期待されております。私はこのような重要な時期に国土政務次官を拝命いたしましたことは、その責任の重かつ大なることを痛感いたしておる次第でございます。 微力ではございますが、大臣を助け、国土行政の推進に全力を尽くしてまいりたい所存でございます。 何とぞ委員各位の格別なる御指導、御鞭撻をお願い申し上げます。(拍手)
○野中政府委員 総理府所管のうち、国土庁の昭和五十一年度一般会計歳出予算について、その概要を御説明いたします。 国土庁の一般会計歳出予算は、千三百五十六億六千百余万円を予定しておりまして、前年度(補正後)予算に比べ七十三億四千六百余万円の増加となっております。 次に、昭和五十一年度予算の重点について御説明いたします。 第一に、新しい国土計画等の推進についてであります。 新たに策定を予定している国土利用計画(全国計画)及び第三次全国総合開発計画による施策の推進及び調整を図るとともに、国土総合開発事業調整費による調整、国土情報整備事業を推進することとし、予算額百二十一億四千二百余万円を予定……
○野中政府委員 このたび国土政務次官を拝命し、中央防災会議事務局長として災害対策の重責を担うこととなりました野中英二でございます。 私は、国土並びに国民の生命、身体及び財産を災害から守ることを目的とする災害対策は、国政の基本であると考えております。今後は、その使命の重大さを痛感し、微力ながら災害予防、災害応急対策、災害復旧等各般にわたる災害対策の推進に全力を尽くしてまいる所存であります。 委員長初め委員の皆様方には、格段の御指導、御鞭撻を心からお願い申し上げる次第でございます。 よろしくお願いいたします。(拍手)
○野中政府委員 昭和五十一年度防災関係予算の概要を御説明申し上げます。 わが国は、御承知のように、風水害、震災、雪害等の災害を受けやすい自然的条件にありますが、これらの災害も経済社会の発展に伴って、ますます多様化しており、時代の推移に即応した災害対策を推進することが一段と強く要請されているところであります。 このため、政府といたしましては、防災基本計画に基づき、防災に関する科学技術の研究の推進、災害予防の強化、国土保全の促進並びに災害応急対策及び災害復興の迅速適切化の諸点について、防災施策を推進することとしておりますが、昭和五十一年度におきましては、次のような予算措置を講ずることといたして……
○野中説明員 六月二十二日から二十六日まで及び七月十日から十二日までの梅雨前線豪雨による災害について御報告いたします。 六月二十二日から九州を中心として西日本地方に断続的な大雨があり、鹿児島県、宮崎県を初めとする各県に、がけ崩れ、河川のはんらん等による被害が生じました。 これらの災害による被害状況は、現在までに判明したところによりますと、一般被害といたしましては、死者三十六人、建物の全半壊、流失百七十五棟、床上浸水三百七十二棟であり、施設関係等の被害額といたしましては、公共土木施設関係約四百四十二億円、農林水産業関係約二百八十二億円、その他の被害を含めますと、総額で約七百四十四億円に上って……
○野中委員 私は、交通安全という立場から、国有鉄道運賃法及び日本国有鉄道財政再建促進特別措置法の一部を改正する法律案に対しまして質問をいたしたいと思います。 まず第一に、交通安全というものがどういうものであろうかということを概略的につかんでおきたい、あるいは交通安全というものを明確にしておきたい、こういう立場から総理府に対して質問を行なっておきたいと思います。 政府においては、今後わが国の進むべき方向は活力ある福祉社会の形成であるとされておりますが、そのような社会では当然人々は文化や自然を求めて大きく流動することであります。そのような国民の活動をささえる一つの手段は交通機関であり、今後交通……
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